【感動】イタリアでの社員旅行中に上司「お前の荷物、捨ててやったぞw」俺「え、全社員のパスポート入ってますが…」直後、DQN上司が地獄に落ちることに…【いい話・感動する話・泣ける話・朗読】

[音楽]
俺の名前は小坂陸27歳の会社員男性だ俺
は今まで全然モテたことが
ないそれは俺の頭の悪さのせいだと
思う一般常識がひどく欠落しているわけで
はない
が俺は学業成績が良くなかっ
ただから底辺と中堅の間くらいの高校に
行ってそこから指定校推薦で大学に入っ
ただがその大学もいわゆる底辺大学で
ある俺の大学の偏差値は40くらいだった
から他大学に進学した中学の同級生からも
馬鹿にされ
たまた合コンに呼ばれたけれどどう考えて
も数合わせ
同級生は俺のことをネタにしこいつ低額歴
で受けるわなんて言ってアホみたいに笑っ
てい
た女の子たちもゲラゲラ笑っ
てやばそれはないわとかA大学なんて行く
価値ないよ
ねなんて言っていたのである俺は悲しく
なってその場から逃げるように去った
あの時のことは今でも鮮明に思い出すこと

できるそしてなんとか内定をもらった会社
に入ったがそこは工学歴ばかりだった大学
名を伏せて先行をするので俺は今の会社で
あるスタンダードソリューションに入る
ことができたしかし実際蓋を開けてみたら
学歴ばっかりだと知って俺はちょっと
居心地が悪くなってしまっ
たみんな出身大学の話をしているが俺の
ような底辺大学の人間はいないでもかさん
という同期だけは俺の話を聞いてくれ
たかさんは有名なダブル大学を出ていて
中学も高校も私立のお嬢様学校である
そんなカさんがどうして俺なんかに興味を
持っているのか分からなかった
がかさんと一緒に話しているとなんだか
落ち着く気がするの
だだからランチの時も一緒に社員食堂に
行って日替わりプレートを頼んだりしてい
たわあ今日のプレートランチはイタリアン
ですっておいしそうですね
そうですねサラダもおしゃれだし魚も
美味しそうです
ね私今日もいつもの日替わりにしようと
ここのプレートランチを食べると午後も
頑張ろうって思えるん
ですだって美味しくて活力が湧いてきます
から
ねそうですねたくさん食べて元気つけない
といけませんしねカスさんはよく食べる
けれど全然太ってい
ない代謝がいいのかなと思ってい
た俺は食べた分だけ太るのでちょっと
羨ましく感じて
しまう小さな頃から少しぽっちゃりしてい
たので周りからデブと言われてい
たでも俺は食べることが好きなので食事
制限でダイエットなんて無理
だ一度俺は食事制限をしたことがあったの
だがフラフラになってしまって倒れるかと
思っ
た話題の糖質制限ダイエットは俺に向いて
なかったのかもしれ
ないかさんの体質が羨ましい限りで
あるそんなかさんのことを気に入っていて
ベタベタしようとしてくるのが上司の沢田
さん
だささんは40歳男性で既婚
者子供が2人いるのだが若い女子に声を
かけまくってい
た中でもかさんが台のお気に入り
らしくかさんと俺が一緒にランチを
食べようとしていたら毎回こういうのだ
ねえねえそんな豚足と食べないで俺と一緒
に食べないなんでそんな人間とランチを
するの
ご飯がまずくなる
でしょうかさんも物好きだな俺の方が
よっぽどイケメンなのに
えっとそれは小坂さんとお話ししたいから
なんです
けど小坂さんと話をしていると落ち着き
ますしほっとするからなん
ですあかさんはそう思ってくれていたんだ
と思っ
たは嬉しくなったが次に沢田さんが放った
言葉で気分が悪くなっ
たこんな定学歴のぽっちゃり豚足と話
なんかしても楽しくない
でしょう俺の過去の武勇伝聞いた方が絶対
楽しい
よ俺さ実は昔暴走族に入っていたんだよ
[音楽]
ねこれでも長やってたん
だ俺みんなから慕われててかなり喧嘩も
強かったから想相手も俺にビビり散らかし
てたよすごいだろう

はあそうだったんです
ねやっぱ男って強くないとダメだよなあ俺
強いしイケメンだし昔からモテモテだった
よあでもかさんごめんね俺結婚してるから
かさんとは結婚できないや
ごめん
[音楽]
あかさんは苦笑いしてい
たそりゃそう
だろう過去の栄光なんて語る痛々しいおっ
さんを目の前にしたら苦するしかないって
もん
だ沢田さんは自分に酔いしれているか
うっとりした顔をしてい
たおっさんのくせに20代の女性に声を
かけてデレデレするなんてありえない俺は
いつか自分が40代になってもこんな
気持ち悪い男にはなりたくないなと思っ
たいい反面教師である
おいいつもお前はかさんを独り占めし
やがっ
てお前みたいなブスでデブで定学歴は
寂しくぼっちでランチでもしてろよ
えそんなこと言われてもいつも2人で食べ
てるので困ります
はあお前は俺の言うことが聞けないって
言うの
か全く可愛げのねえやつだ
ぜこれだから底辺の無能は嫌に
なる俺は確かに暴走族だったけれど
あれから会心して勉強して経営大学に行っ
たからお前と頭の出来が違うんだ
よお前は真面目に生きてるんだろうけど
底辺大学にしか行けなかったんだからまあ
暴走族やってた俺より下だ
な確かに私は低学歴
ですでもそれで沢田さんに迷惑をかけまし
たか
分かってねえ
なあお前の存在自体が鬱陶しいんだ
よさっさと消えてくれ目障り
だかさんあっちに行き
ましょうはいそうです
ね俺とかさんは遠くの席に行くことにした
沢田さんは俺を睨んでいたけれど俺は
知らん振りしてやった
確かに俺はデブでブスで低学歴だがそれで
誰かに迷惑をかけたわけじゃない毎日風呂
に入っているし生還剤だって使っている
から汗臭くて油ギシな臭い男というわけで

ないブスと言われてもそれは生まれつきの
顔だから
仕方ないこればかりは整形しないと
でそこをいじってくるのは人間としてどう
なんだと思った低学歴なのは勉強ができ
なかったから俺のせいかもしれないだけど
仕事はきちんとやっているしミスしない
ように務めて
いるミスした時はきちんと謝って改善して
いるし他の人間と変わらないと思っ
た見た目や歴でこんなにひどい扱いを
受けるなんてあんまりで
あるこの世界は残酷だなと思っ
た今まで俺は散々いじられてきたけれど
上司の沢田さんが一番俺のことをいじって
くるというか嫌がらせに近い気がし
た俺はかさんといると安心するし彼女の
ことをただの同期だと思えなくなってい
たでもどうしてかさんが俺なんかと話をし
てくれるのか分からずなんとなく理由を
聞けなかっ
たただの遊びだと知ってしまったら
ショックのあまり寝込む自信があったから

ある昼を終えてオフィスに戻るとみんなが
ワイワイ騒いでいたそういやもうすぐ社員
旅行の時期が
くる今年の旅行先はイタリアなので
美味しいレストランに行きたいとか
ブランドもを買いたいという人が多かっ
たうちの会社は毎年社員旅行があるのだが
毎年海外という豪華さだったそこは自慢の
ポイントで
ある去年はハワイでその前はフランスだっ
た俺は旅行先でどんなことをしようかなと
思いながら仕事に励ん
だそして旅行の日がやってき
たみんな空港に集まってワイワイしてこれ
からの長旅に胸を踊らせて
いるイタリアではローマミラノナポリに
行くことになって
いる俺はブランドもより美味しい
ものそして海が見たいなと思っ
たナポリの海岸はとても綺麗らしいので
絶対にそこに行き
たいかさんと2人で歩けたらどんなに
素晴らしいだろうかと思っ
たそれからローマまでの直行便に乗り込ん
だするとあの沢田さんが俺の横で最悪の
気分だっ
た小坂が隣なのか
よなんでお前みたいなのが俺の隣なんだよ
俺はカミさんと一緒に座りたかったの
にお前どこか行けよ便所にでもこもってろ
あのなんで便所なんかに行かないとダメな
んですかフライト中は席に座ってないと
ダメなこと沢田さんはご存知ないの
でしょうかああ
俺をバカにしてんの
かお前みたいな人間は便所がお似合いだっ
ていう意味だ
よ全く臭いデブなんかの横だなんて最悪だ
わああ本当についてねえお前本当に目障り

わそうですかだったら飛行機から降りられ
てはどうです今ならまだ間に合いますし
おいこら生き言ってんじゃねえぞ後で
閉めるぞはいはいご自由に
どうぞちょっと言い返してやったら沢田
さんは顔を真っ赤にしてギャーギャー言っ
てい
た他のお客さんの迷惑になるから本気で
降りてほしいと思ったくらいだこんなに
子供みたいな人間が会社員として働けて
いるなんて世も末である奥さんも何が良く
てこんな人と結婚したんだろうかと思っ
た奥さんの勝手だからいいけれど家でも
いり散らしていたらいつか離婚されそうで
あるそれから飛行機が動いて俺たちは
ローマに向かっ
た機内食を食べた後俺は急激に水馬に襲わ
れて眠ってしまった
次の機内食の時に起きてそれからまた眠っ
たりしてい
た倉庫しているうちにもうイタリアの上空
までやってき
たいよいよ旅が始まるんだと思うと
ワクワクし
たそしてローマに到着し
た日本より涼しかったので早速上着を
取り出して羽織ったかさんも薄の
ジャケットを着ているのだが沢田さんは
自慢のために買ったであろうブランドもの
シャツを見せつけたいがために上着を着
ないで我慢しているようだっ
ただから少し唇が青くなって
いる痩せ我慢してないで上着を着ればいい
のにと思ったが彼はニコニコしているから
まあいいかと思っ
たそれから俺たちは
高級ホテルに荷物を置きに行っ
たそして町を散策しに行っ
たどこも綺麗な建造物だらけで見ている
だけでうっとりで
あるローマの休日を思わせるスペイン広場
もロマンチックだっ
たかさんと一緒に写真を取っていたら沢田
さんが割り込んできて嫌な思いをした
え一緒にピースしようよガスミさんえ
ええほらほらもっとちこうよれちこう
よれ
あのちょっと困り
ます沢田さんはどこの悪感みたいである
それに鼻の下を伸ばしているしありえない
ほど気持ち悪かった俺はかさんが
かわいそうになって手を取って一緒に逃げ
た沢田さんは怒っていたがこのままにして
いたらかさんがもっと嫌なことをされるに
決まって
いるそしてミラノに移動したミラノでも
美味しいものを食べて俺たちは本当に
楽しむことができた大きなミラの大聖堂も
綺麗だったし一通りをエマヌエーレ2世の
ガレリアでは高級ブランド店を見ることも
でき
たこんなところで待ち合わせなんかしたら
とてもロマンチック
だろう俺たちは最後にナポリに向かっ
たあまり海に行ったことのない俺は海が見
たくてナポリを一番楽しみにしてい
たナポリに着くと俺は海岸の美しさに目を
奪われ
たなんて素敵な絶景なん
だろう俺はもし自分がこの世からいなく
なったらここで散骨してもらいたいレベル
だと思ってしまうくらいだっ
たそれくらいナポリは綺麗だったので
あるナポリの高級ホテルではなんと沢田
さんと相部屋だった2人1組で部屋に
泊まるのだがローマでもミラのでも違う人
と一緒の部屋だっ
ただから今回も沢田さんとは一緒になら
ないと思っていたの
に最後の最後に沢田さんと一緒でショック
だっ
た向こうも相当嫌な様子で
あるこっちだって最悪の気分だと言って
やりたかっ
たなんでお前みたいなのと一緒の部屋なん
だよくしマジで悪だよ
ああこれじゃあ臭くて眠れないな脱剤でも
置かないとなはあそうですかそれなら沢田
さんのベッドの上にダシ剤を敷き詰めたら
いいんじゃないですかだからてめえのせい
なんだよデブで臭いからこう言ってるんだ
分かってねえのかはあ
俺はマジで嫌になったが最後だしなんとか
楽しもうと思ってなるべく高級ホテルから
出て街をうろついてい
たでも夜は外国人と分かると何されるか
わからないし戻らないわけにはいかない
それで寝る頃になって戻っていたの
だ最後の日みんなはナポリの海岸沿いで
楽しそうにしてい
た俺はかさんと一緒に歩き写真を取り合っ
てい
たその時沢田さんがニヤニヤしながらやっ
てきて俺にこんなことを言ったの
だおい聞いて
驚けお前の荷物捨ててやったぞ感謝し
とけよいらんものしか持ってきていない
だろう
ゴミだろうから海に流してやっ
た一瞬俺は固まった何を言い出すんだと
思って沢田さんをまじまじと見てしまった
不敵な笑を浮かべ本当に意地悪そのもので
ある
あのそれってスーツケースですかああお前
の黒いスーツケースだよあの汚ねえスーツ
ケースゴミだと思って捨てといた
[笑い]
わお前日本に帰れない
なあ
あの全社員のパスポートがそこに入ってる
んですけどへああやっちゃいました
ねパスポート俺が預かってたんですえ
えそ
そんなこれは大問題ですねすぐに大使館か
領事館に行かない
とまマジかよそんな俺は違う人に預けたん

ぞ最終的に預かってたのは私なんです本当
にどうしてくれるんです
か外国では常にパスポートを所持してい
ないといけないが最終日だったしみんなは
パスポートのコピーだけ持って原本である
パスポートを宿に置いておこうということ
になったそれで社員が集めてくれたのだが
最終的に俺が預かることになっていたのだ
俺もこんなことになるならフロントに預け
ておくんだと思っ
ただが他人のスーツケースを海に流す人間
がいるなんて思うだろうか
そこまでする人間がいるなんて普通思わ
ない
だろう俺の落ち度もあるが沢田さんが1番
悪いそもそも他人の私物を勝手に海に
捨てるなんてありえないと思っ
た沢田さんはガクガク震えて顔面蒼白に
なっ
たかさんからも最低ですと言われて泣き
そうである
を浴びせてやっ
たそれから俺はすぐさま課長に掛け合っ
た一緒に来ていた課長はカカに怒って沢田
さんを叱っていたそれを見た瞬間情けない
人間だなと思ってさらに白い目で彼を見て
しまったの
だ沢田君君は一体どうしてこんなことをし
たんだ他人のをに流すなんて犯罪だぞでで
もここは外国ですから日本の法律はそう
いう問題じゃないだろう君は頭がおかしい
のかやっていいことと悪いことの区別が
つかないなんて小学生以下じゃないかなん
なら幼稚園児の方がもっと賢い
ぞどうしてこんなことをしたんだ
あの小野坂が日本に帰れなくなったら
面白いと思ってついやってしまいました
どこが面白いんだ全くもって不愉快だ君は
謹慎処分ならまだいいが解雇になったら
どうするのかね

そんな嫌です謹慎処分も嫌ですけど解雇
なんてもっと嫌です
お願いですどうにか社長に知られないよう
にして
くださいだめだよこのことは社長にも伝え
ておくから
ね沢田君日本に帰ったらしるべき罰を受け
てもらうから
ねごごめん
なさいう
う沢田さんはみともなく泣き出してしまっ

ワンワン泣いて地面にへたり込んでいた
けれどそんなに泣くくらいなら最初から
やらなければいいだけの話だと思って
しまうもう荷物はどこかに流されてしまっ
て探しても見つからなかったし諦めること
にし
たとにかく最寄りの両時間によって日本に
帰るために一時的な旅でも発行して
もらおうみんな怒っていて沢田さんのこと
を徹底的に無視していた領時間へ向かう
バスでは誰も一言も発しなかっ
たなんとか一時的な旅券を申請して日本に
帰ることができそうだ楽しい旅の思い出を
作るはずだったのに最後の最後に沢田さん
のせいで大変な目にあってしまっ
ただから帰りの飛行機でもみんなシーンと
していて無駄なおしりなんてしていなかっ
た沢田さんはいつもいっていてふんぞり
返っているがこの時だけは小さく縮こまっ
てい
た普段からこれくらい大しけばいいのにと
思ったくらい
だそして日本に帰国してまたいつも通りの
日常がやってきた
さんは社長に呼び出されめちゃくちゃに
叱られた
らしい謹慎処分で住むのかなと思ったが
そうではなかったなんと出勤停止になった

だそれでしばらく彼の顔を見なくて進ん
だまああんなことをやらかしたのだから
それくらいされて当然で
ある始末書を書いて終わりだったら俺が
ないさらに沢田さんはその後左されること
になっ
た沢田君は熱いところは好きかね
はい社長が君に真気を命じているよよかっ
たね海外だよまた飛行機に乗れる
ね待って
ください私には小学生の子供がいるです
マニラなんていけませんお願いですいや
決めたのは私じゃないから社長がそう決め
たからもう従うしかない

そんな終わっ
た沢田さんはマニラにある子会社に左遷が
決まったので泣いていた奥さんはどうやら
愛をつかしたらしく離婚したいと言ってき
たそう
だ沢田さんは結局奥さんと離婚してマニラ
に1人旅立っていっ
たこれから慣れないマニラで暮らしながら
養育費も日本に送金するのかと思うと
ちょっとかわいそうで
あるだが沢田さんがあんな真似をしなけれ
ばここまでのことは起きなかった
だろう後から知ったことだが奥さんが離婚
をしたいと言った原因は沢田さんが会社で
問題を起こしたことだけが理由ではなかっ
たよう
だどうやら沢田さんは若い女の子とできて
おり浮気していた
らしい若い女にうつつを抜かしているから
そうなるのである俺はいつか結婚しても
浮気なんて絶対にしないと誓っ
たそれからは毎日平穏だっ
た沢田さんがいないので俺は嫌がらせさ
れることもなくなりストレスも大幅に減っ
た彼からの心ない言葉でいつも傷ついてい
たが俺は快適に仕事ができるようになった
ので
あるそしてかさんとは相変わらずランチを
一緒に食べてい
た俺とかさんは読書が共通の趣味なのだが
逆に言えばそれくらいしか話題がないでも
かさんはいつも本の話をしている時楽し
そうなのだだから俺によくしてくれている
のかなと思っ
たある日かさんが遅くまで残業していたの
で俺は声をかけた俺も残業があったので
よかったら近くの居酒屋に行ってみかと
誘ったのだかさんと一緒に居酒屋に行って
ハイボールを頼んだかさんは赤玉ポート
ワインを頼んでい
た私ずっと小野坂さんのこと兄のように
思ってたんです
えお兄さんがいるんですか初耳
です正確にはいたっていうのが正しいのか
な私にはミラ性ソーセージの兄がいたん
ですよ
へえ男女の双子ですか珍しいです
ねでもいたってこと
は亡くなってるんです病気で
え私が大学に入る前のことでし
た兄は重い心臓の病に犯されてしまって
医者からももう長くは生きられないと言わ
れてしまったん
です
そんな補助人口心臓をつつける手術をし
ましたがだんだん衰弱していって見ている
のも辛かった
です兄は最後に笑いながら私に頑張れって
言ってくれまし
た自分だって大学に行きたかったはずなの

受験も諦めて病生活になって悲しかったと
思い
ますでも双子の妹である私の受験を応援し
てくれたん
ですだからなんとか頑張りまし
たそうです
か大変でした
ねそれでも合格して有名大学に入れたのは
すごいです私が受験を終えて合格を伝えた
直後兄はなくなってしまいまし
たきっと見守っていてくれたんでしょう
ね眠るようになくなりまし
たあの時のことは一生忘れませ
ん優しくて頼りがいのある兄でし
たそして読書が好きで私に読書の素晴らし
さを教えてくれたのも兄だったん
ですそっかだから私
にそう
ですどことなく雰囲気が似ていて趣味も
同じ小野坂さんのことを兄のように思って
いたん
ですなんだかごめん
なさい亡くなった人と重ねられるなんて嫌
ですよね
そんなことないですよとてもいいお兄さん
だったのは伝わってきますし私もそんな
お兄さんみたいだっって言われて嬉しい
ですお兄さんは本当に妹思いの優しい人
だったんでしょうね
[音楽]
ええいつも守ってくれましたとても大好き
な兄
ですでも今はもう1人好きな人がいるん
です
えかさんを居酒屋に誘ったことを後悔した
彼女の口から他の男性が好きだなんて聞き
たくなくて俺はちょっと俯いてしまっ
ただがかさんの口から飛び出してきたのは
予想外のものだった実は私は小野坂さんの
ことが好きなんです
今まで兄に重ねていたんだと思ってました
けどそれだけじゃないって最近分かったん
です小野坂さんのことを思うと毎日胸が
苦しくなります
え私のこと
をはい小野坂さんが好き
です兄に重ねて好きだったのは事実ですが
は1人の人間として小野坂さんに惹かれて
いるん
です私小野坂さんとイタリアで楽しい
思い出を作れてよかった
ですそれから沢田さんが荷物を海に流した
時私はショックで固まってしまいました
が小野坂さんは私を落ち着かせようと
優しい言葉をかけてくださいまし
ただからあの時から惚れてしまったんです
ほ惚れ
たはい小野坂さんに惚れてしまって毎日
寝る前に小野坂さんのこと考えてますよだ
からどうか付き合って
くださいお願いです小野坂
さんなんと俺はカスさんから告白されて
しまった
確かに俺もかさんのことが好きだったし
付き合えたらいいなとは思ってい
ただけど女の子から好きだなんて言われた
ことなんてないので真っ赤になってしまい
すぐにはいとは言えなかった
あの嫌でした
かやっぱり私の兄の話なんてしない方が
良かったですよ
ね気分をれてしまいましたら本当にすみ
ませんえいやあの私は嫌とかではないです
ただ女性にこんなことを言われたのは人生
で初めてです
からいい年して恥ずかしいですけど女性と
付き合ったこともないんですそうだったん
ですねでも私は気にしませんよ
だって私は最初に付き合える女性ってこと
になるんです
からそれってとても嬉しいことじゃない
ですかえそうそうですよ
ね確かにかさんの言う通りであるかさんが
初めての彼女になるなんて最高じゃないか
断る理由なんてどこにもなかったので俺は
合うことにし
たそうして俺たちはカップルになりお互い
をかちゃんリク君と呼び合って会社外では
ためを使うようになっ
た本当に初めてできた彼女がこんなに頭が
良くて努力化で優しい人で良かったと思っ
た俺たちは付き合ってから半年で同棲を
始めた俺はそれまで食べたら食べた分だけ
太ると思っていたがかちゃんが作って
くれるご飯を食べていたら前より太らなく
なったいやむしろ少しずつ体重が減って
いるので
あるかちゃんのご飯は栄養が計算されて
おり見た目もとても鮮やかだだけど
カロリー控えめだしタンパク質が多めで
ある
だから俺は満足して食べても太らなくなっ
た今まで身長
170cm体重80kmだったのだが同棲
して3ヶ月でなんと10g減ったこれには
俺も驚きで
ある今まで食べた分だけ太ると思っていた
がそんなに食べていないつもりでも
脂っこいものを食べていたんだろう
社会人になって1人暮らしを始めてから
惣菜を買って帰ることもあっ
たその大半は出来合いの揚げ物だっ
たかちゃんは脂っこい料理を作ることも
あったけれど工夫してくれているので太り
にくい低カロリーメニューでもひもじい
感じはしなかったしむしろ箸が進んだ
さらにカスミちゃんのスタイルがいい理由
が分かったのだ彼女は買い物などに行く時
も徒歩で
行く俺はちょっとした買い物でもバイク
などを使ってしまうので歩くのが嫌いだっ
た食べても太らない体質だと思っていたが
かちゃんも太りやすいので気をつけて
歩こうと心がけていると言ってい
たイなどで食べても太らない質のもいるの
だろうけどかちゃんはやっぱり努力家だっ
たの
だそれから1年経過したなんと俺はさらに
痩せて170cmの60kmになっ
たスリムになって期待服も堂々と切られる
ようになっ
た買い物に行く時だって俺も歩いてついて
行ったし食後は一緒に歩もしただんだん
シュッとしてきて俺は親にモデルさん
みたいと言われて嬉しくなっ
た今まで親は俺を可愛がってお菓子をあげ
すぎていたことを後悔した近くに住んでい
た祖父母も俺が来るたびに毎回大福や
チョコレートなどを与えていたから
ぽっちゃりになったのだろう俺は甘いもの
を食べる時は絶対にその後に動こうと決め
たそして俺はずるずる同棲していても良く
ないと思ったのでプロポーズしたかちゃん
に似合う婚約指輪を探してきてそれを渡し
たフルエタニティのものでダイヤがぐるっ
とついているリング
だかちゃんは泣いて喜んでい
たかちゃんこれを受け取って欲しいんだ
これ俺からの気持ちだ
よ俺は将来ずっとかちゃんと痛いんだだ
から結婚してください
えこれって
まさかそのまさかだ
よこんなに素敵な指輪をもらえるなんて私
は幸せ者ね
[音楽]
ありがとうリク
君かちゃんが喜んでくれるなら何よりだよ
お姫様がつけてるものみたい
ねとっても嬉しい
わ俺にとってはお姫様だからね一生大事に
する
よ結婚式の日かちゃんは純白のドレスを着
てい
た彼女は本当に
絵本に出てくるお姫様みたいで俺は泣き
そうになっ
た痩せてシュッとした俺も細みの
タキシードを切られるようになっ
た別人のように痩せたので周りから
幸せ太りならぬ幸せ痩せだと言われ
たどんなメニューを食べたらそんなに
痩せるのかと結婚式に来ていた女子社員
たちが言っていた
はっきり言ってかちゃんの料理は本を
出せるくらいのレベルだ見た目も味もいい
しヘルシーなのに満足感がある彼女ができ
たら手料理がうますぎてさらに太るのかな
と思っていたが逆に痩せられたので
びっくり
だそれから俺たちはみんなに祝福されて
いい式をあげられ
たかちゃんとの新しい生活は同棲もしてい
たのでそこまでがらりと変わらなかった
けれどやっぱり結婚したからには責任感が
伴う俺は夫としてかちゃんを守れる存在に
なりたいなと思っ
たかちゃんのように見た目のいいものは
作れないが俺も台所に立つことが増え
たかちゃんは俺が作った料理をいつも残さ
ず完食して
くれる俺はそれが嬉しくて張り切って作っ
てい
たお盆がやってきたので俺はかちゃんと
お兄さんのお墓に行くことにしたお兄さん
はまだ若くでこの世を去ってしまったが
きっとかちゃんをいつも見守っていると
思うそのお礼もしたいなと思っていたし
いい機会だ
結婚前にもお墓に行ったけれど俺は義兄に
当たるお兄さんにまた手を合わせたくて
綺麗な花を買っていっ
た物化ともう1つは色とりどりの花が
ミックスされているもの
だそのお花を備えてお先行に火をつけて手
を合わせ
たきっとあの世で私たちのことを見守って
くれているわよ
ねうんそうだねお兄さんに叱られないよう
俺はかちゃんをしっかり守れる夫になら
ないと
なうちの兄はそこまで怖くないから大丈夫
よそっかまあ優しいお兄さんだもん
ねその後かちゃんは妊娠して赤ちゃんを
産んだゴの男女だっ
たなんだか不思議だなと思っていたのだが
ガスミちゃんは男の子の方を見てびっくり
してい
た亡くなったお兄さんと同じ位置にほが
あったから
だかちゃんは自分が男女の双子を妊娠した
ことそれから同じ位置にほがあるのも何か
理由があるんだと言ってい
た生まれ変わりかどうかは分からない
大事にし
たい娘も息子もミルクを飲んで元気に
大きくなっていって子供ってすぐに大きく
なるんだなと思っ
た俺には守るべき存在が増えたからもっと
もっと強くならないといけ
ないそして仕事も頑張ってたくさん稼いで
家族を養っ
ていこうはすべ家族のためにこれからも
努力し続けたいと思う
[音楽]

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