【 吹屋ふるさと村 】
2024/1/11(Thu) chapter187
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この名所に訪れたのは初めて。
車で来てよかったと思う程、山道を抜け矢吹へ到着。いつが観光シーズンかは解らなかったが、ベンガラ色という洗礼された色使いや街並みを一目拝見したく、四国ツーリングからの帰り道である。
序にという言葉では足りない道程であったが、この精巧な意匠が施された豪商たちの屋敷は一見の価値を味わえた。
赤銅色の石州瓦とベンガラ色の外観…
雰囲気がとても良い。わたくしの妄想図では、もう少し平場に並ぶ街並みを描いていたのだが、どちらかと言うと山の中の集落の方がイメージは近かった。
買い物も出来ると思うのだがワークショップなども開かれてそうで、イマイチ商店の扉を開ける勇気がなく持ち越した。
繁忙期にどれくらいの人が訪れるのであろう？
という興味が過ったのだが開拓中の土地もあり、まだまだこれから広がっていく可能性を感じる事ができた。
こちらからの夕方帰り道、ダンジングでヒルクライムをしているロードバイクとすれ違う。
「こんなところまで上がってくるのか！？」
と思わず2人で感動してしまった事を今でも思い出す。