我れのみや かく恋すらむ かきつはた 丹つらふ妹は いかにかあるらむ夏相聞歌 詠み人知らず

万葉集を詠んで各地を紹介するシリーズの第25回目 夏相聞歌
”我れのみや かく恋すらむ かきつはた 丹つらふ妹は いかにかあるらむ” 詠み人知らず
「私がこんなに恋しているのに あの杜若の様な可愛い彼女は僕の事をどう思っているのだろうか・・・」

作者はカキツバタの可憐な花に彼女の面影を重ね合わせ 切ない胸の内を詠んだのでしょう 恋は成就したのでしょうか
撮影場所は天理市の山の辺の道にある古刹 長岳寺です 放生池に杜若が咲き始めていました 池に映りこむ本堂の甍 重要文化財の鐘楼門 咲き誇るツツジ 見事なコントラストで思わず感嘆の声が漏れてしまいます

「万葉集を巡ろう」とは別に歴史探索「万葉人の歴史サイクリング」では
自転車に乗って近畿地方中心に(主に奈良県)、日本の歴史を古い順に巡ります
シリーズとして、神話の時代から神武東征~古墳時代~飛鳥時代~奈良時代へと歴史を古い順にたどり、各地の名所や隠れスポット、超レアなパワースポットも面白おかしく紹介します
番外編として各地で催されるお祭りやイベントなども楽しく紹介します
ナレーターはラムとテン2匹のネコの楽しいおしゃべりを字幕スーパーで解説します

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