全国で唯一、路面電車が十字に交差する「ダイヤモンドクロス」で知られる高知県のとさでん交通。昨年からある珍現象が話題になっている。 高知市中心部のはりまや交差点は鉄道ファンの聖地の一つだ。とさでん交通の路面電車が東西南北に交わる十字の線路を走る。「ダイヤモンドクロス」と呼ばれ、国内で唯一、路面電車同士が交差する。ここで「奇跡」が起きる。
 午前8時12分。線路と並走する国道は通勤の車で混み合っている。すると、1両が北から西へ右折し、別の1両が西から北へと左折。そこに東から南へ左折するもう1両が入ってきた。三つの電車が同時に交差点を横切っていく。
 「ほんまに3両がクロスしてる。トリプルクロスや」。名付け親は、高知市の観光ボランティアの三井幸一さん。昨年8月、鉄道ファンから「3両が同時に交差点を曲がる瞬間がある」と耳打ちされた。三井さんは毎日のように交差点に通い、「トリプルクロス」を確かめた。
 わかったのは、発生は週1回程度、午前8時12分。平日の朝のラッシュ時だけらしい。

15 Comments

  1. はりまや橋交差点やね。
    ここの交差点嫌い(;´Д`)
    矢印出るまで絶対行けん(笑)
    やき、裏道で、近道が一番!

  2. パチンコ屋立ち退けや

    ただでさえがっかり名所って言われてるのに更にがっかりさせるな…

  3. 12/05夕方の東京4chで「奇跡のがっかり名所」とか言って、「何が奇跡?」と思って見ていたら、3両が交差点を渡るだけ。 日本三大がっかり名所どころか、堂々1位、最高!究極!のガッカリやね。 こんなので客を呼べると本気で考えているのでしょうか... ねえ土佐電さん

  4. 高知の路面電車は、1904年(明治36年)に開業しました。東京が1903年、横浜が1904年です。伊野の紙会社の社長さんが、京都の路面電車を見、伊野の紙を電車で港まで運ぼうとした熱意からです。そのため、はりまや交差点で右折しています。また鉄道の開通により、はりまや交差点を左折し、鉄道に積み込むようになりました。同様に南国市などからの農作物も港や鉄道に積み込むためはりまや交差点で右折及び左折し、1928年東洋一のダイヤモンドクロッシングが完成しました。時代とともに、路面電車のダイヤモンドクロッシングが姿を消す中、県庁所在地のど真ん中で、今も1日700両以上の電車が行きかう交差点が残っているだけでも、「鉄道遺産」としての価値はあると思います。土佐の先人の熱い情熱により作られた、複雑な構造を持つはりまや交差点でしか起こりえない現象が、「トリプル・クロス」なのです。これを見に、台湾、ドイツ、シンガポールなど、海外からの鉄道ファンも来られています。’それがどうした’と思われる方がほとんどかもしれませんが・・・

  5. 私が流行らせたかなあ
    ちゅーぶで 米の凄い2重の ダイアモンドクロスがあったので 
    びっくりして聞いたら

    米には珍しく無いという回答で
    じゃぱんで探してみたら 全国で3か所と発見しましたむかっふんっ
    それ以前に 8年くらい前にも

    松山で 偶然電車窓から見掛けて びっくりしていたところでした

  6. 昔よく通ってました。懐かしいなぁ。
    線路が増えないと無理なのはわかりますが、でも、いっそのこと、どうにかして
    クアドラプルクロスになるようなダイヤ編成をしてみて欲しい。

    無理なら、出来れば日に4~5回。平日でも休みの日にでもトリプルクロスになるタイミングを増やしてほしい!
    鉄道ファンではないけど、見に行く人はいるはず!

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