To Rishiri Island 1. 国道234号 安平編。

■Explanation
やっとやってきた一年ぶりの北海道。今年で三度目となる北の大地。
去年眺めるだけで行けなかった利尻島。あの利尻富士を見た僅かな記憶を引き出して、今この地「苫小牧」に立っている。

「とうとうこの日がやってきた」
というウキウキした享楽が、A10神経群をグングン加速しながら通り抜け、今日という時と共に夕暮れが刻々と過ぎていく。

今回は大洗まで乗り捨てのレンタカーで移動してきている所為か、現在はまだ北海道に来ている感覚が薄い。そのため今年は一日早い到着となっており、さんふわらあの夕方便に乗れたのも恥ずかしながら今回が初めて。(過去、夕方便を予約して間に合ったことがない)
もし今回も自走で大洗まで走行して深夜便に乗り込んだ去年と同じルートでスケジュールを立ててたとしたら、今頃は千葉51号線を使い鹿島辺りを通過しているころだ。

そんな訳で…
自転車も一緒に行けるかは微妙だが、今年は「どこでもドア」を使用した感覚にわたくしは陥っている。

今年の北海道のプランとしては【所要時間は気にせずに!】という基本的なわたくしの旅ルールは健在だが、極力最短ルートで稚内に到着し、とりあえず真っ先に利尻島へ向かう。その目的を先に果たし、余った時間で遊ぶ。

そんな感じのプランで計画を進める記念すべき初日、幸いなことに天候も絶良好である。
その上、今回さんふわあの夕方便に乗れている現状、苫小牧から移動する時間が多く取れることをいいことに、ウトナイ湖脇を通る234号を安平町へ上がるルートなのだが、初めて通過するという理由もあり、「どこまで行けるかチャレンジ」をしてみようかと遊び心を実際に試みている。

その結果、ときわキャンプ場を完璧にスルーし日が暮れかけているのだが、その先だと弥生パークキャンプ場が進行速度的にも良い感じと考え、移動距離は気にせずこの動画では走行している。

234号線はGoogleのマップで見ていると、山間を抜けるが遠浅、早来、安平、そしてちょっと走って追分と、室蘭本線の線路を沿って上がれば岩見沢に出れれてしまう、かなり時短ルートに見える。しかも程よいインターバルでキャンプ場が存在するため、自転車キャンパーには凄く優しい道でもある。ネット上だとその程度の情報であるが、大体北海道では「そうはさせない」何かと遭遇するパターンがあるのだが、今回は今のところ順調に走行を楽しめている。

あまりサイクリストにヒエラルキーを使わない主義で自転車に乗っているが、きっと荷物を付けない仕様で、早い方がガシガシ走行したら岩見沢まですぐ到着すると思えるくらい、道は平坦であり街中を走る感覚に近いと道を説明したいところだ。

勝手なわたくしの主観であるが、もっとGoogleマップ上には緑色のエリアが多かったため、日高山脈を抜けるイメージを想定していた。

今日のルート
https://x.com/Cycletourism/status/1816054932417700149
セールスポイントになるかはどう受け止めるかになるが、隣脇を走るであろう室蘭線の電車とタイミングが合えば並走でき、とてもよい空間に出会える可能性がある。
カメラを構えながら安全にゆっくり走るのもおすすめです。

■Preface
今年の動画を撮る目的としての発端は、2022年に北海道一周を逆時計回りで試みた事から遡ったお話になります。

2022年、その初回北海道トライアルでは自転車が興部近郊にて壊れ一周を途中断念。
そして翌年の2023年に新しいロードバイクを購入し北海道へ再トライアルした所くらいから、このYouTubeチャンネルは始まっております。

そして2023年の北海道トライアルでは稚内までの道のりを時計回りで北へ走り、ようやく継接ぎだらけの北海道一周マップがわたくしの記憶の中に、何となく出来上がってきました。

その記念すべきタイミング時に、わたくしが目にしたのは海の上に立つ島、利尻富士。

これはその去年の北海道旅行で、わたくしが初めて利尻富士に出会った時の動画です。
↓【サロベツ海岸より利尻富士眺め】
https://www.youtube.com/watch?v=wjG1PNnvYKI&t=400s

わたくしはこの見たことのない素晴らしい風景に、「是非利尻島へ行ってみたい」と感じ、当初スケジュールの立て直しを考えましたが、この年立てていた目的は去年走れなかった稚内の観光と、イトウが釣れるというクッチャロ湖。そして一番のお目当ては、爽快に下った斜里に向かう知床峠。あのオホーツク海が凄い視野で広がってくる下りを動画に納めたい。
そんな深い思い出のある羅臼岳を予定通りに優先しました。

なので翌年に繰り越した念願の利尻を目指し
2024年の北海道トライアルブログでは、その内容の一部を動画として更新する事に決め、投稿しております。

今年の北海道トライアルでは、今後登山投稿もしてみようかな?というとても安易な窓口の追加を試みている気分に乗っかり、「このタイミングで利尻島登ってみようか?」と父を誘ってみたのが二番目の目的となってます。

長々と説明しましたが、毎年北へ行きたくなる衝動は止まらくなってきており
きっとこういう心境になる人は、わたくしだけではないハズ?と確信してきているタイミングに入ってきております。

父とどこまで走れるか?
という問題も含めた上で、今後も楽しくキャンプツーリングを続けて参りたいと思います。

いつも皆さま、色々本当にありがとうございます。

#利尻富士 #2023北海道 #クロモリ #親子ツーリング

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