サイクルツーリズムによる地域の活性化を後押ししようと、香川県琴平町のバス会社が国内初となる電動リフト付きのサイクルバスを開発し、6月21日、高松市でお披露目されました。

(河原大記者)
「今回、導入されるバスは、客室に自転車をそのまま載せることができます」

琴平町のバス会社、「琴平バス」が開発した「サイクルバス」です。電動リフト付きのバスを改造していて、客室内に自転車12台をそのまま載せることができます。国内では初めての導入だということで、重たい電動アシスト自転車も簡単に載せられます。

また、トランクには車輪を外した自転車を8台収納することもできます。自転車を輸送する手間が省け、遠い場所でのサイクリングや片道だけのサイクリングが可能になるということです。

(琴平バス 楠木泰二朗社長)
「自転車を解体せずに搭載でき、到着後すぐにスタートできるというのが1番の魅力。上級者だけでなく中級者・初級者も快適に自転車の旅を楽しんでもらえるのでは」

琴平バスは、サイクルバスの導入に合わせてサイクリングルートのモデルコースを設定していて、今後は、国の内外に積極的に情報発信しサイクルツーリズムによる地域の活性化を進めたいとしています。

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