異例ずくめ都知事選　不適切ポスター巡り与野党から法改正の声　掲示板スカスカも【知ってもっと】【グッド！モーニング】(2024年7月8日)

異例ずくめ都知事選　不適切ポスター巡り与野党から法改正の声　掲示板スカスカも【知ってもっと】【グッド！モーニング】(2024年7月8日)

過去最多56人が立補した東京都知事選挙 はポスターの掲示板も注目されました こちらは番組が週末に撮影した掲示板です 不適切なポスターが貼られたり多くの掲示 版で空が目立ったりと異常な状態となって いまし [拍手] た蓋を開けてれば小池 で終わった東京知事 線3週間近くに及んだ選挙線の裏で街中に は目を疑うような光景 がこちらの刑事版動物のキャラクターが 書かれた同じ種類のポスターがずらっと 貼られています候補者とは関係なさそうに も見え ますある政治団体が24人の候補を両立し 団体に寄付した人に掲示板の枠を与える まるでポスター枠の販売行為が行われまし たその中には風俗店の広告まで出る 始末警視庁が警告を出す事態となりまし た普通考えたら分かるよねっていうような まそういうことをま多分本当にやってしま うっっていう変なの貼るのはちょっと違う なと思います子供たちも見てるしなんかね 変なねなんかいい写真ではなかったじゃ ないです かこうした問題を巡って与党からも発言が 会ぎまし た秋の臨時国会においてですねしっかりと 公海の議論ができるようこれから何かしら をかけられるかということを考えなきゃ いけないです ね問題となったポスター ジャックお金を払って自作のポスターを 貼った男性に話を聞く とただ単に宣伝目的だっ たただこの男性選挙戦の途中でポスターを 剥がすことになりまし たSNSで 意見が出てきたマイナス以外の何者でも なかっ た掲示板の枠を埋め前代見物の行為ですが 全て埋まったわけではありませ んあありました小学校の前に掲示板設置さ れてい ます番組では都内およそ200か所の掲示 板をを 調査そこには立補者のために用意された 掲示板が空白のままになってい ます8割ほどの掲示板は半分以上ポスター が貼られていませんでし た都内には1万4000の掲示板が建て られましたがこの政治団体がいわゆる販売 行為ができたのは所しかなかったの です空白のままの掲示板その一方で全く別 の理由からポスターを貼ることができ なかった候補者もい ますあの方ですかねえ暗くなってきました があ自転車光を点灯させてこちら向かって きてくれています 選挙も大詰めとなった先週金曜日自転車に 乗って現れたのは今回初めて立補した野口 少子届け出順は1番となりましたが ポスターはあまり見かけませんでしたその 理由と は自転車で回ってる状態ねここにポスター がありました なんと1人で自転車に乗ってポスターを 貼っていたの ですやっぱり資金と人の差なかなて いうの他の候補者が公開しているマップを 元に掲示板の位置を調べる 野口次の掲示板へと移動します 掲示板の場所を確認しているよう です立ち止まって確認したり道を間違え たりとたどり着くのも一苦労 ようやく1枚ポスターを貼ることができ ました 今500ちょっとでしたっけ払れて結構 こっからまだあと2日でま良くて 200この日活動を終えたのは日をまたい で午前2時半過ぎとなっていまし た56人もの候補者が乱立し物を醸すこと となった今回の都事戦 その中にはお馴染みのこの人 もそういう単なら遊びとかね売名行為とか うんなら目立ちたいと かこう話すのは本年96歳候補者の中で 最高のドクター中町ですのんありがとう ございます [音楽] タ今回で8度目の都事線挑戦となり [音楽] ます激しい雷雨に見舞われた昨日の選挙戦 最終日車の中から訴えを続け ます発明品の部品を新宿で調達して私が つけて発品を作りました 大変回った地域の思い出話を織り混ぜ ながらの 演説96年の経験から取り組もうとして いるのは 災害もう焼けて倒れてもう大変ですよ僕 だったら今からできる 間に合う第2次世界大戦で東京大空を経験 した 中松災害によって同じような撃が起きない ためにという思いで選挙戦を戦ってきまし たそして迎えた昨日の午後 あとあの侍の衣装とか良かっ [音楽] た目をうませながらじっとテレビを見つめ まし た8度も挑戦してきた栃線それでも10年 ぶりだった今回の選挙を終えて 10年経ったら少しは良くなってるかと この業界が全く良くなっよくなくてない

　過去最多56人が立候補した東京都知事選挙は、ポスターの掲示板も注目されました。番組が週末に撮影した掲示板です。不適切なポスターが貼られたり、多くの掲示板で空きが目立ったりと異常な状態となっていました。

■掲示板の枠を埋め尽くす前代未聞の行為

　フタを開けてみれば現職・小池百合子氏（71）の圧勝で終わった東京都知事選。

　3週間近くに及んだ選挙戦の裏で、街中には目を疑うような光景がありました。ある掲示板では、動物のキャラクターが書かれた同じ種類のポスターがずらっと貼られています。候補者とは関係なさそうにみえます。

　ある政治団体が24人の候補を擁立し、団体に寄付した人に掲示板の枠を与え、まるでポスター枠の販売行為が行われました。その中には、風俗店の広告まで出る始末。警視庁が警告を出す事態となりました。

街の人（30代）
「“普通に考えたら分かるよね”というようなことを本当にやってしまうという」
「変なの貼るのは、ちょっと違うなって思います」
「子どもたちも見ているし、いい写真ではなかったじゃないですか」

　こうした問題を巡って、与野党からも発言が相次ぎました。

公明党　石井啓一幹事長
「秋の臨時国会において、しっかりと法改正の議論ができるよう」

立憲民主党　泉健太代表
「これから何かしら縛りをかけるかということを考えなきゃいけないですね」

　問題となったポスタージャック。お金を払って、自作のポスターを貼った男性に話を聞きました。

ポスター制作に関わった男性
「ただ単に宣伝目的だった」

　ただ、この男性、選挙戦の途中でポスターを剥がすことになりました。

ポスター制作に関わった男性
「SNSで批判的な意見が出てきた。マイナス以外のなにものでもなかった」

　掲示板の枠を埋め尽くす前代未聞の行為ですが、すべて埋まったわけではありません。

■1人で自転車で回ってポスター貼り「資金と人員の差かな」

　番組では、都内およそ200カ所の掲示板を調査。そこには、立候補者のために用意された掲示板が空白のままになっています。8割ほどの掲示板は半分以上ポスターが貼られていませんでした。都内には1万4000の掲示板が立てられましたが、この政治団体がいわゆる販売行為ができたのは1000カ所しかなかったのです。

　空白のままの掲示板。その一方で、全く別の理由からポスターを貼ることができなかった候補者もいます。

　選挙も大詰めとなった5日、自転車に乗って現れたのは、今回初めて立候補した野間口翔氏（36）。届け出順は1番となりましたが、ポスターはあまり見かけませんでした。

　その理由とは。

野間口氏
「この自転車で回っている状態です。ここにポスターがあります」

　なんと、1人で自転車に乗ってポスターを貼っていたのです。

野間口氏
「資金と人員の差なのかな」

　他の候補者が公開しているマップをもとに、掲示板の位置を調べる野間口氏。次の掲示板へと移動します。

　掲示板の場所を確認しているようです。立ち止まって確認したり、道を間違えたりと、たどり着くのも一苦労。ようやく1枚ポスターを貼ることができました。

野間口氏
「（Q.今500枚ちょっと貼れて、あと2日で）よくて200枚」

　この日、活動を終えたのは、日をまたいで午前2時半すぎとなっていました。

■8度目の挑戦　最高齢のドクター・中松氏（96）

　56人もの候補者が乱立し、物議を醸すこととなった今回の都知事選。そのなかには、おなじみのこの人もいました。

　「けしからん、けしからん。単なる遊びとか売名行為とか、目立ちたいとか」と話すのは、御年96歳、候補者の中で最高齢のドクター・中松氏です。今回で8度目の都知事選挑戦となります。

　激しい雷雨に見舞われた6日の選挙戦最終日。車の中から訴えを続けます。

2万3825票獲得　ドクター・中松氏
「発明品の部品を新宿で調達して、はんだごてを使って発明品を作りました」

　回った地域の思い出話を織り交ぜながらの演説。96年の経験から取り組もうとしているのは、災害対応です。

中松氏
「空襲と同じですよ。全部が焼けて倒れて大変ですよ。僕だったら今からできる、間に合う」

　第2次世界大戦で東京大空襲を経験した中松氏。災害によって、同じような惨劇が起きないために、という思いで選挙戦を戦ってきました。

　そして、迎えた7日午後8時。目を潤ませながら、じっとテレビを見つめました。8度も挑戦してきた都知事選。それでも10年ぶりだった今回の選挙を終えて。

中松氏
「10年経ったら少しは良くなっているかと、この業界が。全く良くなっていない」

（「グッド！モーニング」2024年7月8日放送分より）
[テレ朝ｎｅｗｓ] https://news.tv-asahi.co.jp