1月の四国へ。 第十二話「 しまなみブラック 」生口橋 夜の景色

2024/1/10 (Wed)愛媛県尾道市.( Chapter184 )

This video.
前回のchapter183のブログあらすじからの書き出しになる。

サムネイルでお分かりかと思うが、しっかり生口島の最終船便を我々は逃している。
しかも出航時刻3分遅かったという、最終便を船着場から完璧に知らない人たちをお見送りをする1番悔しいパターンである。

「乗れたら乗ろうよ」
という楽観的な我々の態度に角たてられた気分になったが生口橋を渡れば因島なので、そんなにダメージはない。
それより気になってきたのは、向島から尾道への渡し船。あそこも確か最終便が存在する。前回歩きでしまなみ海道を訪れた時の記憶だと、22時くらいが最終便のはず。

その「はず」から確認をしたくない子供のような衝動に襲われるが、きっと尾道大橋から自転車で通過可能では?という根拠の無い答えを左脳はもってくる。

夜のしまなみ海道を動画する人間はいないのでは?という便乗した閃きが、いちいちうっと惜しいくらいに現れる。
Spotifyもナイトジャズ系のまったりした選曲にして、暗闇の中で結構ポツポツと疎らに映る町あかりが、もしかしたら心に残る映像となる気しかしない夜のテンションに、自分で苦笑いしてみたり…

そんな初めてのナイトムービーになります。

Preface.
この大変なお正月のタイミングではありますが予定をずらせる訳でもなく…
今回滞在など時短しまして自転車旅をして参りました。

この尾道には以前、広島を旅していた際に「尾道ラーメン」という食べ物を見つけまして、せっかく食べるなら尾道まで行って現地の物を食べてみよう!と訪れたのが初めの切欠でした。

そして電車で尾道駅を訪れてみると、すぐ近くに船着き場を発見。すぐGoogleで調べてみると…

「おぉっと!? これは四国まで歩いて行けそうじゃないか!」
と安易に心傾きまして、四国へ歩いて渡るトライアルをしてみたのが始まりでした。

その当時はロードバイクというドロップハンドルの自転車には乗ったこともなく

「サイクリングするくらいなら歩く」
というくらい散歩が好きなわたくしでした。

しかし因島の白滝山展望台を登り井口島に向かう途中、すごくワイルドなサイクリストが歩行中のわたくしに

「こんにちは~! 天気、最高だね♪」
と気持ちよい挨拶で、とても清々しく走り去る背中に美しさを感じたというのが、わたくしがロードバイクに乗ってみようと心動き始めた一番の動機になります。

後は、この話の続きになりますが
井口島までは徒歩で行けたのですが、結構まぁまぁな道のりに「徒歩は無謀だ」と痛感し、自転車ならカメラ持って走れるし、止まりたい場所で好きに止めれる。

というメリットがとても効いており
「何に乗りたいか?」に至ったのが経緯です。

自転車と言っても結構ふり幅の広い趣味なので、沢山の皆さまが乗っていても、その皆さまの様々な目的や主旨が個々で違ってあります。

そこも全部踏まえて、ロードバイクは素晴らしい。
と思える共有アイテムだと思っております。

いつも皆さま、色々ありがとうございます。

#クロモリ #四国 #しまなみ海道サイクリング

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