Jブルークレジット活動報告会（2024年3月19日）2/3
※当日の機材トラブルにより、音声が配信できていない時間がございました。同時間帯では音声の録音もできておらず、後日録画し動画を差し替えさせていただきました。多大なるご迷惑をおかけしましたことをお詫び申し上げます。
笹川平和財団が参加するジャパンブルーエコノミー技術研究組合（以下、ＪＢＥ）が、2023年度年度も29件の「Ｊブルークレジット®」を認証しました。今回、クレジット創出者及び報道各社を集めた認証交付式（ハイブリッド形式、オンライン配信予定）を開催する機会を捉えて、交付式の後に、ブルーカーボンクレジットの創出者と意見交換会を開催し、効率的に情報収集を行い、今後のブルーカーボン推進における課題の特定を進めたいと計画しています。なお効率化を図るため認証交付式（以下、交付式）は、意見交換会と同じ笹川平和財団ビル国際会議場にて行うこととします。
最終事業年度として、以下の点について現時点での到達点の認識共有と今後の方向性を議論します。
① ブルーカーボン・クレジット（特に大型海藻類）の現状
② 規模拡大に向けた課題（経済性、制度面（コベネ（SDG6や14）の評価、ロンドン条約等））
③ 国際展開（方法論の共有、各国の事情に合わせた運用）
１． 開催概要
会議名：2023年度 Jブルークレジット認証交付式にあわせた意見交換会
日 時：2024年3月19日（火）11：00-17：30
場 所：笹川平和財団ビル11階国際会議場（Zoom配信）
２．プログラム
（Jブルークレジット活動報告会（2024年3月19日）1/3 ）
来賓挨拶
国土交通省港湾局 稲田雅祐 局長
挨拶
ジャパンブルーエコノミー技術研究組合（JBE） 桑江朝比呂 理事長
活動報告
（積丹）循環型藻場造成「積丹方式」によるウニ増殖サイクルとブルーカーボン創出プロジェクト
（えりも）昭和から続く北海道えりもの天日干し日高コンブの生産と藻場再生によるCO2吸収
（白老町）北海道白老町 いぶり海岸の人工リーフにおける藻場つくりと漁業振興
（利尻）利尻富士町のリシリコンブ養殖を活用したBC事業～日本のだし文化を守る取り組み～
（榛南）榛南地域における藻場再生プロジェクト
（Jブルークレジット活動報告会（2024年3月19日）2/3 ）
00:00:00 （福島）コンブ養殖による藻場の創出・保全活動「北海道ふくしま町“青×蒼”プロジェクト」
00:09:32 （泊）北海道古宇郡泊村地先における鉄鋼スラグ施肥材による海藻藻場造成
00:18:42 （増毛）北海道増毛町地先における鉄鋼スラグ施肥材による海藻藻場造成
00:26:53 （周南）大島干潟から、つながる周南市ブルーカーボンプロジェクト in 徳山下松港
00:35:19 （葉山）葉山町の多様な主体が連携した海の森づくり活動
00:42:15 （壱岐）長崎県実りの島壱岐イスズミハンターいきいきプロジェクト
00:52:23 （佐世保）みんなでつくる佐世保九十九島の藻場造成
00:58:48 （防府）防府方式による藻場の環境保全と再生、海の未来づくり
01:08:52 （岩国）岩国市神東地先におけるリサイクル資材を活用した藻場・生態系の創出プロジェクト
01:14:04 （仙崎）海のゆりかごブルーカーボンプロジェクトinセンザキ
01:24:16 （鳥取）萌える海藻！鳥取県の豊かな海を育む大作戦
01:33:38 （青森）あおもり駅前ビーチでブルーカーボン
01:44:38 （洋野）岩手県洋野町における増殖溝を活用した藻場の創出・保全活動
02:04:12 （愛南）未来に繋ごう！真珠のふるさと愛南町～幹縄筏が生み出すブルーカーボンプロジェクト～
02:12:04 （明石）明石市江井島周辺を中心とした藻場造成 「アマモは海のゆりかごだ！」プロジェクト
（Jブルークレジット活動報告会（2024年3月19日）3/3 ）
（久々生）御前崎港久々生海岸里海プロジェクト
（鳥羽）鳥羽港周辺海域の漁業と観光業連携による海女文化・地域振興に資するＢＣプロジェクト
（横須賀）横須賀みんなの海プロジェクト～海の幸を守る、育む、つなげる～
（須磨）「神戸の須磨海岸を里海に」Suma豊かな海プロジェクト
（君津）千葉県君津市沿岸における鉄鋼スラグを用いた地盤改良技術による海藻藻場造成
（伊勢志摩）豊穣な伊勢志摩における環境配慮型「あおさのり養殖」の未来に向けて
（熊野灘）三重県熊野灘における藻場再生・維持活動
（串浦）串浦の美しき藻場を未来へ繋げるプロジェクト
総合討論
笹川平和財団海洋政策研究所 上席研究員 渡邉敦
ジャパンブルーエコノミー技術研究組合（JBE） 理事長 桑江朝比呂
国立研究開発法人水産研究・教育機構 水産資源研究所 沿岸生態系暖流域グループ長 堀 正和