【感動する話★総集編】今月の営業ノルマ達成できずクビの俺。上司「今月でクビw」→最終日、俺指名で500億の商談が入ると上司「よし!明日契約決めてこい!」俺「俺、今日でクビなんで無理すw」スカッ

ある日教育の一環で大切な企業との相談を 担当することになった 俺成功させるために事前準備を徹底して 相談に挑ん だ念入りに準備した会あって俺の提案は 相手側から気に入られ契約も結べそうな ところまで行っ たしかし部長が横やりを入れてきた目の前 で俺が成功するのを阻止したいのか部長は 決まりかけていた案とは全く違う案を急に 先方に 持ちかける当然相手側は混乱し後日やはり 相談の剣はなかったことにしてくれと 取り消しを言い渡されてしまっ た部長からは今回の剣はお前の責任だから なと責任を押しつけられ数日後には部長 から解雇うを渡されてしまうはめ にしかし出勤最終日お前使命の取引の話が 来たぞこれがうまくいけば首回避かも な総部長に連れられて入った正男部屋に は俺の名前は朝日 太陽俺の方には生まれつき大きな痣があっ た鏡を見るたにそんな自分の技と目が合っ てしまい自分自身のことが嫌だ と思ってしまってい たせめてこの痣の原因が家事などによる 火傷とかだったらまだ自分の中で落とし所 をつけられたのかもしれなかったが現実は 非常なことにこの大きな痣は生まれた時 からあるものだっ た俺はこの痣のせいで幼い頃からからかわ れ嫌な思いを幾度となく経験してきたの だ初対面の相手が子供だろうが大人だろう が視線が俺の方に向けられ引きつった表情 に なる小学生になると同級生からはその技 どうしたの火傷と心配されたが俺は親から 聞かされていた通りうん生まれた時から あったんだよと素直に 答える互いに純粋な子供俺がそういう ある女の子が言ったへじゃあそれって ひょっとして呪いなん じゃその頃はホラー映画が流行った時期で ありその映画に影響された女の子はきっと 悪気もなく心配してそんなことを言ったの だろうしかしそれを聞いた誰かがじゃあ お前は呪いの子なのかそういったのを境い に呪いの子それが俺の小学生の時のあだ名 へとなっていっ た前世で悪いことをした罪人だったから こんな痣ができているんだと根拠もない ようなことを不調された他学年からも噂の 呪いの子を一目見ようと俺の教室を覗きに 来る子もいるほどにその噂は広がっていっ た俺は両親に相談したかったがそれも叶わ なかった母親はみから恐れられている俺を 庇うこともしなかったしむしろ母親も俺の 技が気に入らないようだっ たはあまさか治療で解決することもでき ないだ なんて幼稚園時代色々な整形外科に 連れ回されたことを今でも覚えて いるその時に話してた内容はあまり記憶に はないがおそらく幼すぎるがゆえに大きな を取り除くような手術はすかといって治療 薬で治るものでもなかったの だろう俺の痣が治ることは難しいことを 知りそこから母親の俺に対する態度が 冷たくなってしまった顔をこっちに向け ないでちょうだい気分が悪くなると散々 なじられるようになっていき父親も母親の 機嫌を損ねないためか俺のことは見て見ぬ ふりをする 学校でも家でも居場所のない俺はなるべく してだんだんと暗い子供になっていった そしてこの技を隠すためにもできるだけ顔 を隠して頬を見せないように大人用の 大きなマスクをし たそうして俺は高校生になった高校生にも なると精神的にも成長して両親の冷たい 態度にいちいち傷つくこともなくなって いっ たそれでも少しでも自分に向けられる情け や恐怖の視線を減らすため相変わらず 大きなマスクをつけてできるだけ痣を隠す ようにしていた通学時の満員電車で多少 周りからキーな視線を向けられてしまう ことには諦めはあっ たしかし学校生活で影でこの痣のことを 言われたくはないから必要以上に露出さ せることはなかっ た幸いなことに小中とまともな友達もおら ず家族のお出かけにも連れて行ってもらえ なかったから家に引きこもる時間が多く それだけの時間を勉学に当ててきた買あっ て偏差値65の高校に入学できたことに より精神的に大人の人が多くクラスの人 たちもいちい俺の痣をいじる人間はい なかっ たそれでも体育祭など外部の人間が入る時 や多学年の生徒と合道で作業する時などで はやはり俺の方に視線が行きひそひそと 話されることはあってそれは相変わらず 辛かっ た家での扱いは昔と変わることはなかった 母との会話はほぼ皆無父親ともほとんど 話すことはなかっ た俺と5歳離れた弟がいたからそっち ばかりにかっていた弟は俺のことを兄とし て慕ってくれていたがあまり自分と一緒に いると母親から何を言われるかわから なかったからにも優しく接することができ ず自ら距離を取っていっ たこの痣のせいで俺には根暗な性格が 寝付いてしまい自己肯定感の低い青年が 生まれてしまってい たそれでも無事に高校を卒業し大学へ進学 したしかし相変わらず多少話すような友人 はいたが気兼ねなく話せるような友人はい なかっ た基本的に1人で授業を受けて1人で事を 1人でバイトに向い帰宅 するそんな生活を大学で続けていれば必然 的に孤立してしまうのは当たり前だっ たそういった友人ができない環境が発射を かけて俺の性格はどんどん歪んでいって しまっていたどうせ俺なんてこれが俺の 口癖だっ たせめて実家を早く出るためにバイトに 励みひたすら貯金を続けていってを卒業し 社会人になる頃には1人暮らしを始める ことができていたとはいえ大学の学費は 両親が断固として拒否していたから奨学金 の返済もこれから行っていかなければなら ないそれでもあの片の狭い実家で生活する くらいなら多少生活が苦しくなろうとも 1人暮らしを始めて正解だったと 思うたまに弟が遊びに来るようになって 両親の目もないことから 母さんと父さんにはここに来ていること 内緒にするんだぞと言って唯一弟だけが俺 の中で気兼ねなく話せる家族となっていっ たそうやって社会人になった俺は社会人に もなれば多少はこの痣に対するからかいが 減ると思ってい たしかし残念なことに俺が入社した会社で はそう思うようにはかなかっ た確かに学生のに 外からるからはほぼないと言ってもよかっ た会社にはあくまで仕事をやりに来ている 以上他人の外見にとやかく言うほど暇では ないのだその中でも部長の岡部だけは違っ た岡部部長は今で言う美容系男子という ような感じで美意識の高い男性社員だった 実際岡部部長は右でおしゃれにも気を使っ ている様子だった も毎日変えてワイシャツの色に合うものを 着用していたしハカまで完備していると いう徹底ぶりさらに性格も社交的で いろんな話にも成通していることもあり 男女共によく話の中心にいるような人物 だったそんな岡部部長は俺の痣そしてその 痣を放置している俺のことが美的に許せ ないようだった入社した当初は麻ひ君その 方の痣は と心配してくれたから生まれつきなんです と苦笑いをして答え たするとそう辛かっただろうにもう形成 外科とか言っているのかあと痣を隠すなら このクリームとかがおすすめでと教えて くれたが俺は1人暮らしと小学金の変で手 いっぱいだっただからごめんなさいが そこまで気が回らなくてと言うしかなかっ たそれでも岡部部長は諦めずに俺に色々な 提案をしてくれていたが俺はやわと断る ことしかできなかっ た今までいろんな人に美容アドバイスをし てきた岡部部長は自分がせっかく アドバイスしているのに何1つ聞き入れ ないなんてという風に思っていったのか 半年が経つ頃にはそんな見た目だと自分 だったら社に出てこれれないよと鼻で笑っ て馬鹿にしてくるのが日常半時になって いってしまっ た岡部部長に比べ根暗な俺はそうやって 馬鹿にされても何も言い返すこともできず そんな俺の態度が余計に岡部部長を イライラさせてしまっていたなあ麻ひ君君 が俺の美容アドバイスを受け入れないのは 分かったんだけどさせめて見た目が悪いん だから中身くらい磨こうよ 土日に友達と釣りだったりハイキングだっ たり何か外でできるものをするといいよ ああでもその様子だと朝日君にはそんな 友達いないかと勝手に自己完結して かわいそうにと言いながらもケタケタと 笑うそんな岡部部長だったが仕事ができて 業績が良く上司たちからも重宝されていた 新人の教育がかりもするような人物で俺の ノウハウを少しでも後輩に引き継いで いけれたら幸いですなどと言い若いながら も部長職についていた俺は同じ営業職とし て岡部部長に尊敬の念を抱く一方で自分と は違う世界に住んでいる眩しい住人なんだ と思っていた岡部部長は俺が自分に対して 尊敬の念があることに不快感を覚えるよう になったのか同期や後輩たちに朝から妬ま れているいるようなんだよね美容 アドバイスをしただけなんだけどさと根も 歯もないことを言いふらしていっ たその結果周囲の社員も俺のことを経営 するように距離を置いていることが多かっ たなんだか周りから浮いているよなあの 子そうやって人事部長は周りから経営され ている俺を見かねて不幸なことに岡部部長 を正式に俺の教育がかりにつけた 岡部君の仕事っぷりを見て君も成長して くれ売上が伸び悩む俺に成長の機会を与え たつもりの人事 部長しかし自分が嫌っている社員と嫌われ ていることに自覚のある社員のコンビが うまくいくはずもなく険悪なムードで仕事 が終わることも度々あっ たある日教育の一環だということでとある 企業との相談をすることになった ここは成功させて岡部部長からうまく距離 を取れればと思った俺は事前準備を徹底し て相談に挑ん だ事前準備を念入りにしいあってか俺の 提案は相手側から許可が通り契約も結べ そうなところまで行っ たしかし岡部部長が横やりを入れてきた目 の前で俺が成功することに賛成できなかっ た岡部部長は決まりかけた案とは全く違う 案をに出してきた当然相手側は混乱して 一旦話を持ち替えることになっ た後日企業側からはやはり相談の件は なかったことにしてくれと取り消しを 言い渡さ れる岡部部長からは全く朝日君が勝手に 出しゃばるからこうなるんだぞ最初から俺 の言う通りにしとけばよかったんだ今回の 件はお前の責任だからなと言われた 数日後岡部部長からある書類を渡された 長い文章がつらつらと書いてあったが最後 の一分には強調されて蒸気に従って朝日 太陽は解雇とすると記載されていた俺は その分が真っ先に目に入り思わず岡部部長 に目を向けるすると鼻で笑いながら理由は 分かるよな俺の顔に泥を塗ったんだこう なっても仕方ないだろうという俺はさすが に反論しようとしたがなんか文句あるそう いう岡部部長の威圧にけされてしまい根暗 で気の弱い俺は何も言い返すことができ なかっ た人事部長も全て岡部部長の言うことを 信用しているようでせっかく岡部君を教育 係りにつけたのに勝手に暴走するなんて 残念だよと言われてしまった 解雇が決まった俺は引き継ぎ期間として この会社にいられるのもあと数日のみと なってしまった俺は引き継ぎ対応の合間に 役所に行って失業証明書を取らなくてはと 思い動い たひとまず今後の生活のためにも早く次の 仕事場を探さないとなと思いながら ぼーっとして上の空で歩いているとある 老人にぶつかってしまっ たああませんね少しぼーっとしてしまっ て頭を下げる老人に俺も同様に頭を下げて いえいえこちらこそぼーっとしていたので と伝えるぶつかった際に手にあった書類が ないことに気づいた俺は周りを見渡すする とこれすみません老人はぶつかった表紙に 落ちてしまった書類を拾ってくれた 失業何か体長が理由で落ちた書類にあった 失業届を見られたのだろうそう尋ねた老人 に俺はなんて言えばいいのか悩んだああ すみませんいらぬことを聞きましたなどう か忘れてくださいと言いその場を去ろうと するあいや体調はいいんです か誰かに気持ちをしたかった俺は役所の 待ち合い場所でその老人に会社での出来事 や今までの人生を話した老人は聞き上手で 次々と俺の言葉を引き出し たそうかそうかよかったら最後の記念に君 の名刺をくれない か久しぶりにこんなに心が軽くなるくらい 人と話すことができた俺はもちろんです何 も知らない俺の話を聞いてくれて ありがとうございました おかげ様で少し気分が良くなりましたとお 礼を言いながら名刺を 手渡すええあの朝岡会社にお務めだったん ですねとにこやかに笑いながら老人とはお 別れし た次の日最後の引き継ぎ作業を行おうとし ていたところを岡部部長から呼び出され たお前使命の取引の話が来たぞこれが うまくいけば首回避かもな岡部部長に連れ られて入った湘南部屋には昨日の老人がい た俺が驚いているとああよかった今日なら まだいるかと思っていたがもういなくなっ ていたらどうしようかと思いましたそう 言って俺に名刺を差し出す 老人その名前に記載されている原島 岩尾この業界では名前を知らない人はい ないほど有名な教会の会長の名前で思わず 俺は驚いてしまういやはやあなたのような 綺麗な心の人がいる会社と契約をしたいと 思ったのですよとにこやかに笑う 老人しかし俺は首を言い渡されたものだ すみません昨日もお話しした通り僕は今日 でこの会社を首になるんですと言うと後ろ では岡部部長がバカお前と慌ててい た知っていますだからあなたを引き抜きに 来たんですよ老人は昨日俺から今までの 境遇や会社での出来事を聞いた直後に動き 始めたと いう事情は全て聞いていますよ岡部部長 あなた方のやり方を責めるつもりはないが そんなやり方ではこの会社はここまでだ彼 がまだこの会社に在籍する希望が見出せる のならば実際に取引をしたいと思い書類を 作ってきましたですが朝君の名前を出した 時あなたはあらさに嫌そうな顔をした さらには首にしましたと誇らしく言うでは ないですか彼をこんな場所に置くのは もったい ないそして俺の方を 振り向き君まだ次の会社が決まっていない ならのに来なさいと言い原島会長は俺に 教会採用本部の連絡先を渡してくれ た大手会長との取引だったこともあり岡部 部長以外の役職者たちもいた中でこれは どういうことかと再調査が始まりその後俺 が契約を取れなかったのは岡部部長がしし に出たせいであることが 発それを隠すために失敗を俺の責任にして いたことも発覚 人事部長からは首は撤回すると言われたが 俺は定長に断った原島会長との契約が成功 していれば数という巨額の利益が出ていた がそれが叶えられなかったどころかこの件 をきっかけにこの会社に未来はないと原島 会長は今までの取引を全て打ち切り原島 会長に見られた会社として界隈では有名に なり立て続けに契約や団キャンセルなどの 連絡が入り朝岡会社は大変な損失を出す ことになっ た原島会長に拾われた俺は拾ってくれた恩 を返すために今まで以上に懸命に働い た利益よりも人として大切なものを見つけ なさいというのを原島会長が理念として いるので社員も強調性が高く岡部部長の ような人を蹴落とすようなことをする人は いなかった 原島会長の元で働き始めた俺は職場の人間 が今まで勤務していた会社と全くレベルが 違うことに気がつい た全てに対して意欲的でありながら協力的 でみんなで物事を成し遂げようとする 心行きがすごかっ た新人同然の俺にも朝日の得意なこと教え てね割り振るから是非力発揮しちゃってよ とかミスしたらすぐ報告よし カバーするからねといったポジティブな 言葉が 飛び交う原島会長の指導のおかげもあって 俺は周りの足を引っ張ることなく仕事を こなしていたが周りが眩しいがゆえに なかなか解きこむことはできずにい た他の社員は仕事後にご飯に行ったり連絡 を取り合ったりするが俺は今日は用事が あるのですみませんなどと理由をつけて 断っていた シャインはそれでも嫌な顔1つせずに会い たり参加したくなったらすぐに連絡してな と伝えてくれて本当に温かい環境だっ た俺はこんな眩しい人たちに囲まれて仕事 ができて充実した日々を食っていたが やがて自分の根暗さがこのメンバーの中で 目立っているのではないかと考え始める ことと なる周りがあれほどまでに自分にかって くれている理由が何度考えても思いつか ないのだ今まで学校の人間や親職場の人 たちからも根暗や怖いなど見た目に加えて 性格まで否定され続けた俺にとって優しく されるという経験があまりにも少なかっ た周りの優しさが自分をより低く見せて いるのではないかと不安になっていた悪い 方向に考えが進めば進むほど会社では 小さなミスが続いた 書類の不や物品を落としてしまって何かと ケアレスミスが多発したそれでも周は どんまいどんまいと声をかけてくれるが そのポジティブな言葉すら俺にとっては 鋭利なナイフのように心に突き刺さるよう な感覚を覚え始め た鏡に映る自分の顔色が悪くなっている ことに気がついたのは転職して数ヶ月が 経った頃だった大きながあるのは相変わら ずだが仕事でのミスや周囲からの言葉がけ が負になっているように感じた拾ってくれ たからこそ何かしらの成果を出さなくては と思っていたがそのやる気が自分の首を 閉めていたのかもと考え悪循環に陥ってい た俺の顔色が悪くなっていったことに気が ついたのかある日原島会長に呼び出された うちの会社にはまだなれないかい前とは 違う環境だから苦労も多いかとは思うが 困っていることとかないかいと申し訳なさ そうに声がけをしてくれる原島会長を俺は すぐに否定する違うんです自分が悪いん ですと初めて役所で出会った時のように心 を回る暗い考えを原島会長に 伝える全てを聞いた原島会長は乳な笑を 浮べて最初君に声をかけたのはその痣なん だよ実は私も昔生まれつき痣があってね 散々なじられてしまっていたんだよ自分に はどうしようもないところを指摘されても どうしようもない途方にくれるしかでき ないそんな無力な自分が大嫌いでしたそれ でもそんな自分を好きになってくれた妻が いてそして可愛い子供が誕生し たが差し込んだように感じたけれど周りの 後期の視線が痣に向けられてまだまだ生き にくかっ たそんな中家族で旅行中に大きな事故に あってしまってねその影響で今まで私の ことを苦しめていたあは火傷の治療と共に 亡くなっていったですが息子も同時にその 事故によって亡くなってしまっ たまるで息子が私のもも一緒に持っていっ てくれたんだと思っ たそして先日妻が亡くなりその手続きをし に行くとあなたがいた私に似た大きな痣を 持つ青年 にそこまで言うと原島会長は視線を俺の痣 に向け たきっと君は痣のせいで心に闇を落とした んだろうなと人間は自分と違う人間を 変わった目で見てしまう傾向があります から でもだからこそ私にはあなたが輝いて見え た痣がありながらもうまく立ち回ると周り の力さえあればきっとあなたはまだ光を 取り戻せるなんとしてでもあんな会社から 救おういらぬことですが息子のようにあな 君を錯覚した会社に入って少しでも明るく なればと思ったんだ よ原島会長の過去聞いたのは初めてだっ た原島会長は社員の話はよく聞くが自分の 話はあまりしないタイプだっ たそんな私からあなたに言えることは自分 を嫌わないであげてほしい今の君は誰より も自分が嫌いで仕方がないと 思うだからこそ周りからの優しさが余計に 辛くなっていってしまっているでもあなた 自身が優しくを持っているからこそ周りも 優しくしてくれる輝いているんだよだから 私は声をかけたしシャインは優しく 話しかけるどうか少しずつでいいから自分 自身のことを好きになってあげて ほしい原島会長は息子さんのことを 思い出しながら話をしているからなのか 少し涙を浮かべながら懇願し た原島会長の言葉を聞いて俺は考えた そうか誰よりも自分を嫌い価値を下げてい たのは自分だったんだと両親から さげまんに見られそして自分が自分を否定 した本当に味方がいない状況に持ち込んだ のは自分だったのだと原島会長の言葉に 希望を見い出した俺は考えを改め仕事だけ ではなくこれからは分好きになろうと決め たのだっ た覚悟を決めてからは周囲とも次第に 馴染み始めたご飯などの誘いも可能な時は 参加するようになり仕事の悩みや苦労も 同僚たちに相談できるようになったそう なると連携もよりうまく取れるようになり 仕事のミスがみるみる減っていっ たそれから数年後兄さんごめん 相当とからLINEが来た直後だった知ら ない番号から電話がかかってくる俺は嫌な よ感がし たあら太陽久しぶり ね 母さん両親とはほぼ絶縁状態だった俺は 久しぶりに母親の声を聞いた懐かしさより も少し苦しい気持ちに なるもう携帯番号変えたのなら言いなさい よみとも全然教えてくれないし聞くの大変 だったんだ からどうやらさっきの弟からの謝罪の LINEは俺の電話番号を伝えてしまった ことだったん だろう別に口止めしていたわけでもないが もう話すことはないだろうと確かに携帯 番号を変えた時に両親には伝えていなかっ たそれでねあなた今大きなに務めている ようね港の奨学金あなたが返済してくれ ないかしら可愛い弟のためだものいいわよ ね急に電話をかけてきたと思ったら母さん 何言ってるの自分で払うからいいからみと は黙って なさいそんなやり取りが電話越に 聞こえる俺はその奨学金は誰の名義で借り たものなんだとひとまず状況を確認する それはもちろん私たちの名義よ港には負担 をかけられないしでもねあなたのお父さん が認知症になっちゃってね働くのは難しい のよだからあなたが払いなさい高校まで いくらあなたに使っていると思っている の多くのことを話す母親に呆れながら高校 まで育ててくれたのはありがたいと でもそれとこれとは別あなたにつけられた 傷はそれどころじゃなかったこれ以上話す ことはないからとだけ言って電話を切った 仮に弟名義で借りて弟が困っているんだっ たら少しくらい助けてもいいかと思っただ けど両親たちが勝手に起こした事態なので あれば俺は助ける気にはならないそう思っ た 数時間後どんどんとドアを叩く音が鳴る 太陽せっかくだから来てあげたわよどう やら母親が俺の家にまで押しかけてきた ようだ諦めが悪い親だなと仕方なくドアを 開ける全くあんたの顔なんて見たくなかっ たけど仕方ないから母さんが来てあげたわ よって え母親はの顔を見て声を あげるあんたあの技はああもうなくなった よだってえどうし てそう俺は自分自身を好きになるための 努力をし最終的に会社でうまくやれるよう になっていったひねくれた性格も治って いきこういう関係も今更だが広げていく ことができたそれだけで十分かもしれない が俺はこの因縁の技と蹴りをつけようと 思っただからこそこの痣について初めに 色々アドバイスをくれた岡部部長の元を 訪れ た原島会長に見かけられてからギリギリ 倒産はしていなかったが本当に危ない状態 になっていた朝岡会社は俺の訪問を心よく 受けてくれ たそして改めて謝罪をされた俺は一そのは おいてもう1度部部長にこの痣について アドバイスを 求める俺の堂々とした姿に岡部部長は 戸惑いながらも教えてくれたそして俺は やかに きこえるすると調子が出てきたのか岡部 部長は色々なことを教えてくれたあの切除 ならこのクリニックやここがおすめという こと治療中は余計に目立つからこの化粧品 とこれを組み合わせると肌への負担もなく 痣を目立たないようにできる と原島会長の元で働くことにより給料も 大幅アップし毎月の奨学金返済をあるもの の金銭的な余裕ができた俺は早速岡部部長 のおすめを色々実践していっ た定期的に岡部部長の元に行きアドバイス をもらっていたからか半年ほど経過すると だいぶ技が薄くなったそしてが薄くなって 行くのを見て岡部部長も安心した様子だっ た俺は改めてあの時のことを 思い出す根暗だった頃の自分俺の仕事を なくすような真似までした以上簡単に許す ことはでき ないでもそもそも俺がもっと有効的に 接することができていたのならば近鉄だっ たけどそれでももう少しアドバイスを 引き出していたのなら ば今まで自分自身で自分の可能性をなくし てしまったんだと気がついた今結果的に 岡部部長はそもそもそこまで悪い人には 感じられなくなってい たそしてそんな俺を見た原島会長は朝岡 会社との取引を徐々に再開することを決め た岡部部長や人事部長を含め朝岡会社の メンバーにはとても感謝されたがこれの 結果は俺のおかげではなく岡部部長の気強 さと愛の良さがこだと 思うやはり当時尊敬していたように相 変わらずすごいなと素直に思ったこれから は元々の俺のような根暗な人間に対しても その人を引っ張りあげるような人になって ほしいと思うそして今岡部部長の アドバイスにより日常生活では痣をマスク なしても完全に隠すことができるように なっ た俺の技を嫌い避けていた母親にとっては 衝撃だったんだろう口をパクパクさせて 言葉に詰まって いるどうして治療じゃ直せないって俺は 落ち着いて 伝える確かに投薬によるものだと直せな いって俺も言われた大きな手術が必要だと もそして確かに子供の時はその手術をする ことが難しかったでももう俺は大人になっ たんだにからなら費用はかかるけど一度 手術をすることであは投治療で回復できる んだってだから治療受けたんだ よそうそうなの ね俺の話を聞いてうく母親俺はなんだか いまれなくなってとりあえずさ上がってっ たらせっかく来てくれたんだしとなんと なく家にあげたさっきのはどこに行って しまったのかずっと考え込んでいる 母親しばらくそっとしておいたらたいよと 呼びかけられたから振り向くとそこには土 座をしている母親がい た今まであなたのことを無に扱ってしまっ てごめん なさいそう謝られたあなたの痣が治らな いって聞いた時私のせいだって思ったの それであなたの痣を見るたびに私が見 にくい姿で産んでしまったことを責められ ている気がして見たくない関わりたくない いって自分の保に回ってしまったあなたの 痣が治っているのを見てそして本当は大人 になってからなら直せるというのを聞いて 私はどうして途中で放り投げてしまったん だろうってまだ整理しきれてい ない実際さっきまではあなたに会いに行く ことすら嫌だったけどどうしてもお金が 必要になってしまっ た本当にダメな母親よねお金のことは私が 何とかしてみる無理に頼ろうとしてごめん ね母親は寂しそうな背中を向けて1人で 帰って行った母親も母親なりに自分を責め てきたのだろうなんとなくそう思っ たでもだからと言って今までのを許せる わけじゃないただなんとなくこれからは たまに実家に顔を出してみようかなと思っ た自分を必要以上に過小評価する必要は ない人間には必ず得意なものはあるし味方 もいるもの だ1人で悩まずに誰かに相談することは 人生を切り開くことにもなる自分を愛して 初めて最初の味方ができるのだ そう思いつつ俺は今日も仕事にせを 出すいかがでしたかチャンネル登録をして いただくことで今後の動画の制作の励みに なりますまた次の動画でお会いし ましょう田舎の貧乏人は末席に座りなさい 何奥まで行こうとしてる の渾身会で偶然再開してしまった高校の 美人同級生 は会うに馬鹿にされてきたとはいえ俺は 田舎が悪いとは思っていない田舎だから こそできることがあると思っているだから ここまで見下される言われはないいい加減 にしろよいい加減にするのはそっちよ貧乏 人の席はない わそんな彼女にある事実を伝えようとした 時だっ た専お久しぶりですどうぞに座って くださいな美人師匠が駆け寄ってきたそれ に戸惑う元同級生に俺の渾身会だと彼女は 説明するそしてこの時の事件がきっかけで 元同級生は転落して行くことに なる俺は南田陽介47歳の独身 だ現在田舎にある視点の部署に努めて いる視点のある町は東京都内からずっと 離れた場所に ある近くには式おりおりの景色を見せる 広い光原があり標高も少し高めなので空気 がいいとはいえこの辺りはバスが通って いるものの最寄りの電車の駅に行くのには 1時間くらいかかるので少々不便ではある とはいえ自分の車はあるし渋滞も観光 シーズンくらいしか起きないので俺はそこ まで不便さをい ないおはようございますあおはよう南田君 何かいいことでもあったかい実はさっき虹 を見つけてなんだか幸せな気分になっ ちゃいました地点で働く同僚たちもいい人 ばかりだ穏やかで何かと気にかけてくれる 人たちばかりで休日に一緒に遊ぶことも 多い時々同僚のお子さんが来て大人や子供 関係なく遊ぶこともある そんな感じで俺は結構視点勤務を気に入っ ていたうわ田舎の貧乏人がいるわ本当田舎 臭くて参っ ちゃうしかしそんな田舎に勤めていること を元同級生でもあり同期の本の血という 女性がいつも馬鹿にしてき た南だってさ成績はいいかもしんないけど なんかダサいよね高校の頃からはのを下に 見てきた何かとダサいと言ってくる面倒な タイプそんな彼女をみんな遠巻きにして おりはっきり言って同級生の中でも嫌われ もだっただからこそ嫌がらせをされたり 被られたりとはなかったこんのって本当 お前にしつこく絡むよな本当だよみんなが 味方になってくれるからいいけどそりゃ南 の性格がいいから なそれでも何かと絡んでくる彼女に労して いただから大学進学で離れることができて 心から安心したもの だ就職先が一緒だったと分かった時は軽く 絶望した が南だってまだ田舎にいるんでしょ出世も 見込めない万年田舎 野郎そんな今度は本社勤務だから視点勤務 の俺とは本来接点がないだが年に1回ある 同期研修で会うたびに万年田舎など馬鹿に してくる私は優秀なエリートだからずっと 本社勤務なのこないだだって私自ら取引に 行って大口契約を取ってきたのよああうん すごいねさらには自分自身の有能さを自慢 してくる本のそれにため息を吐きながら 適当に 受け流す確かに仕事では有能ではあるし 高校での成績も悪くなかった詳しくは知ら ないが有名な大学にも行ったと聞いている とはいえこの性格では人が寄りつかない らしい研修では俺に声をかけてくれるが 彼女には誰も近寄るとし ない別に死者とか本社とかどうでもいいと 思うんだけど な何より死者勤めもやりがいがあっていい ものなのに未だに俺を馬鹿にして自分の 自慢ばかりする本のに俺はうんざりしてい た よ 南田北のはこなちょっと南田枯れるぞそう 言って俺と今野を引き剥がしたのはもう 1人の同期で友人の北川 竜一彼も本社勤めで出世し今や人事部長 らしい北側は本のと違い本社だからとか 死者だからみたいな言い方はしないむしろ 今の死者ってが近いんだよな今家族と サイクリングでもしないかって話になっ てるんだああいいと思う今の時期は柴桜が 咲いてるぞへえじゃあまた今週末にでも 行こうかなまたおすめの場所教えてくれよ 趣味が家族揃ってアウトドアなのもあって 田舎に強い関心があって俺の話を聞き たがるそれで俺に声をかけて遊びに来て くれその都度お土産もたくさんくれるのだ そういえば南だお前そろそろいい人とかい ないのか俺はあまりそういうのに興味が なくておいおい家族がいるってのもいい もんだ ぞそれには苦笑で返した視点の同僚にも 言われるけど俺は恋愛とかあんまりわから ないんだよ な俺は新卒以来数快の点検を経験している でもそのどれも今の視点と同じように都心 からはずっと離れた自然豊かな地域だ青龍 が流れているところやちょっとした森や山 の中海に近いところもあった うーん何もな東京育ちの俺にとって最初は 都会が恋しかった仕事終わりに遊ぶところ がないのがつまらなくただ空気がいい ばっかりだと最初は思っていたものだうわ ホタルだ都会じゃ見れない光景だよ なしかし数年もすると俺は田舎のの暮らし にすっかり馴染んだ青龍が近い地域に不妊 していた時は仕事の前に釣りに行くなんて こともあったその時の同僚の奥さんが俺が 釣った魚をおいしく調理し昼に届けてくれ て下つみを打ったもの だ他にもキャンプ場が近いのもあって地域 の人たちとバーベキューもしたあとは 仕事帰りに山の中の温泉に寄ったり望遠鏡 を自宅のベランダに置いて測をし たり兵物もないので流星軍や花火が綺麗に 見ることができた時々そこに北側一家が 混じることもありその時はとても賑やかで また違った楽しみを味わえたこんな経験は 都会じゃできないもん な都会の真ん中に暮らしていてはできない こと思う存分楽しみながらサラリーマン 生活を送っていたもちろん仕事もバリバリ していたプライベートでは仲良しでも みんな仕事ではちゃんと 厳しいとはいえ悪い雰囲気ではなく自分 らしくできる仕事場ばかりだ稲田君の おかげだねえ俺何もしてませんよそんな風 に言ってくれることが多いが俺は特別何か したわけではないしっかりと コミュニケーションを取ってわあいあいと しているだけだそんな地方だが不妊し続け ていることの弱点はなかなか学生時代の 友人と遊べないことだ北側のように積極的 に来てくれるなら遊べるがそんな人は正直 あまりいない誘っても田舎だから何もない だろうと言われて しまう俺自身忙しいのもあるし田舎の空気 に慣れているので正直東京の空気が苦手だ 何より家庭があるところに俺が1人で行く のはなんとなく気ずい 南田君いい人なのにね相手がいても おかしくないのにねなかなかご縁に恵まれ なくてねそれと俺の所属部署には女性が 少なかっ たしかもほとんどが既婚者だったり学生 時代から交際している人がいたりとすでに 相手がいる人ばかり仕事を頑張り友達とも 遊べず部署に女性が少ないという環境結果 40代になっても独身で相手もいない状 だったあ子供生まれたんだ別に結婚に焦っ ているわけではない自然に囲まれており 日々も充実しているだが家族のいる人から の年賀状特に子供の写真が乗っているやを 見ると家族が欲しいなと思うこともあった 北川一家や同様のお子さんと関わっている と子供って可愛いなとも思うまあ仕方ない よな思ったとろで現状が変わるわけでは ないので俺はちょっとした諦めの境地にい たえ俺が本社にそんなある日俺に本社への 移動事例が出た信じられなくて思わず北側 に連絡をしたら間違ってないと笑われて しまった正直このまま田舎の死者を回って サラリーマン人生を終わるものだと思って いたので心の底から驚いた とにかく準備しないと な死者ではみんなラフな格好をしていたの もありスーツを着る機会は少なかっただが 本社では良いスーツも必要になるだろう車 も一旦処分してそれからそれなりに通勤し やすいところに部屋を借りてやることは いっぱいある俺は慌ててもろもろの手配を し た田舎ぐらしともあれかちょっと寂しい なそんなことをしているとあっという間に 時間が過ぎて死者最後の日となっ た南田君も今日でお別れか向こうでも体に 気をつつけるんだよいつでも遊びに来て いいんだからね皆さん今までお世話になり まし た死者最後の日俺はみんなに囲まれたみ俺 のことを気にかけ色々と声をかけて くれる今日は南田君の本社移動を祝福して みんなで飲みに行こうということで最後の 日に俺の性別会が開かれることになっ た南君がいなくなると寂しいわあ住所が 決まったら教えて美味しい高原野菜を送る から本当ですかありがとうございますお めでとう祭りの時になったらまた来いよ 思いっきり巻き込んでやるからありがとう ございますほどほどにお願いしますよ みんなに盛大にお祝いされ愛されてるなと 思ったそれから俺は都心で借りた部屋に 引っ越した南だ遊びに来たぞ北川早速 かほどきをしていると早速北川が来してき た彼はそのままほを手伝ってくれそのまま 俺をみに連れ出したやっと東京に来たか南 だ正直俺は田舎で終わるもんだとばかり 思ってたんだけどそれはあの人が許さん だろそれでさちょっと相談したいことが あるんだけど北側に歓迎され俺はとある 相談に乗ることにとよより愚痴を聞かされ ている感じだそこで聞かされた内容に俺は 驚きを隠しきれずにい た翌日20年ぶりに通勤電車に詰め込まれ て本社に出勤 する田舎のガラガラの電車と違い座る どころか立つだけなのも大変な電車内20 年前までこれが普通だったのに慣れて 恐ろしいなそう思いつつもこの感じが 懐かしいとも 思うそしてこうしてまた帰って来たことは 嬉しくも感じてい た南田陽介ですこれからよろしくお願いし ます初めの1ヶ月は本社内の各部署を回る ことになっていたそれぞれ数日かけて 詳しい話を聞いていくあ南田じゃんすごい 久しぶりああ久しぶりこれからよろしく 頼むよ営業の方はどうだああ特に問題ない んだけど1人だけ な各部署であった同期と懐かしく話したり 署内の雰囲気を聞いたりああなたが南田 さんですかこれからよろしくお願いします はいよろしくお願いしますじゃあこちらの 方を頼もうかなはいそういえばちょっと 小耳に挟んだんです が総務経理広報営業カスタマーサポート などいろんな部署で部長たちに現状を聞い て回った死者とは違い多くの人が働いて いる同じ部署でも顔と名前を覚えるのは 難しそうだそれでもなんとかそれぞれの 業務を実際にやって知っていく今後のため にもしっかり覚えていかないとなそして 週末俺の移動に伴う本社懇親会が行われる ことになったこんないいホテルでなんだか 気恥ずかしいないい感じのホテルの宴会場 を借りての渾身会俺はこの渾身会に慎重し たいい感じのそれなりの値段がするスーツ を着てホテルへとやってきたああら万年 田舎の貧乏人じゃないしかしエレベーター ホールで偶然元同級生の美女である本のと 遭遇した彼女は俺を見てにやりと嫌な笑を 浮かべる田舎者がなんでここにいるの かしら今度は同期入社した中では最初に 本社勤務になったエリート その後も基本的に本社での勤務を続けて おり現在は課長まで昇進したそうだまあ 出世スピードなら北側の方が上だった らしいがそんな今度は死者勤務しかも都会 から遠い田舎だったことで前々から馬鹿に してい たやっと俺も本社だよ正直会いたくなかっ た1番の相手だ俺は愛笑いでごまかして やり過ごそうとしたがやっとね本当今更 って感じよね あああ一気に田舎臭くなっちゃった わが今度はホテルのエレベーターホールで あることも構わず攻撃的な言葉を繰り出し てきた同じエレベーターに乗り込んできた のもあって今度はずっと俺に絡んで くる死者勤めが長いから田舎臭く見えるわ それになんなのそのスーツ手のびして買っ たの似合ってないわ よため息を吐きたくなるのを必死で抑え エレベーターが少しでも早く着くことを 祈ったなんとかエレベーターがつき彼女を 置いて会場に入るそして自分の席に 向かおうとした時ちょっとえ何田舎の貧乏 人は末席に座りなさい何を奥まで行こうと してるのそう言って俺の腕をつに挙の果て に大声で俺を馬鹿にしてきたいい加減俺の 大好きな田舎を見下されて腹が立ってきた いい加減にしろよいい加減にするのは そっちよ貧乏人の席はないわ俺はしつこい このにある事実を伝えてやろうとした時 だったあこちらにいらしたんですねえそこ へ1人の美人な女性が駆け寄ってきた専お 久しぶりです座に座ってください なあ ああどこか見覚えのある女性はさりげなく 俺から今野を引き剥がし専務席へと エスコートして くれる専務何言ってるのあんた南田は末席 を 末席分かっていないらしいコが追いかけて きながらなおも言ってきたそんなコを女性 は振り返って冷たく 見詰める南田専務は専務でいらっしゃるの ですからだからちゃんと神座に案内するん ですよ彼女の言葉に今野は目を丸くし た実は俺は20年以上の死者での開発実績 を認められこの度専務として本社に戻って きたのだそういうわけでね俺は専務として 本社勤務になったん だ本社に戻ってきた時期としては同期の中 でもだいぶ遅い方だったが専務という役職 は同期たちの間でもダトの出世 だろう今度がにわかには信じられないのも 当然だ嘘よそんなのしかし現実なので 受け入れなければならないのに今度は 受け入れられない様子だった多分散々馬鹿 にしてきた俺が自分より出世したという ことを受け止められないの だろう実を言うと俺とコの以外は大体部長 以上になっているこれで同期の中で1番 出世していないのはコになるなんであんた がするとコノがヒールを脱いでひっつかみ 俺を殴ろうとしてきた直後女性が動いたと 思うと なえカツンと音を立てて落ちるハイヒール 何してるんですか綺麗な足さばきで今の ハイヒールを蹴り落とすたのだうわすげえ かっこいいさすが杉山 さんいろんな部署を回った際に今の嫌な噂 を聞いていたのも考えると元々敵が多い らしいその様子に会場が湧いたそして俺は かっこいいの一言に尽きる彼女を見て やっと思い出すことができたそうだ彼女は 杉山理子さんだ今度課長それはやりすぎ ですなちょっと話して さんは手をパンパンと払うとコの手を キュッと後ろ手にひねりあげたそして近野 は抵抗を虚しく警備院さんに引き渡されて いっ た皆さんお待たせいたしましたこれより 懇親会を始めさせていただき ます今度がつまみ出されたところで ちょうど渾身会の開始時間となっ た杉山さんが司会を務め楽しく渾身会は 進んでいく 初めまして専務として移動してきた南田 陽介ですこれからよろしくお願いし ますその懇親会の中で俺も今度は専務とし て挨拶をし たこれまでは研究一筋でしたがこれからは 本社の皆さんの側で会社をより大きくして いくのに貢献したいと思っていますそして 私は今まで死者で20年間勤務してきまし たその生活にはとても満足しており死者の 皆さんにとても感謝していますなので死者 だからとか本社だからとか関係なくみんな で協力していけたらと思ってい ますそう緊張しながらも挨拶を するみんなが拍手で迎えてくれるのに対し 俺は気恥ずかしく思ったそれからみんなに 囲まれ楽しい渾身会となっ た一方つまみ出された今のだが本身会終了 も北側に呼び出された俺も専務としてその 場に言合わせること に呼び出された理由は分かっているな はいすっかり息承知しているこな彼女は ちらちらっと北川を見ているちなみに北川 も人事部長として渾身会の場にいたので 彼女が何をしようとしたのか見て いる君には来月付けで記者に移動して もらう [音楽] そんなそして今度はこれまで俺がいた死者 に移動が命じられた今の自身も分かって いるだろうが俺のように働きを期待されて の移動とは違いこれは左川としての移動だ 私はずっと本社で働いて仕事だけ なら確かに仕事だけなら優秀かもしれない なたらそれは部下の活躍があってこそだ そう言ってきたがが出したのは彼女の部下 からの引き取り調査だっ た今度は部下から仕事の鉱石を奪って自分 のものにし出世しようとしていたのだそれ なのに自分の手柄だと周りに自慢ばかりし ていたので周りから嫌われていたの だこの件に関しては元々噂になっており各 部署を回った際にもこの会社の唯一の問題 だとみんな言っていたそれに彼女のり方は 少々強引で時々取引き相手からクレームが 入ることもあった らしいその証拠はここにあるそれと北川は 俺にある書類を見せてきたそれは北川と 近野のやり取りを印刷したものであるそこ には既婚者である北側に言いよる本のが 記録されていた何度も言っているが俺は君 とそういった関係になるつもりはない 冷たく言い放つ北川改めて見てみると正直 秘色悪かった元々北側にはこっちに来た際 にこの件で相談されていた俺さこんなに 自分と浮気しないかって言い寄られてるん だそう言って話を聞いていたどうやら北川 と近野は大学が同じ らしいその頃から今野は北側に惚れていた がその時すでに彼には今の奥さんである 婚約者がい それでも諦めきれず同じ会社に入ったもの の部署も違うし北側も初めは死者の方の 勤務になってい た俺とは初めの死者が一緒だったからそこ で親しくなったの だ今度は自分は北側に近づけないのにと俺 に嫉妬それで俺に絡むようになったらしい それからしばらくして北側は本社勤務と なって再開しかしその時にはすでに北川は 結婚しており子供も生まれたのもあって 今度の誘いを全て断っていたそうだそれな のに俺のとろには遊びに行くつまり俺に 嫌がらせをしていたのは嫉妬と八つ当たり だったの だ君の言動は目に余るただ俺の目の届か ないところに行ってくれれば今回の件には 目をつってもいいと思って いる向こうの社長には個人で連絡を 取り合ってるのもあって君のことは全て 話してあるみんなによろしく頼むよそう 2人で告げると今度は膝から崩れ落ちた せいぜい彼女が嫌っている田舎生活を 楽しむと いい早速大活躍だったらしいね南田君私の 期待通りだやめてくださいよ 社長翌日俺は社長であるイ道久さんに 呼び出されていたややはり君を呼んで正解 だった欲を言えばもっと早く呼びたかった な俺は20年間視点の研究部署でこの会社 の主力商品である液晶パネルの研究をして きた液晶パネルの研究には綺麗な空気が ある場所が適している関係で都会では研究 できないそのため俺はずっと空気の綺麗な 田舎の視点を回っていたのだ田舎での生活 は研究の合間の気分官にも適していたやめ てくださいよイ社長事実 だろうもも俺はそれなりに有名な大学を 優秀な成績で卒業している液晶パネルに ついての卒業論文もいい出来でそれを読ん だイ社長に腕を見込まれてこの会社に入っ た私としてはうちに入ってからの君の活躍 にすごく満足してるんだいつ役員として 本社に呼び戻そうかとずっと思ってんだよ ありがとうございますひ社長の言葉に苦笑 する俺はできるだけ長く現場で研究したい と思っていたから脱進されてもずっと死者 を希望してい たそれで40歳半ばになる今まで視点での 研究に従事していた今回の人人移動は ついに豪をにやしてと言ったところかま 今度は専務として頑張らせてもらいます ああよろしく頼むよそれから専務用の部屋 に戻ると杉山さんがお茶を出してくれる それに俺は微笑んだありがとう杉山さん どういたしましてあの杉山さんってあの 視点で受けつけしてた子だよ ね覚えててくれたんですね杉山さんの嬉し そうな顔に俺は頷いたまあ正直忘れていた んだけど渾身会で注目を集めた杉山さんだ けど彼女が最初にお久しぶりですと言った 時俺はどこで会ったのか思い出せなかった ただ漠然と見覚えがあるというだけだった だけど彼女がコのハイヒールを足蹴りで はき落とした時に思い出した杉山さんは 以前俺が務めていた視点で受付をしていた 社員だったのだおはようございますみみ さんおはようございます今日も素敵な笑顔 ですねありがとうございます毎日太陽の ような笑顔で俺に挨拶してくれたそれに昼 休憩の旅に俺がどこで何をしたという話を 聞きに来たのもありそれなりに仲良くさせ てもらっていた私元々東京西陽の地域限定 職だったんですけど入社した後で希望して 移動してきたんです何度か話しているうち にそんなことも教えてもらっていたそんな 中とある事件が起きた1度だけだったが 視点の情報を盗もうと取引先に見せかけて 不審なやが入ってこようとしたことがあっ たのだあなた怪しいですねもう一度お話 聞かせていただけますかくそ待ち なさいその時杉山さんが飛び蹴りを 繰り出しそのまま不審者を取り押さえたの だそして彼女は地点のヒーローになってい たすごいね杉山さんあいえ父が空手の市販 だったのでそうなんだでも可愛い女の子が 傷つくといけないからあまり危ないことを してはいけないよあはいあの時俺も現場に いたから蹴りさきで思い出すことができた の だ秘書になっていたんだねこれからも よろしくはい南田さんならいずれ専務に なると思っていたので秘書の勉強を頑張り ましたそうだったんだこれは後から知った ことだが杉山さんは実は視点にいた頃から 俺に思いを寄せていてくれたらしいしかし 思いきりのいい武術とは打って変わって 恋愛には奥手だったそう視点にいる間俺に 思いを伝えることができなかったため いずれ出世するはずの俺の元に来るために 秘書を目指したそう だ俺は各部署への視察も終わり本格的に 専務としての業務につくことになった専務 としての感はに や生産の部門だこれまでの地を十分に 生かしながらより大きなフィールドで 働けるので楽しいと思って いるまた久しぶりの東京生活もいいもので ある夜でも賑やかだし欲しいものの専門店 が色々あるし遊べるところも多いただ ランチの場所などは全然知らないさすがに 20年も離れると色々と変わっていた あそこのパスタが美味しいって評判なん ですよそうなんだせっかくだし入って みよう はいそこで秘書である杉山さんに教えて もらったり一緒に行ったりしているそう いった時の杉山さんは妙に嬉しそうで彼女 を見ていると俺も自然と笑顔になった南だ これ俺の品な別にいいのに色々と話を聞い てくれただろうそれにあの場にお前がいた からもすんなり行ったんだよ俺は大した ことはしていないのだがそれでもと北川は 俺にお礼の品を持ってきてくれた道にな やつだなじゃあこの礼に遊びにでも行か ないかそれは嬉しいお誘いだけどやっと 邪魔してくるやがいなくなったんだし しばらくは家族サービスしようと思ってさ そっかなら仕方ないなああその分杉山さん を優先しろよどうして杉さんの名前が出た のか分からず俺は思わず首をかげてしまっ たとりあえず北側のおすめの場所にも今度 杉山さんを誘ってみようと 思う俺の友人であるお前のことうちの子供 たちは親戚のおじさんみたいに思ってる らしくてさんやっと春が来たって喜んでた ぞそうかよくわからないが楽しそうなので 何よりだそれからしばらして元店長から 連絡が来たどうやら俺とは違い本のは うまくなじめずにいるそうあの強気な態度 で営業に行ってもそれに対してさらに強気 で言い返されて落ち込んで帰ってくる らしいだがこの年での最終職は厳しいだ から毎日泣きそうになりながらも転職せず に働いているそう だ南田君の鉱石をみんなで教えたら君に 失礼な態度をとったと反省していたよそう 最後に支店長は教えてくれた反省できて いるならよかったこのままいい感じに修正 してまともな人生を歩んで欲しいもの だ田舎の視点というと偏見を持って見下し てくる人も残念だがまだいるしかし会社の 部署というのはどれも皆一様に大切な任務 を担っているのだだからどこの視点どこの 部署に務めているかで偉い偉くないなど 決まるわけがないせっかく仕事はできるの に本社勤務にしがみついてそれを忘れて しまった本のを俺は哀れに思ってしまっ たそれと同時に役員となった 今会社の中に視点を下とするような見方が 生まれないようにも気を配っていかなけれ ばならないとに命じているそういえば 大事なお取引き先のディナーのお店全部も よかったら今夜一緒に視察に行かれません かそう杉山さんに誘われた正直そういう場 はまだ慣れないのでそういうのは君に 任せるよと言おうかと思ったただいつもお 世話になっているしその店は北側にも進め られた 店じゃあ行こうかな え大丈夫熱でもあるあいいえ大丈夫です そう答えたら杉山さんはなぜか頬を赤くし ていたあれがどういうことなんだろう俺は そんなことをぼんやりと考えてい たそれからさらにしばらくして専務の仕事 にもなれて余裕ができた頃前にいた視点の 町でお祭りが開催されることに俺はそこに 杉山さんを誘いついでなので久々に視点の 訪問をした久しぶりあらその子ってもしか して 彼女元同僚たちはみんな元気そうで今度は 住の方で小さくなっているそんな中みんな が彼女連れてきたと絡んでくるように違い ますよ俺の秘書をしてくれてるんです あらあらみ君は鈍感だけど頑張ってねはい また頬を赤くする杉山さんに首をかしげ ながらも俺たちは祭りを分に だ最後に並んで花火を見た 時みさんん私前から稲さんのこと が思いを伝えられ俺たちは幸せな道を2人 で歩むことになっ [音楽] たいかがでしたかチャンネル登録をして いただくことで今後の動画の制作の励みに なりますまた次の動画でお会いしましょう 賞味機嫌切れで利用価値なし万年雑用 がかりには貧乏生活またなしねボロボロが お似合いよグラスに入った赤ワインを顔 めかけてぶっかけられた俺は彼女にうまい こと利用されていたのだ利用価値が なくなればこんな仕打ちかもっと等身台の 自分を見て欲しかっただけなのに残念で 仕方がない俺の名前は真辺優一兄弟はい ない1人っこ父は勝者を経営していて規模 もそこそこ大きく順調だった世間一般で 言うところの俺は坊っちゃん育ちだった小 学校の頃俺はいつも人に自慢話ばかりして いた最新のパソコンやゲームを買って もらっただの好きなアーティストの アルバムCDを全て買ってもらっただの 好きな漫画を前巻買ってもらっただの いいな裕一君はいつも物を買ってもらえて と常に人に千望の志しで見られていた そして誰よりも父ゆとのことも自慢してい た俺のパパはすごいんだ少々経営しててさ 従業員数も年々増えててさもっと規模を 大きくしたいって言ってたすごい だろそんな自慢話にすごいすごいと言って くれる人は大半いて小学生の俺は右頂点に なっていた小学5年生の時いつものように 俺は自慢話をしていると1人の女の子に こう言われた花部君毎日毎日自慢話してて 楽しい別にいい じゃんすごいすごいという子もいるかもだ けど聞き飽きた子もいるの分かっ てる野村それ 妬み俺につっかかってきた女の子名前は 野村さえ成績はいつも優秀な女学級委員長 だ正直苦手な優等性タイプだった 妬み1つ教えてあげるすごいのは真辺君の お父さんであって真辺君ではないの えそんな得意がって自慢話ばかりしてると 人はどんどん離れていく よ人がれ もっと謙虚に人と接するようにしようよ 同じ同級生とは思えない大人びさえの言葉 に俺は何も返す言葉がなかった家に帰って さえに言われた言葉を思い出してはノート に何度も何度も書き殴った考えてみたら 当時の俺は友人と言える人間はないに 等しかった父の仕事があったからこそ俺は こうやって人に自慢ができるに過ぎなかっ た誰だって聞きたくもない自慢話をされる とそれはもう聞き明きたとなり嫌なやだと なって当然人は俺から離れていく人の 気持ちを考えることがなかった当時の俺に は謙虚さは皆無に等しかっ たそれからの俺はなんだか自分が嫌になっ てきて小学校56年は大人しく過ごしてい た日日に本当の友人がと思えるようになっ てきただがすでに嫌なやと思われている クラスメイトとは関係作りは難しいものが あった自分が巻いた種は自分で刈り取ら なければなら ないお父さんお母さん僕友人が 欲しいと両親に悩みを打ち明けた今の小 学校のクラスメートがいない学で中学校 からは違う環境に身を置きたいと自分から 申し出た 両親は開拓し俺は隣の県の中高一環である 私立男子校で6年間の両生活を送ることに なったそこでの生活はとにかく父の仕事の ことはひた隠しにし当身代の自分を人に見 てもらい自慢話など一切せずに謙虚に人と 接するようになった次第に友人と呼べる 人間そして親友と呼べる人間ができた友人 に囲まながら切磋琢した中高6年間の両 生活俺にとっては楽しくとても充実してい たものだっ たそして晴れて父のような人になりたいと 有名私立大学の経営学部に合格することが できた両親は自慢の息子だと大喜びだっ た中高と6年間両生活だった俺は大学は 実家から通うこととなった同じ経営学部を 先行していて分かり合える友人がだんだん と増えてきた学部の中で俺は常に成績 トップだった友人からついたあだ名はガリ 弁だったがそれもそれで悪い気はしなかっ た真辺君これ教えて欲しいんだけどと1人 容子鍛錬な女性が俺に教えを来いに来た 名前は橋本彩佳一して同代がに入ったよう で学年的には同じだが年齢は1つ上だった 何かと分からないことがあると俺に聞いて きての繰り返しだった容子鍛錬な橋本さん が俺と楽しそうに会話する姿に周りの友人 は羨ましそうに俺を見ていたま君すごいね 何でもでき ちゃうありがとう経営学好きなん だテスト前の勉強は満近になるよう橋本 さんには特別にマンツーマンで教えるよう な中になっ た私と付き合ってほしいと橋本さん勉強 仲間からいつしか小舎になっていた順風 満々な大学生活を遅れたのは教授友人 そして橋本さんのおかげであった俺が求め ていた人と接することができたのが 大きいみんなが就職活動で忙しい時期俺は 活動はしなかったすでに親の元で働くと 決めていたからだ大学生活でも親の仕事の ことを話すのをひた隠しにしていた俺は ある日橋本さんに尋ねられた就職活動どう するのうん俺はちょっと パス留学でもするのそれとも委員に行くの 留学とか委員に行くとか全然考えてないよ 将来的ななしの質問じめに俺はあまり言い たくもなかったことを橋本さんにだけ 伝えることにし た実はうちの父が少々やっててさそこでお 世話になろうってねえそれすごいじゃん 羨ましいよ親がすごいんであって俺は全然 すごくない よ初めて親子さんのこと聞いたからさ一君 が温存師だったなんて驚いちゃったこの ことは絶対に人には言わないでほしいこれ は秘密にしておきたいことなん だそうだったのね分かった秘密にして おくみんなが就職活動で苦労している中俺 は大学の図書室で経営に関わる文献を色々 と読み漁っていた容子鍛錬の橋本さんは 化粧品メーカーの会社に俺は父が経営する 勝者に就職することとなった大学を卒業し 社会人になっても別れることなく交際は 続くこととなった仕事もプライベートも 順調という流れに持っていきたいゆくゆく は橋本さんと一緒になりたい俺はそう考え ていた実家で父と2人で話す機会があっ た父さんお願いがあってさ俺は父に願い出 た俺は仕事上は父さんと俺とは親子関係に ないようにしてんだ今まで黙っていたけど 小学校高学年の頃から親が少々やっている なんて人には言わなくなって等身台の自分 を見てもらってきた人からは変な色メガで 見て欲しくなくて さそうだったのかそれは構わないが1から やるからにはフェアな従業家で仕事をやっ ていきたいどんな仕事だってやる等身台の 俺を人に見てもらいたい評価してもらい たい だ父は開拓してくれ た世間の目は厳しいぞ唯一いろんな メンターを持てるよう 頑張れと言ってくれた覚悟の上である約束 の上で俺は父の経営する勝者でいろんな 部署に配属された1年に1つ部署が変わる ような目し社会人生活だったがいろんな 部署を見てその場その時のメンターと会い 吸収していく一言で言えば雑用がかりの ようだったがいろんな人に教わって いろんな人に評価をもらえて等身代の自分 を見てもらうことがなんだか面白くもあり 楽しかった時折りプライベートで橋本さん と会うことがあっ た私ね化粧品会社で広報のチーフになった のそうなんだ彩佳さんすごいなゆい君は どうなの俺は雑用がかりだねいろんなこと を学ばせてもらって いる雑用がかり役職とか肩書きとかは そんなの今の俺には必要ないでも楽しん でるからお父さんを引き継がない の今は考えられない色々学ぶことで いっぱいいっぱいさそうあうちの会社ね 友一君のいる勝者が使用取引き先なのいつ かコラボできるといいねそうなんだその時 は よろしく橋本さんは1つ1つ着実に階段を 登っている俺はいろんな部署を見て父の 経営する勝者を見て回っている雑用がかり とは言ったが自分がやっている仕事は立派 な仕事なんだと今は誇りに思って仕事して いる父の勝者に入って8年の月日が経って 俺はの部署を見て回ってきたそれと言って 成果はあげていないものの俺の車内での 評価は父の耳にはちゃんと入っていた親子 関係であることを知っている人はおらず色 メガをかけることのない正当な評価を頂い てい た父に言われていたいろんなメンターを 持つこと幸い俺は社内外でいろんな人に 可愛がられたくさんのことを教わった自分 ではさほど成果をあげていないと思はいた が他の人から見れば十分なくらい成果を 上げていたようだった社内の正当な評価に 父は満足していた人間的な成長を実感でき た俺は気がつけば30歳に1つ上の橋本 さんは31歳になっていた年齢的に2人 とも結婚を意識するようになっていっ た両親と家でゆっくりとした時間を過ごし ていた時だった父から言葉があった唯一 今度な別の会社を起こそうと思って いるそうなんだそれはおめでたい ね唯一にはそこで頑張ってもらいたくてな 突然の父の言葉に俺は戸惑ったえ他に優秀 な人が車内にいるの に各部署から悠一のいい評価はずっと聞い ている今や一は名前のく優秀な社員の1人 だタイミングは今しかないと思ってな唯一 の今後のためと思って なそっかじゃあまた1からだね父の提案に 俺はワクワクするようになったいろんな 部署を見て今度は新しい事業だ胸が踊る今 いる営業部に女性のかやさんっているだろ かやさんとても優秀な方だね俺の大切な 女性メンターだ色々教わっているよかや さんを唯一の部下につけようと考えていて なそう部下って俺の上司なのにでもすごく 心強いね俺にできるか なできるともやってくれるな俺は父の勝者 でまた1つ独立した授業で仕事を再出発 することとなった次世代のITに特化した 勝者で規模こそは小さいが少数精鋭 スタイル だ真辺さんよろしくお願いいたします ねかやさんこちらこそよろしくお願いし ます神屋さんとは営業部にいた際に クライアントワークを重点的に教わった 身長は小柄で髪型はベリーシとキリっとし た黒ブチメガをかけて仕事できますオーラ が漂っている 外見以上にとても仕事ができて俺の大切な メンターでもあるパタパタと忙しい時でも 俺をしっかりとサポートしてくれた新しい 事業に性を尽くしていたせいか プライベートでは橋本さんとは添えになっ てきたゆい君今度いつ入るかなとメールが 頻繁に入っていたがなかなかいい返事を 返すことができなかっ たようやく落ち着いた時にお詫びも兼ねて 俺は橋本さんを食事に誘ったその日は今 いる会社の大きな会議があって席を外す ことはできなかった夕方にイタリアン レストランの予約を取ったきっと喜んで くれるはずだそんなことはお構いなしに 当日の会議は今後に向けて大事なことだけ に立て込んださすがにまずいな遅れそうだ なと俺は日合を書いていたかやさんが気に かけてくれた 真辺さんいかがされましたかいや今日は これからちょっと用事がありまし て大丈夫ですよ時間的にちょっと押して しまいますが会議はもうすぐ終わります もしよければ私が車でお送りします からそれはありがたいかやさんお願いし ますようやく仕事が終わった社用者に乗り 予約していたイタリアンレストランに向け て走っていた 今日は本当にお疲れ様でしたかやさんこそ 車で送ってもらったりして助かりますいい んですよまさんはとても謙虚で いらっしゃるし接していてこちらは楽しい ですそう言われると嬉しいですかやさんは 僕のお次長さんですからねとてもお便りに していますあちょっと遅れそうだメールし ておかなく ちゃ俺はカからタブレットを取り出しさん に遅れるとの真似を伝えた南青山の レストランですよね到着は6時15分 くらいでしょうかね15分かでも今日は 彼女にいい報告ができそうだ なあのことですねきっと喜んでください ます よ予約していたイタリアンレストランに 到着した俺はかやさんにお礼して慌てて 社用者を降りて走ったお久し ぶり橋本さんと2人で会うのは3ヶ月ぶり だった15分以上遅れてしまったことに 橋本さんは少し不機嫌そうな顔をしていた ごめん待たせたねすでに1人で座っていた 橋本さんの前に俺は座った最近忙しそう ね色々あってね今日なんか大きな会議が 入ってしまって俺は今自分がどんな仕事を しているかを乾杯後に橋本さんに伝えよう と考えていたきっと喜んでくれる だろうお父さんの者は順調順調だと思うよ 最近顔出してないから分からないけど顔を 出してない今は違う会社にいてねそこでも 雑用がかりさ雑用 がかり橋本さんはさらに不機嫌な顔を押し て聞いてきた お父さんをつきはないのまだ俺はそんな 自信なんてないから今はつきは ないつきは ない今違う会社にいるんでしょ出行って こと別にいいじゃない楽しくやってるんだ から私はね今いる化粧品会社であなたの お父さんの勝者に大きな業務提携する プレゼンをやっている最中なの へえそれはすごいねあなたの力が必要なの よいや俺を当てにされて も今の俺は別会社で自世代愛に特化した 勝者をやっているのにそれとこれとは別だ と考えていた私は今や広報部のチーフなの 大きな仕事を任されているわあなたの力が 必要って時に今は出行して雑用がかりって 本当あなたは万年雑用がかりね万年雑用 がかり結構じゃないか今は別に俺はそれで も構わないと思ってるよあなたと結婚を 考えていたけどもう無理元はといえば大学 時代あなたの優秀な成績は私の単取りには 最適だったの要するにテストもだったの 色々と利用させてもらったわ利用って何を 言ってるんだ さらにあなたが勝者の音雑師って言うから 今まで付き合ってあげてたの私今度33歳 になるのよ周りは結婚して子供もいる何で 待たせるつもりなの蓋を開けたら親を継が ずに出行で雑用がりってもう限界それで いい生活ができると思ってる料かちっての は賞味期限があるのねちょっと早かさ 落ち着いて 話のタイミングを見計らった男性スりが グラスに赤ワインを注ぎに来 たとりあえず落ち着こうせっかく久しぶり にあったんだ赤ワインで乾杯しようね話し たいことあるしもう話すことなんてないわ う橋本さんは俺の顔をめがけてグラスに 注がれた赤ワイをぶちまけ た賞味機嫌切れで利用価値なし万年座 がかりには貧乏生活なしねボロボロがお 似合いよ帰る橋本さんは席を立ったなんて ことするんだ怒りを抑えながらも俺は鞄 からハカを取り出し顔やスーツを拭いたが 赤の持つ色素はそそう落ちるものでは なかっ た橋本さんがエントランスに向けて 振り向いた時1台の黒塗りの車が止まった のが見えた1人の女性が車の中から レストランに入りでこちらに向かってきた 社長大丈夫ですかすみませんナプキンを いただけますかかやさんだ店員さんに ナプキンを求めて俺に手渡してくれたえ 社長と橋本さんどういった経緯でこうなっ たか分かりませんがワインは飲んで楽しむ ものです服を汚すものではありませんうち の社長に謝ってください かやさんは橋本さんに強く言っ た社長ってどういう ことこれから話そうと思ってたんだけど 台無しになっちゃった な出行先で社長になった の出行出行って言われてもピント来ない けど俺は父の新しい事業で今日の会議で みんなに押されて新社長になったんだこの 話を聞いた途端さんは態度を一変した新 社長って早く言って よ早くも何もこれから一緒に食事でもし ながら話そうとしてたんだけどなところで かやさんなぜここ に車の中に大事なタブレットを置いたまま でしたので戻って届けに来たんですそう でしたかかやさんには助けてもらって ばかりだせっかくの料理キャンセルして 帰ら よろしければご自宅までお送りし ます何から何までありがたい甘えることに しますね彩佳さん今までありがとう賞味 期限切れの万年座がかりは帰ることにする よもう会うことはないから安心して よごめんなさいそんなつもりは考え直して 本性を知れてよかったよいくら鈍感な俺で もさっきの言葉で目が覚めた気がするこれ 以上お店にも迷惑をかけられない神さん 自宅までお願いします俺は赤ワインと料理 キャンセル分の支払いを済ませて社用者に 乗った1人残された橋本さんは泣き崩れて いた車の中で秘書のかやさんはこ尋ねてき た突然私が入ったことで残念な喧嘩になっ てしまったことを詫びいたし ましてはプライベートなことに私 は何を言ってるんですかかやさん等身台の 2人は釣り合わなかっただけですよ後悔は ありません今は仕事が大事なんだなと思い まし た一時お互いが気まずくなり沈黙な時間が 続いたふっとため息をつき窓の外を見て いる俺にかやさんはこ続け た真辺社長は本当に変わりましたよねいい 意味でとても謙虚ですし人に接する時は 優しいですしそうですかレストランに行く 前も言ってくれましたよね営業部にいた頃 よりちょっと変わったのか な営業部にいた頃よりずっと前ですずっと 前覚えてないですかもっと謙虚に人と 接するようにしようよて私が言ったのええ ちょっと待ってくださいその話って君は 野村野村さえ小学校の時の学級委員長 のこくりと頷いた小学校の時の クラスメート野村さは高校生の時父が他し た後は母の救世に戻って神やさえと名乗っ ていたさえという名前は知っていたが昔の の容姿と今の容姿とでは全く違って大人び の村に俺は驚きを隠せずにい た俺あの時野村に言われた言葉をノートに 書きまくったんだよあの時の自分が悔しく て悔しくていつか見返してやろうと思って たあの時はすごいショッキングな顔してた ものね目が天になってフリーズしてたし もう20年も前の話よ急に懐かしさを感じ てとも気がつけば会社での口調ではなく クラスメイトの口調になっていた車の中で プ同窓会をやっている心境だあれから俺は 心を入れ替えて隣の県の中古一貫光に行っ たことも伝えたあの時私が落とした雷が 聞いたってことねいや聞きすぎて聞きすぎ てくばってしまうところだった よでも真君の人としての成長を一番感じ てるのは毎日のように顔を合わせてる私今 や誰もが認めるシ者長になってくれた真辺 君の部下になるようにって話が来た時は 本当に嬉しかった の野村は今でも最高のメンターだよいや もう野村ではないんだよな仕事モードで もう一度言う か私の部下の神やさえさんは最高の メンター ですありがとうございます商人しますあ もじご自宅に着きますよ真辺 社長車の中でのプチ同送会は笑いあり涙 ありの楽しいフィナーレとなった橋本さん と別れた俺は余計なことを考えず仕事に 専念することができた社長という肩書きは あっても雑用はこなさないといけないし 社員1人1人は大切にして業務を遂行して いかねばならないそして誰よりも謙虚に人 とせしていった中高でも大学でもそうだっ た謙虚に人とせしていたら人は集まって くる自慢話ばかりしていた小学校の頃に人 は離れていき謙虚さが大事と気づかされ そんな幼い頃にメンターを持てた俺は 幸せ者なのかもしれない小学校時代の メンターが今では新社長である俺の秘書を 務めてくれているそんな秘書に俺は人間と して引かれることばかりだっ た人生は何が起こるかわからない分から ないからこそ面白い前向きな考えを持って いれば多少の困難なことさえもうまく 乗り越えられそれが糧となるたくさんの人 の助けもあってか俺が持つ会社は今では 海外にも死者を持つほどの急成長を遂げた 父の先見性は鋭いものがあったまだまだ父 には叶わないしいつまでも超えられない 大きなであって ほしい残念ながら父の勝者を取引き先とし ていた橋本さんの化粧品会社は俺をうまく 利用することができずに業務定形案は白死 となり業務縮小することを良きなくされた 資金面でかなり困っていたようだ多少なり とも橋本さんには気づきがあったはずだ からこれを勝に頑張ってほしい仕事のこと はここまでにしてプライベートはと言うと 俺は1人の女性にプロポーズした小学校の 頃はちょっと苦手なタイプだったけど今で はこの世で一番愛する人となったさえお めでとうよく頑張ったね友一さんありがと 今日から4人家族ね今日は出産予定日仕事 の合を縫ってタイミングよく立ち合うこと ができた俺とさの間に双子の元気な男の子 が生まれたサイトは講師共にお互いを 高め合える最高のパートナーとなったこれ からが本当に楽しみで 仕方ない ビリビリ僕が作った大事なマニュアルは渡 なり破り捨てられた何度も何度もうざてん だよ注意の言葉も拒否されて しまう新人の上司は僕のアドバイスを一切 聞いてくれなかったそれでも耐えていれば 諦めずに続けていればきっと変わって くれるはずだそう思って頑張ってきたのに お前なんか首だ邪魔なんだよ明日から来 なくて いい新人上司からの解雇通告が車内に響き 渡ったその声にみのは上司を見ていただ けど心は僕の方を向いてくれていたのだっ た平川さんこれどうするんでしたっけああ これは先方に確認取ってから出してくれ たらいいよ確認電話ですよね電話対応まだ 慣れなく て僕も入りたての頃は苦手だったな1回 電話対応するたびに慣れていくから大丈夫 だよう 頑張ってみ ます僕の名前は平川昌司 39同業者の中では割と流れているここ てっぺん税理士事務所で税理士として働い ている今話していたのは後輩の原川さん1 年目の新入社員だ大学を卒業したばかりで 社会人としてのマナーも言葉遣いも たどたどしくとても おしい僕にはあん時代あった な僕が入社したのは17年前大学を卒業し たばかりで右も左も分からなかったあの頃 今管理職についている母所長に色々教えて もらった僕もあの頃は何をどうすればいい のか分からず周りに謝ってばかりだった気 がするそんな僕には所長は何度も丁寧に 教えてくれた仕事のやり方から顧客と話す 時のポイント仕事を適度にさる方法まで いいかい平川君最初からできる人なんてい ないんだ僕も先輩方にこうやって教えて もらった今はいっぱい失敗してそして たくさん吸収して覚えてくれいつか平川君 にも後輩ができた時君が学んできたことを 後輩にも伝えていってほしいまあ新しく 入ってきた君たちに教えてことも多いんだ けど ねそう話していたはさんの言葉を僕は後輩 に何かを伝えるたびに思い返している僕は 元々勉強が苦手で税理士という仕事がある ことも知らなかった机の上でドリルを開い ているとすぐすに襲われる学校のテストも 赤点 続きそんな僕を見て心配した母親が近所に 住んでいたお兄さんに家庭教師を飲み込ん だらしいそのお兄さんは僕が小学生の頃 よく遊んでくれたかず兄さんだったいつの 間にかいなくなっていたかずさんは税理と なって戻ってきていたのだおうシジ久し ぶりだな勉強嫌いなんだっ てかず久しぶりに会っていきなりかよ いきなりついでに勉強するか げかずさは勉強教えるのがうまかったしア と鞭の使い方もうまかった僕がやる気を なくしていた時はかにさんは仕事の話をし てくれた税理士として働いているかず 兄さんの話は難しい話も多かったがそれ 以上に生き生きとした目で話してくれる かず兄さんを見ていてそんなにやりがいの ある仕事なのかと興味が湧いたかず兄さん の仕事の話を聞きながら勉強していると赤 続きだったテストの点数が少しずつ上がり 気がつけば赤点を取ることはなくなってい たそんな僕を見て周りの友達からはどんな 魔法を使ったんだと言われることが多く なり勉強教えてくれと頼まれることも多く なったかず兄さんから勉強する楽しさと誰 かに教える楽しさを教えてもらったそして かずさんのやっている仕事に興味があった 僕はいつしか税理を目指すようにないた かず兄さんに時折り勉強を見てもらい無事 に税理士試験を突破入社してからははさん に仕事のノハを教えてもらい少しずつ税理 士としてスキルアップしていった最初の頃 は営業成績はいい方ではなかったが誰かと 話して関係性を築き上げていくのは 楽しかったこの前娘に子供が生まれたとか いい人紹介しようか と気軽に雑談もしてくれるようになった そうやって関係性が出来上がってきた頃 そのお客様たちが知り合いを紹介して くれるようになった周りの人たちに助けて もらいながら少しずつ営業成績は伸びて いった仕事に慣れてきた頃僕にも後輩が できいつしか指導係りを任されるように なってい たさんに教えてもらったことを思い返し ながら経験してたことなどを伝え後輩の 育成に務めた平川さん聞いてください今日 ね初めて契約が取れたんですおおすごいね 北山君よく足を運んでいたもんないや平川 さんが色々と教えてくれたおかげですよ 今日飯行きましょう俺が奢りますいやそこ は初契約祝で僕に奢らせてくれ よ後輩たちは自分でよく考えそして互いに 情報を共有し皆で助け合えるような チームワークを作り上げていた仕事でいい ことや悩みがあった時は僕のとに来て話し てくれる後輩たちに頼られることが僕は 嬉しかった忙しくも充実した時間は過ぎて いきある日新入社員が配属されたえ今日 から一緒に仕事をさせていただくことに なりましたらく です今日から営業部に配属になったコデラ ケタス営業部の部長として今日から皆さん と一緒に仕事させてもらいますよろしくお 願いし ます 部長こら君何か分からないことがあったら 平川君に聞いて くれ新入社員として配属されたのはコデ けた25歳あまりに若く見えたためはさん に話を聞いてみたとこ 君はついこの間理験に合格したばかり らしく実際に現場で働くのは今回が初めて らしいはさんなんで税理試験に合格した ばかりのろに実務経験もない若手社員が 部長職につくんですできるわけないじゃ ないですかこれから仕事を覚えていかない といけないのに部長職なんて彼が潰れて しまいます よ実は君は僕の恩師の息子でねいくつか 税理事務所に行ったらしいんだがどこも ダメだったらしく僕のところで使ってやっ てほしいって頼み込まれたんだだからって 部長食につかせなく たって僕もそうは思ったんだがね小寺先生 のことを思うとね勝手ですまない平川君に は小寺君の指導を頼みたい君は教えるのが うまいから ねはさん 小寺君には当面基本業務を覚えてもらおう と思っているよ部長としての仕事の方は今 までと変わらず山本部長にお願いする つもりだからよろしくね平川 君はさんから頼まれたら断る理由なんて ない理由はどうであれ新入社員に変わりは ないきっとコデラ君も何がなんだか分から ず不安なはずだまずは基本業務を伝えつつ コデ君がどういう人なのかは知って いこうこら君まずは基本的な業務から教え ていくねお客様から電話がかかってくる ことが多いから電話対応は手が開いている 人がするようにしているんだけど電話対応 ってしたことあるかなないです ねじゃあやり方を見せるから次やってみて くれるかなそれでてか俺この部署の部長な んですよねうんそうだね部長なんだから そんなひらがやるようなことしなくていい んじゃないすか肩書きは部長でも君は税理 士として働くのは初めてなんだろだからて か何部長にため口使ってんだよ役職的に こっちが上なんだからよ敬語 使えよすみませ ん俺部長だから基本業務とかひらがする ことはあんたがやってくれよえっと平川 さん俺やんねえ から小寺君は思っていた以上にプライドが 高く自分より役職が下の僕の言葉は何1つ として聞いてはくれなかったこら君の父親 つまりはさんの恩師は今や大学の理事長に なっていて色々なところに顔が聞くらしい 父親の名前を使っては自分のやりたいこと を押し通してきたようだだが一度悪をくら で諦める僕ではなかった自分が担当して いる仕事の合間を縫ってはコデラ君を探し 業務について伝えたりマニュアルを渡し たりしただがその度に帰ってくるのは容赦 ない言葉だっ ただからやらねってこんなマニュアル作っ てきてる暇があったらその分営業かけられ たんじゃねえ の何度も懲りずに指導しようとする僕が 疎ましくなったのか最初から気に入ら なかったのかコデラ君は僕に嫌がらせを するようになった他の後輩たちと話して いる時に突然呼ばれ昼飯買ってきてとか この書類チェックしといでとか雑用を 押し付けられるようになったそして僕に 聞こえるくらいの大きさでポイント稼ぎ おつおっさんのくせに痛いわと言ってくる ようになった事務所にかかってくる クレーム太陽で少しは慣れていたつもり だったがこうも直接的に悪口を言われるの はきついものがあったいつものように 嫌がらせを受け一息つこうと休憩室で コーヒーを飲んでいると同期が声をかけて きたよ長川事務員のお前がここに来る なんて珍しいな会計ソフトのことで聞き たいことがあってなっていうのはお前に 会うための口実みたいなもんだなんか聞い たのかうちで1番指導力が高い平川さんが 手こずってるらしいってな大丈夫なの かままあなかなか手こずってはいるけど なんとかなるさなんともならなかったら ちゃんと言うんだぞありがと ないくつか言葉をかわして長谷川は自分の 部署へ戻っていった川とは事務所内で1番 仲が良くお互い何かあれば飲みに行ってい た自分のことを気にかけてくれる存在が いるというのはそれだけで力になる僕は次 の日もそのまた次の日も諦めずに子でら君 に業務のことや書類作業について伝えよう としたしかし帰ってくるのは悪態ばかり人 回り以上年下の子に何か言われても怒ると いうことはなかったが僕よりもたちの方が 眉間にしを寄せていたあの人何なんですか 平川さん営業ノるだってこなしてるしそれ 以上の仕事だってしてるのにまあまあ早川 さん落ち着いていや俺も早川に賛成ですよ 平川さんがどんなにすごい人かも知らない であんにろ北山君も落ち着いて僕は大丈夫 だからね平川さんがそう言うならでも 私たち納得してません からそれより今度税務所に出す書類のこと だけど分かりにくいしとても大事な書類だ から不安なら見せに来てね俺聞こうと思っ てたんですよその書類のこと北山ずるい私 も教えてほしいです順番に ね税理士の仕事は税務代理や税務書類の 作成会計業務などお金に関わる仕事をする 1つ書類を間違えるだけで大きな損害に つがる場合もあるもしミスをすれば多額の 損害賠償をすることになり顧客からの信頼 も失うだろうだから僕たちは書類1つに 対していつも慎重に対応する後輩たちが 書類作成をする際は提出前に必ず確認する ようにしていたコデラさんにも言っておか ないと なさん来週締め切りの書類っててますか あの書類は初めて作成するには分かり づらいと思うので一緒に確認しますようざ はいああ大丈夫大丈夫あんなんとくにでき てるからそれはすごいじゃあちょっと見せ てください1つ間違えると賠償問題です からだから俺が大丈夫って言ってんだから 大丈夫だって な結局コデラさんが作成した書類は見せて もらえなかったな 大丈夫だっっただろうか提出の前日も声を かけたが僕には頼りたくないのか羽のけ られてしまったなんとかしたのだろうと 思うしかなかったが提出してしばらく経っ た頃はさんが珍しく息を切らしながら営業 部に駆け込んできたおいコデ君この前出し た書類間違えてたぞ え君この類がどれだけが必要なのか平川君 に聞いてなかったのか えとどうするんだ君のミスのせいで数百万 隊員の損害 だ俺は平川に聞こうとしたけど平川が無視 したから全部平川が悪いんだそうなのかね 平川君いや僕は俺は入った時から平川に 無視されてたんだその上俺が動こうとする と邪魔してきやがる こんなやつ部長権限で首だ 首はさんは何か言いたそうな顔をしていた が恩師の顔が浮かんだのか何か言って くれることはなかった後輩たちが上に陳情 しようとしてくれたがコデラ君が何を言っ てくるかわからないしまだ後輩たちには この事務所で学ぶことがたくさんあるはず だからと言い聞かせそれを止めたこうなっ たのも何かの縁かもしれない後輩たちは 可愛いが僕がここでするべきことはもう ないのだろう僕はその日のうちに事務所に 置いてあった私物などをまとめた最後事務 所を出る時はさんに声をかけられたすま ないいえ僕はさんが先輩で良かったですよ そう言って僕はお世話になった事務所を後 にしたこ君が入ってきてから怒涛の毎日 だった気がする動と呼べるようなことは できていないけれど疲れすぎて怒りさえも 湧いてこなかったお世話になった職場を 自分の意思とは関係なくやめていくことが 悲しいような釈然としないような複雑な 気持ちが渦巻いていた ぐうこんな時でも腹が減るのか生きてる なそういえばしばらくゆっくりご飯なんて 食べてなかったな明日から仕事に行かなく ていいだしなんか食べていくかちょうど目 に入ったラーメン屋見前の旗にはニンニク ラーメンと書いてあった営業部にいて人と 話すことが多かったからニンニクは なるべく食べないようにしていたしばらく は人と話すこともないよしここはいっぱい ニンニクを食ってやろうじゃないかへい らっしゃい1人です開いてる席へどうぞ こご注文はニンニクラーメンニンニク ましましであと餃子もくださいあいよ ラーメン屋の定員の元気さにけされそうに なるラーメン屋に来るのも何年ぶりだろう か水を飲んで体にこもっていた熱や言わ なかった言葉たちを家と押し流していく ぼーっとしながら他のメニューを見ている とニンニクましましラーメンと餃子が僕の 目の前に運ばれてきた両手を合わせて勢い よく体内に取り込んでいくお兄さんいい食 べっぷりだねなんかいいことでもあった へあんまりうまそうに食ってくれるもんだ からさああはニンニクラーメン久しぶりに 食べたからかな美味しいですねお ありがとうございます気のいいラーメン屋 の店員うまい飯さっきまで淀んでいたよう に思えた僕の体内は一気に浄化された くよくよ悩んでも 仕方ないそうか作ったっていいんだよ な悩んでも仕方がないと思うと他の考えが 僕の頭の中を閉めるようになった思い立っ たが吉実だ僕はラーメン屋でうまい飯を 堪能しすぐにてっぺん税理事務所時代にお 世話になった顧客へ挨拶へ向かった入社し てからずっと関係性を気づいてきた人たち だ真味に僕の話を聞いてくれた 平川君やめたのこれまたどうして私らに できることがあったら何でも言ってね何も できないかもしれないけどこれもっていき な温かい言葉をたくさんかけてもらった 挨拶と同時にこれからの僕の構想もお話し させてもらったその話をするとその時は 是非とも力になりたいと言ってくれる人が 多かったありがたいことだ家に戻り新たに 芽ばえた構想の準備に取りかかったそして 1か月後できたなそう僕は新たに自分の 事務所を作ったのだ応募チラシも作ったし ホームページも作った求人サイトにも情報 を載せてもらったからしばらくしたら応募 者が来るかもしれない ル早速かなはい平川税事務所です さお久しぶりですこの声は早川さんはい どうしたの実は平川さんが辞めた後私たち もやめたん ですたちはいだから平川さんのところで 雇ってください えよく話を聞いてみると僕が辞めた後後輩 たちのモチベーションは下がりそれを見た 小君が部下に対して知った激とは言えない ような生き過ぎた言葉をかけるようになっ たらしい僕にしていたような嫌がらせを 後輩たちにもするようになっていたそれに 耐えかねた後輩たちは僕が対応していたお 客様から僕が新しく事務所を開いたらしい という情報を入手し今に至るというわけだ 僕は後輩たちを侵入社員として受け入れる ことにした後輩たちは久しぶりに栄養を 吸収した植物のように力的な仕事ぶりを 発揮してくれた僕が立ち上げた新しい事務 所の話を聞きつけて以前契約していたお客 様も来てくれるようになった毎日が忙しく 充実した時間が過ぎていったそんなある日 てっぺん税理士事務所で同期だった長谷川 がやってきたおい白場も長谷川俺に何の 挨拶もせずまたまた俺に何の相談もなく 新しいことを始めやがって すまんゴタゴタ続きで忘れてたそんなこっ たろうと思ったよ何ともならなかったら家 って言ったのにこれ独立祝わわざわざ ありがとなそっちはどうだああお前がい なくなってから営業部は大変だったよそう 言って橋川は僕が辞めた後のことを話して くれた僕が辞めた後僕が担当していた顧客 を後輩たちやはさん小寺君で振り分けて 対応していたみたいだが小寺君が対応した 時はクレームがよく入っていたこと それぞれの仕事量が増えて全て対応できず ミスが増えてしまったこと浜さんはコデラ 君が起こしてしまったミスやそれに対する クレーム全てに対応し救世異海洋となり 緊急入院したことはさん入院したのか じゃあ営業部は甘さんがいなくなったら 実際問題営業部を回せる人間がいないから なあの部署はなくすみたい だそうかなんでお前がそんな顔するんだよ いやだってあそこで色々なことを教えて もらったからな歯さんの入院先分かるか俺 の所属は事務局だぞ社員の情報は全て俺が 握っているお見舞行くのか ああしばらく話し今度飲みに行く約束を 取り付けて長谷川は帰って行った次の休み の日長谷川からもらった情報を頼りには さんのところへお見舞いに行った大きな 病院ではさんの病室は個室だった病室の扉 をノクするとはさんの声が聞こえ た平川君ごしています長谷川から入院して るって聞いて大丈夫ですか ああ自分で招いたことだからねそれより 平川君は新しく事務所を立ち上げたらしい じゃないかどうだいそうですねなんとか やってますはか君や北山君他の子たちも ちゃんとやってるか いはさんご存知だったんですかご存知も何 もあの子たちに君のとへ行けって言ったの は僕だからね そうだったんですか恩師のためとはいえ君 には辛い思いをさせてしまった本当に 申し訳ないすまなかっ たはさん謝罪は僕があの事務所を出ていっ た時にもらってますよそうだったか なはさんと最近のことや昔僕が新入社員 だった時のこと色々な話をしたはさんは昔 と変わらず僕が尊敬する先輩のままだった 話に夢中になり気づいた時には日が暮れて いたまた来ますそう言って僕ははさんの 病室を後にしたはさんと話してからそれ まで以上によく働くようになった後輩たち の育成新規顧客の開拓やることは多かった 社員のシフトを管理しながら勤務時間中に 時間ができた時は税理士としてスキル アップできるよう行った後輩たち自身が 理解できるよ研修の準備は彼ら自身が交代 で行えるようにした彼らの表情はとても 生き生きしていてそれはいつか見たか 兄さんのようだった僕の事務所は前の事務 所に比べると規模が小さかったが契約先と の関係は安定していた後輩たちに担当を 任せ何かあれば僕がヘルプに入るそうする ことでたちは僕から税理士としての力を 学びお客様と安心して関係を気づくことが できた中には契約先の娘さんとそこを担当 した後輩が同級生だったことが判明し話に 花が咲くこともあったまた中には風邪気味 だった後輩を心配して契約先の人がのど飴 をくれることもあった後輩たち皆が それぞれの強みを生かし顧客との関係性を 気づいていった 平川さんのところは安心して任せられるよ 最近あの子見ないけど大丈夫なの平川さん とこの子たちにこれ食べさせてあげてよ いっぱい取れたから 野菜温かい言葉をたくさんかけてもらい 周りに助けてもらいながらがむしゃらに 日々を過ごしていったそしていつの間にか 僕の事務所は同業者の中では名前を聞か ないことはないくらい知れ渡ってい た平川税理事務所のとこは指導力がすごい らしいあそこは車内研修も充実していて すぐスキルアップできるらしいぞそんな噂 も一緒に広まり聞きつけた人が面談に来る こともあったそうやって少しずつ人が 集まり事務所の規模も大きくなっていった うーんここまで大きくなると なあ平川さん何をなってるんですかああ 早川さんいや人が増えて契約数も増えた でしょだからちょっと今の社員たちに負担 がかかってきてるんじゃないかと思ってね ああ確かに残業する時間は増えたかもです ねやっぱりそうだよねでも一応求人サイト にはちゃんと載せてるしなそれならこれ どうですか早川さんはそう言って1枚の チラシを見せてきた変わりたいそう思った 時がチャンス 転職情報掴むならジョブチェーンフェアこ れって転職フェアですこれどうしたのこの 前営業メールが来てたんですよそれに添付 されてたチラシです最近契約数も増えてき たしこういうところで募集するのも1つの 手かなって思って一応取っといたんです 平川さんに相談してみようと思ってその まま忘れてました転職フェアかいいね出て みようかお承知しまし た早川さんのアイディアに乗っかって僕 たちは転職フェアに出ることを決めた日々 の業務に加えフェアの準備大変だったが皆 文句も言わず一生懸命やってくれていた 遅くまで作業するのはなんだか学校の文化 祭を思い出させたのか皆少しテンションが 上がっていたように思うそして迎えた フェア当日 会場に入り自分たちのブースの準備をして いると早川さんの表情が曇り始め た早川さんどうしたの具合悪いのかい平川 さん嫌なやがいます早川さんの目線の先を 追うとそこにいたのはコデラ君だった彼も フェアに来ていたのかでも彼の表情は暗く 以前の覇気がなくなっていた元気がないの を見てしまうとても気になって しまう早川さんここお願いしてもいいかな え平川さんまさか行くつもりですかあんな やつほっとけばいいじゃないですか1度で も僕が指導を任せてもらった子だからね ほっとけないよわかりましたここは私に 任せてくださいでも早めに戻ってきて くださいようん ありがとう僕は川さんにブースを任せ君の とに向かった僕の顔を見たコデラ君は一瞬 驚いた顔をしてまたすぐに顔を伏せて しまっ た久しぶりだねこら君何のようです かいや見かけた君があまり元気がなさそう に見えた からそう言うとコデラ君は肩をふわせ ながら涙をこぼしたそしてぽつりぽつりと 話し始めた僕がやめた後自分がもでき なかったことできていたと思っていたのは 僕がフォローしてくれていたからという ことに気づいたこと税理試験に合格して何 でもできる気になってたんだ親父も俺の ことすごく褒めてくれてあんたらが平川 さんがいなくなっても俺1人で十分だって そう思い込んでたんだうんでも実際現場で やってみると勉強したこととは違う状況に ぶつかったり俺の度1つでクレームが入っ たりはさんは親父に気を使ってるのか何も 言ってくれねえし営業部もなくなるし全部 俺のせいだって皆から言われる しそうかこら君の話をよく聞いてみると こら君はこら家にとってやっと授かった 子供らしく昔から可愛がられてきたらしい 両親はもちろん祖父母もコデラ君が何を やってもしらずずっとやりたいことをやら せていたとのことだったそしてちょっとし たことでも褒めてくれたそうだそのためか コデ君はすっかりプライドが高くなり け上がり癖もついてしまったそうだ 俺今回のことで自分には何の力もないって わかったんだだからこれから力をつけたい て思うけど今の事務所は親父の子で入った ようなもんだから今度は俺自身の力で採用 してもらいたいと思って それでここに来たのかい はい小寺君さえよかったら僕の事務所で 働いてみないえあんたバカなのかあんたを 首に追い込んだのは俺なんだぞ君は僕が 指導を任された子だだから君が起こした 行動の責任は僕にもあると思うどうかな ちょうど僕たちの事務所も人手がいるん だこ君さえよければお願いしますよかった じゃあ向こうへ行こうとりあえず僕たちの 事務所について説明するからそう言って僕 はコデラ君の手を引っ張って僕たちのブス へと連れて行った早川さんは眉間にシを 寄せていたけれどこら君に謝られた途端 豆鉄砲を食らったような顔になっていた それから咳払いを1つして平川は税理士 事務所の説明を1つ1つ丁寧に話していっ た君はさっきまでの涙はとっくに乾いてい てメモ用しとペンを握りしめて聞きもらさ ないよう早川さんの話に耳を傾けていた こうして僕たちの事務所に新しい仲間が 加わったほとんどの社員と顔見知りだった ため皆最初は早川さんのように眉間にシを 寄せていたがコデラ君が皆に謝った途端 早川さんと同じように豆鉄砲を食らった ような顔になっていた 君今日は一緒に挨拶周りに行こうかうす うすじゃなくてはいでしょうがまあまあ 早川さん平川さんは優しいけど私は厳しく いくからねここでは私が先輩よ偉そうに 聞こえたわよ こらすいませんはいはい早川さん落ち着い て今日は田中様が来られるんじゃなかった はそうでした 僕はコデラ君と外回りに行ってくるから よろしくね何かあったら必ず連絡するよう にはいこらちゃんと平川さんの仕事ぶり見 て学んでくんのよ分かってる す周りの先輩社員たちに揉まれながらコデ 君は少しずつ力を身につけていったそして 1ヶ月後には初めて自分の力で契約を取る ことができたこ君は転職部屋で僕に言った 言葉がが嘘にならないように一生懸命行動 で示してくれた社内研修には積極的に参加 し公子側に回ることもあった以前の事務所 で働いていた時のことも思うと別人のよう だったそのことをはさんに話すとまるで 自分の息子のことのように嬉しそうに目を 細めてそうか頑張ったんだなと言っていた 長川にも一応話したところどんを使ったん だと真顔で言われた若手の育成に力を入れ て取り組んでいるという話はどんどん 広がっていきいつしかこの地区で入りたい 税理事務所ナンバーワンになっていた 新しい新入社員は増えていきコテラ君も今 では指導がかりとして後輩の育成に励んで いる初めてコテラ君が後輩の指導をした時 には一緒にご飯を食べに行った俺誰かに 何かを教えるって初めてで今日指導した 後輩が言ってくれたんです なんてありがとうございますって俺それ 聞いて泣きそうになっちゃいましたそうか よかったな人に何かを教えるのってこんな に楽しいもんなんすね僕も近所のお兄さん にその楽しさ教えてもらったんだその お兄さんすげえす ねこでゼ君と色々なことを話しているうち にはさんが言っていた言葉を思い出してい た新しく入ってきた君たちに教えてもらう ことも多いんだけど ね早川さんや小寺君他の後輩たちと話して いると昔自分が感じたことや思ったことを 思い出すそうだ僕もそうだった後輩たちと 話すといつでも初心に帰れるようだった 平川税理事務所を立ち上げてしばらくった 頃僕が指導した後輩たちは新しく入った 後輩たちの指導をするようになった指導さ れた後輩たちは互いにフォローし合い ながら顧客との関係性をそれぞれ気づいて いった早川さんと一緒にうちに駆け込んで きた北山君は後輩の指導に力を注ぎすぎた ためか営業成績が伸び悩んでいたそれに 気づいた川さんと君が北山君が受け持って いた後輩の指導少し手伝い交代しながら 北山君のフォローに入っていたそのおかげ で北山君は新たな契約を取ることができ た平川さん契約取れました私たちが フォローしたからでしょちょっとくらい 格好つけたっていいじゃねえかよ北山が 指導担当になってる子小寺さんの方が 分かりやすいって言ってたぞこのまま指導 変わってやろうかなちょお前フローして くれたはありいけど俺の担当だろ北山 欲張りすぎなんだよそんなんじゃ体持た ないぞあら一ち前に他人の心配するように なっちゃって平川さん何笑ってるんですか いや頼りになるなっ て後輩たちは思った以上に成長してくれた 人の伸び代は無限大だ人は誰であれ 何かしらの力を持っているその力を見つけ て最大限発揮できる環境を提供できるかは 指導者としての腕の見どころだろううまく いかないことも多いけれど全てを自分1人 の力でやろうと思わず周りに助けを求め ながらそれぞれのペースで進んでいけば 良い全てを抱え込んで逃げ道をなくそうと する人もいるけれどそれじゃあ長く続ける ことはできない自分のペースも大事にして 僕は今日も後輩や周りの人たと一緒に 助け合いながら新たな力を育てて いるいかがでしたかチャンネル登録をして いただくことで今後の動画の制作の励みに なりますまた次の動画でお会いしましょう

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