秋の交通安全 知事ら街頭で「マナーアップ」を呼びかけ  通勤通学の市民に立哨指導

秋の交通安全県民総ぐるみ運動が各地で展開される中、宇都宮市内では24日、福田富一知事が通勤・通学の時間帯に街頭に立ち、自転車の中高生やドライバーに交通安全を呼びかけました。

宇都宮市江曽島町の交差点では、午前8時前から福田知事が、宇都宮南警察署の川上俊之署長や交通安全協会のメンバーなどとともに街頭に立ちました。

福田知事らは、ドライバーや自転車で学校に向かう中学生や高校生たちに、「マナーアップ!あなたが主役です」などと書かれた啓発用のパネルを掲げ、安全運転を呼びかけました。

県警察本部によりますと、県内の交通事故による死者はことしに入ってから、23日までに37人と、去年の同じ時期より1人少ない状況だと言います。

しかし、亡くなった人の半数以上が65歳以上の高齢者で、これから日没が早くなることなどから、警察では自転車に乗る際はヘルメットを着用し、明るい服装で反射材をつけること、車を運転する場合は早めのライト点灯やハイビームの活用を呼びかけています。

秋の交通安全県民総ぐるみ運動は飲酒運転の根絶などを重点項目に今月(9月)30日まで行われます。

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