森戸大明神

葉山の海辺に鎮座し景色がとても良い海岸沿いの神社です。
御由緒は源頼朝公により三嶋大社の御分霊を勧請され御祭神は大山祗命と事代主命の二柱の神様がお祀りされております。
元暦元年(1184年)、源頼朝公が当社を参拝の折、三島明神から飛来し発芽したものと伝えられ、樹齢800年を誇る当社の御神木です。
飛柏槇(ひびゃくしん)は、古木が海上に乗り出した姿は非常に珍しく、葉山町天然記念物にも指定されています。
みぞぎ橋、もしくは神社裏手の階段を昇るとご覧になれます。
千貫松(せんがんまつ)は、神社裏手磯辺の岩上に切り立つ見事な枝ぶりの松の木です。
源頼朝公が衣笠城に向かう途中、森戸の浜で休憩した際、岩上の松を見て「如何にも珍しき松」と褒めたところ、出迎えの和田義盛は「我等はこれを千貫の値ありとて千貫松と呼びて候」と答えたと言い伝えられています。

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