【ゆっくり怖い話】怖い話総集編PART54【オカルト】

会社の同僚がなくなったフリー クライミングが趣味の系というやつで俺と すごく仲が良くて俺の方は独身だが家族 ぐるみでの付き合いがあったKのフリー クライミングへの入れ込み方は本格的で 休みがあればあっちの山こっちの崖と常に 出かけていた亡くなる半年くらい前だった か急にけが俺に頼みがあるといって話して きたなあ俺がもし死んだ時のためにビデオ を撮っておいて欲しいんだ趣味が君だけに いつ命を落とすかもしれないので あらかじめビデオメッセージを取っておい て万が一の際にはそれを家族に見せて ほしいということだった俺はそんなに危険 なら家族もいるんだからやめろと言ったが クライミングをやめることだけは絶対に 考えられないとケはきっぱり行ったいかに もけらしいなと思った俺は撮影を引き受け たけの家で撮影したらバレるので俺の部屋 で取ることになった白い壁をバックに ソファーに座った系が喋り始めるえKです このビデオを見てるということは僕は死ん でしまったということになりますまるまる 奥さんの名前ババ娘の名前今まで本当に ありがとう僕の勝手な趣味でみんなに迷惑 をかけて本当に申し訳ないと思っています 僕を育ててくれたお父さんお母さんそれに 友人のみんな僕が死んで悲しんでるかも しれませんがどうか悲しまないでください 僕は天国で楽しくやっています皆さんと 会えことは残念ですが天国から見守ってい ますババ娘の名前お父さんはずっとお空の 上から見ていますだから泣かないで笑って 見送ってくださいではさようならもちろん これを取った時けは生きていたわけだが それから半年後本当にケは死んでしまった クライミング中の滑落による事故しで クライミング仲間によると通常もし落ちた 場合でも大丈夫なように下には安全マット を敷いて登るのだがこの時はそのか予想 地点から大きく外れて落下したために事故 を防ぎきれなかったのだそうだ通や国別式 ともに非想なものだった泣き叫ぶ系の奥 さんと娘俺も信じられない思いだった まさかあの系が1週間が過ぎた時に俺は例 のビデオをけの家族に見せることにした さすがに落ち着きを取り戻していたけの 家族は俺がけのメッセージビデオがあると 言ったら是非見せて欲しいと言ってきたの でちょうど初7日の包容がある時に親族の 前で見せることになった俺がDVDを 取り出した時点ですでに泣き始める親族 これも苦よになりますから是非見てあげて くださいとDVDをセットし再生したブー という音と共に真っ暗な画面が10秒ほど

続くあれ撮影に失敗していたのかと思った 瞬間真っ暗な中に突然系の姿が 浮かび上がり喋り始めたあれ俺の部屋で 取ったはずなんだがこんなに暗かったかえ Kですこのビデオをるということとは僕は 島言ういますまるまる奥さんの名前ババ娘 の名前今まで本ありがケが喋る声に混ざっ てさっきからずっとなり続けているブーと いう雑音がひどくて声が聞き取りにくい僕 を育ててくれたお父さんお母さんそれに 友人のみんな僕が死んで悲しんでるかも しれませんがどうか悲しまないでください 僕はあババ娘の名前お父さん信者死にたく ない死に見たくないよああ背筋が凍った 最後の方は雑音でほとんど聞き取れなかっ たがケのセリフは明らかに撮影時と違う 断末魔の叫びのような言葉に変わり最後け が喋り終わる時に暗闇の橋から何かが軽の 腕を掴んで引っ張っていくのがはっきりと 見えたこれを見た親族は泣き叫びけの奥 さんはなんてものを見せるんだと俺に 掴みかかりけの父親は俺を殴りつけた奥 さんの弟がけ兄さんはいたずらでこういう ものを取るような人じゃないとなめてくれ たおかげでその場は収まったが俺は土下座 をしてすぐにこのDVDは処分しますと 言ってみんなに謝った翌日DVDを近所の 寺に持って行ったら処分をお願いしますと いう前に住職がDVDの入った紙袋を見る やいなやあそれはうちでは無理ですと 代わりにここなら条例してくれるという 場所を教えてもらいそちらに行ったがそこ でも偉いとんでもないものを持ってきたね と言われたそこの主霊媒師によると桂和 ビデオを取った時点で完全に地獄に 引っ張りこまれておりなんで半年ならえた のかわからない本来ならあの直後に事故に あって死んでたはずだと言われ たカ仮想技師とは仮想時に路ないを観察し 遺体が完全に焼けるように随時調節を行う 食料のことをさすすんませんすんません 彼方から間の抜けたようなじ様の声が 聞こえるとっさに半身を起こし壁の時計に 視線を移した午後1時過ぎもうこんな時間 か俺は頭をかきながらキシパイプベッド から降りるそれから上下ジャージ姿のまま 4畳半の仮眠室の扉を開けフラフラとロ前 ホールを歩き正面玄関まで歩いていく昨日 は朝からパチンコで大負けし昼からここに 来たんだがの調整やの掃除をしていると あっという間に夜になってしまい面倒 くさいから酒を飲みながら仮眠室で一夜を 明かしたというわけだ玄関前には木星の第 8車が止められておりその上には棺が荒縄 で縛りつけられている車の傍には近くに

住む岡田のじ様が落ち込んだ様子で立って おりその隣には報徳寺の住職が神妙な顔で 並んでいる俺がこの九州の硬い中にある 小さな西城に不妊してようやく3年がとし ていたおそらく半世紀以上前に立てられた であろうこの古い西上には炉が1つしか なくご遺体の受け入れ仮想骨上げその全て をこの俺が1人で切り盛りしているそう 言うと何かすごく仕事をしているように 聞こえるかもしれないが近辺の集落は過疎 化が進んでいて実際にご遺体が運ばれて くるのは大体2週間に1回くらいのペース だだから普段は仮装場内の掃除とか機械の 調整などをやっておりその他は自由な時間 なで今年還暦でバイ独身の俺は自宅の アパートでボーっとしたりパチンコで時間 を潰したりしているというわけだただ2年 ほど前くらいからパチンコ屋に行く頻度が 増え安月球の俺は等々消費者金融から 借入れまでするようになっていて情けな ことに今はその返済に苦しめられている 東京に嫁いだ1人娘が今の俺のこんな姿を 見たら果たしてどう思うだろうかおそらく はさかし軽蔑するだろうな岡田のじい様の とこははここから1番近い集落で100勝 をしている子供はいない棺に収まっている のは多分山で長らくとこにふしていた奥 さんのきよさんだろうきよがとうと言って しもうたけが報徳じさんと一緒にここに 連れてきたんじゃわすんませがのよろしく 頼んますわそう言うと作業儀姿のじ様は 深深と頭を下げた型通りの手続きを済ませ 俺はじい様と一緒に棺を単価に乗せると火 路の金属扉の前まで移動する豪華な今朝を まとった住職がおかにお経を唱え始めた じい様も隣で慣れないお経を唱えている俺 は仮装路の扉を開くとじゃあじい様 いよいよお別れじゃと言って棺を乗せた 単価をゆっっくり押しながら路ないに収め ていくおおきよお前には本当に色々迷惑 かけたけどなあっちではどうかどうか ゆっっくり休んでくんしいじい様はそう 言うとまた慣れぬお経を懸命にあげ出した ご遺体は個人差もあるがおよそ1時間ほど で綺麗におになってしまうその間俺は炉の 裏で小から中の様子を見ながらバーナーの 調整をしたりする仮装が終了すると遺族に 声かけし別室でお骨揚げの儀式を取り行う これが終わると遺族はコツを持って母大寺 に行くことになるわけだ全てを終えた岡の じ様は住職を伴いコツツを持って報徳寺に 向かった梅雨時の天候は女心のように 移り変わりが激しいその日も午前中は晴天 だったのだが午後から急に雲雪が怪しく なりじ様が帰った後くらいからボツボツと

雨が降り出したロナとホールの掃除機械の 調整をあか終えた俺は仮眠室内にあるジム 机の前に座り缶ビールを飲みながら まったりと時間を潰していたふと壁の時計 を見ると時刻はもう午後7時この西上は 山肌を削り立てられているから普段は ベッド脇の窓から子が見えるのだが今は闇 のベールに包まれようとしているそろそろ 帰るかなと立ち上がろうとした時だっ た突然車のクラクションの音がするこんな 時間に誰だろう仮眠室を出てお前ホールに 立ち正面玄関から外に視線を移すと雨の中 黒のライト版が1台停車しているのが 見えるおいおいこんな時間から仕事なんて 勘弁してくれよ舌打ちしながら見ていると 車から黒いスーツ姿の男が1人降り立ち ホール内に入ってきた男は長身の細身で 世界的ハッカー組織アノニマスの連中がし ているような不気味なマスク外フォークス マスクをかぶっている男の奇妙な風景に 思わず俺が身構えているとここは仮装場で 間違いないかなと当たり前のことを質問し てきた俺は頷くとそうだけどもう今日の 業務は終了したんだ悪いけどまた明日来て くくれるかなと答えたすると男はだがここ は人役装備は整っているんだろうとまた 当たり前のことを質問してくるのでそれは そうなんだけど今日はもう終わりなんだよ 悪いが帰ってくれないかなと今度は少々 きつめに言った男は何かを試案している ようにしばらく無言を通していたがやがて 再び喋り出したあんたにはあんたの事情が あるように私にも私の事情があるのだ あんたの事情と私の事情を天秤にかけると 間違いなく私の事情の方が重要なんだ男の 偉そうな口の聞き方にさっきからイラつい ていた俺はとにかくダメなものはダメなん だどういう事情があるかしらが早く帰って くれと言ったすると男は数歩前に進み俺の 目前で止まるとスーツのうちポケットに 右手を突っ込む驚いた俺は反射的に後ろに 下がった男は安心しろあんたに着替を 加えるつもりはないと言って左手を上に 上げると右手でポケットから髪の束敷きも を出し俺に手渡したそれを見た瞬間俺は たじろいだそれは帯びの1万円札の束 あんたはこれからいつも通りの段取りで 仕事をするそしてたら自動的にあんたの懐 にはその100万円が入ってくるどうだ 悪くない話だろう100万円これだけあれ ば俺の借金はほとんど長消しになる俺は しばらく手に持ったサタとニめっこしてい たが情けないことだが最終的には男の妖精 を飲むことにしたふと見るといつの間にか 男の背後には2人の男たちが棺を抱えて

たっているその男たちも外フォークス マスクをかぶり黒いスーツ姿だ腹をきめた 俺は男に言った分かったじゃあまず仮想 許可書を頼むふふふまさに地獄のさもと いうやつだな許可書そんなものはあるはず がない俺の手続き的な妖精を男は軽く いなす冗談じゃない行政の許可書なしで 仮想したら捕まっちまう早く許可書を出し てくれ声を荒げて訴える俺に男はこう言っ たこれからあんたが棺とその中のものを 後方もなく焼きつくしてしまうとそれらは 全て最初からこのに存在してなかったと いうことになる私たちさえ他に公害し なければなそうかこいつらがこんな硬い中 の仮装場まで足を運んだのも違法な仮装を したいからだったのかそれなら100万円 という高額な報酬も納得できるそれではと いうことで俺は男に言ったそうかだったら 棺の中だけでも確認させて欲しいだめだ とにかくあんたはしの後の言わず私の用意 した棺を仮装してくれたらそれでいいんだ いいなはすでに命令口調だった結局俺は金 の誘惑に負け男の言う通り棺の中身さえも 確認せずに仮装の段取りを始めることにし た単価に棺を乗せる時にはずっしりとした 重みがあったからおそらくはご遺体が収め られているのだろう無理やりそう思って俺 は自分を信じさせたそれから単価を押し ゆっくりの前に移動していくそして金属の 扉を開きいよいよ中に入れようとした まさにその時だったうんドキリとして息を 飲んだ棺の中からカカに人のうめき声が 聞こえる俺は単価を捨てを止めると 振り返り背後に立つ男を睨む男は少し首を かげるようにしながらどうした早く進めろ とせかす俺は再び前を向きどうしたものか と暗いトンネルのようなロないを睨むする とまたううううう今度ははっきりと何かを 懸命に訴えるような男の声がしもぞもぞ 動く音まで聞こえるこの時点ではっきりと 分かったこのの中に入っているのは痛 なんかではない生きている人間なんだサグ は押されて足を縛られている男の姿が俺の 脳内にパッと浮かんだおい早くしないか また背後から男の声がする相変わらず棺の 中からは命乞いするかのような男の うめき声が続いていた俺は再び振り向くと ひ棺の中は痛いではないのかと上ずった声 で訪ねたすると男は棺の中が痛いだと誰が 言ったお前が棺の中のことまで考える必要 はないとにかくお前のやることはただその 棺を中のももとも焼きつくしてくれたら いいんだとまったくどじることなく言う このままこの棺を路ないに入れ込み仮装し たとしたら俺のやったことは立派なさ人に

なるだろうそんなことを想像していると 心臓の激しい鼓動が始まり額からは 生暖かい汗が流れ頬を伝っていくのが 分かるそして等々息苦しさに耐えきれなく なった俺はやっぱりダメだと言ってたまら ずその場にしゃがみ込んで泣きだして しまったしばらくするとまた背後から悪魔 のさきが聞こえてきた今あんたが抱いて いる地獄のような葛藤確かに分からんでも ない誰でも生きている生身の人間を炎で 焼くなどという鬼畜の号はそう簡単には できないだろうただそれはこの棺に入って いるのが全量な市民だとしたらの話だ ところであんたには子供さんはいるのか男 の質問に俺はこっくりと頷くそれではある 人突然何のうちもないあんたの子供が無惨 にこされたとしてこの棺に入っているのが その犯人だとしたらどうかな多分あんたは 躊躇なく犯人を棺もろとも焼こすのでは ないか男の言葉に俺は静かに頷いたそう だろうそうだろうそれが高物親の気持ち だろうでは本当は秘密にしておきたかった のだがあんたには特別に教えてやろう実は 今この棺に入っている男はある著名な国会 議員のドラ息子なんだこいつは東京にある 有名私立大学に通っていて毎日遊びほけて 何不自由のない生活を送っていた半年ほど 前のことこいつは夜水した状態でとある 剣道を車で走っていた時2歳の娘の乗った 馬車を押しながら歩道を散歩していた30 代の女性を馬車もとも跳ね飛ばしそのまま 逃走した母は即死こいつは後日警察に 捕まるのだがなぜか検察は不基礎処分にし たつまりなんらばっせられることはなかっ た理由は飲酒運などしてなかったし母子は 当時歩道ではなく道路の危険なところを 歩いていて跳ねてしまったのもいし方ない ということだったひどいどうしてそんな ことがまかり通るんだ俺がつぶやくと男は 続けたそう思うだろうだがこれがこの国の 現実だ上級国民あんたもこの言葉聞いた ことあるだろうこの一部の特権階級は自分 たちの保信のためなら権力を乱用し法律 さえもねじ曲げてしまい黒も白として しまうだから我々はこのような無法者たち に対して法律に変わり罰を与えるのだ 分かったか分かったならさっさと仕事を 続けろ男の言っていることが果たして全て 本当のことかどうかは分からないでもこの 時の俺はまるで催眠をかけられたものの ように立ち上がり棺から聞こえ続ける 命乞いのうめき声を無視しながら棺を路 ないに収納すると扉を閉じたそれから裏手 に回ると西予版のスイッチを入れ震える指 で天下のスイッチを押すあっという間に棺

は青い炎に包まれた人間というのは本当に 勝手なものださっきまではそんな大それた ことできないとしゃがみ込んでいたのが 一度正義という大義名文を与えられると 簡単に地獄のスイッチさえ申してしまう その時なぜか俺は未だに戦争というものが なくならない理由がなんとなく分かるよう な気がした棺から初め聞こえていた苦しげ なうめき声がやがて電車の不快なブレーキ 音のような普通な叫びに変わっていった 叫びは少し小さくなっていくすでに棺は無 悲な炎に焼き尽くされており中にいた人 らしきものが網の上で焼かれるスメのよう に今まさに半身を起こそうとしていたその 時だ俺は見てしまった青白い炎に包まれ 半身を黒焦げにした異のものが大きく2つ の瞳を見開きじっとこちらを睨んでいるの をひ俺は小さく悲鳴をあげると思わず 覗き窓から目をそらすそして瞳をしっかり 閉じ両耳を塞ぐとその場に座り込み ひたすらおを繰り返すなア仏なあぶなあぶ なあぶなあぶなあぶふと横を見るといつの 間にか隣に男が立っていたそして外 フォークスマスクを被る顔を近づけて耳元 にさく骨だけは残してくれ約束が違うぞ 後肩もなく焼き尽くすんじゃなかったのか 俺の講義に男は続ける安心しろ全て 持ち帰るから理由は2つある1つは依頼者 への証にもう1つはあの忌々しい議員に 送りつけるためだ何せ突然息子が消えた ものだから今頃あいつ慌てふめいている だろうからなふふふ奴の怒りくるう顔が目 に浮かぶ仮装完了後男は言っていた通り 残った骨を全てかき集めてケースに収め後 の2人を引き連れて建物を出ると黒い車で 暗闇の中に消えていった雨はいつの間にか 病んでいた俺は玄関前のエントランスに 立つとポケットに手を突っ込み男の暮れた サタの感触を確認するそしてさっきまでの 悪夢のような出来事が間違いなく現実の ことだったということを改めてひしひしと 実感してい た数年前職場で体験した出来事ですその頃 僕の職場はトラブル続きで大変に荒れた 雰囲気でした普通では考えられない発注 ミスや工場での人身事故が継ぎクレーム 処理に追われていました朝出社して夜中に 代謝するまで電話に向かって頭を下げ 続ける日々です当然僕だけでなく他の同僚 のストレスも溜まりまくっていましたその 日も事務所の鍵を閉めて廊下に出た時には 午前3時を回っていました王所長とN係町 2人の同僚と僕を合わせて5人です皆疲労 で青ざめた顔をして黙りこっていました ところがその日はさらに気をめいらせる

ような出来事が待っていました廊下の エレベーターのボタンをいくら押しても エレベーターが上がってこないのですなん でもその夜だけエレベーターの メンテナンスのために通電が止められた らしくビル管理会社の手違いでその通知が うちの事務所にだけ来ていなかったのでし たこれには僕も含めて全員が切れました ドアを叩く蹴る怒鳴り声を上げる全く大人 らしからぬ狼藉の後でみんなさらに疲弊し てしまい同僚のエなど床に座り込む始末 でしたしょうがない非常階段から降りよう 王所長がやがてを消したように口を開き ましたうちのは基本的にエレベーター以外 の移動手段がありません防災の目的で作ら れた外付けの非常階段があるにはあるの ですがホームレスが侵入するのを防ぐため 内部から厳重に鍵がかけられ滅多なことで は開けられることはありません僕もその時 初めて階段に続く扉を開けることになった のです廊下の突き当たり蛍光灯の明りも 届かない薄暗さの極まった辺りにその扉は ありました非常口を表す緑の明りがぼっと 輝いていますオフィス街で働いたことの ある方ならお分かりだと思いますがどんな に雑居ビルが密集して立っているような 場所でも表路地からは見えない四角のよう な空間があるものですビルの壁と壁に囲ま れた谷のようなその場所は昼間でも薄暗く 街灯の明りも届かず鳩とカラスの寝床に なっていましたうちの事務所はビルの7階 にあります気乗りしない気分で僕がまず扉 を開きました重い扉が開いた途端なんとも 言えない異臭が鼻をつき僕は思わず 咳き込みました階段の手すりやスチールの 踊り場がまるで溶けた廊のようなもので 覆われていましたそしてそこから凄まじく 嫌な匂いが立ち上っているのです鳩のだ よこれN女子が泣きそうな声で言いました ビルの裏側は鳩ので追いつくれていまし たまともに鼻で呼吸をしていると肺が潰さ れそうですもはや暗闇への恐怖も後回しで 僕はスチールの階段を降り始めましたすぐ 数命向こうには隣のビルの壁があるまさに 谷のような場所です足元が暗いのも もちろんですが手すりが腰の辺りまでの高 さしかなくものすごく危ない足を踏み外し たら落ちるならまだしも壁に挟まって中利 になるかもしれない振り返って同僚たちを 見るとみんな一様に暗い顔をしていました こんなついていない時に微笑でいられる やつなんていないでしょう自分も同じ顔を しているのかと思うと悲しくなりまし た [音楽]

靴底が金属に当たる乾いた靴音を響かせ ながら僕たちは階段を降り始めました僕が 戦闘になって階段を降りましたすぐ後ろに N女子S王所長N係町の順番です足元に 全く光がないだけにゆっくりした足取りに なりますみんな疲れきって言葉もないまま 6階の踊り場を過ぎたあたりでした突然 背後からささやき声が聞こえたのです 唸り声とかうめき声とかそんなものでは ありませんよく映画館なんかで隣の席の 知り合いに話しかける時のようなおこし 小声でぼそぼそと誰かが喋っているその時 は後ろの誰か署長とかり長あたりが会話し ているのかと思いましたですがどうも様子 が変なのですさやき声は一方的に続き僕ら が階段を降りている間も止むことがあり ませんところがそのつぶやきに対して誰も 返事を返す様子がないのですそしてその声 に耳を傾けているうちに僕はだだ背筋が 寒くなるような感じになりましたこの声を 僕は知っているかり長や所長やSの声では ないでもそれが誰の声か思い出せないの ですその声のまるで念仏を唱えているかの ような一定のリズムぼそぼそとした陰気な 中年男の声確かによく知っている相手の ような気がするでもそれは決して夜の3時 にくらい非常怪談であって楽しい人物で ないことは確かです僕の心臓の鼓動は だんだん早くなってきました度だけ足を 止めて後ろを振り返りましたすぐ後ろに いるN女子がきょとんとした顔をしてい ますそのすぐ後ろにS署長と係り町の姿は 暗闇に紛れて見えません再び階段を降り 始めた僕は知らないうちに足を早めてい ました何度か鳩ので足を滑らせ慌てて 手すりにしがみつくという危い場面もあり ましたがとてもあの状況でのんびり 落ち着いていられるものではありません5 回を過ぎ4回を過ぎましたその後2人で 背後から信じられない物音が聞こえてきた のです笑い声さっきの人物の声ではあり ませんさっきまで一緒にいたえ係り町の声 なのです頂上現象とかそういったものでは ありませんなのにその笑い声を聞いた途端 まるでバケで水をかぶったようにどっと 背中に汗が吹き出るのを感じましたN係長 はコモで鳴らした人物ですすごく便が立し 切れ物の栄養マである人物なのですが事務 所ではいつもブスっとしていて笑った顔 なんて見たことがありませんそのかかり長 が笑っているそれもすごくニュアンスが 伝えにくいのですが子供が笑っているよう な無邪気な笑い声なのですその合に先ほど の中年男がぼそぼそと語りかける声が 聞こえました中年男の声は細細として陰気

でとても楽しいことを喋っている雰囲気で はありませんなのにそれに答える係り長の 声はとても楽しそうなのですかり町の 笑い声と中年男のさき声がその時不に切れ 僕は思わず足を止めました笑いを含んだN 係り長の声が暗闇の中で異様なほど はっきり聞こえました署長何さっきから誰 と話してるんだ署長の声が答えますその 呑気な声に僕ははみしたいほど悔しい思い をしました署長は状況を分かっていない 答えてはいけない振り返ってもいけない 強くそう思ったのです署長とN係り長は 何事かぼそぼそと話し合い始めましたすぐ 後ろでN女子が苛立って手すりをカンカン と叩くのがやけにはっきりと聞こえました 彼女も苛立っているのでしょうですが僕と 同じような恐怖を感じている雰囲気はあり ませんでしたしばらく僕らは階段の真ん中 で立ち止まっていましたそして震えながら わずかな時間を過ごした後僕は一番聞き たくない物音を耳にすることになったの です署長の笑い声何か楽しくて楽しくて 仕方のないものを必死でこらえている子供 のような華やいだ笑い声なあS君署長の 明るい声が響きますNさんもT君も ちょっとT君というのは僕のことです背後 でN女子が躊躇する気配がしました 振り返ってはいけない警告の言葉は乾いた 喉の奥からどうしても出てきません 振り返っちゃいけない振り返っちゃいけ ない胸の中で繰り返しながら僕はゆっくり と足を踏み出しました神高かく響く靴音を これほど恨めしく思ったことはありません 背後でN女子とSが何かそう断し合って いる気配がありますもはやそちらに耳を 傾ける余裕もなく僕は階段を降りることに 意識を集中しました僕の体は隠しよがない ほど震えていました同僚たちのそして得体 の知れない中年男のさく声は背後に 遠ざかっていきます4階を通り過ぎました 3階へ足の進みは劇的に遅いもはや笑う膝 をごまかしながら前へ進むことすらやっと です3階を通り過ぎ眼下に真っ暗な闇の底 地面の気配がありますしたほっとした僕は さらに足を早めました同僚たちを気遣う 気持ちよりも恐怖の方が先でした背後から 近づいてくる気配に気づいたのはその時 でした複数の足音が4人5人足早に階段を 降りてくる彼らは無口でした何も言わず僕 の背中めがけて一直線に階段を降りてくる 僕は悲鳴を上げるのをこらえながら慌てて 階段を降りました階段の突き当たりには 鉄柵で囲われたゴミの持ち出し口があり そこには簡単なナンバー鍵がかかってい ます気配はすぐ真後ろにありました

振り返るのを必死でこらえながら僕は暗闇 の中わずかな指先の気配を頼りに鍵を 開けようとしましたその時です背後でかか な空気の流れを感じまし た何の音だろう必死で指先だけで鍵を 開けようとしながら僕は音の正体を頭の中 で探りましたとても背後を振り返る度胸は ありませんでした空気がカカに流れる音 呼吸背後で何人かの人間が一斉に息を 吸い込んだそして次の瞬間僕のすぐ耳の 後ろで同僚たちが一斉に息を吐き出しまし た思いっきり明るい声と共になあTこっち 向けよいいもんあるから楽しいわよねテ君 これがねテくテくテくテくなあ悪いこと 言わんてこっち向いてみ楽しいふふふねえ これこれほら悲鳴えるのがやっとでした声 はどれもこれも耳たぶの後ろ数CMの ところから聞こえてきますなのに誰も僕の 体には触ろうとしないのですただ言葉だけ で圧倒的に明るい楽しそうな声だけで必死 で僕を振り向かせようとするのです悲鳴が 聞こえました誰が叫んでいるのかとよく耳 を済ませば僕が叫んでいるのです背後の声 はだんだんと競争的になってきてほとんど 意味のない笑い声だけですその時手のひら にがちゃんと何かが落ちてきました重くて 冷たいものでした鍵です僕は知らないうち に鍵を開けていたのでした嬉しいよりも先 に鳥肌の立つような気分でしたやっと出 られる闇の中に手を伸ばし手合士を押し ますここをくぐればほの数メ歩くだけで表 の道に出られる一歩足を踏み出したその時 背後の笑い声が来りと止まりましたそして 最初に聞こえた中年男の声が低いはっきり 通る声でただ人 おいとりあえず子供の頃の話今は都会へ 引っ越してきてるんだが子供の頃に村って いうか集落かもしれないに住んでた時の話 オレンチの裏には山があった何の変哲も ないただの山なんだが詳細はそうでも なかったその山は村で呪われていると噂さ れてたんだだから両親や祖父母からは絶対 に行くなと念をされたし俺もさすがに行か なかったんだなんでも山に入るとそれお気 に良くないことが起きるらしいそれか山の 中で遭難神隠しとでも言うのか村では有名 な心霊スポットであり誰も行かない心霊 スポットでもあったでもそんな中一定の 人間だけは山へ行くことがあったそれは いわゆる旅行客おそらくこの村内だけの噂 だったんだと思う山が呪われてい るってのは村には何のお土産屋もないし 正直言ってなぜにこの村に旅行客が来るの かそれが何とも疑問だったそして山へ行く ことも疑問だったしかしだ旅行客は山へ

入って何も起きなかったかのごとく降りて くるいや実際何も起きなかったのだろう 旅行客が言うには山の奥に廃れた神社が あったそうだ他の旅行客も口口にそう言っ てたから本当なんだろうなと俺も思った 某日学校で友達が山の奥の神社の話を俺に した友達が疑問に思ったらしいなぜ神社が ある山が呪われているのかと俺も言われて 気づいた確かに変なもんだと思ったそこで 友達は提案したんだ山へ行こうってね多分 その時の俺に恐怖心なんてものはなかった と思うなぜなら旅行客は誰1人として何も 起こらず無事に戻ってくるからだきっと 呪われてるなんてのは名神なんだろう俺と 友達はそう結論付けて放課後山へ行くこと にした俺は懐中伝灯虫よけスプレイおやつ を持って言ったあれだな神社でおやつに しようぜって話になったんだ友達もレンチ に来て山へ入ることになったもちろん親に は言わなかったま結局山へ入る時も何の 異変も感じなかったんだ多分気分が牌だっ たからかもしれないが放課後ということも あり紐も沈みかけていたんだこりゃや食う 暇なんてないかなと奪還してた俺と友達は 無事に神社へ着いたでもここに来てやっと 俺たちは公開することになったんだ神社の ちょうど社の奥から何かが覗いている気が したんだそこで俺たちは固まった覗かれて いる気がしただけで実際に覗かれているか は分からなかったんだけど気分が悪くなっ た友達は顔が引きつっていた逃げようと 思いキビスを返そうとしたら体が全く動か なかったやばいと思った呪い子されると 思ったでも体が動かず頭がクラクラする するとどこか遠くの場所 でという音がした金槌を地面に落として しまったような音がしたんだそこで金縛り が解け俺はすぐさま友達の手を引っ張り 逃げ出した途中何度も木根に足を取られた 転びはしなかったが転んだらおしまい だろうと思ったふと気づいたさっきまで ほかにまだ明るかった空が闇に包まれて いることに恐怖心は肥し異変に気づいた後 から何かが追ってくるように感じたいや 追ってきていたガサガサと草をかき分ける ようにに確実に俺に近づいていた追いつか れたら死ぬと直感した後ろをちらと見たん だそこには見るもおぞましい謎の黒い猿が 追ってきてたんだ目がちばしっていた死ぬ 死ぬと思いながらなんとか山から抜ける 黒い猿も追ってこなかったはあとため息を ついて震える手足でなんとか家に帰ったと いうか家はすぐ目の前だったしなその夜家 のみんなはなぜか暗かった特に祖母は何か ブツブツ呟いていたお京だったかもしれ

ないもしかしたらバレたかと動揺したが別 に何も言ってこなかった飯を食い終えると 電話が来た俺は未だ山での恐怖を忘れられ ず母から離れなかった電話の内容も聞こえ たそこでアゼとしたんだ電話をかけてきた のは俺が山へ一緒に行った友達の母親から だったまるまるが家に帰ってきていない そちらにいないかとのこともう何がなんだ か分からなかった俺が恐怖で山を走り降り ている時手を握っていた友達はいなかった んだつまりどういうことか友達は山で 神隠しにあったそれも俺のすぐ近くで俺は 何も言えなかった母が知らないかと聞いて きても知らないと返答したとんでもない 嘘つきだった俺は電話は終わった友達の母 は泣いていたそうだ罪悪感が俺を包んだ今 へ戻るとばあちゃんが俺を睨んできた そして開校1番に山へ行ったのかだった俺 はなぜかういてしまったそうせざを得ない 気がしたんだするとばあちゃんは老体と 思えない素早さで俺に飛びついてきたどう して入ったあそこは呪われているお前は 疲れた時期取りに来るぞそうばあちゃんが 言った取りに来るとはあの猿のことなの だろうか俺の恐怖心はマックスだったお前 の友達も言ったんだろうその友達はお前の 身代わりになったそこで俺は気を失った 友達が身代わりになったと聞いて目の前が 暗くなったそれからえ至る俺には何の異変 も起きなかったのが幸いである友達には 謝っても謝りきれないほどだ呪われている 山その山と村には1つの関係があった住ん でいた村は昔一食の村だったそうだ今と なってはそんなものは名神に近いが はっきり言うと呪われているのは村の人々 の方だったつまり俺も人食い人種の汚れ たちを今な国引き継ぐこの村は神聖な神社 にとって嫌われているどういうことかばあ ちゃんに聞いたところ山の神社の守りが強 すぎるそうだあんな廃れているようでも 効力は顕在らしいつまり呪われている人々 があんなところへ近づけば良くないことが 起きるのは当たり前だから旅行客には異変 はなかった友達は俺の代わりとなり俺には 異変が起きなかった結末はこうだった最初 から山など呪われていなかったあの猿の ようなものは山神か何かかもしれない俺は 正月やお盆でも村に戻ろうとは思わない 多分次に行ったら本当に死ぬかもしれない から友達の家族は12年ほどしてパタパタ と死んでいった家族にも影響与えてしまっ たのかもしれ ない大学生になって初めてできた彼女が ドライブに行きたいって言うから俺は 夏休みに免許合宿に行って車の免許を取っ

た大学費用や家賃なんかは親に出して もらってるすかじりだが車だけは自分の金 で買わないと行がつかないと思って週3で 働いてる飲食店の給料で中古車を買った 普通車は価格もそうだけど税金もかかると 聞いたから経営彼女が買い物大好きだから 物を詰め込める大きめの軽自動車がいいと 思って40万くらいのかったまあ何か不が あったり気に入らなかったら最悪親を頼れ ばいいとかそんな不抜けたこと考えてた から気軽に選んだんだけどどうにもその車 に引かれていたように今なら思う納車して 待をぶらりとドライブしてみたがなかなか に乗り心地はいい走行距離はそこまで走っ てないしむしろなんで前の人はあまり走っ ていないのに売ったんだろうとか考えたが 金に余裕がある人はすぐ乗り換えるから すぐにどうでもいいかと切り替えたそして ついに彼女を乗せてドライブをする当日俺 はジャジャンと自慢の愛紗を彼女にお広め した系だけどそれでも彼女は何気なしに それこそつぶやき程度だった念願の ドライブデートを叶えてくれたのが 嬉しかったのか笑顔で俺の方を叩いてきた すご頑張ったじゃんまあね初日は俺が運転 に慣れていないことを考慮してもらって 県内のショッピングモールとか彼女が行っ てみたいと言っていた評判の飲食店に 遠乗りしたそんなほとんどいつもと変わら ないデートだったけどやっぱり行動範囲が 広がると俺も彼女も楽しかったしかし そんな甘酸っぱい日は長く続かなかった 納車して2週間もしないある日いつもの ように車で彼女を迎えに行った時彼女が 乗車してしばらく対位のない話を広げてい たんだけど突然彼女がみたいな反応をして 女子席のシートから少しお尻をずらして下 を見ていたどったの髪の毛彼女の言葉は心 なしか冷めたかったその理由は彼女がおで もつまみあげるかのように拾い上げた かなり長めの髪の毛のせいだ当然俺はその 髪の毛に心当たりがなかったのでまるまる 彼女の名前のじゃないのと言い返したが 見事なまでに色も長さも異なっていたので 俺は何も悪くないのに冷やせを書いた長さ も色も違うんだけど彼女がここまで不機嫌 になったのは付き合ってから初めてだった ので俺はオロオロしながら本当に知らな いってとなんとか怒りを沈めようと弁解を 始めるが彼女は完全に機嫌を損ねたのか ふんとそっぽ向いて車を降りて家に帰って しまった残された俺は顔を多ようにうれ ながら去り際に彼女が投げ捨てた髪の毛が シートに落ちているのを見つけ忌々しく 睨んだ店員の神かなんて考えたが俺の担当

をしてくれた従業員は男性だ彼女以外に 女性を乗せたことはないし男友達にこんな 髪の長い奴はいない考えれば考えるほど その髪の毛の持ち主が分からなかったなん となくつまみあげてみるが艶がなく痛んだ ような質感だったのでなんだか気持ち悪く すぐに社外に投げ捨てたそしてまさか他に も落ちてないよななんて考えた俺はシート を倒して女子席や後部座席なんかをくなく 調べてみる機構に走ってみたがいいことな のか見つけた1本以外には見当たらなくて 安心したそれで車に乗ったまま彼女に 謝ろうと電話したんだけど数十秒鳴らした 後にようやく彼女が出たからあさっきは ごめんでも本当に神は心当たりがなくて って一方的に話してたらどうにも彼女の 反応が何も感じられずに違和感を覚えたあ ってる途中にスマホを耳から話して画面を 確かめるが確かに彼女の通話状態それなの に耳に当ててもしもしって問いかけても 雑音の一切が聞こえなかった最初は相当 怒ってるんだなって思ってたんだけどそれ にしては静かすぎて帰って不気味だった 聞いてる本当に髪の毛には心当たりない から正直なところ俺にやしいことがない からさすがに無言はむっときただから最後 には言いたいことだけ言って通話を切って やったんだが切った瞬間に彼女から LINE通知が来ていることに気づいた 開いてみるとなんで何も喋らないの嫌がら せって内容のメッセージだったので俺は頭 の中がクエスチョンだったもう一度今度は LINEの方で電話してみると普通に彼女 が出たので俺は今さっきまでめっちゃ喋っ てたことを伝えたしかし彼女の主張では俺 から電話がかかってきたので出てみると数 分間ずっと無言だったから気持ち悪くて 切ったという互いが無言だったとの主張が ぶつかったせいでいい争いみたいになると 俺は髪の毛の一件を蒸し返してまるまる ってそうやってすぐ決めつけで言いがかり つつけてくるよなと強く言ってしまった 言ってすぐ公開したが俺の反省より先に 彼女がもういいと一言告げて通話を切って しまったやってしまった俺は頭を抱え ながら謝罪のLINEを送ったが数日間 既読スルーが続いてかなりへこんだ数日後 車で大学に通っているところを見られたの か彼女の友達のしこが俺のとろに来て車 買ったんだってと肩を叩いてきたまるまる がドライブデートしたいって言うから俺が そう言うとしこはニヤニヤした顔をしたの でちょっとイラっとしただがしこは周囲に 気を配った後少し俺と舞を詰めて小声で 女子席にいたの誰と聞いてきた思わずはと

すっときな声が出たがしこはまるまるには 内緒にしとくからとかなり興味心々な 顔つきでにやついていた誰も載せてない けど嘘さっき見たしどう見てもまるまる じゃないし浮気いやマジで乗せてないって 1人だったし俺はこいつマジで何言ってん だって感じだったがしこは何か奪還した ような顔付きでふんと1人で納得してまあ いいけどと俺のことを下げ済むように 流し目で見てどこか行ってしまったしこが 立ち去ってしばらく今のは何だったんだと 呆然と立ち尽くしていたんだがすぐにしこ に俺が浮気していると勘違いされたことに 気づいてわなわな身を振るわせることに なった俺は断じて女子席に誰も載せてい ないがしこが俺が女子席に違う女を乗せて たと彼女に話したらとんでもないことに なるそう考えただけで絶望的な未来が容易 に想像できたすぐに彼女にしこが何か言っ ても嘘だからとLINEを送ったがこれも 後で冷静になればより怪しさを醸している 悪手だと気づき授業中ずっと悶々してた 授業終わりスマホを確認してみるが彼女は 既読すらしていなかったその後かぶってる 講義では席を離れて座るし話しかけても うんとか別にとかどこの江莉香様だよって 感じでずっとぶち面だったのでしばらくは まともに取り合ってくれないと思い直接 弁解するのは諦めることにしたそんな 気苦労が耐えないある日のこと俺は大学の 唯一の男友達であるAを車に乗っけてご飯 を食べに行くことになり4元が終わって場 に向かっていたでさ俺本当に何も心当たり なくて聞いてるか俺は唯一相談できそうな Aに彼女との喧嘩の理由を話していたんだ けどAは駐車場に入って少し進んだところ で急にきたっと止まって正面を見たまま フリーズしたえあいやごめんなんかすげえ の見たからすげえのあそこの車あるじゃん け女子席に血だらけの女座っててマジ ビビった半笑いで話す映が指をさした先に は俺の車がた思わず無言になってしまった が振り絞るようにあの車と念のために確認 するがええわそうそれと再び歩き出して俺 の車の中を覗き込むただ俺の車を覗き込む とあれと不思議そうに首をかしげフロント からそのまま女子席側そして後部を大胆に 覗き込んだあれ誰もいねえAは目をこする 仕草を交えつつ俺の車を一周するように 車内を確認していたこれ俺の車なんだけど いたたまれずに白場するとええわえマジと ちょっとびっくりしていたがすぐに悪い 悪い気のせいだったわと笑ってごまかして たかなり引きつってたがしかもご飯に 向かう時は女子席に乗らずに後部座席に

乗ってたその一件の成果おかげかその晩俺 は課題を手にしながら愛紗が曰つきなので はと思い至ったそういえば購入した際に 担当者が前の使用者が単独事故を起こして その使用者が修理をしてから売却したと 聞いている購入時は気に入らなければすぐ に売るから話半分に聞き流していたが 髪の毛c子が見た女子席の女映画見た女と いずれも幽霊としか思えないああじったな 完全に買い物に失敗したと思った幸い中古 者だからまだ総額は安くついた方だが 初めて高額の買い物をした結果がこれかと 思うとかなり気がめいったそのおかげで 彼女とも険悪になるし最低な買い物だよし 売ろう思い立ったが吉日俺は不幸の元の車 を手放すことに決めたこの際数10万で 買ったこの車が数万で売れても問題ない それに納車してまだ1ヶ月ちょっとしか 乗ってないから半額くらいで売れるかも しれないそんな世間知らずな浅い考えで 世話になった担当者に電話で相談すること にしたのだが実際手放すと決めた途端 後ろ髪身を引かれるぶっちゃけ俺自身は しこやAがいう女を見ていないし何より 普通に快適な車だから欲しいのは当然だっ たそれでも彼女と別れると言った最悪の 事態だけは嫌だったから売ろうと覚悟を 決めたが翌日の抗議の合に担当者に電話 しようとしたら彼女から電話が入ったので すぐに電話に出たもしもしああようやく 彼女が機嫌を直してくれたかそう思うと車 も手放さなくてもいいのではなんて甘い 考えが湧いてなんていいタイミングに電話 してくれたんだと舞い上がってたまるまる 俺の名前君バツバツバツレコードにいるん だけど迎えに来てくれない話したいことが あるのババというのは大学から車まで10 分くらい離れた喫茶店ただ彼女の家からは 遠いし最寄り駅から大学にかけても別方向 にある場所だったからなんでそんなところ にと思ったまあ余計なことは索しないのが 長く関係を続ける秘訣と聞いたことがあっ た俺は特に魔王かずに分かったと了承した 次の講義も入れていたが彼女と天秤に かければ1回休むくらい問題ないこれでも 俺はほとんどの講義を無欠席でやりくりし ている真面目な方だ俺はるんるん気分で 大学の駐車場から車を発信させると彼女の いる喫茶店まで向かった運転の途中また 彼女から電話がかかってきたがさすがに 運転中に出るほど武用人ではないいつどこ で警官が目を光らせているか分かったもの じゃない免許取り立ての俺は至って真面目 なドライバーだったしばらくすると電話が なやんだので心の中で後で掛け直すからと

謝罪しつつアクセルを踏み続けるその道中 ちょっとした視界が悪い交差点に 差しかかった道路の道幅が狭いのも良く ないが下町だからなのかどうにも歩道との 感覚も詰められているように思えて対向者 とすれ違う度に徐行でヒヤヒヤしながら 進んでたそんなおり交差点に突入していざ 曲がろうとした時だったその曲がり角から 結構なスピードで軽ダンプが突っ込んでき たのでとっさにハンドルを切ろうとしただ が俺がハンドルを回そうとした際何か俺の 腕を固定するように白い手が重なって見え た事故る時ってああしなきゃとかこうし なきゃって分かってるんだけど体が反応し ないのな何かスローモーションなんだけど あっという間にすぎるっていうかそんな 矛盾した体感で俺は電柱に車をこすらせ ながら何かの壁に突っ込んで止まった何か やたらと反発する素材に体が収まったと 思ったらエアバッグが作動していたそして 軽自動車だだからか知らないけどそこまで スピードは出してないように思えたのに フロントは結構ペシャンコになってて俺の 足が挟まってるのか動かせなかった後で 救急車が来たら折れてることが分かって すげえ痛くて泣きそうだったのは別の話で ようやく自分が事故を起こしたと分かると 平常心というか方針状態だったのがかなり のパニックになり変わって頭の中はどう しよどうしよてな感じでいっぱいだった 幸い周囲にいた優しい人が何人か集まって 俺を車から引っ張り出してくれたり警察と 救急車呼んでくれたりしてくれたから かなり助かったただ警察とかを待つ間路上 で壁に背もたれて呆然と過ごしていると またスマホが鳴っていることに気づいてむ に出てしまったもしもしやっと出たさっき の電話何誰あの女出る直前に画面を見てい なかったが声からして彼女だったしかし かなり怒っている口ぶりだまるまる君本当 に他にいんのマジありえないわ彼女は一方 的に怒ってたが俺は事故のせいか妙に冷静 に彼女の怒りを黙って聞いていたもう別れ よそして彼女から発せられた絶望の言葉を 受けても俺は黙っていたさよならそう言っ て通話が切れても俺はスマホを耳に当てた まま黙ってた警察か救急者か知らないが サレの音が近づいてくる中俺は自分の自己 車両をぼっと眺めてた運転席側だけへしげ た俺の車俺を引き下ろすために通行人が 女子席のドアを開けたのでそのまま開きっ ぱなしだだがその解放された女子席に人が ポツンと不自然に座っている体のライン からして女性に見えるがその女は俯いて いるせいか長い髪が垂れて表情が伺えない

しかし俺はその女に心当たりがあったしこ が言っていた女子席の女Aが言っていた ちまみれの女どちらも当てはまった女が ゆっくりと俺の方を向いてにやりと微笑む 俺の怪我は右足の骨折で済んだ治るには 大体半年程度だと言われた事故の調所を 取るのに何回か呼び出されたりして事後 処理は面倒だったが生きてるだけでまだ マシなのかもしれないちなみに車は敗者に してもらった自存事故の保険に加入して なかったのも痛かったが入院秘とかの予想 外の出費は親に泣きついたそして彼女とは 事故の後に一応お見舞いの連絡はあったが 結局別れることには変わりなかった俺は 事故に会うきっかけとなったあの呼び出し 電話結論から言うと彼女は俺に電話してい ないと言ってた声も口調も彼女そのもの だったからそんなアホなといぶかしんだが なぜか俺のスマホに通話履歴がなかった まるで前に1度車の中で彼女が髪の毛を 見つけた際の無言電話のようなすれ違い だったそのせいか彼女も君が悪くなったの か俺が復縁の話を切り出す前に別れ話が 確定して完全に俺たちの関係が終わった 事故以来しこやAがいう女は見ていないが 俺が一体その女に何をしたというのだろう まさか中古車を買っただけでこうなるとは 思いもしなかったがみんなはこうならない ように中古車を買う時は気をつけて 欲しいずっと昔のことなんだけど1人で ある海辺の町に旅行したことがある時期的 に海水浴の季節も過ぎていて民宿には俺 以外客はおらず静かな番だった俺は缶 ビール片手に夜の浜辺に出て道路と浜辺を つぐコンクリートの階段に座り海から福お 風を浴びながら波音だけを繰り返すくらい 海を見つめていたそれまでの生活で色々嫌 なことがあってセンチメンタルな気持ちで あれこれ考えていたその時波打際に黒 っぽい塊のようなものが流れ着いている ことに気づいたでかい魚か何かかなと思っ て気楽な考えでその黒っぽい塊に近づいた んだ潮風に混じって腐ったような匂いがし てその正体に気づいたそれは出来死体だっ た察呼ばなきゃいやまずは民宿に知らせた 方がいいかな当時は今みたいな携帯電話も なく公衆電話の場所も知らない海岸なので 俺はどうすべきか迷ったその時その出来 死体が起き上がったのだ全身からボタボタ とよく分からないものを落としながら動く はずのない出来死体が俺の方へ向けて意外 なほどの速さで歩き始めたのだ正直な話俺 は肝を潰したついでに腰も抜かして砂浜に 座り込んだ道路の街灯に照らされたそいつ のあちこちから腐った肉片やらいろんな

小生物がこぼれ落ちているカやらエビやら いたのかもしれないが一番鮮明に覚えて いるのは砂浜の上で跳ねる小魚だった そいつが俺の前に立ったそしてパニックで 動けないでいる俺の口をぬるぬるした指で 強引に開き髪の毛がまばらにしか残ってい ないぐちょぐちょした頭を俺の口の中へ 押し込んだのだ一体どういう仕組みなのか わからないが頭どこか腕も肩も俺の口の中 に入ったひんやりした感触が喉の奥を通り 腹の底へ溜まっていくのが感じられた 時折り硬いものがあった気もするが骨では なく何かの甲殻類だったのだろうかその時 の匂いについての記憶がないのも恐怖で 呼吸が止まっていたためなのかもしれない そいつは物理的法則を無視してずるずる ぬめぬめと俺の中へ入っていく腰当たり まで入ったところで俺は我に帰り必死で 抵抗したとにかく暴れ回った覚えているの はそいつの内部の感触で骨骨もなく豆腐 みたいな感覚だったものすごい不Myを 感じた口音自体が閉じられない下を動かせ ば微妙に酸っぱい味がしたどこまで暴れた か覚えていないいつの間にか俺の記憶は 途切れていた気を失ったのだろう意識を 取り戻した時俺の全身は冷え切っていた 潮風に吹かれ続けたためだ砂浜の上に 起き上がり頭の中が整理されるまで しばらく呆然としていた周りにはあの出来 死体もなくそこから落ちたはずの肉片も 小生物も何の痕跡も浜辺には残ってい なかった夢だったのかと思っただがあの 生々しい感触は戦列に覚えている胸が ムカムカして俺はその場に吐いたたえあの 体験が夢でも耐えがい不快感だ民宿で出さ れた料理を残らず砂浜にぶちまけ涙が滲ん だ目でその土砂物を見ていたその土砂物の 一部が動いたいや一部ではない何か所も 何かが動いている俺は酸っぱい匂いを こらえながら顔を近づけていた胃にまみれ てもがいていたのは何匹もの船虫だった俺 が気絶している間に口から入り込んだのか そんなことがあるのかそれともあれは現実 に起こったことであいつに潜り込んでいた 船虫が胃に残ってしまったのか何倍もの 不快感が俺を貫いたもう吐くもは残ってい ないのに俺は吐き続けたえづきながら俺は いろんなことを考えたが何を考えたのか よく覚えていない内臓が出るほど吐という が本当に内臓を出してしまいたかった出し て洗いたい気分だったそんな俺を懐中伝統 の明りが照らしたそして心配そうに声を かけられた民宿の女だった夜の散歩から 一向に戻らない俺を心配して探しに来たと いう俺は涙ながらに今起きたことを話した

話しながら2回ほど吐いたもう何も出 なかったとにかく俺は民宿に戻りもう1度 風呂に入ったその頃にはさすがに落ち着い ていた風呂から上がると女将が連絡したの か駐在所から来たという2人の警察官が俺 を待っていた俺は警察官に浜辺での体験を 話したがあまり信じている様子ではなかっ たすでに警察官たちは砂浜を確認したが 土砂物以外何の異常もないというのだ夜も 遅いというので警察官たちは引き上げ俺も 寝ることにした異常な体験の後なので 眠れるか心配だったが体力を消耗したため か意外なほどぐっすりと眠った翌朝まだ 心配そうな女に行って朝食は断らせて もらった食べても胃が受けつけなかった だろう俺はもう一度警察官たちと現場を 確認したが出死体の痕跡はやはり何も残っ ていなかった明るい砂浜に立つと咲夜の 記憶に確信が持てなくなってくる船虫 なんていくらでもいるのだ結局俺は泥酔し て浜辺で幻覚を見たことになった缶ビール 1本がことの始まりにされたのだ警察の 対応としてはそんなものだろう文句を つつける気はない俺はそのままその町を 離れた時々思うことがある恐怖体験などで 逃げ遅れたものが精神に異常をきして発見 されるというパターンがあるがそのうちの 何人かは何者かが体内に入り込んだために 精神がおかしくなったのではないだろうか 俺はたまたまなんとか正常を保つことが できたがあれをもう1度やられたらもう 耐えられないだろう変な言い方だが確実に 発狂する自信があるというよりその方が楽 だと思うあれから海には近づけないし潮風 を感じてもあの夜の記憶が蘇当然魚は食べ ていないそして今でも便や大弁に船虫が 混じっていないか不安になる時もある何か のはずみにひょっこりと船虫やら何やらが 体内から出てくるのではないかそれでなく ても汗の代わりに腐った体液がにじみ出て くるのではないか妙な不安が何度も頭を 駆け巡る時がある妄そうだと笑い飛ばし たいでもできないあの歴史体の成分は多分 俺の中にまだ残っていると思うから 今年の3月の終わり頃だったかな俺はいつ ものように更新を楽しみにしながら シャレコはまとめサイトを見ていたその時 オカルト好きおじさんが家に遊びに来てて 一緒になってへえこんな面白い話が たくさんあるんだと楽しく見ていた ちょうど投票ランキングを見ていた時 ちょっと止めて画面を下にスクロールさ せる俺におじさんが言ったこの両面少な なっての開いてくれる俺は言われるがまま カーソルを持っていきクリックしたああ

これね去年ちょっとは話題に登った話で 最後なんかちょっとすれがパロディ化して ちょっと黙ってていつもは優しいおじさん が珍しく険しい表情で言った黙って真剣な 表情で両面少なの話を呼んでいる10から 15分は経っただろうかおじさんが ようやく口を開いた似てるえなんと今日は 高明俺の親父偽名とよし子さんはきめは 旅行で帰ってこないんだろうんまじゃあ酒 でも飲んで何かつまみながら話すかあの 2人がいたらまた変な話オカル時計 ばっかりしてってうるさいからなそう言う とおじさんは勝手に冷蔵庫を開けるとビン ビールとチーズを持ってきて話し始めた俺 の実家が神社なのは知ってるだろう出雲 大社系の神社だ西日本でそれ以上の場所は 勘弁してそれでな自祭とか時々頼まれる わけじゃないその時のうちの神社の 決まり事としてなその土地に骨や死体が あった場合の自治祭のやり方があるわけね 他の神社もやってるかどうかは知らないよ まあ詳細は省くけどとにかく慎重に対処せ にいかんわけよ割と近代の骨屋したいなら まだいいんだよいや良くはないんだが問題 なのは古すぎる骨とか促進物の類いね遺跡 などの多い地域は古代の骨は結構出るし 促進物もごくごくたまに出たりする然な 保存状態のはまずないけどねそこで俺の 親父の話なんだけど終戦からちょっと経っ たくらいの頃ねとある豪商から土地を正置 してたら変なもんが出てきて気持ち悪い から来てくれって言われたのねそれで言っ てみるとその豪商の家の大きな倉に通され たちょうど棺桶サイズの木箱が置いてあっ て蓋が開いてたんだってこんなもんが出て きてな気色悪いったらあせん豪商の言葉を 耳にしながら親父は木箱の中を覗いたんだ アシラさんやないか親父は叫んだらしい中 に横たわっていたものはまさしくアシュラ 像のようなひびたミイラだったらしいまず 通常の人間のミイラを思い浮かべて欲しい その顔の左右両脇に別の人間の切断した首 2つを縫いつけるそして左右の脇腹にこれ また切断された別の人間の右腕2本左腕2 本を縫いつけてあるそんなおぞましい作ら れたミイラだったらしいんだまだあったん かこんな腐れ下が親父はさになりながらも 急いで木箱の蓋を閉めたんだそして見物に したらどうかという豪商の提案を激怒し ながら一括し強欲な豪商がどうしても譲ら ないと言い張るので俺が金払ってでも 引き取ると言い結局大前はえて買い上げた んだそしてあの腐れ調整人がと叫んだ らしいどういうことあまりに恐ろしく現実 離れした話に聞き入っていた俺はようやく

質問することができたもう便のはあと 1/4ほどしか残っておらず俺は代わりを 冷蔵庫から持ってきたありがとうそうそう それでなさっきの両面少なって話に物のべ 天国って出てきたろ時代的にも違う人物と は思うが親父の生きてた時代に君そん らって在日がいたらしいんだ天開教 ってカルト教団作って細細と活動してた らしいこいつがとんでもないやつで教団の 教えとか偽って信者たちと乱行したり最近 巻き上げたりでまあ小物っちゃ小物だった らしいけどねそれでもこいつの仙台か千仙 台の教祖が本物だったらしくいろんな受法 のけけ方とか書いて残してた拠点があった らしいその中に人工的に促進物を作り出し 呪いの道具とする方法みたいのがあって それがさっきのアシュラさんってわけなん だ親父がなんでそんなに詳しいかと言うと 親父の妹がこのカルト今日に感化されて しまって連れ戻すのに苦労した時期があっ たらしいんだそれでキムそんらとも ゴタゴタがあったわけねうんでもそんな 教団も教祖も聞いたことないよなそう だろうでも本当に小さな人気な教団だった らしいよ信者もほとんどが在日朝鮮人とか 中国人だったらしいそのくせやってる受法 とかが危険なものばかりだったと大体ね どの宗教や邪教の秘術とか呪いを見てもね 両面少なアシラさんみたいな生命を冒涜 するような受法呪物ってのはないんだよね 悪魔教でさ赤子とかを捧げるのはある らしいけどそれは一応太鼓や中世からの 伝統であってこの少なとかアシュラのタは 完全に個人で勝手に考えた思いつきのよう な気がするんだよね狂ってるというか逆に そういう素と考えが凄まじい怨念を発する 危険なものを作り上げたんだろうねうん それでそのアシラさんはどうなったの親父 も本当頑固で昔かぎなところがあってさ アシさん引き取った後朝鮮近海に捨てて やる とか言い出したらしくてさその頃キムそん らは消息不明だったらしくほとんど腹だよ ね朝鮮半島に持ち込むにしても検問や入間 でそんなミイラ通るわけないしそれで少し でも近くの海にって今思えば親父も ちょっと狂ってたのかもなそれで知り合い の漁師に頼んで船を出してもらったらしい んだけどそのアシュラさんを積んだ船が今 の囚の正方置きで沈んだらしいんだああ もちろん親父は船には乗ってなかったよ それが今から約50年ほど前かなで分から ずじまと他にもどこかにそんなミイラが ある可能性ってあるのわからんねえ親父も アシュラさんの件以来そういう情報には

神経を尖らせていたらしかったけど等々 新たなそういう作られたミイラの情報は 入ってこなかったらしいよでこれは完全に 俺の推測というか妄想に近いかもしれない けど去年の春頃九州の正法置きで王自身が あってF県を始め囚各地にも被害が出た だろうああれは怖かったなCDラックとか めちゃくちゃになってあと最近軽周発の 韓国行きの高速線や京終西方沖を走る高速 線にクジラのような生物がぶつかるって ニュースが多いだろう怪我人も多数出て あったねあまりにもぶつかる数が多すぎる よねアシさんが沈んでる軽種製法置きと 何か関係があるのかななんてなまさか はははまさかねあと日本神話にもさ天つ国 つってのが出てきてさ天が朝鮮半島か中国 大陸からやってきた牙民族で国つが日本 列島の先住民戦に天が勝利して調定ができ たあくまでも一説という神話もあるし7 世紀に起きた白村校の戦いや秀吉の朝鮮 出平さらに近年に起きた戦争と日本と朝鮮 のエコみたいなものは深くて根強くあるの かもしれないねこれで大体話の内容は 終わりです 10年くらい前になるかな俺は三友大学に かく学生だった週4日のバイトと家賃と 高熱費で消える仕送りでやっと人波の 食い物が食える程度の収入があったそれは 大学2改正のある夏のことだ夏の暑さに 参っていた俺はバイトがない日はほぼ毎日 エアコンの聞いた市民センターで大学の レポートを仕上げるのが日課だったそして そこには地域の公有掲示板という勝手に 張り紙してもいい掲示板があった俺はいつ もその掲示板をチェックしていたというの も高校受験に限っては自信があったので 家庭教師募集でもあればと思っていたのだ しかし外国語一緒に勉強しませんかとか 言ったものがほとんどで家庭教師の募集は あまりなかったそんなある日俺がいつもの ようにその掲示板をチェックするとこんな 張り紙があった7月丸日から丸日の間のの 日でお部屋の片付けを手伝ってくれる方 募集半日5000円から照るババババ田中 加ちょうどその間の日は大学がテスト 終わり直後で休みでバイトも入っていない さらに規制する予定の数日前で都合が 良かった5000円なら規制費用の足しに なるだろうと思い即決すぐさま電話をかけ た掲示板で片付けのお手伝い募集してる ようでそれに応募したくて電話したんです がと言うと男は少し戸惑った感じだったが 少ししてわかりました何日なら行けますか と言ってきたそこで丸行こうならどの日日 でも大丈夫ですと言うと男はじゃあ日で朝

から行けるなら9時からでお願いしますと 返してきたそしてこちらの連絡先や男の アパートの住所を聞いて応募は完了した 電話に出た男は声から察するに30代半ば くらいで少し元気がなさそうだったのは 印象的だった走行している間にに日は過ぎ 約束の日になった天気は海晴で朝でも暑い 日だった田中さんの家クーラーあるといい ななんて思いながら俺は田中さんの アパートに向かった8時50分頃田中と 書いた表作がある部屋の前にたどり着い たと呼びりんを鳴らすと男が出てきたよく 来たねいらっしゃい入って入って男は他人 と話すのが苦手なのか目をそらしながら俺 に挨拶し部屋の中へと入っていった俺はお 邪魔しますと靴を脱ぎ男の後を追った クーラーの聞いた涼しい部屋だったその後 改めてお互い事故紹介した後片付けの 段取りや何を手伝って欲しいかと伝えられ た思いもを持つ時に運ぶ手伝いとゴミを ゴミ捨て場に捨ててくる簡単な清掃という のが俺に求められた役割だったゴミは結構 多くて苦学生の俺が欲しいと思うようなお 宝も数多くあったそれを察したのか田中 さんは欲しいのあったらもて帰っていいよ と言った俺は喜んで古いゲーム屋え本など をもらい持って帰るものは選別し鞄に詰め ていた走行している間に片付けは進んだ 田中さんの部屋はみるみる綺麗になったと いうか最初からそこまで物が多い部屋では なかったのでかなりガランとしてしまった 田中さんはそろそろと言って少し考えた後 はっと俺の方を見たそしてさらに考える そぶりをしてそろそろ終わりにしようかと 言ったそして1日働いたからと1万円の 必殺をくれた田中さんはできれば明日半日 くらい開かないもう少し手伝って欲しい ことがあってと言った俺はあと5000円 もらえるラッキーと思い開拓したそしてお 宝を満載にした自転車で家に帰った次の日 田中さんの家に来ると玄関が空いていた すみません田中さんいますかと言うと奥 からいるよ入ってきてと声が聞こえた俺は 玄関を閉めお邪魔しますと言って部屋に 入った田中さんどこだろうこっちから声が 聞こえたなそう思って奥の部屋に向かうと 田中さんがニヤニヤしながら近寄ってきた 田中さんは今日は半日でいいから 5000円入れた封筒ここに置いとくから と机の上に置いたそしてこっち来てと俺の 手を引っ張り部屋の奥に連れてきた実は この部屋のクインクローゼットの中に重い 海外旅行用のスーツケースがあってそれを 1人で出すのが大変だから手伝って欲しい とのこと田中さんは中から押すから合図し

たら外から思いっきり引っ張ってほしいと 言ってクローゼットの中に入った クローゼットにはジャケットやスーツが かけられており田中さんの姿は見えなかっ た少しして田中さんが引っ張ってといった のでその荷物の取手を思いっきり引っ張っ た少しずつ荷物が動く重い60kmくらい ありそうだするとずっと荷物が抜けたあれ からじゃんクローゼットからバタバタ バタンと音が聞こえる田中さん何度か声を かけたが返事がないバタバタという音が 徐々に消えていくええその時状況が全く 把握できなかったそしてはっとしてスーツ やジャケットをどけた実際ここまで10数 秒だったと思うが何分も経ったような感じ がした田中さんはクローゼットの中で首を 振っていた踏み台をどけたのは俺だった すぐに下ろそうとしたがロープが固くて 外れない切るも全部捨てた記憶がある正直 パニクっていた田中さんが動かない下ろさ ないと太いロープだハミじゃ無理どう しよう隣人に助けを求めたのは1分以上 経った後だったそれから救急と警察が来て 1日事情聴取実家からは親が来てなぜか 号泣された田中さんは救急車で搬送された が下ろすのに時間がかかりすぎその日の うちに病院で亡くなった遺品はほとんど なかったた綺麗なもんだいっぱい片付けた から結局俺に渡そうとしていた封筒に 5000円札と一緒に一緒めいた神が出て きたリストラにあったこと妻が他の男と 逃げたこと借金があったことなどが書かれ ており最後に俺君には迷惑をかけたなど 書いていたためなんとかじ女の疑いも 晴らすことができたそして事情を理解した 警察が一時期応酬していたその5000円 もくれた結局じ津に際して新編整理をした かっただけそう思っていたその1週間 くらい後昔田中さんと縁を切ったという 田中さんの姉が来たそこには自分にとって 嫌な真相があった田中さんは某宗教の熱心 な信者だったそれが原因で家族と仲した らしいその宗教ではじすると地獄に落ちる など言われているそこで死にたいけどじつ はダメだから今回のような方法で死ぬこと を選んだらしいそして最後にこれ少ない けど迷惑かけたからと10万円遅れた田中 さんの解釈だと俺は一したことになるのか 俺は11万5000円で地獄行きなん だろう [音楽] か小学生の頃両親が離婚し俺は母親に 引き取られ母の実家へ引っ越すことになっ た母の実家は東北地方のある町でかなり さびれている家もまで町にお店は小さい

スーパーが1件コンビニもが1件あるだけ その町の小学校へ通うことになったが全 学年で20人弱同級生は自分を含めて4人 しかいなかった越してきて1年半ほど経っ たある日1学年上の子にいじめられるよう になった原因は何だったか思い出せない まあ大したことじゃないと思うとにかく その子のことが大嫌いでいなくなって 欲しかったその時首刈り自蔵のことを 思い出した首狩り自蔵のことは越してきた 時にじいちゃんに教えてもらった小さな 公園の奥の林の中にある首の内3体のお 地蔵様絶対にお供え物をしてはいけないと 言われた理由は教えてくれなかったが越し てきてしばらくして同級生に教えてもらっ たこのお地蔵様にお供え物をしてまるまる おこしてくださいとお願いするとその相手 をこすことができる首刈り自蔵にお願い しようそう思った週1回のお弁当の日お ぎり2つを食べないで我慢して学校の帰り に首狩り自蔵にお供えしお願いしたそのの 夜寝ていると足音が聞こえ たと鎧を着て歩いているような音足りない そう聞こえたああそうかお地蔵様は3体 だったおにぎりが1つ足りなかったか翌朝 おにぎりを1つ持って投稿した投稿途中に ある首狩り地蔵の元へ行くと2つの おにぎりはそのままある持ってきた おにぎりをお備えしようとするとこんな クソがきが何やってんだと怒鳴り声が 聞こえる後ろから顔見知りのおじさんが 走ってきて思いっきり殴られた引きずる ように自分の家に連れて行かれじいちゃん ばあちゃんに怒声で何か言い帰っていった 夕方になるとたくさんの大人が家やってき たじいちゃんばあちゃんはとにかく謝って いる東北弁がきつく何を言ってるか分から なかったが俺も一緒になって謝った とにかく大変なことになってしまった らしい何日か話し合いがされうちは村八部 ということになった首刈り地蔵にお供え物 をした一家は村部昔からそうらしい実際村 八部がどういうものか知らないけど予想 以上だったかもしれないうちの人間とは 一切会話が禁止されスーパーコンビニで何 も売ってもらえなくなり母は町の病院で 看護師をしていたが解雇され俺は学校に 通わせてもらえなくなった母と一緒に町 役場に抗議しに行ったが話を聞いてもらえ ないどうにもならないここではとても生き ていけない東京にでも引っ越そうと話した がじいちゃんばあちゃんはここを離れたく ないという生まれてからずっとこの町で 過ごしてきた死ぬ時もこの町で死にたいと 自分たちは大丈夫だから2人で東京へ行き

なさいと母はかなり心配していたがここに いては俺は学校へ通えないし母も働く ところがない生活がまともにできない母と 俺は東京へ引っ越すことにした実家には豆 に電話をし食品など荷物を送っていたが しばらくして電話線を切られたらしく電話 が通じなくなった町に買い物に出た時に 公衆電話でこっちにかけてくる以外は手紙 が連絡手段になってしまった規制した時 電話線を直そうと言ったがじいちゃんたち はこのままでいいという多分他にも何かさ れていたと思うけど何か全てを諦めている というか受け入れているというかそんな 感じだったそれから何年か経ち俺は高校に 入学した高校生になってもあの町のことが 頭にあったとんでもないことをしてしまっ たとかじいちゃんたちに悪いことをしたと かそういう理由ではなくあれ以来あの足音 と声が未だに聞こえるからだ別に何か 起こるわけじゃないただ聞こえるだけそれ でもやはり不気味でいい気分じゃないある 日運送会社から電話がかかってきた実家に 荷物を送ったが何度言っても留守だと嫌な 予感がしたというよりも半分ぐらいそうな んじゃないかと思っていた何かあれば電話 をしてくるはずなのに何度言ってもルス すぐに実家に行くことになった家に着いた のは夜遅くなのに家に明りはないを叩くが 応答がない玄関は引き戸で簡単に外すこと ができるドアを外し一歩家に足を踏み入れ た瞬間に確信したものすごい腐臭がする母 を見ると少しおえを漏らし震えていた中に 入り明りをつつけるどこだろう寝室かな 玄関を入り右へ進んだ突き当たりが寝室だ 寝室へ行く途中の左の部屋の襖が開いてい たぶつだちらっと見るとばあちゃんが浮い ていた首をっているじいちゃんは同じ部屋 で布団の中で死んでいた母は子供のように 泣いたとりあえず外に出ようと言っても 動こうとしない警察を呼ぼうとしたがまだ 携帯が普及し始めた頃でそこは圏外だった ので最寄りの交番まで歩いていったじい ちゃんは拍子ばあちゃんはじつと警察から 説明されたじいちゃんの後を追ってばあ ちゃんがじつをしたそういうことらしい 葬儀はしないこととしお坊さんを霊安室に 呼んでお経をあげてもらい仮想した家に 帰る日写真などを持って帰りたいから実家 に寄ってから帰ることにした財産はこの家 以外に何もないから相続しないらしいこの 町に来るのはこれで最後母が色々やって いる間俺は懐かしい道を歩いた学校へ投稿 する道公園でブランコに乗りながら考えた どうしようかもうこの町と一辺の関わりも 持ちたくないこのまま帰った方がいいかで

もあの足音と声があるそうすることこそが この町との関わりをなくすことなんじゃ ないかと思った林の中へ入り首刈り地蔵へ 持ってきたおにぎりを1つお供えした何を 願おう誰をすぐに思いつく名前はなかった 俺は誰をこしたいんだろうこの町の人間 全員をこしてくださいそう願った公園の方 を向くと56人の人がこっちを見ていた 見知った顔もある向こうも俺が誰だかすぐ に分かったと思う俺が近づいていくと目を そらし誰も何も言ってこなかった俺も何も 言わず無言ですれ違った足音と声は聞こえ なくなったあの町の人たちがどうなったの かは分からない首刈り自蔵については母に 由来を聞いたことがあるくらいです母が 子供の頃に聞いた話を10年以上前に聞い たので細かいところは分かりませんおじい ちゃんが生まれるよりもずっと昔首狩り 地蔵は元々首なし地蔵と呼ばれていたそう ですなぜ首がないのかは分かりません とにかくそんな不気味なお地蔵様だから誰 も供え物をして手を合わせる人はいなかっ たそうですがが1人だけ男の人が毎日 供え物をして拝んでいましたある日その男 の人がこされてしまいます犯人は結局 見つからなかったそうですがその男の人の 母親は諦められず息子に代わり毎日首なし 地蔵にえもをし息子をこした犯人をこして ほしいとお願いしたそうです何日か経ち また2人の死者が出ました1人は首を閉め られてもう1人は首を切られてこされてい ました普通なら連続さ人だと思うんですが この町の人たちはこされた2人があの男の 人を子した犯人で母親の願いにより首なし 地蔵にこされたと信じましたそれ以来首 なし地蔵に供え物をして拝む人が増え何人 かの人が亡くなりましたそれによりいつの 間にか首なし地蔵は首狩地蔵と呼ばれる ようになったそうですこのままじゃいけ ないということになり首狩り自蔵に供え物 をすることは禁止され供え物をした一家は 村八部ということになったそうです俺が 知ってるのはこれだけ です俺が体験した話友人Aがよく自分の 部屋に遊びに来ていたのですがその友人に 初中夜のドライブに誘われていましたいつ もそいつとのドライブは楽しかったです ある日友人Aに今日はまるまるの方面に 行こうと誘われ2人っきりで夜のドライブ に行くことに友人Aの車に乗り込みい出発 その日の行き先は山というか峠を超えた 集落方面集落って言ってもまあ人が3回し て住んでる感じの場所その集落方面に行く のは初めてでしたそこは田舎なんでただ 通りすぎるだけその集落を通り過ぎ魚民の

住む集落につがる剣道の入り口に着きまし たその剣道はアスファルト舗装されてい なくなんか土の道路みたいな感じ幅も車1 台通れるぐらいで街灯なんかない道峠道な なので坂を登ることになりましたその剣道 を登り始めた時から急に霧がかかってき ましたその状況か友人Aは運転に集中し 始めさっきまで賑やかだった車内は浜崎歩 の音楽のみ流れていました途中隣のとの中 に出てきたようなバス停がありましたおい こんな参道なのにバス停があるよ家なんて ないのにAは運転に集中しているため かまっていましたそのバステを過ぎた後 廃屋とかした洋館がその道路沿いに何件か 立っていました俺的には昔あの洋館に人が 住んでてバス停が必要だったんだなんて 1人で納得してたんですがそんな感じで峠 に差しかかった時新しくアスファルトに 舗装された道に出ました俺はアスファルト を見て人安心またさっきまで霧がかかって いたのに急に霧が晴れましたその アスファルトの道はTジみたいな感じに なっており道路の案内版が立っていました 右はまま帰り道方面左はまるまる町西城 やっと知ってる名前まるまるの名前が出た 右折して帰ろうぜって思っていたらAは なぜか左折しましたなんで西上方面行くん だろって不思議に思いAに聞いてみました すると最上って何するところなの最上って 人の死体を燃やすとこだよえAはすぐU ターンしてまるまる方面へその後国道に出 て自分たちが住んでいる下宿先方面へ帰っ て行きました年半後大学3年生になった俺 は車の免許も持ち車も買って勉強部活 バイトとなかなかリア充な生活をしてい ました彼女はその時いなかったんだけどね ある日友人Bからこの日は暇か暇だったら ドライブ行こうと誘われその週の土曜日は バイト5時からだからそれまでだったら暇 みたいなことを言って土曜日にドライブに 行くことに土曜日になって適当に友人Bと 昼間にドライブをしていたら1年半前に 行ったあの剣道前に着きました俺は 懐かしいと思っていましたBはこの道を 通ったことあるのあるよ2年前に来たこと あるなこの道ってアスファルト舗装されて ないよねバステもなぜかあるしまあいいや 行ってみよう相変わらずというか幅は 狭かったんですがなぜかアスファルト舗装 されていました1年半の間に舗装された 感じではなく23年前ぐらいに舗装されて いる感じでした俺はおかしいぞという感じ で運転していたんですがあの時のバステと か感はあるだろって思っていましたしかし それもないあっという間に右はまるまる

帰り道方面左はまるまる町西城の案内版が あるところに着きましたお前の話を聞いて おかしいと思ったんだよえ何が俺は2年前 に他の友人とツーリングをしに来たこと あったけど土の道路でもなかったしなんか しいって思ったんだよじゃあ今度Aを連れ て検証しようよ来週のどっかに授業終わっ た後でさおいいねその夜Aに電話して事情 を説明して後日俺abの3人で検証しに 行くことに3日後学校の授業終了後に俺の 車であの道に向かう到着し坂尾登り検証 開始バス停や予感ないよなだからないって 言ってんじゃんいやあの時バステとか予感 なかったよえやっぱないよねそんなはず じゃお前の記憶間違えだってそうだよ俺見 なかったもんうん確かに昔の記憶だったし 記憶間違えしてんのかなそうだよじゃあ 解決したし飯食いに行くかそうだななんか 食前としなかったけどま検証の結果俺の 記憶間違えということにけどなんか納得 いかなかったので検証した後日その道に 通ったことのあるや他の同級生2人ぐらい にも聞いてみたけどバス停や感なかったよ という答えが帰ってきたああこり俺の完全 な記憶間違えだったなって完全に納得した 翌週の週末えと俺はバイト先が一緒で週に 1回ほど1時間ぐらい重なる時がありまし たバイト先ではAはあまり俺に話しかけて くれないので普段は俺から話しかけてい ましたその日は珍しくAから話しかけて くれましたこの前一緒にあの道に行った じゃんねだけどあれって俺の記憶間違え だったじゃん実はさ最初お前とあの道に 行った時俺記憶ないんだよそれってどう いうことあの道に入った時霧がかかってき たのは覚えてるけど次に記憶があるのは お前の最上になんで行くのだったんだよ俺 は最上がどんなところかもちろん知ってた しあんな夜の道で西上方面になんで ハンドルを切ってしまったのかも覚えて ないんだよね証言った時にBの意見に 合わせたのは記憶がなかったからお前の 意見に合わせたいと思わなかったってこと はあの時俺は一体何を見ていたの か中学の自習時間に先生が話してくれた 実態剣団です先生から聞いただけの話だ けど臨場感を出すため語りテオ先生俺とし て書きました10年くらい前俺がまだ大学 生だった時の話同じサークルでよくつんで た友達が2人いた名前はKとH俺とHは 学生用に住んでいてKだけが安アパートで 1人暮らしだったドイツも親は別に金持ち じゃないから仕送りも移植中でカツカツ 程度だったし大学は最後の自由時間って 感じで講義もそこそこ2倍としては遊ぶ

毎日だったよ彼女もいない野郎3人つるん でゲセンやカラオケ行ったり1人暮らしの 系の家で夜通しゲームしたり今思えば受験 戦争から解放放されて精神年齢が逆戻りし たようなアホな大学生活だったそんなある 日いつものように3人でバカ話してるとケ が最近面白い夢を見ると言い出した連続 する夢夢の続きをまた夢で見るのだという それも毎晩見るのではなく数日相手また 同じような夢を見るらしい俺とHがどんな 夢か尋ねるとKは自転車に乗っている夢と 答えた自転車に乗って走ってる夢で夢の中 の系はどこかに行かないといけないと思っ ていてそのどこかを探しているらしい ストーリー性のある夢かと思ってたから 正直つまらねえ話だと思ったよそれのどこ が面白いのか尋ねたらケはペダルを踏む 感覚や景色がすごいリアルで夢と思えない 夢だと興奮していたそれからなんとなくK にあったら夢の話を聞くのが俺とHの日課 になったどっちか片方が聞いたらもう片方 にも伝えるそれでけにあったらもう1度 直接聞いたたりしてなんだかんだでKの夢 の内容は3人で共有する形になっていた 咲夜は残念ながら見なかったなとか昨夜は 海辺を走ったとか薄暗くて参道みたいだっ たとか軽の夢に共通してるのはそれがけ 本人の行動として描かれることと必ず自転 車に乗っていることだった俺たちは面白 がって軽の夢をあれこれ診断しようとし たりした占いや精神分析とかを本で調べて みたり系の過去や思い出を聞いてみたり夢 が現実にある場所かもしれないと系に 心当たりがないか尋ねてみたが景色を リアルだと思うのはあくまで夢の中の系で あって目覚めた時に夢の景色をリアルに 記憶しているわけじゃないということだっ た実態権のような夢を見てるだけで目が 覚めれば夢は所詮夢ってことらしい軽の夢 に異変が起きたのはけから夢の話を聞く ようになって1ヶ月近く経ってからだった 奴はその頃街中を走る夢を何度か見ていて 最初に聞いた時はその延長だと思ったよ 昨夜は線路の横を走った昨夜もそう昨夜も ニ連続すげえ連夜は初めてだなケは2晩 続けて線路の横を走る夢を見ていた町中を 横断する線路で上下日本の線路の両側は 細い道路を挟んで住宅地になっている らしいその線路横の細い道路を自転車で 走る夢だった2番の夢の線路は続いていて 桂和線路隊にどこかへ向かっている途中だ というその時の系はようやく目的地が見え てきた気がすると現実の話でもないのに やけに張り切っていたそれから1週間 くらい俺は課題だバイトだと忙しくてKと

もHとも話す機会がなかった大学で久し ぶりにHに会ったらKの様子がおかしいと いう講義を欠席してサークルにも来なく なり電話で遊びに誘っても生返事新しい夢 について尋ねてもうんまあそれなりに年会 言わなかったらしい後で考えると本当に 直感だったんだが俺はHからKのことを 聞いたその時ものすごく嫌な予感がした とにかく刑に会おうということになり電話 して居場所を尋ねたら友達の家にいると いう外出したくないという系を説得してK の居場所から1番近かったファミレスに 呼び出した俺とHは先にそこへ行ってケが 来るのを待ってたんだけど店に入ってきた やを見て俺は自分の直感が正しかったこと が分かったKはようくらいやれていた目の 下にすごい熊を作って痩せて6に寝ても 食べてもいないようだった俺とHはしる系 を一生懸命説得してこの1週間に何があっ たのか話すように促したけは前置きにお前 らに話をすると本当になりそうで怖いと何 度も繰り返しながらポツポツと話したそれ はやっぱり霊の夢の話だったけが2晩続け て線路横を走る夢を見た後のこと2日間は 夢を見なかったらしいところが次の日から 夢は毎晩やってきて軽の睡眠を脅かした その日自転車で線路横を走る前方には 踏切りが見えてくる次の日踏切り前で電車 が通りすぎるのを待っている自転車に またがって1番前で次の日自転車で踏切を 渡る何度も何度も繰り返し渡る次の日どこ かの路地で自転車を降りて踏切へ歩いて いく次の日踏切を歩いて渡る途中線路の 真ん中で立ち止まる次の日線路の上を歩い ている踏切りを後ろにして線路をまっすぐ 夢が進むにつれてけにはこの夢が何を意味 するのか分かったのだろう夢のことを知る 俺とAには相談できなかったと語った口に 出せばまさ夢になりそうだったからケは 眠るのが怖くなった場所を変えれば夢を見 ないかもしれないアパートを出て友達の家 に転がり込んだしかし夢は毎日容赦なく やってきたほんのちょっとの歌の隙にも 昼夜問わず1日1回必ず正確にリアルに俺 はじつの夢を見ているケは真っ青になって 震えていたこの後は何を見せられるんだ 最後まで見たら俺はどうなるんだもちろん 俺とHには返事の仕様がなかったKによる と夢の中の系は明確な意思を持ってそこへ 向かっているのだという現実の刑2次都 願望はないのだが夢の中のけの自我は淡々 と目的を果たそうとしているのだと俺とH はとにかく反響乱の系を必死でなめた現実 でお前はちゃんと生きていてじつなんか 絶対にしない俺たちが絶対にさせないから

その日の夜ケは友達の家を出て俺たちと 一緒にアパートのケの部屋へ戻った当面は 俺と英知でできる限りケから目を離さない ことにしたからだ俺はその日バイトが夜の シフトでどうしても代わりが見つからず 仕方なくKをHに任せて出かけたHはKの アパートでKを見張りながら一晩過ごす ことになった2人にはは何かあったらすぐ 連絡するよう念押ししていたバイト終わっ ても終電過ぎてけのアパートには戻れず 特に連絡もなかったから俺は両で寝ること にした翌朝7時頃Hから電話があった時俺 は疲れてすっかり熟睡していたHはKは 無事だけど大変なことになったとにかく 早く来てくれという電話で事情を聞こうと したがけをなめるのに手こずっているよう だったケの声もしていたが何を言っている のかよく聞き取れなかった俺は急いでけの アパートへ向かったけは多少落ち着いたの か泣きした目でぐったり座り込んでいた 喋る元気もないようで俺はほとんどの説明 をHから聞くことになったKは明け方に またあの夢を見てしまったらしい夢の中で けの目には一面の青い空が広がっていた 線路の上に仰向けに寝転がって体の下に 近づいてくる振動を聞きながら俺たちは 全員もう時間がないと分かった次の目を見 てしまったら何か恐ろしいことが起きると 思ったケは今確かに生きているがこれは 明らかにおかしいま夢じゃなくてもこの夢 は絶対に異常だそれでけをどこかの神社で お祓いしてもらおうとか精神家で深層心理 調べるとか催眠術みたいなのでKの知ら ない記憶が見えないかとか色々話したけど 俺もHもKもそういうのに詳しくなかった し詳しい知り合いもいなかったから とりあえず自分たちで原因を探ることにし たまだ朝でそういう頼れるかもしれない 場所がどこも空いてなかったのと俺たち 自身が焦っていてとにかく何かして動いて ないと不安だった今度は俺が少水した系を 見ることにして咲夜ネの番をしたHは調査 に出ることになった眠りたくない系は俺と 一緒に軽の部屋やアパート周辺を調べるH はKの生活権周辺の線路への飛び込みじ 知者情報を調べる当時はネット普及前で 調べると言っても駅周辺で聞き込みするか 図書館で分漁るしかない警察にこんなおる とめいた話して何か情報が得られるとも 思えなかったそもそもいつどこで死んだや がけに悪夢を見せているのか当てのない話 だしなでも事件が解明したのは結果的には 新聞を調べたHと警察のおかげみたいな 感じになった俺とKはアパート周辺を うろうろ歩き回っていたKの住むアパート

は駅夜線路からは離れた場所にあった古い 安アパートで外観も仲もおんぼろだった けど2年住んでるけは霊しなんて聞いた ことがなかったケの部屋は1階で裏の駐輪 場に自転車を置いていた自転車にも特に 変わったところはなかった俺の役割は調査 より軽の監視だったフラフラする系を支え て眠らせないよう歩かせる取り止めない ことを延々と話しかけ返事を促し軽の意識 が夢に沈まないように注意した9時に図書 館へ飛び込んだHは新聞で直近の人身事故 情報を探したHから連絡があったのは昼頃 最近2ヶ月の自己情報は死亡重症合わせて 5件路線名や地名や地図を確認しながら軽 の記憶に残るものがないか調べた一件に軽 が反応した2週間前に林間で起きた死亡 事故女性の飛び込み時つったその日ケは 自転車でリケへサイクリングに行ったと いうんだ見るようになった夢に触発されて 急に自転車で遠出したくなったらしい林研 について駅前に自転車を止めてそのまま 歩いて町の散策と食事に出かけた事故は その間に起きていたのだが数時間後に戻っ て自転車で帰った系は気づかなかった事故 を見たのはKではなく軽の自転車だったん だ俺とケは図書館から戻ったHと合有して もう1度けの自転車を単年に調べたそうし たらサドルの真下に黒っぽいものが へばりついていた俺たちはすぐに最寄りの 警察に行ってその形の自転車が事故現場の 近くにあったこと遺体の一部が付着して いるかもし知れないことを話した一応簡単 にだけど妙な夢の話もした信憑性が増すの か減るのか判断迷ったけど一応ねもちろん その日のうちに警察から連絡なんか来 なかったがその晩からKの夢は来りとやん だ俺とHはその夜もケの部屋にいて怯える けをなめつつ結局朝には全員潰れてた目が 覚めてケは夢を見なかったことを泣いて 喜んだ数日後警察から連絡あった軽の自転 車についていたのはの目玉だったん だ以上です本当の話かは知りません先生の 体験談ってことなのでただ女性の自とけの 夢の始まりが同時じゃないので女性の時津 願望が生業みたいな感じで刑に夢を見せた のか不思議だと先生は言ってまし た俺がまだ大学生だった頃の話真っ赤な服 北ねさんたちが紙袋に入ったモデムを 手渡ししてた頃ウェブチャットの1つで俺 は自称霊能力者のDサンとであったんだ 平日も土日祝日も関係なくチャットルーム に常駐してるものだからDさんは長老とか 常駐ボットとかみんなには呼ばれてたなん でDさんが現代のソシャゲ廃人なミニに ネット依存してたかっていうとDさんは

日常生活に支障をきたすレベルで見えすぎ ちゃう人だったのよ会社勤めなんて当然の ように無理でバイトさえも無理でもう大学 生って年でもないからリアルの人間関係も ズタボロだったわけ言ってしまえばDさん は寂しかったんだと思うDさん履歴書の上 では30過ぎの無職のおっさんだからね今 でこそニートとか長生混じりで社会認知さ れてるけど30過ぎて未だに食Dayなし の無職のおっさんとか当時は現在にをかけ て人間扱いされてなかったからな乾いた草 すら生える余地のない不毛地帯だよマジで この時点でリアル怖い話なんだけど本編は Dさんから俺が聞いた話ね本当は言っちゃ いけないんだけどって前置きで言い訳をし ながら聞いてもないのにDさんが話して くれたオカルトなお仕事の話とある大学の ゼミ生男性3人女性2人の計5人が キャンプ旅行を計画したキャンプの予定地 はよりにもよって青木ヶ原樹海どうして 青木ヶ原樹海になったのかと聞けば男性3 人が悪乗りしたことと女の子の1人が自称 感がある子だったからだそうだもう1人の 女の子は趣味が悪いと一応の抵抗を口には したのだけれど自己主張が苦手な性格だっ たこともあり多数血に押し切られる形で 参加することになったこれが間違いの 始まりだっった現地までは親の車を借りて 向かった東京を朝に出発し到着したのは 昼過ぎのことだった青木ヶ原樹海は樹海と いうだけあって木がうそとしり見上げた空 の面積は狭いけれども太陽が空高くにある うちは江葉の間から差し込む数多くの こもれびが地面を照らし出しここが本当に じ都の名所なのかと疑いたくなるほどに 明るく密集した樹木特有の香りがたう緑の 森の心地のいい一面ばかりを見せていた 怖くねえ全然怖くねえ期待外れだわこれと 彼らのうちの誰かが言ったじ都の名所とし て陰鬱とした森の情景を期待していた彼ら は片しを食らった形となりこのことが彼ら 一向を調子づかせる原因となるキャンプの 荷物を背中に担ぎながら樹海の奥奥と足を 進めていく昼間の樹海にはおおしいところ は一切なく足取りならしっかりとしていた 内心ではじ都の後や現場に出くわさないか と半分怯えていたもののそこは人数に物を 言わせて振り切った雑談をかわしたり冗談 を言って驚けて見せたり大声で歌を合唱し てみたり色々だ本音を言えばこの時点で5 人揃ってもう引き返したいと思っていたの だけれど誰もそれを口にしないものだから 彼らは結局樹海の奥深まで足を踏み入れる ことになってしまった口から出るのはもう 空元気の言葉ばかりだ森は明るく心地よく

じ者の痕跡に出会うような不幸な偶然も なく誰か1人が引き返そうといえばそう なったのに誰もが引き返すことを口にしい 雰囲気になっていただから誰も口にし なかったDさん曰く彼らはこの時点で誘れ ていたらしい太陽が真上にあった時はあれ だけ明るかった森が日が傾き始めれば霧が どんどんとこ黒い影を伸ばし出しこもれび は薄暗く彼らが望んでいた時土車に ふさわしい陰鬱な樹海の情景へと姿を変え ていった身動きが取れないほどの暗さでは ない足元に気をつければ十分に歩けるだけ の明るさはあった方向感覚を失ってもい ない引き返そうと思えば引き返せるただ 振り返って目にした森は木と暗い影に覆わ れて道を閉じてしまったかのようだった 背筋を一滴の汗が伝う感触を覚え 引き返そうかと男の1人が口にした無理と いったのは霊感があると自称していた彼女 だどうしてという問いかけに見られてる から無理と彼女は答えた彼女の言葉で周囲 を見渡せば立ち並ぶうそとした木とそれ から伸びるくらい影ばかりが目に移る空は 伸ばされた枝葉の囲に遮られていた一瞬 樹海という巨大な生き物に飲み込まれたか のような感覚を覚えプルリとをふわせる誰 かに見られているような気がしたこれから 進もうとする先の方からこれまで進んでき た背中の方から右も左も周囲のどこからと いうこともなくその全てから木の背後には 誰かが隠れていて青白い顔だけを今すぐに でも覗かせようとしているそんな気がした 何じろじろ見てんだおら怯え混じりの 大きな土星を耳にしてびくりと身をすめて いたどうしよう富の橋に涙をにませながら もう1人の女の子が誰となく訪ねる 引き返そうと彼は言った無理見られてる 言葉を遮るように霊感を持つという彼女が 言った場の空気に飲み込まれて黙っていた 男が突然走り出した転んだゆっくりと 起き上がって帰ると叫んだ彼の後を応よに して残りの4人も走り出しそして転んだ足 の先がつまれ森の何かに帰ることを邪魔さ れているかのように感じ その後のことは知り滅裂になる樹海に 向かった5人それぞれの記憶に食い違いが 起きていて一体誰の言葉が正しいのか 分からなくなったからだ全員が一致して いる記憶は3つだけだ昼過ぎに入った樹海 から脱出できたのは深夜も遅になってから だった男のうちの1人がずっと怒鳴り声を 上げて周囲を威嚇し続けていた何かが足の 先を掴んできてまっすぐに歩くことができ なかったこの3つになる樹海から帰ってき て以来5人は様々な霊現象に遭遇し悩まさ

れることになったラップ音や金縛りに 始まり視界の橋を影が走ったり自分1人の 部屋に誰かの気配を感じたり夜中に目が 覚めると歪んだ顔をした大勢の男たちの 黒い目が自分の寝顔を覗き込んでいたり それはもう散々だったそうだ1人ならただ の偶然思い込みだと思えただろうけれど5 人揃ってとなるとこれはもう偶然だとは 考えられなかった5人は初めお寺に 駆け込んだらしい住職さんも寺を預かる身 の手前彼らの悩みを無にすることもできず 一応の度胸は上げたけれども彼らを襲霊 現象の数々は一向に収まる気配を見せ なかったそこで知り合いの正確には 知り合いの知り合いのそのまた知り合い くらいに当たるDさんにお蜂が回ってきた という話だった5人からここに至るまでの 経緯を聞いてDさんはゆっくりと頷いた ここからはDさんのターンになる確かに彼 らは青木ヶ原樹海からおそらくわ者のもの であろう霊を連れ帰っていたけれども霊の 側には特別な悪意や執着があるわけでも なく霊現象の大半は彼らの思い込みだと 感づいていた1人を覗けば他は放っておい ても構わないだろうという程度のものだっ た1人というのは最初に樹海へ行くのを しっていた女の子で彼女には男性の霊が たくさんついていたなんでと尋ねたのは俺 だDさん曰女の子の顔が可愛くて性格が 優しだったから女の霊はそうでもないが男 の霊は女につきやすいそうだ理由は男だ から霊にも好みの女性のタイプがあるのか 自称霊感がある女の子よりも境い子に似た 女の子の方にばかりついていた幽霊になっ ても男というのは男らしい自分の下半身に 正直だ情けなDさんの女霊の仕方はとても 変わっていてそれは神社物intoを巡っ たり繁華街を歩いたり果ては遊園地で遊ん だりするというものだそして霊が何か 珍しいものに気を取られているうちに さっさと逃げ出して置き去りにするという 霊にとっては迷惑極まりない悪質なもの らしい新宿は歌舞伎町新田前から始まって 池袋まで徒歩で向かい山手線を時計回りに ブラブラと電車で移動しながら渋谷へ明治 神宮を通り抜けて竹下通り銀座方面へ 向かって東京駅から千葉浦安のTDLへ ナイトパレードの電食を目にする頃には ほとんどの霊が迷子になっていたそうな 唐突のない幼稚園児の遠足を想像して 欲しい大体そんなものらしい霊能力バトル とかそういう展開はないのと俺が聞けば そういうのは漫画の中だけ戦うとか払うと か霊の石を正面から否定する行為はつまり 霊に真光から勝負を挑むてことだから

向こうだって殴られれば殴り返してくる 危ないとDさんぬとカレ同士を見て育った 世代だから俺しょんぼり当事者である5人 の大学生もおな儀式めいたものを期待して いたものだから阪神半疑が3対7の割合 だったけれど歩く道の方位と順番に意味が あるとか適当なオカルと知識を披露して 騙しておいたそうだついてた例もなんか 勝手に納得してたらしいTDLの後は例の 話はしないようにとか樹海の話はしない ようにとかとにかく今回の件に関連する ことは一切口にしないようにと基本的な 注意事項を説明して5人には3ヶ月ほど 新宿よりも東側には行かないようにとD さんが釘をさして解散した元々例現象に 遭遇したのは5人の行動が悪かったらしい そもそも面白半分で青木ヶ原樹海へ入った こと自体が悪いのだけどそれよりもっと 良くないのは霊現象について5人がお互い に相談し合ってたことが悪かったそうだ 幽霊の目の前で幽霊の活躍ぶりを話すもの だから彼らも相当にテンション上がっ ちゃっていたらしいD3優の女霊を行って からは目に見えて例現象はは少なくなり やがてはぴったりと収まり5人は普通の 大学生活に戻れたという話でDさんはこの 1件だけで100万超えの帯びの現金を手 にしたそうだDさん曰税務所が怖いらしい 脱勢良くない本当は言っちゃいけないんだ けどというのはこのこと [音楽] ね私がまだ小さかった頃体験した話です 好奇心王制だった私はよく馬鹿なことをし て怪我して親に心配をかけるような そそっかしい子供でしたその当時私と家族 は10回建ての団地の8階に住んでいたの ですがその団地はいわゆる曰付きの団地 でした私の住んでいる県はくい中であまり 高層ビルなどはなく10回建ての団地で すら最高法と言っても過言ではないので その団地が飛び降りじ都の名称になるのも 必然といえば必然でしたさらには霊が出る という噂もあり県営団地なのにに空室が たくさんあるようなとにかくさびれた古い 団地でした当時ちびだった私は遊びに行く 時など下の階に降りる時はエレベーターを 使いますが慎重的に上の階のボタンには まだ手が届かないので帰る時は階段を使わ ないと自分の住む8会には帰れないといっ た状態でしたしかしエレベーターホールの 隅にあった階段は昼ですら薄暗くドアも 鉄製の重くて閉塞感のあるドアでさらに 階段で幽霊を見たという噂が耐えので大人 ですらあまり階段は使いたがらないほど 不気味な階段でしたまだ小さかった私が

どれほどの恐怖を階段に抱いていたかは 想像にたやすいと思いますなので階段を 使う時はもうダッシュで8回まで駆け抜け 上がり恐怖心を紛らわせていましたたまに 遊びに夢中になり帰るのが遅くなって しまいすっかり暗くなった階段を登るはめ になった時には半なき状態で大声で母親を 呼びながら8回まで駆け上ったのを覚えて いますそのそうち知恵をつけた私は上の階 のボタンを木の棒などで押して1人で エレベーターにて登り降りができるように なりましたそれまで階段が怖いという理由 で必ず夕方のまだ明るい時間に帰っていた 私でしたがエレベーターを自由に使い こなせるようになってからはついつい暗く なるまで遊んでしまいよく親に叱られてい ましたその団地自体も同じことが言えるん ですがそのエレベーターはとても古く すごく汚れていましたが特にこれといった 特徴もない普通のエレベーターでした あえて言うのなら入って正面の壁の下の方 にドアと呼ぶには小さな観音開きの蓋が ありましたその蓋は普段鍵がかかって 開けることができないのですが団地の住人 が亡くなった時などにはそのままでは棺が エレベーターに入りきらないのでその 小さな蓋を開け一時的に奥行きを広して 無理やり棺桶をエレベーターに入れるため のいわば棺桶専用の空間に通ずる蓋でした まその蓋がなぜ存在しているかなど当時の 私は知っているわけもないので特に気にし たこともありませんでしたある日私は家 から少し離れた公園で時間を忘れて遊んで しまいました気がつくとすでに日は落ち 急いで帰る頃には当たりはすっかり暗く なっていました親にする言い訳なんかを 考えながらエレベーターホールに飛び込み ボタンを押すとしばらくしてエレベーター が降りてきました早速乗り込み棒で8回を 押しドアを閉めますゆっくりと エレベーターが上に上がっていくとと にという単調なリズムで機械の鈍い音が 室内に響きますその時カカにです がと後ろの壁から機械の音とは違う不規則 な例えるなら甲殻類がうめいているような なんとも不思議な音が聞こえましたなん だろうと思い振り返ってみると例の蓋に 1cmあるかないかぐらいの隙間が開いて いました今思えばおそらく棺桶を運んだ後 に管理人が鍵をかけ忘れたのだろうと思い ますその蓋の意味を知っていれば君悪がっ て何も聞かなかったことにすると思うの ですが当時の私はエレベーター内は聖域だ と思っている節があり恐怖心なぞ味人も なかったので即座にその隙間に棒を

差し込みテコの原理でこじ開けました蓋は 簡単に開きましたが中を覗いてみても何も ない空間がただぽっかりと口を開けている だけで目新しいものはありませんでした ちょうどその時エレベーターが止まったの で8回に着いたんだなと思い振り返りまし たそこで私は見てしまいましたドアが開く と視界に入ってきたものそれは薄暗い エレベーターホールの真ん中に立つ人いや 明らかに人間ではありませんでした人の形 をした灰色の物体が中後士姿勢になり上 半身を揺らしながらゆらゆらと立ってい ました姿ははっきりと見えているはずなの に服を着ているのかもどんな顔をしている のかも分からないなぜか中心がぼやけてい てそこに光が吸い込まれているように見え ました私は呼吸するのも忘れてこの謎の 物体を見つめることしかできませんでした どれだけの間眺めていたのか気がつくと私 は自分の家の布団の上に横たわっていまし た周りには母と知らないおばあさんが隣に 座っていました一瞬自分に何が起きていた のか分かりませんでしたが母は私が目を 覚ましたと父を大声で呼び父は私に 駆け寄ってきて強く抱きしめてくれました その瞬間私はエレベーターで見た恐ろしい 光景を思い出し家族にしがみつきながら 返してくほど大泣きしましたどうやらあの 後エレベーターの中で倒れていた私を発見 した他の会の住人が家まで届けてくれた らしいのだが意識はあるが何を話しかけて も反応がなく心配になった両親は念のため 病院に連れていったらしいのだが原因が 分からずとりあえず天敵を打ってもらい 一旦帰宅それから2日が経っていたらしい のだが私はその間ほとんどネたきりで何を 話しかけてもうつろな表情でろな返事をし ない状態が続いていたそうです私の住む県 にはあくまで続actuallyですが そういう心身喪失状態のことを方言で魂が 落ちたと表現するのですがこれは事故に あったり子供が驚いたりすると落ちると 言われています落ちた魂は魂コと呼ばれる 儀式で戻さないといけないとされています その儀式はこの剣特有のいこのような霊能 力者にお願いして行うのですが父の 知り合いの霊能力者にお願いして先ほど魂 コをうと私は正気に戻ったらしいその後霊 能力者のおばあさんに見たものについて話 後日うちの家計の総本山みたいな家に行っ てお祓いもしてもらったりしましたそのお ばあさん曰くこの団地には悪い気が集まっ ていて悪業なんかも引き寄せやすいらしい そしてあのエレベーターの霊の蓋だがこの 団地で死んだ人の霊がこの悪い気に捕まり

上物できずにあの空間に集まってたみたい な話をしていたと思います古い記憶なので 曖昧ですみませんそんなところを開けて中 に頭を突っ込んだりしたもんだから魂の力 がまだ弱い子供なんかは簡単に魂を 引っ張られて落としてしまうらしい両親も この件で相当この団地にイけがさしたよう でその後すぐ遠い場所のアパートに 引っ越すこととなりましたそれ以降変な ものを見たりしたことはありません私は もう社会人になったし小さい頃の記憶なの で記憶も薄れかけてきてはいるのですが今 でもエレベーター特に古いエレベーター なんかには怖くて1人で乗れないです今日 は久しぶりに家族で集まったので両親と この話になり久しぶりに思い出したので ここに書いてみました読みにくかったり あんまり怖くなかったりしたかもしれませ んが最後まで読んでくださりありがとう ございました最後に皆さんも小さい観音 開きの蓋がついたエレベーターにはご注意 を話は以上となりますコメントをして いただけると動画制作の励みになります チャンネル登録と高評価もお願いしますご 視聴いただきありがとうございました次回 の動画をお楽しみ に

00:00:00 遺言ビデオ
00:04:50 火葬技師Mの悪夢
00:19:09 非常階段
00:30:01 呪われてる
00:36:38 中古車買ったら彼女と別れることになった
00:52:07 入り込む
00:58:26 アシュラさん
01:05:56 片付けの手伝い
01:13:05 首刈り地蔵
01:20:58 集落方面へのドライブ
01:27:04 自転車に乗っている夢
01:38:43 自称・霊能力者のDさん
01:49:11 団地のエレベーター

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#怖い話 #ホラー #オカルト

引用元:「奇々怪々」

火葬技師Mの悪夢


・(投稿者:ねこじろう様)

引用元:「奇々怪々」

火葬技師Mの悪夢


・(投稿者:A様)

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