ほくの八剣村「花」

あの何をドキドキすることよしやけどもう 絶対自分の本当に結婚誰とするかと誰と付 てるかと一切見せない昔 からだから た あれこんばんはあ [音楽] 怖い [音楽] 全本全や説明の説明の仕によって [音楽] あのあのあの男同士自分のできたくない [音楽] 八村でのこと 花春は森の白い拳の花で 分かるすえの村にほんのりと淡い色と鼻の 香りが厳しい冬の終わりを 告げる僕らはレゲ畑で相撲を取ったり 白詰草を編んだりつくしを積んだり少しも じっとしていられない村のどこもかしこも 花が咲く土やあにはたんぽぽの黄色い絨毯 が続き所々に鬼あざみが薄紫の帽子を 持ち上げている夏には入道具よりも高く ひりが僕らを 見下ろす色とりの朝顔がそれぞれの家の 池垣に絡んで美しいモザイク模様を 作り出す僕は神の花が大好きだった大きな 深い緑の歯とシンクの花が 力強いよく学校に花を持っていった先生の 供託に飾ってもらうため だ何人もの生徒が競うように持ってくると 教室は鼻で埋もれる 写真を飾ればすぐに葬式ができるぐらい だ僕は蜂という犬を買っていた蜂は新聞 配達の途中で自転車の後ろについてきて しまった迷い犬だおってもおってもついて くるのでとうと家まで連れてきてしまっ たそれで母ちゃんに頼んで買うことになっ たのだが2日ほどすると本当の犬の飼主が 探しに来て僕が学校にに行っている間に 連れて行ってしまったしかしまた数日後蜂 は首から紐を裏たげたまま僕の家に戻って きてしまった僕は嬉しくて仕方がなかった が母ちゃんは返さなあかんでと言って蜂を 引っ張っていったところがしばらくすると 蜂だけが紐をぶら下げたまままた戻ってき た後ろから母ちゃんが息が切らして帰って きてゴロ蜂もらったでもうあんたのもんや と言っ た蜂の脱走は1回じゃなかったの だ僕が学校に行っている間に何度か戻って きていた らしい母ちゃんがそのために返しに行って いたの だしかし元の飼主も諦めたらしくあげるわ と言ってくれたのだそうだ ハは元気のいい犬で玄関のどにいくつも穴 を掘った僕が学校から帰ると立ち上がって 川中なめ回し たその頃の田舎では犬を散歩させるなんて まげなことはしない首輪だけにして話す だけだ他の家の犬と集団を作り勝手に遊ん でいる夕方お腹が空く頃に餌のを木の棒で 叩きながらハチと呼ぶと遠い畑の中から 砂煙を立てて蜂が爆走して帰って くる夜は玄関に置いた箱のような小屋に 毛布を引いて寝る僕は何度か蜂の小屋に 止めてもらったことが ある蜂の匂いは汗のむせたような匂いだっ たがそれがとても気持ちよく今でも忘れ られない しかし近所で犬の病気が流行り蜂にも映っ てしまったジステンパーという病気だった 蜂はははと生りしそうに舌を出していたが 僕が近づくと尻尾を振って足元にすり よろうとするもういいよもういいよ蜂早く 行きな早く楽になり な僕が頭を撫でてやると僕の顔を舐めよう と一生懸命に鼻面を近づけて くるそれが大好きだよゴロちゃんと言って いるようで僕も顔をこすりつけてやっ た物が言えない動物はかわいそうだ痛いと も苦しいとも言えるまま僕がほんの少し目 を離した隙に誰にも見取られず旅立って いっ た 母ちゃんが僕にスコップを持たせてどこで もいいから埋めといで掘り起こされん特に いせなあかんよと言っ た初めは近所の畑にしようと思ったがお 百姓さんが畑を耕していて蜂が出てきたら びっくりするだろうと思ってやめ た川の土手にしようとも思ったがあんなに じめじめしたところでは蜂がかわいそうだ と思ってやめた 家からまっすぐ歩いていくと斜めテジに 交差する細い能動があるそこはいつも僕が 新聞配達で通る道だそれで最後はその交差 する道のど真ん中に埋めることに決めた僕 はスクップで墓穴を掘りながらポロポロと 泣い たもう蜂と遊べないもう蜂の声は聞こえ ないあのクリクリとした優しい目を見る ことができないの だ土に埋める時何もないとかわいそうで僕 は花を一緒に入れてやろうと考えた近所で 鼻のたくさんある家は坂田さんの家 だ僕が庭に入っていくとあれゴロちゃん なんやのと尋ねてきた花一輪長でええよ花 ならばあちゃんが切ったるでどれが ええ何も知らない色々な花があった僕が 迷っていると何に使うんと聞かれた葬式や 俺の犬が死んだでほんで花を添えたろうと 思ったんそう かそれやったらこれがええかもしれんね これなんて言うの 忘れな草忘れ なさ僕の気持ちにぴったりで蜂にもよく 似合うと思った おばあちゃんはパチパチと木ばさみで切っ てワゴムで止めて小さな束にしてくれ た蜂は忘れなさになっ た花をくれた坂田のおばあちゃんには2人 の孫がいた2人とも女の子だったが名前を 覚えていない2人の名を呼んでも仕方が ないからだなぜなら2人とも耳が聞こえ ない僕も一緒に遊んだ覚えがない ある春の日だったおばあちゃんが死んだ あっけなく眠ったまま行ってしまった葬式 は村を上げて祭りのようなものだ隣近所の 人たちがあれよあれよという間に手伝って 準備をして しまう父ちゃんも母ちゃんも葬式の手伝い に行った僕はちょっとだけ清掃して 父ちゃんたちと一緒に身を見まねで証拠を させてもらった ところが最後の別れの時あの2人の姿が 見えないどこかで泣いているんだろうか それとも死の意味さえわからないんだろう かみんながそんな話をしている時だった家 の2階から2人が何かを抱えてニコニコし て降りてきたみんなはどうしたんだろうと 2人の様子を見て いるすると胸に抱えていたものを2人は 棺桶に入れ始めた それは修二の神で何枚も何枚も丁寧にお ばあちゃんありがとうおばあちゃん ありがとうおばあちゃんありがとうおばあ ちゃんありがとうと書いてあった物家ぬ 2人のせいっぱいの感謝の気持ちだったん だろう僕はあの日の蜂を思い出したそして 他の大人たちも目頭を抑えて外へ出てき たその時庭の隅に忘れなさがあった僕は むしり取るようにしてそれを積むとまた 棺桶のとに行きおばあちゃんの周りに置い たそれから何度春が巡ってきただろう か今もあの庭に忘れなさはあるんだろう か [音楽] [拍手] [音楽] T [音楽] [拍手] [音楽] OG [笑い] [音楽] OG

子どもの頃、犬を一匹飼ってもらった。
賢い犬で,一緒に遊び、一緒に食べ、一緒に寝た。
名前はハチ。忠犬ハチ公と同じだ。
近所の犬の大将になって、いつもじゃれ合って遊んでる。
注射が大嫌いでね。ぼくの影に隠れてしっぽを巻いていたよ。
大好きだったハチ。ハチは今もぼくの心の中で遊んでる。
 
#岐阜 #八剣 #山田ゴロ #イヌ #忘れな草 #かわいい #やつるぎ村 #思い出 #徳田1番地 #美濃紙 #小さな頃の思い出 #新聞配達 #自転車に乗れるようになったら新聞配達 #山田ゴロ #やつるぎ村 #八剣村 #新聞配達 #マンガ家 #岐阜 #怪談 #岐南町 #石森先生 #石ノ森章太郎 #石森章太郎 #おまけのココアちん #おフレンド #マンガ家生活 #何故か怪談師 #キミには見える #保護ネコ生活50年 #保護犬も居た #仮面ライダー#ロボコン #石森章太郎 #石ノ森章太郎 #中島まさとし #ココアちん #マンガ屋

#PANICPUMPKIN
https://pansound.com/panicpumpkin/index.html

#BGMer(ビージーエマー)

Home(top page)

2 Comments

  1. とてもあたたかい語りがココロに沁みます🥰
     ゴロ先生の声と独特の間とお郷言葉が醸し出す空気が、八剱村のそれなのだと教えてくれます。
     どうぞあまりお上手にならないでください😅
    今のゴロ先生の語りが大好きです🥰

  2. 冷たい小雨が降る秋の夕暮れ 遊び疲れた小学生の兄と4歳の私は、側溝に捨てられていた黒いメスの仔犬を見つけ家に連れ帰りました。元の場所に置いてきなと言う母親に、飼いたいと何度も懇願し しまいには兄弟そろって土間で土下座して なんとか飼うことに。仔犬の名前は、当時 流行っていた黒いダッコちゃん人形からダッコと命名。結局 ダッコをいちばん可愛がってくれたのは母でした。先生の朗読で、64年前に感じた情景や匂いや母や兄の表情まで鮮明に思い出しました。涙を流しながらも幸せな気持ちになりました。ゴロ先生に感謝です。

Leave A Reply