【2ch馴れ初め総集編】雷雨に驚き、壁にはまった美女のお尻をガン見した結果…【作業用】【ゆっくり】

【2ch馴れ初め総集編】雷雨に驚き、壁にはまった美女のお尻をガン見した結果…【作業用】【ゆっくり】

雷雨に驚き壁にはまった美女のお尻をガミ した結果俺は30代自衛量10歳年下の嫁 とは結婚して3年になるこの嫁つうのが また天然土じこつうかなんというかなあ お前らの周りには天然土じっていたりする かリアルではいないな漫画でなら見たこと あるけど天然土地ってどんな風にそうだな 例えばこの前は俺と嫁が腕を組んで歩いて たら嫁が突然いなくなったどこ行ったのか と思っていたら嫁は別の人の腕を組んで しかも相手は女子高生嫁は全く気づかずに 俺だと思って話しかけるねえねえ今日の 晩御飯何にする女子高生は気の毒なくらい 困惑してたよ男と間違えるならまだしも なんで女子高生と夫を間違えるんだよ天然 土実行るべしまあこの土質が幸いして俺 たちは出会ったわけなんだけどな話は3年 前に遡るその頃の俺サラリーマンで社畜 生活上司がやらかしたミスをかぶり都会の 本社からど田舎の視点に戦されたところ だった君がミスしたことにすればいいそう 上司から言われた時は驚いたがすぐ本社に 呼び戻すからという言葉にしっの分際で 反抗できるはずもなかったあもしもし部長 おはようございます私を呼び戻して いただくお話いつ頃実現しそうでしょうか なるべく急いでいただきたくここは田舎で 娯楽はないし虫ばかりが多くてえこれから 会議それは失礼いたしました生まれも育ち も都会の俺は田舎にむことができずにいた はあ早く都会に帰りたいそんな絶望的心境 で過ごしていたある日のことなんだ雨仕事 を終えて駅から家までの道を歩いていると 突然のゲリラ豪雨に見舞われた遠くの空が 使っと光る続けてドドンと雷の音確かこう いう時ってだだっ広い場所にいると危ない んだっけ田んぼしかない田舎道だ落雷の 危険は十分にある雷に打たれば足りと 倒れる自分を想像して震え上がっていると 視界にあるものが飛び込んできたほたて こやいやバス停か少し遠くの田んぼの脇に 小さな木造のバス停がポツンと一見 とりあえずあそこに避難しよう俺はその バステにもダッシュするとそこには選挙が いたあどうもこんにちは木造の壁せに立つ 女の子俺に気づくと遠慮がちに頭を下げた 年は二十歳前後だろうか目鼻立ちの はっきりした可愛い子だ雨すごいですよね 大学からの帰り道歩いてたら降られちゃっ てお兄さんはお仕事の帰りですかあうん そうなんだよ俺も帰り道で振られてさ大変 でしたねスーツも靴もびしょびしょじゃ ないですか私タオル持ってるのでよかっ たらどうぞいいのどうもありがとう可愛い 女子大生と1つ屋根の下で雨宿りまるで

恋愛漫画のようだった田舎もたまにはいい ことあるじゃん俺はそんな シチュエーションに寄っていた寄っていた がどうかしましたいやどうかしましたじゃ なくってさ君それお尻壁にお尻めり込んで ない彼女の尻はバステの壁を突き破り外に 飛び出してしまっている壁に寄りかかる ように立っていると思っていた体はよく 見るとの字に折れ曲がっているのだったあ バレちゃいました実はさっきからお尻が はまって抜けないんですすみませんが助け てくださいいやいやえなんで早く言わない んだよ驚かせちゃ悪いかなって思って突然 のカミングアウトに俺は状況を飲み込め ない彼女が語った話はだバス停で雨宿りを しているとすぐ近くで雷が鳴った驚いて 後ずさりした表紙に尻がバス停の壁を ぶち抜いてしまったらしい色々試してみた んですけどどうやっても抜けないんですあ てことはもしもこのまま抜けなかったら私 この状態で死ぬんでしょうかそんなのいや 恥ずかしすぎるもう分かってると思うけど このスーパードジっが俺の嫁な嫁さんバス 停にケツがめり込んでたんかどんな状況だ よ普通ねえよ俺だってビビったたよ古い バステなんでかなり老朽化してたんだろう 口てたところにちょうど尻がバきっと 刺さっちまったらしい俺は試しに嫁の両手 を引っ張ってみたあいたたた痛いもっと 優しくしてくださいよあごめん思った以上 にがっつり食い込んでいる嫁の尻少し 引っ張ったところでひくりとも動かないあ どこ行くんですか1人にしないでバステの 裏に回って突き出た尻を押してくる 引っ張ってダメなら押してみろだお尻を 押すあなるほど うっ雨がすげえバステの外に飛び出ると 容赦のない雨が俺を襲うSIRSiri どこだ突き出たSiriあった想像してみ てくれ口タバステの壁からプリッと突き出 た小さな尻をそれはなんかものすごく シュルだっただがなんとも言えぬ可愛らし さもかもしているあの見つかりましたか私 のお尻あ見つかったでももう少しあと少し だけ気づけば尻を我見している俺がいた 早く助けてくださいよこの辛いんですから 嫁が壁の向こうから叫ぶだがそんなことは どうでもいい素晴らしい尻だひごよく死学 心そして列状その全てをかき立ててくる俺 がガミしながらそう褒めるとえ私のお尻 ってそうなんですかよくわからないけど 恥ずかしい嫁はまんざらでもなさそうに 言ったじゃまあふざけるのはこんくらいに してそろそろ知りをポケットの中の携帯が 震えた部長からだあもしもし部長ですかえ

この音雨ですよ雨こっちはどしゃぶりなん ですよちょっと今手が離せなくて一旦切っ ても良いでしょうかえ部長の電話とどっち が大事かそれはちょっと決めかねますね なんせ一刻を争う状態なのでねえお兄さん てばまだですか私のお尻も行ってますよ 早く助けてヘルプミーて違います違います 違います部長今のは断じてそういうのじゃ あ物理と切られた通話画面が俺の会社員 人生に終りを告げたねえお兄さん早くして くださいよこのままじゃお尻が風引い ちゃいます尻が風引くって何なんだよくそ このドジ女のせいで俺は俺は嫁の尻に手を かけて力いっぱい向こうに押したいやんお 尻に触らないで触らないと押せないだろう があそれもそっかうんとそれじゃあ頑張れ 頑張れお兄さんファイトファイト収集でき ないから黙ってろやボケスポンと音を 立てる勢いで嫁の尻が壁から抜けた あん いたたまれて地面に倒れ四つばになってい たあスカート破れてるもしやパンツ見えて ますか俺は疲れはてて力なく頷いたお尻を 触られた上にパンツまで見られるなんて もう恥ずかしくって生きていけない生きて いけないのは食を失った俺の方だよすると 嫁が俺をきっと睨みこうなったら仕方あり ませんお兄さんの脳みそから記憶を抹消 するしかなさそうですねはちょっとそこの バステの壁にに頭を打ってもらえませんか 嫁が真剣な顔で俺に迫る頭を打つって何 言ってんだ正気かよ大丈夫ですすぐ住み ます一瞬痛いだけですから意味不明なこと 言ってんじゃねえよあんたら一体何騒いで んだその時自転車に乗って現れた警官に俺 がどれだけ感謝したかは言い表せないおや まるまるさんとこの嫁子ちゃんでねえか 今日もまたなんかどじやらかしたんかいあ この子ねこの前ドブにはまって動けなく なったの兄ちゃんあんたこの子になんかさ れてねえけ大丈夫ねごめんねこの子土地の 上に天然だからよ俺は息を整えてから 大丈夫ですとなんとか答えた何もねえなら ほ帰るなそう言って警官は去っていった あん待ってお回りさん私この格好じゃ帰れ ない嫁がしくしく泣き出したので俺は脱い だシャツを差し出した腰に負けば濡れてて 悪いがないよりマだろどうもありがとう ございますいつの間にか雨はみオレンジ色 した夕暮れの空に大きなな虹がかかって いる見てください綺麗な虹ですあ本当だ俺 たちはどちらからともなく歩き出した虹の 麓に行ってみたくてえ何の話小さい頃虹の 麓を探しに行ったことがあるんですよねで もどうしても虹の近くにはたどり着けなく

て迷子になって警察官に保護されました なんていうか君らしいね虹はいわゆる巨像 であって実際に存在しているものではない 光の屈折の角度によって見えるだけだこの 子はそれを知らないんだな虹って地面から ニョキっと生えてるんでしょうかいつか 絶対見てみたいな嫁はどじっこんでおまけ に切水のメルヘナーだったじゃ私ここで道 がぬかるんでるので気をつけてくださいね あじゃあまたそういった嫁はすっ転んだだ 大丈夫か送っていくよと言いかけた時俺の 携帯がまたも震えたあ部長先ほどはすみ ませんでした霊の件ですかはいすでに 根回しは住んでおりますもちろん部長の 名前は伏せてあの部長は最近にじってみ ました俺は今仕方見た虹の美しさを誰かに 話したいと思ったのだが人選ミスは明らか だった部長の怒鳴り声と共に通話はまたも 物理と切られただが不思議と俺の心に焦り や不安は生まれないまあぼちぼち挽回 すりゃいっか自分でも驚くほどにゆったり とした気持ちだったさっきバステであった あの子ののんびりおっとりとした調子が 映ったのかもしれないな俺はちょっと 楽しい気持ちでキについた 翌日からはいつもの日常駅まで片道30分 の距離を歩きそこから単線の電車に乗る 部長からの電話はあったりなかったりで さすがに俺はづき始めていた本社に 呼び戻してくれる話もしやあれは嘘なので は大きなため息をついた時だ乗ります乗り ますキ痛い目の前で電車のドアに挟まる尻 この尻はもしやあれこの前のお兄さん君 挟まるの好きだね俺はドアをこじ開けて嫁 の尻をしたまた助けてもらっちゃいました ね嫁はつり革を掴みながら俺の顔を 覗き込むお兄さんは今からお仕事ですか おうまあな君は学校はいそうですでも今日 の授業出たくないな教授がすごく怖いん ですもん奇遇だな俺も今日は行く気がし ねえ や見てください波です大きい波俺たちは 会社と学校をサボって海に来た青い空白い 雲打ち寄せる波こんなに爽快な気分は久し ぶりだ見て丸い貝です大きい若めクラゲの 死骸あんまりそっちに行くと危ないから俺 が注意するよりも早く嫁の全身が波で濡れ たあん洋服濡れちゃった嫁は涙目になって いたが俺にはその姿がなんとなく おかしかったあひどい今笑いましたね嫁が 俺に水をかけて俺の服も一気に濡れたね あそこで焼きそば買って食べましょこの前 と今助けてくれたお礼に奢りますからだが 嫁の財布には100円効果が1枚だけそれ でよく海行こうと買えたよなごめんなさい

私本当にどじなんです俺は2人分の 焼きそばを注文した防波堤に座って飯を 食い終えると腹の満た嫁が上期限で歌い 始める海は広いね大きいね行ってみたいな よその剣なんかかし微妙に違うし潮風に ふれご機嫌で歌う嫁の唇には青のりがつい ている俺の会社にはいないタイプだ左川先 の死者に女性はいないだが都会の本社にい た頃周りはバリキャリの女子ばかりだった 誰も彼もがテキパキと仕事し服もメイクも 完璧に決めている彼女たちはどう間違って もバス停に尻をめり込ませたりはしない だろうだってこんなドジありえねえもんな こんなドジな女こんなもしや好きになっ ちゃった気づけば声に落ちてんじゃんいや 落ちてないと言いたいところだが多分好き になってたんだろうなこの時すでに お兄さんて何歳ですか俺俺は30え嘘そう は見えないもっとおじさんかとと思った俺 はむかついて嫁のほっぺたをつねったあん 痛いひまへんまこの発言もい仕方ないこの 時嫁はちょうど二十歳で俺とは10歳離れ てたからな帰り際は嫁が俺の連絡先を聞い てきたまた一緒に遊びましょうねそして その日を境いに俺たちは時々2人で会う ようになったと言ってもこの地域じゃ会う 場所は限られている町に一見の喫茶店か駅 の近くにあるでかい公園そのあのベンチに 座って延々と話をするだけだまるで厨房が するみたいに無邪気で清らかなデートだっ たとはいえ付き合っていたわけではない 10歳も下の女子大生に交際を申し込む ほど俺はうれ屋でも馬鹿でもないからな そう思っていたのだが単位が足りないどう しようある日嫁が青ざめていったどう しようこのままじゃ進級できないかも嫁の 手には成績表が握られているもし1度でも 有年ちゃしたら実家の農業継がされるけん ねそれがとちゃんとの約束なんねでもうち それだけはやっさ絶対いやっさ感情が 高ぶったのか嫁は地元の言葉で絶叫した今 から教務帰ってきますショックのあまり 足元がおぼつかな嫁いかんこのままでは また土地が起きるそう確信した俺は嫁の 大学についていっ た大丈夫でした教務家から出てきた嫁は ピースサインどうやら単位の数え方を 間違ったらしいああよかった安心したら お腹空いちゃったなんなんだよもう心配し ただけ損したは迷惑かけてごめんなさいお 詫びに学食ご馳走しますねまた100円 しか財布にないんじゃねえの大丈夫今日は ちゃんとお金ありますガッツポーズの嫁に 連れられ俺は学食に足を運んだへえ結構 うまいんだなでしょでしょここは安くて

大盛りで人気なんですつうかご飯粒つい てるよ嫁の方についた飯粒を取ってやると 学生2人組が俺たちの席にやってきた見い ちゃった見いちゃったこれが例の彼氏さん ね彼氏と呼ばれ危うくみそを吹き出しかけ たええと君たち嫁子の友達できるだけ感じ よく言った俺を2人組はしかしニヤニヤと 見るバステで嫁子を助けた王子様って お兄さんのことやんね全然王子様って感じ じゃなかね思ったよりもだいぶ地味やし くびれおっさん彼氏やね普段はいたって 温厚な俺だがさすがに堪忍袋のおが切れた 彼氏じゃねえよあとさっきから失礼なこと 言ってんじゃねえ俺の見幕に驚いたのか 2人組は目を丸くして俺を見つめる他の 学生たちも驚いたようで学職はシと 静まり返ったそっかごめんなさいそうです よね口を開いたのは嫁だった彼氏だなんて 違いますよね見ると嫁は泣いている ちょっと言葉がきつかったかあすまんその そうですよね彼氏じゃなくて不安セですよ ねだってお尻まで触った中ですもんね結婚 なんて気が早いけどやだもう嬉し涙だ 止まんない嫁子婚約したっさねみんな嫁子 結婚するんやて学食内からパラパラと 起きる拍手嫁は皆に祝福されて嬉しそうに 照れているもしもし俺がここで婚約者じゃ ないと言ったらどうなるんだ尻まで触って おきながらそんなゲス男の楽員が俺にその 時ポケットの中の携帯が震えた部長からだ ええママよもしもし部長え霊のけすみませ んがそれどころじゃないんですよ俺会社 やめます結婚してこっちで農家やります 会社よりも大事なものが見つかりました じゃ2度と会うこともないでしょうがお 元気で電話起きると嫁からの熱い包容うち の農家まで継いでくれるん世界1番の旦那 さんやね隠して俺は農家になった交際0日 で結婚を決意世にも珍しいケース嫁の家に はその翌週挨拶に行ったよあなた様がうち の嫁子もらってくれるというお方嫁はその ドジブりから結婚なんて一生できない だろうと家族に思われていたらしいおかげ で嫁のお父さんは俺を神様か何かのように 崇めたあなた様本当にうちの娘でいいんね だってどじやよと天然やよ承知しています と俺は言ったというかですね俺くらいです この子の面倒見れるのはああなるほどそう いう心理わかりましただらばこの子をお 願いしますあ返品はなしで頼みますよ農業 の方もぼちぼち教えるでねそれでええかな おむこさんよはいよろしくお願いします その1年後に俺たちは結婚した当時嫁は 大学4年生で学内は大騒ぎになったようだ あの超絶土地の嫁子が10歳上のおっさ

リーマンとついに結婚ってな感じでまその 時の俺はすでに農家でトマトを育てる毎日 だったからリーマンって部分は違うんだ けどさあれからもう何年も経つが嫁は相 変わらず喉じこだ見て空に虹がかかってる よお買い物がてら今日こそ麓まで行って みようかなお行ってきな暗くなる前に帰っ てこいよじゃあ行ってきます待て待て スカート吐き忘れてる虹の麓にはいけな いってこと早く嫁さんに教えてやれよ嫁 さん果てしなく彷徨ってまた迷子になっ ちゃうぞ虹を追いかけて歩く嫁可くない できればもう少しこのままでいてほしい それに迷子問題なら大丈夫携帯にこっそり GPS仕込んでるからなさて嫁も買い物に 出たことだし俺もそろそろ畑に戻るよ聞い てくれてありがと な隣に住むガリガリの風呂屋のお姉さんに 毎日料理を振る舞った結果俺は24歳 しがな会社員だほとんど毎日のように残業 があって会社を出ると体はクタクタに疲れ ているでも家に帰れば5つ年上の嫁と 生まれたばかりの娘が待っている幸せの 絶叫じゃないか羨ましすぎ帰っても暗い 部屋しか待ってない礼の嫌がらせか悪い そんなつもりはなかった今は幸せに暮らし ている俺だけど大学時代に嫁と会うまでは 女の子と付き合ったこともなくて無感想な 日々を送っていたんだ出会った頃嫁は 風呂屋で働いていると言った俺はそれを 素直に信じてたんだけどあなるほど悟った えどういうことちゃんと説明してくれ 分かった最初から話そうと思う最近毎日 隣人がドアを開け閉めする音で目が覚める こんな早朝から何やってんだよ時計を見る とまだ6時にもなっていない俺はため息を ついて布団を被りなそうとしたが部屋の中 でもガゴと音がし続けている布団を跳のけ て俺は隣の部屋に注意しに行った呼びりん を鳴らすと中から声がして派手な格好した 綺麗な女性が出てきたはいこんな朝からな んですかそれはこっちのセリフだ危うく声 に出していいそうになる言葉を喉の奥で 飲み込んで音がうるさいと言おうとしたが 彼女の顔色の悪さに気づいたよく見ると体 もガリガリに痩せ細っているあの具合でも 悪いんですかそんなこと言いに来たのいや そういうわけじゃないけど俺が何と言って いいのか迷っていると彼女が言ったまあ いいや別に病気とかじゃないから最近 あんまりご飯食べられてないだけなんで なんでってお金がないから怒ったように 言う彼女に俺はすぐさま答えた食べられ ないわけじゃないんですねじゃあ何か持っ てきますよちょっと待っててください俺は

急いで自分の部屋に取って返し冷蔵庫を 明後日ご飯になりそうなものを探したキリ を手で割ってさに乗せるそういえば ドレッシングが切れてたんだったレモン汁 でいいか適当にキウリに振りかけるサラダ はこれでokだあとは魚肉ソーセージ和 正味機嫌が切れてるからダメだ後で俺が 食べよ 仕方ない取っておきのあれを出そうよし俺 は皿を盆に乗せて隣の部屋をノックし たご飯できましたよ早いねありが彼女は礼 の途中で言葉を止めたどうしたんですか そんなのいらないよ心なしか元気をなくし ているようだなんでですか食べないと倒れ ちゃいますってご飯ポテトチップスかけた だけだしまずくないですよポテトチップス をかけただけだから嫌なの俺は首をかしげ た何がダメなのかわからないあのさどうせ ご飯持ってきてくくれるならさもっとマシ なもの持ってきてよすみません俺いつも これ食べてるんだけどなはあ彼女がわざと らしく大きなため息をついているまあいい やせっかく持ってきてくれたんだしはいっ てなんでポテトチップスなんかかけちゃう かな何これ酸っぱいキリに何かけてんのよ 彼女はブツブツ文句を言いながらも完食し てくれた美味しかったとはお世辞にも言え ないけどお腹は少し満たされたありがとね ちゃんとお米食べたのなんか久しぶりだわ そうなんですか俺は驚いたそんなにあ嫌 なんでもないです何よそんなにお金ないの かって言いたいの俺は慌てて話の方向を そらそうとする仕事はされてるんですよね 恐る恐る尋ねると不機嫌そうな声が返って きた当たり前でしょ何してるんですか他人 のことにずけずけ踏み込んでくるのねあ いや心配なのでまあいいけど風呂やえ 聞き返すと睨まれただから風呂屋ああお 風呂屋さんそうなんですねきっと経営が 苦しいお風呂屋さんなんだろう最近は みんな家でお風呂に入るもんな俺だって 風呂屋なんてほとんど行ったことないし 行ってみよっかな何の気なしにそう つぶやくと彼女が面白そうに笑った高いよ そんなに高いお風呂屋さんなんですか君は 何にも分かってないな彼女は呆れたような 表情をしている気づくと大学に行く時間に なっていた俺大学行かなきゃまた料理持っ てきますねあれを料理と呼ぶなえじゃあ なんて言ったらいいんですかご飯せめて ご飯分かりましたじゃあご飯また持って いきますねそれじゃてかいちその腕前で よく料理を持っていこうとしたなご飯に ポテトチップスかさすがに俺でもしない ぞその日から俺は毎日のように彼女の部屋

に行った仕事は夜だというのでもっぱら 行くのは早朝だ隣の物音で目が覚める俺は それを目覚まし代わりにして料理を作る ようになった元ご飯を用意するようになっ た嫁子さん持ってきましたよ声をかけると 彼女は出てきて部屋に入れてくれるどんな ご飯でも彼女は食べてくれるのだが何日か ポテトチップスがけのご飯を持って行って いると彼女の方から要望を伝えてくるよう になった卵かけご飯にしてキリは手で割る んじゃなくて大きくても良いからちゃんと 包丁で切って難しそうだったらうちにその まま持ってきて一緒に切ろう一緒に切ろう と言われたことがなんだか嬉しくて俺は キリを何本かのまま持っていったこんなに いらないよ彼女はそう言ったがどこか嬉し そうだった左手はこうやって指を切らない ようにえ左利きなのじゃあ右手でこうやっ て抑えてこうそうそう彼女に包丁の使い方 を教わって少しはうまく切れるようになっ た卵部屋にあるあるけどどうするの持って きて出汁はあるうん仕送りの中にあったか な俺は母が送ってくれたダンボール箱の 中身をげに思い出すうんあったと思う使方 が分からないから使ってないけど他に食べ られそうなものは何か入ってたうんカップ 麺とかレトルトとかあと調味料もあったか なカップメトレトルトはもう食べちゃった けどそんな会話をしているうちに面倒に なったのか彼女が言った私が君の部屋に 行った方が早いね入ってもいいうんいいよ こうして俺たち2人は俺の部屋で一緒に 料理をすることになった君は目玉焼き担当 ね卵はってフライパンで焼くだけだから俺 は彼女の手から卵受け取りフライパンに そのまま割入れようとしたちょっと待って 待って油引いてフライパンに焦げつき ちゃう油ないの彼女は俺の様子を見て察し たのか母からの仕送りのダンボールを自分 で漁ったさすがお母さん何でも入れてくれ てる一致使いこなせてないけど初めて名前 で呼ばれてドキッと心臓が跳ねた自分の 部屋に女の子と2人きりという状況に今更 ながら思い至るこれまでも何度も彼女の 部屋で2人だったが何とも思っていなかっ たでも気づいてしまうとやけに気になる 彼女のことを急に意識し始めたフライパン に油を敷いていた彼女が振り返る何してん のあいやなんでもないです初めて彼女と 話した時のように丁寧語を使うと彼女は いかしげな顔をしたまあいいけどほら早く 卵あってあうん無事に目玉焼きを作り彼女 は出し巻き卵を作ってくれた茶台程度の 小さな机に皿を並べて彼女と2人で朝食に したうわこれってんだか新婚いやいや違う

から変な想像をしそうになって慌てて 打ち消すただ一緒にご飯食べてるだけだ から必死で妄想を抑え込んでいたら隣で ぽつりと彼女が呟いたなんか新婚夫婦 みたいだねえ驚きすぎてめちゃくちゃ 大きな声を出してしまったびっくりした そんな驚くことないでしょあごめん彼女の 顔色はひに日に良くなっていきこけていた 方にも少しずつ丸みが出てきた健康的に なっていくにつれて彼女はどんどん綺麗に なっていった初めて話した日も綺麗な人だ とは思ったがまさかこんなに美人だったと は彼女と共にご飯を作るうちにだんだん 料理と呼べるようなものが作れるように なってきた最近は彼女と自分の弁当を作る ほどにまで成長したこれを成長と言わずし てなんと言おうかうんそれは確かに成長だ 褒めて育てる方針かよし俺もえいぞ一致 なんか馬にされてる気がするなまあいい かそんなある日出たはずの嫁から連絡が あったお弁当部屋に忘れちゃった後で 食べるから冷蔵庫に入れといて俺が用意し ておいた弁当を部屋に忘れてきたことに 気づいた彼女からのメッセージだったその 頃には俺と彼女は互いの部屋のスペアキー を持っていて勝手にゆききできるように なっていたとはいえ当人がいない間に女性 の部屋に勝手に入るのは良くない気がした だからもっぱらスペアキーを使っているの は彼女の方だそれにしてもちゃんと後で 食べようとしてくれるその気持ちが嬉しい 俺はスペアキーを使って彼女の部屋に入っ た机の上にちょこんと置かれた弁当をすぐ に発見する冷蔵庫に入れに行こうとして 何かを踏んだカードサイズの髪が床に 散らばっている名刺のようだどうせ時間が なくて慌てて出ていったのだろうしょうが ないな拾い上げるとそれはどうやら彼女の 名刺らしかった同じもが何枚もあるお 風呂屋さんって名刺がいるんだなしかも なんだか派手な名刺だ最近はこういう ところにも力を入れないと人が集まらない のかなそんなどうでもいいことを思い ながらぼんやり見ていると店の名前と住所 が記載されているのに気づいたあそうか ここに持ってけばいいじゃん俺はそう 思いついて弁当を冷蔵庫に入れるのをやめ て一旦部屋に戻った彼女の職場に行くのだ からきちんとした格好をした方がいい だろう俺はシャツにジャケットを羽織って 弁当と名刺を手に部屋を出たいち気を つけろよえなんで会社行くだけなのにお前 もまだ気づいてなかったのかよ目的の場所 につき住所を確かめて中に入ろうとしたら スーツ姿の男に止められたここで働いて

いる嫁子さんに会いたいんですけどそう 伝えると男の表情が柔らかくなった いらっしゃいませ40分7000円ですえ いや俺風呂入るわけじゃなくてもはや 風呂屋でないことは明白だったがずっと 彼女が風呂屋で仕事をしていると思ってい たためにそう口走ってしまった何言ってん だお前スーツの男に呆れられながらも俺は 嫁子に弁当を届けようと必死だったいや俺 は嫁子さんが忘れた弁当を持ってきただけ なんですって男は苦虫を噛みつきたような 顔をしてドアの中に消えたと思ったらすぐ に出てきてさらに別の子の男を伴っていた あまずい相手の顔と体格におくここは子供 が来るところじゃないんだ男につまみ出さ れそうになるが俺も粘るせっかくここまで 持ってきたんだちゃんと嫁に届けたいと いう気持ちが怖さにまさった弁当を渡し たら帰るから不興な男通しもをしていると ドアから彼女が顔を出したあいち何やっ てんのこんなとこで彼女が出てきてくれた ことで男たちは諦めてくれたようだドアの 脇に控えて俺のことを睨むのはやめないが それを目の橋に見ながら俺は彼女に弁当を 手渡す今日はミネストローネにしたんだ こっちがスープだから大きめの魔法便の 水筒を指さすあのさ弁当に知るものは やめようよなんでなんでって普通しない でしょだって水筒に入れてるしこぼれる 心配もないよそうかもしれないけど彼女は ため息をついているすぐ戻ってくるから ちょっと待ってて彼女は弁当を俺に 押し付けてドアの中へ入っていった10分 ほど外で待っているとやっと彼女が出てき たさ行こう当然のことのように言って一緒 にそこを離れる仕事はどうしたの休憩 もらってきたの並んで歩きながら俺が疑問 をぶつけたお店やめてきたえもうちょっと ちゃんとした仕事に着くことにする気づい たでしょ私がどういうとろで働いているの かえっとそれはまあ女の子と付き合った ことすらない俺はこういう場所に興味が ないわけでもないが体勢もないし行く勇気 もなかっただからこういう話題は非常に 苦手だ恥ずかしくなって顔が熱くなる実は ね妹がいるの話が急に変わってポカンとし てしまったその妹が病気で入院しててうち 両親がいないから私が入院日出しかなくて どうしてもお金が必要だったんだよねそう いう彼女は顔を歪めていた望んでしていた 仕事ではないきっと大変だっただろうそれ でも俺と一緒にいる時はいつも明るく 前向きだった今まで大変だったね俺がそう 声をかけると彼女が顔を更に歪めて涙を こぼしたな泣かないでどうしよう泣いて

いる女性の相手なんてしたことがない おろおろしていると彼女が涙を手の甲で 拭ったもう仕事やめちゃったんだから責任 とってよね涙を拭った彼女の顔は吹っ切れ たように明るかったでも俺まだ学生だから お金あんまり持ってないよそういう意味 じゃないからそういうが早いか彼女の顔が 近づいてきて気づいたら唇に柔らかいもの が押し当てられていた彼女はさっと離れて いき何事もなかったかのように先を歩いて いくええ今あった出来事が現実にあった ことなのかどうか俺は自信がなくなった ねえ今何かしたどこまで鈍感なのいやだっ て何事もなかったように歩いてくから現実 だったのか自信なくなっちゃって俺が俯く と彼女が笑った心配しなくてもキスしたよ 言葉で言われて俺の顔はまた熱くなる きっと耳まで真っ赤になっているだろう私 はいちのこと好きだけどいちは私のこと 好きえあももちろんす好きだよよかった 彼女は今まで見たことのないくらい嬉し そうな表情をして笑った可愛い思わず つぶやくと彼女が初めて照れたあんた 見かけによらずたらしだねえそんなこと ないよ言われたことないしそれは今まで こういうシチュエーションになったことが ないからでしょ否定したらばっさり切られ た確かに遠ずくしかないこうして俺たちは 付き合い始めたよかったないちおめでとう まずは節約のために一緒に住むことにした 俺の両親はその話をするとひどく驚いた 当たり前だ彼女の働いていたところや妹の ことも包み隠さず説明した後で分かるより 今伝えた方がいいと2人で話し合って決め たのだ最初は両親も大丈夫なのかと心配し ていたが実際に彼女を実家に連れて行き話 をすると少し安心したようだったこの子は のんびりしたところがあるからね母がそう 言うと父も頷いた年上でしっかりした嫁子 さんみたいな人がいてくれた方がいいかも しれないな最後はそう言ってくれ同居の 了承を得ることができた挨拶に行く前に嫁 の就職が決まったのも良かった企業の事務 職で来客受付の対応などもするらしい彼女 はコミュニケーション力や相手の望むこと を察知する力を前職で磨いたからばっちり だと意気込んでいる俺もバイトはする つもりだが大学を卒業するまではどうして も収入は少ないだから収入の面でひとまず 安心できた生活は楽ではないが家賃がこれ までの半分になるので固定費が削られるの は大きいでもさすがに1人用の部屋に2人 で住むのは狭すぎるんじゃないかと言うと 彼女はあっけらかんとして答えた大丈夫 大丈夫私の部屋にあるもの断捨離して

ほとんど捨てるつもりだから本当にいいの 俺は驚いて尋ねたが彼女自身はでもない ことだと思っているようだったいいに 決まってるでしょ前から物減らしたいと 思ってたんだよねそんな風に言って ほとんどのものを本当に手放してしまった しかし電荷製品だけは妹が退院したら必要 かもしれないからと妹に必要なものを聞い て確認していたちゃっかりしている妹さん も新しい薬が体にあったようで少しずつ 元気を取り戻しているらしいそうして彼女 は隣の部屋から俺の部屋に引っ越してきた 隣なので業者に頼むこともなく必要な服 やら少しの食器だけを2人で運んだあけ なく引っ越しが終わり容子抜けしたくらい だ彼女はジムとして働き始め俺は大学に 通う日々が始まったこれまでも互いの部屋 をゆきしていたから特に違和感もなく スムーズな同居生活のスタートだ相変わら ず俺は2人分の弁当を用意している霊に よって水筒にスープを入れて渡したら ちょっと嫌な顔をされたが受け取ってくれ たしかし帰ってくると上期限の彼女どうし たのなんかいいことあった訪ねると彼女は 嬉しそうな顔をして報告してくれた彼女は 昼休みにちょっと恥ずかしく思いながら 水筒でスープを飲んでいたらしいそしたら 隣の関の子が褒めてくれたんだいい匂い 嫁子さんのそれミネストローネですかそう ですよくわかりましたね私も好きなんです ミネストローネ職場で温かい飲み物飲める とほっとしますよね私も水筒で持って こようかなその子がそうやって褒めて くれるからいっぱいあげていちのこと話し たのそしたら羨ましいって言われちゃった 嬉しそうに話す彼女を見ていて俺まで 嬉しくなる初めは料理なんて呼べない 食べ物持ってきてたのにね本分していると すぐにちゃかされたでもだいぶ上達した でしょ嫁子さんのおかげだけど教えたら ちゃんとその通りに素直にやってまた作っ てくれるもんねそういうところが好き いきなり言われて俺は照れるあ ありがとうそんな風に一緒に住み始めて約 1年半俺は大学を卒業した就活の時彼女は 私は人生の先輩だからとやたら張り切って 面接練習に付き合ってくれたその会もあり 俺はいくつかの企業から内定をもらって 無事に就活を終えることができた就職前の 最後の春休み俺たちはさやかながら結婚式 をあげた俺の両親と退院し元気になった 彼女の妹に祝福され俺たちの結婚生活は 始まったそして俺たちは今家族3人で幸せ な日々を送っている生まれたばかりの娘が 嫁の腕の中ですやすやと眠っているそ

そそろ引っ越そうかこの子も生まれたこと だしさすがにもう狭いよ本当は妊娠が 分かってすぐ引っ越そうと思ったのだが なかなか嫁の体調が安定しなかったことも ありのびのびになっていたそうだねこの子 のおもちゃとか置けないし母さんたちが見 ててくれるって言ってるから今度2人で不 動産屋に行こう本当助かる次はどんな ところがいいかなここも思い出があって すごく気に入ってるけど彼女がそう言って 狭い室内を見回した確かに思い出があるね たくさん出会った頃のことを思い出すここ で包丁の使い方教えてもらったなそれは隣 の部屋だけどねあそうかそう言って2人で 笑った娘がつられるように眠ったまま笑う どんな夢を見ているのだろうその穏やかな 寝顔を見て2人一緒に微笑ん だ仕事帰りのコンビニでJKの自転車が 壊れて暴走していたのを助けたら俺は とある田舎で自転車屋を経営している経営 なんて格好つけてみたものの実際は親が やってた店をそのまま継いだだけ田舎ゆえ に自転車乗りからすると環境が良く固定客 も折り収入もそこそこだ元々ブラック器用 勤めの俺からしたらストレスフリーの まさに転職ただし田舎は都会と比べて刺激 が少ない見渡す限り山川畑すれ違うのは じいさんばあさん犬と猫世間では人工現だ のバコン家だと言われているがこんな ところで住むのを嫌がるのは当然だそんな 俺も気づけば30代に突入した独身この ままは1人かなんて思っていたしかし そんな俺に嫁ぎたがる物好きな女が現れた 本当人生って何が起こるかわからんね婚活 中の俺にちょうどいい話があると聞いて 詳しく話せこっちは焦ってるんだ先に言っ ておくが俺は結婚したいために何か行動し ていたわけではなかったいちまさかお前 イケメンかいや自称ふめだよ断じて イケメンではないじゃあなんで結婚できた んだよ俺も結婚して1人は嫌だよ落ち着き け顔が良くないから結婚できないと思っ てる時点でちょっと性格があれなんじゃ ない大変だこいつ生してないぞお前ら 落ち着け俺にも結婚できたんだからお前ら にも絶対チャンスはある俺のチャンスは 仕事帰りによったコンビニで怒った修理の 依頼で外に出ていた俺は通りがかった コンビニに立ち寄った季節は冬冷え切った 体を温めようと肉まんを買うことにした こんちはあらいらっしゃい今日は仕事 終わったのえ明日から雪っていうし早めに あら雪降るのところで聞いたあそこの家の 田舎あるあるどこに行っても知ってる人が いるいつもここにくれば噂話を聞かされる

はめにしかし近くにコンビニはここしか なくここにいれば大体のご近所さんと遭遇 できるあるある肉まん2つくださいはい どうぞ気をつけて帰ってねありがとう ございますおばちゃんはいつも俺のことを 気にかけてくれるおばちゃんからすると俺 はもう1人の息子ぐらいに思われているの だろう店を出て早速食べようと思ったその の時だった遠くから女性の悲鳴が聞こえた 助けて自転車に乗った女性がこちらを めがけてもうスピードで突っ込んできた これが俺と嫁の初めての出会いだっ たな気づけば自転車との距離はわずか 10m今ここで助けなければ女性が怪我を するだろうしかし助けようにもこの スピードではやああ考えていたら自転車は 近くの電柱にぶつかり止まった幸いにも 近くの畑に女性は不着できたよう だ目が合ってしまった明らかに助けを求め た目線だ大丈夫ですか大丈夫そうに見え ますよかった大丈夫そうだき見た感じ 大きな怪我はないし意識も良好とりあえず 無事でよかった立てるとりあえずおじさん が自転車拾ってくるからそこのコンビニの 駐車場にいときなえありがといてて若者の 数より犬の数の方が多いこの田舎では顔を 見ればどこの家の子なのか大体分かるが嫁 はこの辺りでは見ない顔だった最近 引っ越してきたのかなこんな田舎にご苦労 なことでお派手にぶつかってたけどそんな に壊れてないなまさに奇跡的車体に傷と 全輪のパンクのみで自転車に大きな破損は 見られなかった運転手を失って虚しく 横たわっている自転車を畑から引っこ抜い てコンビニへと向かったおい君の自転車 割と大丈夫だったよえアリファほほハイ ファスあら良かったわね店先にはコンビニ のおばちゃんも立っていた先の衝撃音を 聞いて様子を見に来たのだろうでも全輪が パンクしてるみたいだから乗るには修理が 必要だねあらそうなのじゃあ今から修理し てやってよえ今日の仕事は終わってこの子 高校生なのよ助けてやりなさいよ高校生だ と犯罪じゃねえかあかん嫉妬で狂いそう おばちゃんめ関係ないのに口出してき やがって俺はもう帰って肉まんを食べる口 になってたのにそそうですよね君お金は あるのほってせほほうこの子まだ子供なん だから男ならそれぐらいおまけしてやり なさいよえまさに暴食無人この世のルール ことおばちゃんの前では俺にどうやら拒否 権は与えられないようだそれにしても さっきからこの子は何を言ってるんだ口が もごもごして何を言ってるかわからんふう ありがとうございます肉まんもごちそうさ

でしたああいどういたしましてえ肉マン 冷めたらもったいないからこの子にあげた よなんてことしやがるこのババ人が金出し て買った肉まんをなんだいそんな軽減な顔 して大丈夫だようちにまだあるから持って いきなですよねそやそうか俺の車の荷台に 自転車を乗せて嫁と一緒に車まで作業場へ 向かうことにしたちょっと待ってて肉まん もらってくるからはい待ってます嫁を女子 席に乗せて俺はコンビニに向かったレジに はおばちゃんが笑顔で立っていた田舎の いいところは困った時はお互い様の精神時 には食料だって分け与えるのも当然だおば ちゃん肉まん2ください2つね260NH 260持っていけって言ったじゃんおば ちゃんの 嘘つきお兄さんは好きな食べ物なんですか 私はお寿司が大好き高校生なのに贅沢だな 俺はそうだな分かったちくわでしょ好き そうな顔してるそんなすり身みたいな顔し てるあっはっはっは店に向かう道中嫁は ずっとしりっぱなしだったとにかくおしり が好きなようでたいもない質問を俺に 投げかけては俺の回答を面白がって笑って いた嫁いいこそうだな女子高生ってなんか 毎日楽しそうだよなよしついたここが俺の 店はえ思ってたよりちゃんとしてるもっと 古臭いところって思ってましたまあ田舎の 自転車やってそんなイメージだよね店に 着いた俺たちは荷台から自転車を下ろし 作業場の中に入り込んだ帰りが遅くなら ないようにさっさと修理して送り届けて やらなければすごいちょっと店の中見ても いいですかいいけど壊さないでね壊しませ んってありがとうございますうわこの自転 車46万円どこにそんなお金がかかってる んですかこっちはうわすごい自転車ってお 金持ちの世界なんですねんまあ何を求める か次第だとは思うけど競技用とかはもっと 高いぞひえ私なら車買いますねあっはっは その気持ちは分かるよ店内をとても楽し そうに見て回る嫁ここまで反応がいいと こっちまで楽しい気分になるこれでしっ ほい修理できたよえはやお兄さんプロです ねまあ本当にプロだからねほいじゃ家の 近くまで乗せて帰るよえいいんですか もちろんもう暗くなってるし1人じゃ 危ないよありがとうございますここら辺の 道あんまり知らないので助かります感謝 ありがとうが言える子は大体いい子屋で やっぱりこの辺の子じゃないのかな帰りの 車内で聞いてみたんだが嫁は最近引っ越し てきたようだった親戚がこっちにいるので 来たことはあったが住むとなるとまた勝手 が違うようで自転車も乗り慣れていなかっ

たからか坂道を下る際も焦って止まれ なかったのだとどう田舎に住んでみて都会 とは違う違いますね都会は人ばっかりい ましたけどこっちは全然人がいないですね そうね人より猫の方が多いかもね あっはっはお兄さん面白いですよねそうか 割と田舎じゃあるある遠くだよ嫁の家の 近くについて2台から自転車を下ろした 当たりはすっかり真っ暗だったじゃあ気を つけて伝統ないから押して帰りなはい ありがとうございましたふぶかと辞儀をし て嫁は家地へと着いたふう疲れたそれにし ても元気な子だったな騒がしくはあったが 面白い子供だった若者と喋れてこっちも 元気をもらった気がするさあ明日も仕事だ さっさと寝よそして翌日こんにちは今日も 来ましたよなんでこの日を境に嫁は頻繁に 見せに来るようになっ たお兄さん微分の問題わかるもうの昔に 忘れたって何してんの宿題いやなんで人の 店で宿題をだって暇でしょあんまりお客 さん来ないしいやいやネット注文の対応と かもあってだねじゃあここには人来ないね ぬ気づくと嫁は学校帰りに俺の店による ことが日課になっていた本人曰く近くに 遊ぶ場所もないし勉強する場所も遠かった ので家から近い俺の店はちょうどいい らしいねえお兄さん彼女いないの何を言う かとばねえいないのいるのどっちなのい ねえようるせえなあやっぱりやっぱりって なんだよずっと店にいるからいないん だろうなって余計なお世話じゃい一回りも が下の子娘になめられっぱなしの俺異言も 何もあったもんじゃない女子高生のコメ力 ははっきり言って以上こう考えるんだなめ られてるのではなく親しみやすいのだと君 こそ彼氏とか友達とかいないのかんこっち 来たばっかりだからどっちもいないねだ からてここここに入り浸るなよ何を 好き好んでこんなとこに何をんお兄さんの ことぶあはは照れてやんのもしかして お兄さんラブの方だと思っちゃったこの クソがきあらら焦っちゃって可愛い女子高 生のノリに調子を狂わされっぱなしの俺 最近の若い子が考えていることはさっぱり だ年下におちくられるのって年上からする と案外嬉しいもんだよな俺も女子高生に好 きって言われてでもお兄さん面白くて私 好きだよそれにこの店の雰囲気も好きへ平 総会ありがとござんすあ真剣に聞いてない 本当だってばあホームセンターに行ったら 目的なくてもちょっとワクワクするじゃん するするあれと一緒なんか自転車に囲まれ てると興味がなくてもちょっとワクワクし てくるふんそんなもんかいねここでカフェ

も一緒にやれば女子高生ならすぐに集まっ てくると思うよ女子高生の相手なら君だけ でせいっぱいだよ私の相手はしてくれるん だね嬉しいもはや何を言ってもおちられる 気がしてきたふう今日の宿題終わりじゃあ そろそろ暗くなる前に帰るとしますかね おう未成年は帰れ帰れじゃあまた明日明日 は土曜日なんだけどだから何いやはい 出会ったあの日から振り回されてばかりの 俺しかし今までの退屈な日常がこれから 変わっていくような気がしてい たねえねえ何食べる奢って奢ってどうして 俺はここに土曜日俺たちは近くの商店街に 来ていた昔は栄えていたが近頃はネット 通販やスーパーが近隣に進出してきたこと もありシャッターが降りている店が目立つ これも時代の流れなのだろういや違う問題 はそこではなかったなぜ俺は嫁と商店街に 遊びに来ているのかと言うとどうせ仕事 ばっかりで1人でどこも出かけないでしょ とだけ言われて半ば無理やり連れてこられ たのだ無理やりと言っても車を出したのは 俺だがなんかB級グルメ食べ歩きしたいな まあ年上だしお金は出すよでも高いのは 大丈夫大丈夫ほどほどにするからほどほど 今日も京都てこの子に振り回される俺それ もそれで楽なんだがこのまま調子に乗って このハイブランドのバッグが欲しいとか 言い出さないだろうな実は俺現在進行系で この子に騙されてるこれが都会のやり方な のかそれってパパカツ30歳と18歳って そこまでおかしい組み合わせでもないだろ お前ら知らないのか田舎の怖さを俺みたい な30代が女子高生を連れているとすぐに 噂になるんだぜああんたその子誰なの こんな風になか母さんこそこんなところで 会うなんて奇遇だなはははじゃちょっと 勢いで立ち去ろうとするんじゃないよ お兄さんのお母さんこんにちはあら こんにちは礼儀正しいのねうちの息子と 少し話があるんで少し待っててね腕を強引 に掴まれた俺何を言いたいかは想像がつく ちょっとあんたこの子まだ未年でしょ なんかまずいことしてんじゃないでしょう ねな何言ってんだよそんなわけないだろ それはそうだろう30代と10代のツ ショット変にかってしまうのは当たり前だ 安心してください全然変なことしてません よあらやだ聞こえてたかしら声がでかいん だよ嫁が俺の母親にこれまでの経緯を話し た肉まんのことや修理代をおまけしたこと も俺がいい格好がつくように話していた 若いのに人を立てることができるなんて見 た目によらず気が効くことに関心していた あらそうだったのね私はてっきりお金を

払ってそういうことをしているのかと実の 息子をどういう目で見てるんだよそれにし ても今日はどうしたのかしらせっかくのお 休みの日にうちの息子と一緒だなんて なんか遂げない日頃の感謝を込めて お兄さんを買い物に連れ出しました現在 絶賛お兄さんにもアタック中ですえ来 たそそそそれはどういうえそのままの意味 ですよ振り向いて欲しくってちょ誤解さ せるようなこと言うなってそんなお母さん の前でこんな冗談なんて言わないですよ その顔はいつも通り真っすぐな目をして いる冗談めいた顔ではなかったいやいやて いうか君高校生だし年上ってなんかよく 見えるから気のせいだよそうそううちの 息子なんてもう30代よちょっとどうなの かしらねそれ本人に聞かないでくれるえ 年齢が問題なんですかまあね世間的にどう なのかなって都会では割と普通かもしれ ないけどじゃあ何歳だったらOKですか そうねせめて成人しておいた方がいい かしらねいやいや君と俺エが一周してるん だよ普通は嫌でしょそんなに年上別に嫌 じゃないですよお兄さんと一緒にいてら ですし楽しいですよおおうありがとう一体 全体なぜこんなことに本当に最近の子供が 考えていることは分からない高な時期だ からな年上がかっこよく見えるその娘いら んなら俺にくれ通報したままあそんな焦る 必要はないしゆっくり考えればいいんじゃ ないえ私買い物に行って来るからあとは 2人で楽しんでどうぞおほほ可愛い お母さんだねどこがじゃあ買い物の続きに 行きましょうおおうこいつなんて冷静なん だこっちは無駄にドキドキしているという のにああそこのコロッケ食べましょう もちろんお兄さんのおりでちゃっかりし てんな私が大人になったらおり返すから その時まで甘えさせてくださいへいへい まあでも今はこうでも時が立てば自然と 興味は同世代の人間に映っていくだろう そう今のちはただの幻想に過ぎないその時 まではこいつの相手をしてやるかいち ちゃんと大人やってんな俺だったらもう手 を出してるぜ俺も俺もこれだから男はそう して月日は流れ季節も移り変わっていった 季節は春サイクリング客が増え始めたふう 今日は繁盛したな主な販売経路である ネット通販の対応を終えて1服入れる俺 はあ店の中にあいつはいなかったはあマジ で流れ変わったな徐々に店に来る頻度も 少なくなっていたこれで良かったんだこれ でどうしたの暗い顔してあ気にしないで くれ出た声うっさ溝にいい角度で拳が入っ た拳の主は嫁だっ

たお久しぶりです元気でしたかおお君もう ここに来ないんじゃそんなこと私言いまし たっけしばらく受験勉強してただけですよ そうだったのっていうか受験生だったんだ ねですです無事に合格できました近くの 大学ですよしばらく両親の元に帰ってたの で店に顔を出せませんでしたがお代わり なく安心しましたそそうえあの家って実家 じゃなかったんだあああれは親戚の家です 両親が仕事で出張に行っててその間にお 世話になってますここに来て知らなかった 情報が次々に飛び出すもう少し早めに教え てくれよちなみに親戚というのはコンビニ のおばさんですそうなの今年1の衝撃そう かなるほど妙に親切にしていたのはそう いうことだったのかてっきり田舎特有の 親切心だけかと思っていたぜそんなこと より合格したので何かお祝いが欲しいな なんてまあいいぞ常識的な値段だったらだ けどありがとうございます全然値段しない ですここで大人の解消を見せるのもありか なさあ何が欲しいのか言ってみな余裕しし に待ち構えていると思いがけない驚愕の 言葉が飛び出した私と付き合ってください ふんふんなるほど付き合うはだから交際 ですよ交際男女のお付き合いってやつです ななな大人をからかうんじゃありません からかってません本気ですよ前から言っ てるじゃないですかいやいやいやどこが 余裕ししなんだよお母さんもとりあえず 正人すればって言ってました私もうすでに 成人ですよ成人って君まだ18歳でしょ 知らないんですか成人年齢は20から18 に引き下げられたんですよいや確か適用さ れるのまだ先のことだったよね法律ができ たんですそれすなわち実質私はもう成人 ですよそれにそんなの待ってたらお兄さん がついにおじいさんになってしまいます なんてめちゃくちゃな理論それとも嫌なん ですか私といることいやじゃないけどこう 世間的な目とかさそれに大学に行けばまた 出会いがあるって残念ながら女子代なんで 出会いはないですねそれにですねしっかり と理由はありますお兄さんは水知らずの私 のためにいろんなことを助けてくれた とっても優しい人ですそれに面白い同級生 にはない面白さです一緒にいてとても 居心地がいいです以上えそれだけそれだけ で十分じゃないですかそそうかそうなのか やっぱり若い子が考えていることは分から んで答えはどっちなんですかさっき合格の お祝いしてくれるって約束しましたよね圧 が強い逃がしませんよひこれが俺たちの 馴れ染めだ人生って何が起こるかわからん ね情けなさすぎ

わた押し切られる形で交際を俺たちは開始 した学生と社会人という関係ではあったが お互いに時間が自由に使えたこともあって すれ違いも特にはなく順調に続いたまだ 若いのだからこれから価値観が変わって急 に愛をつかされるなんてこともなく気づけ ば彼女は大学を卒業し地元企業に就職した 卒業おめでとう短い用で早かったな本当 本当あそうだ卒業祝い欲しいないいぞ常識 的な値段だったら私と結婚してくださいあ はいはい結婚ねは身に覚えがありすぎるで ジャブをぶちかまし俺は結婚を申し出され てしまったいやいやまだ早くない早くない それにどっかの誰かさんはもう遅いぐらい じゃないく言い返せないということでいい ですかこちらこそそして俺たちは結婚した 自分で言うのもなんだがまさか当時女子高 生のこと結婚することになるなんて思わ なかったよくそ妬ましい世間の目とやらは なんか言ってたた自分が思ってるより批判 的なことは言われなかったなただコンビニ のおばちゃんからはいつかやると思って たて犯罪したかのように言われたよででも 成人してたし問題ないわけでそんなもん もう自行だろ知らんけどもっと胸を晴れよ 別にいいじゃんありがとう独身の自由 気ままライフも良かったけど家族がいるの もいいもんだないちの親はなんて付き合っ た時は驚愕してたけど定期的に実家に嫁を 連れて行ってたからなのか今では嫁と親は 仲良しだよ実の娘かのように可愛がって くれてるたまに小遣いももらってる確かに 嫁さん真面目で明るい感じだからじいさん ばあさんには好かれそうなキャラだよな じゃあ俺はこれからもっと稼がなくちゃ いけないから今日も頑張ってくるお前らも 諦めなければいい縁があると思うぞじゃあ な頑張れよお疲れいちも頑張れよちょっと 自転車買って くる残業中にデートしてみたいと呟いたら 俺を見下す美人部下が乗ってきた俺は20 代後半の平凡な会社員恥ずかしながら今 まで女性関係には縁がなくちゃんとした デートの1つもしたことがなかっただが そんな俺の前に現れた女神が嫁だ俺より 年下の美人でクールな性格目つきが鋭い ことを気にしている一面があるが俺からし たらそんなところもチャームポイントだ 年下のクール美人の嫁をゲットとか 羨ましいぜどんなきっかけで嫁と出会った の出会いは職場嫁は俺の部下だったんだ 有能だがなぜかいつも俺に反抗的な態度で 何を考えているか分からない嫁が最初は 苦手だったでも嫁の思いを知って結ばれた 今となってはそれもいい思い出だ冷たい

態度だった嫁とどうして付き合うことに 馴れ染めを詳しく知りたい嫁は俺の直属の 部下でいつも頼りにしていたまだ若いのに 美人な上に仕事もバリバリできるでも俺に 対してはいつも反抗的で可愛気がなかった 俺の小さなミスを目ざとく見つけては指摘 してくるそれだけなら助かるし感謝するん だが部下にミスを指摘されるなんて上司 失格ですねと毎回嫌味を言ってくるんだ しかも嫁はなぜか急に不機嫌になることが よくあったいちさんこの書類の処理で質問 があるんですがあこの書類ね今手をつけ てるこの仕事をパッパと片付けたら説明 するよと女性社員と何気ない話をしている と一切あなたがパッパと済ませようとして いるその仕事前にもそうやって集中せず 仕事してミスを起こしたことがありました よねうそそれははあ学習してないですね 呆れました女性社員Aさんには私からこの 書類の処理の仕方を教えるのでいちさんは そのまま1人で仕事しててくださいとま こんな風に不機嫌になって俺につっかかっ てくるのだ男性社員と話している時は直会 をかけてこないのにもしかして俺が女性 社員にパワハラしないかどうか怪しんで 監視してるのか女性社員から俺に話しかけ てきたのに心当たりがないのに冷たい目で 見られるただ嫁は仕事ができるのは確かだ し俺も気が弱いのでことを荒立てたくない だからほどほどの距離を保つようにしてい たできる部下を持つ上司は大変だな嫁さん が不機嫌になる理由もしかしてそんなある 日のことだった繁忙機に入り目が回りそう なほど仕事が忙しい時期になった連日続く 残業に俺の精神は参っていただからこれは あくまで冗談のつもりだった例えるなら 宝くじ当たらないかなくらいの現実逃避の 思考の産物こうして仕事に追われるうちに どんどん年を取って一生女性とないまま 終わるのかなと思うとついこんなつぶやき が口からこぼれたんだああ一生で1度で いいからデートしてみたい我れながら馬鹿 なこと言ってるなって思ったよでもそんな 俺のつぶやきに横から返答があったんだ いいですねえなんとどいの返事をよしたの は嫁だった今のは聞き間違いか疲れすぎて 都合のいい幻聴が聞こえたのか驚き混乱し ている間にも嫁はテキパキと自分の仕事を 片付ける俺の仕事も嫁が手伝ってあっと いう間に終わらせてくれたさっさと支度を 済ませた嫁に引っ張られるようにして俺 たち2人は夜のデートに繰り出すことに なったいさんさあ行きましょう私とあなた で人生初めてのデート です嫁とデートすることになったが俺は今

まで1度もデートの経験がないだから正直 に言うとここから何をどうしたらいいか 全くわからないここはやはり男性である俺 からリードするべきなのだろうかだめだ これが初めてのデートの俺には荷が重 すぎるっていた俺に手を差し伸べてくれた のは嫁だったとりあえず飲みに行きません か私いい店知ってるんですよそう言って嫁 が連れて行った先は居心地のいい隠れが風 の居酒屋しかもメニュー量の値段も良心的 おしゃれなバーにでも連れて行かれたら どうしようマナーとかカクテルの詳しい 種類とか分からないぞと不安になっていた 俺だが嫁のチョイスした居酒屋はとても 雰囲気が良くて初めて来店する俺でも 馴染めるいい店だったしかもお酒も料理も すごく美味しい嫁さんいい店を知ってるね えお気に入りの居酒屋なんです嫁は俺に 褒められて照れながら微笑みを浮かべた 普段見ることのない笑顔にドキドキする 友人とかとよく来るのいえいつもは1人で 来ますねお気に入りのお店だからこそ誰に でも教えたくないというかえじゃあ俺 なんかに教えちゃってよかったのあえっと いちさんはいいんですだってそのいちさん は私の俺が嫁さんの上司上司ですから嫁は もごもごと何かを言いかけた後上司だから と説明したなるほど上司にはいい店を紹介 するもんな納得する俺をよそにうう今の チャンスだったんじゃないの私のバカ何 やら嫁は公開している様子だった嫁は前 から一致とこの店で飲みたかったんだろう な畳みかけるなら今だったけどタイミング 逃しちゃったね居酒屋である程度飲み会計 を済ませた俺たち頃合いもいいしこのまま 解散かと思いきやよければちょっと寄って いきませんか嫁が指差した先にあるのは ゲームセンターだった意外だ仕事では冷静 沈着で遊びを許さない様子の嫁がまさか 自分からゲセン誘ってくるなんてでも そんなギャップにときめきを感じる普段は お堅い人っぽいのにゲーム好きな一面も あるんだギャップ燃えしちゃうかもゲセン に入った俺は嫁に振り回されながらも いろんなゲームを楽しんだそこもらいまし たいや勝負はまだだ対戦ゲームに年がも なく熱中したり左のゾンビは私が右の敵は 任せましたああ任せろ2人で任務をこなし て必ず生還しようははい銃でゾンビを倒す ゲームで共通したりここのクレインゲーム 設定が甘いんですよはい取れましたおお うまいねふふんこの程度楽勝ですクレイン ゲームが得意という嫁の意外な特技を発見 したり俺に褒められてまんざらでもない顔 で笑う嫁は月並みな言い方になるけれど

とても可愛らしかった職場では笑顔なんて 見たことがなかったのにプライベートで 2人きりだとよく笑ってくれるどうやら俺 は思っていたよりも嫁に嫌われていなかっ たらしいいち気づけ気づけ嫌われてない ところの話じゃないよね内心苦手だった 部下である嫁との関係が改善できそうで俺 は嬉しかったさすがにデートなんてこれが 最初で最後だろうけどきっとこれが俺の今 までとこれからの人生で1番楽しいデート だそう考えると顔が自然と滅ぶ何笑ってる んですか何かいいことありましたクレイン ゲームで目当ての品を手に入れたらしい嫁 が帰ってきてニヤニヤしている俺に ツッコミを入れるうんあったよいいこと そうですかええ もふもふです気持ちよかったですかと感想 を聞いてくるえっと気持ちよかったよ綿が 詰まっててもこもこふわふわしてたからね えへへそうでしょこの子とってももふもふ なんですもん嫁はヘラヘラと笑っているあ これもしかしなくても酔いが回ってきてる なよ嫁さん今日はこの辺で1度帰ろう だいぶ酔ってるよ酔ってません酔ってる人 はみんなそう言うんだよ仕方ないので タクシーを呼んで嫁を乗せる運転士さんに なんとか嫁から住所を伝させて自宅まで 送り届けてもらうように頼んだむうもう 今日のデートはおしまいですか残念そうな 顔をする嫁おしまいです酔っ払いさんは 素直に家に帰って寝てくださいはいわかり ました頬を膨らませた嫁だったが理性が 少し残っていたのか法をめつつ頷いた じゃあまた今度デートしましょうねえ今嫁 はなんて言ったんだ聞き間違いじゃなけれ ば今のはつまり確かめる暇もなく嫁を乗せ たタクシーは走り去っていった窓越しに嫁 がぬいぐるみにキスをしているのが見えた えあれ俺にキスキスしたやつだよな関節 キスになるんじゃないか酒の力って怖い俺 は嫁ですら前後不にさせるアルコールの力 に恐れをなしたのだったいや酒の力はある けどそれだけじゃないだろ飲みすぎちゃっ てたのかな良いでストッパーが外れたっ ぽいねつまり嫁の本心は嫁との思いもよら ないでと一生に一度の最高の思い出になっ た我が人生一ぺの食いなしと思っていたん だけど残業中で嫁と2人きりのある日の夜 今日はデートしなくていいんですかなんと またもや嫁からデートのお誘い俺は混乱し つつも嬉しいのは事実なので嫁に引っ張ら れてあれよあれよという間前に飲みに行っ た隠れが風居酒屋へここのお酒はどれも おいしいですから色々試さないとそんです よ嫁は前回とは違う種類の酒を俺に進める

進められるがまま試してみるとこれがまた めちゃくちゃにうまいどうですここに置い てあるお酒全部試してみたくないですかか 確かにこの酒はその価値がある味だじゃあ 今度から1人で通うよと言いかけた俺だっ たがその前に嫁がこんな提案をしてきたね いちさんここのお酒を飲みまでこの店に 通いませんかついでに帰りにまたゲセに 寄ったり色々遊びましょうよえいいのでも それってデートみたいじゃないいいじゃ ないですかデートしましょうよ何度でも嫁 は真意のつめない顔でそんなことを言う 確かにまたこの店で飲みたいし1人より 2人の方がいいその相手が美人の嫁だっ たらなおさらだ俺に都合の良すぎるもうし に嫁の考えていることが全くわからないは そうか俺をからかって面白がっているんだ な真実に気づいた俺しかしそうであっても 嫁とのデートは楽しいから構わない俺は その申し出を受けて嫁とのデートを継続 することにしたうんこちらこそよろしく また俺とデートしてねはい是非じゃなくて いいですよやたら勢いよく返事をした後 クールさを復活させてさと返答した嫁 テンションの上下が激しいなそれじゃ今度 の帰りはどこに寄りましょうか嫁は心なし かとても浮きとした様子だっ たそんな嫁とのデートも続きしばらく経っ た頃休日に街をブラブラしていた俺は偶然 高校の元同級生と遭遇したあいち君久し ぶり元同級生ちゃん久しぶりだね何年ぶり かなあの頃が懐かしいね俺もだよ最近どう してるの最近はね顔を合わせれば昔話から 近況まで話の花が咲くへえこの辺で居酒屋 を開いてるんだそうなの勉強して飲食店の 経営に必要な資格も取ったんだよいつか 自分のお店を開きたいって言ってたもんな なんと元同級生は自分の夢を叶えて今は この町で居酒屋を経営しているらしい資格 や経営の勉強や料理の主要の努力が実り 立派な居酒屋の店主を務めている元同級生 かつての同窓としては尊敬の思いだそうだ せっかくだからうちの店寄ってってよ同級 生割引きしてあげる本当いいのあでも割引 はいいよちゃんと払うからワクワクし ながらついていった先の元同級生が経営 する居酒屋そこは僕普通の店が前だったが 親しみを覚える温かさのあるいい店だった 酒の品揃へと手軽さではさすがに嫁が紹介 してくれた隠れが風居酒屋に劣るがこちら 旬のものを使ったコバチです料理はとても 美味しかったそして何より驚いたのはえ そうだったのうふふそうだったの元同級生 は狩猟先で出会った男性と仲良くなり現在 は結婚して夫婦でこの店を回しているのだ

というおめでとうありがとねい君もいい人 いないの俺俺かノりお嫁の影がよぎる 初めてのデートで見た笑顔デートを重ねる うちに知ったいろんな顔仕事中でも前より 打ち解けてきたことその顔思い当たる相手 がいるみたいねいいや嫁とはまだそんな 関係じゃいやまだってなんだまだってえ 連れてきなよサービスするから元同級生は 目を輝かせて最速してくる高校時代から 恋花好きだったもんなこいつ興味心身の 野馬になってせっつく元同級生に折れた俺 はしぶしぶ今度のデートで嫁をここに連れ てくることを約束したついでに女性視点で 脈があるかどうか見てくれないかと頼んだ そういうことなら任せなよなんなら アシストしてあげるからいいやそこまでは たじたじとなりながら次回のデートが嫁と の関係の発展につながらないか俺は密かに 期待していたチャンスをつめいちいちから 誘われたらきっと嫁さんも嬉しがるよ そんなわけで仕事終わりいつものように俺 をデートに誘おうとした嫁に俺から誘い かしたあの今日は俺が嫁さんを連れて行き たい店があるんだけどいちさんが私をです か嫁は驚いたように目をパチくりさせた 珍しいですねそうですかいちさんが私を ふふふどうやら嫌がられてはいないようだ ほっとするそれじゃついてきてはいそうし て嫁を連れて行った先元同級生がやって いる居酒屋いらっしゃいませあ いらっしゃいいち君いち君一瞬ピリッとし た空気が走った気がしたどうしたの嫁さん いえ何でもありません様子のおかしい嫁を けに思うが元同級生が話しかけてくるまた 来てくれてありがとうでお連れの方が例の わわとっさに元同級生の口を塞いで小声で 注意するそれは嫁さんの前で言わないであ ごめんごめんそんな気心の知れたやり取り をする俺たちを見て嫁はどんどん不機嫌に なっていったお2人とも仲がいいんですね ぼそっと嫁がつぶやくえあ嫁さんあの ごめんね誤解なのよ私はもういいです元 同級生が何かを言いかけるが嫁はそれを 跳ねのけて感情を荒にした今日私を連れて きたのは元同級生さんとの中を見せつけ たかったからですか私の方がいちさんの こと好きなのにそう言い残して嫁は店を 飛び出していってしまっ た夜の繁華街に飛び出していってしまった 嫁さっきの言葉はやっぱりそういうことな のかまさか嫁が俺のことをそういう意味で 好きだったなんて突然知った衝撃の真実に 立ち尽くす俺そんな俺に元同級生が知を 入れた何つったってんの早く追いかけ なさい私の不意で誤解を招いちゃったのは

悪かったし後でちゃんと謝らせてほしい けど今はそれよりあの子のとろにいち君が 行くことが大事よその言葉に弾かれたよう に俺は走り出した嫁を探して夜の繁華街を かける初めて知った嫁の本心記憶に浮かぶ 嫁の笑顔そして俺の気持ち俺は腹をくった 嫁とちゃんと話そうそして答えを出そう元 同級生は刺激を与えて意識させようとした のかな嫁さんに対してはやり方がまずかっ たなすぐ既婚者だと言おうとしてたけど 間に合わなかったねでも今はそんなこと より嫁さんよいち町を十王無人に駆け抜け て嫁の姿をやっと見つけた嫁がいたのは嫁 が紹介してくれた隠れが風居酒屋の前だっ たハハと涙をこぼす美女に道ゆく人が オロオロとしているその中の1人の男性が 心配してなのか嫁に声をかけようとしたの を見た瞬間俺はとっさに間に入り込んで嫁 の手を握っていた嫁さんやっと見つけ たいちさんどうして私を追いかけてきて くれたんですかだっていちさんはあの人と 誤解なんだあの人は俺の元同級生で恋人と かじゃないからででもすごく仲が良さそう でそれは高校時代の親友だったから親友 関係が恋人関係に発展違うからそもそも あいつは既婚者ほら来店した時 いらっしゃいませって言った男の店員さん もいただろあの人があいつの旦那さん料理 の修行時代に恋愛結婚したんだってそそう だったんですかそうだったんだ よ誤解してすみませんでしたいや分かって くれたならいいんだよどうやら嫁の誤解は なんとか解けたようだった2人の間に沈黙 が落ちる嫁が何かを言いかけようとして やめる何を言おうとしているのか俺はもう 気づいているあの嫁さん実は俺待って ください私から言わせてくださいもう一度 何度でも伝えさせてください嫁は覚悟を 決めた目で俺を見つめる鋭い目つきはまだ 涙でうるんでいた私一さんが好きです部下 になってからずっと面倒身が良くていい 意味で力を抜いて仕事に取り組んでいる 一致さんに最初は尊敬そしてだんだん 愛するようになっていきました一挙手一等 速が気になってどんなに小さなミスでも 気づくようになりました注意すれば私を見 てくれるから細かいことでもつい指摘して しまっていちさんが女性社員に話しかけ られていたら先に取られてしまうんじゃ ないかって不安になってそれで理不尽なや あたりもしてあれはそういうことだったの かでもこんなんじゃ嫌われるって悩んでい た時に一生で1度でいいからデートしてみ たっていちさんが言うのを聞いてもし他の 人が聞いて立補したらそう思うといても

たってもいられなくて気づいた時にはいい ですよって返事してたんです嫁さんそんな 気持ちだったとは連れて行った隠れが風 居酒屋ももしいちさんとこんなところで 飲めたら楽しいのになって思いながら飲む のが日課の店でしたそうだったんだ実際 素敵な居酒屋だったよいちさんに気に行っ てもらえてその夜は自宅でガッツポーズ 取ったんですよそうだったの その後はデートを重ねていくうちに自然に そんな関係になれないかな慣れたらいい なって自分に都合のいい妄想をしてました 初めていちさんからデートに誘われて すごく嬉しかったんですでもごめんね 紛らわしいことしていえいちさんのせい じゃありません私の早とちりでしたただ あの時強く思ったんですいだいちさんを 取らないで私の方がいちさんのこと大好き 私の方が愛してるって私の気持ちは伝え ましたいちさんお返事聞いてもいいですか 嫁に対する俺の返事は嫁さん俺も嫁さんの ことが好きだ仕事のミスの指摘も小さな ことでも大事になりかねないから助かった しデートする度に嫁さんが見せてくれる いろんな表情知らなかった一面にだんだん 惹かれていくようになった女性とは縁が なかった俺に嫁さんがデートの楽しさを 教えてくれたでもその楽しさはきっと誰と デートしても得られたものじゃない嫁さん が俺のことを好きで俺を楽しませようと 一生懸命考えてくれたから幸せな時間に なったんだだから俺も嫁さんを幸せにし たい俺も嫁さんを愛してる俺たち結婚 しよういちさんはいよろしくお願いします うおおおめでとう2人とも誤解が溶けて 結ばれれて本当に良かった嫁さんアタック しまくってたものね情熱的な告白こうして 俺たちは結ばれた正式に付き合うことに なった俺たちは現在結婚式の準備を進めて いるそうそう元同級生についてだがあの後 元同級生の居酒屋に戻って謝罪と説明を 改めて受け取ったごめんなさい無神経な ことをして嫁さんを傷つけたわ俺からも すまないこいつはいつもそっかしくていえ 私こそ早とちりしてすみませんでしたお 2人が夫婦だとは知らず失礼しましたこう して誤解は解け一見落着した今では結婚 生活を送っている先輩として結婚に対して どんな準備をしたらいいか俺たちが アドバイスを求める良き相談相手になって いるやっぱりね披露炎はやるべきよ親戚 一同に一気に結婚を伝えられるからね はがきや電話で一見一見伝えるより楽よ なるほどそれに愛する人の美しい ウェディングドレス姿はたくさんの人に

披露したいものだからななるほどとても 参考になりますその通りですねちょ ちょっといちさんそんなこと言われたら 恥ずかしいですでも私もちさんのかっこ いいタキシード姿みんなに見てもらいたい かもです嫁さんお結婚前から熱々だねこの 調子じゃ結婚したら火傷するほど暑くなる んじゃないかは今の恥ずかしいから聞か なかったことにしてくださいえ可愛いから 聞かなかったことにしたくないなもういち さんのバカそんな風にたれながら結婚式の 準備を進める日々結婚式では職場の連中は もちろん元同級生夫婦も呼ぶつもりだ たくさんの人に職場では俺の自慢の有能な 部下でありプライベートでは大切な女性で ある嫁の美しい花嫁姿を見てほしい嫁に 出会いこして結ばれた幸運を胸に俺たちは これから幸せな人生を2人三脚で気づいて いくいちさんあの時私を追いかけてきて くれてありがとう私を好きになってくれて ありがとう今までもこれからもずっと愛し て ます入社した外国人が1人でいつも同じ 弁当を食べているので毎日ランチに誘った 結果俺はとある専門勝者で働く入社3年目 の栄養職だ社員食堂で孤立していた新入 社員の外国人美女とちょっとしたことから 一緒にランチをするようになりその外国人 美女からなんと告白された嫁は最初兼備 バイリンガルでスタイル抜群の知的美人俺 なんかが相手でいいのか悩んだが真っすぐ な行為に折れて付き合い出したのが今の嫁 だその話もっと詳しく聞きたいな外国人 美女と国際的なお付き合い羨ましい ありがとう長くなるけど俺の最高に可愛い 嫁との馴れ染めを聞いてもらえたら嬉しい 俺の会社のビルは飲食外のすぐ近くにある んだだから俺みたいに食べるのが好きな やつやそうでなくとも入社2年名以降の 慣れた社員は昼休みは飲食外まで足を 伸ばしてランチを取ることが多い特に俺は うまいものを食べるのが趣味だからランチ の旅にいろんな飲食店に美食を求めて通っ ていた一方で社員食堂は主に侵入社員で ごった返す入社したばかりでいっぱい いっぱいの彼らにとって自分1人でれれ ない土地で知らない飲食店を試す余裕は なかなかない結果として大勢が安牌の社員 食堂を利用するわけだ味がまずいわけでも ないのでおかしいことではないまた社員 食堂での昼食をきっかけにおずおずと侵入 社員同士での公有が生まれることも多い 先輩社員の俺としてはこの季節の風物師で あるそれを微笑ましく見守っているでも 今年は珍しいことにいつも食堂の住で1人

ぼっちで食事をしている侵入社員がいた それもはっと目を引くようなすごい美人の 外国人女性だ石の強そうなキリっとした眉 大りの花のような輝きを放つアーモンドが 頼め豊かな胸にキュっと引き締まった腰 すらりと健康的に伸び立足こんなに美人な のにどうしていつも1人なんだ誰か1人 くらいいや100人いれば100人が そして俺だったら絶対に一緒にご飯を 食べようって声をかけても不思議じゃない のにしかも嫁は毎日食堂のメニューでは なくお弁当を自賛して食べていたそれも いつも中身が同じようなしそなお弁当だ ちょっと会社の外に出たら美味しい レストランがいっぱいあるよと余計なお 切開と知りつつも何度言いかけたことか そんなわけで前々から嫁のことは気になっ ていたんだけどとあるきっかけがあって ある日俺から声をかけたんだ入社そうそう ぼっち飯か人によるかもだけどきついよな いちが声をかけようと思ったのはどうして ある日侵入社員のグループが嫁に話しかけ ていたんだ嫁さんよかったら一緒にお昼 食べない今日のA定食はとんかつだよ前 食べた時美味しかったからおすめ ごめんなさい食べられないんですおっと とんかつ苦手だったかごめんねあ醤油 ラーメンはどう社員食堂にしてはなかなか のスープだよ私これでもラーメンオタでね ごめんなさいあえっとそそうだ今度ね新入 社員の女子で飲み会やろうって話が出てて 嫁さんも一緒に飲み会ですかごめんなさい 行けません失礼します同期の誘いを ことごとく断り新入社員のグループから 離れる嫁嫁さん仕事以外の付き合いは苦手 なタイプかな人見知りだったのかも グイグイ行きすぎちゃったか今後は あんまり無理に誘わない方が本人のために もいいかもねうんそうかもしれない悪い ことしちゃったな嫁は自分からぼっち飯を 希望してたのかうんでもなんだか嫁にも 事情があり そう声をかける侵入社員は違えど似たよう なやり取りは何度か目にしていた一見嫁が 同期との人付き合いを飲んでいないように 思えるやり取りだ社交的な同機と内行的な 嫁の不幸な事故と言えようしかし嫁は自分 から同機と距離を取っているにも関わらず とても悲しそうな顔をしていた特に同期 たちがもう嫁には声をかけない方がいい だろうかと話し合っている声を聞いて眉を 下げて寂しそうな顔をしている私だって 一緒に食べることができたら嫁の口から こぼれたその言葉が気になって俺は嫁に声 をかけることにしたこんにちはこんにちは

侵入者員の嫁さんだよねはいそうです あなたは俺は栄養の一致今年で入社3年目 のこれでも先輩社員なんだ栄養の先輩なん ですね私は総務部の所属です新卒で総務部 配属すごいね優秀なんだいいえそんなこと はまだまだ仕事を覚えるのに精一杯なあり 様ですし侵入社員なんだからそれが当然だ よこれからお期待されてる有望な若手って ことそそうですかねそうだったら光栄です えへへ実際に話してみると嫁は素直で 明るい態度だ話しかけても嫌な顔はされ ないしどちらかというとむしろ嬉しそうに 見える内行的な子なのかなと思いきやそう でもない陰キャってわけじゃなさそうだ隣 の席に座らせてもらってもいいかなここ 静かだから落ち着いてさ一緒に俺がそう 言いかけると嫁は苦しそうな顔をした ところが次のセリフを聞くとほっとした ように顔を緩めた一緒にゆっくり話でもし ない一緒にお話ですかあ嫌だったら断って くれていいからねいえ嬉しいですよ歓迎 です本当ありがとう咳借りるね俺は嫁の隣 に座る改めて近くで見ると嫁の美貌が すごい目鼻だちがバランスよくはっきりし ていて日本人の平均的な女性と比べると 迫力さえ感じるダイナマイトボディだ 見惚れてしまうほど美しすぎるおっと嫁に 見れている場合じゃない気になっていた ことを聞くチャンスだそういえば嫁さんは いつも同じお弁当だねちの会社の食堂は 美味しいことで評判なんだけど嫁さんは 自炊派料理がにならないのは羨ましいなあ その実は私料理はあまり得意じゃないん ですえそうなのじゃあ節約のためになれ ない自炊をしてるんだすごいねとても偉い と思うよああ勘違いさせてしまってすみ ませんが節約のためというのも違うんです あれそうなんだじゃあ食堂のメニューが口 に合わないとかえっとまそんなところです かねでもだったらこの辺の近くにもランチ ができる飲食店が色々あるし会社を出て すぐの定食屋さんなんか安くて早くて量が 多くて美味しくておすすめだよご行為は 嬉しいのですがと遠慮する嫁日本の飲食店 のメニューは事情があって食べられない ものが多くてそれじゃあなかなか外で気軽 に食べるのは難しいねそうなんですそれに 食べていいものの関係で作るレシピも限ら れているんですなるほどそれでお弁当の 中身がいつも同じなんだあ見見てたんです か気になっちゃってうう上手とは言えない お弁当なので人に見られるのは恥ずかしい ですいや新社会人なんだから自炊してる 時点で偉いよそうですかねそうそう仕事で 忙しいのにすごいよでも私本当に料理が

苦手で料理が得意だったらもっと色々 作れるんですけど仕事で疲れて家でレシピ を練習する時間もなくてそんなこと言っ たら俺なんて毎日買い食いだよ嫁さんは とても頑張ってる苦手なのに取り組んでる んだよ偉さ像だよそそうですかね ありがとうございます嬉しいですう照れて 方を赤く染めながらの笑顔が眩しいとも あれ嫁から事情を聞いて納得する俺社会人 1年目で仕事も自炊もは大変だって嫁も 事情がある中で頑張ってるんだ ね食べられないものがあるという嫁の事情 を聞いた俺でも日本の食べ物は美味しいの にもったいないな特にこの辺は飲食街だ からいろんな料理があるのにイタリア料理 フランス料理中華には食その他マイナーな 国の料理店も揃っているグルメとしては 嬉しいことに日本の強度料理の店も色々 あるこの前寄った店の土上鍋美味しかった なうう想像したらよだれが出そうに今日は もう昼飯食べただろ俺あの大丈夫ですかあ 大丈夫気にしないで俺を心配そうに 見つめる嫁食欲に負けそうになっている だけの俺に対して優しい子だなそれに嫁は 好きで1人でいるわけではなさそうだ同期 の誘いを断ったのは本意ではないように 見えるむしろさっき聞いてしまった言葉や 事情を考えるに嫁は本当は誰かと一緒に ご飯を食べたいんじゃないか私だって一緒 に食べることができたらあの嫁の言葉には 切なさがこもっていたそう考えた俺は嫁に ある提案をした嫁さんもしよかったら一緒 にランチのできる店の開拓をしないえでも 私いちさんと同じものを食べることができ ませんようんそうだねこのままじゃ一緒に ご飯は食べられないですよねあどうせ結局 こうなるなら最初から嫁は暗い顔をしたが 俺は構わず言葉を続けただから嫁さんの 食べられないものを教えてくれるえ嫁は あっけに取られた顔をして目をパチくり させたそれに合わせて嫁さんでも俺と一緒 に食べられるメニューが置いてある店を 色々探すからさ私でも一緒に食べられるお 店ですか嫁はハットした様子だったその 発想はありませんでしたありがたい提案 ですけどご迷惑じゃありませんかうん自慢 じゃないけど俺の趣味は食べ歩きでね ランチの新規開拓にお供してくれる誰か さんがいたら嬉しいところだったんだ俺は 胸おどんと叩くああ誰か一緒にランチに 付き合ってくれる優しい人がいないかな 同じ会社にいてくれたらいいのにな嫁は俺 のわざとらしい演技にあっけに取られた 様子だったがやがて鼻が滅ぶように薬と 笑ったそういうことなら私でよければお

付き合いさせてくださいありがとうとても 助かるよ嫁さんがいてくれて本当に良かっ ふふ私こそいちさんみたいな人がいてくれ てよかったです嫁の嬉しそうな笑顔と意味 しなセリフにドキっとするうおお深い意味 はない勘違いするな俺そそっかじゃじゃあ お互い出会えてよかったねしまった同様を ごまかそうとして変なことを言ってしまっ た嫁におかしな先輩と思われて距離を取ら れてしまうかもでも嫁はふふふ俺の言葉に も楽しそうに笑っていて嫌な気持ちでは なさそうだったいさスりと俺の近くに身を 寄せてくる嫁わどどうしたの一緒にランチ 買いたすごく楽しみです明日からよろしく お願いしますね嫁はいたずらぽく首をかげ たその表情にはもうさっきまでの寂しさは 浮かんでいなかったぼっちの美人な後輩と ランチの約束いいないちの声かけは嫁の ためになったと思うぞ嫁寂しそうだった けど元気そうになってよかっ たこうして俺と嫁は毎日2人でランチを 開拓するになったあんなに綺麗な後輩社員 と一緒にランチなんてうおお俺はなんて 幸せ者なんだどのお店から進めようかな 下調べをする段階から嫁とのランチが 楽しみでウキウキしてしまう俺嫁に食べ られないもの食べられるものを聞いて嫁で も大丈夫なお店を探していくとはいえ最初 は軟こしたこのお店はどうかなメニュー 一覧がサイトから確認できるけどどうすみ ません食べられないメニューしかないです メニューを確認した段階でダメだったり このお店は良さそうだよね行ってみようか はいでサイトを見るだけだと良さそうで 実際に来てみたはいいけど見た目じゃ 分からないけど食べられないものが混ざっ てるメニューだったか残念ですけどここは ダメですね現地で確認すると実はダメだっ たりこここのお店なら良さそうですよねで も一見大丈夫そうでもてケースがあるから 店員さんに一応確認しておこうか店員さん すみませんこのメニューなんですけどこ れって入ってたりしますあ味に入れてます ねあああそうでしたかありがとうござい ましたこれは大丈夫だろうというメニュー でも確認を取るとダメだったりなかなか うまくいかないなそんな風にランチ開拓が 南光していると嫁は俺に謝ってきた せっかく一緒に探してもらってるのに本当 にごめんなさいそれにメニューに何が入っ ているかもちさんに確認してもらって ばかりで謝らないで大丈夫嫁さんが食べ られないものが多いことは分かってて俺 から提案したんだでももお昼休みに私の せいでいちさんを振り回すばかりでなに

この辺の飲食街にはまだまだたくさんのお 店があるんだ嫁さんが楽しんで食べられる お店がきっと見つかるよいちさんどうして 私にそこまでしてくれるんですか嫁が目を 伏せて訪ねる俺は俺は食べるのが好きでね これだけ付き合ってもらったので知って ますまあ最後まで聞いてよ仕事で使れたり へこんだ時もあったもう仕事やめよう かなってこともあったそうなんですか意外 ですいちさんっていつも元気だからいつで も元気ともいかないんだな実はでもうまい 飯のおかげで頑張るぞって気持ちになれて 乗り越えられたんだ人間美味しいものを 食べれば結構元気をもらえるもんだよ 美味しいものを食べれば元気に俺は嫁さん に元気になってほしい美味しいものをお腹 いっぱい食べる喜びを嫁さんにも知って もらえたら嬉しいんだいちさんはとても 優しいんですねそんなことないよいちの 言うこと分かるな俺もそうだし食事って体 の栄養補給だけじゃなくて心を温かくして くれる一面もあるよねところであのメイン は食事の大事さの話ですかえまあそうなる かなその私のことを個人的にどう思ってる かとかはあったりなかったりしますかえ もじもじとしながらごにょごにょとどう いう意味かよくわからないことを俺に 尋ねる嫁嫁はどうしてそんなことを聞くん だろうはもしかしてセクハ目的だと思われ てる確かに嫁のことは美人だと思ってる けどとそんなつもりは全くないよいや下心 がほんのちょっとでもないかと言われると 嫁が美人すぎてないと言い切るのも失礼な 息気にある気がするおいこらいち正直で よろしいここういう時はどう答えるべきか 嫁さんのことは大切な後輩だと思ってるよ 本当ただ純粋に先輩としての気持ちだよこ 後輩そそうですよねそれだけですよねでも 私はただの先輩後輩じゃなくて嫁さん次の お店を探しましょう私といちさんで ゆっくり美味しいご飯を食べられるお店を たくさん探しましょう突然すごいやる気だ ねでもいいと思うよ気付けいち嫁の行為に コンプラ気にしすぎて嫁個人の感情が見え てないなその真面目さがいいところでも あるんだけど ねやがてお店探しにもなれ嫁が食べられる メニューを置いてある店にも出会えるよう になってきた地道なランチ開拓が身を結ぶ ようになったのだはわおいひほっぺたが 落ちそうってこういうことを言うんですね 口にあったようで何よりだよ諦めずに いろんなお店を探してよかったはい日本で こんなに美味しいものが食べられるなんて なんたって食にこだわる国民性だからね

探せば必ず嫁さんも美味しく食べられるお 店があるはいでもこのお店に出会えたのは いちさんのおかげです私1人じゃきっと 無理でしたそんなことないよいいえそんな ことありますまず自分でも食べられるお店 を探すという発想がありませんでしたしお 店がたくさんあるから途中でくじけていた かもしれませんだから今こうして美味しい ものを食べられるのは全部いちさんの おかげです嬉しそうにそして美味しそうに 顔を滅ばせてホクホクと食事をする嫁その 表情は社員食堂で地味な弁当を食べるだけ の日々を過ごしていた嫁からは考えられ ないような素敵な笑顔であの時嫁に 話しかけてランチに誘ってよかったいち さん話したいことがあるんです嫁がそう 切り出したえなんだろうもしかして告白 バカ早まる俺私食べられないものが多い から大学や会社で友人ができても一緒に ご飯に誘われることがなかったんですほら 告白じゃないだろこの自過剰ってえ食事に 誘われない正確には最初は誘ってもらえる んですでも私が食べられないものがあると 伝えると私が食べられないのに自分たち だけ食べるのもと気を使われてだんだん 誘われなくなってしまうんですそうだった んだ私が食べられないものはあくまで 私自身の話で他の人が食べていても構い ませんうん現に俺の食事に嫁さんは口を 出さないしねそれに私は自分が何も食べ られなくてもただ一緒におしりできれば それでよかっただけど相手も気づかっての ことだけどしんどいね分かってます誰も 悪くないんです嫁は申し訳なさそうに言う 悲しいすれ違いだ最初のうちは話しかけ られたり誘われてもやがては気遣いから 誘われなくなるのが辛くてだから私は自分 から誘いを断り1人でいるようになりまし た人と深い付き合いができなくなっていっ たんですそれで社員食堂でも端っこの方に いたんだねそして同期にランチを誘われて も断るしかなかったあの人たちもせっかく 私を気遣ってくれたのに悪いことをして しまったと思っていますうん嫁さんも同期 も悪くないよ俺はそう声をかけるが嫁の しょんぼりとした様子は変わらないなんと 声をかけたらいいかかつての俺なら分から なかっただろうでもいち今のお前なら嫁の ためにできることがあるはずだそうだろ今 この状況こそ嫁の悩みの解決のヒントだよ まあ一致はもう気づいてるだろ心配せず見 ておけって嫁さんこれからいくらでもやり よがあるよまずは今度は嫁さんから同機を ランチに誘ってみよう よ私からランチを誘うそうだって今ここで

俺と嫁さんはランチをしてるだろ2人で ランチの開拓をして嫁さんが誰かと一緒に 食事できる場所を見つけたじゃないか嫁 さんを食事に誘わなくなった人も嫁さんが 一緒に食べられないのを気にやんでのこと 一緒に食べられるお店があるなら気を使っ て誘わないなんてことはなくなるよそう でしょうか1度断った私なんかに誘われて も皆さんはご迷惑じゃないでしょうか そんなことあるもんかみんな嫁さんと一緒 にご飯を食べたいよそそれは言いすぎでは だって俺は嫁さんとランチを食べられて よかったしあ先輩後輩としてねあっな こいつ私のと下心のある目で見てるんだて 落胆されたらショックだからこの気持ちは バレないようにしないと脈なしなん でしょうかそれはともかく私頑張ってみ ますそうその息だよ脈がないって何のこと だろういちいち気づけよ思いだからここ まで寄り添われて励まされたら嫁が恋に 落ちるのは必然なんだよなほら行っておい でちさん私行ってきます俺は社員食堂にた する侵入社員たちの元へ嫁を送り出したあ あのこんにちはそれでさこの間の映画の 落ちがどう受け止めていいか微妙であそれ は交渉なのかBQなのか悩むやつねて嫁 さんどうしたのあのその何々話しかけてき てくれるとか珍しいじゃん嬉しいよ何のよ 困ってることあったら助けるよえっとその あの前にランチを誘ってもらった時は私が 食べられないものがあってダメであそう だったんだあちゃそそれは悪かったねでも 誘ってもらえたのは本当に嬉しくてそれで この辺りで私も食べられるメニューが置い てある美味しいお店を見つけたんですなな のでもしよければ今度一緒にご飯とかど どうですか嫁の勇気を振り絞った誘いに 対して同期の返答はどうなるえ本当嫁さん からのお誘い嬉しいいいよどこのお店誘っ たのが迷惑じゃなかったって分かって安心 したそういうことなら仕方なかったよね 今度はそのお店でランチしようね ありがとうございますお店の場所はですね こうして俺と嫁で開拓した店を同期に紹介 することで嫁は同期と一緒に食事に行ける ようになった同期の方も嫁との食事に積極 的で良かった今日はあのお店で3人でお しりしながら食べたんですすごく楽しかっ たです今度の休日に一緒にショッピングに 行く約束もしてそうか仲良くなれてよかっ たねはい弾けるような笑顔を見せる嫁 ランチを一緒にできるようになったのを きっかけに同期と友人関係を結べるように なったようだこれまでの緊張がもたらす 硬い雰囲気がほけ声をかけやすくなったの

か嫁に話しかける同期の数も増えた嫁が 同期とランチに行く予定は増え今までは 毎日俺と言っていたランチの回数は半分に なるまで減った嫁の友人が増えたという ことなので喜ばしいことだただ心配になる ことがあったねえねえ嫁さんっていちさん とよくランチに行ってるらしいじゃない やっぱりお付き合いしてるのかな私に運 じゃなくて嫁さんに直接聞きなよそこまで 踏み込んでいいかまだわかんないよでも 確かに車内でも噂になってるよねお 付き合いしてるなら私たちの予定でランチ を埋めるのも申し訳ない気がする遠慮して 誘う回数を減らした方がいいかなある日 たまたま耳にしたのはそんな噂話だっ た俺と嫁が付き合っているという噂を聞い て俺は考えたこのままでは俺と嫁の交際 関係という根もはもない噂に遠慮してまた 嫁が同期から誘われなくなってしまう せっかく友人と一緒に食事をするという嫁 の夢が叶ったのに俺がその邪魔をして しまっては本末転倒だ申し訳なくて嫁の顔 が見られない嫁さんのためにも俺は身を 引いた方がいいだろうなそれが俺が出した 結論だったいちさん今日のランチあごめん 仕事が残っててさ同期のこと言っておいで はいいちさん今日のランチは今日はもう 済ませちゃったんだそれよりあっち同期の 小が嫁さんを誘いたそうにしてるよ そうですかいちさん今日こそはみんな嫁 さんがみんなとご飯行きたいってじゃ俺今 から回らなきゃいけない営業先あるから ちょちょっと待ってくださ言っちゃったと まそんな風に嫁のためを思って距離を置く ことにした一致嫁の友人関係を大切にし たいその考えを理解はできるが相手の 気持ちも考えないと特に嫁の気持ちこの まま嫁とはもうランチすることもないん だろうなと寂しく思いながらも予想してい たのだががそっちがそのつもりなら私にも 考えがありますなんと休日に嫁に呼び出さ れたしかも場所は2人で開拓したあのお店 時間はいつも一緒に食事をしていた昼時 どういうつもりかは分からないが久しぶり になる嫁とのランチだった嫁勝負をかけに 行ったかここが少年場だぞ開校1番嫁は こう切り出した私にはもう飽きましたかえ それとも私のこと嫌いになりましたかええ 俺は予想がの嫁の問に目を白黒させる そんなことないよなんでそう思うのだって 最近私のこと避けてるじゃないですかば バレてた嫁にはここのところ俺が距離を 取ろうとしていたことがお見通しだった ようだあそのそれはねあたとか嫌いになっ たとか悪意によるものじゃなくてじゃあ

どうしてですか目をうませながら俺に 尋ねる嫁そうするのが嫁さんのためだと 思ったんだよやっと嫁さんに対位のないお しりができる友人ができてこれからどん嫁 さんの世界は広がるそれなのに俺との噂が 足を引っ張りそうになってたそれは私と いちさんが付き合ってるって噂ですか嫁 さんも知ってたかうんそれのこと嫁さんの 夢だった友人との一緒の食事それを俺 なんかのせいで邪魔したくないだから距離 を取ったんだ今の俺が嫁さんのために できることはそれしかないと思った違い ます私一さんに自分の夢を邪魔された なんて思ってません友人と過ごす時間を 与えてくのも日本での生活を楽しくして くれたのも全部ちさんなんですちさんには 音しかありませんそう言ってくれるのは ありがたいけどそれにそれだけじゃないん ですいちさんと過ごす時間が減るのは 寂しいですえ私といちさんが付き合って るって噂噂ですけど私嫌じゃありません でした嫁さんそれってもし本当にそうだっ たらいいのにって私は思ってました嫁の 熱い思いをぶつけられ俺は言葉につまる私 はいちさんともっと一緒にいたいです先輩 社員とか後輩社員とかだけじゃなくて友人 よりもずっと深い関係になりたいですこ 恋人になりたいです好きですいちさんは もうこんな私と一緒にランチするの嫌です か思いがけないしかし真摯な気持ちの 伝わってくる嫁の告白俺 は嫁さん告白してくれてありがとう俺も 本当は前から嫁さんのことが気になってた でも友人が欲しい嫁さんの純粋な気持ちを 利用するような真似をしたくないから男と しては距離を保つように気をつけてい たいちさんはとても真摯的でしたもんね 全然女性として意識されてないのかなって くらいうその説は今思えばごめん俺も嫁 さんも人に向き合うことに臆病だったんだ と思うだけど嫁さんも俺のことを異性とし て意識して気持ちを告白してくれた俺も 素直に気持ちを伝えたいと思う俺も嫁さん が好きだだから付き合ってくださいこちら こそ喜んでこうして俺たちは付き合うこと になった噂が事実になったのだその後の俺 たちは嫁が友人とランチする人恋人の俺と ランチする日をちょうどいいように調節 するようになった本当に付き合ってたんだ えあの時点では噂だったけど付き合い始め たよかったねおめでとうじゃあやっぱり これからは恋人優先うんいちさんとも 話し合って友人とのランチの時間も大事に することにしたのだからこれからも遠慮し ないで誘っって私も誘うからだって私友達

のことも大好きだから嫁はすっかり積極的 になり友人関係もうまくいっているようだ プライベートでは俺の家で同棲を始めて いるこれお気に休日は俺と嫁で料理の練習 を始めた俺も嫁もまだまだ手際が良くない がぐんぐん料理の腕が上達している好きな 相手のために作る料理だという意識が上達 のモチベーションになっているのだ嫁の ために食べられるもので作った料理を俺が 俺が好きなもので作った料理を嫁ががお 互いに作って食べさせ合う俺さんの料理 美味しいです俺も嫁さんの料理すごく 美味しくなったよ今日も俺たちの作る料理 には食べる相手への愛情がたっぷり入って [音楽] いる DET

ご視聴いただき誠にありがとうございます。
このチャンネルでは甘酸っぱくも幸せになった「馴れ初め」のエピソードを扱っております。
ストーリーはオリジナルで、2ch風に動画を制作しております。
面白いと思った方はぜひ高評価、チャンネル登録をよろしくお願いいたします。

0:00:00 雷雨に驚き、壁にはまった美女のお尻をガン見した結果
0:17:21 隣に住む風呂屋のお姉さんがガリガリで心配なので毎日激マズ料理を振舞った結果
0:35:46 仕事帰りのコンビニでJKの自転車が壊れて暴走していたのを助けたら…
0:55:50 残業中に「デートしてみたい…」と呟いたら俺を見下す美人部下が「いいですね」「え？」→そのまま夜の街に行くと…
1:16:47 入社した外国人が1人でいつも同じ弁当を食べているので毎日ランチに誘った結果