「泊まるだけでエコ！？」世界初の水素ホテルに潜入 新エネルギーの秘密が朝食に？【サンデーLIVE!!】(2024年3月3日)

「泊まるだけでエコ！？」世界初の水素ホテルに潜入 新エネルギーの秘密が朝食に？【サンデーLIVE!!】(2024年3月3日)

[音楽] 脱炭素社会いわゆるカーボンニュートラル の実現は今や世界の潮流対応できない企業 は生き残れないとさえ言われてい ます脱炭素社会実現の鍵を握ると言われて いるのが水素 です国内外から様々な水素の最先端技術が 集まった展示会です展示の数はもちろん人 の数がとにかく すごい年から催している世界最大級の水 エネルギー分野の展示会今年は20カ国 350車が出展してい ます時は人がたくさん集まってる場所が ありますねトヨタ かそこで見つけたのは水素を燃やしてピザ を焼く石川燃やしてもま出るのが水上機 だけということで非常にま環境にも配慮 できたようなまそういうあのカになって おります燃やした時水だけが排出される クリーンが水素ですがなぜ脱炭素社会の 切り札となるのでしょうか水素燃料電池店 にも出店していた水素燃料電池ナ材料研究 センターを尋ねまし たこれはあの燃料電池のあのこの中に積ん でいてこれがあの200Wの燃料電池に なりますこのタンクを満すると大体 100kmぐらい走れるものになってい ますこれまでの電動アシスト自転車の倍 以上の距離を走ることができる水素燃料 電池自転車開発には4年かかりまし た効率的な燃料電池と水素製造を研究する 日本空士の規模を誇るこの研究センターの 飯山センター町は水素の重要性につい て水電界で水素に変えればですねその水素 は後でいくらでも使えますと燃料電池で 電気を起こすこともできますしボイラーで 燃やして熱として使うこともできるので カーボニュートラルに移行していく時にキ となるあの物質エネルギーだと思います ねさらに水素はデや食品廃棄物など多種 多様なものから製造することができるのも 利点の1つだと言います一方で運搬に課題 があるとも言われてい ます工業地帯の中のパイプラインで安く ですね発電所とか科学工場に輸送してそこ で大量に使う と資産地象パイプラインでの運用を実現し ているところが神奈川県の工業地帯にあり まし た羽田空港にほど近い世界初の水素ホテル と言われる東急レイ ホテルああこちらですねこれですねはい へえあ結構大きなかなりサイズとして 大きいですねはいこれが電力を生み出す はいそうですあのいわゆる燃料電池とい時

にですねはいはいホテルの前に置かれた 水素燃料電池が1日20時間発電ホテル 全体の20%にあたる電力を供給してい ますその水素を供給しているのがホテル から5kmにある科学メーカーレナックの 工場ここでは水素の原料に意外なものを 使っていましたこれは何でしょうかこれは あの全国のえ自治体がえ家庭から集めた はいえプラスチックゴミベーコンとかそう ですね書いてありますしいわゆる袋とか そうそうですねちょ見えてますねこのマー これですねまさにこれが水素のエネルギー の原料になってるこの工場でははレベル までをしてえそれをえ最終的には水素H2 にしたり化原にえ使ってい ます全国から集められた家庭用 プラスチックゴミは水素を取り出すために まず機械で細かく砕きますアガルと 持ち上げましたね重いんですよね1つね これえあこれで乗せてそして上に上げて いくわけですね はい奥のとのその下にがありますのであ今 落ちました1つ落ちました ええ細かくしたプラスチックゴミは金属 など異物を取り除いた後形を整えますこれ はあの次のラスカ工程熱分解工程の工程内 に投入するための形えに整えている工程に なりますなんだか匂いがしますねなんて 言えばいいんでしょうそうゴ由来のもの だったりあ 整形したプラスチックは熱分解路に運ばれ そこで水素を取り出しますプラント先ほど のものを持ち込んでどこにこう投入すると 言いますか高さ60mの頂上まであの 先ほどのプラスチックを持ち上げています えそのところからえこのプラントこの学校 の中にあるえガスカ分路に先ほどの プラスチックがえ投入され てるプラスチックは1400までせられ 分子レベルまで 分解取り出した水素を工場内のパイプで タンクに運び貯蔵しますあこの中に水素が 貯められているということですねえまさに このパイプを通ってですね水素がこう運ば れていくということですねギュっ と圧力が高い状態で送り出しています ええ一旦タンクに貯められた水素は長 10kmの地下パイプラインを通って地域 の工場に供給されてい ます東急レイホテルもその中の1 つホテルでも水素が使われてということ ですけどそれのことについてはどう 受け止めてらっしゃいますかはい我々が 作り出した水素がですねえそういった他 業種さんのですねエネルギー源として使っ

ていただいてるということに非常にあの 誇りを持っています はい生活の中で発生するプラスチックゴミ を再生してエネルギーとして使用循環型の エネルギーシステムがここでは稼働してい まし たけよしすごい取れた取れたでかよ大きい ねすごいこのホテルでは水素燃料電池の 電力を使いフロント脇のロビーでリーフ レタスのスピード栽培を行っています この日はホテルの取り組みを知ってもらう ために近所の小中学生を招待レタスの収穫 を行いました泊まるだけでエコなホテルて いったところで皆さんにたくさん遊びに来 ていただきたいと思っており ますホテルで取れたレタスは土日限定で 朝食として利用客に提供されてい ます地球の将来にとっていいことだと思う からそういう基準をホテルやレストランを 選ぶ時に使いたい ね脱炭素社会に不可欠な水素の活用しかし まだコストなど課題も抱えていますお客様 自身もえ宿泊えあるいは旅をするえ いわゆる地球にいいことをするえ地球に 貢献をしたいこういう気持ちが強くなって きてまん我々のホテルが選ばれる回数が 増えてきてるんじゃないかなと思ます

　水素を電力に変えて利用している、「世界初の水素ホテル」。そのもととなる水素は、家庭から出る「ごみ」かつくられています。水素エネルギーの可能性を取材しました。

◆「脱炭素社会の実現」切り札は“水素”

　脱炭素社会、いわゆるカーボンニュートラルの実現は今や世界の潮流、対応できない企業は生き残れないとさえ言われています。脱炭素社会実現の鍵を握ると言われているのが水素です。

メ～テレ　小松崎花菜アナウンサー
「国内外から様々な水素の最先端技術が集まった展示会です。展示の数はもちろん人の数がとにかくすごい」

　2004年から開催している世界最大級の水素エネルギー分野の展示会。今年は20カ国350社が出展しています

小松崎花菜アナウンサー
「ひときわ、人が集まっているブースがありますね」

　そこで見つけたのは水素を燃やしてピザを焼く「石窯」。

トヨタ自動車株式会社　水素製品開発部　岩井顕主幹
「燃やしても出るのが水蒸気だけということで、非常に環境に配慮できたようなそういう窯になっております」

　燃やした時、水だけが排出されるクリーンな水素ですがなぜ脱炭素社会の切り札となるのでしょうか。

　水素燃料電池展にも出展していた水素燃料電池ナノ材料研究センターを訪ねました。

◆脱炭素には「再生可能エネルギー」を最大限に

山梨大学　水素・燃料電池ナノ材料研究センター　飯山明裕センター長
「燃料電池を積んでいて、これが200ワットの燃料電池になります。タンクを満タンにすると100キロくらい走るんです」

　これまでの電動アシスト自転車の倍以上の距離を走ることができる水素燃料電池自転車。開発には4年かかりました。

　効率的な燃料電池と水素製造を研究する日本屈指の規模を誇るこの研究センターの飯山センター長は水素の重要性について。

飯山明裕センター長
「水電解で水素に変えれば、その水素はいつでも使えます。燃料電池で電気を起こすこともできますし、ボイラー燃やして熱として使うこともできるのでカーボンニュートラルに移行する時のキーになる物質エネルギーだと思いますね」

　さらに水素は汚泥や食品廃棄物など多種多様なものから製造することができるのも利点の一つだと言います。

　一方で運搬に課題があるとも言われています。

飯山明裕センター長
「工業地帯の中のパイプラインで安く発電所や化学工場に輸送して、そこで大量に使うと」

◆「水素」を地産地消 世界初のホテルとは？

　地産地消、パイプラインでの運用を実現している所が神奈川県の工業地帯にありました。

　羽田空港にほど近い世界初の水素ホテルと言われる「東急REIホテル」。

テレビ朝日　平石直之アナウンサー
「こちらですね、結構大きな」

開業当時の事業企画部長　武井隆氏
「かなりサイズとしては大きいですね。いわゆる燃料電池というものですね」

　ホテルの前に置かれた水素燃料電池が一日20時間発電、ホテル全体の20％に当たる電力を供給しています。

　その水素を供給しているのがホテルから5キロにある化学メーカー「レゾナック」の工場。ここでは水素の原料に意外なものを使っていました。

株式会社レゾナック　プラスチックケミカルリサイクル推進室　伊東浩史室長
「（Q：これは何ですか？）全国の自治体が家庭から集めたプラスチックごみ」
「（Q：ベーコンとか書いてあります。いわゆる袋とか）ちょうど見えています、マークが」
「（Q：これが水素の原料になっていると？）この工場では分子レベルまで（プラスチックごみを）分解して、それを最終的に水素・H2にしたり化学原料として使っています」

　全国から集められた家庭用プラスチックゴミは水素を取り出すためにまず機械で細かく砕きます。

平石直之アナウンサー
「軽々と持ち上げましたね。重いんですよ。これで載せてそして上げていくわけですね」

伊東浩史室長
「一番奥の所のその下に破砕機がありますので」

平石直之アナウンサー
「今、落ちました。一つ落ちました」

　細かくしたプラスチックゴミは金属など異物を取り除いた後、形を整えます。

伊東浩史室長
「次のガス化工程、燃分解工程で（炉に）投入するため形を整えます」

平石直之アナウンサー
「匂いがしますね」

伊東浩史室長
「ごみ由来のものです」

　成形したプラスチックは、熱分解炉に運ばれそこで水素を取り出します。

伊東浩史室長
「（Q.先ほどのものを持ち込んでどこに投入？）高さ60メートルの頂上まで先ほどのプラスチックを持ち上げていきます。そこからこのプラントの中にあるガス化分解炉にプラスチックが投入されている」

　投入されたプラスチックは1400℃まで熱せられ、分子レベルまで分解。取り出した水素を工場内のパイプでタンクに運び貯蔵します。

平石直之アナウンサー
「この中に水素がためられていると言う事ですね。このパイプを通って水素が運ばれていくと言う事ですね」

伊東浩史室長
「ぎゅっと圧力が高い状態で送り出しています」

　一旦タンクにためられた水素は総延長10キロの地下パイプラインを通って地域の工場に供給されています。東急REIホテルもそのなかの1つ。

伊東浩史室長
「（Q.ホテルでも使い始めていますが、そのことをどう受け止めますか？）我々が造りだした水素が他業種でエネルギー源として使われるのは誇りに思います」

　生活のなかで発生するプラスチックごみを再生してエネルギーとして使用。循環型のエネルギーシステムがここでは稼働していました。

　このホテルでは水素燃料電池の電力を使い、フロント脇のロビーでリーフレタスのスピード栽培を行っています。

　この日はホテルの取り組みを知ってもらうために近所の小中学生を招待し、レタスの収穫を行いました。

川崎キングスカイフロント東急REIホテル　佐田大樹氏
「泊まるだけでエコなホテルといったところで、皆さんにたくさん遊びに来ていただきたいと思っております」

　ホテルでとれたレタスは、土日限定で朝食として利用客に提供されています。

イタリアからの観光客
「地球の将来にとっていいことだと思う。だからそういう基準をホテルやレストランを選ぶときに使いたいね」

　脱炭素社会に不可欠な水素の活用。しかし、まだコスト高など課題も抱えています。

武井隆氏
「お客様自身も宿泊あるいは旅をするなかで、いわゆる地球にいいことをする、地球に貢献したい。こういう気持ちが強くなって、我々のホテルが選ばれる回数が増えてきているんじゃないかと」

（サンデーLIVE!! 2024年3月3日OA）
[テレ朝ｎｅｗｓ] https://news.tv-asahi.co.jp