【2度の敗戦】なぜドイツは経済大国になれたのか？【東西分裂】

【2度の敗戦】なぜドイツは経済大国になれたのか？【東西分裂】

メルセデスベンツBMW フォルクスワーゲンなどの高級車スポーツ ブランドのプーマにアディダス化粧品では ニベアクリームこれらの超有名ブランドは 全て同じ国のものですどこだかお分かり でしょうかそう答えはドイツですドイツ 製品といえばなんと言ってもその品質の高 さでしょう大手グローバル調査会社イプ SOSが出している国家ブランド指数 ランキングでもドイツ製品への満足度など が評価され2022年までドイツは6年 連続で世界一位に輝いていますちなみに 日本は2023年に初めてドイツを抜いて 第1位になりました今ではランキング周囲 を争う日本とドイツですがここには不思議 な共通点がありますというのも日本と ドイツは第二次世界大戦に負けてボロボロ になった国なんですそんな状態からどうし て世界最高レベルの物づくり経済大国に なれたのでしょうか今回の動画ではドイツ 経済の歴史とその強さに迫ります最後まで ご覧いただければ経済リテラシーが高まり 日頃のニュースを見る目も変わること 間違いありませんこのチャンネルではそう いった情報を配信しております少しでも 必要な情報だと感じたらどこのチャンネル か分からなくなる前に是非チャンネル登録 をよろしくお願いいたしますそれでは早速 やっていき ましょう今から約100140年前メイド インドイツという呼び名がイギリスで 始まりましたイギリスといえば世界で最初 に産業革命を達成して世界の工場と呼ば れるほどの工業と生産力を誇ってきました その産業革命の波は他のヨーロッパ諸国に もすぐに広がっていきますその中でも特に ドイツのお上げというのは凄まじく19 世紀の終わり頃にはドイツの工業力が イギリスを追い抜かとしていましたこの頃 に世界初のガソリン自動車がドイツで発明 されています発明者はカールベンツそう ですあのメルセデスベンツのベンツです こうして凄まじい勢いでドイツ製品は世界 へと出回り始めたのですイギリス人はこれ を悔しがっていましたそんなある時とある 噂がイギリスに広まりますそれはドイツが イギリスの真似をした製品を作っていと いうものです現代でいうところのパチモン 騒ぎですドイツ製品は偽物だから買うなと いう風潮がイギリスの中で広がり出しまし たこうしてイギリス製品の中からドイツ製 のパチモンを区別するためにメイドイン ドイツというマークがイギリスで使われ 始めたのでしたしかし面白いことに長い 時間をかけてその立場が逆転していくこと になりますドイツ人は持ち前の金辺によっ て品質を高め管理していくことで世界の 人々はむしろメイドインドイツの商品を 買い求めるようになったのですしかしそれ までの間にドイツは多くの苦境を くぐり抜けなければなりませんでした国の 存亡に関わるような危機を経てドイツ経済 は何度も蘇ります重要なポイントになるの は2度の配線ですドイツは2度の世界大戦 に負けて経済もボロボロになりました第1 次と第2次世界大戦どちらもフランス イギリスアメリカロシアなどの大国を まとめて相手にして戦いました地図をご覧 いただくと分かりますがドイツのすぐ西に はフランスとイギリス東の方にはロシアと いう一関係になりますこれらの大国を相手 に全面戦争を繰り広げるのですからそれは ただで済むはずがありませんまず第一次 世界対戦です負けたドイツは大幅に土を 削られ天文学的な金額の賠償金を課され ますその金額は1320億金丸現在の 日本円にして200兆円というとてつも ない額でした削られた領土のうちには天然 資源の豊富な地域も含まれていました植民 地も全て取り上げられた結果ドイツは国土 の15%を失い主要な収入源をほとんど 失うことになりますしかも賠償はお金を 払うだけで済むものではありませんでした 数10万等の牛数万等の馬大量の資源木材 やレガや暖房器具まで戦争で破壊したあり とあらゆるものを賠償させられたのです これは隣国のフランスが中心となり力を つけ始めていたドイツを2度と立ち上がら せないようにするためでしたこのフランス の強引な戦後処理によってドイツ経済は 一時破綻すとなりますさてこの混乱を 立て直そうと現れたのがあのヒトラーです ヒトラーの言ったことはすごく単純でした 国民に仕事と食べ物を与えるということを 約束したのです仕事もなく植えていた国民 はこれに飛びつき1933年にヒトラーが ドイツの政権を取りますそして宣言通り ヒトラーの改革によってドイツ経済は急速 に回復していきましたドイツの国民総生産 は世界教皇の前と比べて15%も上昇し ますちょうどこの頃世界教皇によって世界 は大不況に陥っていました他の先進国が 世界教皇から立ち直れずにいる中ドイツは いち早く立ち直ったのですこれがドイツ 経済の1度目の復活ですしかし不幸にも これが次の世界大戦へとつがっていきます フランスなど周辺の国々が恐れていた ドイツの経済復興が達成されてしまった からですしかも第一次世界大戦の後ひどい 集中を受けてきたドイツ国民が外国への 怒りを爆発させるのは簡単なことでした その後第2次世界大戦が始まりますドイツ の仲間になったのはイタリアと日本敵に 回したのはまたフランスイギリスロシア アメリカなどの告ですドイツはまた負け ましたこの配線が1945年のことで ドイツと同盟国だった日本も同じ運命を たどりましたさてここからドイツと日本の 戦後が始まります当時は日本もドイツも 創造を絶するほどのボロボロ状態でした しかし単純に比較するとドイツは日本より もはるかに多くのものを失っています当時 ドイツと日本の人口は同じくらいでしたが 戦争の犠牲者の数は全く違いました日本で は多く見積もって300万人ドイツでは その倍以上の約700万人が亡くなってい ますドイツは人口の10%近くをも失った ことになりますさらにドイツは領土の 1/4を失いましたその上ドイツが失った のは領土や人口だけではありませんでした 知的財産も徹底的に没収されたのです具体 的に言うと全ドイツ人が持っている特許や 科学技術が取り上げられましたアメリカや フランスなどの戦勝国側がその知的財産を 使って設けるためです加えてアメリカは ドイツ人の優れた科学者をアメリカに連れ て行き働かせるということもしましたこの ようにドイツは莫大な賠償を課せられまし た文字通りのボロボロですこのどん底から 一体どうやって復活を成し遂げたの でしょうかその前にで今回の動画の スポンサーをご紹介します仕事で直面する こんな課題もリモートビューがあれば安全 にオフィスPCに接続自宅作業ができる 万全のセキュリティで企業満足度ナンバー ワンリモートアクセスリモートビュまずは 無料で モさてここからドイツと日本の戦後の時代 が始まりますこの1歩目の踏み出し方に よってドイツと日本の未来は定まったとも 言えます今からその過程を見ていきますが 日本とドイツの戦後には冷戦の対立が 大きく関わっているというのがポイントに なります第2次世界大戦が始まるとすぐに 世界は東西に分れて対立を始めました西側 の資本主義と東側の社会主義の対立です 西側とはヨーロッパ諸国とアメリカ東側と はソ連を中心とした国の集まりです この対立の中で日本とドイツは敗戦からの 第一歩を踏み出したのです戦争に負けた ドイツは4つの国から支配を受けました アメリカフランスイギリスソレンです ドイツを4つに分割してそれを4つの国が 1つずつ統治したのですこの状態で戦後の 新しい体制作りを進めなくてはいけません いわばどのように仲直りをするのかが最初 の分岐点になります結論から言うとドイツ の仲直りはうまくいきませんでしたしかし そのおかげでドイツ経済はうまくいったの です一体どういうことでしょうかこれは 冷戦対立の影響が大きかったと言えます ドイツを占領している4つの国のうち アメリカフランスイギリスは西側資本主義 国なのに対してソ連だけが東側社会主義国 ですこれがドイツの中で対立し始めますと いうのも西川国と東川国のちょうど教会に 当たる場所がドイツだったのですそのせい で西ドイツと東ドイツの教会線がちょうど 資本主義と社会主義の教会線になっていた のです国家のあり方として正しいのは資本 主義か社会主義かそれは当時の世界中の大 問題でしたその競争の最前線がドイツの 東西の教会線だとみなされましたこの過激 な対立関係によってドイツは急激な経済 回復を実現しますその直接の引き金となっ たのはマーシャルプランですこれは アメリカのヨーロッパ諸国に対する復興 援助計画のことです第2次世界対戦を終え たばかりのヨーロッパは戦地だったことも あり勝った国も負けた国もボロボロでした しかしうかうかしてはいられません東側に 対抗するためにすぐに経済を立て直す なければならないそこでアメリカが行った ヨーロッパへの莫大な支援がマーシャル プランだったのです西ドイツだけでなく フランスや他の国々にも大量の支援がなさ れましたこれによって西ドイツは潤った わけですがもう1つ重要な点があります西 ドイツは戦争のお詫びとしてフランスなど の国に大量の賠償金を払うことになってい ましたマーシャルプランはそれをもチャラ にしてくれたので アメリカが代わりにお金をたくさんくれた からもういいよというわけですこうして 西ドイツを含めたヨーロッパの経済は一気 に回復していきますこれがアメリカの狙い だったのです東側に対抗するためにはいつ までも西ドイツを苦しめている場合では ありませんでしたヨーロッパとして西側は 団結して強くなる必要があると考えたわけ ですしかしフランスはドイツ経済を回復 させことにどこまでも否定的でした過去に 何度もドイツと戦争をしてきたという苦い 記憶があるからですフランスはドイツを 徹底的に抑えつけておきたかったのです しかしアメリカとしてはなんとかこの2つ の国を仲良く団結させたいそこで取られた 方法がドイツ経済の成功を決定づけたとも 言えますそれがヨーロッパ石炭鉄構共同隊 の設立ですこれにより西ドイツとフランス が石炭と鉄鉱について共同で管理すると いうことになりましたこれの何がそんなに 重要だったのでしょうかそれはこの共同体 が後のヨーロッパ全体の団結につがるから です初めは利子ドイツとフランスが死体 だったこの共同体がその後続々と他の ヨーロッパ諸国も加わりましたさらに扱う ものも石炭と鉄鉱だけから他の経済分野に まで広がっていき その団結が広がってやがて今のEUという 組織にまで繋がっていくんですこうして西 ドイツはヨーロッパ団結の中心的な役割を 担っていくことになりますここで重要なの はヨーロッパの他の国と一緒に復興を 成し遂げてきたということですここで少し だけ寄り道をさせてくださいドイツと比較 すると日本の戦後がよくわかるんです ドイツが4つの国から統治されたのに対し て日本はアメリカがほぼ単独で統治しまし たですからアメリカの移行に沿って戦後を 始めることになりますドイツはアメリカの マーシャルプランという支援によって経済 回復を果たしたのでしたね一方で日本は それから少し遅れて朝鮮戦争によって経済 回復を果たしますそれまでの日本経済は 文字通りボロボロだったわけですがそんな タイミングでの朝鮮半島で戦争が起こり ます朝鮮戦争もソ連とアメリカの対立と いうのが原因で起こった戦争ですから冷戦 の一部だと言えますさてアメリカ軍は国連 軍の名目で朝鮮半島で大規模な戦闘を 繰り広げましたその時に日本を戦争の中継 値として使い日本に対して武器や軍用品 など大量の注文をします注文があれば 儲かるわけですからこれによって日本経済 は活気づきましたついに日本は不興を 抜け出しその5年後には高度経済成長期に 入ることになりますつまり日本もドイツと 同じく冷戦対立の中で西側に身を置くこと で経済を立て直したのでしたしかしここ からがポイントです日本も経済成長をして いくわけですがここでドイツとは違った 状況に陥りますというのも西ドイツは 先ほどの通り周辺の国々とも結びつきを 強めてヨーロッパ団結の中心として復興し たのでした言い換えるとドイツの戦後復興 の姿勢にはヨーロッパに復帰するという 理念がとても強く見られますそれに対して 日本は地理的に言うと東アジアの国ですよ ねでも日本はアメリカとの関係性を重視し ていて東アジアの国々とは特別良い関係性 を気づけませんででした当時はアメリカと さえ仲良くしていれば経済の復興も国連に 加盟するのも有利だったからです日本の すぐ近くにある朝鮮半島が東西対立の最 前線でした背後を西側のヨーロッパの国に 囲まれていたドイツとは違い日本の背後は 広い太平洋があるだけです日本は必然と アメリカを頼りに古郡奮闘するという道を 歩むことになるんですこの先によって実際 日本は異的な経済成長を遂げましたし早い 段階で国連にも復帰していますしかしこれ は他の東アジア諸国を置き去りにした孤独 な経済成長だったとも言えます当時の東 アジアは冷戦対立に巻き込まれた政治的に 世界で最も不安定な地域でした朝鮮戦争や 中国内戦などの混乱が絶えません日本は その混乱とは距離を置きながら単独で経済 成長を進めてきたのですしばらくしてから 日本は1965年に韓国と1972年には 中国と国交を回復つまり仲直りしました その後韓国も中国も経済大国として成長し 今では日本を含めて経済的な結びつきを 強めていますしかしその反面東アジア地域 の政治的な対立が今でも残いるというのは 事実ですこのように日本と西ドイツは どちらも冷戦の対立に巻き込まれ西側の国 として急激な戦後復興を遂げました 西ドイツはヨーロッパの中心国として ヨーロッパに復帰し日本は東アジアの中で 孤立した先進国として高度経済成長期を 迎えていったの ですさてアメリカなどの計いによって 西ドイツ経済はものすごい勢いで回復して いきます西ドイツのこの経済成長は経済の 奇跡と呼ばれていますしかしアメリカの 支援を受けて潤ったのは西ドイツだけです 東ドイツはソ連の支配下に置かれ西ドイツ とは違う運命をたどりましたそのため アウディなど後の世界的企業の多くがこの 時期に東ドイツから西ドイツへと本拠地を 移していますこのこの後西ドイツと東 ドイツの経済はどんどんと差が開いていく ことになります1950年の朝鮮戦争を境 にして西ドイツの経済は飛躍しますそれは 世界的な物物が起こり西ドイツ製品が 売れるようになったからですさてここから がドイツ人魂の見所です50年代から60 年代ドイツ人はよく働きましたそれは グラフにすると明らかです 戦後の復興の期間にだけドイツ人の労働 時間はずば抜けて高くなっています注目す べきはこの時期だけ労働時間が長かったと いうことですドイツ人たちはすぐに俺たち 働きすぎなんじゃないかと気がついて すぐさま労働時間の短縮に務めました ドイツ人の労働時間は80年代には他の 精神国と同程度になり2000年頃には 先進国の中で最も短くなっています戦後に よく働いて国を立て直したのは日本も同じ ですしかし日本は2000年くらいまで 労働時間が世界最高レベルのままでずっと 来てしまいました後に見ますが日本には なかったドイツの働き方改革が今のドイツ 経済を支えているんですもう1つ当時の ドイツ経済を支えたのはドイツ人だけでは ありませんでした戦後の成長期にドイツは 大量の外国人を労働者として受け入れてい ます集まってくる労働者の多くは若い男性 で彼らの目的といえばこうです短期間で できるだけ多く稼いで国に帰ること彼らは ドイツに到着するやいや翌日には工場や 工事現場で働き始めましたそして残業も 厭わずに働きまくったのですこれは企業に とってはこれ以上ない労働力となります このような外国人はドイツ語でゲスト労働 者を意味するガストアルバイターと呼ばれ ドイツの成長を支える存在として歓迎され ましたドイツ在住の外国人はたった5年間 で3倍にまで膨れ上がりましたどれだけ 大きな人の流れだったかが分かりますここ まで経済の奇跡と呼ばれる西ドイツの 華々しい復興を見てきましたしかしもう 一度ドイツには試練が待っています 1990年ベルリンの壁の崩壊東西ドイツ の統合ですこれは多くのドイツ人にとって 町に待った瞬間でもありました分裂してい た国がやっと1つになれるわけですしかし 経済の観点で言えば西ドイツは東ドイツと いう荷物を抱えることになりますこれまで 見てきたように西ドイツは戦後早くから ヨーロッパをリードして経済を成長させて きました一方で東ドイツについてはあまり 経済発展がしなかったんです東ドイツは ソ連の管理科に置かれ共産主義国として 戦後を歩み出すましたドイツは約50年間 東西ではっきりと分断されたままだった わけですがいざその分断が解除されてみる とあることが分かりましたそれは経済の 格差が尋常ではなかったということです 西ドイツでは近代的なビルにな街並人々は 最新型の車に乗っていましたしかし一歩東 ドイツへと国境を超えるとそこには灰色の 古びた建物がずらりと並び新とした町に 時折り古い車が煙を出しながら走ってい ますこのようなエピソードにはこかきませ んどうして東ドイツがそんなにひどかった のかと言えばそれはもちろん社会主義政策 の影響ですさて順調に来ていた西ドイツ 経済に1990年東ドイツというハデが 加わりましたそこからドイツ経済は停滞し ます特に2000年代が最も苦しい時期 でした経済成長率は先進国で最低レベル 失業率も高く財政は赤字続きこの時期の ドイツはヨーロッパの病人と呼ばれていた ほどですそれだけ東ドイツという重荷が きつかったのですそれでもドイツ政府はは 根気よく東ドイツ地域に炎上を続けました そんな中ドイツはもう一度奇跡と呼ばれる ほどの経済の立て直しを成し遂げます一体 どんな手を使ったのでしょうかここには今 の日本の参考になるものがたくさんあり ます最も重要な点を2つご紹介します1つ 目に働き方改革です労働時間貯蓄口座と いう制度ができました簡単に言うと業時間 を貯蓄しておいてその分をまとめて長期 休暇にしたり早めに現役引退したりできる という制度ですこの制度は確信的でした 普通企業は景気が悪くなれば従業員を解雇 しまた景気が良くなれば新しく人を雇い ますよね企業は人を解雇する時には退職金 を払わなければなりませんし人を募集して 新しく雇うというのにも時間とお金が かかります この面倒な解雇と採用のプロセスを軽減し てくれるのが労働時間貯蓄口座の制度なん ですどういうことかと言と労働者は景気の 良い時つまり労働力が必要な時にたくさん 働いて労働時間を貯蓄しておけますそして 景気が悪い時つまり仕事がない時には 思い切って休めてしまうんですここには 解雇も採用もありませんから企業側の コストが削減されますしかも同じ人が長く 働いてくれるので景気の良し足しで従業員 がコロコロ入れ替わるよりも高い技術力と 効率が保てますこのような労働環境の柔軟 化がドイツ政府主導ではなく会社と労働者 が主体となって進めたと言われています 働く方としてもこちらの方がいいのでは ないでしょうか一方で日本の企業はどう やって人件費を削減してきたでしょうか これがよく話題に上がる非正規雇用問題に つながります企業は非正規のまま安い賃金 で人を雇い必要がなくなればすぐに解雇 できてしまいますこれは企業にとって 単なるその場しのぎのコスト削減であって 長い目で見れば労働者も企業も特をしませ んこのような雇用の仕方をしていると技術 力が廃れていくことが目に見えているから です技術力が衰えるばもう国際競争に 勝ち目はありませんメイドインジャパンを 守るためにも労働環境というのは見逃せ ない問題だと言えますもう1つドイツ経済 の強さには秘訣がありますそれは地域密着 型の中小企業ということですドイツといえ ばどうしても超有名企業ばかりが頭に 浮かびますがドイツ経済の強さは実は中小 企業に隠されています世界的に名しれた 有名企業に対して中小企業のことをドイツ ではミッテルスタンドと呼びますこの言葉 には特別にポジティブな響きがあるんです ピカッと光るオンリーワン企業というよう な感じですドイツはこのような中小企業の 数が多いのが特徴ですこのような企業が 持ち前の高い技術力を武器にしてドイツで 活躍しているんです大切なのはこのような 企業が地域密着型の経営を行っていると いうことです隣のフランスと比較してみ ましょうフランスでは首都のパリが経済の 中心地として圧倒的な力を持っています 経済規模を比べるとパリというのは第2の 都市に3倍ほどの差をつけていますちなみ に日本でも東京が2位の大阪には3倍近く の差をつけていますこれは首都集中型の 経済です一方でドイツは経済活動が分散さ れています経済規模の1位はやはり首都の ミュンヘンなのですが1位から5位の年の 間には大差はありません中規模の経済地域 が分散していてそこには中小規模の地域型 企業が寝付いているんですこれはとても 珍しいことです普通高い賃金を求めて人々 は首都に集まりますしそうなると企業も 労働力を求めて首都に集まりますこうして 地方からは経済活動が失われていくのです しかしドイツではそれを食い止めるだけの 基盤がありますわざわざ都会に出ていか なくても住み慣れた地元にも魅力的な企業 があるんですこのようにドイツは地域密着 型かける伝統的な技術力ということに神経 を使ってきたと言えます国際的な競争を 生くためには中小企業の活躍も欠かせない というわけですさてメイドインドイツは 世界でも認められたクオリティですそれで もを安定させ続けるというのは至難の技 です外国の事例を見ながら今の日本のこと をもう一度考えてみてもいいかもしれませ んねあなたは何を感じたでしょうか是非 一言でもコメント欄にアウトプットして いってくださいまた大人の学び直しTVに は他にも世界のことや経済のことを解説し た動画があるので是非もう1本見て学びを 深めていってくださいそして僕須社長の 公式LINEではとする世界情勢で投資 などどう立ち振る舞いべきかというお金に 関する情報なんかもリアルタイムで配信し ていますので是非概要欄からLINEのお 友達に追加して覗いてみてくださいそれで は最後までご視聴くださいまして ありがとうございまし た

ドイツと日本は第二次世界大戦に負けてボロボロになった国なのです。そんな状態から、どうして世界最高レベルのモノづくり経済大国になれたのでしょうか？

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すあし社長
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＜目次＞
00:00 はじめに
01:28 世界大戦で二度敗北
08:15 戦後冷戦時代の経済復興
17:21 「経済の奇跡」が起きた理由

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