【モノクロスナップ】フジX-T5/T1でおさんぽカメラ港区&モノクロ巨匠達の写真展巡り

写真機カキナカ
今回はここ六本木にある
ミッドタウン・フジフイルムスクエアから
アンセル・アダムスの写真展を
僕ら見てきてそこから! はい
フジ!モノクロスナップ回です〜。
おお! そして森山大道・木村伊兵衛..スナップの名手!
みんなモノクロの有名な写真家たちが
一緒の期間に4月、写真展をやってるという
珍しい期間です。なんで僕ら富士のカメラで
前回同様フィルムシミュレーション、
そして自分たちのRAW現像で
どれだけ違いが出るのかっていうの試しながら
モノクロスナップをしていきます!
楽しみ〜
では行きましょう。
外苑東通りと、そこは六本木通りの交差点ですね
六本木よく来ます?
いやま仕事で、ぐらいかな。
好んでわざわざ来ることはないかなあ
メルセデスのね。 あああっちにあるね。
それぐらいかな〜
wwやけに嫌味ったらしく!
なんで僕は前回に引き続き最初X-T5。
カッキーは今X-T1という世代の差があります。
世代の差がある!
アンセルアダムスどうでした?
重厚な写真で! 「ポートフォリオIV」ね。
四隅までびっしりした!
アンセル・アダムスって聞くと
ゾーンシステムっていう白から黒までを
11段階に分けたえ手法とかを理論とかを
確立した人
として知られてるんですけ
..っていう前に感覚的な人だったっていうのが
いうのが意外に知られてないところで。
モノクロの階調もね今回テーマだし。
はい。そっすよね。
きょんちゃん、ゾーンシステムってわかる?
現像する時の階調..
撮る時/現像する時/プリントの時も
階調を意識して、目が感じる美しさっていうものを
表現する。そこを基本に考える
あくまで基本の話です。
中野さんは六本木は?
なんかちょっと物々しい感じがする
物々しい。ま、元々はね。色々と。
六本木といえば。
カッキーがつけてるのは広角側の1.4
開放F1.4。35mm相当ぐらいなのかな。
僕は今回お借りした小松さんの35mmF 1.4/
50mm相当ですね。
前回桜で、カラーで撮ったんですけど
その時感じたのが、
2人ともスナップがしやすい
片手でダイヤルがこう押せるというぐらい
軽いっていうのはやっぱスナップにとって
すごいいいなっていうのと
オートフォーカスが使いやすい。
マニュアルと併用するオートフォーカス
みたいなこともできるカメラなんだな。
と思いましたけど、果たして今回
モノクロでフィルムシミュレーションと
RAW現像をした僕らの写真と
何が違うのかっていうのも面白いところかな。
だから撮る時もそれを意識して
いかなければいけない。
それがもしかして
ゾーンシステムなのかもわからんですね。
でっけえ自転車ばっかだな!ww
全員捕まえて欲しいですね。
あ、いいですねここ 。
どうしました?
大丈夫?あれ。
タクシー待ってるんでしょ。
いや嘘だよwwいやいや、だったならいいけど。
慣れてるからあんな感じで車道に出ないって。
慣れてないしょ。びっくりした〜ww
ww
なんの撮影?
Youtube..
モフモフ〜
写真のYouTube..
撮っていいよ。
ありがとうございます。
かわいくって。
このまままっすぐ行って
タカイイシイギャラリーがあるはずなんで
そこで森山大道展・ヴィンテージプリントを
やっているらしい。
Ken Ishii?
ケンイシイちゃうわ。タカイシイ!
結構道が広くて歩きやすいんですね。六本木。
六本木というのは、
昔に六本の木が生えてたという説と
ここら辺は江戸時代に色々なお屋敷があって
その大名たちの苗字にが木を使ったものが
多かったんで六本木と言ったとか。
あれなんやっけ林がつくのもあった..?
林で2人分ってこと?もしかして。
ロアビルですね有名な。
もう封鎖されていて中に入れません。
<鑑賞後>森山大道ヴィンテージプリンツ
フロム’80どうでした?
思ったよか綺麗なプリントって感じです。
前に見たことあるやつばっかりでしたけど。
そうだよね。 リアルなプリントは
思ったよか綺麗なんだな〜と思いました。
なんかヴィンテージなんでエディションが
ついてるわけではないんですが、
その年代のプリントっていうのは
そんなに世にあるわけじゃないから
1個100万円ていう値がついてんですよね。
ほうほう。 写真のプリントの売買っていうんで
ちゃんと100万円クラスで
ちゃんと売買ができるんだとしたら
期待が持てるかもしれないし、
でもヴィンテージじゃないと金額が出ないんだ
としたら、今の人はどうしたらいい?
っていう話だよね。
もし自分がホテルとか持っててさ
フロントに何飾るって言ったら
あれ飾ってたらかっこいいよね。
自分の写真かな〜
ホテル持ってて言うたよ!
ホテル持ってて写真撮っちゃダメなんですか?ww
ここすごいですね。この雰囲気ね。
はい鳥居坂。坂と言いつつも真っすぐな道。
おお本当だ。
これが暗闇坂になると。
暗闇坂!
坂の魅力とは!?
坂の魅力とは..
やはり人間は2次元飛べない生き物なので、
高低差を行き来できる3次元になる
瞬間なんじゃないかなと思う。
ああうん、なるほどね。
「なるほどね」は中野さんの答えに対して
じゃなくてこのカメラの動作に対してね。
なるほど〜の絵であって!
フジのX-Tシリーズで撮るモノクロ
どんな感触ですか?
撮りやすい、ですかね。
..うん、撮りやすいかも。レンズの重量も含めて
ちょっと好みではあるかもしれませんね。
今から向かってる恵比寿、そしてそこでやっている
木村伊兵衛といえばスナップの名手で
ライカを使ってたことでも有名です。
木村が今生きてたらライカ使ってるかしら?
どうなんでしょう..
いや使ってるんじゃないですか?
M11使ってるかな?w いやいや
いやいや、フィルムにこだわってんじゃないですか?
「わしはこれでしか撮れんのよ」言うてほしい。
そうかな〜
うん、そうあってほしいですね。
わしゃ。
鳥居坂といえばこの急な坂。
これはお金持ちも大変ですね〜
ここね、よく雪降ると通れなくなる。
なるほど!
今モノクロやる意義ってって何なんだろうね?
写真表現としては
工芸的価値も出てくるじゃん、銀塩だと。
インクジェットじゃなんく。 物としてね。
うんそうそう、その価値はあると思うよ。
あるんじゃね?
例えばデジネガでねそれがやれるってこと?
まあねデジネガ..もそうやし
時代を感じない佇まい。
なるほどね。で、
その時にやっぱインテリアに合うんだよ。
やっぱこうファインアートって
いうのは飾ってなんぼだから。
飾るその空間にどんな調度品にも合うっていう。
なるほど。
タイプCプリントのカラーのものがじゃあ、
どんなインテリアにあうのか?う
結構難しいはずなんだよね。
そっかどうかな。..うんまあでもま面白いですね。
中野さんは飾る方を考えて
私は作成する方を考えるというこの差が。
やっぱ面白いですね。 やっぱファインアートで
作品を作りたいってのは興味としてある。
まあもちろんそうでしょうね。
写真家である以上。
ファインアートとは何なんですか?
ファインアートっていうのは工芸品だった
わけですよ写真っていうのは。
何か目的を持ったものだったんだけど
それ自体で、その内容で価値が決まる
というものがファインアート。
暗闇坂で〜す。 暗闇坂。
歴史のある坂。
正面! 
正面だね。
今日の締め!東京都写真美術館でやってる
木村伊兵衛展「写真に生きる」を鑑賞して
僕らの今日のスナップは終わり。
これからジャッジに移ろうと思うんですけど
会期中に木村伊兵衛賞の発表もあって、
写真界の芥川賞と言われる木村伊兵衛賞。
キム・インスクさんが受賞して今回。
ノミネートにも僕の知り合い
2人の写真家 金川さん・うつゆみこさん
が入っててみんな結構同じ世代。
今日はアンセルアダムスも森山大道も見たけど
やっぱ後に残る作品っていうのを
色々考えさせられるスナップ回だったし
そんな簡単には撮れないな、と。
いやまあ昔の写真やなって感じですかね。
ww
では現像して、それらに影響されたか
僕らのスナップをジャッジしてもらいます!
小松さん、今回は貸し出しいただいて
XT1/XT5
ありがとうございました。
スナップを僕らは3枚それぞれプリントしました。
自分たちで3枚出してお見せしてから
ら1枚を選んでもらう対決!
まずは我々が3枚ここに出します。
せーの、はい。
好みでいいです?
そうです写真は好みですからね。
この中で、今回は1枚を選んでいただくんじゃ なく
僕らが1枚でこれで戦うというの出して
小松さんに選んでもらう、と。
なるほど。
フジフィルムX-T5とX-T1で今回撮ったと思うんですけど
柿島さんどうでした?
はい非常にスナップは使いやすいかなという
感じがしましたねダイヤル周りは
非常に、なんて言うんでしょう
使いやすいところにすぐ手が届くのかな、
という感じはありましたね。
EVFもすごくいいし
使いやすかったかなというところすごく感じました。
やっぱこう、左手のここに絞りがあるのって
最初Xシリーズが出た時に
ちょっと違和感がね最近のレンズでは
あったんだけど
やっぱここにあるのが一番能率がいいね。
もちろんね慣れもあるけれどね。
っていうのがやっぱりXTシリーズの..
Xシリーズ全般に良いとこなのかな。
そうね、ばっちり数字が見えるっていうのは
アナログ世代としてははいうん分かりやすくて
安心するしね。
ではこの中で1枚選んでいきましょう!
外すというのもありだね。
外せるほど余裕あるの?ww
よし、じゃあ僕これにしよ!じゃあ僕はこれで。
なるほど。
決まりました?
本当に超僅差です。
フジXTシリーズで撮った
モノクロフィルムシミュレーション
港区スナップを
小松さんに選んでいただきます。
せーの!
ww
お金包んだんじゃないかぐらいですね。
どこが良かったです?
やっぱり..街を見ながら
僕もよく酔っ払って歩いてる時
iPhoneでも持ってるカメラで
こういうこうなんか
コントラストの効いたビルを撮ったりするんです。
でその、曲線と直線とあとこう
ちゃんとそこまで平行合わせないで
いろんな要素があって..黒も。
やっぱり構図なんですよね
その公式的な構図が結構好みで。
逆にこっちも、この下が入ってる。
うわーってちょっと思って。
で、あとこの自然な感じとで
実はこのうちの1枚を持ってこられたら
あやばいな〜と。 どれでした!?
えっとこの下の。
これかあ!
わーこれは通が選ぶ写真だな。
これとこれだったら選んでました。
なるほどさすがセンスが高いな。
X-Tシリーズを貸していただいて
どこが小松さんはX-Tシリーズ魅力に感じてます?
あ、聞きたいですね。
まず色味。 あとオートフォーカスだったりとかが
X-T5で改善された場所で。
それがこう狙ったところにこう..ドンズバで。
唯一無二のフィルムシミュレーションの部分でも
ここはこういう風に撮りたいっていうのが
もう明確に。
そのまま表現..表現したい!みたいな。
素人だからだと思うんですけど。
いや逆にそれは..
そんな明確な意図がある方ってあんまいないので
それはできるのは.. 珍しいのかもしれない。
だから選ばれてるのかもしれないですね。
確かにそういう明確な人が
X-Tシリーズをちゃんと買い支えてるんじゃないかな。
いや確かにそう思うとすごい今すごい合点が
いったというか、フィルムシミュレーションって
あんまり意識してこなかったですけど
意識して遊ぶと楽しいような
システムだなとは思いましたけどね。
逆にこれはちょっと!
って思ったところある?
シャッターがさ! ww
シャッターダイヤルが
ぐるぐる全部回っちゃうのよね。
あ、分かった。分かる1/4000からすぐAになっちゃったり
間に1/180が入ってる
シンクロがね昔ながらなんだけど。
なんかevf。シミュレーションでモノクロに
しちゃうとモノクロでしか見えないんです。
確かに。  これね他のメーカーでも
結構そうなんですけどそこは
ちゃんと選べるようにしてほしいな。
持ち方についてはもう僕からは
なんかすげえ1番よくできてるなって
いう感じのフィーリングでした。
確かにね。この辺ね。すごいよく考えられてる。
絶対疲れない旅に持っていっても。
今回も小松さんにご協力をいただきまして
フィルムシミュレーションで
モノクロ港区スナップをやってまいりました。
皆さんもし気になった写真とか
XTシリーズのここが実は気になる好きだ
っていうのがあったら
是非コメントで教えてください。
今回はご視聴ありがとうございました。
小松さんでした。ありがとうございました〜
酔っ払ってスナップするの楽しいですよね
楽しいめっちゃ楽しい。
なんで俺こんなの撮ったんだろうってなる!
そう!  ww

フジフィルムのカメラは何が良い?モノクロ撮影回。
富士フイルム本社やレジェンド写真家たちの写真展が重なる東京都港区をストリートスナップ撮影。現行Fujifilm X-T5と初代X-T1で、フジミラーレスカメラ「APSセンサーXシリーズ」の性能とフィーリングを検証しながら、モノクロ撮影でスナップ写真対決。アンセル・アダムス>森山大道>木村伊兵衛のレジェンド写真家たちのモノクロ作品展示を周ります。

フィルムシミュレーションとRAW現像の比較検証。ゾーンシステムとヴィンテージプリントについて絡めモノクロ諧調へ言及する意欲作!

・アンセル・アダムス作品展
ポートフォリオIV:偉大なる啓示
富士フイルムスクエア(東京・六本木)
2024.3.28〜5/22

・森山大道 | Vintage prints from the 80’s
タカ・イシイギャラリー フォトグラフィー(六本木)
2024.03.16 – 04.13*会期は終了しました

・木村伊兵衛 写真に生きる
東京都写真美術館(恵比寿)
2024.03.16 – 05.12

// 写真機カキナカ //
https://www.youtube.com/kakinaka
プロフォトグラファーとして本業で活躍中の柿島達郎と中野幸英。
写真家2人が送る “写真を楽しむ機会を作る” youtubeチャンネルです。
いつの間にか一緒に撮り方や知識を学んでいけるような動画を目指します。
下記リンクからチャンネル登録ができます。新着動画もチェックしてね。
https://www.youtube.com/kakinaka?sub_confirmation=1

// 今回の機材 //
Fujifilm – フジフィルム X-T5+XF 35mmF1.4R
Fujifilm – フジフィルム X-T1
+XF 23mmF1.4R
// 目次 //
00:00 富士フィルムスクエア フジX-T5とX-T1
01:43 アンセルアダムスとゾーンシステム
04:48 スナップが快適X-T5でシャッターハッピー
06:46 六本木から森山大道展へ
08:34 ヴィンテージプリント/坂の町麻布
13:03 広尾から都写美/木村伊兵衛展へ
14:46 ジャッジタイム
18:32 X-Tシリーズの魅力

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#カメラ #ミラーレス #スナップ写真 #fujifilmxt5 #fujifilm

6 Comments

  1. 責任を持ってシリーズで色を提供している、フジのカメラはだから評価されているんだと感じました。スナップがとても楽だったな〜。
    みんなの気になる写真や現像。フジのカメラについて気軽にコメントくださーい。

  2. こんにちはーっ!

    11:00カッキーの写真が良かったですねーつ!

    白黒フィルムしか使ってなかったことが、嘘のようにカラーばかり撮ってますね。

    たまに人を白黒デジで撮りますが、それ以外に白黒で撮りたい題材が見つからないというか・・・なんか難しいです。

    森山大道やアラーキーみたいなかっこいい白黒も好きなんですけど、上田義彦「椿の庭」のような写真のほうが今の自分の好みのようです。

    カラーなのに白黒より懐かしく感じます。

  3. 北海道で著名な写真家さんたちの写真展とか観たことないので羨ましい!
    アンセルアダムスとか森山大道さんとか木村伊兵衛さんの作品とか本でしか観たことないから。

  4. こんばんは。今回も楽しく視聴させていただきました。少し趣旨がずれますが、モノクロのRAW現像について動画作成していただけると嬉しいです😊

  5. 私も11:00のカッキーさんのと、7:54 13:34のナカノさんの写真が好きでした♡
    調子にのりすぎた…ってとこ😆いつもは落ち着いた感じのお二人がはしゃいでてサイコーでした😆🙌 写真の楽しさが伝わってきて、ぐっときますねー🥰

  6. I might be one of the few non-Japanese speaking western subscribers of the channel, but I love this channel's style. I appreciate how you demonstrate both film and digital photography equally. Thank you for the knowledge and content Kaki and Naka. 🙂

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