【台風10号】罹災証明書発行や保険申請、災害ゴミ出しについて解説

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今回の台風で被害に遭われた方々は、今後復旧や修復作業に当たられると思います。
その際に気をつけてほしいことをお伝えしていきます。

まず最初にしてほしいことが、住まいの被害状況を写真に撮ることです。
これは市町村から罹災証明を取得する際や、
保険会社に損害保険を請求する際に役立ちます。

写真の撮り方についてですが、
家の外の写真を撮る際は、なるべく東西南北の4方向から撮影してください。
そして、浸水した場合は、浸水の深さがわかるように、
メジャーなどを使って撮影します。

家の中を撮影する場合は、被災した部屋の全体と
被災した部分が分かるように写真を撮るようにしてください。
また、この罹災証明書は家屋の被害の程度を証明するもので、
生活を再建する際に必要となります。

自治体への生活支援金や税金の減免の申請、
金融機関への融資の申請などにも使用され、
自治体の窓口で申請できます。一部損壊の場合は
宮崎市で1週間から2週間、全半壊の場合は1カ月ほどで
罹災証明が発表されるとのことです。

続いては、災害ごみの出し方についてです。
災害ごみは市町村ごとにごみ出しのルールが異なりますが、
ここでは宮崎市のルールを例にお伝えします。

まずは、今回の災害で発生したゴミを適切に分別することが大切です。
1メートルより小さい家具や布団などは燃やせるゴミですが、
災害で発生した生ゴミは通常の生活ゴミとして出してください。
ガラスなどは燃やせないゴミ、瓦やブロックはコンクリートがら、
トタンや自転車は金属など、8つに分別してごみ出しに備えましょう。

宮崎市は、今回の災害ごみへの対応方法を発表しました。
竜巻被害が発生した地区では、家電リサイクル品以外は
特別収集が行われるとのことです。詳しくはホームページをご確認ください。

回収までは、災害ごみを道路などに出さず、
敷地内で管理してください。また、過去の事例では
災害ごみの袋に指定はありませんでしたが、
袋の見えるところに「災害ごみ」と記せば回収されます。
今回のルールに関しては、市からのお知らせを確認してほしいです。

さらには、土砂の撤去などについての詳細は
宮崎市社会福祉協議会にお問い合わせください。
宮崎市以外の方は、お住まいの市町村の社会福祉協議会に
聞いてみるようにしてください。
一人で抱えずに、周りの方にしっかりとSOSを出して、
乗り越えてほしいと思います。

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