北海道各地で初雪が観測されています。冬の間の自転車、皆さんどうしていますか。
雪に埋もれず、安全に保管したいですよね。
自転車の価格が高騰する中、お得に長持ちさせる保管サービスがあるんです。
本格的な冬は、もうすぐそこに。自転車のシーズンも、そろそろ終わりを告げようとしています。
雪に閉ざされた冬の間、どのように自転車を保管していますか?
札幌市民：「マンションの駐輪場に置いている。雨と風と雪を防げるので、野ざらしで置くよりはいい」
札幌市民：「家の横に野ざらし。雪の下敷きになっています。雪のかからない所に置ければいいのだけれど」
置き場所には困るものの、野ざらしにしておくと雪に埋もれ、さびなど劣化の原因となってしまいます。
大切な自転車を安全に、そして、お得に保管するにはどうしたらいいのでしょうか?
冬の間、雪に埋もれることなく、安全に春まで預かってくれる場所があります。
鎌田 祐輔 記者：「こちらの駐輪場は屋内にあるため、冬になり雪が降っても自転車が埋もれることは全くありません」
札幌市では冬の間、自転車などを保管する事業を行っています。
2022年4月にオープンした札幌市中央区の「西2丁目線地下駐輪場」。
一部を除き、11月いっぱいで今季の営業を終了します。
12月から3月までの4か月間は、約700台を有料で保管。料金は自転車1台2000円、原付バイクは4000円です。
札幌市 自転車対策担当課長 久米田 真人さん：「自宅に置いておくことができないので、預かってほしいと要望があった。駐輪場は冬のシーズンは空いているので、施設の有効利用という意味でも受け入れることにした」
札幌市内6か所の屋内駐輪場で、約5000台の保管を行います。
受け付けは11月17日から、それぞれの駐輪場で。締め切りは駐輪場によって異なります。先着順で、定員に達したら受け付け終了。
預けると2023年3月の引き取り期間まで出すことはできません。
この冬は、このような保管が例年以上に重要になるかもしれません。そのワケは。
ジョイフルエーケー屯田店 廣地 和弘さん：「2021年に比べて子ども用自転車など、5000円くらい値段が一気に上がった。3万円代の値段になる可能性もある」
円安の影響で、部品が海外で生産される自転車も値上がりしているのです。
いま使っている自転車を長持ちさせるには、冬の間の保管が重要なカギになります。
札幌市北区の「ジョイフルエーケー屯田店」では、サービス付きの冬期保管を行っています。
ジョイフルエーケー屯田店 廣地 和弘さん：「チェーンの油の注入や変速機の確認、ブレーキの調整。各部の締め付けを確認し微調整して、春に安全な形で返却する」
自転車のメンテナンスをした上で、2023年4月の第一日曜日まで保管します。一部の車種を除き1台4400円です。
預け入れはすでに始まっていて、まだ受け付けが可能です。
ジョイフルエーケー屯田店 廣地 和弘さん： 「自転車の値段が上がっているので、大事に長く乗りたいという客が多い」
大切な自転車を、お得で安全に保管。この冬は特に需要が高まりそうです。
2 Comments
道内の自転車は冬眠かぁ
自転車用のチェーンは、ないのかな？そうしたら冬でも使えるかも‼️