名古屋の西の方の蟹江・弥富・桑名を巡る歴史散策!古刹、荒子観音から桑名宗社、そして四日市まぐろレストランで締める旅

蟹江といえば、やっぱりヨシヅヤが思い浮かぶ。そして蟹江は家族での外出や自転車旅で何度も通った場所で、自分の中でかなり印象に残っている場所だ。蟹江には「足湯の郷」という無料の足湯スポットがあるらしく、これも気になるところだ。今回の動画でもそうだが、まだまだ探索できる場所がある。今回訪れた場所も、地図を眺めながらディグって見つけた。蟹江の古い街並み、特に登録有形文化財のかんきょうや山田酒造の辺りは、迷路のように入り組んでいて、ワクワクした

弥富といえば、やっぱり金魚、ヒッコリー、そしてキンブルが強烈な印象だ。特にキンブルは、小学生や中学生の頃、親に連れられてよく行った思い出がある。今は外人天国。最近気づいたんだが、あの国道1号線沿いにあったインパクト抜群のピンクと紫の夜遅くでも一際光っていた熟女キャバクラの看板が、なくなっていた。家族でそこを通るたびに、あの「熟女」という単語が妙に目に入ってきて、勝手に気まずくなったものだ。誰もそのごとに触れた記憶はない。そりゃそう。あんな光のない道にあるんだから。田舎道に突如として現れるその光景は「異空間」だった。昔はそれが普通だったのかな?

そしてヒッコリーは最近、最寄りのスーパーでも取り扱いを始めている。さわやかほどのランクではないが、そこそこ美味しい。だけど、値上げしてからは満足感が少し減った気がする。

しかし、愛知県で一番好きな店といえば、カウボーイの店だ。ヒッコリーとは全く別の店で、店のシンボルになっている巨大なカウボーイの人形が印象的で、ななちゃん人形くらいの大きさがある。店の雰囲気もカウボーイ一色で、ここで食べたハンバーグが本当に美味しくて、これが愛知県で一番だと胸を張って言える。弥富の服部家住宅には、今回初めて足を運んだ。

桑名は初めてお酒を口にした場所でもある。揖斐川のふもと、あの川の流れを眺めながら大人への階段を一歩上がった気分だった。そんな思い出が詰まった場所が多い中、六華苑は特にお気に入り。あそこは日常を少し離れて特別な気分に浸れる場所。自分だけかもしれないけど。もちろん、これは個人的な意見だから他の人が行ったら「しょぼい」と思うかもしれないし、思い出補正もあるだろう。でも、そういう場所って誰にでもあるはず。

ヒッコリーもファンにとってはそういう存在だろう。自分はそこまで持ち上げるか?と思うかもしれないが、特別な場所というのはそういうものだ。そしてさわやかはもっとそういう過度に持ち上げる人がいる場所だ。確かにさわやかは間違いなく美味しい。でも、他県からわざわざやって来て、30分以上も並んで食べるほどかと言われると、正直そこまでではない。自分が清水に住んでいた頃、ふらっと立ち寄って食べるくらいの距離感がちょうど良かった。それがさわやかとの最適な付き合い方だった気がする。

四日市はイオン発祥の地域らしい。そのためイオンが気持ち多く感じる。そんな四日市にあるのがマグロレストラン。

四日市のマグロレストランは清水港と比べると正直「下位互換」と感じた。というのも、清水港は自分にとってまさに「マグロの王」であり、その鮮度や味わいは他を圧倒する。静岡の清水に住んでいた時期があり、その時三回ほどいったな。でも私はそこから4キロほど離れた所に住んでいたため、ちょっと行きづらかった。あとね、その時はかなりのめんどくさがりで、今みたいにアクティブではなかった。だからこそ、四日市のマグロレストランに行っても、どうしても清水港と比較してしまう。ただ、それは清水港が良すぎるだけで、四日市のマグロレストランも決して悪くはない。むしろ、あの環境の悪い工場地帯の中にぽつりと、ワクワクしない登場の仕方をする。食堂風の店内は一人でふらっと立ち寄るにはちょうど良い雰囲気だ。地元の人たちが集まる感じで、清水港よりも地域密着型のカルチャーを味わえる。清水港の圧倒的な存在感に比べれば控えめだが、それでも通いたくなる魅力がある場所だ。

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