立憲民主党代表　泉健太トークセッション（2024年4月10日）

セキュリティクリアランス法の対応を見ると
維新は第二自民党
立憲は自民党二軍
　　…….そんな感じかな
二軍や別動隊にやらせても自民は自民だな

経済安全保障が必要だというのは理解できるけども、セキュリティクリアランス法はヤバすぎる。
それに賛成した理由が、人数や秘密情報の個数（だけ）を国会で公表するようにできたから「透明性が高められた」と判断したからって…国民を舐めてる？レベルの目くらましのような不可解さです。

国会審議では、各議員さんが理路整然ともっともな問題を指摘していて、さすがだなと思ってたのに。
たとえば、同会派の社民の福島みずほさんの質疑とか「言われてみると、確かにそうだ。それは盲点だった」と目から鱗でした。
司法制度がこの法律のせいで機能不全に陥る部分が生まれますよね？それ、どうするんですか？
「情報漏洩したとして捕まった」⇒「どのような情報を漏らしたのか裁判官も検事も弁護士も知ることはできない」
この状況の中で、どうやって、公平公正な裁判ができるんですか？冤罪をどうやって防ぐんですか？
「情報漏洩した」として捕まったら、えん罪だろうとその人は「有罪確定」じゃないですか。
国家権力の判断次第じゃないですか？
そういう中で、どうやってその人の人権を守れるんです？

人数と秘密情報の個数だけ知ることができるからって、その問題がなくなったわけじゃないでしょう？
なぜ、妥協するんですか？その犠牲になるのは、国民なのに。

政権を取る気があるなら、問題点がそのままになっているものを、適当なところで妥協するような姿勢のままでいたらダメだと思います。そのせいで、結果として、数の力で、現状、政府案がそのまま通ってしまうでしょう。だから、妥協も必要だと考えているのかもしれない。
でもね、本気で政権交代するつもりでいるなら、今、思いっきり反対して、政権交代した暁に、廃止なり改正なり、すればいいじゃないですか…。

立憲民主党の根幹にある立憲主義、民主主義といった「正しさ」に魅かれて、支持している国民はいるんです。
こんな時代だからこそ、その「正しさ」にこそ希望があり、「変えてくれ」とすがりついているんです。
野党第一党の立憲だからこそ、私は「下手な党利・党略」に溺れて、適当な部分で妥協して欲しくないんですよ。