【怪談朗読】怖い話つめあわせ・途中広告無し2時間半【長編】

俺はとある県の田舎町で生まれ た親父がやっていた商売が大当たりして俺 が6歳の頃県庁所在地へ引っ越した 親父は自分の理想通りの物件を探すために かなり放送したそう だその回あって蓄年数は相当立っているが 格安の一件を探しあって たメイン通りに面した店舗の部分は鉄筋 コンクリートそれに接した12回のの住居 部分は木造モルタルという変則的な作り だっ たさらに離れの位置に地450年は経って いるであろう旧主の木造住宅がありこれが この物語の舞台と なる親父のプランではまず店舗県住宅を し資金を貯めて数年後には土地建物を 取得一時的に旧木造住宅を仮住まいとし 商売を続けながら店舗兼住宅をリフォーム というものだっ た何より大家さんが恒例で 病弱あまりに古い建物だからも相続し たがらなかったゆえ自分の手から離れるの ならその方がありがたいというムードだっ たなので咲夜の頃から店舗を少々改造して 使ってい た商売の方は大繁盛でしばらくは猫の手も 借りたいほどの忙しさだっ た引っ越しは俺の小学校入学とほぼ同時期 だっ ただから転校生として注目されることは なかったがすでに幼稚園時代からの仲良し グループが形成されていたので友達作りで 少し苦労し たそういう思い込みがあったせいか俺を分 扱いして露骨に避けていた秋夫と俺を見る たび不快な表情を浮かべていた稽古がいた ことは覚えて いる他は特筆すべき点もなく小一の夏休み 前には普通にクラスに溶け込んでい たこの頃は楽しい思い出が多かったせいか 店舗や住宅部分の間取りや家具の配置まで 今でも色付きで 思い出せるところが離れの休暇については 全くと言っていいほど覚えてい ないダンボールとおやつを持って大勢で 秘密基地を作るほどの好奇心大勢な子供な のにすぐそばにあるおぼろの家にはなぜか ほとんど惹かれなかっ たむしろ夜は無人で真っ暗だから怖いと 潜在的に避けていたと 思う小学2年の夏親父は自己資金を貯めて 銀行の融資を受けることが決定し たいよいよ不動産の取得という段階になっ て大家さんの2代目なるものが現れ た先代とは何十年も絶縁だったが式くらい は見とろうと半年ほど前に 復縁それに伴って土地を分泌して一部を 相続したいと申し出てき た親父が所有したいのはメイン道路に面し た部分であり休暇まで含めると正直言って 土地が広すぎて多額の固定資産税が かかる2代目が相続したいのは休暇の部分 でそれを解体してマンションを立てたいと のことだっ た両者の利害関係が一致したのでこれに 同意非常に真摯的で信用できる男性だった のでことは問題なく進ん だただし我々が一時的に休暇を借りづいと しその間に店舗兼住宅をリフォーム するこのことを申し出たら人が変わった ように反発してきた それは困り ますあんなおぼろ仮住まいにもなりません よ他に映ったらどうです かそうは言っても親父はこのプランで動い ているしそれが先代との約束でも ある何より荷物を歩いて運べる距離に建物 があるのだからこれ以上合理的な一転先が 他にあるはずも ないわかりましたなら早急に明け渡して ください ね2代目は軽減そうな表情を浮かべながら そう言い残し た土地の分泌に当たり親父は測量機器を レンタルしてきた 若い頃土方のバイトの経験があったのと 自分で土地登記すればただだからという ことだっ たところが当希望東本といくらにめっこし ても数字が合わ ない土地登記を見たことがある人なら 分かると思うが実際の土地の面積って盾 かける で表されるような単純なものではなくいく つかの三角形に分割し三角関数を使って 求めるのが一般 的この時は測量するたび計算する度に違っ た値が出て親父も困りはてたそう だそれでも無理やり 1つの回を 導き出し絶対とは言えないまでもギリギリ 許容範囲内だろうという白物を作り上げ 親父はホム局へ向かっ た意外にも書類は一発で受理され後日職員 が現地調査に伺うとの返事をもらっ たその 帰り道親父は大事故に巻き込まれ た不幸中の幸いで命に別状はなくほぼ10 だったので相手の保険で対応できたが車は 完全に廃車の上全地1ヶ月の入院となっ たこんな事態となったので引っ越しや土地 分泌の現は後としても日々の商売を母1人 でやるのは不 可能たまたま当時大学生だった母のいこの おばさんが早い夏休みに入ったので スケットとしてうで住み込みで働いて もらうことになっ たしばらくは女でメインで大変だったと 思うが親父が退院したらすぐに引っ越し 準備に書かれるよう休暇の掃除をすること にし たそれまで旧家の玄関は入ったことはある がその奥は初めてだっ た親父があなった以上俺も何かしなければ という強い思いが先行し怖いだのなんだの とはは行っていられなくなっ たおばさんを戦闘に俺それと1つ下の妹の 計3人が2階へ上がっ た階段を上がると両サイドに部屋が1つ ずつあっ たおばさんは向かって左手の部屋に入り 掃除の指示を出した 畑で上から下へ埃を落としそれから学校の 掃除と同じように放棄と散りとりで床の ゴミを集めるんだよ とおばさんのやり方を見てから俺と妹は 反対側の部屋へ移っ た作業に没頭していると不思議と恐怖は れるもので数分も経てばキャッキャと 悪ふざけをしながら掃除を楽しむ余裕も 生まれてき たすると反対の部屋からおばさんが俺たち に呼びかけてき たそうそう入れも開けて中きちんと掃除し て ねはとをしようと思ったらおばさんの尋常 じゃない悲鳴が聞こえ た何事かと思って駆けつけたらおばさんが 腰を抜かして へたり込む入れに人がいたと恐怖において い たその後のことはよく覚えていないが普段 の住宅に戻って母も加わりおばさんが 落ち着きを取り戻して語り始め た押入れの戸を開けた瞬間恐ろしい顔をし た女性が天井から逆さに顔を出しそれが すーっと天井裏へ消えたとのことだっ たそれまで幽霊の類いは見たこともなかし 嘘をついて我々を脅かして楽しむような人 でも ない父の代わりに一家の蝶となった母 はきっと気のせいだよと言ってなめていた が内心は穏やかではなかった だろう一方親父は天と点を線で結びつけて [音楽] 事故と幽霊 騒動いずれも休暇に対して何か起こした時 に発生して いる自祭を前倒ししてその際に女霊も しっかりやってもらおうと結論付け た早速そのように手配が進み当日は親父も 借隊員をもらって祈りを捧げ たこれが聞いたのかその後しばらくは何事 も起こらず休暇の掃除は終わっ たついでに子供でも運べるものは先に どんどん運び入れようと 思い俺と妹はゲーム機漫画洋服人形など何 服もして小出しに移してい た親父が退院した頃には大きめのタンスや テレビといったわずかばかりの家具だけが 残りそれらも全て運び入れたら休暇には すっかり生活感が漂ってい た親父の隊員祝い忙しい 商売どうせすぐまた引っ越すのだからと ダンボールに囲まれたちょっと非日常的な 生活これらに埋もれて気づかなかったが奴 は腰淡々とその機械を伺ってい たキカは台所は普通に使えたがトイレが 組みとりで風呂は痛んで使えなかっ たある日トイレで用を足していたらありえ ない角度で何者かに転ばされ た運よとっさに両手を便器の縁にかけて なんとか踏ん張って脱出できた俺はその時 はこきを得たが妹の時は実際に便所に 落とされた たまたま悲鳴を聞いた俺が店に行って助け を求めたからすぐに救出されたがまあ妹の 姿は汚いのなん の幸いにして夏休み中だったけど妹は1 週間ぐらい匂いが取れなかっ た風呂場で何度も何度も行水して 石鹸とシャンプーで 洗い流すしばらく引きこもってこれを ずっと繰り返してい た妹曰く便座に座っていたら後ろからドン と押されたとのこと だ次に奴が狙ったのは母とおばさんで2人 して悪夢にうされるようになった しかもそのビジュアルがほとんど同じで 黒い人が延々と自分を追いかけるの だそこで目が覚めて夢かと思って眠りに ついてもその続きを見て しまうそんなことをしているうちに2人は すっかり寝不足となってしまったが親父が 退院して本格的に復帰した頃おばさんは 気強しその後は何ともないとの ことその分奴は母に 襲いかかりその行動は夢だけではなく現実 世界でも牙を向い たある時から母は料理の準備で食器を頻繁 に落とすようになっていた 他にもあっただろうが食器が割れる音は 印象的なのでよく覚えて いるいくら寝不足とはいえバリバリ20代 の若い頃の母だ猛々するにはまだ早いが 親父は疲れているのだろうと母を至ってい たそんなある日俺はは晩御飯を待ちながら 今でゲームをしてい たすると台所から助け てという母の悲鳴が聞こえ た大急ぎで向かったら手首から血を だらだら 流しなおかつ包丁の歯を自分に向けてそれ に必死に抵抗している母の姿があ 俺はとっさにまな板を持って母の両手を 23°思いっきりぶん殴り包丁を 叩き落とし たすぐに救急車を呼んで病院に搬送となっ た出血はひどかったが継承で済んだので3 日後には退院でき た帰宅した母が は自分でもなぜあんなことをしたのか わから ないだけどそれ以降1度も悪夢を見てい ないとのこと だここで我々家族は1つの仮説に たどり着いてい た奴は休暇に住む人に知名症を与え目的を 達成したらターゲットを変 ただし出ていった人に対しては不しないと いう こと事実おばさんはあれ以降至って平穏な 日々を過ごしている し親父の事故俺と妹の便所母の包丁以降も 同様 だならこれ以上悪いこともではなかろう かいやまだ1人残っている俺 だ俺は確かに便所で何者かに転ばされると いう体験はしたが所詮はそれまでであって 未遂に終わった以上およそ知名症とは言い がいどう考えても一番注意すべきは俺だっ たと後からなら何とでも言えるがこの時は 子供だったから他人の忠告や警告なんて 全く気にもしていなかっ たとにかくこの説が正しいものと仮定して 店舗と住宅のリフォームは早急に済ま せる新居に移りさえすれば問題ないのだ からそれまでは注意するようにという結論 に達し た夏休みも残りわずかとなった8月末の ある 日旧家の風呂釜は壊れていたので我が家の 入浴は行水と戦闘画いを1日おきぐらいに 繰り返してい たこの日は母と妹とに女風呂に入っ た大浴場の扉を開けたら数秒後に女の子の 悲鳴が聞こえ た裸だから判別するのに少し時間を ついやしたが声の主は稽古だっ たそう入学以来俺をとにかく嫌っていた あの稽古だ バカお前の裸なんか興味ないんだよと 言おうと思っ たら 後ろとわけのわからないことを言って稽古 は欲情から急いで逃げていっ たこいつはいつもそうだった入学以来俺を 見ては悲鳴を あげるこっちは何のことだかささっぱり わからないから笑顔で普通に歩み寄るのだ がそうすると今度は泣き出すからまるで俺 がいじめているみたい だ女の子を泣かせたらダメだろうと一部 四重を見ていない先生に怒られたことも あっ たそれ以来こいつは敵だ俺にとって何の役 にも立た いるだけで不愉快な敵だそんなやが消えて くれて大いに 結構この時の俺はその程度のことしか考え ていなかっ た8月29日か30日の こと子供数人が集まって夏休みの思い出の 作分まだだったなやべえ なら今から思い出作ろうぜという安直な 思いつきからサイクリングに行くことに なっ たその日お察しの通り俺は事故に 会う男子45人が盾1列になって自転車 走行も可能な広い歩道を走ってい たら一時停止を無視してた車が横から俺 だけピンポイントにぶつかってき た1回転して頭と背中を打って救急車で 運ばれて前地1 週間両親と一緒に見舞いに来たドライバー はどこの社長のおかえ運転手で普段は蝶が つくほど安全かつ有料な運転を心がけて いるのにその日に限ってはなぜか白線を 超えてから停止しても大丈夫だろうと まさしたとの こともちろん治療費は相手持ちで自転車も 新品に変えてくれた上それとは別の多額の 慰謝料も払ってくれたのでこちらとしても 最大限の原型を望み 全科がつかないように手配し た両親はこの程度で住んでよかったなと 言ってい たドライバーも同意はしていたが多分彼に はこの言葉のシが分かっていなかった だろう事故の噂はすでに広まっていたから ちょっとした有名人だ 無事でよかったけが大丈夫なのかまた 遊ぼうぜなど など次の日の放課後だったと思うが入学 以来俺を避けていた秋夫とけい子がやって き [音楽] たあ今更おめえらによはねえんだよとでも 言おうと身構えていたのだが今までとは 明らかに異なる好意的な目で俺に接して くる消え てるいないよねとわけのわからんキー ワードは相変わらずだったが凝り固まった テキを徐々にほぐし2人と初めて普通に 本音で話をした するに彼らは俺ではなく俺の背後に見える 黒い人が嫌いだったとの こと怖いではなく 嫌いそれが強くなって精一ぱい避けていた んだっ てでも小学生の情報処理能力ではそれを 伝えられずあのような態度を取るしかでき なかった そう言われてみると秋夫も稽古も後ろとか 来るなと何度も言っていたし黒い人が 見えるのは同学年ではこの2人だけという ことも分かっていたから他の人に相談する こともできなかったと言ってい た休暇に移り住む前は 黒い人は小さかったんだけど女湯で稽古と あった 日要するに事故に会う直前は特にその パワーが強くその場に1秒といられなかっ た耐えられなかったとも言ってい たそっか稽古が裸見られるのが嫌で逃げ てんのかと思ったとたら笑顔で軽く叩かれ たとにかくこれで家族が不幸な目に会う ことは2度とないと思っていたのだが2人 はさらにこう続け たお前の後ろの黒い人は消えたけど黒い人 自体は いるあなたが不幸になることはないけどで もあなた多分不幸になるか もだから気をつけて ね言いたいことは俺の方がよく分かって いる要するに俺や家族が直接被害に会う ことはないが身内にまだその影響が残って いるとすれば残るばおばさんしか 何せ短期間とはいえあの休暇に住んだこと のある人 だ俺は帰宅してこのことを母に伝え たすると秋夫と稽古の証言とは無関係に もしも次があるとしたらおばさんしかい ないと母はすでに注意換気を促していた しかし結論から言うとおばさんは現在に 至るまで不幸らしい不幸に全く見舞われて い ないむしろキャリアウーマン女性実業家の サクセスストーリーとして表部隊に どんどん出てもいいぐらい素晴らしい経歴 を積んで玉の腰の相手を見つけ豪邸に住ん でいる うちの家族は5番目の人の予想を完全に 見誤ってい た9月の 中頃店舗に接していた木造モルタル部分の 解体が荒終わって具体が荒になった 頃漏電が原因で木造部分はほぼ 前哨店舗も水をかぶってしばらくは休業を 余儀なくされ た復旧が見えてきた矢先今度は同業他者の 深層回転のチラシが舞い込んでき た親父の成功を見てそれをパクりさらに大 規模な店舗が近隣にオープンする らしいそれまで泥水をすすでも家族一眼と なって頑張ってきたがここで白旗をあげ た5番目の人は個人ではなく法人だったの だ建築業者には手付け金として1000万 ほど支払ったが銀行からは勇志を受ける 直前だっ たここで引けば傷が浅いうちにまた 立ち直れるという父の説得を受け入れる しかなかっ たそうと決まればこんな物騒なところには とても住め ないすぐに転居先を見つけて引っ越しを することで話は決まったがここで1つの 疑念が うまくここを離れたとしてやは追ってこ だろう か女霊ができるなら今のうちに徹底的に やっておきたい とそこで発砲手を尽くしこの界隈では割と 有名だという神主さんを招い たところが神主さんは車から降りて店舗前 に立っただけでこれは私には無理ですと 漏らし た多額のお金を用意してここまで起こし いただいたのだからすぐに変られるのは 困ると無理やり手を引っ張っていったのだ が店舗と休暇の中間ぐらいでギブ アップ本当にすみませんとても私に清め られる相手ではありません どうしても女霊を希望されるのであれば私 の師匠を紹介しますが半年ほど待つことに なるか とそれよりもこれはここから癌として動か ない自爆霊のようなものなので皆さんが 引っ越しをされるのであればそれが1番 手取り早くて確実です その言葉を聞いてほんの少しだけ希望の光 が見え た女霊はできなかったがアドバイス量とし て当初の金額の一部をお支払いし た残るは大家の2代目 だこの人はきっと何かを知っていて隠して いるに違いない 推測というよりは限りなく100%に近い 断定で彼を 呼び出し話を伺うことにし た開校1番彼はこう言っ たこの旅は大変申し訳ございませんでも私 は何も知らないん です何も知らないのになぜ謝るのかと 問い詰めたら彼は自分の身の上を語り始め た要約すると以下の 通り仙台はある時から邪教にはまり家族を 犠牲にしてでも商売繁盛を願って おりその儀式が最初に幽霊を見た2階の あの部屋で行われて 2代目の母は家庭を帰り見ない仙台と対立 し夫婦喧嘩や親子喧嘩がえなくなっ たやれ二言目には出ていけ離婚だといった 罵声が飛び交い子春期だった2代目は 売り言葉に買い言葉でこんな家出ていって やると 卒業と同時に家で同然に飛び出し た家を出てからも母とは断片的に連絡を 取っていた2代目だがある日の電話でナピ とたりともこの家には住まわせないよ出て いくのはあの人だ よと自分の夫のことを言うその言葉が母と の最後の会話になっ た2代目は母の言葉が気になり数年ぶりに こっそりと起きしたが家はすでに抜けの からで近所の人に聞いてみるも母の行方は 何もわからなかっ た父については会社の看板があちこちに あるからいつでも連絡は取れるが当時は 家庭を崩壊に導いたあんなやがどうなろう と知ったことではなかっ たここまでが昭和50年代のお 話月日は流れ平成の 初期40代となった2代目はすっかり丸く なり2次の父親となって そんなある日遠い親戚から父つまり仙台は そう長く持たないだろうと聞かさ れるこれ幸いと2代目は弱り切った父のつ に便でもかけてお別れしようと思っていた が数十年ぶりに再開した父はまるで仏様の ように見えたと いう両手を握ってワンワンと泣き出して ただひたすらに残され たすまねえお前にはとんでもない苦をかけ た謝って済む話じゃないのは分かってるが どうか一時の誤ちと許して ほしいそこまで言うならと2代目は まに母のことを尋ねたが先代も知らないと の こと離婚したのは間違いないがその後の 消息は本当にわから ないただし離婚した直後から恐ろしいこと が起こるようになっ た2階のあの部屋の談意識がなくなってい たから母が何かをやらかしたのは確か だあの家には俺1人しかいないはずなのに そこら中から人の気配が感じられるように なっ たやがて何もないところで転んだりタンス が倒れてきたりと危険度がどんどん増して いっ たこんなところにはとても住めないと自分 の所有してアパートに避難し た火道具は少しでも母の念が残っていたら 嫌なのでリサイクル屋に2速3問で 売り払ったとの ことここで2代目は母の最後の言葉を 思い出して仙台へ 伝えるどんな状況であれ女性にて行けと いうのは死にも等しい宣告 だろうなら母は死んだとは考えたくないが それに近い何らかの手段でなおかつ親父を 上回るもっと邪悪な強力な存在となって それに打ち勝とうとしたんじゃないか なここは私の家だ誰にもも邪魔させないよ という思いだけを残し て2代目はお恥ずかしながらこういうこと があったのですと両親に説明し たそう考えると今までの様々な出来事の 辻妻が 合う親父は土地を分泌しようとした数字を 狂わせたり 交通事故で 対抗おばさんは掃除に訪れたから感謝の 気持ちを込めて実態の姿で天井裏から現れ すぐに帰ったことから勝ち組の人生まで プレゼントされ た俺はクソがきだったからクソまみれにし てやろうと企むも未遂で終わる なら代わりに妹 だ母は家事をやっているからいつでも襲う ことが できるそれがたまたま包丁だっ たおっと本家のクソがきがサイクリングだ ならここは交通事故だ なここまで嫌がらせしてるのにこの家族 どこまで鈍感なのさじゃあ最後は会社ごと 消えてもらい ましょうきっとこんな感じだったの だろうさらに不幸なことがもう1つ重なっ た当初の予定では我々が休暇に仮住まいを 移す前に例の神主の師匠さんに女霊をやっ てもらうよう仙台が手配していたのでそれ であれば我々が休暇に一時住んでも問題 ないだろうと解釈してい たところが親父の商売が予想以上に好調で 仮住まいが前倒しとなってしまっ た完全に順序が逆になったのだが先代は そのことを失念していた 何を言いたいかと言うと安い物件にはそれ なりの訳があるからみんなも気をつけてね という こと今年のゴールデンウィークに体験した 私の家にはスーザンというサンディエゴ からの留学生が滞在していまし た母が結婚前英語の教師をしていた影響か 海外の留学生を受け入れるのが好きで私が 高校卒業した辺りから1年おきで自宅に 留学生をホームステーさせていました スーザンは片言ながらも日本語で コミュニケーションを取れました私がいる 前では必ず日本語を話し ます単語が出てこなくて意思の疎通が 難しい話題になった時に私が辞書を片手に 英語を使うとものすごい見幕で起こります 勉強にならない となので私もスーザの前では日本語しか 話しませ ん私たちは同年代ということもあり恋愛の 話など気楽にできる良い友達でし たゴールデンウィークの休日スーザンと 一緒にドライブで少し田舎の方まで1泊2 日で出かけることになりました は日本の自然の風景がとても好きでし た我が家は割と年部のゴミゴミした場所に あって毎日込み合う電車で通学するスザに たまには美味しい空気を吸わせてあげよう と私が企画しまし た2つ隣の剣にあるお城を見に行くのが 今回の目的でした 私は運転に不慣れですがカーナビのおかげ で道に迷うこともなく天気も良いので心地 いい風を感じながら畑の広がる田舎の剣道 を走っていまし たカーナビが100m先左折ですというの で小さな交差点で私は左にウインカーを 上げてブレーキを踏みまし た道の先を見ると大きな交差点があり カーナビが曲れと支持した場所はその 大きな交差点だったことに気がつきまし た後ろから車がぴったりついてきているの で減速してウインカーを上げた以上曲がら ないわけにもいか ず私は仕方なく手前の交差点を左折しまし た左折した先の道は1本道の農道のような 場所でし た道幅がとても狭くてユタンするのも 難しく横道がないので折り返すこともでき ませ んしばらくは道なりに進みまし た結構長いことまっすぐ行かなければなら ず仕方なく進んでいくといつの間にか住宅 街になっていまし た木造の古い家が両側に立ち並んでい ます住宅街というよりも集落のような感じ ですどの家も駐車スペースがなくなかなか 折り返すチャンスがありませ ん前方には山があり繰り返すことができ ないまま突き当たりまで進んでいきまし た突当たりは20代ほど駐車できそうな 駐車場になっていまし たそれは神社の駐車場でし た駐車場には白地に黒い文字で学業成樹 長寿祈願と書かれた登りが何本も立ち並ん でいます スーザンになんて書いてあるのと聞かれて 私は学業上手の意味を教えまし た日本の文化なら何にでも興味を示すスザ はとてもはしゃいでいて神社の中を見たい というので一旦ここで車を降り神社の中を 見て回ることにしました 私も多くの神社を見たわけではないですが 外からの眺めは神社としては珍しい感じが しまし た兄弟はお城のような高い白い壁の兵に 囲まれ全く中が見えませ ん兵の切れ目に鳥居が立っていてそこを くぐって中へ入りまし た中を見て驚きました ものすごくびっくりするくらい綺麗なん ですそしてとても 広い手入れが行き届いた植木たち真っ平ら な砂の地面まるで京都の観光地のよう です兄弟には涼しげに小川が流れています 小川の向こう側は木がうそとしげる山が あります 兄弟に放棄を持った若い神主さんのような 人を発見しまし た年末や受験前のシーズンならまだしも この時期に若い女性が来るなんて 珍しいそれ以上に海外の方が来るなんて 初めてかもしれないとおっしゃっていまし たその男性に学業のお守りを売ってもらい スーザンにプレゼントしまし たごゆっくり休んで行ってくださいと言わ れたので慣れない長時間の運転で疲れた私 は自販期で買ったジュースを片手に兄弟の ベンチに座って少し休んでいくことにし まし た連休中なのに私たち以外に拝客はいない ようでとても静か です自然と日本の伝統建築物が大好きな スーザは興奮してい ますその時スーザが小川の先を指さして あれは何と言いまし た小川の向こう側には鳥がありました神社 の中にまたトーがあるなんて不思議だなと 思いながらその先をよく見ると山の中へ 入っていく石段のようなものが見えまし たスーザンが興味津々なので間近で見て みようと一緒に鳥居へ近づいていくとその 鳥居が女性の腰ぐらいの高さの小さなもの であることが分かりまし たスザはその小さな鳥居をくぐりたいと 言い出しまし たしかし小川沿いに兄弟を端まで歩いて 探しても向こう岸に渡ることができそうな 橋は全く見当たらないの です小川の幅は3mぐらいで苦節までの深 さしかなかったので暑いくらいの天気だし 靴と靴下を脱いで裾あげて裸で小川に入り 向こう岸へ渡ることにしまし た騎士に渡って靴を吐きなすとスーザンは 四つばになってその小さな鳥居をくぐり まし た私もジーンズを汚しながら鳥居をくぐり スーザンと顔を合わせて笑いまし た鳥居の奥の山へ登っていく石段を 見上げると私は急にその先に何があるのか ものすごく気になり出しまし たスザも同じだったらしく私たちは何も 言わず石段を登り始めまし た石段はすぐに終わって普通の山道になり まし た日光が木で遮られてとても涼しくいい 気分 ですさらに上へと足を進めていくとまた 小さな鳥居があり再び石段が始まりまし た鳥居の横には石碑が立っていて神社の 名前が書いてありまし た私たちが最初に入った大きな神社とは 全く違う名前です 地面が濡れていてさすがに四つばで潜るの は気が引けたので鳥居の外側を回りさらに 石段を少し登ると人影が見えまし た2人組の子供 です近づいていくと2人の子供たちが 小さな声で何か歌っているのが分かりまし たそれと同時にその歌声から その2人組が子供ではなく小さな老婆で あることが分かりまし た私たちに気がついているはずなのに彼女 たちは歌をやめる気配が全くありませ ん歌は聞き慣れない言葉が散りばめられて いてどうかあと10年生かして欲しいと いった内容でありがたき という単語が何度も出てくる不思議なもの でし た石段がある坂の左手に小さな小道があり 老婆たちはそこへ向かって手を合わせてい ます彼女たちはこの暑さの中毛糸で余れた 厚手のカーディガンを着てい ます背中越に私もその道に向かっで手を 合わせまし た私の動きにずられてスザも手を合わせ ます小道にはナスやピーマンキャベツと いった野菜が大量にえされてい ますその上の段には大豆のような形で表面 がガタガタの球体がありまし た大きさはバスケットボールよも2回り 小さいぐらいのものでしょう かどうやら石でできているようで光沢感が あり木の間から差し込む光に反射してい ます歌が終わると老婆たちは私たちの方を 振り向きまし たそして彼女たちの顔を見て一瞬ぎょっと しまし た老婆たちは顔が真っ赤だったんです酒色 といえば伝わりやすいでしょう かとにかく2人とも不思議な化粧をしてい まし た眉間の辺りから眉の上を経由して顎を 通って顔全体を一周するように口紅のよう なものを塗っていたの です最初は血が出ているのかと思って かなり驚きまし た驚きのあまりここんにちはと声をうずら せて挨拶すると老婆たちはさっきの神主と 同じように聞きなれないイントネーション で話しかけてき ます最初に年齢を聞かれまし た何歳かという問いに23歳ですと答える とまだ若いのでこれ以上石段を登るのは バツを ほると言われまし た細かい言葉までは覚えてないのですが バツをほるというフレーズだけ頭に残って い ます老婆たちにそう言われて石段の上に目 をやると今私たちがいる王道のある場所 からさらにに長い距離まっすぐ石段が続い ており突き当たりには大きな社があり ます代の前には人影が見えますが木がうそ としていて薄暗くて細部までは見えませ んその時スーザンが老婆たちの前で初めて 言葉を発しまし た道の中をを指さしてそこに祀られている 大豆のようなゴツゴツした石これは何です かと聞いたの ですすると老婆たちがきえという大きな 悲鳴をあげまし た日本人じゃないバツをほる今すぐ降りろ 降りろ降りろとまくし立て始めました スーザは目が青いものの黒髪で体格も小柄 なので老婆たちはスーザがアメリカ人で あることに彼女が片言の日本語を発する まで気がつかなかったの でしょう上の大きな社に目をやると老婆 たちの悲鳴を聞いたためか先ほど見えた 人影がこちらへ向かって降りてくるのがが 見えまし た動きは急いでいるようですが足が悪いの かそろりそろりと降りてき ます私は怖くなってスーザンの手を引き 足早に石段をかけおりまし たその時のスーザンの手はひどく焦んでい て冷たかっ たそうして1度も振り返らず山に入る時四 つばになってくぐった小さな鳥居のところ まで降りてきまし た2人とも急いで靴を脱いで小川を渡り 始めた時異変に気づきまし た先ほどはくまでしかなかった小川の深さ が膝に達するぐらいまで深くなっていたの ですなんとか反対岸まで渡り終えてで後ろ を振り返るとスーザンが小川の真ん中で 立ったまま動かなくなってい ますスーザン大丈夫と声をかける と決して私の前で英語を喋らなかった スーザンが英語で絶叫し始めまし た英語が苦手な私は全く何を言っているの か聞き取れません 絶叫が途切れて口をパクパクさせた後 スーザンはそのまま川の中に倒れ込みまし たその時後ろに気配を感じて振り向くとお 守りを売ってくれた若い神主さんのような 男性が立っていまし た彼は服が濡れるのも厭わず川に入って スザを抱えるようにしてこちらの騎士まで 連れてきてくれまし たスーザンは体に全く力が入らないような 状態になっており呼吸も荒くなっていまし た男性と2人でスザを抱えて車まで運び まし た男性は私たちの車が駐車場にあるのに 私たちの姿が見えないことを心配て辺りを 探していたそう ですまさかあの深い川に入って水浴びをし てるなんて思わなかったと言われ て最初はくるぶしぐらいの深さしかなかっ たんですと答えると男性はひどく驚いてい まし たさらに私たちが石を登った先で見たもの について話すと男性の顔が一気に青くなり まし たそして私たちが石段の上へ行ったことに ついて怒りまし た老婆たちについて深く聞こうとすると いるはずがないあそこには入れないように 橋を撤去したと言って男性はさらに顔を 青くして震え出しまし た続けて彼 は早く帰った方がいい今日のことは忘れた 方がいいと言いまし たもっと詳しく聞きたかったのですが男性 の尋常ではない反応を目にしてそれ以上 質問することはできませんでし たスーザの具合がので私は車を発信させ 神社の駐車場を出たのはお昼を少し過ぎた ありでし た住宅街を抜けて剣道へ出てそのまま自宅 へ引き返しまし たスーザンはその後風を引いて高熱を出し まし た数日間食べ物も喉を通らず何度か病院で を受けていまし たスーザンはその年の8月に帰国してから も顕在で未だにメールの交換を続けてい ますただスーザンはあの日のことをよく 覚えてないよう です神社の川で溺れたのは覚えてるんだ けどそれが彼女の唯一の記憶のようです 私1人がハクチュームを見たのでしょう かあの老婆たちは何者だったのか小川の 向こう側の小さな神社の正体は何だったの か気にはなるもののあそこへもう一度足を 運ぶ勇気がありませ ん今でもたまに石段を登る夢を見ることが あります 2013年2月に起きた本当の 話大学4年で就職も決まり学校生活も 落ち着いてきたので念願の車の免許を取る べく免許合宿に行っ た俺の地元は近畿なんだが合宿場所は中国 地方だっ たそこで地元が同じである4人の大学生と 仲良くなっ た毎晩話をしているうち免許合宿が終わっ たらお祝いも兼ねてどこかにドライブに 行こうという話になっ た無事免許を取得することができ後日 ドライブの日程を決めようということで 解散し た連絡を取り合い日程を決め たその日親の車を使えるのが俺だけだっ た他の人は住んでいるところも比較的近く だったためどこかで集合し原付で俺の家 まで来ることになっ た4人のうちの1人にアルバイトがあった ため夜中の1時俺の家に到着というプラン だっ たここからは聞いた話になる 4人は12時に集合し全員原付で出発した よう だ夜中だということもあり車も少なく快適 だった らしい4人横並びで交差点で信号待ちをし ている 時信号が変わるとともに一斉に走り出し どれだけ次の信号に引っかからず行くこと ができるかというレースのような状態に なっ たレースに夢中になりふと気づくと1人い なくなっていた らしい3人で来た道を戻るとその1人が 原付を脇に止めて困りはてているのを発見 し た調子が悪くて 動かなくなったのだそう だ素人4人だったがなんとかまたエンジン をかけることができ た1人の調子が悪いのでレースはやめて ゆっくり行こうという話になりそいつの 後ろに3人がついていく人形で走ってい [音楽] たしかし先ほどと原付が故障した1人も何 の問題もなく走っていたためまたレースが 始まってしまっ た気づくとまたさっきの1人がいなくなっ てい たまた故障かと思い3人は戻ったそう だするとやはり原付が脇に止めてあった しかし今度は乗っていた本人がいなかっ たどうしたのかと3人は原付を止めて辺り を探し た10分ほど探したが見つからなかった ため途方に暮れていた時脇の田んぼから 携帯の着信音がした らしいこの時一時を少し過ぎており俺が 電話したのがちょうど行方不明の彼だっ た3人は着信音に驚き田んぼの方に 恐る恐る歩いていっ たそこは該当も少なくとても暗かったと いうするとそこに行方不明だった1人がい た その時の彼の様子はまるで恐ろしいもので も見たように目を見開き涙を流し出勤して い た口も開いたまま泥だらけになり田んぼの 真ん中ら辺でつったっていたそう だ3人は焦って呼びかけたがまるで反応が なかった 全員田んぼに入り泥だらけになりながら なんとか彼を引き上げ たここで俺に別の1人から電話が入り風呂 と着替を用意しておいて欲しいということ とドライブは中止だということを言われ た俺は事情が分からないまま言われた通り にして待って た4人が到着したのは結局午前2時過ぎ だったと 思う4人は3台の原付でやってき た彼の原付は置いてきたそう だ上着で無理やり運転者と彼を縛りつけて い たまだ方針していた彼をを4人がかりで 風呂に入れてジャージを着せ たその頃には彼も徐々に回復しておりなん とか喋るくらいにはなってい た出勤もしていたため俺たちは気を使って 先ほどのことは聞かなかっ たすると彼がポツポツと話し始めた [音楽] あの時突然また原付が故障し脇に止めて みんなが戻ってくるのを待ってい たすると道の向こう側に女の人が忽然と 現れて手招きをしているのだと いう街灯に照らされすごく不気味だった そうだ 話しかけても決して話しかしてはくれず ただ手招きをしているだけだったと いうそこから先の記憶がないとのことだっ た俺たちは震えながら話す彼に何も声を かけることができずその番は俺の家に 泊まり明日車で彼の原付を取りに行こうと いうことだけを決めて寝ることにし た3人はすぐに寝つきて彼も意外とすっと 寝つき たそれを見て安心しいつの間にか俺も寝て い たこれが3時ぐらいだったと 思う4時頃誰かに話しかけられてで起こさ れた話しているのば彼だっ た俺もう帰らないといけない俺帰らないと そう言ってい たあんなことがあったため驚いたが仕切り に帰りたがるので俺は全員を起こして彼を 説得しようとし た全員で引き止めたが彼は帰らないとと しか言わなかっ た結局拉致が開かず不安ではあったが家に 着いたら必ず電話をするようにと念を押し て1人が原付を貸して彼を帰らせ たすごく不安だったがおよそ1時間後電話 がが入り無事家に着いたと連絡が来 た原付も自分のものと途中で乗り換えたの だと いう俺たちは心から安どしいつの間にか また眠ってしまっ た朝10時過ぎ電話で起こされ た彼からだったので嫌な予感がしたが出て みると女性の声だっ た電話をしてきたのは彼の母親で 泣きじゃくりながら彼が死んだと言ってい た朝彼の原付があったので帰ってきたのか と思い部屋に入ると死んでいたのだそうだ 驚いてみんなを起こし住所を聞いて すぐさま親の車で彼の家に向かっ た家に着くと警察がい た彼の母親が外に出てきてくれて中に入れ てくれようとしたが警察に止められ た昨晩一緒にいた胸を伝えると余計に 見せることはできないと言われ た母親とも引き離され意味が分からない まま外で待っていると警察署に来てほしい と言われ た結局パトカーと俺の車に分けられて警察 署に連れて行かれた運転は警官がしてくれ た 取り調べ室のようなところに4人座らされ て待っていると中年の男性が写真を持って 入ってきてこう言っ た相当の衝撃を受けるかもしれない怖い人 は見なくても いいそして写真を見せられ た全員が思わず見てしまったが 本当に驚きのあり全員立ち上がっ [音楽] た写真には仰向けになり天井に手を 突き出したまま死んでいる彼の姿が映って い た目を見開き涙を流し口からは血が混じっ たよだれが垂れてい た手は玄まで開いており血の気が引いて 真っ白だっ た中年の刑事がすぐにポケットに写真を 直して彼の様子を説明してくれ た写真では分からなかったが彼は尿も便も 漏らしており白目も真っ赤なほど充血して い た死後校では考えられないほど手と腕が 硬直してい たまた肩が上から無理やり引っ張られた ように両方抜けていたと いう1番覚えていることが肩が抜けている のになぜ手が天井を向いたままなのか全く わからないと呟いていたことだ 俺たちは震えながら昨日のことを話し た中年男性は黙ったまま最後まで聞いて くれ た俺たちの話が終わると田んぼの場所と 初めに彼の原付の調子が悪くなった場所は どこかということだけ聞いてき た昨晩彼と一緒だったうちの1人が地図で 場所を教えると男性はそこかと呟い たその後簡単な長所のようなものを取られ それぞれ家に返され た後日代表して俺が父親と彼の両親に話を しに行った 向こうの両親も警察から事情を聞いていた らしくただただ静かに泣いているだけだっ た結局司法解剖は彼の両親が拒否したので 彼の死因は真金梗塞ということになっ た後日彼の葬式があり父親と友人と列し た証拠するために彼の家の前まで来ると 棺桶がないことに気がつい たそのまま証拠を終えたがあの時彼を返さ なければという後悔がすごくあってなんと しても彼に謝りたかったので思い切って彼 の両親に聞いてみ たすると彼の棺桶は団の裏にあるのだと いう合わせて欲しいとお願いするも断られ たブレだとは思ったがお願いし続けると しぶしぶ了承してくれ [音楽] た葬式が終わるまでは無理だと言われた ため終わるまで全員で待ってい [音楽] たやがて式が終わり彼の両親に呼ばれて 行ってみるとそこには棺桶ではなく箱が あっ た高さは2m横も2mほど幅は棺桶と 変わらない幅だっ た両の扉が側面についてい た装飾も一切なくただの木の箱に見え た俺たちが立ち尽くしていると彼の両親 が正直私たちでも見るのが辛い見る覚悟が ある方だけ息子を見てやってくださいと 言っ た足が震えて 嫌な予感もしていたが俺は両開きの扉を 開け た予想通り彼はあの写真のままの姿でそこ にい た手を 突き出しおそらくまぶを閉じることができ なかったのか目の部分には白い布がかせて あっ た思わずヒっ声が出て引きつけを起こし そうになっ た俺の父親を含め全員が見たが皆同じよう な反応しており中には腰が砕けて立てなく なるものもい た全員で彼に謝った後彼の両親が事情を 説明してくれた 腕を下げるにはもう肩も外れているため 両腕を肩から切断するしかなかっ たまぶもまるでそこだけ皮膚がなくなった かのようになっており閉じることができ なかったと いう俺たちはただただ泣きながらそれを 聞き彼の両親に謝った 彼の両親はあなたたちのせいじゃないと 言ってくれたが俺たちは謝るしかでき なかっ たその後泣きながら父親に連れられて家に 帰っ た帰りの車の中父親がふと警察で中年男性 がしたのと同じ質問をしてき た地図で説明していたのを聞いたので大体 の場所を言うと父親もそこかと呟い たその場では聞気になれずその日はそこで 会話は終わっ た彼の4日が終わり父親に葬式の日のこと を聞いてみた 父親は話半分で聞いてくれと前置きをして 教えてくれ た俺の祖父が父に話したことだそう だおそらく彼の原付が初めに故障したのは かの坂と呼ばれているところ だろう今では髪の毛となっているが昔は 棺桶坂と呼ばれてい た少なくとも祖父が子供の頃はそうだっ た当時棺桶家を作る仕事はあくまでその 近辺では身分の低い人がする仕事だった そう だそのため 棺桶1つの値段も安くひもじい生活をして いたそう だまた差別もありかなりしいたげられてい た らしいそんな仕事で唯一儲かるのが特注品 だっ た例えば規制のものに入らないほど体が 大きいとか何らかの事情で規制の棺桶に 入れられないケースに特注品を作るんだ そう だ特注品の話を聞き我天が言っ た棺桶家に入らないほどの居間など早々 いるものでは ない父親は続け た手招きしていたのが女性だという天でも 思い当たる節があると いう祖父が子供の頃棺桶家を作るのが とても上手な器用な女性がいた らしいその評判は周囲に広まり気づくと 特注品の注文は全てその女性のところに 行ったそう だ寄生品はある程度作り置きしているが 特注品は信号注文が入って死体が腐る前に すぐに用意しなくてはなら ないその女性は特注品であれど注文が入れ ば必ず次の日には棺桶家を作り上げ た見た目もただの箱ではなく もちゃんとついておりとても一晩で 作り上げたとは思えない出来だったそう だちょうどその頃不審士が 会ぎ彼女はそれらの注文を全てこなしたと いうしかし最終的に特注品の注文が彼女の とにしか来なくなりどんどん私服をやして いく彼女は他の棺桶屋や周囲の農民からも 妬まれ最後は若くして斬殺されたそう だ大勢に農具や工具で原型をとめないほど 無惨に殺され田のこやしにされた らしい父親はここからは自分の予想だと いう おそらく彼が田んぼの中で硬直していたの もそのせいではない か手招きをしていた女性はその殺された 女性ではないだろうか と考えすぎだと思うしここからは祖父の 作り話かもしれ ないここまでの話は知っている人もいる だろうがここからの話は祖父からしか聞い たことがないと父親は続け た例の女性が殺された後女性に手をかけた 棺桶屋たちが彼女の家に押し入ったそう だどうして特注品があんな短期感で作れる のか 特殊な道具や方法でもあるんじゃないかと 探した らしいすると家には作りかけの特注品の 棺桶と見たこともない裁断があったそう だ特注品といえ度亡くなり方は様々なため 1つ1つの大きさや形は 違うにもかわらず彼女が特注品を先に作っ ているのを全員が不審に思ったそう だそんなさ中不信士が起こっ た棺桶屋たちはもしやと思い彼女の 作りかけの棺桶を見に行くと寸分たわわず ぴったりだった らしいもしかすると彼女が中品の注文を もらえるよう何らかの方法や呪いで不信士 を引き起こしていたのかもしれ ないまたそれが今回俺の亡くなった友人に たまたま降りかかったのではないだろうか と言って父は口を閉ざし た亡くなった彼の両親は地元の人ではない のでこの話は知らない だろう他の友人にも話して ないあの時引き止めておけばと今でも思う のだが正直怖かっ た体も冷たくまきもせず帰りたいという彼 から離れたかっ た本当に申し訳 [音楽] ない裏 エク九州のある地域の 話仮だがエスクという地域の山を超えた 地域の裏エスクと呼ばれているところのお 話現在では裏とは言わず新エスクと呼ばれ ているがじいちゃんばあちゃんは今でも裏 エスクと呼んでいるまあ裏というのは良く ない意味を含んで いるこの場合の裏というのはあえてこの 言葉を使うけどブラクの位置する場所を案 に表している 高校時代は差別の講義も頻繁にあるような 地域だったそこでのお 話今から何年か前に男の子が1人行方不明 になったその子を仮にAとしますがAは 結局自ら命を立っていたのが後に見つかっ た僕はエクの出身Aはエスクの出身だけど エクの地域にある高校に通ってい たまあ彼は友人だったあくまでだっただ1 年の頃は仲が良かった彼が1人の生徒を いじめるまで はいじめられたのは僕周りは誰も止めない 止めてくれないし見てもない防寒者ですら なかった 必死にやめてと懇願しても殴るける僕は急 に始まったから最初はただの喧嘩だと思っ て殴り合ったが彼の体格と僕のでは全く強 さが 違うでも次の日も急に殴ってきた意味も なく理由を聞くも答えないうっすらと笑っ ていたからもうとにかく怖かっ ただがある日いきなりAが学校に来なく なった僕はかなり嬉しかったでももうその 状況では誰も僕に話しかける奴はいなかっ た初めての孤独を味わっ た多数の中にいるのに絶対的な孤独だっ たそれからAが3週間学校休んだある日 先生が僕を呼び出し たお前Aと仲良かっただろう いえうんお前Aをいじめてないかえ俺が それともAが俺をいやお前が大丈夫誰にも 言わんから言ってみろ問題にもせんからえ いじめたって僕がです かこの時は本当に意味が分からなかった 先生の中では僕がいじめていることになっ ているしなので僕は本当のことを言うこと にし た本当は言いたくなかったけど俺がいじめ られてましたみんなの前で殴るケルの暴力 を受けてました し本当かお前が他の生徒も見てたか見て ましたよていうかなんで先生は俺がいじめ てるって思ったんですか誰かが言ったん ですかいやいやなんでも ない先生の態度がこの時点で明らかに おかしかったなぜか動揺している 感じそれから数分2人とも無言だったその 数分後にいきなり先生が言い出し た画な休んでるだろうなんでか分からん けど投稿拒否みたいな感じでな家に電話し ても親が出てAは今家にいないって言って くるんだよそんでな昨日やっとAと連絡 取れて色々聞いたんだそしたらAが言った のがお前が怖いって言うんだよえ俺がうん そうなんだお前が怖いって言って聞かない んだいやいや俺が逆ですけどね俺は映画 怖い しそうかいや分かったもう1回聞くけど お前はいじめてないな はいというやり取りの後を解放されて自宅 へ帰っ た実際のいじめって何人かが1人を いじめるものだと思っていた中学生の時 いじめを見たことがあったからその時の イメージをいじめだと思ったしよく聞く話 でも大体が他人数が1人にお金を戦ったり トイレで裸にしたりそういうことをするん だと思ってい たまさかたった1人の人間がたった1人の 人間をいじめるのに先生まで巻き込んで僕 1人だけをのけ者にしようとしているとは 思わなかった生まれて初めて人に対して 殺意を抱い たぶん殴るではなくぶっ殺したい本気で そう思っ た翌日から僕は学校休んだ行く気にはなれ ないし行っても1人だしと思ってただこの 投稿拒否の期間にありえないものをしまっ て僕はちょっと頭がおかしくなりかけ た怒ったのは飛び降り 自殺僕の住んでいたマンションから人が 飛び降りたたまたまエレベーターホールで エレベーター待ちだった僕の耳 [音楽] にという機械な音とその数秒後 ドーンという 音そのドーンという音は自転車置き場の 屋根に落ちたらしいのだがそれを覗き見た 時は本当に吐き気と涙がボロボロ出たこれ はただの恐怖心からなんだがでもいじめに 会っていた僕にはとてつもなく大きな傷 だっ たこれは本当にトラウマになっていて今で もエレベーターに乗れなくなった会社とか にある建物の中にあるやつはまだなんとか 乗れるがマンションにあるような外の風景 が見えるものには全く乗れなくなっ たなぜならこの時絶対ありえないものを見 た から自転車置き場を見下ろしていた僕が前 を向き直った瞬間螺旋階段が見え たそこに下に落ちている人間と全く同じ服 と髪型の人間が立っていたこれは多分見て はダメだったんだと思う螺旋階段を下に 向かってゆっくり降りて行ってたんだ すごくゆっくり下を向いたまま歩いていた 下にあるものとうり2つの人間 がここでエレベーターが来た時の合図の ピンという音が鳴ったのでビクッとなって 後ろを振り向い たそこにもいたいたと思う多分いたん だろうでもよく覚えてない今考えればいた のかと思うけどその時はいたと思っていた ピンという音に振り返った瞬間ドーンと 再度聞こえたん だでも今度の音はエレベーターの中から ドンドンドン ドン僕はもう発狂状態になってそれから 倒れたよう だすぐに病院へ連れて行かれた見たもの 聞いたものを全て忘れるように医者から 言われて薬も処方されてそれから1週間 経っ たその頃にはだいぶ良くなっていたんだ けど本当は親や医者を騙していた 良くなってなんかなかったむしろその時 からそのドンという音はずっとついて回っ てい たその後学校に行こうと思い出した頃Aの 存在を思い出した僕がそもそもこんなこと になったのもAのせいだあいつがあんな いじめをしなければこんな目にも合わ なかったあいつは俺をこんなに合わせる ようなやだからいなくなればいいそうだ このドーンという音に 頼もうと本気で思ってい た僕は本当におかしくなっていたんだと 思う本気でこの殿主にお願いしてい た次の日学校に行った僕は昼休みの時相待 したいと先生に言った先生も僕がどういう 状況かを知っていたのですぐOKしてくれ たAはその日も休みだっ たそのお帰りがけ 先日講義で差別をなくそうという話を学校 でしていたおじさんに出会ったそのおじ さんはAのおじさんに当たる人で何度か 会って話したこともあっ ただけどそのおじさんが僕を見た後からの 様子や態度が明らかに おかしい最初見かけた時は普通に挨拶をし たのにその後僕を2度みのような感じで見 ていきなり ああとか言い出した僕はこいつも絵に なんか言われてんのかという感じで被害 妄想を爆発させて軽減な態度のこのおじ さんを無視してで切ろうと思っ たその時急にそのおじさんがブツブツ ブツブツお経のようなものを唱え始め た僕はぎょっとしてそのおじさんを見た いきなりあって ああなどとわけのわからない態度を 取り出しそれだけならまだしも僕に経を 唱えたの だ生まれて初めて自分から人を殴った 言い訳がましいけど精神的におかしかった から殴ることの善悪は全くなかったただ イライラだけに身を任せた 感じいきなりでびっくりしたのかそのおじ さんもうずくまってうめいていたが無視を して蹴りを入れたAの親戚というだけで イライラしていたのもありおいお前らの 家族は異常者の集まりか人を貶めるように 生きてんのかお前差別をどうのこうのって 言ってたけど自分がする分には構わんのか なんとか言えよという感じでずっと蹴り 続けていたでもここで再度予想外のことが 起き たおじさんがいきなり大声で笑い始めたの だなんだよ気持ちわりいきなり笑いやがっ [音楽] てお前かお前やったん か意味わかんない何がおかしいんだ よやっと会えたわそりゃええもだ なおじさんが何を言っているのかは意味 不明だっ たはお前ら家族で俺をいじめようとしてた ん かするとおじさんが おいお前がどうしようが勝手やけどその子 がたがるぞ兄貴は許しても俺は見逃さんぞ 何言ってんだお前頭おかしいのかおい君は ちょっと黙ってろおじさんがいいって言う まで黙ってろいや意味がわからないよ ドいきなり耳元で音が鳴った僕はビクッと して振り返る 目の前にのっぺりとした細表の顔が血 だらけのままピクピクしながら笑っていた 僕はまた発狂し たこの顔の見え方がかなり異常で通常人間 の顔を見る場合に半分だけ見えるというの はありえ ないでもこの目の前の顔は例えて言うと テレビ画面の中にある顔がカメラのせいで 半分だだけ途切れてて半分は見えている 状態その瞬間Aのおじさんに力いっぱい 殴られて僕は意識を失っ た目が覚めた時僕は家の自分の部屋では なくリビングの隣の両親の寝室で寝かされ ていた時間を見ると午後8時リビングから の明りが漏れていて両親が誰かと話をして いた起き上がり寝室のドアを開けてその 人物を見た時僕はすぐに飛びかかったAの おじさんとAのおばさんに当たる人がそこ に座って両親と話をしていた からそれを見た瞬間もう飛びかかってい たすぐに親父に抑えられたけど僕は構わず 吠えていたAのおじさんはごめん本当に 悪かったねと繰り返していたけどどうして も許せなくて親父の腕の中でもがいてい たすると母親がいきなり僕の頬を引っ叩い てあんたも話を聞きなさいなどと言い出し ていたけど僕はもう親にまで裏切られた 感じがして家を飛び出そうと思って親父の 手を振りほどき自分の部屋に向かって上着 と財布を取っ ただが上着を羽織うとした瞬間上着の腕の 中に自分以外の手があった感触がして再度 を叫ん だ両親とAの叔父おがすぐに生きてAの 叔母がブツブツお経みたいなものを唱え 始めて叔父が僕の服を掴んで踏み始め た父は青めてそれを見ている母は一緒に手 を合唱して僕を見ていたこの時はマジで 自分が狂人になったのかと思っ た数分後僕も落ち着いてきて両親とAの おじおと共にリビングへ向かっ たそれまでの短い時間Aのおじさんは ずっと僕に謝ってい たそれからのリビングでの話は今でも忘れ られないしそこで再度怒ったことも忘れ られ ない以下は会話AAのおじさんが本当に 殴ってしまってごめんなと言っ たいやいいですこちらもイラしていました のですいませ ん僕の言葉を聞いて親父ががお前何かした のかと僕に聞いてきたのでAのおじさんを 殴ってしまったことを正直に言ったすると Aのおじさんはああいやそれは俺が君を見 ていきなりお経とか唱えたから嫌な気がし たんだろう君のせいじゃない俺がいきなり 過ぎたのがいけなかったんだ から親父が申し訳ございませんそれは聞い てなかったのでと言った僕はえ何の話し てるの僕がAのおじさんを殴っておじさん がいきなり とここまで行って気絶前のことを思い出し たあれ俺気絶する前何か見た わするとおじさんが言ったうんそうだろう な 俺は君を見てすぐ気づいてな何かがい るってそれでお経を唱えたんだ よ何かって何ですかと僕の母が聞くとそれ にはおばさんが答えたえっとね私らが住ん どる地域がなんで裏くって言われてるか 知ってるえっと失礼かもしれませんが差別 的な意味ですよ ねそれはそっちだけの認識ですねおじい さんやおばあさんによく言われたでしょ裏 エスクには近寄るなっ て言われましたねでもそれは差別的なもの だと思ってましたけど違うんです かいえそうですそうなんですけど差別が あると言っても今も言い続けるのは裏の 歴史がちょっと異常だからなん ですおばさんの言葉に親父が言ったいや私 も妻も生まれはエスクだからその辺は 分かってますけど集落系での差別ってどこ も同じようなものでしょだから異常って いうのは分かり ますAのおじさんが言ったそうだろうそう いう風に囚われてしまってるんだ裏エスク はブラクだからってこでも他国の門の 集まりでもなく昔からこの地域に住んでい たもんの集まりなんだええただ違いが 私たちには ちょっとすると僕の母が言ったあれですか あの奇問がどうのとかっていう話です かおじさんが言ったうん着の話かまそんな 感じなんだろうけど裏にうちと同じ苗字が 多いだろうええ多いですねA君のととおじ さんの家は親戚だから当たり前だけどそれ にしても多いですねエクは全然いないのに ウエスの出身者では結構見かけますし ねあの辺は昔から霊の通り道って言われて てなならすとかそういうの聞いたことない ですかまあその地域はそういう地域でして うちらの家計はほとんどが霊感があるって 言われてたんですねそれが原因で発狂する ものもいればいきなり何するかわからんて 感じでいつの間にかそういう集落になって いて差別されるようになったんです わでもそれだとウスクはかなり広いから おかしくないですか おじさんのとこの家計だけで裏エスク自体 がそういう風に分かれますかねああ別れる んだろうな最初は34件の家のもんが発狂 し始めてでもそれが村中で広まって最終的 に450件も起きればその周辺自体が おかしいって思われるだろうし昭和の時代 にそんなアホみたいな話を新人深く聞く 人間が少なくなってきてるし なおじさんの話を聞いて僕の親父がそれで もそれでブラになるんかなと言ったAの おばさんが言ったまあうちらの家計では そう教わってるんですだから生まれてきた こには幽霊が見えるってことを前提に接し ているみえんこもいるだろうけど霊はい るって教えてるんですよ いやそれと僕が体験してるのとおじさんの 話と何が関係するんです かそう言い放った僕を見てAのおじさんが 言っ た君最近Aの様子がおかしくなかった いきなり学校休んでるのは置いといてそれ 以外になんかおかしいことなかった か最近っていうかわかんないです急に殴り かかってきたりしてた けど急にか何も言わんかったかいや急に 意味わかんないしあそういうことかAが急 に異常になったってこと霊が見え始めて 発狂し始めたんですかいいやAはまともだ でも何をすればいいか分からんかったんだ えまともじゃないですよあいついきなり 殴り始めたししかも笑いながらみんな怖 がって僕を助けようともしなかった し君な殴られた時怪我するようなことはさ れてないだろういや殴ること自体は悪い ことだからかってるんじゃなくてなうちの 家計での霊を見つけた時の対応は笑うこと なんだだから異常者に見られることもある けど 普通は無視してるんだけど なおじさんの言葉に母が驚いて言ったと いうことはうちの息子に霊がついてい たってことです かAのおばさんが言ったうん今もついてる それとベランダに何か見えるえ何ですか ベランダです かここで僕は気絶する前見たものとは別の ものを見て発狂しそうになっ たおばさんは絶対ここには入れないから 大丈夫だと言った親父には見えてないし もちろん母にも見えてないようだっ たAのおじさんが続け たそれでね君にはちょっとついてるんだえ あれか飛び降りのやつ見てしまったから いや違うよあれは多分たまたま本当に偶然 でもその偶然がベランダのやつでそれ以外 についちゃダメなやつがついとる えうんそれがついちゃだめなんよ厳密に 言うと霊とかじゃなくうちの家計ではまま るって言うんよそれを言葉には出しちゃ だめですよすぐ映るから すると僕の母が即座にそのまるまるという 言葉を口にし たこれで私についたから息子は大丈夫 でしょう かいやそういうもんでもないけど本当に それは言わないで ください息子が困るのは一番嫌ですから 多分それをするともっと困ります て僕はもうやめていいよっていうか何なの 俺が例に呪われていてAはそれを見て俺を 殴ったのでもそれはおかしいだろうそんな んしますか普通っていうか笑いながら殴っ たらいいの霊が追い払える のAのおばさんがごめんねそういう風に しか教えてなかったからだったんだろうね お祓いする時はな笑いながら相手を 追い出すんだこっちは余裕だお前ごきと いう感じでなで取り憑かれてるものを叩く とついてるものが逃げ出すって感じなんだ よもちろんお経だったりお間だったりが 必要なんだけどあいつは見よう見真似で やってしまったんだろう なAが休んでいる理由は君が怖いという ことなんだま君についてもが怖いってこと なんだけど なそれから数分そういう話をした後Aの おばさんがお祓いをするための道具を駐車 場へ取りに行っておじさんが僕を守る形で 周りを見張っていたその後準備が整ってお 祓いが始まったけど今まで見たどのお払い 方法よりも異常だった神社のなお払いでも なくお寺のように経を唱えながら目を叩く わけでもないただただ笑いながらお経読ん でる 感じそのお経もお経という感じではなく ブツブツブツブツ繰り返していて小声で ただ話しているような感じだっ たそれから何度か手を叩かれたり頭を払わ れたりしたそれが終了しておじさんがもう 大丈夫と僕に言っておばさんがもう見え ないでしょというのでベランダを恐る恐る 見てみたが何もなかっ た次の日から僕は普通通り学校へ行くよう になっ たただしエレベーターは1人で乗ることが できないのでいつも親と一緒に乗ってい ただがこの日Aに異常が起きたようでその 日の夜にAがいないんだけど君の家に行っ てないかという連絡がAのお父さんから あって次の日からおじさんやAの両親が 捜索願いを出して探したらしいがAの部屋 に家出をすると言った感じの手紙が置いて あって家出人の捜索のため警察が操作を するということはなかったそうだ Aの親が電話をしてきた理由はその手紙に 僕の名前が何度も書かれていたからだそう だ僕は例が乗り移っていたからという理由 があったからと言ってAを許してはい なかったからどうでもいいと思ってい たAが行方不明になって3日目の朝 ドーンという音が聞こえて飛び起きた 僕はもうそんなことはないと思っていた から本当に汗がびしょびしょですぐに親の 部屋に駆け込んで少したって夢での出来事 だったことに気がつい たというかそういう風にしておいたただ その日Aが飛び降り自殺をしていて時間帯 も朝型であったと聞いてその夜から怖くて 1人で寝ることができなくなった 衣装が見つかっていることから自殺で 間違いないようで衣装の中には僕当ての 部分がありごめん本当に悪かった多分俺 たちが住んでいる場所はちょっと頭が おかしい家系が多いんだと思う自分の家系 のせいにしたくないけどお前を殴ったのは 本当に悪かったごめんと書かれてい たそれから次の日の夜おつがあって僕も 両親と共共に行ったんだけど僕はすごく嫌 だったただ親が一応食養だけはしとかない と変なことがあったら嫌だろうというので 仕方なく行くことになっ たおつやもかなり変わっていて通常のお つやと違い家などはなくその代わり紙にA の名前が書かれていてそれを棺桶家の側面 にびっしりと貼り付けていて近づくのも嫌 になるような武器みさを漂わせてい たおじさん曰く写真を置くと写真の顔が 変形するんだよそれを見るのが耐えられ ないほど機械なものだからこの地域では こういうやり方でやるんだ名前の書いた紙 をびっしり張ってあるのはこいつはAだ まるまるではないんだという証なんだとの ことだっ たその時Aのお父さんが僕に話しかけてき て迷惑かけてごめんねとAが家でした時に 書いた手紙と衣装を見せてき た衣装の部分は蒸気の通りだがこの時は 本当は見たくなかっ [音楽] た家出をしたさに書かれた手紙には裕介に あいつがついていたんだけどずっと俺を 殺そうと見張っているおじさんが裕介の あいつをお祓いしたからもう大丈夫って 言ってたけどあいつは俺に来たみたいでも お父さんはあいつをお祓いできないだろう しお母さんの家に行ってきます行く道で あいつがついてきたら他に行ってみるねと 書いてあったAの両親は別居中だったので Aは母方の実家に向かったらしかったが そのまま行方不明となったそう だただなぜか警察は家出だと言って行方 不明というよりは家出人としてしか扱わ なかったそう だその手紙は本当に見なかった方が良かっ たと思ったあいつとか書かれているし意味 不明なのでその日までの現実離れした 出来事をかなり思い出して怖さで震えてき たAが飛び降りた時間が朝方だったことも 怖さを増してここには痛くないと本気で 思った僕がおかしかったんじゃなくこいつ らが異常だと思ったお経もなく変な平屋の ような場所に棺桶が置かれていてびっしり とAの名前が書かれた札を張っていてその 挙句親戚の何人かは笑っているのである うちの両親もさすがにこの状況が怖かった ようでもう帰るかと挨拶も早々に切り上げ たそれから数日後Aのおじさんが両親に 行ったのは僕についていたのはAのおばあ さんでAのおばあさんが霊のまるまるに なってついていたとのこともうそんな話は どうでもいいから聞きたくもなかったけど 聞いておいてとのことなので聞かされ た飛び降り自殺をした人もウラエスクの 出身者でまるまるに追いかけられていたと の こと僕に取りついた理由はわからないが 以前Aの家に行った時ついたのかもしれ ないというこだっ たそこで僕も怖いと思っていたことを2つ 聞いた1つ目はおじさんに殴られる前に見 た 顔2つ目は飛び降りをしたはずの人間が 階段にいて下にある遺体の元に行こうとし ていたがあれは何なの か2つ目については死んだ人間は死んだ ことを分からないことが多いだから下に 自分がいたので取りに行こうとしたんじゃ ないかなとのことだっ たただそこで邪魔をされると呪いを かけようとする らしいここで僕は邪魔をしてないと口を 挟んだ ところお前エレベーター呼んだだろうピ ンって音が邪魔なんだよとおじさんの口調 がかなり強い言い方に変わった本当に飛び はねそうになった僕の両親もかなりビビっ てい たお前な見ちゃダメだろ俺はいいがお前は ダメだろ見んなよ俺を見んなよなあおい 聞いてるか おいさすがに親父が怒って何言ってんだ怖 がらせてどうすると言うとBさんがビクッ となってあごめんなさい申し訳ない ちょっと来てたので聞いてみようと思った んです申し訳ないと言って口調を戻し た見てはダメだったと言っても見たくて見 たんじゃないからもういいだろうなと自問 自とのようなものを繰り返しその後僕に 向かってもう絶対大丈夫本当に申し訳 なかったこの亡くなった人もまるまるに 追いかけられていてゆ君に乗り移っていた あいつに怒ってしまって君のとこに来た みたいとのこと1つ目の質問については それがまるまるとのことだっ たそしてAのおばあさんがまるまるになっ てしまったでもAの父親が自分の母を消す のは心々ないとのことでお祓いを避けてい たそうだただしAがなくなってしまった ためさすがにもう腹を決めたようでお祓い を昨日済ませた らしいそしておじさんが帰るとのことだっ たので玄関で見送りをし たおじさんが玄関を出た直後いきなり 笑い声をあげた あ僕はビクってなって膝から崩れた親父は やっぱあそこの連中はおかしいわと怖さ からか本当に怒っているのかどなる感じで そう言ってい た母ももうあの人たちに関わるのはやめよ ねと言い出して涙目になってい たあんな話をしていて笑いながらお祓い すると聞いていてもさすがに家を出た瞬間 あんな笑い声を張り上げている人と同じ 人種とは思え ないおじさんの笑い声が聞こえなくなって そこで初めて3人とも動けるようになり リビングへ戻っ た僕があいつらおかしいよ絶対異常だっっ てっていうかあいつエレベーターで帰った のかなと言ったら親父があいつとか言うな 一応年上なんだからはあもう関わらんよう にしとけと言って玄関の鍵を締めに行った だがその直後早く帰れという怒鳴り声が 聞こえて心臓が止まりかけた親父が鍵を 閉める前に夕刊が郵便受けに入っていたの でそれを中から取ろうとしたら上の部分に 引っかかってしまって外から取ろうとした らしいしかしそこにはAのおじさんがまだ エレベーターホールでニヤニヤ笑って こっちを見ていたそう だ親父はぶち切れていて警察呼ぶぞとか 言い出しており横の家の人とかも出てきて おじさんはえいや今帰ろうとしてたとこ ですよえ何ですかとか言っていたそうだ ただそう言った瞬間またケタケタ笑い始め てエレベーターに乗って帰った らしいその後両親と一緒に有名な神社に 行ってお祓いを受けて家を引っ越し たエスクからは移動してないため同じ学校 の地域だったが僕は他の地区の学校に転入 をしてもらいそれ以降は一切裏エスクには 近づいて ない今は新エスクと名前を変えているが 地域性自体は変わってないようでであり いこの通うエクの学校では未だに童話教育 があり地域は言わないものの差別的なこと が現実にあると教えているとの ことAのおじさんに関しては一切関わりを 立っているため今はどうなってるかは 不明うちの両親はこの事件まではウスクに 関しての差別意識は皆無だったがこれ以降 はかなり嫌して その地域の人たちとの関係をかなり制限し て いる僕はそれ以降霊的な出来事は起きて ないけどエレベーターだけは1人では乗れ ず恥ずかしながら1人で寝ることもでき ないので大人になった今妻にすごく馬鹿に されている 状態あの出来事が終わった直後の頃は トイレに行く時も親を起こしていちいち 行っていたぐらい 心身が恐怖で埋まっていた僕に関しては ウラエスクの出身と聞くと差別というより も恐怖だけが全身を駆け巡り話もできなく [音楽] なるこれは現在進行中のお話 一応自己責任系に入るかもしれないので その点ご了承の上お聞き ください78年前僕はパワーストーンに はまっていて色々集めていまし た理由は別に不思議な効果を期待したりで はなく単純に綺麗だった から男のくせにキラキラしたものが好きで でも当時社会人になったばかりの僕には 高価な宝石なんて到底手が出ないので安価 なパワーストーンに流れたわけ です1度集め始めると熱が入るもので気が つけばちょっとしたコレクションと言える くらいいろんな石を集めていまし たある日ネットオークションで掘り出しも を探していた黒い卵型の石を 発見ラブラドライトのエッグで縦10cm ぐらいの大き さラブラドライトは自分も何点か持ってい ましたが紹介写真のそれはそのどれよりも 綺麗で神秘的な光を放っているように見え まし た欲しいすごく欲しい なぜか異様に引きつけられ価格を見ると 意外なことに即決で破格の値段 設定ほとんど捨て値と言ってもいいくらい でこんなにグレード高そうなのにと首を かしげまし た同じ石でもグレードで価格もピン切り ですがどう見ても最高級の一品にしか見え ませ ん出の説明を見ると海外旅行の際に買った ものということで一度人の手に渡ったもの だからこのくらい安くないと売れないのか と納得しまし たコパワーストンに関しては他人のオフル なんて絶対NGという人もいます から僕はそういうのは全然気にしない分 だったのですぐ落しました ほどなくしてその石が届きまし た丁寧に梱包されていて写真で見た通り すごく綺麗なラブラドライト あまりにも安かったのでもしかすると写真 とは別の安物が送られてくるとかと一松の 不安もありましたが間違いなく写真の石 でした いい買い物をしたと上期限で出品社にお礼 を言おうとネットにアクセスするとなぜか 出品社の登録情報は削除されていまし たその石は見れば見るほど美しく青白い 輝きを見ていると何とも言えない硬骨感を 得てその日はその石を握りしめて眠りまし た ですがその夜妙な夢を見たん ですどこかの薄暗い森の中僕は1本の 大きな木に縛りつけられていて目の前には 小さな子供たちが10人ほど立ってい ます子供たちは全員黒髪で肌は浅黒く半裸 に近い 服装まるでどこかの千民のよう ですその子たちが一応に私を指さして なーる ナーシと繰り返すの です ナーシ意味が分からず呆然としていると 頭上でズルズルっと何かが動くような 気配何かとてつもなく大きなものが私が 括り付けられている木の上に いるしかし確認しようにも首が動かず上を 向け ない目の前では子供たちが変わらずなーる ナーシと繰り返してい ますよく見ると子供たちは全員無表情で まるで正気を感じ ない急に恐ろしくなった私は無が夢中で身 をよじってで逃げようとしてそこで目を 覚ましまし た息は荒く全身汗でびっしり心臓は激しく なっていまし た時計を見るともう朝そこでさっきのが夢 だったと理解して アンド変な夢を見 たシャワーでも浴びようと2階の寝室から 1階へ降りると当時一緒に実家に住んでい た姉と遭遇しましたああ姉ちゃん おはようおはよう何それ目どうしたの め姉に言われて鏡を見ると右目が真っ赤に 充血していまし たそれから数日僕は頻繁にこの奇妙な夢を 見るようになりました木に縛られている僕 なーるナーシとつぶやく子供たち木の上に いる大きな 何かその度汗だくになって飛び起き夢だっ たとアンド する何か重要な意味があるのかもしれ ない最初こそさほど気にしなかったものの こう続けて同じ夢を見るとただの夢だと 片付けることもできなくなってきまし たそしてこの夢を見た後は必ず右目が集結 しているの です思えば夢を見るようになったのは霊の 黒い石を購入して からあの石に何か関係があるのかもと思う ようになりました 購入してからというもの僕はあの黒い石を 常に持ち歩いていまし た見つめていると不思議な硬骨感に とらわれ肩も手放したくなかったん です外出する時はポケットに入浴の時も 一緒に持ち込んで眠る時も手に持って 文字通り肌離さず大切にしており今思えば 少し異常なほどでし たでも夢のことを考えるとなんだか不気味 にも思えてき てリビングでテーブルの上にその石を置い てじっと眺めていた 時その日はたまたま親戚の家族が遊びに来 ていたんですがその親戚の小さい子供2人 が 僕が見ている石に気づいて近づいてきまし た5歳のS君と7歳のけい ちゃん何見てるの何それ見せて見せ て今までこの石を誰かに見せたことは なかったのですが子供にせがまれるとダメ とは言えず2人に見せてあげまし たすごい 綺麗だね あはしゃぐけいちゃんとは対象的に怯えた ような様子のエス君僕がどうしたのかと 聞くとエス君はそれ 怖いなぜかS君は石を怖がっていまし たケーちゃんは何それと笑っていましたが その場は何もなくまた2人はは一緒に外へ 遊びに行きまし たそれから夜になって夕飯も終わり そろそろ帰ろうと親戚の家族が帰り自宅を していた 時僕はキッチンで洗い物を片付けていたん ですがふと背後に誰かが立つ気配を感じて 振り返るとそこにはけいちゃんが立ってい ました けいちゃんどうした のなんだかけいちゃんの様子がおかしいの です真っ白な顔うつろな目つき口の端には 泡立ったよだれが垂れていまし たけいちゃんどうしたの大丈夫 かみんで顔を近づけるとけいちゃんが ぽつりと言いまし たなあ [音楽] 何が起こったのか分かりませんでし た気がつくと僕は顔を抑えて倒れていてS 君の鳴き声が聞こえてそれを聞きつけた 親戚のおじさんがやってきて僕の姿を見る なり何があったと大慌て 僕はすぐに起き上がったんですがおじさん に動かんでいいと言われて椅子にに座らさ れまし た僕は右目の辺りから出血していて ボタボタと床に血が落ちるのを方針状態で 見ていまし たなんでなんで今けいちゃんと話して てそうだおじさんけいちゃん はけーならそこにいるだろちょっと待って 今母さんがタオルを持ってくる から言われて見るとけいちゃんは僕のそば に至っていました不思議そうな顔で お兄ちゃんどうしたのと言っているけい ちゃん足元には血のついた果物ナイフが 転がっていまし たそうさっきあれでけいちゃんはいきなり 僕の顔 をでも理由がわから ないそれに僕をける直前確かに行っ た ナーシそれから僕はすぐに病院へ運ばれ ました幸いにも眼球は無事で右目の上の眉 の辺りに跡が残ったものの視力には問題 ないということでし た現場は誰も見ておらず僕の怪我は転んだ 調子にナイフで切ったということで 落ち着きまし た後でそれとなくけいちゃんに聞いてみ ましたが気がついたらお兄ちゃんが倒れて たと言っていて覚えていない 様子僕としてもけいちゃんを責める気には なれずむしろナーシと呟いていたのが 不気味であまり深く追求するのはやめまし た その後僕は黒い石を持ち歩いたりすること はやめましたきっとこれが原因だ思えば けいちゃんのことだって直前にあの石に 触らせ たこの石は何かおかしいそう考えて石を 手放すことに決めましたとはいえただ捨て てしまう気にはなれず 霊感があるという友人の豊かに相談して みることにしまし たゆかには自分の霊体験など何度か聞かせ てもらったことがありましたがいつもは 友達の間で半ばネタとして聞いていたので 僕自身豊かに本当に霊感があるのかは半身 半疑でし たなのでダメもでとりあえず連絡してみた のです ああお前か久しぶり じゃん豊かと連絡を取ったのは数ヶ月ぶり 少し断捨した後本題に入りまし た豊かお前さ霊感あるって言ってたよね あれって マジあああやっぱそういう 話なんとなく予感していたようで豊かの声 が急に妙になりまし た俺がパワーストーンとか集めてたのを 知ってるでしょ最近なんか変な感じのやつ 見つけて さうーんそれを見て欲しいって こと うん豊かは少し黙った 後いいけどなあお前今誰か周りにいる テレビとかつけてるいや部屋に1人だけど あーどうしよう なあなんかまずいの いやあまそれじゃあ明日お前日行っていい かえいやこっちから行くよ悪いしそれは いい俺が行くからお前待ってて くれ翌日昼過ぎ豊かが家にやってきまし たこの日は家族が全員出かけていていつに なくばった顔の豊かを今へ案内しまし たでこれなんだ けど僕が石を取り出すと豊かの顔色が 変わりまし たゆかはじっと石を見つめた 後お前こんなもんどうやって手に入れた誰 かからもらったの かいやあのネットのオクションで買ったん だけど ああ豊かは納得したようにうずいて大きく 息を吐きまし た普段は楽天化で陽気な性格の豊かが見た ことがないほど神妙な顔しているのを見て 僕はなんだか怖くなりまし たなあなんかそんなやばそうなやつな の俺もよくわからんけど何かのご身体 みたいなもんじゃないか な日本のじゃないどこか外国のまちゃんと した場所に預けた方がいいわあんまいい 影響はないと思う [音楽] し豊かは一呼吸置いて お前さ目大丈夫か右目 えドキッとしまし たあの奇妙な夢を見た後は必ず右目が充血 するの ですこの石見てるとさなんか目が痛くなる なんかあるんだろうなこれ もそうして豊かが続けましたなあこの石 よかったら俺が預かる かいきなりの意外な言葉に正直面食らい まし た俺の知り合いにこういうのちゃんと保管 してくれる人がいるんだその人に渡して やるよこれ以上ここに置いといてもあれだ し な豊かの申し出は正直ありがたいものでし た僕としてもすっかり恐怖心が芽ばえて しまいこの石を手放したいと思っていたん ですいや俺は助かるけどいいの ああま乗りかかった船だよ多分その子らも その方がいいだろうし なありがとう助かるよえその子 らってお前の周り子供が大勢いるなんか 全員お前のこと指さしてる ぞ正直血のけが引く思いでし たじゃあ受け渡しが終わったら連絡する よその日は石を豊かに持ち帰ってもらい僕 はやっと木から解放されたと思いまし た今日からは安心して 眠れるそう思って寝床に着いたんですが また夢を見まし た気がつけば薄ぐらい森の 中大きな木があって半裸の子供たちがいる ここまではいつもと 同じ違ったのは子供たちが全員で僕に しがみついて目の前の木に括り付けられて いるのが豊かだということ と豊かは怯えた顔で僕に何か叫び必死に身 をよじって逃げようとしていまし た見ると彼の右目はえぐられていて血が 黒い泥のように流れて いる僕も必死に逃げようとするけれど子供 とは思えないものすごい力で抑えつけられ てそれが10人もいるのだからびくともし ない なーる ナーシ子供たちがつぶやくと豊かが 括り付けられた木の上の方で何かが動き まし たいつもは見えなかったけれどこの位置 からは 見える 大蛇青白い鱗の大きな蛇が木を伝って豊か の方へずりずりと降りてき て豊かの頭の上で大きく口を開い た豊かは泣き叫んでいましたただ彼の声は 聞こえ ないそのまま彼の顔がすっぽりと蛇の口に 収まり蛇が身をよじるとあっさりと豊かな の首はちぎられてしまいまし た僕はそれを呆然と見てい て木にくくりつけられた豊かの胴体の上で 蛇がこちらへ顔を向け た右目のない 蛇そこで目が浅めた時間は早朝息が荒く 心臓は激しくなって いる全身汗びっしりで顔は涙で ぐしゃぐしゃ しばらくベッドの上で自分の体を抱きしめ て泣いていまし た豊かが死んだ蛇にくれ たでも夢あれは夢だただの 夢自分にそう言い聞かせてそれでも 落ち着いてから念のため豊かに連絡しよう かと思いましたが妙な不安に駆られて 向こうからのその後の連絡を待とうと決め まし [音楽] た豊かが交通事故で亡くなったと知ったの はそれから4日 後車で走行中トンネルの入口付近で反対 車線に飛び出して対抗者と衝突したそう でした 僕が事故現場へ行った時にはもう事故の 痕跡はほとんどありませんでしたがかかに ガラスの破片やタイヤの後らしきものが見 られまし たどうして豊かは死んだん だろうその痕跡を見ながらぼんやりと考え まし た僕のせいなんでしょうかああんな相談を 持ちかけたから豊かはあの黒い石に命を 取られたのでしょう かあの事故から10年近く経った今でも 後悔の念は消えませ んあの夢が豊かの死と無関係だったとは 到底思えないの ですあの大蛇と子供たちは何なの か誰かに聞いててこの話を投稿しまし [音楽] たあの蛇はかなり周年深いよう です今でもあの夢を見るし僕の右目は白症 で見えなくなってしまっ た豊かの事故現場で拾ったあの黒い石の かけらも今僕の手元にあるん ですやっぱりすごく綺麗

怖い話・怪談・不思議な話などなど
様々なオカルト談をご紹介するチャンネル、マヨナカプレゼンツです。
今夜も極上のお話をお届け致します。

呪われた借家 0:00
留学生と神社 42:47
かんのけ坂 1:04:03
裏S区 1:30:35
ナール、ナーシュ 2:11:42

※音量のバラつき・最近の動画との話被り等
ありましたらすみません!

読み手と編集 玲緒

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◆マヨナカプレゼンツ怪談つめあわせ

◆2022年の全ての怖い話

◆怪談総集編(途中広告なし動画)

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マヨナカプレゼンツでは今後も様々なジャンルの「怖い話」を朗読して参りたいと思います。
作業用・お散歩用として使用したり、じっくり場面を想像して聞いて頂いたり、様々な用途でご利用ください。

定期投稿を心掛けていますが、予告せず投稿できない時もあるかと思いますのでご了承下さい><
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どうぞよろしくお願い致します!
(*^▽^*)

玲緒(れお)

9 Comments

  1. こんばんは✋今夜は2時間半オーバーですね🎉梅雨🐌前の蒸し暑い夜👻明日は休みなのでゆっくり聴かせてもらいます👌

  2. こんばんは🌙
    今夜も詰め合わせ5話お疲れ様でした😊
    自分も天然石が好きで、スーパーセブンとルチルクォーツのブレスをいつも身につけています。
    ナール・ナーシュの石は、なんらかの呪いのかかったとても危険な石みたいですね!
    ユタカは石に魅せられてしまって逃れられなかったのですね😢

  3. お晩です。
    今日も仕事で職場で聴いています。昨日は一睡もしていないので二日連続は結構きついです。何かのCMでは有りませんが24時間では無く48時間戦っちゃって居ます。
    今は未だ0時前!終業時間迄未だまだ長いので今回は怪談朗読を覚醒剤として頑張りたいと思います。✌️

  4. 今回も傑作セレクションでした。特に裏S区は見せ場しかないと言っていいぐらいの大傑作です。飛び降りのところの大迫力の擬音は玲緒さんならではでした。ナール、ナーシュは吉田秋生先生のコミカライズが読みたいと思いました。最高の動画アップ、ありがとうございました

  5. 玲緒さん、おはようございます☀
    今回冒頭のタイプライターを打つシーン、凄く洒落てますね✨
    体験談への導入として、とてもセンスを感じました😆
    なんか「事件記者コルチャック(ご存知ですか?)」のOPを思わせます!
    ご投稿ありがとうございました😊

  6. 玲緒さん おはようございます 昨日聞いてコメントしようと思ったら
    寝ちゃった 😅
    呪われた借家   怖い
    ですね〜ずっと母屋に霊になって住んでるなんて
    やはり不動産はあまりに
    安いのはダメですね
    何かしらありますよね
    手放すの悔しかったと思うけどこの家族離れて
    正解ですね 面白かったです

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