田中泰輔のマネーは語る:【ドル円】これが為替介入だ(田中 泰輔)【楽天証券 トウシル】
[音楽]
楽天証券経済研究所グローバルマクラ
アドバイザーの田中大輔です田中大輔の
マネは
語るドル円が155000に泊しています
そして今にも為替介入があるのではないか
という安心が高まっています今回はここを
深掘りしますテーマはドル円これが世界入
だですお話しすることですけれどもまず
ドル円相場今サイクル上どこにいるのかと
いう現在値を確認しますそしてその上で
為替介入はどう聞くのあるいはどう聞か
ないのかというお話をしますそしてえもう
1つその為替介入があった時にどういう風
に身構えたらいいのかということでえお話
をしますなおこの動画がこされる4月19
日19時から楽天証券のFXセミナーが
オンラインで開催されますま今回はその中
から為替介入を抜粋してお話しするわけ
ですけれども為替というのは通常相場分析
の中では応用問題ですまですからこの応用
問題を理解することによって経済インフレ
金利株価これががどういう風に繋がってる
のかそしてえ国内のみならず海外投資と
いうのはどういう意味を持つのかというの
が全部把握できるようになるんですねです
から是非そちらの方もご覧いただければと
思いますリンク先については概要欄に貼っ
ておいていただきますまずドル円の現在地
について確認をします兼ねて申し上げてる
通りでドレン相場というのはほぼ米金利
次第で動いているとということなんですね
左の図ですけれども青い線これがアメリカ
の10年国際金利水線が政策金利になり
ます赤い線がドル円相場ですけれどもこの
政策金利短期金利の米日の格差が本来はあ
このカース相場の下支えとして効くんです
ねただもう日本の金利が日銀が超金融緩和
を解除したと言ってもほとんど動という
ことでドルに関しては内外金利差ではなく
てアメリカ金利だけ見ていればOKですよ
ということを兼ねて申し上げてきました
そしてその金利の中でも政策金利はこう
いう風に階段上に遅れてゆっくりしか動き
ませんけれどもこの先々どうなるかという
ことで2年金利5年金利10年金利が動く
んですねで海外の当期筋はこれを見てドル
円相場を売ったり買ったりしますので基本
的にはその時々の相関性が高い短期中期
金利を見ていくということになりますま
ここでは10年金利このの連動性を書い
てるんですけれども見ての通りほぼ同じ
ように動いているということなんですねで
最近なんですけれどもこの直近のところ見
ていただきますと確かにアメリカの金利が
上がってドも上がっているしかし長期金利
との連動性で言えばまだまだ140円台
半ばぐらいでいいところを150円台半ば
にまで至っているということで帰りが生じ
てまそこがどうしてなのかということが1
つ問題にはなってくるわけですまただ
どちらにしてもこの金利アメリカで下がっ
てくるという話になればあドル円の勢いと
いうのも鈍化してやがてえ円高側にも
取り戻されるということにはなるわけです
が現時点ではアメリカの金利が下がらない
高止まったままなんじゃないかという中で
かなり当期筋が活きづいて円売りを仕掛け
てくるという構図の元にこういう相場に
なっているということですまこの政策金利
これから先どうなるかっていうことについ
て現状このドットで売ってる点線のような
水準をマーケットは見込んでるんですねえ
年内の利下げが3ヶ月前でしたらこの点線
矢印にあってように6回利下げするんじゃ
ないかという織り込みだったんですけれど
もそれがあ3月には3回になり4月には2
回になり直近では1回かもしれないって
いうところまで来ているということなん
ですまアメリカの金利が高止まりんだっ
たらまその分ドル円も高止まりたままに
なるんじゃなかろうかということではある
んですねでこれをサイクルで考えてみたい
と思いますサイクルいつも金利と株式の
関係でこのような図でえご説明をしてい
ます縦軸金利が高い金利が低いそして横軸
株が高い株が安いということなんです
けれどもおこの金利が低くて株高この局面
金融相場で直近では2020年から21年
に書けてでしたそしてえこの上の金利が
高くなって株がまだ高いこれは長期金利が
上がってきたけれどもそれでも株高が続い
た2021年の終盤までというで業績相場
という言われ方をしますそしてえその次
金利は高いそれを嫌って株が安くなると
いうここは逆金融相場金利が上がってく
ことを嫌ってく場面でえ2022年になる
んですねその後なんですけれども23年も
24年もこの逆業績相場に至るんではない
か高い金利が景気を悪化させてそして株安
になっていくまその間金利は下がってくん
ですけれども株はこの業績の悪化を嫌って
下がっていくということなんですけども
今回コロナの後の特殊事情で景気が悪く
ならないという状況になってるんですね
金利をここまであげたのに景気が悪くなら
ないということで景気が悪くならないん
だったらインフレも赤止まっているしこの
まま合金料を維持してくそういう流れに
なってるということで金利が高いんだっ
たら金利が高いけれども株安にもならなく
なってきた株高が続いているということに
なってるわけですここにドル円相場を
当てはめてみますドル円相場は基本的に
金利に沿って動きますですからこの
アメリカが低金利の時は基本的に円高です
でこの時に日本株クエスチョンマークが
つけてますけれども実はアメリカ株が高い
そして円高は日本株を圧迫するこのどっち
が勝つかというのはドル円とアメリカ株高
のどっちがまさるかということによって
日本株が決まってくるという場面なんです
ねその次にアメリカの金利が上がってくる
とドル円は上がってきますつまり円安に
なっていく円安になっていた時にここでは
アメリカの株も高い円安は日本株を支援
するということで日本株高になるという
分かりやすい場面ですそしてその次
アメリカのの金利が高いことを嫌って米株
安場ですね金利が高いので円安がどんどん
進みますだけれども一方でアメリカ株が
安くなるとこの円安による日本株サポート
とそれからアメリカ株安どっちが勝つのか
ということで日本株が決まってくるという
場面です2022年にはアメリカの金利が
急激に上がって円安も急激に進んだので
米株が安くなる一方で日本株はほとんど
下がらないっていう状況になりましたそれ
はあその時の米光金利を受けた円安の恩恵
ということになるわけですそしてその先な
んですけれどもアメリカの金利が高まって
いるけれどもどうも逆業績に至りそうも
ないということでアメリカ株は中間半島的
なしっかり目の展開になっているそこに
生成AIという大きな株高のテーマが出き
たので株は非常に強くなっているとなると
米高金利で円安そしてえ米株高で重なって
日本株もしっかりというこういう
巡り合わせになったまま次にどこに行くん
だろういうことになってるわけですま現状
においては逆業績展開が見えないままなん
となくこの金利でも業績また良くなるん
じゃなかろうかっていう形になってきてる
のでえそうなってくるとドル円も高いのな
円安のまそしてアメリカ株がしっかりし
てる限り日本株も結構いい具合に行けるん
じゃないかまこういう風な展開になって
ですもちろんこの先いざ景気に限りが来
たらやっぱり逆業績的なことになるんだと
いうことになるかもしれませんあるいは
金利が高いままでもなんとなくこれを回っ
ていってもう1段2段金利が上がるとか
あるいは金利が高止まり
やっぱりいずれ景気は圧迫されるんだと
いう展開になるんまそういう時間の流れの
中で捉えていくことになるわけですが現
時点においては少なくとも円安がある程度
続きそうあるいはアメリカが金利を下げ
始めても円高は限定的ではなかろうかと
いうことになってきているわけですま
そんな中で円安がどんどん進みすぎると
いうことに対して為替をある程度落ち着か
せなければいけないということで為替介入
があるのではないかあるのではないかと
いうことをみんなきもして見てるわけです
まそこの為替受給をちょっと整理をして
おきたいと思いますけれどもこれが国際
収支の基本的な関係になります経常赤字の
アメリカそして経常黒字の日本ということ
になりますけれども経常取引貿易経常取引
においては黒地の日本に赤字のアメリカ
からお金が流れるという構図が基本あるん
ですねでこのままですと赤時国アメリカは
お金が流出したままになってしまうので
今度こちらから金融取引においてお金を
戻さなきゃいけないというこういう構図に
なってるわけですまこれによってえ世界
ってお金がこうぐるぐる回ることでえ動く
んですけれども統計上は経常クお金が流れ
て分と逆方向に必ず同じ金額で直接投資
証券投資金融退職等々で流れることになっ
てるんですねところが現実にはこのお金
統計通りには動きません例えば経常収支の
取引の中でも日本が出した黒自分が海外の
ドルのまま日本に戻ってこないという
ところもありますまその一方で今のように
日米の金利差がものすごく大きいという話
になると日本からアメリカへ円からドルへ
お金が大量に流れるということが起こり
やすくなるですからこの外にお金が日本
から出やすくなっているという状況その
ものが円安要因ということになくるわけ
です実はそのうちこの直接投資証券投資と
いうよりも最後の当期も含めたお金の流れ
は金融貸借のとこに現れるんですねこれ
ちょっとどういう風になってるか
ごちゃごちゃしてますけどこちらで見てみ
たいと思いますこちら日本の国際収支を
かなり単純回して描いてはいるんです
けれどもこんなごちゃごちゃした取引に
なってます水色ここが貿易収支そして
ちょっと濃いい青いところが所得収支なん
ですけれどもままこれを安定的なこの貿易
形状取引マネーの流れこれに対して証券
投資がピンクのところそしから直接投資
海外で不動産買ったりM&Aしたりですね
それがこの茶色いとということになります
でえこれに対してその他投資と言ってこれ
はもっぱらあ先ほどのこちらの図で言うと
この金融貸借に当たるとこなんですけども
ここが収支じりとしてこう出てきますそれ
から全体の中でえ補足しきれないものと
いうのがあってそこが誤差脱漏ということ
でこういう黒いところとして現れるんです
が当期のお金の収支じりはもっぱらこの
黄色と黒のとこに現れやすいということが
言われていますでこの相場全体ドレ相場
赤い線見た時にですね実はこの黄色が
どっちに出ているかによってえドルエ相場
が相当動かされているということが過去に
て現在にっても確認されてるわけです
実は近年この経常取引これが日本の経常
黒地がどんどんどんどん大きくなるのに
海外から日本に戻ってこない円に戻ってこ
ないお金があまりにも多すぎるということ
でそれが円安要因だという指摘があります
これはある程度正しい見方なんですけれど
も過去においても海外に出てった日本資金
が戻ってこないということについては指摘
されてきたことなんですねまその金額が
大きくくなってるということではあるん
ですけどもこれはアメリカの金利がある
程度下がってきても昔のようには円高には
ならないという力としてはかなりレドの
ものが認められますだけれどもそれが円安
をどんどん促すほどかということについて
は私はまだほどほどという見方をしていて
もっぱら当期の力による円安の方が強いと
いう評価をしていますまですからこの金融
着の部分この図で言うとこの黄色い部分に
対してどがすぎるんだったらそこを為替
介入で補正してやんなきゃいけないという
ことなんですねこの金融資本取引の中に
為替介入というの入れときました直接投資
や証券投資や金融対策でお金が出ていき
すぎるんであれば為替介入によってドル
売り円外をしてこを鳴らすということを
するわけですまもっぱらここで言えること
はあの額のお金が流れていく中で為替介入
っていうのはほんのごく一部に過ぎません
ですからその効果としては大きな流れを
変えるものではなくて行き過ぎた当期資金
を叩くというほどの意味合いになってき
ますまよく為替介入を価非2かっていう
ちょっと難しい言葉で言うんですけれども
価っていうのは合せ介入で例えば今ドル外
をした場合円を買うわけですから日本の
マーケットの中で円資金を中央銀行政府が
吸収するという形を取るわけですまその
こと自体は金融引き締め効果があるこれに
よってえ為替介入で当期を叩きながら日本
の金利が上がるんだったらそれはそれで
為替の効果がありますよということになっ
てくるんですね以上申し上げてきた為替
受給をを3つに分けますと貿易経常取引
マネの流れ1ですねそれから金融資本取引
マネー2これが統計上は方向が逆でえ相殺
し合う形になるということなんですがそれ
からこの中に3番目為替市場の中での後期
というものが出てきますアメリカの金利が
高いからドル外円売りだこういう攻め方を
するとドルの方にお金が出ていくという
ことでここについては先ほど申し上げた
この金融資本取引マネの中の3番金融貸借
のところに現れてくるということになる
わけです為替介入はもっぱらあここの陶器
を叩くという意味合いが強いんですけれど
もこの大きなお金の流れ自体は金利が決め
てるところが大きいということで金融政策
を伴わない為替介入を効かないっていう
言い方をするんですねちょっと難しい言葉
ですけども価非2かという言い方をします
対価というのは通常パーセ介入でえ例えば
ドル売り円外をした場合これはあ円を買っ
た分だけ日本の中央銀行が地中の円を吸収
しますまその分金融引き締め効果が出る
わけでえそれによって金利が上がるという
ことなんですが通常中央銀行はそういう風
な日々の資金繰り調整の中でここを
きちんと中立化させますつまり吸収した円
をそのまままた放出するそれによって円子
場の受給を鳴らすということをやるんです
ねまそうすると金利は動かない金融
引き締め効果は出ないということで為替
介入は単に同期筋のポジションを叩いた
だけということで終わって効果に持続性は
ないというこういう言い方をされるんです
ねまこれに対して非不価というのはそこで
吸収した円をそのまま放出しないで持って
いるそれによって金融引き締め効果が出て
日本側の金利も上がるとその分だけドル円
の抑止効果になるとこういう捉え方をする
わけですですからこの2下非2化と言い方
があるんですけれどもこれ見方を変えると
合せ介入は効かないと言ってるのと同じ
ようなことなんですねつまり実際に為替の
基調に影響を及ぼし売るのは金融政策なん
だということでで為替介入は効かない効果
があっても一時的という話になるわけです
ま過去の介入の実績を見てみますと日本
当局のドル円介入ですがもっぱら赤い棒
グラフが上に伸びてるように円高になった
時にそれを抑止するという介入が過去に
おいてはほとんどでしたま時代時代で介入
の仕方というのは変わっていてえ1990
年代の前半は小刻みにいっぱいの介入を
するということでえやってもやっても効果
が少ないという場面だっんですねまこれに
対して90年代後半になりますと大規模に
介入やるぞやるぞと言ってドーンとやると
いうことが行われるようになりますまこれ
がある程度効果を通したというところが
ありますそしてえそののですけれども介入
大規模にやってもなかなか効かないという
場面も多くなってくる2000年代に入っ
てからですけれども日本がもうデフレを
出しきれないという中で財務省がだったら
為替介入をしてそれによって大規模に円を
放出してその金融緩和効果によって
持ち上げるでそれを脱するというような
ことを実際に行動に起こしてここで30数
長円の介入をするんですねまそれでも
なかなか為せが止められないということで
日本の単独会には効かないなんてことを
言われるようになりましたそしてその後
ですけれども介入あまり行われなくなり
ました日本も大国として早々簡単に買入は
すべきではない市場取引は市場に任せてで
え市場でつく価格というものを尊重し
なければならないまそういう風なことで
買入の改造は減ったんですけれどもただあ
ドル円相場があまりにもトピに動くので日
もさっちもいかなくなったということで
この2011年あるいは直近のところで
為替介入をしてるということになりますま
この大規模な為せ介入はやっても効かない
ということが言われるようになっんですが
これが強調介入になら聞くというある種の
名刺がずっとこうあるんですねで過去に
おいてG7でえ為替介入をしたいあるいは
日米強調で為替介入をしたという時には
それなりに聞くじゃないかとだけれど日本
が小刻みにいっぱい介入するのに効かない
じゃないかまこういう言い方をして
アメリカが一言でも為替について言及する
とそれだけで為替が動いてしまうみたいな
ことも起こるようになったんですただこれ
は何が違うのかというと日本は例えばこう
いうところの介入で100円を防衛し
なければいけないという水準防衛のための
介入をしてマクロ環境が変わってない
けれどもとにかく必死で為替介入をして
くるまだから効かないというところがあっ
たんですねまこれに対して元々欧米は為替
介入というのは原則やらないものだという
ことが前提で為せが大きく動いてるでも
マクロ環境変わってるマクロ政策変わるま
そういうとこまで来ているにも関わらず
当期が止まらないっていうところまで来て
為替会にするその後にマクロ環境が変化
するとかあるいは金融政策が変化をされる
とかまこういうことが伴ってくることで効
くっていうこういう風な巡り合わせになっ
てるんですねですから先ほど申し上げた期
を叩くだけの介入であればそれは効かない
マ環境が変わるんだったらそれはそれで
為替に対して一定の効果を及ぼすまその点
でアメリカの金利がなかなか下がらない
日本の金利はおそらく年内1回ぐらい
利上げをするかもしれないけれどもそれで
はおそらく夜景しに密であろうということ
になるとなかなか円安試合というものが
変えよがないというこういう見方になって
くるわけですですから鍵を握ってるのは
あくまでアメリカの金利政策であるという
のがでの結論ということにもなりますまた
川替介入をするためにはその政策的な意図
というもの必要になるんですけれども直近
のところの為替介入のはこのインフレが
問題だったんですねコロナの後に世界的な
インフレになった日本はデフレ色が強くて
なかなかインフレ上がらなかったんですね
だけれども遅ればせながらそれが上がって
きたということでその背景の1つに海外の
原油等の上昇それに円安と円安はなんでっ
て言うとアメリカのインフレがすごくて
アメリカでものすごく金利を上げたから
ドル高円安になってその円安のせいで輸入
物価が上がるということで日本の物価も
上がり始めたまこれでえ国民生活も困るの
で為替介入でそれを阻止しようということ
になったわけですまこの当時悪い円安悪い
円安という言い方をされますけれども私は
あ何をしてもデフレシを抜けられなかった
日本がこの比的なインフレによってデフレ
感を脱することができるこれは企業はいし
方ないから値上げをしようということに
なるし家計もこの環境でえ物価が上がるの
は仕方がないかなと言ってそれをある程度
受けれるようになってくるそのこと自体が
デフレ心理を払拭する上では極めて重要な
んだという話をしましたそれからもう1つ
こちらですけれどもこのドル円相場と一
平均先ほどもサイクル的にこれ関係あるん
だという話をしましたけれども極端な円安
になることでずっと低迷してた日本の株も
それ相に上がるようになったということな
んですね円安によって日本では収益的に
助かる企業が非常に多いそして円安によっ
てインフレになるとインフレで経済が名目
で膨らんでそうすると株価はそれに見合っ
て上がりやすいまこれによってえデフレ
心理を払拭していくそしてえ企業が改革基
も出てくるこういういい流れというのが
あるんだということを申し上げてきました
ですから相場というのは常に負に触れれば
いいところもあれば悪いところもあると
いうことでそれを比較しながらいいところ
をとにかく生かす悪いところは抑制する
それだけのことなんですねその中で一方的
にこの円安が悪いとかいいとかていう話で
はなくてえそのいいところを生かすという
目も同時に持っていただきたいというのが
この1年2年私が強調してきたことでも
ありますでは為替介入にどのぐらいの金額
で入ってこれるのかということなんです
けれども合せ会議の原始これは外貨準備
ところで見ることができます外貨準備と
いうのは先ほど日本当局が合せ介入を歴史
的に何度も何度もドル買してきたという
ことを話しましたそこで買い入れたドルが
外準備としてえ積み上げられているという
ことですまたアメリカは相対的に金利が
高くてその金利収入等等によってえさらに
それが増えてくるというところもあります
で現状においては1兆2900億ま日本円
にすると180兆ほどを持ってるわけです
まそこのうちドルで持ってるものが大半
ですけれども証券で持ってるものが預金で
持ってるもがありますま預金で持ってる
もの1500億ドルほどですからあ
20兆円今ということになりますけれども
まこの中から介入できる分というのが機動
的に動ける分ということが1つ言えます
それからさらにということになってくると
この証券で持ってるものを売るということ
になるんですねまよくドルサで持ってる
ものを売却したら米金利が上がるそうする
と為替介入でドルを利用しても米金利が
上がるんだったらその分効果が相殺される
というまそういう風な指摘もいますただま
この中で残存怪我が短くなった短期的な
国債を売却する等々であればそういう金利
へのインパクトを抑えながら為替介入する
こともできるということになりますただ
この為替介入というのはアメリカの通貨
主権を犯す行為でもあります通貨主権と
いうのはそれぞれの国の通貨はそれぞれの
国が主権を持っているという考え方なん
ですけれども為替介入これ日本の問題だけ
ではなくてドル円で介入をするという場合
にはアメリカの通貨集権を犯す行為でも
あるということでアメリカの同意を得ると
いうのが原則なんですねですからアメリカ
が運と言ってくれなければなかなかでき
ないというところもありますちょうどこの
動画を収録している前の版ですけれども
アメリカ日本そして韓国の財務大臣が
ミーティングをしてそして円安ボアについ
て問題であるということについてえ同意を
得たということになってるんですねまその
点では替介入についてお住みつきをもらっ
たのかもしれないいうまそういうことに
なるのでえ今後155円に迫ってくる
ところはやっぱり要注意かなという話には
なるわけですまそこでえ来る為替介入への
影響ということなんですけれども先ほど
申し上げたように金融政策の変更という点
ではあまだまだインパクトは限られると
いうことなんですね実は最近の日銀政策の
変更とドレン層を見ると22年の12月
日本銀行が突然YCCの見直しを公表し
たらドル円が7円も動くっていう場面が
ありましたまそのことで日銀政策に対する
大き筋の警戒っていうのは続いたんです
けれども実はこの時はアメリカの金利が
下がりかかっていて
そしてその時に期筋がもうちょっと相当
ぐらついてたそんなところで突然日銀が
YCCの見直しを発表したのでびっくりし
てポジションを投げたということでのドリ
が起こったということなんですねあくまで
当期筋が神経質になった分だけ動いたと
いう話なんですまここで日本の金利が動い
た部分はアメリカの金利が動いてる分に
比べればもうはかにビビたるもので
インパクトがないまその後YCCの見直し
とには段階的に進むわけですけれども
ほとんど効果は出なくなりましたなんでか
と言ったらあらかじめマーケットはこの
辺りでYCCの見なしがあるかもという
ことについて事前に織り込んでいったので
まそうなると当期筋もそれほど敏感には
ならないそして実質的にそれによる金利の
変化はドルエ相場に対するインパクトは
ほとんどないということで結果的には
アメリカの金利がどう動くかを待って相場
が動くという展開になったいうことですま
直近のところなんかはもっと大規模に超
金融緩和の解除を行いましただけれども
このそろそろあるんじゃないか前倒して
あるんじゃないかというところで当期筋が
敏感になって少し売りましたけれどもいざ
実行に移されるとその後は当期筋はもう
これで一安心ということで円売りを仕掛け
てくるとこういう流れで全く逆サイドの
展開にもなってるということなんですねま
こういう目で見ると当期数値がどういう
ポジションを持っているのかということが
重要になるんですけれども直近のところ
immの後期筋のポジションを見るとこれ
までの大体今この場面で当期筋が遠売りを
仕掛けるにしてもこのぐらいの金額かなっ
ていうところを逸脱してもう1歩進んでる
わけですまそれだけえ当期筋が円売りの
当期をしやすくなってるトレードしやすく
なってるということの現れでもあるんです
ねまそれがアメリカの長期金利を超える
ほどの円安になっているということの背景
にもなってるわけですまここでポジション
が積み上がっているからこうを叩けばそれ
なりに落ちるであろうということとそれ
からこそれだけ円売りをしたがってる人
たちが増えているのでこれによって当期筋
を叩いたら5円7円動くかもしれないでも
そこはもう1回円を売るチャンスなんだと
思ってる人たちが非常に多いということに
なってきますもうちょっと細かいところ
まで言いますと154台まで来てます
けれどもおそらく155000という
ところにはオプションのノックアウト呼ば
れるものがあると思います日本の輸入企業
等がこの円安では非常に苦に陥る少しでも
安いドルを調達したいという時に金利差を
生かして先々の金利差の分だけドルを安く
変えることができるというその長期予約と
いうのをするんですねその長予約をり有利
するためにこの予約は155000とか
160円とかに相場がいったら解消します
というまそういう契約をつつけるわけです
がまそこの155000をつつけることに
よってその買ってたはずの例えば140円
とか135000で買ってたはずのドルが
契約上なくなってしまうということになる
ともう1回彼らは同じことをしなきゃいけ
ないという状況になってきますまそうする
となかなかドル円止まらないということに
もななってくるのでえ155円につくか
つかないかという手前は1つ重要な介入
ポイントになるのかもしれないというとこ
なんですねま一方で155000にも
向かっていくという展開になるとそれは
背景には米金利高があるアメリカの金利が
上がりやすい局面において為替介入しても
効かないということにもなってしまうこれ
両面あるので当局としてもどうしたらいい
かってことを考えるわけです先ほど
申し上げたように年は為替介入の機械と
いうのは非常に限られているアメリカの
同意を得たところでやるからには勝た
なければいけないでもその効果は後期筋の
ポジションを叩くまでだということで
ついつい介入の金額が3兆円5兆円いう風
に大きくなってきてるわけですまその
3兆円5兆円という金額を使って叩くこと
によってどこまで押し返すかということに
ついて賛ありとなればやってくるま賛が
ないのにに果たしてそういう介入をするの
かということになるとそこには疑問負が
つくということなんですねま今回の話顔
介入に絞ってのことですけれどもこういう
風にドル円介入というのは現時点において
は東急のポジションを叩く5円7円ま最大
頑張っても10円ぐらいの範囲でそこは
会場だと思ってる投時がまだまだ多いこれ
が持続的に140円も超えて円高になっ
てくためにはアメリカの利下げががまず
必要ですまそこにえ降りよ日本の利上げが
重なればプラスアルファの効果はあるかも
しれませんけれども日本側の事情という
よりばあくまでアメリカのの事情を見て
いくということになりますまこの間
アメリカの金利が高い円安であるという
こととでも一方でアメリカの株が生成AI
相場のあって強いということになれば
日本株はサポートされるわけですですから
こういういいところ悪いところそれぞれの
部分を見てえ対応していくという趣旨に
なってくるわけですけどもその辺りの
詳しい事情背景対応についてはセミナーの
方でえご覧いただければと思う次第です
この動画をYouTubeでご覧になって
いる皆様へ田中大輔のマネは語は楽天証券
の投資情報メディア方針にて展開をして
おります私の過去の動画レポート他の専門
家の方々の動画レポートががそこには多数
掲載されておりますので皆様の投資の参に
なさっていただければと思いますそして
この動画気に入ってくださった方はイね
ボタンとチャンネル登録をよろしくお願い
いたしますご視聴ありがとうございまし
たJA
※こちらの動画は2024年4月18日(木)に収録しております。
👇セミナーの詳細をご覧いただけます
https://r10.to/hNRUCn
👇田中泰輔のトウシル連載記事はこちら
『マネーは語る』
https://media.rakuten-sec.net/category/kicchiri-kawase
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🕒タイムスケジュール
00:00 オープニング
00:32 お話すること
01:49 ドル円の現在地
09:47 為替需給と介入
18:05 為替介入実績
22:01 円安のプラス/マイナス
24:33 為替介入の原資
27:20 来る為替介入
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7 Comments
おはようございます❗️
不安な円安、金利、、
落ち着いた声でこれ以上なく分かりやすく説明していただけるので、最も大好きな勉強用チャンネルです。図もとてもわかりやすいです。
円安をどうにかしたいなら、日銀が政策金利をもっと上げるしかないと思う。金利そのままで、介入だけしても投機筋に押し目買いのチャンスを与えるだけ。私も買うwそして1ドル200円に向けてスタートを切るきっかけになるだけ。最低でも他国との協調介入ぐらいはしないともう金利差がどうしようもない、、、
はじめまして!為替介入の効果などすべて分かりやすく、話し方もとても聞きやすいです。
何度も戻して聞いて理解し、勉強させていただきました!
今後ともよろしくお願いいたします!
へえ、最近コメント欄開いてるんですね!すごい。
私の持ってる日本株今週すごく下がってる。為替介入見込んで下がってるのかな。
勉強になりました!