【注意】「電動キックスケーターは車両です」男女2人が飲酒運転の疑い 県内での検挙は168件 福岡

12日夜、福岡市東区で飲酒運転の疑いで、男女2人が逮捕されました。2人は、電動キックスケーターを運転していたということです。

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■奥村誠悟記者
「電動キックスケーターを運転していた男は、こちらの交差点の信号を無視して左折したのち、100メートルほど進んだところで逮捕されました。」

12日午後11時すぎ、福岡市東区箱崎で、赤信号を無視した電動キックスケーターを警察官が発見しました。前方には、別の電動キックスケーターがふらつきながら走っていて、警察は2台を停止させ、運転していた男女の呼気を調べたところ、2人から基準値の4倍から5倍近くのアルコールが検出されました。

警察は、福岡市東区の自称・会社員、足達孝洋容疑者(29)と福岡県福津市の薬剤師、小柳奈緖容疑者(35)をそれぞれ酒気帯び運転などの疑いで逮捕しました。

警察の調べによりますと、2人は知人同士で、バーで一緒に酒を飲んでいたということです。警察の調べに対し、小柳容疑者は容疑を認めていて、足達容疑者は「降りて押していた」と容疑を否認しています。

2023年7月1日から道路交通法が改正され、一定の基準を満たした電動キックスケーターであれば、16歳以上は運転免許がなくても運転ができるようになりました。走行ができるのは原則、車道で「自転車通行可能」の標識があるなど一定の条件を満たせば、歩道でも通行できます。

■利用している人
「僕は結構好きです。大阪の人間なんで観光地で動くときも便利なので。」
「借りて乗り捨てもできますし、便利ですね。バスの横とかは怖い。この辺りは細い道に逃げられる所が少ないので。」
「車の免許を持っていない人が乗ると怖い。車の免許を持っている人は、どういう状況が危ないか、自転車が迫ってきた時が分かる。」

便利で手軽に利用できるようになった一方で、交通違反の検挙が相次いでいます。

警察によりますと、ことしの1月から7月末までの電動キックスケーターの検挙件数は168件で、最も多いのが歩道走行で94件、次に多いのが飲酒運転の22件となっています。

警察は「気軽な乗り物だが車両であり、飲酒運転は絶対にしてはいけない」として注意を呼びかけています。

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9 Comments

  1. そもそも、何らかの原動機が付いている乗り物はすべて免許制にするべきなのに、政治献金欲しさにややこしい道交法を作った自民党にすべての責任がある。

  2. 人力の自転車でも飲酒して乗れば道交法違反になるし、なによりまともに運転できてるはずがない。
    この年齢にもなってそれがわかっていないこういう奴らが減るどころか増えている現状。

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