壱岐海豚鼻から玄界灘を眺むる

海豚の鼻というか嘴なのだろうが、形からこの名になったのがわかる。壱岐の最南端の突端になる。島内最高峰の岳ノ辻標高213mから只管下って辿り着く。自転車でも入れない。案内は看板一つ、そこに自転車を停め、歩いて向かう。遠くはない。灯台が目印、その先に突端がある。案内板はない。ただ、眼前に玄界灘が広がり、馬渡島から平戸、唐津まで間近に見渡せるので辿り着いたことがわかる。玄界灘は何処までも青く、空は澄み切っていた。朝東京を立って、遂にここまで来たんだと実感する瞬間だ。

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