鳥取大学は今年2月に行われた入学試験で出題ミスがあり41人を追加合格としたことを5月24日発表した。

鳥取大学によると、今年2月に行われた入学試験の理科の科目で出題ミスがあった。医学部など3学部8学科の入試が影響を受けた。4月、外部の教育関係者から「出題ミスではないか」と指摘があり、学内で検証したところ入試ミスに当たると判断した。

鳥取大学では対象となる試験問題について、全員を満点とし、新たに41人の合格を認めた。対象者には5月23日から通知を始めている。希望者は今年10月に入学することができ、4月入学者と同じ時期に卒業できるようサポートするという。

鳥取大学の中島廣光学長は、「影響を受けた受験者のことを最優先に考え、一人ひとりのご事情を考慮して誠心誠意対応してまいります」とコメントしている。

鳥取大学で追加合格の発生する入試ミスは初めてだということで、今後、再発防止のため検討委員会を立ち上げる方針。

(2023年5月24日放送 ニュースevery日本海より)

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