【怪談朗読】怖い話まとめ・BGM&途中広告無しの14話【総集編】

森の 景色親戚のおじさんにこんな話を聞い た10年ほど前のこと です夏休み遊びに来ていたおじさんはある 日当時8歳だった僕にせがまれて車で少し 遠くの森へ虫取りに連れて行ったそう です高い木々とその枝で覆われた大きな森 の中は昼間でも 薄暗くそして静かでし たおじさんと僕は3時間ほどその森で虫を 探しましたがムや雲がいるばかりで目当て にしていたクワガなどの虫は1匹も 見つかりませんでし た途中で他の虫取りに来ていた親子とも何 組か出くわしましたがどの組も収穫は ほとんどないようでし た僕たちはかなり森の奥の方まで行ったの です が結局何も捕まえられないまま日がかてき てしまい来た道を引き返すことにしまし たその帰り道のことでし たおじさんが歩きがてら森の景色を眺めて いると木々の間に1つ人影が見えまし た距離があってよく見えなかったらしいの ですがその人影は白い服を着た少女のよう で小陰からじっとこちらを見つめていた そう ですおじさんはしばらくの間その人影に目 を奪われてしまって気がつくと前を歩いて いたはずの僕の姿がなかったそう ですおじさんは必死で僕を探したが 見当たらず森の中はだんだんと闇に沈んで いきまし た不に子供のうめき声が聞こえてその方向 へ走ると僕が仰向けになって あ うとりついた表情で唸っていたそう ですおじさんは驚いて僕に駆け寄りました が同時に何かの気配を感じて辺りを見回し まし たすると無数の人影が小陰からこちらを 凝視しているの ですその顔には正気がなく皆口口に何かを 呟いているようで口元がパクパクと陸に 上がった魚のように動いていまし たおじさんはぞっとして僕を背負うと森の 外へ向かって全力で駆け出しまし たおじさんに背負われている間僕はずっと ごめんなさいと泣きながら何かに謝ってい たそう ですむむ中でおじさんは走り気がつくと森 の外でし たもう日はとっぷりと沈んでいて街灯が 頼りなく闇の中で灯っていまし た人口の光の下にいるとなんだか森の中の 出来事が嘘のように思えましたが耳を済ま せると森の闇から大勢の人間のさきが木々 のめきに混じって聞こえてきたそう ですおじさんからこの話を聞いた時には僕 にはもうその日の記憶はほとんどありませ んでし たただ虫を追って木々の間をすり抜けて いった先の水溜まりに無数の黒揚羽が 群がっていた光景だけは今でも鮮明にりに 焼きついてい ます山から聞こえる 音私が小学4年生くらいの頃の話 です当時はまあまあの田舎に住んでいて 近所に小高い山があったので私たちはよく そこで遊んでいまし たその日は土曜日で午前で学校が終わると いうこともあり近所の同級生の友達を誘い まし たなあ山の坊って今回山の反対側まで行っ てみよう や誘った彼は乗り気ではなさそうでしたが 私のテンションに押された様子で一緒に 行くことになりまし たそして放課後いざ行こうとなると彼も 気合いが入ってきたよう でねえねえ反対側に知らない村があったら どうするなどあれだこれだと言いながら 一緒に下山しまし た一旦帰宅してから彼と合流し山へ向かう と急に天候が悪くなって曇り空に加え風も 強くなり始めまし た急に暗くなったのもあり山に着すると いつも登っている山がなんだか不気味に 見えて2人とも山を前に黙りこくって しまいまし たすると山の方からバタンバタンバタンと 木の扉をものすごい勢いで閉めるような 大きな音が聞こえてきまし た驚きと何の音かわからないという混乱で 10秒ほど息を殺していまし た私は恐怖のあまり興奮して山の風でドア が開いたりしまったりしてんのかなあの山 に家なんかあったっけと言うと友達は 山小屋があるって聞いたことはあるけど こんな近くにあったんだ言ってみようよと 私とは裏腹に好奇心がまさった様子でし たこう話している間にもバタンバタンと音 は休まず続いてい ます言い出しっぺである私は断るわけにも いかずよっしゃと音のする方向へ足を向け まし たですが急に音がしなくなりまし たあれドア壊れたのかな 2人で顔を合わせていると視界の山側に 違和感を覚えまし た不自然な何かが ある私はその何かを確認するのが怖くて そっちを見れないでいまし た友達は気がついてない様子でやっぱ近所 の普通の家の音だったのかないやにしては なあなどと推測にふけっていまし たその何かはずっと視界に入ったまま動か ないでいます怖いけどこのまま登ると もっと怖い目に合うかもしれ ないそう思えばそれを確かめたいという 気持ちがだんだん強くなって私はその何か に視線をふっと映しまし たすると30mくらい先の木の影から誰か がこっちを見てい ます 女性若い女の人20歳くらいの 女性黄色っぽいコト下半身は木に遮られて 見えない直立していて怖い顔をしている わけでもないでもなんでこんなところ に君が悪いとは思いつつパニクって逃げる と私が女性に気がついたことがバレるバレ てたとしても追いかけられたりもっと危険 なことになるそう考えて私は友達にバレ ないようやっぱ大雨になったら泥まみれに なって怒られるからさ家でゲームしようと 言いました彼もうんなんか僕も今日は ゲームの方がいいと思うと言ってそれぞれ の家に帰ることになります あの女性は家まで追いかけてこない か後にいたらどう しようそう思うと恐怖が増して友達と別れ た後なんて気がきじゃありませんでし た心臓が飛び出しそうそうなのを押しかし 一歩一歩進みようやく自宅につきゲームを して恐怖を紛らわせ両親が帰宅した頃には 恐怖心はなくなっていまし た怖がりの私にしては珍しく夜もぐっすり 寝ることができまし た 翌日昨日は結局雨も降らず昨日の友達と その山へ再び向かいまし たその日は海晴で絶対小屋があるよ秘密 基地にしようなどと昨日の恐怖が薄れ遊ぶ ことで頭がいっぱいになっていまし たそして山に入りこっちの方向だったかな と戦闘を切り歩いていくとそういえば昨日 ここからあの女性がとふと霊の女性のこと を思い出し立ち止まって一瞬寒気がした もののそのまま山の奥へと進みました 10分程度進んだところで半径2mくらい の平らなところが見えてきてそこに綿が ポツポツと落ちていまし たしゃがみながら下に他になんかないかと 探していると手のひらサイズの綿を見つけ それを手に取ってなんだこれと振り返り 友達に見せると彼は真っ青な顔で私を見て い ます立ち上がりながらこの綿の何が怖いの と振り返ると頭上の木に大量の釘で 打ち付けられ引き裂かれた熊の人形がある のが見えまし た声すら出ませんでし た沈黙が続き昨日の音ってこれかと恐怖を 紛らわすためり笑いをしながら当たり前の ことを言いまし た友達は青ざめながらもゆっくりとこちら へ近づいてきまし たしかしハンマーであんな音がするんだな と言いながら平成をよっていると友達が あれと言って指を刺しました木に隠れて 見えなかったのですがく目を凝らすとそこ にはボロボロになった黒い木星のバットの ようなものがありまし たこんな大量の釘をバットで昨日の女性か ななんでバッドと考える私の傍でこれかと 友達がバットを近くで見るとえと声をあげ ましたどうした バッドをよく見るとそれはバッドではなく 束になった外場でした黒と思っていたのは 固まって黒っぽくなった血液のようなもの でし たおそらく握っていたであろう部分は血を ひねった跡があり先の方にかけて外場に木 の根っこ状の模様で血管が生いているかの ように血が固まっていました それが怨念を込めた塊のように見えてその 場所自体がそれに覆われているような気が して外場に手を合わせた後私たちはもう スピードで先に進みまし た振り返ればあの女性がこちらをまた直立 不動で見ていると想像して後戻りも 振り返ることもできませんでした そして30分ぐらい走って歩いてを 繰り返し限界が来た頃突然反対側の景色が 見えまし たそこはお墓でし たですが恐怖心よりもお墓があるという ことはもうすぐ民家もあるという気持ちが まさりまし た墓を下っていくと神社が見えて そそうして民間も見えてきて恐怖から逃れ られた安心感でその場で座り込んでしまい まし たそこで登ってきた山を見ると墓の上の 斜面の小陰から昨日の女性がこちらを見て いまし たその後はまた気がつかないふりをして 無事帰宅しまし たですがその日の夕方私は何かに取り憑か れたかのようにその山へもう一度行きたく なり暗い道を歩いて山へと向かいまし たその山を前にすると何か視線を感じまし たキョロキョロとその視線の出所を探し ましたが分からずそのまま進もうとした時 です視線が背後からだと分かりまし たその山に面した人が住んでないと思って いたボロボロの2階建ての 住宅そこを反射的に見ると2階の小窓から 女性がこちらをじっと見てい ます霊の女性でし たその時気がついたのですがその女性は 怖い顔をしているというよりも穏やかな 表情をしており恐怖を感じるどころか こんな遅くに山に入ったら怒られるかなと 冷静になって自宅へ帰りまし た後にその山で遊んだ時には釘も人形も 外場もなくなっていまし たその後も何度もその山で遊んだのですが あれ以来山でも向の2階でもその女性を 見ることはありませんでし たなぜあの時だけ現れてこちらを見ていた のかは分かりませ ん大人になってから同窓会で友達とこの話 になり実は彼にも同じく女性の姿が見えて いたらしいのですが誰にも話さなかった そう です友達曰くやまで釘打ってたやつとは別 の存在でその危険なやつに合わせないため にあの人は出てきたんじゃないか なとのことでし たですが私自身は今まで幽霊を見たことが ないと思ってい ます以上 です階段の手すり 僕には直人という友人がいるでもどういう わけか直は自分の家に人を呼ぶのを嫌って いるいや嫌うというか親から友達を家に 呼ぶなと言われていたそう だ確か家の中が片付いてないとか洗濯物が 欲してあるからとか毎回理由はそんな感じ だっ た直人は学校の中で1番の 人気者友達の数も多かっ た家に遊びに行く約束とかよく言われるん だけどそういう時絶対なとは断って いるでもそれが長い間続くとなぜか直の家 はだけで遊ぶならOKという許しが出 た男子56人がひちの玄関でカードゲーム をしたりゲームボイをしたりするちょっと 珍しいことになっていたのはいい 思い出なとんちの玄関は広かったしすぐ 近くにトイレもあったから特に不自由なく 遊べてい た最初は新鮮だったそんな遊びのスタイル もみ徐々に慣れていてそれが普通になって い た僕は幼稚園の頃から直人を知ってて自分 で言うのもなんだけど直とは親友のつもり でいるそれぐらい仲が良かったん だ一緒に飯を食いに行ったり小学校卒業し た時にはは一緒に旅行なんかも行ってた中 だっ たでもそんなに仲がいい僕でも直人の家の 中に入ったことはなかっ た直とんちは3階建てで3階に自分の部屋 を持っているのは知って いる若い時3階建ての民家なんて入った ことがなくてすごく興味もあっ た親友の僕ぐらいには家の中を見せて 欲しいという思いも強かっ たそしてある日とうとう僕はどうしても 直人の家で遊びたいと彼に頼み込ん だ最初はいつものように断っている直だっ たけど少し悩んで からお前なら家にあげたの親にバレても 怒られないとと思うし別にいいぞと許しを 得ることができ た初めて直人の部屋で 遊べる本当にその時は嬉しかっ た直人の家に着いてるんるん気分の 僕お前んちめっちゃ気になっててと言い つつ2階へ 上がる2階はリビングでが言うほど部屋の 中は汚くなかったいやむしろ片付いている 方だとさえ思っ た綺麗なリビングを横目に僕は直人に案内 されて3階の階段へと 向かう階段は当たり前だけど1階から2階 へ続く階段と同じ木星のよく見る普通の 階段 案外普通だなと思いながら一歩階段に足を 乗せるすると妙なことに少し遅れて階段の 板の裏からとんと小さな振動が返ってき た明らかに木のきしみでは ない僕がびっくりしてえと声をあげるとは 立て付けが悪くてな気にしないでくれと 言っ た直との言葉に納得しつつも階段を登る たびとんと帰ってくる振動になんだか少し 気味が悪くなって僕はなんとなく手すりに 手をかけようとし たその 瞬間手すりに触るなよ 直人が振り向くことなく僕に行っ た普段温厚な直人らしくない命令口調だっ たので僕は不思議に思っ たすると慌てて直人があごめん手すりには 触らないでくれ頼むと優しく言い直してき たのでそれ以上のことは聞かないことにし た再び階段を登り始めるのだがやはり階段 の小さな振動には慣れることができ ない階段を登って8段か9段目くらいだっ ただろう か階段に足を乗せた途端ゴツンと今までと 日にならないくらいの大きな振動が僕の足 の裏を叩い た突然の振動に点して僕はとっさに直が 触るなと言った手すりに手をかけてしまっ たあ おい少しの間もなく直がすごい行走で こちらを 振り向くそれとほぼ同時階段の全ての段が ドドドドドドドと振動し た全身に鳥肌が立って 恐怖におく中僕は直感し た大量の何かが階段の板の裏を踏み鳴らし て いるそれも中学生の僕の足が振動で浮く ぐらいかなり強い力 で涙目の僕は前にいる直人の足に しがみついて振動が止むことを願った どれだけの時間が経ったのかは分から ないあれだけ強く揺れていた階段が急に ピタッと止まっ たと言っても僕の方はブルブル震えて とても立てるような状況ではなかっ た立ち続けていた音は1度深いため息を ついて降りよと僕に言った 呆然とする僕に俺の部屋入る気なくなった だろうと直人が僕を起こしながらそういう 中僕はただ頷くしかできなかっ た僕が直人の家の玄関から出る 時階段のことみんなには言わないでくれる かと直が言ってきたので僕は言わないこと を約束し た大学に入る辺り直人は親の都合で東北の 方へ引っ越しすることとなっ た直人の家族はあの家から離れ たと言っても直人と僕はまだ繋がりがあっ て今でもたまに直との新しい実家の方へ 遊びに行くことも ある新しい家になってからはなとも彼の 両親も僕が家に上がることを歓迎してくれ て いる直人の家に上がる時はもっぱら小さい 頃の話で盛り上がるんだけど僕は今でも あの怪談のことを聞けないままで いる中古住宅 以前中古住宅を探していた時の 話あんまり予算がなかったので郊外の不 動産や同伴でいろんな物件を見て回っ たしかし値段相応に蓄年数も立っていて駅 へのアクセスも結構 不便正直この予算じゃやっぱ無理かと半ば 諦めながら見物してい たそんな中で唯一駅にもかなり近くて宿年 数も比較的浅い物件があっ たわずか15つというものすごく小さな 一件 や半三階建てで異様に細長い家だっ た庭は車庫がある車庫の脇に玄関があって 車庫の裏にちっちゃなキッチンなど水回り があり正面玄関から階段が螺旋上に登って いく変わった作りだっ た2階には6畳マ3階は4畳 半1人暮らしにはそれでも十分に思え たでもなんだか買いたくなかっ た昨日はサクサク開いたという車庫の シャッターが全く開か ないキッチンの電気もつかないしどうやら 1日を通して日差しはゼのよう だ小さな風呂場に至ってはあちこち君の 悪いシミが浮いていて一言で言うと 黒い2階の6畳の壁の大きなシミはまるで あーとかと思うほど女性の横顔に見え た唯一3階の余剰半には日が差し込んでい たけど逆に言えば安心して居住できるのは ここだけといった印象がすごく強かっ たそそれから不動産屋の 態度他の物件と違ってやたらと早く出 たがっている様子がもれだっ た仕事なんだからもうちょい売り込めよよ と思ったくらいだっ た結局この物件で懲りて奮発して新築を 買ったわけだが中古っていうのはなんだか いろんな過去が飲んでいるみたいで少し嫌 なものがあります ね自分的には真昼からちょっと薄気味悪く なった体験でし た探す 男北海道で聞いた 話えりもみさ近くのとある浜のキャンプ場 昨年北海道へ行った際途中一緒になった 京都のセロのりの人に今夜はその浜へ 泊まろうと思っていることを話すと彼は 真面目な顔でやめた方がいいと言っ た結局彼と一緒にかいコタのキャンプ場へ 泊まったのだがその夜彼から聞いた話です 彼がそこに泊まったのは4年ほど 前9月の平日でキャンプ場にも人は56人 くらいしかいなかったそう だその日は早めに食事を済ませて10時頃 には床に着いてい たうとうとしながらテントの生地を通して 月の明りが見えたことをよく覚えている そう だそのうち彼のテントに足音が近づいてき たそしてそれは彼のテントの前で止まっ たあれ誰だろうと思いながらもまだ夜も 早いし誰かが散歩でもしてるのかと思って 気にしなかったそうだ するとテントの外から男の声ですいません と聞こえ たあれと思いながらファスナーを開けて顔 を出すと25歳から30歳くらいの男が 立って いる彼が何と聞くとその男は人を探してる んです けどとだけ言ってその彼の顔をじっと 見つめてい たそしてちょっと間を開けて からすいません違うみたいですと言うと彼 のテントにせを向けてとぼとぼ歩いていっ た彼も変な奴だなと思いながらテントの ファスナーを閉めてまた寝ようとした ところ妙なことに気がつい たその日は1日天気が良かったのだがその 男は頭からぐっしょりと濡れていたの だ髪の毛も濡れていてまるで海で泳いでき たような感じだったそう だ彼は慌ててテントから顔を出しさっきの 男が歩いていた方見てみたがすでに男の姿 はなかっ たなんで濡れてるんだなんでこんな時間に 人のテントに来て人を探してるん だ彼はそう思いながらその日は結局一睡も できなかったそう だそして翌朝6時テントから起き出して彼 は洗面所のところで昨晩の男が顔を洗いに 来るのを待ってい たしかしその男は現れなかっ たここには止まってないのかそう思って他 の連中に昨晩の話をしてみ たするとその晩彼を覗いてライダーが4人 止まっていたんだが4人のうちの1人を 残してでみんな男などを知らないと いうしかしそのうちの1人は俺んとこも来 たよ天気もいいのにずぶ濡れで君が悪いと 思ったんだとの こと結局その晩5人のうち2人だけが ずぶ濡れの男に遭遇したわけ だその2人には特に共通はないバイクも 違うしテントの色も違う住所も違う本当に 共通点がないの だしかしその話を進めるうち1つだけ共通 点があることが分かっ た彼らは前日の朝同じフェリーで小樽に 入っていたのだそう だ僕がその彼と一緒になった時も実は同じ フェリーで小樽に入っていたのだが彼は そのことと僕が霊の浜へ泊まろうと言った ことでそのずぶ濡れの男のことを 思い出しまたあいつが来るんじゃないかと 思って僕を別のキャンプ場へ誘ったそう だもしあの日 その彼と一緒に浜に泊まっていたら一体 どうなっていたのでしょうか [音楽] ね眠り [音楽] ね僕の祖父がまだ子供の頃の 話その頃の祖父は毎年夏休みになると祖父 の兄と祖父の母が暮らしている田園豊かな 山の麓の村に両親と行っていたんだと いうその年も祖父は農村へ行っていろんな 遊びを知っている当時小学校高学年の兄と 毎日毎日朝から品がくれるまで遊んでい た祖父の名前をここからは祖父の名である 事として話し ますある日田んぼ沿いの道を兄と虫取り網 を持ちながら歩いてい た幼なかった賢二は完全に広がる見事な 青青とした稲たちに感動して思わ ずすっげえこれ全部がお米になるんかと声 に出してしまっ すると兄がそうじゃこの村のみんなが1 年間食べる分じゃと言いながら賢二の 麦わら帽子に手を置い たしばらく2人でその警官を見ていると不 に兄が口を開い たなあけ眠りねを起こすなって知っとる か唐突な質問に戸惑いながらも賢二は首を 左右に降っ た眠りねっていうのはなこの村に伝わる 愛言葉みたいなもんでなイが眠ったみたく 頬垂れていても病気じゃないから変に心配 はせんでいいていう意味らしいん じゃへええと賢二は驚きと納得が混ざった ような返事を するこの犬が全部眠ることがあるのかと 思うと何とも言えない不思議な気分になっ たそう だその夜晩飯を食い終わって賢二が縁側で 心地よい満腹感に目を閉じていた時不意に 兄から声がかかっ たケンジ花火せん か振り向くと大きな袋を掲げた兄が立って いる賢二はすぐうんと返事をし たこの年の子供たちは家の中では常に退屈 しているようなもので ある2人は造りをつっかけてぼちぼち暗く なってきたから気つけやという親の声をせ に外へ出ていっ た田んぼ沿いの道を花火を持ちながら 歩く赤や黄色の火花に見れながら度々着火 のため 立ち止まるそのまま一体を散歩しようかと なっていた時だっ た賢が特別花火を喜んで振り回していると 近くの民家の窓が突然開いてその家のじい さんが怒鳴ったらクソガキどもそなもん 振り回していが燃えてダメになりでもし たら怒ない するいきなり知らない大人に怒鳴られてケ はもちろん兄もびっくりして涙目になって 逃げ出したんだぞ だ健二は今でも家に帰り着いた兄がくそ 親父今に見ときと呟いたのを覚えていると いう深夜賢二は自分を呼ぶ声で目を覚まし た目を開けると徐々に輪郭を持ち始める闇 の中兄のが見え たなあけ面白いこと考えたん じゃ一体何をこんな夜中に思いついたん だろう今からあのクソ親父の田んぼに行っ てかかしを引っこ抜いたるんじゃケンジも 来る かケはあまりに驚いて必死で首を振って 拒否 たそうかいかんかまそれでもえんじゃでも 大人たちにはばらすな よ賢二は頷い た兄は1人で行ってくるんだろう か兄が部屋を出ていく気配を感じたの最後 にまた賢二は深い眠りへと落ちてい た翌朝 なんだか悪い夢を見た気が する賢二は目をこすりながら家族が待って いる1階へ降り ただが誰もいない異様に静かだっ た賢二は嫌な予感を覚え たもしかしていたずらをしにいた兄がと 捕まったんじゃないだろうか 寝巻きのまま急いでわらじを履いて外へ 駆け出し た田んぼ沿いの道を走り 続けるやがて霊の農家が近づくと異様な 人だかりが見え た嫌な予感はますます強まり人だかりを 必死でかき分け賢二は田んぼを見 たそこにはかかしががあったいやそれは かかしではない兄だっ た兄は両足を田んぼの泥の中へと突っ込ん でバランスでもとるかのように両手を水平 にして いる口からはよだれが垂れて目の焦点は あって ない みやん賢二はそういうのがやっとだった 家族は兄を引きずるようにして家へと 連れ帰り深刻な顔で話し始め た眠りねを起こしよった なあれは気が触れてしまってる の幼い賢二には何のことだかわから ない結局健二には何もわからないままその 年は早く地元へと帰りもう毎年兄が住んで いる農村に帰ることはなくなっ た眠りねを起こす なこの言葉の真の意味を賢二が知ったのは 兄の葬儀のため最後に農村へ帰った時だっ たこれが意味するのは決してイが放たれて も病気ではないという意味ではなかっ た本当は草も眠る牛みき決して田んぼへ 行ってはならないという村の暗黙の両会の ようなものだったの だ牛み時の田んぼへ行ってしまった 兄タブを犯してしまった兄にあの夜何が 起こったのかはわから ないもしかすると化け物に襲われたのかも しれ ないとにかく人間には想像すらできない ような正体を持つ伝承は日本のあちこちに ひっそりと息を潜めているんだと僕のじい ちゃんはそう教えてくれた 人肉 館なあ人肉館に行かない か 夏休み私は休みを利用して久しぶりに実家 のある長野県へと帰ってき た普段は東京で働いているのだが実家は 山あいの 町気温は高いが湿度は低て虫厚く ない左右にはアルプスが走り絶景を 作り出して いる都会に比べとても快適な気候と久し ぶりの故郷に嬉しさを感じながら私は実家 へ向かっ たどうやら家には誰もいないよう だ自営業の父と母は今働きに出ている兄弟 もどこかへ出かけているよう だ私は今に腰を下ろし一息つこうと考えた が先日までの仕事の疲れと朝早く家を出た ことが重なってか極度の疲れを覚えて家族 の帰りまで少しの間眠ることにし たややあって電話の着信音で私は目を 覚まし た私の貴教を知っている友人からの連絡で 要件は晩御飯の誘いだっ た久しぶりに実家に帰ってきたこともあり 家族と食事を取りたいと思っていたが やはり友人と会えるのは 嬉しい私は2つ返事で誘いに乗っ た電話を切り時計を見ると 時刻は18時を回っているだいぶ寝て しまったようだ夕日が部屋の中をオレンジ 色に染めている眩しくて目がうまく開か ない相変わらずまだ誰も帰ってきてない ようだ顔を洗って母に食事に出ることを メールで伝え たみくを整え私は車で友人の家に向かっ た到着して呼び輪を鳴らすとドアから 懐かしい顔が覗い た久しぶりに会った友人と他愛のない会話 をしてその後近所の食堂へ行くことになっ た思い出話や最近の状況をお互い話し ながら食事を済ませそろそろ店を出ようと した 友人が顔をワクワクさせながら言っ たなあ人肉館に行かない か人肉館とは地元にある心霊スポットの うちの1つ だそれは街外れにある温泉街から少し山を 登ったとこの廃墟で噂では昔焼肉屋だった がなで資金繰りがうまくいかず店主が人を 手にかけ人肉を商品として出していたと いう場所 だ地元では割と知られている話だが私の 周りでそこを訪れている人はいなかっ た初めは乗り気ではなかったが友人の しつこい誘いとオカルトがまんざら嫌いで もないこともあって行ってみることとなっ た時刻は21時を回ってい たネットで人肉区間の場所を調べ私の車で 早速向かっ た車を走らせること30分人力感がある山 の麓までたどり着い た山の入り口にはなぜか鳥居があってその 奥に道が伸びて いる車のヘッドライトをハイビームにして も鳥居から少し先は全く見ることができ ない漆黒の闇だっ た地図では人肉感はここから少し進んだ ところにあると示されて いる幸い車は通れそうで歩いて登る心配は ないよう だ私は慎重に車を進めた先が全く見えない 恐怖とこれから行く場所への恐怖が アクセルを 緩める道はとても狭く再び下ってくるには 奥にあるスペースでユタをするしか ないこの視界だバックで下ることは朝を 待たない限り当て無理 だろう曲がりた坂道を登っていくと左側に 今まで追いしげっていた木がなくなり建物 が見えてき た建物の横で私は車を止め助手席の友人が 懐中伝灯で建物を 照らすかなり大きな建物 だ一面白い壁だがコケが至るところについ て いるそして以前は看板がついていたの だろうか金属のフックが錆だらけになって いる目の前にはロビーのような広い スペースが広がりガラスが所々散らばって いる以前は一面ガラス張りで中の様子が外 からでも分かるような作りだったん だろうそして奥には机や椅子が めちゃくちゃに壊されて散らかっているの が 見えるおそらくここが人肉感だと確信 する私は車のエンジンを切ったエンジンを 切ると静寂がさらに強く なる虫の声すら聞こえない静まり返った森 の 中車のヘッドライトを消すのが怖かった 真っ暗な森の中に立った2人言いよのない 恐怖に包ま れる私は異を消してヘッドライトを消し たここから頼りにいるのは2人が持って いる懐中伝灯だけ だ腕時計を照らして時間を確認すると22 時を回ってい た人肉間に入る方法は入り口らしきドアも あるがガラスが割れているため正面なら どこからでも入れそう だしかし建物の左右は木が美味しげるよう に生えていてとても建物の横を通って奥へ 行くことはでき ない友人が戦闘切って中へ入って いく床一面にゴミが散らかり壁には以前 訪れた人が書いたのであろう楽書きが至る ところに書かれて いるそれにしても怖い懐中電灯しか頼れる 明かりがなく懐中電灯を次の場所へ移した 時そこに何かいるんじゃないかと考えて しまう入り口から入り少し奥に進むと厨房 に入っ た調理台は錆に覆われ天井は雲の巣に覆わ れて いる包丁などの調理器具は何も置かれてい ないここも入り口と同様にカップ麺などの ゴミが散乱して いる奥にいる友人が私に懐中電灯を向けて こっちへ来いと合図をし たどうやらさらに奥に続く道を見つけた ようだ 平時1つで繋がっていて今にも取れそうな ドアを開けた私たちは奥に続く廊下へ出 た5mくらいだろうか頑丈なドアが行く先 を阻んでいるのが 見えるしかもその扉は南近所で固く閉ざさ れているよう だ腕時計を見るともうすぐ2030を回る ところだ 南近所もついていて時間も 深夜私はもうこの辺で引き上げたいと考え てい たしかし友人はどこで拾ってきたのか手て きた棒を南京城に挟み込みテコの原理で 南京城を壊そうとして いるやめろと言いかけた時だった金属が 壊れるパキンという音が辺りに響い た私は無意識に周りを 見渡す今の音で誰かがやってくるのでは ないかと思って しまう友人は再び私に向かってこっちへ 来いと合図をして いる私はため息をつきながら友人の元へ 向かっ た頑丈な扉の先にはさらに奥に進む廊下と 上の階へ続く階段があっ た今まで正常されていたためかこれまで 散乱していたゴミはなく物も壊されてい ないまさか焼肉屋の奥がこんなに広いと 思っていなかった我々は若干戸惑いを覚え たが友人はさらに進もうと促して くるだがもう夜も 遅い私は友人にここからは2手に別れよう と提案し た友人も今の時間を知ってか私の提案に しぶしぶ賛同し たそれぞれ一通り見て回った後またこの 場所に集合することとし友人はこのまま奥 の扉の先へ進んで私は2階を見ることと なっ た暗闇の中から階段を 見上げる階段は5段ほど登ったところで右 に折れているその先はどうなっているん だろうか誰かが立っているのではない だろうかそういった思いが一歩を送ら せる ガタン思わず叫び声をあげそうになった どうやら友人が先に進んだよう だ私も胃を消し階段に足を運ん だ幸いにも階段を曲がった先には誰もい なかっ た階段を登ったところにはドアがあって私 はそのドアを開け た懐中電灯で周りを照らして みるジム机がいくつか並んでおり 黒板やホワイトボードが壁に取り付けられ て いるどうやら事務所のよう ださらに奥の壁は一面ガラス張りになって いる私はガラスに近づいて下を覗いてみた どうやらここから1階が見渡せるよう だ1階はとても広い部屋で天井はガラス 張りになっている そのおかげで突き上げが差し込んでいて 広い部屋をなんとか見渡すことが できるそれにしてもかなり広い学校の体育 感ぐらいありそう だ目につくものといえば巨大な機械が数大 とわのような草がたくさん落ちて いるまた中央には円形のスペースがあって それを中心に柵で作られた囲いが何個も 設置されているよく目を凝らしてみると 中央の円形のスペースに何か四角い巨大な 箱のようなものが置かれて いるここからではそれ以上見ることができ ない私はしばらく考えこの部屋が何を目的 として使われていたのか分かった おそらく食肉の加工でもしていたん だろう柵で作られた囲いに牛や豚を入れて 育て真ん中のスペースで解体していたに 違い ないそしてさばかれた肉の一部が料理とし て出されてい た噂があっていればきっと人もここで解体 されていたん だろうそう考えると不気味さが一層強く なっ たそんなことを考えながら下を見ていると 明りがチラチラと動いているのが見え た友人の懐中伝統 だ友人は大型の機械の付近を歩いているで もしばらくすると機械の影に入ってしまい 見えなくなってしまっ たその後私は今いる部屋を一通り見て回り 元きた階段を降りて友人の帰りを廊下で 待っ たどのぐらいの時間が経ったのだろうか 友人はまだ戻ってこ ないいくら広い部屋でもそろそろ戻ってき てもいい時間で ある友人の身に何かよからぬことが起きた のだろうか 私は懐中電灯を再び構え友人が入っていっ たドアを開け た先ほど上から見ていたので大体どのよう な構造になっているのかは分かるが実際に 床に足をつけてみるととても 広い入ってきたドアから通路が奥まで続き その行き先に上から見た円形のスペースが あるはず その途中通路を挟むように大型の機械が 置かれて いる大きな声を出して友人を呼べばすぐ 見つかるかもしれないが周りは静まり返っ ていてなぜか声をあげることができなかっ た仕方なく周りを注意しながら足を 進めるもしかしたら友人がどこかの影から 私を脅かすため飛び出してくるかもしれ ない歩くたび足元にあるわがこすれてざ ザザと音が 鳴る入り口から伸びている通路を少し歩い たもうすぐ2階から見えた円形のスペース が見えてくる はず予想通り少し歩くと円形のスペースが 見えてき たそして2階からはよくわからなかった 四角い物体も徐々にその姿を表し た歩く度鮮明になっていく四角い 物体それの正体に気がつくまでさほど時間 はかからなかっ た四角い物体は巨大な冷蔵庫だった家庭用 のものではなく業務用の大きな冷蔵庫が ポツンと置いて あるなぜこんな場所 にあまりにも不自然であるこのような場所 では不自然に感じるものほど恐怖を覚える ものは ない私は冷蔵庫に近づいてみ た冷蔵庫は錆だらけでとても動きそうとは 思えない とっに手をかけて手前に引いて みるだが鍵がかかっているのだろうか扉は 開か ないしばらく押したり引いたりを繰り返し てみたが扉が開くことはなかっ た私は再び友人を探そうと先ほど2階で 友人を見失った大型機械の方へ向かうため 冷蔵庫へ背を向けて数歩歩いたその 瞬間突然の強音に体が硬直するどこから 聞こえてきているのかはすぐに察しがつい た真後ろにある冷蔵庫 だもう壊れているだろうと思い込んでいた 冷蔵庫が凄まじいファンの音を響かせ ながら動き始め た私は意を消し振り向いた足はあまりの 恐怖で震えが止まらないもう何がなんだか 分からなくなってき たなぜ急に冷蔵庫が動き始めるん だ数十秒合音を発する冷蔵庫をただ呆然と 眺めているとやがて音は止んだそして [音楽] 冷蔵庫のドアが開い た重く鈍い音が部屋に響き 渡るドアはゆっくりと開いていきその奥に 隠されていたものをさらけ出して いく見慣れた目見慣れた花 口見なれた顔 だ友人の首がそこにあっ た友人とは中学からの付き合いで ある中学時代はほとんど毎日峠校を共にし てたくさん遊ん だ高校大学はそれぞれ別の学校へ進学し その後友人は地元の企業へ 私は東京の企業に就職し たお互い違う場所に住んでいても起きした 時には必ず一緒に酒を飲みに 行く何でも話し合える大切な友人 だそんな友人の首が開かれた扉の奥に置い て ある両目から血が流れ黒目は左右別の方向 を向いている そして口からは蛇のように長い下が飛び出 て いるおそらく切り取られて口に加えさせ られているの だろう私は失禁したそして震えが絶頂に 達した足は私の体重を支える力を失い私は その場にへたり込んだただただ悲しみに くれて呆然とすることしかできなかっ た そして カシャン カシャンどこからともなく金属のこすれる 音が聞こえてき たどうやらその音は冷蔵庫の奥突き上げが 届かない闇の中から聞こえて くる私は懐中伝灯をその音へ向けた光の中 から徐々に何かが現れて くる ゆっくりゆっくり とそれはとてつもなく長い包丁を両手に 持ち血だらけのエプロンと手袋をつけた男 と真っ赤な血に染まった友人の服を着た女 だっ た女の手には人の腕が握られている 男が両手に持っているのは牛の首を断種 するための包丁なんだろうか錆びきってい て血がこびりついて いる男は笑顔でその両手に持った包丁を しきりにこすり合わせて いる女が持っている腕には友人の腕時計が 巻かれている女はその腕時計を狂ったよう にとして いる彼らは私に友人を失ったことに対して 悲しんでいる時間を与えてはくれなかっ た男が両手の包丁を振り上げながらこちら に向かって走って くる殺される私は立ち上がって全力失踪で 今きた道を走った1度も振り返ることをせ ずただただ出口へへ向かって走った後ろ からはガシャンガシャンと物が壊される音 と叫び声が聞こえて くる走りながら私が聞いた言葉はいただき ますという言葉だった男はその他にも意味 不明なことを叫んで いる出口から飛び出し車に飛び込んだ 震える手を抑えながらイグニッションを 回すすぐにエンジンがかかり私は車を走ら せ た山の麓にはどこかで展開しないと戻れ ない私は山を登った曲がりくねった山を 登っていくとやがて霧が辺りを覆ってき た霧のせいでほとんど視界は0に 近いやを得ず速度を落とし展開できる スペースがないかありをよく 見回す見回しながら車を進めていくとこの 道の終了を意味する鉄正の丈夫な門が現れ た門には鎖が何十にも巻かれていてたえ車 で突っ込もうとも開くことはできない だろうそれを見て私は車を止めたそして 友人のことを考て泣い た泣きながら窓の外を 見る私は携帯電話を取り出し母に向けて メールを打っ たごめんねお母さんごめんやっぱり東京に 戻るよちょっとやぼよができちゃってさ お母さんの作ったご飯久しぶりに食べ たかったけどだなまた来るからね本当に ごめん送信を終え私は携帯電話を 閉じるそして先ほどから私の横に立ってい た男は私が携帯電話を閉じるのを見て車の 窓ガラスを叩き割った の 山初行の山は登ってはいけ ないそういう話を仲間内でよく聞いたが 滑りやすくなるからだろうと思って馬鹿に していた知り合いは命の危険にさらされ た彼は登山歴3年ぐらいの経験の少ない アマチュアだったが家な性格で人に頼っ たりすることが嫌いだっ た何でも1人でやるタイプでその時も1人 で冬山を登っていたが初行が降り始めてい たツモったのは数CMだったので彼は当初 の計画通り登り続け た雪のせいで登山道が分かりづらくなった 彼は慎重に登り始めたが不安になってきた そう だ道を探しながら歩いていると足跡がある ことに気がつい た彼はほっと胸を撫で下ろし たこの道で間違いないん だそうしてまたいい調子で歩き始め ただがその足跡には気になる点があっ た靴の足跡ではない気がする少なくとも 登山ブーツでは ない明らかに細すぎるしそして 小さいでも仕方がなくそのまま足跡お頼り に登り始め た周りの景色が少し違うなと3年の経験で 感づき始め た登山道というよりは獣道に近い 岩もゴロゴロして歩きづらくなってき た彼はその足跡の不気味さも気にかかって いたので引き返すことにし た当たりはかなり暗くなってきて彼は焦り 始めてい た急いで自分の足跡を頼りに下山している とそこでふと異変に気がついたあ の細い足跡が増えて いる登っている時は1人分だけの足跡だっ たが今は数人分 ある少なくとも3人の足跡が確認でき たしかもよく観察してみると裸の足跡の ように見え たそれに気づくと背筋がゾクゾクして恐怖 に襲われた 裸の何かが自分の後をついてきてい たしかも登山道では ないその時彼は知り合いのベテラン登山家 の言葉を思い出してい た初行の日は登山はしてはいけないよ見て はいけないものが見えちまう普段は見え ないが雪のおかげで見えることがあるんだ それはちりになるから ね彼はパニックになりつつあった暗くなっ て得体の知れない裸の 足跡確実に迷って いる彼は足早に足跡お頼りに下山を始めた がしかしいくら歩いても登山道には戻れ なかっ た完全に日落ち足跡思いやがて見分けが つかなくなっ た 遭難頭にその言葉が浮かんだが今中の下山 を諦め野宿すると決断し た野宿の準備はしていなかったので装備の 中で使えそうなのはアルミ白のような保温 カバーと待ぐらいしか ない彼は風がしのげる大きな岩の下で野宿 をすることにし たかなり冷えるが雪の降った後で穏やかな 夜だったので投資の心配はなさそうだだが 念のため眠らないことにし た落ち着いたところで足跡のことをふと 思い出し たあの足跡は誰のものだろうか他の鹿 うさぎイノシシとかそういう動物だろうな きっと恐怖をごまかすように彼は小動物の 足跡だと解釈し た眠らないように頑張っていた彼だがつい うとうとして眠ってしまっ たそうして物音で目が覚めたそれは何かが 雪の上を歩く音だっ たザックザクザクザク 音は岩の後ろから聞こえてくる勝ちな彼は 小動物だと思って追い払おうと大声を出し た こらドナルと足音は遠くへ逃げていっ たやっぱ動物かイノシシか な数10分後また足音が遠くから聞こえて き たザクザクザクザクザクザクザク ザク今度の足音は違った1人の足音では ない仲間を連れてきたんださすがの彼も 恐怖を感じ た こらもう1度どなった足音は止まったが 少しするとまた進み始めたこっちへ向かっ てきて いるもうここまで来ると奴らが人間だと 思わずにいられなくなっ た数人の人間がこっちに向かってきている 彼は今までにないほどの恐怖に襲われ た体育座りをして目をつぶって祈り始めた 特に宗教には入っていなかったが子供の頃 祖父や祖母が人物を唱えていたのをかかに 思い出しホーカバーに顔を入れて外を見 ないようにしながらめちゃくちゃな念仏を 唱え た足音はまだ聞こえて いるどんどん近くなってきて いる夜中中その足音は続きまるで彼の周り をぐるぐる回っているようだっ た彼は一睡もできず反響乱で念仏を唱えて い た朝が近くなり徐々に明るくなってきたの が分かっ た足音は次第に遠いていった彼はアドした 品が登ったのが分かっ たやがて足音も完全に聞こえなくなって彼 は恐る恐る保温カバーから頭を出し辺りを 見渡して愕然とし た周りには何十もの足跡が残っていた しかも裸の 足跡彼は疲労コパでその足跡を眺めてい たあまりの恐怖で何にも考えられなかった が荷作りを初めて下山をし た30分も歩くとその足跡は途中で消えた が少し歩くと登山道の標識がすぐに見えて 無事下山でき た心身共に衰弱しきった彼はこれを最後に 登山をやめ た人相 人の号というのはあるんだなと感じた 話僕の親父の田舎は60年代初頭まで人を 食べる風習があったという土地 だとは言っても生贄だとか基金でとかそう いうものではなくある種の供養だったよう だ競争ならぬ人相かなそれは小さな神社で 行われていたとの ことそこの神主さんが亡くなった人の脳だ とか脊椎だとかをすってその人の魂心を 受け継ぐんだっ てそれでいこの真似事をして残された家族 とかに個人からのメッセージをを送ると いう こと君が悪いように聞こえるけどそれほど 殺伐としていたものではない みたいでも先に言ったように大体60年代 を過ぎる頃になるとさすがにそのような 風習も廃れてき たちょうどその頃はその神社の家主を息子 さんが受け持つようになていたし法律とか そういう問題もあったからちょうど世代 交代の時期だったのかもしれ ないでもそれでも村のじさんばさん連中は 御先祖様と同じように行きたいとこの早々 を希望してい たそのため新しい家主さんもいやいや ながらそれを引き受け数年の間ご遺体の脳 をすすった らしい多分これがいけなかっ たここからが 本題それから20年ほど経った頃その管主 に突然異変が起こっ た数日もの間高熱にうされた後顔が パンパンに膨れ上がって 目玉が半分飛び出した恐ろしい要望になっ て常に汗をだらだらと流し続ける体質に なったそうなん だ常に水を飲まずにはいられないほど汗を 流し続け乾きに苦しむ姿はまるで呪いの世 だったそう だ当然主の家族も心配して病院へ連れて 行ったんだけど原因は分からずに終わっ た結局その半年後目と鼻と耳から変な汁を 吹き出して彼氏はくじにした らしいそうしてこれを解剖して分かった ことは生きたまま脳が腐っていたという こと 当時は風習を捨てた神主への呪いだと 生やし立てられたが特に新聞に乗ることは なかった みたいそうして時は流れ2000年を少し 過ぎた 頃今度はその飼主の子供が似たような症状 は発症し た慌てて病院へ駆けだが結局治療法などは 当時の医学でも分からなかっ た医者も色々と調べてくれたけど半島病と かそういう病気に似ているが実際はよく わからないとの ことただその原因は断定はできないが可能 性は推測はできた みたいそれは先祖が人の脳を食っていた ことによる もの同じ人間を食べるとタパ質が突然変異 を起こして脳がスポンジ状になるプリオ病 というものがある らしいその上1度そういう病が発症すると それは血筋で受け継がれる可能性があり 日本でも代々プリオ病がが発症する家系が 少数ながらあるとの こと大抵は身体機能障害や地方で終わるの だが中には一生眠れずくじにしたり人肉を 食べたくなって仕方なくなる症状もあるん だと か発寒し続けるというのも負けず劣らず すごいもんだけど食人のタブーを犯した カルマというのは存在するんだなってそれ を聞いた時は思っ た結局神主さんのその息子も脱水症状で ショック死してしまっ た体はダビにふしたが今も脳だけはどこか の病院で保管されていると 思うさて ここまで聞いてなんとなく察した人もいる かもしれないけどこれは全部僕の親戚内で の話 です最初に発症したのが叔父でその息子が 僕の いこ前半部分は親父からの電文で医者の話 はうろ覚えだから細部は間違っているかも しれない 親父も幸い何も発症してないし一応大丈夫 だとは思う けど僕にも人食いの血は流れているので もしかしたら発症するかもとビクビクし ながら過ごして いる一部の医者はこんな症状はありえない と言っていたし本当に呪いかもしれません し 言うまでもないけどカニバリズムは絶対 やめた方が いい体の中で何が起こっても知らないから な 逆柱仲ようせとあかんかっ たこれが祖母の臨の時の言葉でし た今から20年も前の話になり ます当時の私の家は父母兄と私の4人で 住んでいまし た裕福ではありませんでしたが家族みんな 仲が良くどこにでもあるような平凡な家庭 だったと記憶してい ますただ1つ違ったものといえば少し古い けど私たち家族4人が横になって眠れる くらい大きなベッドがあったということ でしょう か私と両親の3人でベッドに寝て小学校高 学年だった兄は1人で布団で寝るように なっていたのですがその日の夜は雨が ひどくまた自信もあったせいか兄もベッド に入ってきてしばらくぶりに家族全員で 寝ることになりまし た心地よくまんでいた私は奇妙な音で目を 覚ましまし た う雨の音とは違う何かを引きずっている ような音が家の外から聞こえ ます怖がりだった私はどうにか震を抑え ながら隣で寝ている母を起こそうとしまし たが母は目を覚ましません泣きそうになる 私の声に反応したのは母を挟んで向こう側 に寝ていた兄でし たう あの奇妙な音はまだ聞こえ ます兄もその音に気づいたのでしょう音が 聞こえる方向が気になる らしく視線を私と窓の方を交互に泳がせて いまし た一旦気にしてしまうとどうしてもそこを 見てしまいたくなりますよね何もないと いうことをを確認したく て結果見てしまいまし た窓には何も見えなかったのですが安心し て視線を下げたところに奇妙に膨らんだ塊 がゆらゆらしていまし た紫がかったそれの情報には炭でも塗った ように黒く歪んだように目鼻口の部分が ついていまし た [音楽] うそれがこちらに向かってゆっくりと はいずりながら移動してきていたの です私たちはそこで絶叫し音は聞こえなく なりました私たち兄弟の怖さのあり叫び 続ける自分たちの金切り声しか耳身に入ら なくなりまし たどこか遠くから聞こえるような自分たち の声はやがて兄の叫び声だけを耳に残して 意識ともども赤黒い光に落ちていきまし た意識が戻ると祖母と親戚数人そして知ら ないおじさんが私たちのことを覗き込んで いました 良かったなあ君は助かった なあいつの間にかベッドには米やさきお酒 の入ったマスが置かれていてなんでベッド にこんなものがあるんだろうとただただ 不思議に思っている と横で寝かされていた兄も意識が戻った ようでし たすまんのすま の私の時は特に何も反応示さなかった祖母 が兄の時だけ心配そうに手を握って謝って いたのが印象的でし た2人で両親に夜中見たもののことを話し ましたが一生にふされまし た兄弟2人高熱にうされてたようで幻覚で も見たのだろう と意識を失ってから3日が立っていまし たその後お互いふと思い出したようにその 時の話をしていたのですが数年をまたずし て兄はその時のことを完全に忘れてしまい まし た忘れる数週間前にも話題にした時は はっきり覚えていたのにその記憶が ぽっかりと抜け落ちたようで何か記憶の ボタンをかけ間違ったかのような奇妙な 気持ち悪さが残りまし たその時以来私たち兄弟は舟になっていき まし た高論になると小く程度だったのがそれ 以降は顔を殴られるようになったりと エスカレートしていきまし た うシャワーが熱湯になっていたり包丁を 持ち出された時ははっきり殺されると思っ たほど です今までの友人や両親他人などには態度 は変わりませんでし た兄はなぜか私にだけそうなりました う今思うとあの時祖母が兄にとった態度は 何か変だっ た大丈夫かではなくすまないと心配という より謝罪のような言葉をかけていたのは おかしいそれも兄に向かって行ってはいた が兄自身へた言葉ではなくそれ以外の誰か に向けて言っていたのではない かその後疎遠になっていたあの時の親戚に 会う機会があって少しだけ話を聞くことが できまし たあの日の雨で地面が緩んだ時に自信が 重なり無縁仏の墓が崩れたのだと そこに供養をされていたのは祖母の兄だか 弟だかなのだ となぜ一族のものがそんなところに埋葬さ れていたのかは祖母が多した今もう誰も 知らないそう です私は家を離れましたが今でも記憶が 蘇ることがあり ますう 私に対してだけ変わってしまった兄が私に 向かってくる 時 [音楽] ううとかかに聞こえていたあの忌まわしい 音を 山道山の上にある大学に通っていた頃の 体験 団大学3回生で研究室に入りたての頃怖い 体験をし た夏か秋くらいの頃僕は生物を扱う卒業 研究でデータが取れず長引いてしまい 大学初の最終バスにギリギリで乗り遅れて しまっ た最駅に部屋を借りていてバス通学だった 僕は仕方がないのでしょぼい伝統しかない 暗い通学路を徒歩で下ることにし た一応道路は舗装されているけど山の中の ため辺りは通行人や家はなくて僕の靴の音 がめちゃくちゃ反響してい たスマホの明りで道を照らしながら とぼとぼ下山していると車が1台僕と同じ 方向へ走ってくる音が聞こえ た特に何も思わず歩き続けているとその車 が僕の横を通りすぎて少し離れたところで 停車した 僕はかなり怖かった車から変なやが出てき て襲われないかハグレみたいな連中に さらわれたりお金を取られないかと心配で 走って引き返そうかとその場で足を止め たするとクラクションがめちゃくちゃ 鳴らされてわけのわからない怒鳴り声が 響いたので僕は弾かれたように走ってその 道を引き返した 道の途中で背丈の低いフェンスを見つけた のですぐさまそこをよじ登って畑らしき 場所へ入りながら大学の敷地を目指して 走りまくっ たやがて大学近くの駐車場が見えてきた 駐車場のすぐ近くに研究室があるためそこ へ逃げようと考えていたらちょうど駐車場 に男子学生がいたその学生にすがりつく ように助けを求めてめちゃくちゃびっくり されたけど学生書を見せて必死に懇願し なんとか車の中に避難させてもらいそれ から彼の運転で下山を頼むことができた恥 を捨てて必死にお願いしてよかっ た別の学部の知らない男子学生だったけど 今までの経を聞いてくれて車の中で僕が 落ち着くまでなめてくれ た少し落ち着いて彼の車で送ってもらう ことになったあの怖い車がいないかが心配 だったので僕は後部座席に移り横向きに なって隠れてい た変な車道端に止まってませんかと聞いた のだが運転してくれた彼曰く車どころか人 すらいないとのことだっ たそうしてあっさり下山できて交通車両の 音や車の量を見て人安心でき た部屋の前まで運転してもらいその彼と 別れて部屋に戻って即座に眠っ た翌日の 朝夜中山中の道路で車の交通事故の ニュースを見 た知らない男女が2名亡くなってい た山小屋の6 人僕のじいちゃんは山登りが好きでお正月 はいつも山の上で初日の出を見るような人 だった 本人曰くじいちゃんレベルになると富士山 とかは雰囲気が続っぽいと言ってマイナー な山で見たいんだそう だその年も日の出に時間を合わせて暗い うちから登り始めたんだがすれ違う人もい ないくらい寂しい山だっ た8号目あたりに山小屋があるということ でここで3時間ほど休んでいけば日の出の 頃には頂上へ つつけるじいちゃんはその山小屋を目指し て登ってい た6号目7号目すれ違う人は未だ ゼロ8号目の標識を過ぎて少し行くと 山小屋が見えてきた少し不気味な雰囲気 だったそうだ だドアはしっかりと外から板で止めてあっ たのでじいちゃんはおかしいと思いながら 裏へと回っ た裏口は少し開いていてじいちゃんは ノックをしないで入っていっ た山小屋の中には6人ほどの人が川の字に なって並んで寝ていた じいちゃんはちょっと怖くなったがみんな を起こさないように開いているスペースで 横になっ た少し疲れが取れるとその場の雰囲気が 無償に怖くなって辺りを見回し始め たそこで寝ている人たちのリュックとか 装備がどこにも置いていないことに気づい たしかもしんと静まり返っているのも異常 な気が するいびきも寝息も聞こえないあまりにも 静か だ怖くなったじいちゃんは時間を切り上げ て頂上へ向かうことにし た素早くみくをすると裏口から急いで出て いっ た8号目を登り切って9号目の標識を通り すぎた頃からようやく恐怖が薄れ始めて 調子を取り戻し たそしていよいよ頂上が見えてきてじい ちゃんの胸が踊り 始める念願の頂上についたまだ日の出前な ので辺りは真っ暗だが綺麗な星空が心を 癒してれ た頂上を散策しているとリュックが置いて あることに気づいて1番乗りでなかった ことを残念に思いながらも誰か人がいるの かと探し始め ただが狭い頂上でいくら探しても人が 見つから ないじいちゃんは不審に思ったそう だその時が登り始め た綺麗な日の出に感動して写真を撮ったり して満喫したじい ちゃん帰ろうと思った時そこにあった リュックを数えてみると数は6 個じいちゃんは人がいないことを事故か 何かかと考えて山岳救助隊に連絡をする ことにしたらしいが頂上はだったので下山 してから問い合わせることにし た下山の途中であのリュックと山小屋で寝 ていた連中が関係あるかもと思い始め たそこで帰りにあの山小屋へ寄ってみる ことにしたがどうにも山小屋が見つから ない8号目の標識からすぐのところだった が いくら探しても見つからなかっ たじいちゃんは不審に思いながらも迷い そうになったので登山道に戻って下山を 始め た7号目に来た辺りで別の山小屋を見つけ たこの山小屋は綺麗で中から光も漏れて いるそこへ向かって中へ入ると理が朝食の 準備をしているところだっ たじいちゃんを見るとその管理人の男性は 親切にお茶を入れてくれて世間話を始め たじいちゃんがその人に言ったそう だ登る途中で山小屋に入って少し間眠した んです よすると管理人さんはえこの山にある 山小屋はここだけです よこう言っ たおかしいですな山小屋に人が寝て休んで ました よそれってもしかして6人じゃなかった ですかええそういえば6人いました けど他にも何か見ませんでし たリュックがちょうど6つ山頂にありまし て 事故かなんかか とあのあなたは2度とこの山には登らない 方がいいですよ2度目はもうないです からどういうことです か8号目から頂上の間を何年も往復して いるパーティーがあるようなんですよ私も 登山者からの目撃団を聞いているだけです が8号目に山小屋があってその山小屋に 入ると人がいるらしいんです彼らと話した 人はいませんよ変わった雰囲気の人たちで ね装備は持ってないことが多いよう でそれって幽霊かなんかですか怖くなって きましたようーん関係があるとすれば7年 前の事故が思い当たるんですがそれから そういう目撃例が増えましてリュックだけ が頂上にあるというのも有名な話で救助隊 にそのことを言っても今は相手にしてくれ ないと思いますよ帰りは1人で下山しない 方がいいでしょう私の知り合いが来る頃な のでその人と下山したらどうですその6人 のパーティーに加わりたくないでしょう 管理人さんの話によるとその6人は頂上と 8号目を往復し続けているそう だ彼らは登山者についていくことが 多くじいちゃんにずっとついてきている 可能性があるとの こと目撃した人たちが下山すると事故に 会うこともあってその山に慣れた人と一緒 じゃないと遭難することもあるんだそう だ霧の 峠5年ぐらい前仕事で北海道のとある峠を よく通ることがあっ たその峠は雨が降ると霧が かかる地元ではガスがかかると言ってい たその日も雨がしとしと降っていて峠自体 がもやってい たいつもは峠を降りて海側にしばらく走っ ていると霧はなくなるんだけどその日は ずっと霧がかかった状態だっ た視界が悪いしなんだか嫌だなと思って 運転していると霧の中にぼやっと光が見え たそういえばここにはポツンと電話 ボックスがあった はずそう思いながら走っていると突然その 部分だけ霧がなくなって公衆電話の ボックスが綺麗に見え たすると僕靴の中に髪の長い女の人が見え たような気がし たしかしもう午前1時を回っているし街 からは相当離れているしここら辺にはダム しかない はずこんな人里と離れた電話ボックスに人 なんかいるわけないと自分に 言い聞かせ気にしないようにししようと 思っていると突然僕の携帯が鳴っ た道路は切りでもやっているので路肩に 止めるのは危険だと思い休憩用の パーキングまで走って車を止め携帯を確認 すると着信履歴には交と表示されてい たしばらく考えてみたがこんな時間に公衆 電話からかけてくるやはいない だろうきっと間違い電話だと思って再び車 を発信させようとするとまた携帯が鳴っ た今度も同じく講習と表示されて いるさっきの電話ボックスの女の人を 思い出してなんだか怖くなっ た携帯を持つ手が震えて背中を油汗が伝っ て いく電話はずっと鳴り続けて いる気持ちが悪いので携帯の電源を切って 車を発信させようと前を見るとそこには髪 の長い女が立ってい た う僕は息を飲むと体が固まってしまっ たするとその女はすーっと運転席の横に 移動してき た1分ぐらいそのまま横にいて僕は目だけ を右側に動かして女の動きを見つめ たものすごく怖いにも関わらず目線がその 女から話せなくなって いるすると突然車の中 で私のこと見えてたん でしょうと女の声が聞こえ た全身鳥肌が立つのが分かっ たそして次の瞬間には 車の横に女がいないことに気がつい たどこに行ったん だ心臓がバクバクとなってもうパニックに なり何も見たくないと僕は目をつぶっ たすると今度 は見えてたん でしょうといきなり耳元で吐息がかかる 感覚があった僕の記憶はここまでしか ない気がつくとパーキングで朝を迎えてい たそれ以来昼でも夜でも迂回してその道は 通らないようにして いるみんなも深夜の走行中の着信には気を つけ て特に公衆電話からの着信なら ばみんなは気づかなくても向こうからは 見えていたかもしれない から物件の メモうちは競売にかけられた不動産の調査 を受けおっている会社 ですこの間前任者が急に会社に来なくなっ たとかでやりかけの物件が僕に回ってき まし た正直うちの会社はとある筋の人から頼ま れた訳あり物件を扱うようなダーティーな ところだったのでこういうことはしちだ から大して気には止めず前任者が途中まで 作った調査資料を思って遠路はるばる田舎 までやってき たその物件はかなり古い建物のようで壁や 床などボロボロであちこち日が入ってい たり締めっぽい匂いがしたりで相当 テンションが下がっていたんだけど とにかく仕事だからということで気合いを 入れ直しせっせと調査を始めた 1時間くらい経った頃かなふと窓から外を 見ると1人の子供が向こう側を向いて しゃがみ込んで何やら遊んでいるのに 気づい たよそ様の庭で何を勝手に遊んでるん だ注意しようかと思ったんだけど ぶっちゃけその子すごく気味が悪かった なんだか覇気がないというか微動だにし ないというか一見すると人形っぽいんだ けどしゃがんでいる人形なんて想像ないし でもとにかく人という感じがしなかっ た田舎だけあってあたりはありえない くらい静まり返っているし正直少し怖く なったっていうのもある 建物の老朽化具合から見て3年は ほったらかしになっている感じだったので そりゃ子供の遊び場にもなるわなと 思い直し今日はじゃあ遊んでもよしと勝手 に判断してあげ たそれでしばらくは何事もなく仕事を続け ていたんだけど全輪者のメモの隅の方に 台所がおかしいと書いてあっ [音楽] たうちの会社の調査資料はその書き込みの ほとんどが部屋の寸法などの数字なので そういう文章が書いてあることにかなり 違和感を覚え たそれで気になって台所の方へ行ってみる と床が湿っている以外は特におかしそうな ところはなかっ たでも向こうの部屋の奥にある姿見と言ん でしょうか全身が映る大きな鏡に子供の体 が少しだけ映ってい た暗くてよくわからなかったけど間違い ないさっきの子供だっ たそうか入ってきちゃったんだな とぼんやり考えていたんだけど本当に気味 が悪かっ た物と1つ立てないし辺りは静かすぎるし おまけに古い家の独特の匂いとかにやられ ちゃってなんだか気持ちが悪くなってきた 座敷わしとか思い出してしまっ てもうその子を見に行く勇気はなく とりあえず隣にあるお風呂場の調査を しようということで風呂場に入ったんだ けど風呂場は風呂場でまたひどかっ た多分カのせいだろうけど気臭い匂いと むせかえるような息苦しさがあっ たこりゃ長いはできんなそう思ってメモを 見ると風呂場は一通り計測されていて安心 し たただその下に風呂場やばいと書いてあっ た普段なら何それという感じだったん だろうけどその時の僕は明らかに動揺して い たメモの筆跡が書き始めの頃と比べて どんどんひどくなってきて いる震えるように波打って もうすでにほとんど読めないえっと全輪者 はなんで会社に来なくなったんだっ け必死に思い出そうとしてふと周りを見る と閉めた記憶もないのに風呂場の扉が 閉まっているし扉のすりガラスのところに 人影が立っているのが見え たさっきの子供だろうか 色々考えていたらそのうちスりガラスの 人影がものすごい勢いで動き始め たなんというか踊り狂っている 感じ頭を上下左右に振ったり手足を バタバタさせたり体ごとくねくね動い たりでも床を踏みしめる音などは一切し なかったものすごく静かだけど人影だけが ものすごい勢いでうめいて いるもう足がすんでうまく歩けなかった手 もブルブル震えて いる人間の動きではないとはいえこのまま ここでじっとしているわけにもいか ないしかし扉を開ける勇気もなかったので そこにあった小さな窓から逃げようと じっと窓を見てい たレバーを引くと手前に傾く感じで開く窓 だったので開放部分が狭く果たして大人の 体が通るかどう かしばらく悩んでいたんだけどひょっとし てと思ってメモを見てみ た何か対策が書いてあるかもと期待してい たんだけどやっぱりほとんど字は読めない しかじて読めた一行が顔がないだっ た誰 のその時その窓にうっすらと子供の姿が 映ったそんな気がし た多分僕の真後ろに立っているいつの間に 入ったんだ相変わらず何の音も立てんだな この子 はもう逃げられない意を消して僕は後ろを 振り返るそこには誰もいなかっ た会社に帰った後気づいたんだけどその メモの日付が3年前だっ たこの物件を僕に振ってきた上司にその ことを言うとあれおかしいなもう終わった やつだよこれと言ってそのまま向こうへ 行こうとしたのですぐに腕を掴んで詳細を 聞い た何でもその物件は顔がぐしぐしに潰れた 子供の幽霊が出るというヘビーな物件で 当時の担当者がそのことを提出資料に書い たもんだからクライアントがそんな資料は はいらんと言って突き返してきたという曰 つきの物件だそう だ清書された書類を見ると確かに顔がない とか風呂場やばいとか書いてあっ たまあこういった幽霊物件は時々ある らしく出ることが分かった場合はビコラに さりげなくそのことを書くというのが通例 になっているそう だ他の幽霊物件の書類も見せてもらったが なるほどきちんと明記してあっ たなんで今頃こんなものが出てきたん でしょうかねと上司に聞いたらこんな答え が帰ってきた ああまだ取り憑かれてるんじゃないかな 当時の担当者って俺だしあ

怖い話・怪談・不思議な話などなど
様々なオカルト談をご紹介するチャンネル、マヨナカプレゼンツです。
今夜も極上のお話をお届け致します。

森の景色 0:00
山から聞こえる音 5:06
階段の手すり 17:54
中古住宅 26:54
探す男 30:14
眠り稲 36:09
人肉館 45:26
初雪の山 1:11:23
人葬 1:20:21
逆柱 1:27:41
山道 1:36:24
山小屋の六人 1:40:36
霧の峠 1:49:00
物件のメモ 1:54:37

※音量のバラつき・最近の動画との話被り等
ありましたらすみません!

読み手と編集 玲緒

チャンネル登録して頂けると大変励みになります!
https://www.youtube.com/channel/UCX2dT3GV5Bt_ULryahY55eg?sub_confirmation=1

別室「宵闇プレゼンツ」もよろしくお願い致します!
https://www.youtube.com/channel/UCQY4X8dxwZ5EL2eUHFsNMOw

※2ちゃんねる(5ch)使用許可申請済み

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◆マヨナカプレゼンツ怪談つめあわせ

◆2022年の全ての怖い話

◆怪談総集編(途中広告なし動画)

◆玲緒のTwitterはこちら(あまり投稿できずすみません)

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マヨナカプレゼンツでは今後も様々なジャンルの「怖い話」を朗読して参りたいと思います。
作業用・お散歩用として使用したり、じっくり場面を想像して聞いて頂いたり、様々な用途でご利用ください。

定期投稿を心掛けていますが、予告せず投稿できない時もあるかと思いますのでご了承下さい><
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どうぞよろしくお願い致します!
(*^▽^*)

玲緒(れお)

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  1. 玲緒チャンこんばんは‼️今夜も2時間にも渡る動画UPアリガトウ‼️しかも2本立てでの編集本当にお疲れさまです‼️♥️🥰♥️

  2. こんばんは🌙
    今夜も総集編14話お疲れ様でした😊
    今夜は個人的に好きな話が目白押しです!
    山の穴に引き続き、最高の夜をありがとうございます♪🙇🏻

  3. お晩です。
    今日は可也早目の視聴です。
    現在仕事中何ですが床のワックス掛けを遣っているので乾く迄の時間玲緒さまの怪談朗読を聴いています。お陰で今晩は沢山聴けそうです。👍😱👍

  4. 今回は恐怖度が高い傑作セレクションでした。人肉館の背景画像は美しく大迫力のお話とのバランスが凄くよかったです。逆柱は玲緒さんのエンジェルボイスダークバージョンの魅力が炸裂していてスバラでした。最高の動画アップ、ありがとうございました

  5. 玲緒さん こんばんは
    今回は人肉館をはじめ私の好きな話しがいっぱいでヤッター 山から聞こえる音も面白かったです
    ソトウバを束にして何を叩いてたんでしょうね
    バットじゃあるまいし
    バチ当たりですね〜

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