【室生寺】(むろうじ)は、奈良県宇陀市室生にある真言宗室生寺派の大本山の寺院。山号は宀一山(べんいちさん)または檉生山(むろうさん)。本尊は如意輪観音。#室生寺 #むろうじ

【室生寺】(むろうじ)は、奈良県宇陀市室生にある真言宗室生寺派の大本山の寺院。山号は宀一山(べんいちさん)または檉生山(むろうさん)。本尊は如意輪観音。「女人高野」の別称がある。

室生の地は火山性地形のため、奇岩や洞穴が多い。室生寺奥の室生川の上流に位置する洞穴は竜穴、すなわち龍神の住み家として信仰を集め、平安時代までには式内社である室生龍穴神社が創設された。当地は祈雨や止雨の霊地とみなされ、朝廷による奉幣も行われた。史料によれば、この寺は奈良時代末期の宝亀年間(770年 – 781年)、興福寺の僧・賢璟(714年 – 793年)によって開かれた。創建については、役小角(役行者)の草創、空海の再興とする伝えもあるが、これらは後世の付託である。

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