北海道 上士幌. 反省のランドリー帰り. 【Clockwise 94】

Hokkaido in 2023. ( Chapter 146 )
■This video. (2023/07/05)
とうとうやってしまった。旅の後半となり気の緩みと痛恨の段取りミス。
去年の反省を踏まえ今年は(迷子を)やってしまわないよう気をつけてきたが、やはりこの日がきてしまうとは。

結末からまず説明させてもらうと
結構な読み違いをして迷子となり、知らない地元の方に救助される羽目に。

その現場は
【しあわせチーズ工房】
https://maps.app.goo.gl/R7cXpUS33QNNKhQe7
〒089-3737 北海道足寄郡足寄郡足寄町茂喜登牛141−4
付近。

我々は訓子府町から国道242号を使い、上士幌空港公園キャンプ場を目指していたのだが、夕方より強めの雨が降り始め陸別町過ぎてからカッパを着用。わたくしは到着時間が当然読めなくなり、雨で携帯も濡れてどうにもならない状況に焦り始めた。
そこで242号を足寄町を抜けず、手前をショートカットすることに踏み切る。
ということでGoogle先生の活用しはじめたが、この安易な方法で663号という道に入る。MAPで通るのは簡単であったが結構な急坂が見えてくる。
しかしここはもう信じるしかなく、ミルクロードという道をとりあえず目指すしかないのだが状況は更に悪化し、この先砂利道へ招かれている。

クソ… まただ。

「グラベルのは好きだが今ではない。」
と呟きながら濡れきっている上着の内ポケットから水没したような携帯を取り出し、MAPをヤケクソに確認する。

見るたびにルートが変わりバグっているが、結構な距離と時間が必要と知ってしまったわたくしはかなりの無力感に襲われる。そして結構きつそうな雰囲気がでてきた父へ、あとどれくらいかかりそうなのか?とてもじゃないが言えない。

そんな雨が強く降り続け山道を押して進む途中、お声をかけていただいた地元の方が荷台のある車で追っかけてきてくれた。

何故我々を家から車で追ってきてくれたのか?理由を聞くと
止まない雨と続く山道、そして近くにはホテルも旅館もキャンプ場も何もなく心配になったからだと言う。

2023年北海道での教訓になるが
「雨が降り転びまだ雨が降り迷子になる。」
事を進めながら削除法を選択すると大きな間違いが起こることがある。

なぜなら最後は残ったものを取るしかないからだ。

☆Consequence.
車で上士幌空港公園キャンプ場まで乗せてっていただきましたが、それでもテントを張れたのは19時くらいでしょうか。この付近には幸い温泉とコンビニ、コインランドリーもあり助かりました。
あのまま走っていたとしたら、キャンプ場の到着は21時を回っていたかもしれません。
街灯がないのでもっと遅れていた可能性が大きいです。

申し訳なくて、お名前すら聞く事もできなかったのですが…
ここでお礼を言っても伝われない感情ですが本当に助かりました。

色々教えてくださる北海道の方たちに感謝しております。
ありがとうございます。

その後ゆっくり落ち着いてキャンプをできたわけでもなく、雨音と共に明日も朝から洗い立ての服を濡らして、濡れたテントを濡れたサイドバックに入れて出発。

というこの翌日近況ですが、迷子後の解放感の方がちょっと上でした(笑)

■ルートマップ■
第一章 苫小牧から宗谷岬まで
https://www.google.com/maps/dir/%E6%B8%AF%E5%85%AC%E5%9C%92/%E3%83%A2%E3%83%A9%E3%83%83%E3%83%97%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%97%E5%A0%B4/%E3%83%9D%E3%83%AD%E3%83%94%E3%83%8A%E3%82%A4%E5%9C%92%E5%9C%B0/%E6%81%B5%E5%BA%AD%E5%B3%A0/%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%83%98%E3%83%B3%E3%82%B8/%E6%9C%AD%E5%B9%8C%E3%83%89%E3%83%BC%E3%83%A0/%E7%8B%BC%E3%82%B9%E3%83%BC%E3%83%97/%E3%81%97%E3%81%AE%E3%81%A4%E5%85%AC%E5%9C%92+%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%97%E5%A0%B4/%E3%81%9F%E3%81%A3%E3%81%B7%E5%A4%A7%E6%A9%8B/45.5216793,141.9374947/@44.453408,141.2783358,7.23z/data=!4m82!4m81!1m5!1m1!1s0x5f75109490e2fa19:0xe81fc2cbf736c22e!2m2!1d141.6213625!2d42.6331164!1m5!1m1!1s0x5f753b79322a8431:0xe1c6d3b0fb4376b1!2m2!1d141.4082349!2d42.7433968!1m5!1m1!1s0x5f753a750380eff9:0xf1cace24b924259!2m2!1d141.3249382!2d42.7985983!1m5!1m1!1s0x5f7531c308361a03:0xed1fa55db76a98ef!2m2!1d141.3041209!2d42.8387222!1m5!1m1!1s0x5f752b833c59ae6b:0x6cee7c065baec698!2m2!1d141.3667215!2d42.922852!1m5!1m1!1s0x5f0b2ac1a43d6fc7:0x2a76b1aae78ab68b!2m2!1d141.4097379!2d43.0151351!1m5!1m1!1s0x5f0b2a266770a41b:0x2c9a285beecce2c6!2m2!1d141.3573242!2d43.0465144!1m5!1m1!1s0x5f0b37d1151c1e93:0x7b0457a3affd207a!2m2!1d141.644621!2d43.2126237!1m30!1m1!1s0x5f0b48300b24bb03:0xb300242a13e14b6e!2m2!1d141.6624972!2d43.2227091!3m4!1m2!1d142.4552279!2d43.6739254!3s0x5f0cc330bd4c61af:0x611850024df7f226!3m4!1m2!1d142.1646392!2d44.7269892!3s0x5f0e05d597231d6d:0xd93f720e050699b3!3m4!1m2!1d141.7560935!2d44.9337349!3s0x5f0e3b36167f9567:0xcbe311a03aa08ae3!3m4!1m2!1d141.5749726!2d45.2308766!3s0x5f0fd64a92ab274f:0xac52148dc0d0442c!3m4!1m2!1d141.6499929!2d45.4446473!3s0x5f103d18f3ca772b:0xd4efe1c22ace4518!1m0!3e1?entry=ttu

第二章 宗谷岬から先

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■Preface.
それは2022年の5月。父親との北海道一周ツーリングを実施してから始まった。
2022年の昨年は、苫小牧より逆時計回りで北海道1周にトライアル。その内容としては、順調に襟裳岬から釧路を抜け風連湖から野付半島を堪能し、知床峠を超えて網走まで何とか走行する事ができていた。

ここまでで自転車のトラブルは二人でパンクは3回と、スポーク修理は釧路のサイクルショップで1回。どの原因も荷物の積み過ぎが要因の一つにあった。

キャンプ場もまだ開いていない5月のシーズン前となる北海道であったが、目的である最北端の稚内へ状況を見ながら進めていた。

しかし、その後スポーク折れ(計5本)などの状況悪化により、リムの修正ができない我々は最悪の事態を考慮し、応急処置しながら雄武町から急遽内陸を走り旭川へ。
そして札幌にてリム修理をサイクルショップで行っていただいたが、スケジュールの関係もあり苫小牧へ帰る判断に一致した。

なので今年は
時計回りで稚内方面からツーリングを堪能することが我々の一つの目的となった。

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動画本編は解説もなく、ただの風景動画になりますが
ストーリー追って簡単に展開してまいりますので、よろしければ順に入ってきていただけると光栄です。

次回は帯広方面に向かう予定です。

#クロモリ #北海道自転車旅行 #2023北海道

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