【島田市川根町笹間に伝わる昔話】笑い仏 山深い江松峠で世の無常を嘆くお地蔵様がなさった事とは

[音楽]
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センターストン静岡
昔話す静岡原市の時間がやってまりました
案内役のですさて今日はは川町に伝わり
ます笑い仏というお話ですそれでは
どうぞ川根のさ様から西向きに行く途中エ
峠がありますこの峠には笑い仏と呼ばれる
石の仏様が立ってい
ますこの石の仏様がどうして笑い仏と呼ば
れるのか今日はその言れをお話しいたし
ます3年なんてすぐだいいなお
花我慢してこもりぼするだぞ
うん島田の町はこのエ峠を1つ超えた
向こうだんてええなそんな遠くに行くわけ
でも
ねえでも細いかうんじいちゃんああよし
よし何かあったらこのエマ峠を超えて帰っ
てこい島田の街から実機なんてええな
うん風引くな
うんじゃあ行くよ
お花きっと迎えに行くんでなうん待ってる
よじっちゃん
[音楽]
お花は10歳でしたこの江松峠のすぐの村
で幸せに暮らしていたのですが今年の春先
に流行り病で父親と母親があついで
なくなってしまい年取ったじっちゃんと
2人っきりになってしまったのです
秋になりそばが身をつけたのですが収穫
間際にイシシに全て食べられてしまいやむ
なくお花は島田塾のご服屋へこもり暴行に
出されることになったの
ですお
花お
花峠を下っていくお花の背中に届かぬよう
な小声でじっちゃんはべもお花の名を呼ぶ
のでしたこの2人の別れの様子をじっと峠
で見ていたのが石の仏様でし
たその年はくれになって急に冷え込みが
あり寒さに震える猿の子が畑の取り残しの
野菜を食べに山から降りてきました
おいほいほいはいじっちゃんが猿に
呼びかけています
おいこっち
来い豆殻ならある
ぞ猿の親子はじっちゃんの方をじっと見い
ていますほいほいほいほい
おれ豆殻を
[音楽]
食べよ豆殻を畑の真ん中に投げてやりまし
たすると小猿がちょろちょろっと豆殻の
ところへやってきました親猿はそっち行っ
ちゃダメだという風にキキと鋭く泣きまし
たしかし小猿はお構いなく豆殻を食べ始め
まし
たそれをじっちゃんと親猿がじっと見てい
ます小猿は夢中になって豆殻を食べます
やがて親ざも豆殻のところにやってきて
食べ始めまし
[音楽]
た猿ににも親がいるにお花の親は死んで
しまっ
た今頃どうしている
ずら猿の親子が豆がを食べるのを見て
こもり膀胱に出したお花のことを思うの
でし
[音楽]

年が開けてすぐでしたじっちゃんは風を
引きひどい跡で苦しんでいまし
た日ほど咳で苦しんだでしょうかちっ
ちゃんは背中を折り曲げるようにして死ん
でししまったの
ですお花は村人の知らせで方向先から飛ぶ
ように帰ってきまし
たちっ
ちゃんお花はとうと1人ぼっちになって
しまいましたガランとした家を眺めからし
て3日目にお花はまた方向先に戻りまし

ねっちゃんきっと迎えに来てくれるって
言ったじゃないそれなのに死んじゃっ
[拍手]
て江松峠まで来た時お花は急にじっちゃん
と別れた時のことを思い出し泣きして
しまい
[音楽]
峠の石の仏様はお花の悲しみの深さを図り
人の世の無常をしみじみとお考えになり
まし
たのかの実を食べていた猿が鉄砲に打たれ
て木からを落ちてきました俺だっててめえ
を打ちたかねさだがてめえが村の主の作物
に手を出したのが悪かったんだ山から降り
て記載しなけりゃこんなことにはなら
なかったに
よなんだ子連れざらだったか嫌なことをし
てしまった子がいたのかよ分かってりゃ
見逃すてもあったにな畜生に道場するよう
な俺様じゃねえがこざるわ
な後味が悪いややいやいドっととどっか
行っちまい
な小猿は死んでしまった母猿が漁師に担が
れて峠を下っていくのを見ていまし
た小刻みに泣きます
悲しいの
でしょう峠の石の仏様はこの小猿のお別れ
を見て深く悲しみまし
たそれからすぐでした峠を超える人々が
この石の仏様の前を通ろうとする

嫌だがこのエ峠を超えなくちゃ島田に出
られねえし
なこれはなんなん
だに急に笑えてき
たそうです峠の石の仏様の前を通ろうと
する
といしてしまうの
[音楽]
[笑い]
です以来この江松峠の石の仏様は笑い仏と
呼ばれるようになったの
ですきっと石の仏様は悲しみを抱えて峠を
超える人や動物を見て笑いを授けようと
いうお考えになったの
でしょうすっとんお
[音楽]
しまい今日の笑い仏いかがだったでしょう
かえ私もこの峠は何度かこういったことが
ありますけども確かにまこういう生物が
あるんですねこの峠というのは実はその
荒ぶる神様がいてある意味ではそこを
超えるのは大変なことだという風に昔の人
は考えてたんですですねですからその
荒ぶる神様にたけをしてつまりおいをし
たりしてお祭りをして糖業無事に超え
られるというそういうま信仰があってその
たけというのは峠になったんだとま言われ
てるんですねで今日の話も実はこの峠を
こう境にして悲しい物語を何度も何度も仏
様が見ていて何とかこうそういう悲しみが
ない峠にしたということで笑ってくれ
たってことですね実はあのお正月に昔は
こう福というゲームをやりましたねお正月
というのはま年をこう変えるリセットする
大きな不味なわけですけどもそういう時に
おんとみんな笑って服を呼ぼうとするそう
いうゲームだったわけですで浜松市の滝と
いう村があるんですがそこでは今でもその
村人が王道に集まりましてねみんなこう
わはははって大笑いするそういう行事が
ありますまですから人々はこう1年の始め
あるいはその節目に大笑いをすることに
よって幸せを呼ぼうというそういうまあ
日本の民族進行があるわけですけども今日
のお話もそれだけに悲しみが起こりやすい
分かちやすい峠というところにこういうお
話を作ったというのもですねえ何かよく
分かるような気がしますけどもいかが
でしょうそれでは皆さんまた来週
[音楽]
さよならただいまの出演はお花と小猿青い
さじっちゃんふの陸牛池田信ナレーション
岩崎泰子以上SBSラジオ放送劇団そして
音楽杉本連太郎話職洋でし

【再生リスト】https://youtube.com/playlist?list=PLNDavtIzW2SF9Q7up5pWccIspvjuRy6v9&si=5C-vDsuO9twS0wsK

#ポタリング #昔話 #ラジオドラマ

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