「険道」四国縦断の旅(2) 伊予三島・本山・高知

二日目早朝 宿舎の目の前を吉野川が流れる 本日は雨予報 とりあえず上がっているが 朝7時過ぎ、自転車3台で出発 高知県道267号を赤荒峠へ登る 道はいきなり険しい 吉延集落 広い谷の両側に棚田が広がる 展望台があった 晴れていれば空の青が映るのだろう 時折ザッと降られながら登る 赤荒峠までの標高差は約640m なかなかたどり着かない 天候はいよいよ怪しい 赤荒峠(標高820m)到着 下りで本降りになった 穴内(あなない)川を渡る 穴内川は四国山地主脈の南だが吉野川水系 高知平野に下るにはもう一つ峠を越えなければならない 高低差は約130mだが、もう足が残っていない 名称不明の峠(標高約550m)を通過 太平洋が望めるはずだが・・・ 今回のルートで唯一の太平洋ビューポイントとのこと 奈路集落 高知平野まであと少しだ ここで「険道」区間は終了 国分川沿いに高知市内へ向かう このあと大雨になったが、どうにか到着 メンバー宅で打ち上げ、解散した 5月13日は休暇を取っていた 夕方の飛行機まで時間がある 高知駅前の観光案内所「とさてらす」に輪行袋を預けた 土讃線下り普通列車に乗車 2両編成だが、後ろの車両は「回送」で乗れない 発車間際に若者がたくさん乗ってきてかなり混雑した 通学の高校生や高知大学の学生らしい 「伊野」で下車 まだ昨日からの雨が残っている 仁淀川まで行ってみた この天候ではさすがに「清流」と言いがたい とさでん「いの駅(伊野停留場)」 ここは、とさでん交通伊野線の終点 この電車で高知へ戻る 高知では「電車」は路面電車のこと JRの列車は「汽車」という 高知城を見学する時間はなかった 「ひろめ市場」で昼飯 午後、連絡バスで高知空港へ向かった 高知の天候はすっかり回復 が、紀伊水道から東は大雨が続いていた

2024年5月11・12日、瀬戸内側から四国山地をほぼ「険道」だけで縦断しました。後半の映像です。

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