ジオランダーA/T4、ランクル300にお勧めのサイズは? 燃費は? 音は? 空気圧は? オン・オフの走りは?

2024年春に発売されたジオランダーA/Tの新作「A/T4」をランドクルーザー300に履かせ、やや長いスパンで試乗を行いました。メリットもデメリットも含め、なるべく詳しくレポートしましたので、ぜひ最後までご覧ください。

なお、動画の中でご紹介している空気圧については、幾つか注意点があります。目次の後の「■注記:空気圧について」をご確認ください。よろしくお願いいたします。

目次ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
0:00​ オープニング
0:31 目次
1:26 ジオランダーA/T4の特徴
2:49 ジオランダーA/T新旧のイメージチャート
3:41​ トヨタ RAV4試乗の感触
4:12 ブラッドレー フォージド匠の特徴
5:39 ランクル300にお勧めのサイズ
7:31 タイヤやホイールの重さを交換前と比較
9:18 なぜ、タイヤはバランスを取るの?
9:58 ホイールのバランスも見るって本当?
10:48 黄色や赤の印は何を表しているの?
11:12 LTタイヤの空気圧はどう決めるの?
14:40 オンロード走行時の「音」
17:34 オンロード走行時の「燃費」
19:45 オンロードの「乗り味」
21:24 どしゃぶりの雨、ウエット路の感触
21:58 ダート路のトラクションと排土性
24:48 モーグルの走破性
26:41 空気圧を減らした時の接地面形状
29:09 空気圧による走りの違い「ロック」
31:09 空気圧を落とすデメリット
31:34 LC300のクロールコントロールの紹介
31:57 ヒルクライムとヒルダウン(空気圧は通常)
37:32 ヒルクライムとヒルダウン(低い空気圧)
40:13 空気圧はしっかり戻してあげよう
40:40 エンディング
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<撮影協力>
タイヤガーデン東京(練馬店)
https://tiregarden-tokyo.com/

<公式サイト>
https://www.y-yokohama.com/product/tire/geolandar_at4/

■注記:空気圧について
みなさんにご紹介する空気圧は最後まで悩みました。試乗車:ランドクルーザー300 GR-スポーツ(ディーゼル・5人乗り)はリアの乗り味にややゴツゴツ感があり、これを空気圧である程度解消する試みも動画内で言及しています。

当たり前ですがディーゼルモデルはエンジンが重く、そして3列目シートがないこともあり、ガソリンモデルに比べ、かなりフロントヘビーです。その影響もあったかと思います。前後重量配分に優れたガソリンモデルのほうが、セットアップはより簡単かも知れません。

LTタイヤの空気圧につきましては、自動車メーカーやタイヤメーカーはそのコンプライアンス上、基本的に、安全率をしっかり確保した数値を公表します。それは、クルマに沢山の人と荷物を乗せ、なおかつ限界付近の走行を行った場合でもまだ安全率が残るような、そんな数値だと理解しておきましょう。

今回の映像では、みなさんにわかりやすくするために「推奨された空気圧の10%以内で味付けしましょう」とお伝えしましたが、実際にどの空気圧にするのか、そして変化させた空気圧に対してどのような運転を行うのかは、みなさんご自身の判断です。

そして特に、推奨空気圧より低めの空気圧を選択された方は、それ以上空気が抜けることがないか、定期的にチェックしてください。自動車メーカーやタイヤメーカーが低めの空気圧を推奨しないのは、自然に抜けて行く空気のケアを怠るユーザーが多いことに理由があります。

なお、今回の映像で、オフロード走行時に空気圧を4割減らし、それでも問題なく走れているのは、ドライバーが安全率の低下を理解した上で、ビード落ちの可能性のある走りなどをせず、タイヤの状況を常に観察しながら走っているからです。

そしてオフロードでは必ず2割〜4割減というわけでもなく、例えばクロスカントリーラリーの現場等でも、指定空気圧くらいで走る選手から、やや高めにする選手、意外と低くする選手まで、マシンやドライビングスタイルに合わせて人それぞれの選択をしています。

ただ、一般のみなさんが日本のオフロードコースで出会うような、泥や岩、モーグルやヒルクライムなど、比較的短時間のオフロード走行では、やや低い空気圧にすると映像のような効果が得られますので、興味のある方はお試しください。

それから、今回は70偏平とタイヤのゴム部のハイトが高く、エアボリュームの大きなタイヤでしたので4割減の空気圧でテストしましたが、55偏平など60偏平以下の、空気容量の小さなタイヤをご使用の場合は、それがオフロード用のLTタイヤであっても、2割、1割減程度に抑えるようにしたほうが懸命です。エアボリュームの低いタイヤでは空気を抜く影響が顕著に出ますし、ホイールを傷つける可能性も増えるからです。

いずれにせよ、低い空気圧でオフロードを楽しまれたら、最寄りのガソリンスタンドなどで適正圧に戻してから帰るようにしてください。また、低圧のオフ走行を高頻度で行う方は、タイヤの内部構造に影響があり、寿命が短くなる可能性があることを、ご理解ください。

空気圧はとても奧深いです。みなさんご自身がアンテナを張り、仲間と話し合ったり、情報を集める中で、それぞれに最適な数値を求めていってみてください。そしてもし迷ったら、推奨空気圧にしておくのが一番安全です。

以上です。
空気圧の設定は使用者であるドライバーの責任です。
どうぞ、安全に楽しく、お楽しみください。

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#LANDCRUISER
#空気圧

5 Comments

  1. こういう動画メッチャ見たかった
    タイヤとホイールの関係性や付けた時のフィット感・説明など、あまり詳しくはない動画しか見たことなかったので、大変参考になったし面白かった!

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