自転車の事故をスタントマンが再現する交通安全教室が12日、神戸市内の高校で開かれました。
この教室は交通事故の様子を目の前で見てもらい、自転車の交通事故の防止につなげようと4年前から兵庫県や警察などが協力して自転車通学が許可されている県内の高校で開いているものです。
12日は兵庫工業高校の全校生徒およそ900人の前でスタントマンが見通しの悪い交差点など危険な場所や状況を想定し、事故を再現しました。
警察によりますと、兵庫警察署管内では、去年1年間で高校生が関係する自転車事故が11件発生しているということで、生徒らは事故の衝撃を目の当たりにし、安全意識を高めていました。
今後も交通安全教室を開き、事故の危険性を伝えていきたいとしています。