福島・猪苗代湖　船舶の航行区域を規制　子ども含む3人死傷の事故を受け　遺族は「4年経ちようやく」 (24/07/01 20:30)

福島・猪苗代湖　船舶の航行区域を規制　子ども含む3人死傷の事故を受け　遺族は「4年経ちようやく」 (24/07/01 20:30)

4年前ボート事故があった中田浜に来てい ますが奥を見てみますと高校禁止区域を 受けて新たに部位が設置されているのが 分かり ます稲白子中田浜の沖合いに浮かべられた 部そしてボートなどの高校区域を示す 看板いずれも命を守るために新たに設け られました 4年前の9月稲白子で起きた 事故高校するボートに3人が巻き込まれ 当時8歳の豊田A君が死亡しまし たこの事故を受けて県などの協議会は再発 防止策を 検討これまで自主的なルールに基づいてい たモーターボートなどの高校エリアを法律 で制することを決め今シーズンはまこれを 用いて今日からあの規制が開始されますの であの利用者に対してあの周知させて いただいてですねあの事故を奉仕に努めて いただければと思います はい規制ではモーターボートなど全ての 船舶を対象に騎士から300mの範囲を 基本に高校を禁止 に違反した場合は30万円以下の罰金がさ れ あの人の命がかかってるのであのちゃんと ルールを守ってあのややっていただきたい なと思い ます稲白子では太君が亡くなった事故の後 も毎年のように船や水上バイクが絡む事故 がついてい ますボトなどを貸し出す側も新たに設け られた高校区域によって事故の防止を期待 し 利用者にルールブックを配布して周知する ことにしていますますので是非あの利用者 の人におていただい て今現在もやはりお客様からの問い合わせ が結構多いのでそういったところも含めて えしっかり皆様には自己怪我のないように えマリンスポーツを楽しんでいただける よう安全啓発をしていきたいなと思い ます県などでは今後コメ上からも高校区域 が判断できるよう浜辺に看板を設置する ことを検討してい ますではここからは取材を担当している単 の記者と一緒にお伝えしていきたいと思い ますえ田野さん稲白子で全ての船舶を対象 に高校区域が設定されたということになり ました改めてですねこれまでとの違いです とかあとポイントを教えてくださいはい 法律に基づいた規制が点ですこれまでも県 など県などの協議会がモーターボートなど の高校区域を設定してはいましたが あくまでも各浜の樹脂ルールで罰則などは ありませんでしたこれを河川法に基づいて モーターボートだけではなく手漕ぎの ボートも含む全ての船舶を対象に航行 できるエリアできないエリアを定めたこと さらにルールを守らなかった違反者に 40万円以下の罰金を貸すことができるの が大きな違いですうんそれで具体的にです ね高校区域どのようにこれ変化したん でしょうかはいこちらが稲白子での高校 区域を示した図です河川法の規制対象と なったのは稲白子にある25の浜で赤が モーターボートなどの高行を禁止した エリアで青が えモーターボートだモーターボートなどは できますがえ手漕ぎのボートなどの高行を 禁止したエリアで緑が競技会などが定めた 自主ルールエリアとなります自主ルール エリアでは岸から300mの範囲で水出 調査などの船を除き全ての船の高向を禁止 していますこのうち4年前に事故が起きた 中田浜の場合ですが河川法の規制エリアと 自主ルールでの利用禁止エリアがかなり 細かく設定されていて部位を設置して区域 を明確に分ていますうんこれパッと見だと ちょっと分からないですけどそのVって いうのがこの黄色い丸印になっていてあと この水色の部分がこれ小水浴エリアという ことになるわけですよねでその正面向かっ た側がえモーターボートの方向も禁止され てかつ自習規制で手漕ぎのボートも規制さ れるということになりますねかなり細かく これエリア分けされていますけれども運用 面で今後のポイント何でしょうかはい いかに利用者に高校区域を周知徹底させて いくかことが重要だと考えています4年前 の事故で亡くなった豊田A君の父親は ホームページ上で掲載されていた誤った 区域分けの地図を見て事故にあったと言い ますなぜ誤った地図が掲載されていたのか 経緯は分かっていません が国の運輸安全委員会が正しい区域分けや ルールの周知徹底がなされていなかった ことも事故の原因の1つに挙げてい ます2度と事故を繰り返さないためにも 設定された高校区域を訪れる人たちに 正しく伝え認識してもらうことが大切だと 思いますそしてA太君の両親は今回の変化 どのように受け止めているんでしょうか はいA太君の両親は2度と同じような事件 が起きないようにするために規制や パトロールの強化は当然のことだと思って いるただすでに事件から4年も経っており ようやくだという思いがあるとコメントし ています 県は今回のルールを運用し問題があれば 都度修正していくとしてい ますここまで単の記者でした

福島県が誇る観光地・猪苗代湖。夏は湖水浴、そしてマリンスポーツを楽しむ人で賑わうが、一方で事故は後を絶たない。命を守るために、法律に基づきすべての船舶を対象に航行区域の規制が2024年7月1日から始まった。

＜8歳男児が死亡する事故＞
猪苗代湖・中田浜の沖合に浮かべられたブイ。そして、ボートなどの航行区域を示す看板。いずれも命を守るために新たに設けられた。
2020年9月、猪苗代湖で起きた事故。航行するボートに3人が巻き込まれ、当時8歳の豊田瑛大君が死亡した。
この事故を受けて、福島県などの協議会は再発防止策を検討。これまで、自主的なルールに基づいていたモーターボートなどの航行エリアを、法律で規制すること決めた。
規制では、モーターボートなどすべての船舶を対象に、岸から300メートルの範囲を基本に航行を禁止に。違反した場合は30万円以下の罰金が科せられる。

＜後を絶たない事故＞
猪苗代湖では瑛大君が亡くなった事故の後も、毎年のように船や水上バイクが絡む事故が相次いでいて、この5年では26件22人がケガをしている。
ボートなどを貸し出す側も、新たに設けられた航行区域によって事故の防止を期待し、利用者にルールブックを配布して周知することにしている。
磐梯マリーンの秦郁子常務は「現在も、お客様からの問い合わせが結構多い。そういったところも含めて、しっかり事故・ケガのないようにマリンスポーツを楽しんでいただけるよう、安全啓発をしていきたい」と話した。
県などでは今後、湖面上からも航行区域が判断できるよう浜辺に看板を設置することを検討している。

＜法律に基づいた規制に＞
これまでも福島県などの協議会がモーターボートなどの航行禁止区域を設定していたが、あくまでも各浜の自主ルールで、罰則はなかった。
これを河川法に基づいて、モーターボートだけでなく手漕ぎのボートを含むすべての船舶を対象に航行できるエリア、出来ないエリアを定めたこと、さらにルールを守らなかった違反者に30万円以下の罰金を科す点が大きな違い。

＜規制対象は25の浜＞
河川法の規制対象となったのは、猪苗代湖にある25の浜。モーターボートなどの航行禁止エリア、手漕ぎボートなどの航行禁止エリア、協議会が定めた自主ルールエリアがある。
自主ルールエリアでは、岸から300メートルの範囲で水質調査などの船を除き航行を禁止している。
このうち2020年に事故が起きた中田浜の場合、河川法の規制エリアと自主ルールでの利用禁止エリアが細かく設定され、ブイで設置して分けている。

＜周知・浸透が重要に＞
2020年の事故で亡くなった豊田瑛大くんの父親は、ホームページ上で掲載されていた誤った区域分けの地図を見て、事故に遭ったという。
なぜ誤った地図が掲載されていたか経緯は分かっていないが、調査を行った国の運輸安全委員会は正しい区域分けやルールの周知徹底がなされていなかったことも事故原因の一つに挙げている。
二度と事故を繰り返さないためにも、設定された航行区域を訪れる人に正しく伝え、認識してもらうことが大切になる。

事故で亡くなった瑛大くんの両親は「二度と同じような事件が起きないようにするために、規制やパトロールの強化は当然のことだと思っています。ただすでに事件から4年も経っており、ようやくという思いもあります」とコメントしている。
福島県は今回のルールを運用し、問題があれば都度修正していくとしている。