5月11日から春の全国交通安全運動が始まり、香川県でも出発式が行われました。4月に統一地方選挙が行われた影響で、例年より1ヵ月遅いスタートです。

自転車のヘルメット着用を呼びかける警察音楽隊のパフォーマンスで始まった出発式。香川県の池田知事や県警の吉田本部長ら約70人が参加しました。香川県のスローガンは「歩行者優先守るけんかがわ県」で、全国的な重点目標となっている自転車のヘルメット着用の推進などを中心に、交通指導や取り締まりを行います。

また2022年のJAFの調査で、香川県の助手席のシートベルト着用率が全国で最下位だったことを受け、全ての座席でのシートベルト着用の徹底にも力を入れるということです。

(香川県警交通部 檀原智裕統括参事官)
「道路を利用する1人1人が、安全な行動をとれているか見直してもらい、事故に遭わない、起こさないように安全な行動を実践してもらいたい」

香川県の2023年の交通事故の死者数は14人で、前年の同じ時期より1人多くなっています。

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