【苦肉】神戸市にナゾの数字だらけのバス…「117」は100円売り上げるためのコスト…苦しい台所事情を市民にアピール

通勤や通学、買い物など、私たちの日常生活を支えてくれているバスですが、各地で減便が止まりません。

兵庫・神戸市で9月20日から運行を開始したバスには、「2300」「11254」など、びっしりと数字がラッピングされています。

神戸市交通局の奥島紳司さんに話を聞くと、「2300」という数字は、この市バス1台の車両の価格なのだといいます。
そして「11254」は、赤字経営の神戸市バスを「あと1日1万1254人が利用すると黒字になる」という数字です。

ほかにも、「80万」はバスが廃車になるまでの走行距離で、「117」は100円の収入を得るためにかかる金額だということです。

市営バスの抱える厳しい現状を表したこのラッピング。
なぜこんなことをしたのか尋ねると、奥島さんは「お客さまがコロナから少しまだ戻っていない。軽油の価格などがどんどん高くなっている。バスの車両価格も、どんどん資材費が高くなっている。そういう現状も合わせて知っていただけたらなと思います」と話しました。

運転手確保に厳しい財政事情。
バスを巡る懸命の対策が続きます。

FNNプライムオンライン
https://www.fnn.jp/

28 Comments

  1. 様々なご意見があって当然だが、私はこの取組は素晴らしいと思う。神戸は1995年の震災以降、財政で非常に苦しい思いをしてきた。人口が減る一方で高齢化は進み、医療施設や市街地への足の確保という市民の希望は根強い。苦しい財政の中でいかに市民の足を確保するか、試行錯誤を重ねているのだろう。バスに描かれた数字が少しでも好転してくれれば良いと思う。

  2. うん………
    普通に高級感あるとか魅力的なかわいいラッピングにしたら乗る人増えるのでは??
    方向性間違ってる感じ。

  3. 何も言わずに廃止や値上げするより遥かにマシ

    公共交通機関がいきなり壊れる肝臓みたいな運営だと目も当てられん…

  4. やるのは良いし、奇抜で興味は湧くけど、『で?』って感じ。いっぱい使ってね、なのか、クレームは止めてね、なのか。少なくとも運転手になろうとは思えない。赤字なら値上げしたらいいじゃん、それでも採算取れないなら残念ながら無くなっても仕方がない。慈善活動じゃないんだから、いくら老人や障害のある方が困ったとしても、赤字アピールのまま続けても悪くなる一方では。

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