E85小田原厚木道路平塚本線 厚木方面

小田原厚木道路(おだわらあつぎどうろ、英語: ODAWARA-ATSUGI ROAD[1])は、神奈川県小田原市から厚木市の東名高速道路厚木IC(JCT兼用)へ至る中日本高速道路管理の一般有料道路であり、全区間が一般国道271号に指定されている。略称は小田厚(おだあつ)

延長
31.7 km
実延長
31.7 km
現道
31.7 km
制定年
1963年(昭和38年)(国道)
1969年(昭和44年)(有料道路)
開通年
1969年(昭和44年)
起点
神奈川県小田原市
小田原西IC(北緯35度14分43秒 東経139度8分0秒)
終点
神奈川県厚木市
東名高速道路厚木IC(北緯35度25分25.5秒 東経139度21分47秒)
接続する
主な道路
(記法)
E84 西湘バイパス

神奈川県小田原市を起点に、厚木市を終点とする延長31.7キロメートル (km)、 パーキングエリアなども整備された高架の4車線道路で、東名高速道路の枝線的な役割を担う一般国道271号に指定された自動車専用の有料道路である[3]。国道として1963年(昭和38年)に指定され、全線開通したのは6年後の1969年(昭和44年)である[4]。125 cc以下の二輪車(原動機付自転車および小型自動二輪車)は全線が通行禁止である。一般の高速道路(高規格幹線道路)に近い道路構造を有する一方、路肩は幅が狭いため制限速度は70 km/hに抑えられている[4]。このような一般国道は過去に前例がなく、現在も特殊なケースに属する(#歴史を参照)[3]。平塚 – 厚木間は、上下4車線の自動車専用道路の両側から一般道路が挟むという特徴的な構造で[5]、かつてはこの一般道も国道271号指定の道路であったが、2006年(平成18年)に移管されて国道指定を解除されている。
政令で定める起終点間を連絡する道路が小田原厚木道路のみであり、国道271号の一般道路は現在存在しない。このため、国道271号にかかわる項目についても本項で述べる。
小田原厚木道路
編集
起点:小田原市早川、小田原西IC
終点:厚木市酒井、厚木IC
道路の種別:第3種第1級
設計速度:80 km/h(大磯IC – 厚木西IC)・60 km/h(左記以外の区間)
車線数:4車線(専用部)
一般国道271号

一般国道の路線を指定する政令[6][注釈 1]に基づく起終点および重要な経過地は次のとおり。(カッコ内は中日本高速道路の管理区間)を示す。
起点:小田原市(小田原市早川、小田原西IC)
終点:厚木市(厚木市酒井、東名高速道路厚木IC)
重要な経過地:平塚市、伊勢原市(沼目)
総延長 : 31.7 km[7][注釈 2]
重用延長 : なし[7][注釈 2]
未供用延長 : なし[7][注釈 2]
実延長 : 31.7 km[7][注釈 2]
現道 : 31.7 km[7][注釈 2]
旧道 : なし[7][注釈 2]
新道 : なし[7][注釈 2]
指定区間:小田原市板橋字五反歩292番3 – 厚木市酒井字原田238番9[8]
過去の神奈川県管理区間(一般部)

「一般国道271号」の道路区域から外され[9]、神奈川県道63号相模原大磯線に編入された[10]。
管理延長:9.8 km
起点:神奈川県厚木市酒井(国道129号交点)
終点:神奈川県平塚市岡崎(神奈川県道 平塚秦野線交点)
車線数:2車線(一般部・一部区間は2車線×2)
管理:神奈川県県土整備局厚木土木事務所・平塚土木事務所
通行規制

厚木IC – 平塚IC間は自動車専用道路である。
平塚IC – 小田原西IC間は自動車専用道路では無いが、以下の車両と歩行者は通行禁止である[11]。
歩行者
軽車両(自転車など)
排気量50 cc以下の原動機付自転車
排気量125 cc以下の小型自動二輪車
自動二輪車の二人乗り(20歳未満または自二輪免許3年未満の運転者)

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