あの”名物球体”ができるまで…日々観察していた元海の家・主人が語るお台場のこれから 稲村亜美が「自転車さんぽ」で地名の由来を知る

レインボーブリッジを自転車で走り抜けるライドイベント「GRAND CYCLE TOKYO」が12月1日(日)に開催される。

そのアンバサダーに就任した5名(稲村亜美、神田愛花、小島よしお、武井壮、団長安田 ※五十音順・敬称略)が、自転車でしか見えない景色に会いに行き、東京の魅力を再発見する。

梅雨の合間のこの日、湾岸地区を「自転車さんぽ」をするのは、タレントの稲村亜美さん。

普段から自転車を楽しんでいるという亜美さんだが、どのような乗り方をしているのだろうか?

「自転車乗りますね。都内も走りますし、車に自転車積んで両行先でも自転車乗ったりします。ちょっとした寄り道ができるんです」

「楽しいです。あと(車だと)渋滞したり道が混んでいたりするんですけど、自転車だとスイスイ行けますし、あと駐車場探す時間が省けるのでホントに効率的です」

自然体で自転車と付き合っている亜美さんにとって、お台場は中学生の頃から遊びに来ている身近な街。しかし、「自転車さんぽ」していると、案外知らない側面もあることに気付かされる。

まず訪れたのは、東京タワーや東京スカイツリーツリーなどの都心を一望できる人気スポット「お台場海浜公園」。目の前に架かる大きなレインボーブリッジ。その手前に浮かぶ「小さな島」の存在に、亜美さんは気付いているのだろうか。

「知ってはいるんですけど、何なのか分からないんですよ。あれは何なんですか?」

この島は「台場公園」。お台場の中ではやや目立たない存在だが、立派な都立公園だ。

お台場海浜公園の端から歩くと20分ほどかかるが、自転車ならあっという間に到着できる。

島に繋がる道を渡った台場公園から見えるのは、先ほどまでとはちょうど真逆の景色。いつものお台場が違って見えてくる。

「こうなってるんだ。へぇ〜新鮮。すごい。なんかずっと東京に住んでいるのに、ここ来たことなかったですね。わぁ〜なんか見たことなかったなぁ」

ここ台場公園は、もともと江戸時代に築かれた場所で、今なお当時の面影を残している。一体何のために築かれたのかというと…そこで亜美さんが、見慣れない石造りの塊を発見した。

「何だろうな、これは」

彼女の前に現れた、不思議な石の塊。この正体は、当時造られた「砲台」のレプリカだ。

「こうやって残っているんですね。知らなかった。すご〜い!」

黒船の来航により開国を迫られた江戸幕府は、江戸の最後の護りとして、品川沖に砲台を擁する防御施設をいくつも築き上げた。

それらの施設は「台場」と呼ばれ、現在のお台場の名前の由来となっている。

当時、建造された台場のうち、第三台場と第六台場が現在も残され、第三台場が台場公園となった。

第六台場は学術的に貴重な歴史上の資料として保存され、調査・研究などの目的以外での上陸は禁止されている。

「自転車お手軽ですね。確かに車でも、ここには来ないですもんね」

東京の顔の一つとして栄えるお台場も、かつては砲台が設置された、文字通りの「台場」だけだった。それが年を追うに従い、海が埋め立てられ、街が整備されていったのだ。

そんなお台場の先駆け的な建物が、1974年に開館した「船の科学館」。

当時の写真には、今では想像もつかないほど何もないお台場の姿が映されている。実は亜美さんも、過去にここを訪れている。

「小学校の時の社会科見学で来ましたね。やっぱりこういう大きな船っていうのを見たことなかったので、『船かっこいい!』っていう記憶があります」

残念ながら船の科学館は老朽化のため解体工事が始まっているが、そのすぐ隣には新しく誕生した施設の姿がある。

2020年に完成した、東京国際クルーズターミナルだ。

豪華客船が停泊できる巨大施設は、世界中から集まるゲストの、東京そして日本観光の拠点としても機能。観光立国を目指す日本の、新たな玄関口でもある。

そんな街の移り変わりを、もともとお台場で海の家を営んでいた老舗食堂「ゆき」の主人・久留(ひさとめ)由紀子さん(84)と廣子さん(73)はこう語る。

廣子さん:
ホントに(お台場は)進歩していますね。レインボーブリッジが建つ前から見ていたので。

稲村:
そんな前から?

廣子さん:
そうですね。あとはオフィスビル。フジテレビさんの球体。下から上がってくのを全部見ていたので。(昔は)ほとんど野原状態だったので。ここ湾岸道路と繋がっていなかったんです、品川までは。ホントに何もなかった。

稲村:
じゃあホントに発展してきましたね、お台場も。

廣子さん:
そうですね、だから皆さん、今遊びに来ている方は、そういう所だったというのは知らないと思う。分からないんじゃないですかね。

稲村:
ちょっと私も知らなかったです。お台場の街が将来的に、どうなっていってほしいなっていうお考えとかはありますか?

由紀子さん:
遊びに行くにもいいし、年配の方もね、歩いていても安心だし。

稲村:
いい街ですよね。

由紀子さん:
いいと思います。

稲村:
このままのお台場であってほしいですね。

由紀子さん:
はい。

廣子さん:
いろいろな方に来ていただいて、イベントもやったりして。ですからそのまま…そのままでいいです。

亜美さんは「お台場さんぽ」に続き、10kmほどペダルを踏んで、若洲海浜公園へ向かう。ここの魅力は何と言っても…。

「うわぁ!ゲートブリッジ大きい!」

レインボーブリッジに次ぐ東京湾のシンボルの一つ、東京ゲートブリッジを公園内のサイクリングコースから間近に見ることができるのだ。

「そうですね、改めてこうやってお台場周辺を自転車で巡ってみて、知らないスポットもあったり、新しくできた物もあったりと、もうホントに楽しかったですね。自転車でまたいろいろなお台場を見てみたいです」

坂、水、橋。
自転車でしか見えない景色に会いに行く。
それが「とうきょう自転車さんぽ」。

「とうきょう自転車さんぽ」
フジテレビ(関東ローカル)
毎週火曜21時54分~

GRAND CYCLE TOKYO
レインボーライド・マルチスポーツ
12月1日(日)開催
https://grand-cycle-tokyo.jp/

FNNプライムオンライン
https://www.fnn.jp/

6 Comments

  1. 監視嫌がらせ監視嫌がらせ監視嫌がらせ💃💃💃💃集団カルト創価徳島徳島徳島徳島叩き潰せ叩き潰せ叩き潰せ叩き潰せ💃💃💃💃💃💃📮📮📮📮📰📰📰📰📰🐶📰🐶📰💃📮💃

  2. そうだね。地元の子達や、フジテレビちゃんの気持ちが伝わってくる動画ちゃんだね。いわゆる「箱物行政ちゃん」だけどね。無理に開発する事は「確かに工事関係での需要は生み出す」のだけども「その後の事を一切考えてない」からね。いわゆる「維持コストちゃん」と「継続的な需要ちゃん」の部分で「大きな負債となりがちちゃん」なのよね。そのまンま東ちゃんあたりも宮崎ちゃんに関して「とにかく豪華にすべし!」とかっつって自論を展開しておられたのだけどもさ。あの子の「案」も「未来の結果を考えておらぬ」のよね。まさに「バブリーちゃん」なのよ。まあ、泡の如くに弾けて消えてくれるだけなら良いンだけどさ。ナウで我が日本国が背負わされておるように「消えてくれずに皆さんへ負担をかけ続ける」からね。後先は「しっかと考えておくべきである」わね。我が神戸市も「ボンクラ市長ちゃんが官僚的発想でその場その場でてけとーな事やっておる」ので「破綻しまくっておる」からね。にんともかんともニンニンだわさ☆

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