使用済核燃料の再処理をどうするか【論点解説】

はいえ環境哲学チャンネルの大島ですはい でこのチャンネルはですねあの一般の方 はいあのまエネルギーや環境問題について あまりねえ詳しく詳細には分からない けれども関心があったりする方がま一体え この問題どう考えたらいいのかというのを 私のねえ考え方をお示しながら一緒に 考えようというチャンネルですはいあの あくまででえ参考にしていただければと 思いますさてあのえでですのであの是非 あのチャンネル登録もしていただければ 幸いですでえ今日はですねあのえ第7次 エリ基本計画にあたってとても大事な論点 ですけれどもあの意外とですねあの忘れ がちなものについてお話ししますそれは ですねあの核燃料の使用済み核燃料の再 処理に関する問題ですですはいこれ何 かって言うと えっと日本はですね使用済み燃料をあの再 処理って言いまして えプルト塩済み燃料もう核燃料ってねあの 使ったらそのままの形してるんですよね 壊れてるわけじゃない限りそのままの形し てんですねで えっと多くの国々はあのほとんどの国々は 済燃料そのものがえ高レベル放射性廃棄物 なんですで日本はですねあのとても変わっ た国で えっと使用済燃料再処理と言いましてその 中のプルト使用済の燃料の中に入っている プルトニウムを取り出してもう1度使うっ ていうもう1度っていうかはい繰り返し 使うというあの全量再処理って言うんです けども全ての使用済燃料はあの再処理する という方針をずっと持ってるんですねはい あのこれは1960年代にもうだって60 年近く前ですよあの構想してえ実際に建設 し始めてっていうもうね長い長い遠大な 計画なんですねはいまだ実現してません 実現するんでしょうかっていう問題基本 ありますはいていうかそもそもそんなこと してどうすんのって話があるわけですはい でこれをですね第6次エネルギー基本計画 っていうエネルギー基本計画って今作って んですね日本のあのエネルギー政策の基本 となるものですからエネルギー基本計画 って言んですけどもあのその え今今年2024年にそれの第7次の エネルギ基本計画作ってるんですが第6次 前回ですね2021年の エネ基本計画でもですね えっと再処理を維持するとはい推進すると いうことが確認されてるわけですはいで これ核燃料サイクル制作の推進というのが 明記されていますで えっとどすでねあのでそれのね中核的な ものがあの青森県の6箇所村にあります6 か所最処理工場っていうものなんですよ はいでこれはですねもう26回春行って 言ってま完成するまでのに26回延長し まくってるんですよねで今年の上半期はい すな 2024年度かなの神半期にあのもできる だけ早いうちに えっと進行します完成しますっていう風に 言ってるんですよま毎年のようにってか 毎回毎回ですねトラブルだったりなんか 起こってあの感染が延期延期という風に なってきたんですけれども今年こそはと いうのでみな信じてない半分信じてない人 が多いんですけどもそれは えっとおそらく政府なんかもそうだと思い ますよえだって約束守った1度もないん です よそれがね27回目なったら急に絶対 できるかつとみんな多分誰も信じてないん ですけどもあのまできるっていうことを 前提にお話ししますとえ今年できるという ことなんですよただねこれね本当にこれ 今後これまでこれから続けていくのって いうのはやっぱりねあの考えるべきでダナ エリ基本計画でもいや今まではそうしてた んだからこれからもそうするよっていうの はあまりにもねもうねえ立ちおかしくて 立ち止まって考えるべきに来ているんじゃ ないかという風に私は思いますこれあの 原子力をね推進してる方なんかもそうなん ですよはいあのこのチャンネルでも 取り上げましたあのえっと吉岡一先生のえ 何でしたっけ番組NHKの番組ありますね でそこでも焦点になったのが再処理の話 だったんですねあれはえっと2004年の 話ですねうんでえ今年もうずっとそれでも もう20年前ですけどねはいでこれをまあ ね続けるのかっていうことがあの焦点だと いう風に思いますはいで えっとじゃあですねこのプルトニウムのね えっと最初っていうのはあの意外と複雑な んですなんでかって言うとあのプルトニウ ムっていうのはねあのえ核兵器の材料に なるんですなので国際的には あの蓄積してはならない要するにたくさん 余剰のねまプルトニウムをある程度ま貯蔵 中間的に貯蔵することはあり得てもあの 大量のプルトニウム のがあの国際的なまルールなんですよ日米 え原子力協定なんかでもそうなってるん ですねでえっと日本はこれはねもう増やし ませんというのを約束しました国際的に 約束しましたこれ原子力委員会のえ 取り決めなんですけれどもえ余情プルトに 持たないということになっています とただですねこれがですね本当に6か所 工場が動いてしまったどうなるのかって いう問題があるわけですよね6箇所再処理 工場っていうのは当初はまそろりそろりと 運転するんですけれどもえっと仮にですよ 仮に本当にえま元々の計画通りっていうか 今の計画通り進んでしまったらですねあの 毎年え800Tの使用済み確燃料を再処理 しね毎年ですねえ8Tぐらいずつえ使用 済み燃料が増えていあプルトニウムが増え ていくということになりますま778T ですねえプルトニが増えていくということ になりますえそうなると今47T持ってる でしょはいだからえっと8Tずつね消費し て仮にですよ7Tから8Tずつ消費して いかないとあの余剰プルト持っちゃうこと になっちゃうんですよはいそうするとね 結局ねえっとただあのえっとその プルトニウムを消費しようと思ってもその 消費できる原発って限られてるんですよ そもそも再稼働してる量が少ないっていう のとえさこういう使用済みあの プルトニウムをもあの使用するのプル サーマルって言うんですけども プルサーマルしてる原子自体も少ないので えその8T7Tとか8Tをえ使い続け られるかっていうとすごくね難しいことに なってきますなんだねこんなこともう言っ てもう要すにあのえっと核燃料あ核燃核 兵器の材料ですよということを申し上げ ましたけれどもあのまさにえっとなんで どれぐらいかって言とですねこの7 え7Tとかねえっと 8Tとかいうのはどういうことかって言と あの核兵器1発あたりどれぐらいのね プルトニウムが使われるかっていうと大体 ですね あのaaeaが数えてるんですけどもあの えっと1発あたり8約8kg8kgの プルトニウムがあれば1発できるという風 になるわけですねで仮にね8Tずつこうね 生されるとま8Tでも7Tでもどっちでも 一緒ですけども8Tだと毎年ですね先発分 の核兵器分核兵器に相当するプルトニウム が出ちゃうんですよまちなみに47Tある から何tあるんですか えっと47Tですから大体 556005600発分の核兵器のお製造 できるえだけのプルトにもあるんですよ今 ねでそれが8Tずつ例えば7Tずつ8T ずつ増えちゃったりするとそれはね国際的 にもね大きな脅威になれるしねえ不安不 安定な状況にもなるしアメリカからもね 強い反対の声が出る可能性あるわけです はいだからまあ日本は余剰プルトニウム 持たないという風に言ってるんですけど もそのねえ辻回せができるのかということ になってくるわけですよねもし仮に今ね なんでね増えで国際的には今ねアメリカも えっとそんなに文句言わないっていうか アメリカのアメリカってね原発推進では ありますけれどもあの日本が再処理する ことに対してねえ反対するあの必あの団体 とか多いんですよね幼女プルトにせちゃ いけないとはいだからあのアメリカからも ねえ強い圧力がやぱかかる可能性も出て くるわけですでねこれがね微妙なんですよ ねなも言いますけども最初理工場今動いて ないからね増えてないだけであって動い ちゃうとねプルトニウム出てきちゃうん ですよでそのプルトニウムを消費するため だのあのプルサーマルというね使用がし なければならなくなるとこれ頭の痛いたい 問題です本当にバランスが取れるのかとで ねあとねえまともう1つ問題はあの最処理 が最処理工場が動いたとするでしょまそれ がつがなく動いたとしますとそうすると ですね今度はそのプルトニウムを確核燃料 にしなきゃいけなくなるんですよ分かり ますねでそれがモックス燃料ってね プルサーマルそのなんて言うの プルトニウム入った燃料のことモックス 燃料って言うんですけどもその加工工場も また今作ってる最中なんですよもしかに 最初にできたとしてもあのプルねえっと その燃料を作る工場が春行しなかったり 完成しなかったりあるいはなんかの トラブルで止まっちゃったりするとですよ あのえっとプルトニウムが増えちゃうん ですよ蓄積しするプルトニウムのねこれが ですね大きくこう見込み違いになる可能性 があるとで結局最初にも動かなくなる可能 性もあったりしますということになるわけ ですねであともうあともう1つ申し上げて おきたいのは実はですね最処理っての全く 経済性がありませんでこれはあの何のため にやってるんでしょうねっていうぐらいの もんなんですよはいでこれについて今のお 話に関してはあのえっと私今日この話を するきっかけになったのはえっと核情報 つってねあの田保さんていう方がこの ホームページを作ってらっしゃるんです けどもえっと えアメリカの軍縮ネジ核教育イニシアチブ の報告書ねえ核液利用可能物質 プルトニウムのを使用済み燃料の最初で 取り出す国人を厳しく批判してるとだから プルトニを増やさないと1618年に宣言 した日本は約束巡視だから大丈夫なのかと いう風にま書かれていてで詳しい解説が出 ていますとはいで今あのごくごく簡単に 述べましたがえその今本当に簡単に述べ ましたけれどもあのそういうそれに対する 詳しいね話が出ています是非まあのご覧 いただければと思いますけどちょっと 難しいかもしれませんねはいであとね さっきあの書えっと燃料の再処理に関して 経済性が全くないっていう風に申し上げ ましたけれどもあのここのねえその最処理 そのNTIって言うんですけどもあのここ のアメリカでね設立されたオバマ政権時代 のねえ国家安全保障会議のえディレクター 務めた方がえメンバーの1人になってるん ですけれどもそのかその方もとかあとモニ NTI代表ねがえおっしゃってるんです けれどもえっとなんて言ってもつ元々 アメリカのエネルギー賞長官ですオバマ 政権時代のねここに書いてありますけどね 言ってんですけどもあの最初理には経済性 はないよって明確に述べていますはいで ここですね えっとえこうですね私たちはプルトニウム の経済的を持つかどうかは分かっている 答えはノー だ書いてあるんですよ経済性全くない行為 なんですでだから実際際にはもうね プルトニウムをあの今ねわざわざ採る必要 は全くないとまもしねしたいんだったらま 100年 後100年後に100年後に何らかの懸命 な燃料サイクルにプルト関係することに なる可能性は排除しないまあそれぐらいだ ねっていうことなんですよはい今ねだって ねものすごいお金かけてんでしょ日本も はいあの再処理に関連してものすごい金を かけてますあの私は別別の観点からあの再 処理の費用のね回収可能性について えとまあの考えて計算したこともあります けども全く意味がないですあの全く意味が ないしあのなんて言うんですかね国民にけ を払わます構造にまずまたなり ますはいだから最も 愚かですねあの核核壁じゃない原子力を 利用する原子力発電を利用するという観点 に立ったとしても再処理だは破らない方が いいむしろね問題複雑かしねえ余計なねえ ことにかかず関わることになるとで国際的 にも大変な問題になりかねないと いうことですねはいだからもうこのね えっと第7次エネルギ基本計画のえ策定に あたって今までと同じなんだからこれまで と同じように維持するっていうのは やっぱりねあのなんていうか政策形成の 貧困っていうか怠慢だと思うんですようん あの日本はね一旦原子力やる原子力に関連 するともうやるって決めたらやるって 決まっちゃうんですよで絶対にねあのあの より良い選択をもう1回考え直して やり直そうとかやめとこうっていう選択 絶対にしない国なんですよここまでね カチンコチンのねえ政策形成してるとこ ないと思うんですけどもね民主党政権の時 だけ原発のねえ早期撤退とかプルトニウム 利用するかどうかっていうのを検討しまし たけれどももうねそんな議論全くしなく なっちゃったんですようんやっぱりね今回 第7次エネルギー基本計画の策定にあたっ てプルトニウムのねねえ利用再利用あと再 処理ですねそのま前の核燃料サイクルの あり方っていうのはねやっぱり見直す必要 あるしね国民的にもあのいくらね工場何 長円使っちゃったからつってねまだそれ だけで済むんですよ動かしちゃうとねあの 問題を大変たくさん出すことになるの でできる限り早期撤退が必要だという風に 思いますねよくね6か所工場6箇所村はね もうなんかね別の話ですけども6箇所村を 売ってるんだ原子力はいいんだって言っ てるんですけどもあれはねあのあの国民が の電気料金に含めて最処理費用をねあの 回収しててそれのね前払金がねがと入っ てるんですよ簡単に言えばですよだって再 処理してもないのに再処理にお金かけてん ですよ再処理料金前払い金としてね うんだからね6か所の皆さんが所得が多 いっていうことは確かにあるのかもしれ ませんが長続きしないしそれね国民的に 見ればえっと全くマイナスのことをに 向かってやってるわけですよぱねこれ国民 的なねまもちろん地域どうするのかって 課題はたくさんありますけれども謝った道 にねえっと突き進んだり地域をそれで犠牲 にしてくっていうのはよろしくないという 風に私は思います是非ですね懸命なねあの 政策決定をま第7次基本計画で ねできるようでえっと議論を進めてもらい たいという風に思いますただねエネルギ 基本計画のねあのえっと基本政策文化会の メンバーから言うとそういう議論を進め られるような人がいないんでねどんどんや れっていう人しかいません からもうねそこはね大変問題だと思います ねはいというわけでえ今日はあのちょっと 違った観点からはい第6第7次エリ基本 計画についてえ考えてみましたとねえもう ご個簡単に言うとま再処理っていうのはね えお金もかからないあお金お金もとっても ね無駄にする上にえ何の意味もないはいで しかも遅れに遅れていてえいるとで逆にね 遅れない遅れていることも問題される けれどもじゃあ動いてしまってもまた大変 な問題を引き起こすともう2ちもさっちも いかないなものになっているとここを 見直すことが本当は制作として求められて いるということをえ申し上げておきたいと いう風に思いますまそれが今回の趣旨でし たはいえチャンネル登録などして いただけると幸いです先ほどあのご紹介し た各情報のリンクなども貼っときますので 是非ご覧いただければと思っていますでは これにて失礼しますよろしくお願いします ではえ失礼いたします

核情報
http://kakujoho.net/npt/2023nti_indx.html
note(メモ書き)
https://note.com/kenichioshima/n/n9024a94e948e?sub_rt=share_pw

8 Comments

  1. 確か福島第1原発の3号機はMOX燃料だったと思います。事故前、佐藤栄作知事が危険なので絶対に認めなかったのですが、次の民主党佐藤雄平知事がgoサインを出し翌年3月に事故ったのでした。栄作知事は県庁に原発の勉強グループを作っていましたが、今はもう跡形も残っていません。汚染水のことで県庁に行った時何もわからない東電のいうなりの官僚を肌で感じました。

  2. 再処理が仮に動き出せば収集不可能な問題を引き起こすことが容易に想像できますが、再処理を前提にしないと、使用済み核燃料が負債になり、電力会社が債務超過になってしまうので、再処理というフィクションにしがみついていると聞いたことがあります。これは帳簿上の問題なので、政権が変われば何とかなるのではと思うのですが、色々難しそうですね。

  3. 核発電の歴史的な経緯からすると『プルトニウム』こそが副産物ではなくて本丸なのでしょうね。

  4. 核燃サイクルの破綻がわかりきっているのに突き進む脳みそしかない日本人
    インパール作戦から全く進歩してない事がよく分かりました

Leave A Reply