【高架化】No1448 大幅な計画変更!近鉄奈良線大和西大寺駅周辺の連続立体交差事業 #連続立体交差事業 #高架化 #地下化 #近鉄奈良線

皆さんこんにちは! いつも私の動画をご覧いただきありがとうございます。 今日は近鉄奈良線 大和西大寺行きの普通電車に乗車しています。 近鉄奈良線 大和西大寺駅周辺で計画されている連続立体交差事業に関して現地を 撮影して、その情報を皆さんと共有します。 どうぞご覧ください。 近鉄奈良線は、東大阪市の布施駅と奈良市の近鉄奈良駅とを結ぶ 近畿日本鉄道の鉄道路線です。運転系統上は大阪難波駅~大阪上本町 駅間の難波線、大阪上本町駅~布施駅間の大阪線を含めた大阪難波駅~近鉄奈良駅間が 奈良線として扱われます。大和西大寺駅の手前で近鉄京都線と合流します。 駅へ進入するタイミングを図るため ご覧の様に減速を強いられることが多いです。この近鉄奈良線の大和西大寺駅周辺では 連続立体交差事業の計画があります。当初の計画では、近鉄奈良線と近鉄京都線 および橿原線の大和西大寺駅周辺を高架化するのと同時に、奈良市の平城宮跡内を通る 近鉄奈良線を移設する計画を併せたものでした。 しかしながら、2023年4月9日に投開票が行なわれた奈良県知事選の結果、新しく 奈良県知事に当選した山下真知事が事業の大幅な変更を表明しました。 高架化計画に関しては、近鉄大和西大寺駅西側の「開かずの踏切」は駅を含めた高架化で解消を 図りますが、東側の踏切は混雑が軽度で費用対効果の面から再検討が必要と説明しました。 また、奈良線の移設計画に関しては計画を白紙とし、現状の奈良市の平城宮跡内を通る ルートのままでとの方向性を示しました。移設を含めた既存の計画と、大和西大寺駅 周辺の高架化だけを行う新たな案を比較検討した上で、関係者と協議して改めて整備方針を 決めると表明しました。大和西大寺駅で下車して、駅の光景を撮影します。 山下新知事は、国が指定した「改良すべき踏切」を解消することに関しては必要と考えており 西大寺駅を高架化して西大寺駅からあやめ池駅間の踏切を無くす現案には理解を示しています。 しかし大宮通りへルートを移設して地下化することは、多額の事業費がかかり 奈良駅まで遠回りすることにもなり「あまり意味がないだろうと思っています」とのことです。 要約すると、ルートの見直しは行なわず、高架化事業を現状に合わせた必要最小限で 行なう旨の表明です。山下真新知事は、前任の知事からの方針から大きく 方向転換を行ないました。大和西大寺駅北口では駅前広場の整備事業が 行なわれ、バスロータリーやタクシー乗り場や一般利用者の乗降場などが整備されました。 また、広場を取り囲む歩道の屋根が整備され 乗降場まで雨にぬれずに歩けるようになりました。 近鉄大和西大寺駅では、2021年5月に供用が開始された南北自由通路により、南口広場と北口広場 との行き来が可能になりました。南北自由通路は長さ75.5mで幅は 6mあり、エレベーターと押し歩きで自転車も通行可能です。 山下真新知事は、山梨県出身で、1992年に東京大学文学部を卒業後、新聞記者となりました。 しかし刑事事件等の取材を通して「直接人を 助けられる仕事に就きたい」との思いから、弁護士になることを一念発起して、1994年京都大学 法学部に3年次編入学しました。警備員のアルバイトをしながら猛勉強の 日々を過ごしました。1998年京都大学法学部卒業後 2000年大阪で弁護士となり、豊かな自然と通勤の利便性を兼ね備えた奈良に住み始めました。 2006年には生駒市長選挙に初当選し、3期9年務め 行財政改革や子育て支援等に取り組みました。また就任直後には、奈良県およびUR都市機構に 住宅開発計画に関する協力の白紙撤回を表明して、学研都市の高山第二工区の 開発計画を凍結しました。その一方、市長在職の9年間で生駒市の 借金を160億円以上減らし、「住みよさランキング関西4位」に選ばれるなど実績を上げました。 ホームに戻り、奈良行きの電車に乗車します。 その後、市長として奈良県の政治の古い 体質を痛感し、県全体を変えたいという思いから、知事選に立候補を決意しました。 2015年には奈良県知事選挙で227,687票で惜敗、2023年4月には奈良県 知事選挙で266,404票の信託を得て当選しました。政策としては身を切る改革として自身の退職金を辞退した うえで、いわゆる箱物やプロジェクトよりも子育て 教育福祉物への対策など日々の暮らしに 直結する政策を重要視しています。 その中で、近鉄奈良線の高架化およびルート変更事業の 見直しが行なわれました。その政策には当然賛否両論がありますが 奈良県民が選挙という制度を通じて選択したものということは事実です。 電車は西大寺1号踏切を通過して、平城宮跡内を東へ通過しています。 世界遺産に認定されている平城宮跡内を電車が通過していていきます。 世界遺産に認定されている平城宮跡内には、朱雀門北踏切があります。 2022年6月22日に撮影した朱雀門北踏切の光景をご覧ください。 平城遷都1300年祭のメイン会場として使用された平城宮跡は奈良線が横断しており 利便性向上のために会場中心付近に歩行者専用の踏切が新設されました。 現在、踏切の新設は原則認められておらず、この朱雀門北踏切は開閉時間を8時から 17時に限定し、警備員を配置するなどして例外として踏切が新設されました。 近鉄奈良線の平城宮跡歴史公園を回避するための移設については、かねてより平城宮跡の 遺跡保護と国定公園化のための協議が進められてきました。しかし、鉄道線路が敷かれた後で遺跡が 発見されたという特異な経緯のため、自治体と近鉄の折り合いがつきませんでした。 鉄道線路は国の免許を受けて敷設されており、当時の大阪電気軌道(現・近鉄)は遺跡の存在を 知りませんでした。つまり、近鉄は遺跡に関しては「善意の第三者」であり 遺跡のために移設するのなら、国や自治体が費用負担すべきとの立場となります。 加えて、迂回したルートで所要時間が増えるなどの不利益があった場合、補償を求めても 良い立場とも言えます。しかしこの様な議論も、新知事が奈良線の 移設計画に関しては計画を白紙としたことにより不毛なものとなりました。 電車は奈良市芝辻町(しばつじちょう)四丁目にある、新大宮駅に着きました。 近鉄奈良線 大和西大寺駅周辺で計画されている、連続立体交差事業に関して現地を撮影して その情報を皆さんと共有しました。最後まで動画をご覧いただきありがとうございます。 また、お会いしましょう!

近鉄奈良線の大和西大寺駅周辺の巨大プロジェクトである連続立体交差事業を現地を撮影して説明しました。どうぞご覧ください。(2024年6月19日撮影)

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14 Comments

  1. 『車庫』への『入出庫線』を『流用』して、本来よりも、『工事費』を安く出来るなら、線路の移設は有りかも!!!!!

  2. 遺跡保存と言えば聞こえ良いけど、いま平城宮跡でやっている復元事業は所謂ただの箱物事業にしか見えません。

  3. 大和西大寺駅の高架化は、悩み解消の為に乗越えるべき課題だし、この課題が乗越えられると、大和西大寺駅の周りも状況は良くなるよ。

  4. 北口は整備した上に安倍晋三殉難の地で聖地化(苦笑)してしまったせいで大々的な作り替えをすると高市グループの猛批判を浴びるでしょうから、高市早苗が失脚しない限り、やるなら南口側でやるしかなくなったのでしょうね。

  5. 正直、大和西大寺~あやめ池間の高架化も無くなると思います(あれは新知事のポーズ)
    理由は簡単で、その区間に幹線道路は無く。交通量の多い踏切どころか、踏切そのものが非常に少なく
    奈良線を持ち上げるより道路側で対策した方が安上がりですから

    あと色々言われてる奈良県の新知事ですが
    生駒市は、この山下知事が生駒市長に就任する前までの元市長達が作った箱モノは破綻しまくりで悲惨な状況です

  6. マジで、大和西大寺駅の立体交差工事はかなり骨が折れるそうなのは噂になってますが?
    時間がかかるのは、当然だと思う!
    とにかく、完成するのは何時になるやらだと思う!

  7. 西大寺駅周辺は道路側をいじったほうが早いですね。遺跡を突っ切る電車も風物詩ということで(無理に人工的な保護した景色を造り出す必要はない)

  8. 景観の点では高架化の方が今より無粋な気がする。道路と地下化と併せて道路の再整備をした方が良いのでは、と思う

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