「ツール・ド・北海道」で選手が死亡した事故を受け、主催者側が10月29日、安全対策のための検討会を開きました。

 9月、北海道上富良野町での「ツール・ド・北海道」で、対向車線にはみ出した選手が乗用車にはねられ死亡しました。

 安全対策の検討会では、専門家による意見交換が行われ、片側の車線だけでレースを行うことの危険性が指摘されました。

 また自転車が中央線を越える危険性についても意見が出たということです。

 主催者側は2024年の開催は厳しいとみています。

 検討会では、今後もウェブなどで会議を開き、2023年度中にも報告書の提出を目指しています。

7 Comments

  1. 主催者の不備は明らかであり、警察主導の交通規制を念頭に、警備を行う事が出来ないのであれば今後の開催は事実上不可能。

  2. そもそもチャリンコレース自体が危険極まりないから止めれば良いだけ。
    バイクやチャリなど、二輪車レースの事故はデフォルトが死亡。
    価値観はそれぞれだが、チャリンコに死をかけるほどのものがあるかね。マン島レースならわかるがね。

  3. 「対向車線にはみ出した選手が乗用車にはねられ死亡」ではなく
    「対向車線にはみ出した選手が乗用車に正面衝突し死亡」の方が適当ではないでしょうか。
    「撥ねる」=車の前の部分が人にぶつかって、その人がはじき飛ばされる。
    ですから、間違いではありませんが。

  4. 「片側車線だけでのレースの危険性」を指摘、「自転車が中央線を越える危険性」などの意見が出た。
    指摘と意見の違い・区分を知りたいです。

  5. 『どのくらいルールが周知されていたのか』

    安全対策検討会、協会事務局としては、交通事故死された選手はルールを熟知していなかった可能性があると考えているということでしょうね。

    事故現場は、自主規制が行われていた区間とはいえ、「競技コースは片側1車線、対向車線は一般通行可」であり、対向車線へのはみ出し注意箇所です。

    そのような場所で、下り坂右カーブで、安全確認ができない状況にもかかわらず、一般通行可の対向車線にはみ出し、逆走するのですから、ルールを熟知していなかったと考えられても仕方がありません。

    とすれば、交通事故死した選手が所属したチームの監督・責任者にも、指導状況、監督会議の内容の伝達・厳命状況を確認すべきでしょう。

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