【老障介護の現実】行き場のない 知的障害や強度行動障害の人たち 「私たちが力尽きる前に・・・」限界を超えた親たちの悲鳴は国に届くのか 障害のある人と家族を支える大阪の『入所施設』に1年間密着

怒らない怒ら怒らない怒ら ないあまりにも思い障害があるため 受け入れ先がない人 たち親が倒れるまで支え続ける深刻な 実態この子供ともう真重してしまうかも しれないとかもうどうにかなる前になんと かしてほしいと かその上これまで受け皿になっていた施設 は国の方針で縮小されてい ます障害が重ければ重いほど地域で孤立し ているとま最後のま行場と言いますかもう 困り果てて山台ホームの扉を叩い てらっしゃる方なので 行場のない人を救い 続ける障害者の入所 施設およそ1年カメラが見つめまし た大阪府岸田市の山台 ホームの知的障がある人が暮らす入所施設 で店員は40人 [音楽] です 前地域の中に子供たちが暮らす場所をと 家族と地元の社会福祉法人の熱心な運動で 1997年に開かれました 国の福祉サービスとして職員44人が障害 のある人を支えてい [音楽] ます ご飯 焼 [音楽] シ知障害がありさらに資格障害や身体障害 など複数の障害を合わせ持つ人もい ますまたテーブルを叩い たり大きな声を出し たり残念で 壁の表面を剥がし [音楽] たりどうした のの特が 動に 現れる支えるのが極めて難しい人たちも 受け入れてい ます施設長の金原さん です背景は何だろう何が本人困ってるん だろうっていう本人がこう障害ゆ抱えて いるその不安とか緊張とか恐怖を取り除く ていうことがま大事だという風に のベッドは満でさらに120人を超える 待機者がい ますこれ以上の受け入れが難しいため山台 ホームは入所施設の建物の中にショート ステー実証を設けています親子さんのあの レスパイト介護疲れを少しでも取りたい からうんあのって ほしいショートステーは通常1泊か数日 程度利用され ますしかし山台ホームでは半年以上滞在を 余儀なくされている人が4人もいます そうです か国本た さん70代の母親と2人で暮らしていまし たが母親が心臓の病に倒れたため1年以上 ショートステでの滞在が続いていますお外 で寝る外で寝る外で寝る部屋で寝ないです か寝ないどうしてですか なんでよその部屋入ったあかんよその部屋 入ら ないこだわりが強く昼も夜も玄関で過ごし ている国本 さん療養中の母親に話を聞くことができ まし [音楽] た不正脈が出て痛くなってきてみたいに なってきておさも起こるようになったし 救急車が呼べなくなるんでねあの子1人 置いて行けないんで ね昼夜逆転してしまってもう家からあの外 に出てしまうとで以前もなんかお墓を壊し てしまったといったこともあるのでねま 交通事故であるとかま物を壊すであるとか お母さんのもが持たないともう家に入 るってことは不可能だと思い ますショートステーでの長期滞在はやむを 得ない場合に自治体が認めてい ます国本さんの母親は息子がずっと居住 できる障害者の住まを探していますが 見つかりませ ん考えた発狂思想ですよね 木が狂いそうに なるショートステーには国本さんより滞在 が長い人もい [音楽] ます ちょっとこどうした ん乾した方がええと思うわ 最重度の知的障害がある計算 です滞在は3年を超えてい ますこっちこっちこっちこ外行て散歩し て施設戻ってお風呂ね 入ろうん帰ってからお菓子 なそうそう首の傷は自称行為の後です 散歩してその次お風呂でその次食事って いう流れがあるんですけどそれをあまり 待てなかったりするんですねでま1時間の 間にえっとこれ変えてしまうって いう待っ て次の定を待てない時や不安になっああ 自分を傷つけたり物を叩いたり激しい行動 が現れ ますご飯呼ぶからご飯で呼ぶからまたお 部屋で待っといて うんごめん よ以前は母親がつきっきりで支えていまし たご自宅で でしていましたがお父さんま弱でお父さん にま向かっていくといけないのでお母さん がもう介護を一手に背負ってやっ てらっしゃった方です ね母親は介護の果てに 力付き福祉関係者を通じて助けてほしいと 相談がありまし たお母さんからはどんな苦しさをやっぱり もう私がなんとかっていう思いで一生懸命 あのお世話されたお母さんでただやっぱり 最後の方はもうまこの子供ともう何度も しのうかとうん思いましたっていう風 にこの親子を救いたいとショートステで 受け入れた山台 ホームそれから3年以上過ぎましたが ショートステ以外の受け入れ先が見つかり ませ ん山台ホームで入所施設に住んでいた男性 が亡くなったのは去年5月のことでした ちょっと体があの急にま動かなくなって 市民病院にま緊急入院して子そうですあの お母さんからはもうあの肺炎でえ亡くなっ たという風に聞いており ます部屋が1つ空いたので新たに1人を 受け入れ ます待機者は123あの人さんその中から たった1人を選ぶ職員会議ですえちょっと その西尾さんどう でしょう うそうです ね123人のリストを見つめる 職員障害の重さやの家族生けど親の病名 など深刻な事情が記されてい ます10位決めて入所検討委員会入所決め ないといけないけどこの名簿見たらさはい みんな1まそうそうですねで多分この状況 から悪くはなっても改善するケースじゃ ないよ な待機者の中から名前が上がったのは国本 さんやKさんた ショートステに長期滞在中の4人でし た悩み抜いた末受け入れを決めたの はさやっぱりTさんねやっぱり家族さんも けないしってところで言うと 1番うん高いのかなとは思いますはい が決まったのはTさんという46歳の女性 でし たまず今日の予定の確認したいと思い ます山台ホームに入所が決まったTさん です9ヶ月前からショートステに滞在して いました て かせ100人を超える待機者からTさんを 選んだ 理由それはTさんには家族がいないから でしたん 入院ともう手の施しのないま肺 でTさんと暮らしていた73歳の母親は 体調が悪化する 中自宅で娘を支えていたと言い ます母親の最後を知る人がいます 一緒にあのに福祉サービスとして母親の 相談を担当し親子を支えていた山さん ですこのみたいなあこの辺ですね8 月お母さんが家で動けない状態であるって でお母さんは救急半で病院の方に行っ て山さんは病院に駆けつけ母親の病を知り まし た肺がんの疑いっていうこととであの首の 方にもリンパの方が晴れてるので転移し てるんじゃないかって [音楽] いう母親の体は癌に蝕まれていてもう 手遅れでし た佐山さんは1人残された娘のことを託さ れまし たもう本当呼吸が苦しくてなかなかこう 喋るっていう続けて喋るってうこが 難しかったので筆談でどこにお金がありま すっていうの をこれは母親が書いた佐山さんへのお願い です これはこれがえっとキャッシュカードも 引き出しに入ってるのでそこから引き出し てくださいってこと で公営住宅に住んでいたTさん 親子佐山さんはその日のうちに現金や衣類 を取り出しまし た炊飯機には立てのご飯が残されていまし たお母さんの方からはもう後はもう任し とくわっていう 一言自分の最後もお骨が残るとその保管 場所とかそれをどうするかっていうので また迷惑かけるからもう骨は残さず 焼き切ってくれっていう風におっしゃった んです と診断されてからわずか5日後母親は 亡くなりまし た身よりもなくたった1人で娘を支えた 人生でし た預け先がたくさん探してもなかなか 見つからないとか対応が難しいって断られ たりとかそういう経験をお母さんも何回も されてるのでま自分がいなくなったら 行けるところは入所施設しかないっていう 感じの気持ちでおられたと思い ます母親が緊急入院した 日まずはショートステーでTさんを 受け入れた山台ホーム 家族のいないTさんをこのホームで支えて いこうと決めまし ただいぶ落ち着いて過ごしてるなっていう 印象はあるのでま安心してま過ごせる場で あり続けたいなっていうところは思ってい ます山台ホームの待機者は1人減りました がまだ122人い ますそして大阪府では施設に申し込んで いるものの入れずに待機している人が 1000人を超えたままの状態 ですこういうところで思い知的障害の人の 受け入れ先があまりにも 少ない族関係者らのグループが国と自治体 に訴えてい ます とその待機者のこう切実な実態をですね ちょっとあのうち122名のま待機者名簿 がありまして事例が非常にこう深刻なので うん入所施設の入所者を減らしていきた いっていう大方針があってう 国は障害のある人を施設ではなく地域の 住宅で支えるとの方針を掲げてい ます入所施設は増えるどころか定員が削減 され2005年以降施設に住む人の数は 2万人以上減りまし [音楽] たしかし施設に変わるの害者のグループ ホームは一般的に利用者45人に対して 職員が1人 だけ常に解除が必要な人や激しい行動が ある人はなかなか受け入れてもらえないと 言い ます失敗が多分増えるかなっていう怖さは ありますうん十分に見てあげられないかも しれないなっていう 近所の方の理解も必要ですそうです1番 大事だと思いますそれ が朝日放送テレビは厚生労働省に質問書を 出しまし た入所施設の削減を進めていることなどに ついて厚労省 は障害者が他の人々と強制することを妨げ られない よう施設等から地域生活への移行を推進し て いる地域で安心して生活が遅れるように 取り組むとしてい ます去年11 月暮らしの場を考える会は厚労省の担当者 と直接面会できることになりました はいよろしくお願いし ます失礼しますし ますじゃそうし ましょうなんとか今より安心で安全な 暮らしを願って今日は全国からたくさん 参加しており ますに受け止めていたい入所施設に頼ら ざるを得ないをお重度の障害者と家族の 思いを伝えました申しますよろしくお願い しますえ家族の皆さんは心身の限りを 尽くして子供の限界子供を限界までえ支え ていますえ力尽きて命を落とす前に入所 施設の必要性を理解し削減ではなく必要な 数を整備して ください守れないと思い障害のある人もし ます地域で 暮らすその理想と地域では生活できない人 がいるという現実 の今困っている人たちを救う手立てを求め てい ます入所施設とかグループホムを増やそう うっていう雰囲気は感じ取れました雰囲気 はないですね増やすていう雰囲気はない ですこれで終わるわけにはいきませんので こういった実態が解決するまでやはり声を 上げていき続かなければいけない とだめ だ山台ホームの [音楽] 今ショートステーでは国本さんが2年2 ヶ月Kさんは4年を超える長い滞在が続い てい ます待機者は122人のまま1人も減って いませ ん一は年後の春までに施設で暮らす人を さらに5%以上削減する方針 ですえ入所施設の定員を減らすその人たち を無理やり地域に送り込んでも送っても 行き場がない場があっても続かないまた 施設に帰って くるこういった実態を直接見に来てほしい ともう見に来るだけでもいいからそから スタートして ほしい思い障害のある人も施設ではなく 地域で 生きるその理想の影で行場のない人たちを 山台ホームは救い続けています

障害者の『入所施設』。全国で、およそ12万5000人の人たちが暮らしていますが、国と自治体は、いま、障害者が暮らす場所を、入所施設から地域の住宅へ移す『施策』を、続けています。そのため、入所施設は定員が削減され、2005年以降、施設で暮らす人は、2万人以上、減りました。
 ところが、入所施設に代わるはずの、障害者の『グループホーム』では、重い障害があり、支えるのが難しい人を、なかなか受け入れてもらえないといいます。特に、最重度の知的障害がある人や、自閉症でこだわりの強い人、激しい行動が表れる『強度行動障害』のある人たちは、「受け入れ先が見つからない」という問題に直面し、家族が大変困っています。
 結果として、重い障害のある人は、家族の支えを失ったとき、「入所施設しか頼る場所がない」という現実があります。

 ABCテレビでは、大阪府岸和田市の入所施設「山直(やまだい)ホーム」を、およそ1年にわたり、取材しました。長期取材で見えてきた、重い知的障害がある人と家族が抱えている苦悩と現実に迫ります。

(2024年5月11日~17日、テレビ朝日系列24局で放送。
テレメンタリー「行き場のない障害者 ~入所施設 定員削減の陰で~」)

44 Comments

  1. 施設長さん家族に寄り添ってて偉いですね。
    他所で断られるような障がい者を受け入れる施設長さん、本当に素晴らしいです。
    経験談ですが、そういう施設で働き辛かったです。
    いつも人手不足で人がどんどん入れ替わりました。
    どんな人でも簡単に受け入れる施設長には付いて
    行けず辞めました。
    皆んなキャパオーバーって言ってましたよ。
    親御さんは本当に大変だと思います。
    どうにかなるものならどうにかしたかった。

  2. 日本に働きにきているベトナム人に家族も日本の医療保険を受けられる様にとかそんな事する前にこう言うところをなんとかしてくれよ!
    難民とか受け入れる前にさ!

  3. まず福祉関係の方々(高齢障害児童若者生活困窮者またそのご家族も含む)の連帯が重要と考えました。会社や法人、利用者の枠を超えた全国規模の組織をつくり、舐め腐った政治家裏金利権世襲共から金のみならず生活の余裕を、そして自分たちの未来を取り戻す時だと思います。言うは易しですが😂

  4. 国の入所施設から地域へという方針は当事者無視としか言えないように思います。
    強度行動障害の方、その家族が安心して住める地域がどこにあるのでしょうか。と常々思います。

  5. 僕も障害者なので将来的には介護してもらえる施設で暮らして行きたいところです
    規模縮小や職員がいないなんて事は避けて欲しいです

  6. 終わらせなくてはならない。
    弱者の切り捨てを正当化する自民党政治を。

    終わらせなくてはならない。
    国民に向き合わない自民党政治を。

    今こそ政治の腐敗を正す時。

  7. 大阪万博なんか即刻中止してお金と人をこちらに投入べきだ。吉村知事、岸田総理よ現場を見ろ!!!!!!!

  8. 4歳の時に発達障害(軽度のASD)って診断されてからずっと児童デイに通っています。(今も行ってる)
    小さい頃から見てきて分かることは、重度知的障害者や強度行動障害の人を支えることは並大抵の事じゃないってこと。過酷だと思う。職員さんは表面はニコッとしていても、重度の障害持ってる人と接しているとかなり辛そうな顔をしています。

    現在高1で将来のことを考えています。看護師か放射線技師のどちらかで悩んでいます。看護師の資格をとって、経験積んで、障害者のために働いても良いのかな…とは思っています。でも、小さい頃から見てきているせいかやっぱり大変そうと思って放射線技師の道に逃げようかとも考えています。(前述したのもそうだけど、臨機応変に対応出来ないとか看護師に必要な資質がないってのもある…)

    政府は税金で遊ばないで欲しい。無駄なところにお金使うくらいなら社会のために貢献している人達や施設に税金使ってくれ。

  9. 障害者用の福祉施設で働いていますが、本当ここで働く人や利用者さんのことをもっと国には考えて欲しいものです。
    実態は思ったより酷いですよ😢

  10. 国のお偉いさんは理想より現実を見てくれ
    というより地域移行は福祉削減の口実でしかない気がします

  11. 思うに障害者は言わずもがなだがこう言う施設のスタッフたちには頭が下がる。まだ若い人たちもいるし彼らの献身的貢献がなければ障害者は生きてゆけない。特に身寄りのない重度障害者は他にどうやって生きてゆけと言うのか。

  12. このチャンネル(番組?)で過去に取材した方々は入所施設が見つかったのか、それとも今現在もなお受け入れ先が見つからないのか気になります……

  13. 国は地域社会で面倒見るなんて無理なのを全て分かっていて、財政の確保を優先しているのが腹立たしい。
    もっと削る所があるやろ。
    吉村さんには幻滅したわ。

  14. 入所施設を「地域」として考えない福祉政策こそが問題ではないだろうか。国は本気で地域移行など考えていない。安上がりの福祉を目指しているだけ。グループホームで入所施設並みの福祉サービスを提供しようとしたら、それこそ入所施設施設以上のコストがかかるのはわかりきっています。

  15. 昔からただでさえ少ない、知的障害者の施設を減らすとか、国は何をしたいのだろう…
    精神科病院から減らすのが順番でしょうに

  16. 子供好きで将来授かれたらなって思っているけど、その反面こういう動画を見るたびに自分の子供が障がい者だったら自分には耐えられないなって思ってしまう…。

  17. 国会に重度の方たち連れて行って事実を見せるしかないぞ。地域で生活できるか!死ぬぞ!国っても人やん。最悪やわ。

  18. がんと診断されてから5日後に亡くなるとか悲しすぎる
    自分でも気付いていたけど病院には行けなかったんだろうな・・・

  19. 親だけじゃ支えられないからこそ周りがみんなで支えないといけない。自分もいつ事故にあって脳性麻痺とか知的障害になるかわからないから、他人事じゃなくて自分のためにもそうしたいと思う。

  20. 共生を掲げてる人は障害関連で関わってきた人達?関わってこなかった人達がこれ言ってるなら綺麗事に思っちゃう…関わってた人達であってもちょっと、

  21. 今2024年だよな?なんでこんなにテクノロジーが進化してるにもかかわらず、ここまで困っている人たちが放置されなきゃならんのだ?
    アホみたいなクソ万博とかクソ五輪とかクソ裏金に金使いやがって!!!
    政治家や権力者に対して戦争を起こしてこの世から一掃してシステムをひっくり返さないと
    市民の権利が一生蔑ろにされ続けることになる

  22. 入所施設もそうですが支援学校も行く方がどんどん増えて行ってるなか学校自体が少なくかなり不足しています……
    海外にお金をばらまくことばっかりしないで
    日本の現実を見て欲しい……

  23. 自分の兄も事故で高次脳機能障害だけど15年目くらいで最近悪化した。ほぼ〇ねしか言わなくなった。家族以外には暴言吐かないからまだいいのかな?トイレ詰まらせたり台所に居座ったり家族を苦しめるために存在してるのかのような行動しかしなくなった。そんななか父が事故で車いすになった。現状母にすべて押し付けてる状態。近いうち自分に負担が及ぶと思うとぞっとする。罪悪感もあるが家族の面倒を自分が観ることを考えると正直冗談だろ?という気持ちになる。終わりの見えない暗闇に入るようでたまの親父の見舞いくらいしか実家に帰らないでいる。ただこの動画の施設の人たちほど重くはなく、一見兄は正常にも見える(家族以外には)、またお金さえあれば自分で生活することはできるのでまだだいぶ自分はマシかななんて思った。親の年金で何とかなってるがそのあと自分は面倒見ないだろう、そもそも自分の給料だと確実に破綻するので生活保護とってもらってなるべくかかわらないようになるだろう。動画の癌でなくなったお母さんは最期まで面倒見ていて言葉がない、どんな心情で暮らしていたのだろうか想像もできない。

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