ワゴン 1290
の3人で疑実家で暮らして
いる夫と結婚して2
年何かあったら絶対に守るからと言って
くれる優しい夫と天然なところもあって
可愛らしく物越も柔らかくてご近所でも
評判のいい姑との生活は幸せだと思ってい
たしかしこの幸せは嘘なのだと知ることに
なるある日私が結婚前に購入したブランド
品が見当たらないと困っていた時姑目に
聞いてみると掃除した時に別の箱に移した
のだけどその箱を間違えて捨ててしまった
というの
だわざわざ映した箱を捨てることなんて
あるのだろうか疑問に思ったが心底申し訳
なさそうに謝っている姑を見てわざとでは
ないしとその時は許したのだそれに夫から
姑とめは天然だからと以前から聞かされて
いたその後も私がお風呂に入る前にお湯を
全部捨てられていたり夫へ作った朝食や
弁当をゴミ箱に捨てていたりだけど姑は
その度に申し訳なさそうに私に謝ってくる
きっとお母さんは本当は天然なんだろうと
思い込むようにして全て許してい
たしかしある日の朝姑から物置きの掃除を
頼まれ
た私が物置きに入った瞬間ドアが閉まる音
がした慌ててドアのを回すもドアは開か
なくなってい
たお母さん
お母さん必死に叫んだが姑とからの返事は
なかっ
たまさか姑とが鍵をかけたん
じゃ叫んで助けを求め続けたが夕方まで私
は閉じ込められ
た夫が帰ってくる30分くらい前にドアの
鍵の開く音がしたようやく姑が気づいたの
かを開けてくれたのださすがに今回の件に
関しては我慢できずすぐに物置きから出て
文句を言おうとしたが姑とはいつものよう
にごめんなさいすっかり忘れて出かけて
しまったの本当にごめん
なさいと涙ながらに私に謝ってきたんだ
けどまたこれも天然なところが出たのかと
納得はできないものの許そうとした瞬間夫
が帰宅してき
たどうしたの物置きで何かあったの
か私が今回の件を話そうとした時姑とが
言っ
た物置きを掃除してもらってただけよ特に
問題なんて何もない
わなんて
言うもだからこの人は天然じゃなくて計算
でやっていることを確信したきっと夫に私
のことをいじめているのがバレないように
夫が帰ってくる寸前に鍵を開けたのも計算
だったん
だ夫に全部言ってやるんだ
からこの日の夜私は夫に今まで姑にやられ
たことを説明すると夫
はそんなことを母さんがするはずがない
だろう確かによくどじはするしミスも多い
けど本当に天然なだけなんだって信じて
ほしいと私を説得してきた夫は姑とが長年
に渡って猫をかぶり続けて積み上げてきた
イメージがとても強く夫は私が何を言って
も信じてはくれなった何が何かあったら
絶対に守るからだよもうずっと何か起き
てるんだ
よ姑の嫌がらせはその日から
エスカレート私が柑橘アレルギーだと知っ
ているのにみかやポンカンなどを買ってき
て向いてくれなと言ってきたりゴミ箱の
生ゴミやポットのお湯をぶっかけてきたり
もした
もう犯罪レベルの嫌がらせに私は我慢の
限界だった極めつけは姑とから屋根のゴミ
を取るのを手伝ってほしいとお願いされ
た私がはしごへ登り姑とがはしごを支えて
くれるとのことだっ
たまさか私をはしごから落としたりはし
ないよねと不安に思いながらも私はは
恐る恐るはしごに登っていったすると姑と
がねえまだなの手が痛いから話すわ
よと言って本当にはしごから手を話したの
だえお母さん話さないで
ください今姑とが手を離したら確実に
はしごが倒れると察した私はすぐにはしご
から飛び降りようとしたが私ははしごと
一緒に倒れてしまい床の上に落下その影響
で数か所を打木してしまったちなみに姑は
カレー並のこなしではしごを避けていた
これのどこが天然なのよこのままでは拉致
がいかないと思い私は母に連絡をして相談
したる
母
からじゃああんたも猫かるのをやめてお姑
とさんとぶつかってやったらいいじゃない
と言われ
たここから私の復讐劇が始まった母の言う
通り私自身本当は気の強い性格だったでも
夫と姑ととギクシャクしてしまうのが嫌
だったため猫をかぶり大人しい女を演じて
きていたが猫をかぶっているせいで姑とに
好きなようにされることにもう耐えきれ
なかっ
た猫をかぶっていたのが姑とだけじゃ
なかったってことを思い知らせてやれと母
に言われ私は姑とが私に何か嫌がらせを
言うたび
に本当に性格悪いですねボケてるんですか
と煽ってみたり聞こえてます
かと言いながら姑との耳元で鍋をガンガン
叩いてやったりそんなんして老後の面倒を
私にってきたら分かってますよね今から
楽しみ
ですと脅迫じみた発言を言ってやったりし
たでもこんなのじゃ足りないだって姑とは
本気で私を殺そうとしてきたから姑とも私
の狂気ぶりにおじ気づいたのかすっかり
大人しくなってしまったしかし姑とも抵抗
しないわけではなかっ
た姑とが帰宅した夫に泣き
ながらもうあんな嫁とは別れてちょうだい
あの嫁は鬼だよと助けを求めたのだ
泣きじゃくる姑を見た夫はすぐさま私の元
に怒鳴り込んでき
たさ母さんに何したんだ
よ姑との泣きつき作戦は大成功
だどうして私の言うことは信じないのに姑
との言うことはすぐに信じるの私は夫が
分かってくれないことでさらに腹が立って
い
た何よ何があっても助けてくれるって言っ
たのに私の気も知らないで私がお母さんに
何されてたかあなたは気づきもしないもう
お母さんと別居できないなら離婚する
からと私が涙ながらに訴えるとさすがの夫
も離婚を意させるほど妻を追い詰めて
しまったと思ったのか私の話を全て聞いて
くれ
た母さんがそんなことをしてたのに俺は
気づかないなんて本当に申し訳なかった
今後は俺に任せて
くれその後は夫と姑とで話し合いをした
結果私たちは
姑は老を1人で迎えることが嫌だったのか
私への嫌がらせの件について何度も謝って
きた許すはずはないのだけど
ね今更何を言ったってもう全てが遅い姑は
私に嫌がらせをしていたことが近所に
出回ってしまい猫かぶりの悪ババーという
レッテルをられながら細細とているらしい
そして夫と私は疑実家から離れた私の実家
に近い場所に家を借りて新しい生活を送っ
て
いる今まで夫は私の話を信じないで義母の
味方だったけど今回の件で義母の性格の悪
さを知ることができてよかったと言って
義母とは縁も切ると言っている
は離婚することも考えたけど母に相談した
ところ男はみんな母親の言うことが正しい
と思ってるものこれからさが旦那さんを
ビシビシ共育してやるといい根は優しい人
なんだ
からと離婚は反対され
たそれから数年後私は男の子を出産しの母
になった夫も子育てに協力的で留める23
歳のサラリーマンだ独身子供なしの
1人暮らし
だ高校生の頃に交通事故で両親が多して
から俺と3つ上の姉と2人で暮らしてい
た両親が残してくれたこの家と財産保険金
のおかげで金銭的な富勇ははさほどなかっ
たが当時の俺は子春期真っ盛りだった夜中
に遊びに行くことは当たり前そんな俺に姉
はこんな遅くに出かけたりしたら危ない
からやめ
なさいと必死に注意してくれていたが俺は
うるせえ
ブスと反抗ばかりで聞耳を向けなかっ
たうとバイクに乗って夜の町を走り回るの
があの時の俺の唯一の楽しみだったのだが
友人のバイクが走行中に転倒し俺もそれに
巻き込まれて転倒気がついた時は病院の
ベッドの上だっ
た目を開けると俺を心配して泣きじゃくる
姉に気がつい
た
りすあ気がついたの
ねね
じゃんマカあんたまで死んじゃったら私
1人ぼっちになるじゃない危ないことし
ないでって言ったでしょこの
バカごめん姉ちゃん
本当に今にして思えばなんて恥ずかしいな
弟だったんだろう姉には本当に申し訳ない
あれは俺の黒歴史だその事故から俺は
リハビリに励みなんとか元の生活を遅れる
ようになって1人でもちゃんと生活が
できるようになった荒れていた俺はあの
事故をきっかけに構成し高校を無事に卒業
し大学生になりやがて俺の20歳になった
タイミングで優秀な姉は大企業の会社への
就職が決まり両親の家を出て会社の近くに
部屋を借りることになっ
た姉が就職してから4年の月日が流れて俺
は大学を卒業し今の会社に就職やっと仕事
にも慣れてきた頃姉が恐ろしく体のいい男
を連れてきた
身長190cmはあるそして体重は間違い
なく90kmを超えている
だろうりすこの人は田山かずさん彼と結婚
を前提としてお付き合いをしてる
のよろしくな裕介
君俺は思ったこの人なら姉を幸せにして
くれる
くれる
とどうか姉のことよろしくお願いし
ますそう言ってかずさんとかわした握手
なんてごつくて分厚い手なんだろうすげえ
うんこの手ならきっと苦労してきた
姉ちゃんを守って
いけるよかったな姉ちゃん
ありがとう
りすそして姉が今住んでいるアパートは
今月一杯で引き払い結婚までの間はここで
住みたいと言ってきた俺の返事はもちろん
OK3年ぶりに俺と姉は一緒に暮らし始め
たのだがある日の夜いつもは夕方には帰っ
てくる姉が深夜になっても帰ってこなかっ
た姉ちゃんどうしたんだろう電話にも
あまりにも遅いので俺は姉を探しに行く
べく姉がいつも使っている駅に向かった
すると向こうの方からよろよろとした
足取りの人影を見つけた暗くて見にくかっ
たが俺はすぐにそれが姉だと分かっ
た姉ちゃん
俺は急いで姉に駆け寄って声をかけたする
と
突然姉が悲鳴をあげて広く怯え出したのだ
うわえちょっと姉ちゃん
何何俺が触ろうとするとブルブル震える姉
こんな夜中に悲鳴をあげたら近所の人が
何事かと思う俺はとりあえず姉の手を掴ん
で急いで家に戻った
なんとか抵抗する姉を家に連れて帰ること
ができて
もうどうしたんだよ姉ちゃん
俺は姉の姿を見て言葉を失っ
た姉の頬は誰かに殴られたのか赤くなって
いてスーツの胸元は無理やり脱がされそう
になったのか乱れていて膝からは多数痣に
なったり血が出てたし
たどうしたんだよ姉ちゃん誰かに乱暴され
たの
か姉ちゃんの身に何が起きたんだよどうし
て
こんな駅から家に帰る途中で目だしを
かぶった男に暗がりに引きずりこまれたの
よまさかそいつ
に突然殴られて
れて蹴りこがされて汚い言葉でのられた
けどそれ以外は何もなかったわなんとか隙
をついて逃げ出したけどその男は最後に
行ったの
え恨むなら川村竜介を恨めよ裏切られて
かわいそうだな
て
え俺の名前を
りす人を雇って私を襲わせた
のバカなこと言うなよ俺がそんなことする
わけねえだろう姉ちゃんは大事な俺の家族
だそんなこと考えたこともない
よだってだっ
て姉ちゃん頼むから落ち着いて俺の話を
聞いて
いや何も聞きたく
ないそう言って姉はブルブル震えて今は何
を言ってもダメそうだっ
た分かったよ俺はしばらく駅前のビジネス
ホテルで暮らすかずさんに事情を話して来
てもらうから安心し
てこんな状態の姉をさんに丸投げするのは
忍びなかったが俺が一緒にいても姉の精神
を追い詰めるだけ
だ翌日かずさんに姉の様子を電話で確認さ
せてもらっ
たかずさん姉の具合はどう
ですだいぶ落ち着いたけどまだ怯えてるよ
昨夜遅に君から電話をもらった時は驚いた
分遅くに申し訳ありませんでしたかずさん
しか頼れなく
て謝る必要はないむしろすぐに連絡して
くれて
ありがとうさの婚約者としてこんな疲労は
見過ごせ
ん俺は男木溢れるかずさんの言葉に胸が
詰まったこの人はは俺が電話してから1
時間と立たずに駆けつけてくれた本当なら
今すぐにでも暴行障害事件として被害届け
を出し警察の力で犯人を捕まえるべきだ
しかし今の姉には警察の事情聴取に耐える
余裕なんてない今回の件は誰かが人を雇っ
てやらせた反抗だと俺は思うしかし
姉に聞いても身に覚えがないというしする
とかずさん
が誤解しないで聞いてほしいんだが竜介君
も誰か心当たりはないのかい俺は犯人が
最後に言った言葉が気になるん
だ
言葉
ああまるで君たち兄弟の中を引き裂くのが
にえてなら
ない俺と姉ちゃん
のあの俺1つだけ心当たりあり
ますどんな些細なことでもいい話して
くれ俺はある女性につきまとわれていた
半年前に別れた俺の彼女の佐々から家の
ポストに毎日のようによポムをされたり家
の前で出待ちされたりして困っている状態
だっ
たストーカー
か特に姉がこの家に戻ってきてからが
ひどくて会社の前で何度も待ち伏せされて
あんまりしつこいから俺はつきまとい行為
をやめろこれ以上続けるなら警察に通報
すると言ったんですよ
するとじこ
はひどいよ前はそんなこと言わなかったの
にきっとあの女のせい私を捨ててすぐに
新しい女を作るなんて
最低とわけのわからないことを言って去っ
ていったの
だもしかして俺への復讐のためにが人を
雇って姉を襲わせたのかもしれ
ないまだ確実とは言えないがありえない話
ではなさそうだ
な俺ちょっと調べます元カノに直せ聞いて
みますいつもまた会社の外で待ち伏せして
ますから捕まえるのは簡単
ですということで俺はさんと話でをり次の
日の夕方に作戦を実行することにし
た予想は敵中じこは今日も俺を待ち伏せし
てい
たじこ今日は聞きたいことがあるから一緒
にこっちに来てくれ
ない
す今日は逃げないで話しかけてくれたのね
嬉しい
喜ぶジコを連れて俺は会社の使われてい
ない会議室にジコを連れてやってき
た数日前に俺の姉が暗がりで不審者に襲わ
れた警察によると俺に恨みを持つ人間の
反抗の可能性が高いそうだとなると
思いつくのは君くらいなんだよん
[音楽]
ことかしら意味がわから
ない予想通りじこは知らぬ存ぜぬとシを
切ったするとジコの携帯に着信が入っ
た
もしもし分かってるわ
よでも20万ってやっぱり高すぎじゃ
ない分かったわ明日までに振り込んでおく
から
と言ってじこは電話を切っ
た今の電話何男の声だった
けどじこの電話の相手の声が声がでかかっ
たので漏れて聞こえてきたがなんだか柄の
悪そうな声だった何やら金の話をしていた
し強烈に嫌な予感がするこれは何がなんで
もからを聞き出すしかない俺は壁際にじこ
を無理やり追いやって壁丼をし
た龍助たら積極
的
じここれだけ俺にしつこくつきまとって俺
一筋と言いながらあんなちんぴらと仲良く
してんの俺は悲しい
よち違うよ
だって20万がどうのって言ってたじゃ
ないか金まで貢いでおいて何が違うんだよ
正直に話してよ俺は毎日待ち伏せする
くらい好きでいてくれてるんだよね俺復縁
もありだと思ってたんだよけど嘘をつく女
はだめだ信用できない
よもう
耳元で喋らないで
よ話して
全部するとじこはぎゅっと俺に抱きついて
うん私が男を雇ったの龍介の彼女適当に
痛めつけて
てその瞬間俺はじこを突き放した
最低だ
な何すんの
よ話聞いたらお前には用はないんだ
よ騙したのね
ひどいひどいのはどっちだよお前がやった
ことはな犯罪だ
ぞルースが悪いんでしょ私を振ったくせに
すぐに新しい彼女を作って自宅にまで
住まわせて私と復縁しないならあの女病院
送りにしてやる
からなるほど
そっちがそういうつもりなら仕方ない
な私と復縁してくれる
の警察に通報するんだよ
バカやめてよ大げさねそれに悪いのは私
じゃないよ男でしょそれに証拠なんてない
じゃ
ないお前が言った言葉が証拠になるんだよ
お前と会ってからずっと会話は録音させて
もらってたんだ長言
ありがとうちょなんてことするの
よその時会議室に姉とさんが入ってき
たは見た瞬間真っ赤な顔をし
て全部お前のせい
だと叫びながら姉に向かって走り出した
しかしかずさんの手によって取り押さえ
られてしまっ
た君を暴行罪脅迫障害未遂の現行犯で逮捕
する申しれたが俺は原警でのさんの婚者
だこ婚約者
姉困惑しているじこに姉が近づいていっ
た私のことよはとちり
さんじこはわめき散らしながらかずさんに
よって警察署に連されていった
その後ジコは立地書での交流を得て身柄を
見され悪質性の高さ反正のなさから実験
判決を受けた実行犯の男も実験判決が下さ
れたそして姉はかずさんのサポートの
おかげで立ち直ることができて1年後に
無事に
入籍式を上げ新居でラブラブな新婚生活を
送って
いる一方の俺はいつかじこが出所してきた
時の身の安全を考え実家を売ってアパート
に引っ越し
た姉も幸せになったことだし今度は俺も
自分の幸せを見つけたいなと思う
ワゴン