【スカッとする話】企画をパクり出世した同僚「全部お前のお陰wあざっすw」俺「…」直後、パニックの同僚「何で…黙ってたんだ⁉」【修羅場】

俺が出世できたのは全部お前のおかげだよ
あざすそう言いながら馬鹿にした様子で
言い放つ篠原こいつは俺の同僚で前から俺
のことを目の敵にしていた定学歴だとか親
なしだとかそんなくだらない罵倒をして俺
を貶めようとしていたそれをスルーしてい
たらだんだん嫌がらせがひどくなっていき
そしてついにはのデインをパクりするよう
になってしまったのだ俺のデザインの
おかげでこいつは昇進し1台プロジェクト
のリーダーに抜擢されるだ
がお前俺をはめやがったななんで黙ってた
んだその直後パニックになった篠原は俺に
掴みかかりそうな勢いで問い詰めてき
た俺は両親の顔を知らない正確には写真で
しか知らないのだ2人は俺が官房の頃
居眠り運転をした車の交通事故に巻き込ま
れてなくなってしまったその後俺は親戚の
家に引き取られるが物心ついた時から俺は
親戚の人たちから阻害されていた俺を
引き取ってくれたことには感謝しているだ
けどあの人たちが俺を引き取ったのは
あくまで両親の生命保険が目当てだった
そんな環境の中で育った俺は中学に入ると
悪い先輩とつむようになりあまり家に
寄りつかなくなる先輩のバイクに乗って
街中をかけ回すたり犯罪すれすれのことも
やったあの頃の俺は絵に書いたような不良
少年だったと思うこんな家出てってやるよ
そして高校生の時新と大喧嘩をして家を出
た先輩の家や友人の家をと後月の仕事を
探してなんとか就職主に現場工事の仕事を
していたのだがその日暮らしで荒れた生活
を送ってい
たこのままじゃやべえよなでも俺頭悪い
からどうすればいいかわかんねえよ日に日
にモヤモヤが大きくなっていき不安だけが
募るしかし俺には不安感をかき消す唯一の
方法があったそれは絵を描くこと小さい頃
から絵を描くのが好きで書いている間だけ
は辛い現実を忘れられた現場の休憩時間誰
もいない休憩室で絵を描いて没頭している
とお前笑顔まんだな
え人がいるのに気づかず没頭してしまった
俺は思わず絵を隠してしまう仕事仲間の
山野さんはそんな俺に笑いながらこう言っ
た隠さなもいいじゃないかもっと見せて
くれよいやでも俺みたいなのが絵を描い
てるのって引きませんかなんで引くんだよ
俺さ昔は画目指してたんだよなえそうなん
ですか山野さんは俺と同じ系と端的に言え
ば昔は結構やんちゃしてた人だそんな人が
画家を目指していたなんてと俺は
驚くうちはかなり貧乏でさくのが好きだっ
たのにまともに勉強もできなくてで気づい
たらぐれてたんだよ山野さんは俺の絵を見
てすごいなとつぶやくなあ高坂この絵
コンテストに出してみないか
コンテストデザインコンペだよこの絵なら
きっと受賞できると思うんだでも俺絵の
ことには全く知識がなくて俺が教えてやる
よ実は最近また絵を書き始めたんだ独学だ
けど何回かコンテストにも出してるんだよ
そして山野さんの協力を得た俺は
コンテストに作品を出品結果加速をもらっ
たのだすごいじゃないかでも加速ですし
最初から加速がもらえるなんて相当すごい
ことだぞお前こんなところで働いているの
はもったいないよデザイン業界を目指せよ
デザイン
業界今まで自分がそんな業界で働くなんて
1mmも考えたことがなかっただけど山野
さんの提案を聞いた俺は正直とても
ワクワクしていたもしデザイン業界で働け
たら俺の好きな絵で整形を立てられる俺
頑張りますこの時初めて俺は自分の人生を
自分で決めたの
だろな実績も社会経験もない俺がデザイン
業界を目指すのはかなり難易度の高いこと
だだったもちろん何者も落ちたが諦めず
転職活動を続けていく
とお前面白い絵を描くなとある小さな
デザイン事務所が俺を拾ってくれ
た社長の神田さんが自ら俺の面接をして
くれてコンテストに出した作品やその他の
ポートレートをまじまじと見るこの絵で
デザインしたらきっと面白い作品ができる
だろうなじゃじゃあ
ああ採用だただしお前はデザインの才能は
あるけれど社会人経験はからっきしマナー
も全然なってない俺がこれから時々に指導
してやるからなはいよろしくお願いします
そして俺は神田デザイン事務所の一員と
なった社長の指導はかなりスパルタだった
けれど今の俺に必要なことばかり教えて
くれるのでかなり充実した内容だった今
まで勉強なんて録にしたこともなかった
けれど自分が好きな絵に関することもあっ
て必死になって学んでどんどん吸収して
いくおかげで半年も経つ頃にはなんとか
社会人として見られるようになったお前は
飲み込みが早いなあこの調子で頑張れはい
他の社員たちも優しい人ばかりで俺と社長
のやり取りを温かく見守ってくれていた
しかし1人だけこのことを面白くないと
持っているやがいたそれが同い年の同僚で
ある篠原だお前さ調子に乗ってるなはある
日突然篠原が俺に向かってそんなことを
言ってきたお前って中卒なんだろデザイン
のことは全然学んでないんだろだったら
なんだよ篠原の言葉は喧嘩越しだったので
俺も釣られて喧嘩越しになり言い返すする
と篠原はふんと鼻で笑い俺のことをバカに
するような目で見てきたしかもお前って
かなりの不良だったんだって周りの人たち
に迷惑かけまくって平然とし顔しやがって
どんな神経してんだよそのことについては
悪いと思ってるけどお前に関係ある関係
あるね今は俺がお前のせいで迷惑被ってる
よお前みたいな社会の底辺存在するだけで
迷惑なんだよなんだとちょっとデザインが
できるからって調子こきやがって一緒の
空気吸ってるって考えるだけで吐き怪我
するね篠原の暴言は止まらない昔だったら
ここまで言われたら拳で返していたしかし
今の俺は大人になった社会人だいくら
イラつくからと言って篠原に暴力をふう
わけにはいかない拳を強く握りしめて耐え
ていると原がゴミを見るような目を俺に
向けてこう言い捨て
たさっさと会社をやめて俺の前から姿を
消せてないと後悔することになるからな
この時は何言ってんだこいつと思う程度
だった俺は篠原の言葉を無視してさっさと
大金するだけど篠原は俺の想像以上のこと
をしてきたの
だ原と険悪な雰囲気が続いていたある日の
こと原がで銀賞を受賞したよくやったな
みんなが拍手を送るので俺も一応拍手する
しは照れくそうに笑っていたしかし後から
篠原の作品を見るとこれ俺がデザインした
やにそっくりじゃねえか銀賞を受賞したと
いう篠原のデザインは俺のデザインを
パクっていたのだ俺もこのコペに参加
しようとしていたのだが仕事が忙しくなり
急遽参加を断念高層段階だったデザインは
自分のパソコンのフォルダ内に保存してい
たおいどういうことだよ篠原を呼び出し
追求するしかし奴は平然とした様子でこう
言った何が俺のデザインをパクっただろ
なんのことだよああそういえばお前も参加
予定だったんだっけこのコンテストは
コンセプトがはっきりしてるからデザイン
が似ることもあるかもなニヤニヤと笑い
ながら言う篠原明らかに俺のデザインを
パクっているのだがそこまで言うなら証拠
はあるのかそれは証拠もないのに変な
言いがかりつつけるんじゃねえよその後も
しのは断るごとに俺のデザインをパクって
きたしかもパクりだと分からない程度に
自分のデザインに取り入れるなど巧妙な
手口を使ってきたのだ奴の尻尾をつもうと
必死になるが額のない俺がいくら頭を
ひねっても奴の方が上手でこの業界才能
だけじゃ食っていけない俺みたいに頭を
使わなきゃいけないんだよお前みたいな
定学歴には一生無理だ
なとうとう悪びれもせず俺に対してこんな
ことを言うようになってきた篠原は最近
デザインの腕が上がったと社内でも評判で
社長も大喜びだ度社長に信言しようかと
思ったがちくりみたいで卑怯な真似だと
思い結局言えなかった自分でなんとかする
しかないそうだ必死になって考えを巡らし
ていた俺はとある方法を思いつけそして
それをすぐさま実行したある日かなり
大きな取引の話が舞い込んできた車内
コンペで1番表が入ったやに担当して
もらう期限は来週までだ
俺はいつも通り自分のパソコン内に
デザインを保存その翌日篠原が早速俺が
保存したデザインをパクって提出した車内
投票の結果篠原のデザインが優勝デザイン
担当者は篠原になりプロジェクトのチーム
リーダーとなったその日の就業後とある
用事があり1人で会社に残り残業している
俺の元に篠原がやってきた
お疲れしないコンペは残念だったな俺が
1番だぜニヤニヤと嫌な笑を浮かべながら
自慢してくる篠原俺のデザインのパクりの
くせによくもまあそんなでかいつらできる
なだから証拠はあるのかって言ってんだよ
お前こそ言いがかりは妖精よ篠原は呆れた
ようにわざとらしいため息をつけため息を
つきたいのはこっちの方だという言葉はで
のとで飲み込んだでもまあお前がいなきゃ
俺はプロジェクトリーダーまで昇進でき
なかった俺が出世できたのは全部お前の
おかげだよあざすそして馴れ馴れしく俺の
肩をポンと叩き会社を後にした
翌日おはようございますうどうしたんです
か俺が出社すると社内が慌しい雰囲気に
包まれていた社員に話を聞くとどうやら
先日契約締結した取引先から怒りの電話が
かかってきたらしい篠原さんのデザインが
既存デザインの丸パクりだって先方はカカ
だよ商品化する前に気づけたから良かった
もののもしそのままリリースしてたら取引
先は事態を重く受け止め今回の取引を中止
したいと申し出てきたらしい青い顔をした
原が俺に向かって怒鳴りつけてくるお前俺
をはめやがったななんで黙ってたんだ何の
ことだあのデザインのことだよわざと既存
デザインを用意してやがった
な篠原の言葉に周りの社員はどういうこと
だと首をかしげるだから何のことだよ既存
デザインお前の保存データが既存デザイン
になってたんだよお前のせいでこんなこと
に待ってくださいそれってつまり篠原さん
が高坂さんのデザインを盗んだってこと
ですかか社員の指摘に篠原の顔がまさに
染まる俺は小さくため息をつきながら事情
を説明した以前からこいつに俺のデザイン
をパクられてたんですで今回もパクられる
だろうなって思ってわざと既存デザインを
流用してデータ保存してたんですよ要は
こいつを罠にはめたってことですねそれは
本当か社長怒りの表情を浮かべた社長が
現れ篠原は今にも倒れそうな様子だこいつ
が既存デザインなんか使わなければここ
まで大事にはならなかったんですよ何言っ
てんだお前が俺のデザインをパクらなけれ
ばよかったんだよ俺を罠にはめるために
会社全体を巻き込んだんだぞ自分のことは
棚にあげる篠原に呆れつつも俺は社長に
向き直りとある提案をした社長ここに俺の
本当のデザイン案があります昨日残業して
ましたこれを持って俺が先方に謝罪と
新しい提案をしてきます必ず取引を再開さ
せますので俺に任せてもらえませんかよし
いいだろうありがとうございます俺の
デザインを見た社長は頷き合サインを出し
てくれたお前にこの事態をどうにかする
ことなんてできるはずねえだろういい加減
にしろ社長の土星が車内中に響き渡る
そもそもお前が高坂のデザインを盗ま
なければこんなことにはならなかったんだ
全てお前の責任だすそんな言い訳は聞き
たくないお前はもう家に帰れそのまま
しばらく出勤停止にするま待ってください
原が今にも泣きそうな顔で社長にすがるが
社長は奴の手を振り払うでは行ってきます
うむ頼んだぞ未だ混乱する会社を後にして
俺はすぐさま取引先へ向かったその後社長
直伝の社会人スキルをフル活用してなんと
か先方に許してもらえた俺の持っていった
ダイアンデザインが予想以上に先方に受け
たのも良かったのかもしれない前の
デザインよりはかにいいとまで言って
もらえたそして俺は篠原に変わり
プロジェクトリーダーに就任初めての
大仕事で戸惑うことも多かったけれど周り
の人たちの助けもありなんとか成功でき
そうだ一方原は社長から出勤停止
しばらく自宅謹慎一度やからこんな電話が
かかってきた今までのことは謝るからこの
ままじゃ教会で俺はパクリデザイナーって
言われるようになる謝罪して許して
もらえることとそうでないことてあるよな
今回は校舎だお前が何をしようとも俺は
許さないよそもそもパクリデザイナーって
いうのは本当のことだろう絶する原を
スルーして電話を切るそのまま着信拒否に
したらから連絡が来ることは2度となかっ
た結局篠原はそのまま退職届を提出した
出勤停止が解除されても会社に自分の居
場所はないと悟ったのだろうしかし奴が
デザインをパクったという噂はすぐさま
業界内に広まる今回の事件の取引相手は
業界最大手の会社なので話が広まるのも
早かった結果原はデザイン業界から迫害さ
れ現在は現場工事の仕事をしているのだと
か昔俺がその仕事をしていると知った原は
散々馬鹿にしていたのだがまあ仕事がある
だけマだろう思わぬ事件もあったけれど俺
は今もデザイナーとして業界で頑張って
仕事をしている俺を拾ってくれた社長に
報いるために今日も俺は一生懸命働いて
いるよ
お前なんでマスクなんかしてるんだよ上司
の前で失礼だろう
がすみません私花粉症でマスクが外せない
のですはあ仕事なめてんじゃねえよだから
女は使い物にならねえん
だ新入社員の女性の答えに上司は行する
そしてそばにあった大局用のテーブルから
花瓶を掴むとあ危ないビシャ俺が叫ぶ間も
なく彼は花瓶の水を女性社員に向かって
ぶっかけたのだ彼女は頭から水をかぶって
しまっ
たマスクはもちろん髪も新しいスーツも
ビシビシに濡れてしずくが下っているそれ
を見て部長はぎいい君だな女は黙って枕
営業し
とけそう吐き捨てたその言葉に真っ青に
なる俺地獄行きだな河辺部長は地獄行きだ
そう確信し
た俺の名前は岸本達28歳のサラリーマン
だおい岸本今日付き合えよ営業から帰って
きて仕事の締めをしていると声をかけてき
たのは上司の川部部長俺より2つ下の30
歳だ思わずああまたかと嫌な気分になる実
は彼は社内でも有名な問題社員なのだ機嫌
がいい時はいいのだが一度悪くなると手が
つけられない人前で社員を統括するし女性
社員には卑猥な言葉を言って嫌がらせを
するそんなとんでもないやだっただけど彼
の性格で1番厄介なのは嫉妬深いことよく
男の嫉妬は女の嫉妬より怖いなんていう人
もいるけど彼に関して言えばまさにその
通り今まで何人もの社員をあの手この手で
追い詰めては移動させたり退職させてきた
という浮
だ将来有望だと思われていた新人がある日
突然退職になったりなどということが
起こると必ずその後ろで暗躍しているのは
彼だっ
ただけどそんな恐ろしい川部部長にとって
俺は高卒というだけで嫉妬の対象害
らしいもちろん部下だから仕事の内容で
出席されることは日常半事だったけれど
まさか高卒の俺が南関大卒の彼のキャリア
を追い抜く可能性なんて1もないと思って
いるらしかっただから俺は彼にとって警戒
しなくてもいい都合のいい部下なのだその
ためよく飲みに誘われては彼のともいい
武勇伝を聞かされるのだっ
たそして今日もいつもの居酒屋に引っ張っ
て行かれたのだ
がお前は苦労人だよな高卒でさてえへん
じゃんお前のボクラ頭じゃこの先6に出世
なんかできないし一賃で馬車馬のように
働き続けるんだろう
かわいそう酒が入った部長はどんどん口が
悪くなる面倒臭いなと思いつつも部下で
ある俺に逃げ場はない仕方がないから適当
にあって話を聞いてい
た3時間ほど経ってそろそろ終電の時間に
なったいつもはこんな遅くまで飲んでいる
ことはないのだけれど部長は先日営業の
企画書について専務から高い評価をもらっ
たらしく右頂点だっ
たそしてそのせいで羽を外してベロベロに
酔っ払ってしまったのだ実はその企画書は
俺が作った書類だったんだけどな傲慢な彼
は俺の仕事を勝手に自分の成果物にして
会社での評価を上げたのだった川部部長
終電なくなりますよ店から出て彼をせかし
たけど上司はベロベロによって道路に
しゃがみ込んでしまった部長こんなところ
で寝てはいけないですよああ仕方ないな家
まで送っていきますからお家はどこですか
はにゃこっちのこれのほれほれ会話になら
ない酔っ払いが差し
しすると上司を担いで駅に連れて行った
タクシーを探したがあに見当たらない電車
で帰るしかなさそうだ上司に定期を出す
ように言ったけど会話が成り立たずどこに
入れてあるのかわからない仕方がないから
この場の電車賃は俺が出したちなみに彼の
自宅と俺のアパートの最寄り駅は一緒だっ
たギリギリ最終電車に間に合った俺たちは
終点で降りて俺は彼を自宅まで送っていっ
た彼の家は大きな一軒屋だった何でも彼の
妻の実家が資産を持っているらしい子供は
2人いるということだインターホンを
鳴らすとパジャマにガを羽織った奥さんが
出てきた奥さんは若くて美人だったけど
なんだかぶっきらぼう
ないただ部長を玄関に寝かしておいてくれ
と言ったきりだったなんだか不思議な感じ
がしたけど俺もくびれていたしもうこれ
以上部長の面倒に付き合うのはごめだった
ので深く考えずに言われたようにしてキに
着いた家に帰り時計を見ると午前1時を
回っていた最悪だ普通に定時に帰宅してい
たらもっと有効に時間を活用できたのに
あんな部長の自慢話に付き合わされて正直
俺にとって川部部長は時間泥棒以外の何者
でもないストレスがたまる一方だなんとか
してこの悪縁を断ち切りたいと思っていた
けれど具体的な解決策はない俺は悶々とし
た日々を過ごしていたところが今まで一方
的に迷惑をかけられる関係だった俺とカベ
部長の関係がある時から一気に険悪になっ
てしまったのだきっかけは移動ですか俺が
人事部に
え給食する人間がってなあ人事の人手が
足りないんだだから営業から誰か回すよう
にしたいんだがまあ難しい仕事ではない
らしいから君が適当だろう将来のために
少し人事で勉強してこい専務に突然
呼び出されこう言われたのだ専務は俺の方
に近づく
とこの間の企画書川部が自分で作ったって
言っていたけれど本当は君のだろう君の
同僚がこっそり俺に教えてくれたん
だそう小さく呟いた正直嬉しかった専務に
口添えしてくれた同僚に感謝するばかりだ
だけどこの人事移動を知った部長はなんで
窓際のお前なんかが人事部に移動なんだよ
高卒が人事なんかできるわけねえだろ彼は
移動のことを相当ひんでいるらしい色々と
嫌味を言ってきたたく人事ブなんて肩書き
だけだろうが俺の方が学歴のランクは上な
んだけどな正当に評価されない環境って
つらやっぱうちの人事はポコだからな見る
目ない
なそんなひどいことをわざと聞こえるよう
に大声で言っては嫌がらせをするのだった
だけどそんなことを言われても仕事は仕事
部長が出世できないのは本人の能力に問題
があるからだ本当に能力があるなら自然と
格を表すはずだそれができないでいるのは
彼自身の裁量に問題があるからだっ
たそれから数日後俺は人事に移動になった
今までずっと営業ばかりしていたから人事
の仕事は全くの未経験だ今年入社する予定
の学生に向けて書類を作ったり研修の
プランを考えたその他通常業務として給与
計算や銀行振り込みのチェック等も行った
今まで社会保険料や家賃手当てなんて給与
迷彩でちらりと見るだけだったから実際に
自分で計算をしてみて色々と勉強になった
そして仕事は順調だったが俺が移動して2
ヶ月ほど経った頃気になる事件が起こっ
た営業部のある社員がいきなり退職して
しまったのだ調べてみると原因は川部の
パワハラによるものらしい退職したのは俺
が人事部に移動になった後に営業に入った
社員で部長よりも学歴が高かったために
標的になってしまったようだこのことは
人事部内でも問題になった特に来月には
新入社員の入社式があるせっかく入った
新卒に部長がパワハラをして辞めさせて
しまうんじゃなかろうか不安に思った俺は
ある苦戦を考えた入社式の日式は順調に
終わったのだが心配した俺は自分が新入
社員たちを営業部まで案内することにした
営業部配属の新入社員は今回5名そのうち
2名は女性だった営業部に入ると部長が
こちらにやってきた入社式で挨拶したから
新卒たちも彼の顔は知っている彼は俺たち
を見るなり言を吐いてき
た誰かと思ったら高卒人事の岸本じゃねえ
かうちの会社も落ちぶれたね高卒を人事に
するなんて
さ新卒の前だろうと容赦がない彼突然暴言
を吐き始めた部長の様子に新卒たちは目を
丸くしている入社日だというのになんて
ことだ部長この5名が今日から営業に配属
になったものです俺がそう言うと彼は緊張
した新卒たちの顔をじろりと睨みつけた
そしてその後気にいらねえなこう言ったえ
俺がポカンとしているとだってよ女がいる
じゃねえかそれも2人もマジこんな人事
ないわなんてことを言うんださすがに反論
しようとすると使えねえんだよ女なんか
採用しても無駄なのにボンクラ人事の岸元
はそんなことも分かってねえのかまうちの
人事は無能なお前を入れるくらい使えねえ
人事だから
な新卒の女性2人の前ですごんでいる部長
見ると1人は怖がって下を向いていたもう
1人は鋭い視線で部長を睨みつけていた
するとそのことに部長も気がついてなんだ
その目はそれにお前なんでスクなんかし
てるんだよ上司の前で失礼だろう
がすみません私花粉症でマスクが外せない
のですはあ仕事なめてんじゃねえよだから
女は使い物にならねえんだ新入社員の女性
の答えに上司は逆行するそしてそばにあっ
た来客用のテーブルから花瓶を掴むとあ
危ないびし俺が叫ぶ間もなく彼は花瓶を
女性に向かってぶっかけたのだ女性社員は
頭から水をかぶってしまったマスクは
もちろん髪も新しいスーツもびしびしに
濡れてしずくがしっているそれを見て部長
はぎ女は黙って枕営業しとけそう吐き捨て
たその言葉にまさになる俺地獄行きだな部
部長は地獄
だその瞬間俺はそう確信したなぜならその
時水をかけられた女性がマスクを外した
から
だ全く随分な言いよね彼女の顔を見た途端
え佐々木人事部長びっくりしたのは川部
部長だそう実は俺は女性の侵入社員が2人
いると伝えていたのだがそれは真っ赤な嘘
での新入社員は1人あと1人は川部の
パワハラ疑惑を調査するために新入社員に
ふした人事部長だったのだうちの会社の
人事部長はこの佐々木部長実は人事の人手
が足りなくなって俺が移動になったのは
佐々木部長が先週まで2ヶ月ほど給食して
いたからだっ
た何でも家族の介護のためだったらしいが
彼女が仕事に復帰した際に俺は川部のパワ
のことを報告したそして今日人事部長自ら
営業部に潜入調査を試みたのだあなたが
部下に対してひどいパワハラを行っている
と聞いていますそれに今ここで実際に体験
しましたあなたみたいな人間を部長の職に
置いておくことはでき
ない人事部長の言葉に川部はまさになって
いるいやそれはその佐々木部長まさか
あなただとは知らなすみませんすみません
住みませんで住むわけがないでしょあなた
の部署では新入社員に水をぶっかけて枕
営業してろなんていう非常識な教育をして
いるのねいやそれが口がいけないのが俺の
悪い癖でしてつい気持ちが高ぶってしまっ
て言いすぎてしまいました川部はペラペラ
と言い訳を並べ立てているが部長言い訳は
やめてちょうだいそれにあなたに聞きたい
ことはにもあるのね岸本君人事部長はそう
言って俺の方に微笑みかけ
たそこで俺は前に進み出るはいカーベさん
には聞きたいことがいっぱいありますはあ
聞きたいことだと何なんだお前は進み出た
俺に向かってイラついた顔の川部だけどお
構いなしに俺は言葉を続けた部長の家賃の
ことです俺の家賃だだって俺の言葉に部長
の顔が一瞬曇るのを俺は見逃さなかっ
た確か前に部長を家までお送りしたことが
ありますが一軒屋でしたよねだけど今回俺
が人事部に配属になり引き継いだ給与計算
では家賃手当てが支給されていたんです
あなた前に住んでいたマンションを
引き払った後もそのことを申告せずにその
まま会社から家賃手当てを盗んでいますよ
ねすると彼は真っ青な顔を歪ませて苦し
まれの言い訳を始めたうそれはうるせえな
高卒がベラベラうるせえんだよ確かに住所
を映したことを報告していなかったが元
住んでいたマンションは休憩所として使っ
ているんだよいわば第2事務所みたいな
もんだ休憩所第2事務所はは笑っちゃい
ますね愛人をすまわせてですかえはあ愛人
だとなんでお前そのことを上司は顔を
引きつらせているそこをさらに追い詰める
実は家賃手当ての不正受給の裏を取るため
に現地調査をしたんですマンションの別の
部屋の人に聞いたところあなたたち家族が
引っ越した後からあの部屋には若い女の子
が住んでいるってしかも毎週あなたが通っ
てくることも知っていました奥さんがいる
のにひどい話だってみんな言っていました
よそれはその
うう俺の話に川部は次第に反論できなく
なっていったそれにまだ話は終わりません
あなた交通費もごまかしていますよねその
それはあなたが住んでいる本当の家からの
交通費はかなり安いはずだそれを愛人宅
からの住所で請求し続けて月に8000円
もごまかしていますね俺の言葉についに
川部は何も言葉が出なくなってしまった
それを見た佐々木人事部長はとりあえず
岸本君が調べてみたことをもにあなたには
処分を貸しますからそのつもりでそう
厳しく言い捨て
たこうして河辺は今まで行ってきた数々の
不正を暴露され部長食を首になったちなみ
に彼が会社から騙し取っていた金は
500万円近くに登った返済するのは
もちろん
彼は自宅謹慎処分となり給料も減額され
た部署も今よりももっと低いところに攻殻
となり出世コースからは完全に外れて
しまった俺は謹慎が解けてからの彼に1度
あったけれど白髪が増えて真っ白になって
おりまるで別人のようになっていた聞く
ところによると謹慎中に愛人がいたことが
奥さんにバレて離婚彼女の実家から多額の
慰謝料を請求されて首が回らない状況だと
いうもはや他の社員に嫉妬するエネルギー
も残っていないようだった彼はその後も
しばらく働いていたが精神的に仕事を
続けることができない状況になり退職した
そういえば彼が退職した後に1度だけ小の
ヤザっぽい男たちが会社に押しかけてきた
ことがあるおそらくやばいところから金を
借りて返済ができず逃げ回っているの
だろう
俺はその後佐々木部長の勧めもあり営業部
には戻らず正式に人事部に所属となり仕事
を続けている最近では人事総務検定
メンタルヘルスマネジメント検定などを
取得し仕事をしている近くシロ市四角にも
挑戦予定だ
あんたみたいな定学歴じゃ月の契約なんて
1件が限界でしょそれともまさかのゼロ件
かしら会社の荷物は早々に立ち去って
もらわないとね本社から視察に来た松崎
課長が俺に向かってこんな暴言をぶつけて
きた松崎課長は俺より年下の女性で
バリバリのキャリアウーマンといった感じ
だそんな人から見れば俺みたいな中年で
中途採用者なんて社会の底辺の負け組に
見えるの
だろうしかし松崎課長は何やら勘違いして
いるようだ後から問題が起こるのを避ける
ため早々に訂正しなければならないあの
何か勘違いしてらっしゃるみたいですが
今月は俺からの訂正の言葉に松崎課長は口
をありと開けて驚きの表情を見せ
た俺の幼少期それはそれはひどいものだっ
たというのも父親が相当なギャンブル中毒
で物心ついた時から俺の家は借金まみれ
だったのだ家はボロボロのほったて小屋
父親がギャンブルに負けて八つ当たりで
殴った壁はあちこちに穴が開いていた雨が
降ると屋根から水がしたたり落ち台風が
直撃した時なんかは家が吹っ飛ぶのではと
本気で思ったほどだ母は父のギャンブル
中毒がいつか治ると信じて懸命に働いて
家計を支えていたのだが父はそんな母を
裏切り借金を重ねた末に1人で夜逃げして
しまった残されたのは俺と母とボロボロの
家それに膨大な借金だったさらに父が
逃げ出した直後母は新郎で倒れてしまった
元々病弱だった母は無理して働いていたの
でもうとくに限界を迎えていたのだろう
そのうちに俺の家には連日借金取りが
押しかけるようになったばあぜお前が働い
て借金を返済するしかねえそれができ
なければ分かりました楽器でもできる仕事
を紹介してやるよ借金鳥は高本と名乗った
高本さんはまだ子供だった俺に仕事を紹介
してくれてそこで働いて借金返済の足しに

た俺の青春時代の思い出と言えば仕事しか
ない中学生の時は朝早くから新聞配達高校
も部活はせず放課後になると学校を
飛び出して夜遅くまで働く本当は中卒で
働きに出ようかと思っていたのだが今時
中卒でまともな食につつけるとでもそんな
ことしたら借金返済が遠のくじゃねえかで
でも返済記述が全額回収する方が重要だ上
に行って猶予を待たせてやれ感謝しろよあ
ありがとうござい
ますお前バカか借金取りに感謝するんじゃ
ねえよ高本さんは確かに怖い人だ返済が1
日でも遅れると子供の俺と家ども容赦し
なかったしたまたま街中で見知らぬ誰かを
を路上で土下座させていたのを見かけた
こともあったくらいだだけど高本さんの
おかげで俺はなんとか高校を卒業して地元
の企業に就職できたそして必死になって
働いてつい先日ようやく借金を完済できた
おいた母は俺が借金返済したことを知り泣
てを浴びたごめんねお前にここまで苦労さ
せてしまって結構もできずに借金返済に
追われてしまったのは私のせいだよいや
母さんのせいじゃない全部父さんが悪いん
だそれに結婚しなかったのは俺が選んだ
ことだよ1人の方が気楽だからさこうして
母さんのそばにずっといられるし俺の人生
はそんなに悪いものじゃないんだ母に言っ
たことは全部本音だ結婚が全てとは限ら
ないし俺は今の自分の人生に満足している
も子供もいない独り身なので老後は誰にも
迷惑かけないように今から準備しておく
必要があるけれどそして借金関西の直後
とある事情で新しい会社の営業部に転職
することになっ
た新しい環境は不安もあるけれどあまり
変わり映えのない毎日を送っている俺に
とってはワクワク感の方が大きい違う場所
でも仕事を頑張ろうと意気込んで新しい
職場へ向かったのだががあの年齢で営業に
転職うちの人事は一体何を考えてるんだか
今石が落ちて苦しい時だっていうのに
あんなおっさんを採用するなんて現在俺は
40代後半そんなおっさんが中途採用で
転職してきたとなれば周りは後期の目で見
てくるその上この会社は大手企業の死者な
のだがここ数年は売上が減少して状態が
続いているらしいなので俺の存在は周り
からあまり行為的に受け入れられなかっ
たおい島だこの書類片付けておいて俺に
向かって偉そうに命令してくるのは年下の
同僚である浜下さんだ浜下さんは俺のこと
を率先してこき使い暇さえあれば俺を馬鹿
にしてくる立たずのおっさんを採用する
なんてってうちの会社ももう終わりだな
転職活動しよっかなわざと俺に聞こえる
ような大きな声で俺のことを罵倒する毎日
俺のことは都合のいい道具剣ストレス発散
のサンドバック程度に思っているようだ俺
今日はデートなんだよこれやっておいて
くれよ明日までになある日修業時間間際に
浜下さんが大量の仕事を押し付けてきたえ
でもこの量は1人ではあ文句でもあるの中
と作陽のおっさんのくせに俺に逆らう
つもり俺の方が先輩なんだけどいえ別にあ
そう最初から素直に従えよ社会の底辺が生
意気な口聞くんじゃねえ
よその日は日付が変わる時間まで残業して
なんとか浜下さんから押し付けられた仕事
を片付けた翌日浜下さんは俺に礼の一言も
言わずあ終わったのふんそれだけ言って俺
が片付けた仕事を奪っていったそしてそれ
を自分の功績だとアピールし全くああいう
厄介な人はどこにでもいるけど浜下さん
みたいな人は初めてだな社会人経験は長い
けれど浜下さんほどひどい人は見たことが
ない厄介な同僚に頭を抱えつつ何か
言い返して大にするも嫌なので黙って彼に
従う日々が続いたそんなある日のこと朝礼
で部長からこんなお知らせがあった本日
急遽本社から視察が来ることになった
くれぐれも失礼のないようにえなんで
そんな急にここ半年我が社の売上はかなり
アップしただろう本者所属の松崎課長が
それを聞いて売上アップの方法を教えて
ほしいと頼んで
松崎課長の部署はここ最近売上が落ち込ん
でいるからな松崎課長と聞いて社員たちの
自然は一瞬だけ浜下さんに向かうこれは噂
なのだが浜下さんと松崎課長はできている
らしい松崎課長は独身だが浜下さんは既婚
者だもしその噂が本当なら浜下さんは浮気
しているということになるがしかも浜下
さんは本所の松崎課長の権力を使い自身の
小心を有利に働きかけているらしい浜下
さんはろな鉱石もないのに現在は係町の
椅子に座っているあくまで噂だが社員の間
では本当のことだろうと思われているあの
浜下さんと仲がいいのが本当ならあまり
いい人ではなさそうだなできるだけ避けて
過ごそうそう思っていたのだが早速松崎
課長がちのやってきて部長に
挨拶そして周りをキョロキョロと見渡し俺
と視線が合うとあんたが噂の中途採用者の
島だ初対面の俺をあんた呼ばわりし松崎
課長がヒールをカツカツと鳴らして俺の
ところへやってきたえあはいふう話に聞い
ていた通りパっとしないおじさんねなんで
こんな人を採用したのかしら人は何を考え
ているのかしらね俺のことを無遠慮に
じろじろと見てばっさりと言い捨てるその
失礼さは浜下さんにそっくりでこの2人が
付き合っているというのは本当なのではと
思ってしまっ
た高卒で録な学歴もなし以前働いていた
会社も地元の中小企業資格もないし自慢
できるような経歴もないないないづのおじ
さんねそう言いながらニヤニヤと口の端を
歪める松崎課長どうやら彼女は俺をいぶっ
て楽しんでいるらしいそういうところも
浜下さんにそっくりだ俺が思わず眉を
しかめるとその反応が楽しいのかさらに俺
を罵倒してきたあんたみたいな定学歴じゃ
月の契約なんて一件が限界でしょそれとも
まさかのゼロ件かしら会社のお荷物は早々
に立ち去ってもらわないとね
あまりにもひどい暴言に俺は呆れてしまっ
たこんな人物が本社で課長になれるなんて
本社の人治はちゃんと仕事をしているのか
と思ってしまう松崎課長の嫌味な笑を見て
俺の中で何かが切れる音がしたここまで
罵倒されて黙っていられるほど俺は優しい
人間じゃないあの何か勘違いし
てらっしゃるみたいですが俺が言い返すと
松崎課長の顔が不快だと言いたげに歪む
しかし俺が続けた言葉にその顔は驚きの
表情に変わっていっ
た今月は12本契約済みですはこれが営業
成績ですご確認ください営業事務の人が
定期的に作成してくれる営業部全体の営業
成績を見せる数字と契約先の名前がまとめ
られている紙なのだが松崎課長はそれを見
て目を開いたえあの大手子会社と契約締結
その他にもたくさんこれを全部あんたが
1人でええそうです信じられないと言った
表情で俺を見る松崎課長このことは役員
クラスの人たちや部長くらいしか知らない
ことなのだが俺は前の会社でトップの売上
を誇る営業マだった高卒で採用してもらっ
た会社の営業部で必死になって
俺だったが最初のうちはなかなか仕事が
取れず毎日落ち込んでいた落ち込みながら
も帰宅したとある日のことおい今月弁の
回収に来たぞどうした元気ねえなあ高本
さんこの頃にはすっかり高本さんとは顔
見知りになっていて俺は仕事の悩みを彼に
打ち明けたするとお前にはキビキビ働いて
借をてもらないと困る仕方ねえ俺が
アドバイスしてやるよえ本さんがこの仕事
に着く前は営業マだったんだよしかも
かなり成績優秀だったんだぞ道を踏み外し
て今はこんな仕事してるがな高本さんに
アドバイスをもらった俺はそれを生かして
仕事に取り組むそのおかげで俺の営業成績
は徐々にアップしていった本さんのおかげ
ですありがとうござい
いやお前が努力したからだろお前は俺
みたいになるなよ本さんの過去に何があっ
たのか俺は何も知らない本人も言いたく
ないようだしむやみに探るようなことはし
なかったそしてその後も俺は努力を重ねて
最終的に会社のトップ営業マにまで
登り詰めたしかしある日のことこれで関西
だ今までご苦労さんありがとうございまし
たあの何か元気がないように見えますけど
どうしたんですか借金関西の日高本さんが
元気なげにしていたので気になって聞いて
みるもしかして俺が関西したのが寂しいん
ですかバカ言うんじゃねえお前に1つ頼み
があるんだ詳しく話を聞いてみると高本
さんが昔からずっとお世話になっている人
がいるのだがその人のの会社が経営難に
苦しんでいるらしい死者なのでそのまま
経営不審が続けば取り潰しもあり得るとの
こと立派な営業マになったお前にあの会社
を救ってほしいんだ借金取りが何を言って
んだって思うだろうがお前にしか頼める奴
がいねえんだそういうことならいいですよ
えおお前そんなにあっさり決めていいのか
河本さんの頼みですしそれに今の会社は俺
がいなくてももう大丈夫ですからここ最近
は後輩の育成に励んでいて営業活動は
あまりしていなかったなので新しい環境で
1から営業マとしてスタートできると聞き
年がもなくワクワクしていたのだそれに
何より高本さんの頼みとあれば断るわけに
はいかないそして俺はこの会社の営業マに
なったのだ嘘でしょあんたがやり手の営業
マだったなんてはまた君はあんたのこと
役立たずのおっさんだって言ってたわこの
前のデートの時だってちょやめろよ名前を
呼ばれた浜下さんが俺たちの間に入って
くるあんた自分を偉く見せるためにこの人
をこき下ろしてたんでしょ見えっぱりの
あんたがしそうなことねなんだって俺を
置き去りにしてち喧嘩が始まってしまった
言い争っている2人をどうやって止めよう
かと考えているとそこまでだ話は聞かせて
もらった突然死者長が現れて2人を静止し
た2人は死者長を見てひょっとした表情を
浮かべる島田君は私が頼んできてもらった
んだ彼が来てくれたおかげで業績が回復し
ただろう彼は我が者の恩人だだというのに
お前たち2人は恩人に失礼なことをする
ならだだじゃ置かないぞ怒ると本社の社長
よりおっかなと評判の死社長が2人に
向かって思いきり
怒鳴りつける会社中に響いたであろう土星
を向けられた2人は顔面蒼白で今にも泣き
そうになっていたすすみません申し訳あり
ませんでし
た謝罪する相手が違うだろう謝るなら島田
君に謝れその後2人は社長から長時間に
渡りお説教お説教が終わった後のはかなり
水していて松崎課長はフラフラの足取りで
本社に戻っていった松崎課長が死者長に
出席されたことはすぐ本社に伝わった
らしい本社中に噂が漏れてしまい松崎課長
の評判は片落ち本社の上の連中からも叱ら
れたらしく松崎課長のプライドはズタズタ
だろう浜下さんも我が者の社員たちから
呆れられてしまい車内に居場所がなくなっ
てしまう
その上社員から事情を聞いた死者長が松崎
課長と浜下さんが浮気をしているのかも
しれないと本社に報告コンプライアンスに
厳しいうちの会社は2人に徹底的に
聞き取りを行い結果として浮気の事実が
認められたらしい浜崎さんの奥さんにこれ
が伝わり現在彼は離婚調定のまただな松崎
課長にも多額の慰謝料が請求されたとの
ことだ一方俺は相変わらず仕事に励んで
いる最近では仕事終わりに高本さんと飲み
に行くのが唯一の楽しみだこれからも俺は
俺を救ってくれた人たちのために自分に
できることを精一杯やっていくつもりだよ
[音楽]

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