サイエンスフェスタ2023ステージイベント「漁師さんに聞こう」presented by 移動式鮮魚店”レディ魚ー”

皆さんこんにちは もう1回行きます 皆さんこんにちは 北海道大学水産学部2年の北浦優翔と申します 移動式鮮魚店レディ魚(ゴ)ーという学生団体の 代表をさせてもらっています どんな活動をしているかは こっちの 札幌ファクトリールームとチカホに パネルがあるので そこで見ていただければと思います 今 水産業界はいろんな問題が複雑に絡み合って ちょっと難しい あんまり良くない と言われている状況なんですけど そんな中でも  こうやっていろんな業種の人が 一緒の場に集まって話し合ったら もっといい明るい未来が 待ってるんじゃないかと思ってます そういう場を開けるのが 僕みたいな いろんなところに動き回って 学び続ける 学生という立場を使って できることなんじゃないかと思ってます そこで今日は 大学教授の芳村先生と 学生の宮川佐助くんと 広尾町の漁師さんの保志さん に来ていただいて こういう場を設けることができました 今日は保志さんにお話しいただいて それぞれ学生と教授の立場から 質問していただくという形で トークセッションを行おうと思ってます よろしくお願いします 芳村先生から自己紹介をお願いします ありがとうございます 皆さんこんにちは 私はですね 北海道大学の水産学部から来ました 教育研究しています 芳村と申します 私は普段 船に乗って 海の環境を調査しています 今週は水曜日まで厚岸で船に乗って あとは河川を調査して 急いで戻ってきました 今日は水産学部でやっている活動を ちょっとだけ紹介させていただきます 先ほど川口さんからも ご紹介いただきましたが

今日このファクトリーの会場の中に 我々水産学部がラスボスという 活動をしてますけれども ラスボスで作っているカードを6種類 いろんなところに配置しています その3枚を集めていただくと このクリスマスツリーの下で 会場で ガラポンを引いていただいて 景品が当たるというイベントやってますので ぜひ参加してください 例えば1階にいる皆さん あるいは2階で聞いていらっしゃる皆さんの すぐ近くにもカードを設置してありますので 探してみてください ありがとうございます 今日はよろしくお願いいたします 皆さんこんにちは 私は東京海洋大学1年の宮川といいます 普段は地域の文化資源として 海藻をどう利用していくか ということを考えて勉強しています 今日は学生の立場から保志さんに 質問していきたいと思いますので よろしくお願いします 皆さんこんにちは 北海道十勝 広尾町からやってきました 夏は昆布を採って 今時期はツブを獲る っていうようなスタイルでやっている 現役漁師です 今週のはじめの月曜日の あさイチ(テレビの番組)で お茶の間の前で ツブ貝を叩き割るという 脳筋系キャラを披露したばかり ではありますが 今日はちょっと少し真面目に やっていこうかなと思ってます 自分の自己紹介するとなると レディー魚の面々にも度々出してもらっている 「星屑昆布」という 昆布の端材を使って 使いやすくしたっていう商品を開発して 6次化という形で進めてます 昆布をなかなか使わなくなった現代において 使いやすい形でどうやったら 食卓に昆布が出てくるか 新しい昆布の文化を 一緒に作っていけたらと思ってます よろしくお願いします 札幌駅のチカホでも販売しているので よかったら帰りに寄ってください 商品すごくオシャレな感じですし

保志さん 我々のもっている 漁師さんのイメージと 全然違う すごい爽やかな感じなんですけど 何か心がけてらっしゃることあるんですか もともとうちの家として お酒を飲む家じゃなかったっていう その晩酌っていう文化がなくてですね 酒がない もともとバスケットをやってたんで タバコも吸ってないと お金がなかったんで ギャンブルもしないってなった時に まわりの漁師さんに お前は何を楽しみに生きているんじゃ っていうふうに言われたところから 漁師っぽくないって 言われ続ける理由って何だろう と思った結果 自分のキャラクターを そっちに全部振りした結果 こうなっています 逆に我々が囚われてしまってる っていうものがありますよね そういう意味で 今日 保志さんの活動を 皆さんにアピールしていただいて みんなのイメージも変えていけるっていう そういうチャンスだと思いますので ぜひよろしくお願いいたします ありがとうございます まず 項目1 1から7となってます 1番 自己紹介からっていうところで 広尾町っていうところですね ちょうど今 皆さんの目に見えるところにある この大きなツリー これ実は私が住んでいる広尾町から 届けられたツリーになってます そうなのよ だから これも一つ縁だなと思ってます 広尾町の説明をざっくりすると 森林面積が8割ということで 林業の街とも言えます 基幹産業が漁業なので 漁業の街とも言えます ですが生産金額は農業が1番高いので 農業の街とも言えちゃいます 総じて一次産業がそろってて

全てにおいて盛んな地域だ っていうふうに言えるような 本当にこう 海があって 山があって 川があって 農地があって っていう自然環境豊かなところで 育った結果 こんなのが生まれた っていう風になってます そういう意味では 北海道の全てがギュッと詰まった街 っていうふうにも言えると思いますね 広尾町 素敵な街ですね 今年の夏も北浦くんたちも 来てくれましたし その時に言ってるのは みんなが描く夏休み っていうものをこの広尾町で 一手にギュッと凝縮して 体験してもらうっていうような形で 学生たちを野に解き放つ っていうようなことをやってます 実際漁師のイメージって 皆さんもってると思われます でも実際それは正しいです 自分(保志さん)基準に漁師って考えたら だいたいやけどしちゃうんで気をつけてくださいね こういうふうに 人前出たり 人前で話をしたり いろんな未来を語ったり 教育に携わったりっていうような こういう活動をやるきっかけになった っていうようなメンバーが地元にいまして 広尾町っていうのをアイヌ語で読んだ場合 ピロロっていう風な言葉が出てきます それを チーム名というか そういうふうに使っている地域団体に 自分は所属してまして 主に一次産業の体験観光の推進だったり 地域の困りごとに対して さあ どういうふうにアプローチで 解決していこうかっていうような 案件ごとに有機的にチームを組むっていうような 本当に地域の中で 一緒に活動する仲間と 共に動いてるっていうような ところがあります ピロロっていうチームは だいぶ前から活動している組織なんですか

名前としてピロロの名前を 使い出したっていうのが 10年前ぐらいからです 主要メンバーの菊池亜希っていう酪農家 と一緒にいろいろ動き出して 現在のチーム構成になったのが およそ3年前から4年前ぐらいから っていうようなことになってますね この10年間 本当に27、28歳の頃 まだまだ漁業も全然いい時代だったと言われる中で この彼らと一緒に動くことによって 自分の獲ったものって こういう風な印象で手元に来るんだとか いろんな方向から 漁業だけをやっていると 気づかなかったっていうような 知見だったり体験っていうのを たくさんフィードバックをもらいまして 多分この先の漁業において必要なのは こっちなんじゃないかなっていうのを なんとなく感じ取った結果 こういうふうに来て 話をして 伝えて 関わって っていうようなところに 重きを置くようになってきた 流れですね この地域活動 当時はまだまだ漁業が盛んだった頃に 対外的なことをやるっていうのは バチバチの先輩たちからすると 漁師たるもの海に刺されって 何度も何度も愛あるお叱りを受けた中 それでも自分がこういう活動を やっていったっていうのは あの10年前の時点でも 昔は良かったって言ってる 漁師たち 先輩たちが すごく多かったっていうことにも つながってくるわけで っていうことは 漁師のプロフェッショナルになることが この業界の衰退を止められるかっていうのは 全くもって別ベクトルなんだろうな っていうふうに感じてます その結果 今こうやってつながってきて 今見えてることっていうのも当然あります やっぱり海洋環境が変わってきて 獲れる魚が獲れなくなり 獲れてくるものも変わりっていう中で

じゃあ その答えは誰が もっているのかっていうと 外の世界にいる人たち この地域じゃない人たちが 例えばブリだったり ホウボウだったり カワハギだったりみたいな 元々(広尾町に)いなかったものを ちゃんと価値化している人たちがいるとか 人がいなくなるっていう未来は 避けられない中で じゃあ どうやってこの地域が 成り立っていくのかっていう 人の流れを生むっていうのも 漁業だけをやっていたら たどり着けなかったっていう未来の中で 地域活動の仲間たちの存在 っていうのがとても大きいです 例えばバチバチの漁業をやってる先輩たちと ちょっと違う立場で今 保志さんは 漁師さんでもあり そしていろんなところと つながる役割を果たしてやらっしゃる と思うんですけど そういう保志さんに対して バチバチの漁業の先輩たちはどんな感じで 昔は見てて そして その見方っていうのは ちょっとずつ変わってきたりとか そういう現状はありますか そうですね もともとはやっぱり漁師の価値観として ちゃんと仕事をするっていうのが大前提です なので 対外的な活動とかメディアに出たり っていうところだけが先行すると あいつは何をやっとるんじゃっていうふうに 一言で切られて終わっちゃうんですけど 代わりに自分が心がけてるのは メディアにも出ますし 対外的な活動をする代わりに ちゃんと本業を全力でやる あるいは人の3倍動くつもりで頑張る っていうようなことを自分に課しています なので昆布を取るときは もう本当にどんなに忙しくても 絶対に昆布を拾いに行く っていうようなところを 基本的には手を止めず 今日この場にも来ましたけど この2日さかのぼると

沖に12時間いて 準備も含めると 15、16時間を全部船に注いで注いで 結果 朝荷揚げが終わって すぐここに来てるんで 正直 普通に漁業だけを考えると 体力的にやばいんですね やばいのでそこも覚悟した上で こういう活動をするっていうようなことをしてた結果 まあ あいつだからなっていうぐらいな 今感覚にはおちてきてると思います もともとバチバチの漁師さんだった保志さんが 新しいアイデアで こういう活動を始めたっていうことが 成功につながっているように 今お聞きしました 元々のバチバチを知ってるわけですね それで活動されてきた中で ちょっとずつ変換されてきてるっていうところで 本当の漁師目線ももち そして新しい目 そこに新しいものを足していくっていう 新しいものを作り出してるなっていうふうに 聞かせていただきました やっぱり一番大事にしたいのは 本当に今現役で 最前線でやってる人たちがいかにして 良くなっていくかっていうところで そこだけに特化するんじゃなくて 自分たちが今衰退している中で これから先 漁師が生きていくためには ちゃんと社会と漁業と両方向が良くなる っていう仕組みを 作らなきゃいけないと思っています そのために必要な接点だったり 関わりっていうのを 現役の漁師でありながら ちゃんと組み立てていくこと ここを考えていかなきゃいけないなっていう ある種このドМみたいな生き方っていうのを 全ての人に課すわけにはいかないんですけど そこを今 半分自分が そこのルートに乗って動いてるわけだから これを本当に地域に還元して 自分も良し 地域良し 漁業者も良し 社会も良し 未来も良し みたいな究極のきれい事っていうのを

描けるようなところに 行きたいなとは思ってます 三方を四方 五方良しっていうことですね どうせだったら全方良しですね 全方向良しですね そんな感じですかね 描く未来と自身の役割について そうですね 項目的に 描く未来と自身の役割っていうのが今ありまして 2年前にうちの地域に一人の大学生が来て 卒論で広尾の昆布っていうのをテーマに 論文を書き上げていった人たちがいました 彼が今度 後輩を連れてきて それが昨年1人から始まって 3人広尾に来るようになって その後輩たちが実はいるということで 縁ですよね 今年に関して言えば 20人以上の大学生たちが うちに来てくれたっていうところで 広尾町で 自分たちの学びっていうもの なぜ今水産のこれを学んでいるのか 自分たちが学んでいることを現地に来た時に この学びは一体何になるのかっていう それぞれが今学んでいることの解像度を上げる あるいは今社会に出て やりたいことをやって 自分の人生を今思いっきり生きているよ っていう人たちが何人かいるので そういう人たちの刺激を与えてあげて 今後の学生たちの人生にちょっとでも いい影響があればっていうような そういうようなことを経験してもらうような 学びの地であってほしいと思って 今動いてます 学生が来たっていう成果だけでもなく やっぱり そうですね 学生たちと地域の漁業 あるいは地域住民たちが うまくちょうどよく混ざって みんなが良くなってるんだっていうのを なんとなく作っていけるような 今本当に取り組み的には 多分そこになっていくと思います この難しい言葉で言うと 漁業をオープンプラットフォーム化する っていうようなことを自分は言ってます 誰しもが漁師や海 漁業っていうのを 自分のスキルあるいは自分の生き方として

生かし合えるような そういう関係性ですね 個性の生態系とでも言いますか しっかり機能し合うっていうような 未来を作れればなとは思ってます 確かに今 漁業とか漁師っていうのは 例えばここ札幌に暮らしている 多くの人にとっては 知ってるけど ちょっと 違う世界の人たちっていう感じを なんかもってしまっているところが あると思います こうやって いやそうじゃないんだ 学生もそこに入りつつ 大学で学びつつ また社会に出ていって その経験を生かしていく あるいは広めていく また もしくは広尾に戻ってきてくれる そういう もう少し身近に感じれる活動をされている っていうことかなと思いました ありがとうございます ありがとうございます 例えばですけど 世界的に今 SDGsっていう 持続化の社会とはっていうものが すごく叫ばれる中で 大きいスケールで関わる人っていうのは ガンガン行ってくれればいいと思いますし 日々を生きていく中で できることって限られてくるので そういう例えば 大きいスケールでも小さいスケールでも 一緒に同じ方向に行けるような 取り組み方っていうのが 自分はこの6次化の 星屑昆布を通してなんですけど こういうものを使いながら 海の持続可能性とはっていうことを 一緒に考えるネットワークとかっていうのは 全然築けると思ってるので そういう意味では 大なり小なり様々な視点 様々な動き方からみんなが機能し合うような そういう土台作りっていうのを 広尾町から作っていければいいかなと思ってます SDGsってなんか すごく遠いところにあるような感じじゃなくて

やっぱり星屑昆布 ご飯にかけて食べるととっても美味しい 料理に入れるともう深みが もう味がさらに深まってみたいな 身近にあって それが持続可能なところに 自分たちの日々の食生活にもつながっている っていうところに行けるわけですよね もともと昆布の端材っていうロスを 価値化するっていうところで そのアップサイクルをテーマに作り出した結果 出汁がらどうしよう問題が これだとそのまま食べちゃって いいですよっていうような そういう昆布になっていたりとかも含めて 使う側のロスを減らし 作る側のロスを減らすっていうところの アップサイクルっていうところから これを使うことで 食卓の持続可能性みたいなところに ちょっと噛むよねっていうようなところ そういう小さな積み重ねが この先の未来につながって いくんじゃないかなと思ってます 多くの人がちょっとだけ関わるだけで 大きく変わると思うんですよね 社会は そういうところを接点作って いただいていると思います 宮川くんから学生たちより質問 少し話が戻ると思うんですけど 保志さんが学生を受け入れてくださって それがオープンプラットフォーム化に つながるのかもしれないのですけど 学生としては 保志さんのところに行って 漁を体験して ってすごい現場に出て学びが 学生の立場からしたら 学ぶところがたくさんあるんですけど 保志さんとか 現地の漁師さんの立場からして 学生が行くことで得られるメリットとか 保志さん自身が感じた学生を受け入れて よかったなと思ったところとか ってどのようなことがありますか 本当にさっきも言った通り 地域から人がいなくなる 若い人が少なくなるっていうのは 日本のあちこちで見られる現象の中で 若い人たちが地域にいてくれるっていうことで 喜んでくれる地域の人たちもいる っていうところ だから君たち大学生が 広尾町にいるっていうその事実だけでも

すでに貢献になってるんです 自分たちからするとそれも嬉しいし 一緒に昆布の作業をやって 猫の手も借りたいような仕事の中で 先発組とか来た子たちは かなり一緒に作業をやって 操業の効率もちゃんと良くなっている というふうに それだけに特化しないで 自分たちは一緒に働いてよかった 来てくれた子たちにとっては学びになるとか そういう Win Win みたいな組み合わせっていうのを どうやって組み込んでいくかな っていうとこからスタートしてるから 本当にこういうのが広がって 地域全体 人がいる 人の流れが生まれてるっていうことの 恩恵を受けられるような そういう場所になっていくっていうことが 今の活動の 多分最終的にたどり着くとこかな っていうところかな 自分たちが行くと 自分たちの立場からしたら もう自分らのメリットはすごくたくさんあるけど 僕らがその地域に どう貢献できてるんだろうとか 気にしちゃうことも結構あったりして 考えることもあるんですけど そういう その姿の その地域の形を 目指しているという言葉をいただけたのは すごく自分としても嬉しいですし ありがたかったなと思います 今目先でそれを回収するんじゃなくて 今後 学生たちが 育っていて 育っていった先に 広尾町にいたことがある っていうのがどこかにあるっていう そのことだけでも まだ想像してない未来にとっては 何かが生きてくるっていう風な期待感も もっています そこだけじゃないけどね そういうふうなもの 願いたいかなと思ってます 逆に学生さんの立場としては

保志さん あるいは広尾町から どういったものを 学んでいますか 学生の立場として 普段大学で学んでいることが 聞いてるだけじゃ 実感をもてないことも多くて それを実際に現場に行って 保志さんから話聞くとか 実際にそこで昆布を触るとか 匂うとか食べるとか リアルを感じられるっていうのが 一番の大きな気づき 心の動きみたいなのが あるところかなと思っていて 実際 僕のお魚屋さんの活動の中でも メンバーが広尾町に行って帰ってきたら もうなんか目の色が変わって 僕はこれしたいんですって すごい僕に訴えかけてくれるようになったり そういう そこでしか得られない感覚みたいなのを 得るっていうのが一番 実際に足を運んで 話を聞くことの いいところなのかなと思います 大学の講義で聞く話は 実際の現場とつながることがありますか あります これは僕は1年間 去年休学して いろんな現場を見て回って いろんなのを見てその時は 大学戻る意味あるのかなとか ちょっと思った時もあったんですけど 実際大学戻ったら あの時保志さんが言ってたのは こういうことかとか あの時なんか そういえばこんなこと言ってたな その問題はここにあるのかなとか 薄っすらですけど 大学と実際に見たものがつながる感覚があって それは間違いなく 大学の講義も とっても意味のあるものだと 意味があるんですね よかったです これからもしっかり 通います そこでなんですけど 本当に

大学として専門の知識とか 分野を学ぶっていうのが まずすごく大事だな っていうところと同時に それらを例えば 地方に行ってみるっていう経験 そこで地方あるいは社会の最前線で いろいろ見てくるというものも含めて これからの教育に関して 地域と大学っていう連携っていうのは おそらく今の若手の育成にとって すごく大事になってくるんじゃないかな っていうような印象は 北浦優翔を見ての通りわかるんですよ きっとここに来て学んでる子たちが 学びを深めていくんで 解像度を上げるっていうことが きっとその子たちの成長にとって すごく必要になってくるなっていうのを いずれは地域と大学と共に作っていければな なんていうふうにちょっと妄想してます 私も今のお話を聞いてですね やっぱり大学で座って講義を聞いてるだけって はっきり言って つまらないんですよね それが何の意味があるのか分かるためには 例えば保志さんのところに行って 現場を知ってまた帰ってくると これってあれだったんだっていうのを気づくと 自分が学んでいることの 価値を見出せると思うんで そういう意味でも大学側も こういう活動をどんどん取り入れていく っていうのが 必要だなと感じました 本当に大学生の方々 若手の方々にも 思うんですけど 北浦くんが来た時とかも だいぶいっぱいいろんな話をしました そんな中で 大人がこういうことをしてくださいとか 先生が言った 親が言ったじゃなくて 自分が何を思って 自分はどういう言葉を発するのかっていう 常に自分の言葉っていうのを もつのを大事にしてほしいなと思っています その結果 自分は何が好きで何が嫌いか 何が得意で何が不得意かっていうような 判断の中から 自分の人生というものを 自分の力で生きていく 主人公であってほしいっていうのが

自分のところに来た大学生たちに 1人残らずに伝えている話です いずれは自分で生きていかなきゃ いけないわけだから 全ての人が自分の人生の 主人公であってほしいっていうのが 自分のメッセージです ありがとうございます そろそろ時間なので もしまだ保志さんに質問したい という方がいらっしゃったら この後少しあっちにいらっしゃるので ぜひ直接聞いてみてください その奥の通路を入った奥に部屋がございまして そこにいろんなパネル展示とか ブースがございまして そこに保志さんもしばらくいらっしゃいますので ぜひお話聞いてみてください ありがとうございました ありがとうございました

This is the stage event held at Science Festa 2023.
「「Let’s ask the fisherman」presented by mobile fresh fish store”レディ魚ー”」
Saturday, December 16, 2023 14:45-15:15
SAPPORO Factory Venue Atrium stage

◇Performer◇
YOSHIMURA Takeshi(Faculty of Fisheries Sciences, Hokkaido University)
HOSHI Hirokazu(Hiroo Town fisherman(kelp・whelk basket))
MIYAKAWA Sasuke( Tokyo University of Marine Science and Technology Faculty of Marine Life Science Department of Ocean Policy and Culture)
KITAURA Yuto(Hokkaido University School of Fisheries Sciences Marine Biology)

Supported by LASBOS

Science Festa 2023 https://www.grad.hokudai.ac.jp/news/O36u6tYF

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サイエンスフェスタ2023で行われたステージイベントの様子です。
「「漁師さんに聞こう」presented by 移動式鮮魚店”レディ魚ー”」
2023年12月16日(土)14:45~15:15
サッポロファクトリー会場 アトリウムステージ

◇出演者◇
芳村毅(北海道大学大学院 水産科学研究院)
保志弘一(広尾町 漁師(昆布・ツブ籠))
宮川佐助(東京海洋大学 海洋生命科学部海洋政策文化学科)
北浦優翔(北海道大学 水産学部海洋生物科学科)

Supported by バランスドオーシャン/LASBOS

サイエンスフェスタ2023 https://www.grad.hokudai.ac.jp/news/O36u6tYF

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