令和6年第1回定例会 3月12日 予算常任委員会 3款~7款

前回に引き続き委員会を開きます 3款民生費の審査に入ります 本件に関し 理事者の説明を求め ます 北本惠資福祉部長 予算書の166ページ 167ページをお願いいたします 3款民生費は468億2926万3000円の計上 で 前年度に比べ37億3159万8000円 の増加でございます 民生費のうち 1項社会福祉費 3項 生活保護費 4項災害救助費について 順に御説明申し上げます 1項社会福祉費は155億1654万9000円 の計上で 前年度と比べまして9 億418万円の増加でございます この経費は 高齢者福祉 障害者 福祉 生活困窮者等の支援に要する 経費でございます 1目社会福祉総務費に8億1471万7000 円の計上で 前年度と比べまして 882万4000円の増加でございます 主な事業につきましては 168ページ 169ページをお願いいたします 右ページ 事業別区分欄一番上 福祉 総合センター指定管理事業に58 95万円の計上で 指定管理者に福祉 総合センターの管理運営を委託 するものでございます その下 社会福祉協議会支援事業 に4884万円の計上で これは小地域 ネットワーク活動推進事業 地域福祉 活動事業及び日常生活自立支援 事業の実施に対する補助金でございます その2つ下 コミュニティソーシャルワーカー 事業に4301万円の計上で 地域福祉

の向上のため 各中学校区にコミュニティ ソーシャルワーカーを配置するもの でございます その3つ下 事業者法人指定指導 事業に607万9000円の計上で これは 本市を含む5市1町で共同処理しております 介護障害福祉サービス事業者 社会福祉法人 児童福祉施設の指定認可や指導 などに要する経費でございます 170ページ 171ページをお願いいたします 右ページ 事業別区分欄 下から 5つ目 後期高齢者医療広域連合 負担事業に1億1485万4000円の計上 で これは後期高齢者医療広域連合 の事務費や人件費などの共通経費 についての市負担分でございます 左ページ 2目障害者福祉費に2億 646万8000円の計上で 前年度と比べ まして211万7000円の減少でございます 主な事業といたしましては 右ページ 事業別区分欄 下から3つ目 特別障害者手当 等支給事業に1億6175万8000円の計上 でございます これは 在宅で重度の障害の状態 にあるため 日常生活において常時 特別の介護が必要な方に対して 支給する経費でございます その下 住宅改造助成事業に1060 万円の計上でございます これは 在宅の重度障害者が住み 慣れた地域で自立し 安心して生活 ができるようにするための住宅 改造に必要な費用の一部を助成 する経費でございます 172ページ 173ページをお願いいたします

右ページ 事業別区分欄 上から 5つ目 障害者歯科診療事業に796 万1000円の計上でございます これは 一般の歯科診療所では十分な 治療を受けることが難しい障害児 者を対象に 地域で安心して歯科 診療が受けられるよう実施するもの でございます 左ページ 3目障害者総合支援費 に72億2987万7000円の計上で 前年度 と比べまして6億7839万円の増加 でございます これは 右ページ 事業別区分欄 下から2つ目 自立支援介護給付費 等事業に62億8317万2000円の計上で 主な経費は障害者総合支援法に基づく 自立支援給付で 居宅介護などの 介護給付 自立訓練などの訓練等 給付に係る障害福祉サービスに 要する扶助費でございます 174ページ 175ページをお願いいたします 右ページ 事業別区分欄 上から 3つ目 障害者自立支援医療費給付 事業に3億2745万5000円の計上でございます これは 身体の障害を除去する また 軽くするための医療費負担を軽減 する事業で 更生医療 育成医療 に係る自立支援医療費に要する 扶助費が主な経費でございます 一番下 地域生活支援事業に4億 7026万7000円の計上でございます

これは 日常生活用具の給付 移動 支援 相談支援など 地域での日常 生活 社会生活を支援するための 障害福祉サービスに要する経費 でございます 176ページ 177ページをお願いいたします 左ページ 4目老人福祉費に6908万 6000円の計上で 前年度と比べまして 176万5000円の増加でございます 主な事業といたしましては 右ページ 事業別区分欄 下から3つ目 長寿 慶賀事業に406万円の計上でございます これは 金婚をお祝いする会及び 高齢者祝品贈呈事業等に要する 経費でございます 178ページ 179ページをお願いいたします 右ページ 事業別区分欄 上から 3つ目 高齢者支援事業に971万2000円 の計上でございます これは 権利擁護支援の地域連携 ネットワークの中核機関である 成年後見センターを運営するための 委託料等でございます 左ページ 5目後期高齢者医療費 に34億6926万4000円の計上で 前年度 と比べまして2億1370万5000円の増加 でございます これは後期高齢者医療に関する 経費でございまして 主なものと いたしましては 右ページ 事業 別区分欄 下から4つ目 後期高齢者医療

給付費負担事業に26億7460万1000円 の計上で これは後期高齢者医療 給付費に対する市負担分でございます 左ページ 6目介護保険費に30億9 463万8000円の計上で 前年度と比べ まして3442万2000円の増加でございます 主なものといたしましては 右ページ 事業別区分欄 下から3つ目 介護保険 事業特別会計繰出事業に30億475 7万7000円の計上で これは介護保険 事業の給付費等に要する繰出金 でございます 180ページ 181ページをお願いいたします 左ページ 7目重度障害者医療助成 費に5億4859万8000円の計上で 前年度 と比べまして1961万円の減少でございます これは 重度の身体及び知的障害者 などに対し 医療費の自己負担額 の一部を助成する経費でございます 182ページ 183ページをお願いいたします 左ページ 11目国民年金費に3808万 7000円の計上で 前年度と比べまして 21万円の増加でございます これは国民年金事務に要する経費 でございます その1つ下 12目生活困窮者自立支援 費に3965万1000円の計上で 前年度 と比べまして1147万7000円の減少 でございます 減少の主な要因でございますが コロナ禍の影響により 急増していた 住居確保給付金の申請が落ち着いた ことによるものでございます

主な事業といたしましては 右ページ 事業別区分欄 下から2つ目 生活 困窮者自立支援事業に3965万1000円 の計上で 主な経費は自立相談支援事業 等の事業実施運営委託料でございます 少し飛びまして 206ページ 207ページ をお願いいたします 左ページ 3項生活保護費に111億 6100万円の計上で 前年度と比べ まして5億3181万5000円の増加でございます 1目生活保護総務費に5億716万8000円 の計上で 前年度と比べまして21 62万2000円の増加でございます 主な事業につきましては 右ページ 事業別区分欄 上から2つ目 生活支援 相談指導事業に2965万6000円の計上 で これは主に診療報酬及び介護報酬 に係る審査支払手数料 被保護者 家計改善支援事業に要する委託料 などでございます 208ページ 209ページをお願いいたします 左ページ 2目扶助費に106億2854万円 の計上で 前年度と比べまして5 億724万円の増加でございます これは 生活扶助費 住宅扶助費 医療扶助費など 生活保護費として 支給される扶助費でございます その1つ下 3目援護費に2529万2000円 の計上で 前年度と比べまして295 万3000円の増加でございます これは 主に中国残留邦人等支援 給付費に要する経費でございます

その1つ下 4項1目災害救助費に22 25万円の計上で 火災 風水害 地震 等の災害により被害を受けられた 方及び家族に対しての弔慰金や 見舞金の支給と 災害救助法が適用 される災害により被害を受けた 世帯に対し災害援護資金を貸し 付けるための経費でございます その他の事業につきましては 前 年度と大きな変動はございません 大西謙次子ども家庭応援部長 2項児童福祉費につきまして御説明 いたします 予算書182ページをお願いします 2項児童福祉費は177億8584万4000円 の計上で 前年度と比べまして23 億4300万7000円の増加でございます これは 主に公共公益施設整備基金 積立事業 民間保育所運営事業 民間 認定こども園施設整備支援事業 などが減少したものの 児童手当 支給事業 教育保育施設施設型給付 事業 児童扶養手当支給事業 子ども 医療助成事業 市立認定こども園 整備事業 障害児通所支援事業など が増加したことに加え 来年度より 保健センター内にこども家庭すこやか センターが設置されることに伴 い これまで健康推進課が所管し 衛生費で予算していた母子保健 事業 出産子育て応援交付金支給 事業 発達相談事業について こども 家庭すこやかセンターを所管する

子ども家庭課に所管替えし 民生 費で予算することとしたためでございます 1目児童福祉総務費に7億291万5000円 の計上で 前年度と比べまして1億 2183万3000円の増加でございます 主な経費につきましては 185ページ 事業別区分欄一番上 助産支援事業 に1906万1000円の計上で これは 経済的 理由により入院助産を受けること ができない場合に その出産費用 を助成するもので 扶助費でございます 187ページ 事業別区分欄一番上 こども 家庭すこやかセンター運営事業 に3062万9000円の計上で これは 児童福祉法 に規定されたこども家庭センター 機能を 岸和田市ではこども家庭 すこやかセンターと名称を設定 し 保健センター内に設置 児童福祉 と母子保健の相談支援業務を一体 的に運営していくこととしたもの で その運営に必要な人件費など に要する経費でございます 188ページ 2目子ども子育て支援 費に119億1613万9000円の計上で 前 年度と比べまして17億3315万3000円 の増加でございます 主な経費につきましては 189ページ 事業別区分欄一番下 児童手当支給 事業に35億3965万4000円の計上で これは 児童を養育している保護者など に児童手当を支給する経費でございます 10月から支給対象児童を18歳到達 後の年度末までに延長するなどの

制度拡充に必要な扶助費増加分 や システム改修等の経費も計上 しております 191ページ 事業別区分欄一番上 放課後児童 健全育成事業に3億7585万1000円の 計上で これは各小学校で開設します チビッコホームの管理運営に要 する経費でございます 193ページ 事業別区分欄 上から 2つ目 母子保健事業に2億3557万2000円 の計上で これは乳幼児健康診査 妊婦健康診査 乳児一般乳児後期 健康診査 新生児聴覚検査 産後 ケア事業等に要する経費でございます 次の出産子育て応援交付金支給 事業に1億3788万円の計上で これは 全ての妊婦や子育て家庭が安心 して出産 子育てができるよう 妊娠 期から出産 子育てまで継続して 支援する伴走型相談支援を実施 するとともに 妊娠届出時 出生 届出後の経済的支援として出産 子育て応援ギフトを支給するもの でございます 一番下 発達相談事業に736万9000 円の計上で これは乳幼児発達相談 及び未熟児保健指導での発達相談 に要する経費でございます 195ページ 事業別区分欄一番下 保育所 運営事業に5億3801万4000円の計上 で 市立保育所11か所の運営に要 する経費でございます

197ページ 事業別区分欄一番下 教育 保育施設施設型給付事業に43億 922万8000円の計上で これは認定こども園 などに対する運営費でございます 199ページ 事業別区分欄一番上 教育 保育施設運営支援事業に5億6735 万5000円の計上で 主に民間の保育所 認定こども園 地域型保育事業者 が行う教育 保育について 保育士 の確保や教育 保育の質の向上に係る 経費について支援するものです 現在 市内民間保育施設に就職した 保育教諭などに保育士応援特別 給付金と保育士就職祝い金額制度 を設けておりますが 来年度新たに 現在保育士として就労していない 潜在保育士に対し 保育士キャリ アリターン一時金を創設し 保育士 の確保を図ってまいります 198ページ 3目母子福祉費に12億335 7万1000円の計上で 前年度と比べ まして4349万2000円の増加でございます 主な経費につきましては 199ページ 事業別区分欄 上から4つ目 児童扶養手当 支給事業に11億6134万2000円の計上 で これは 独り親家庭などの生活 の安定と自立の促進に寄与する ため児童扶養手当を支給する経費 で 主に扶助費でございます 198ページ 4目子ども医療助成費 に6億8627万3000円の計上で 前年度

と比べまして9302万6000円の増加 でございます 事業の内容は 199ページ 事業別 区分欄一番下 子ども医療助成事業 で 児童の入院 通院に係る医療費 を助成するもので 主に扶助費でございます 200ページ 5目ひとり親家庭医療 助成費に1億6592万4000円の計上で 前年度と比べまして670万3000円の 増加でございます 事業の内容は 201ページ 事業別 区分欄一番上 ひとり親家庭医療 助成事業で 独り親家庭の児童及び 保護者に対し その児童が18歳に 達する年度末までの入院 通院に伴う 医療費を助成するもので 主に扶助 費でございます 200ページ 6目児童福祉施設費に 10億8714万1000円の計上で 前年度 と比べまして9258万4000円の増加 でございます 201ページをお願いします 事業別区分欄 上から2つ目 保育所 整備事業に8000万円の計上で これは 老朽化した市立保育所の外壁や 保育室の床の改修等に要する経費 でございます その下 民間認定こども園施設整備 支援事業に162万1000円の計上 その 下 民間保育所施設整備支援事業 に3348万1000円の計上で これは民間

の認定こども園及び保育所など 施設整備に係る補助金でございます その下 市立認定こども園整備事業 に9億2405万1000円の計上で 仮称市立 旭太田認定こども園の建設工事費 及び道路改良費 駐車場整備費など 並びに仮称市立春木大芝認定こども園 仮称市立桜台光明認定こども園 の設計などに要する経費でございます 202ページ 7目障害児通所支援費 に17億4491万4000円の計上で 前年度 と比べまして2億5528万6000円の増加 でございます 203ページ 事業別区分欄 上から 2つ目 障害児通所支援事業に17億 3714万7000円の計上で これは 障害 のある児童が通所により生活に必要な 訓練や指導などの支援を受ける ための経費で 主に扶助費でございます その下 障害児通所支援事業所運営 支援事業に776万7000円の計上で 物価 高騰の影響を受けている障害児 通所支援事業所の経済的負担を 軽減し サービスの安定的な提供 体制の確保を支援するための補助金 でございます 202ページ 8目児童発達支援センター 費に2億4896万7000円の計上で 前年度 と比べまして307万円の減少で 児童 発達支援センターである総合通園 センターの運営等に要する経費 でございます 山本隆彦保健部長 5項国民健康保険費につきまして 御説明申し上げます 予算書の見開きで申し上げます 208ページ 209ページでございます

5項1目国民健康保険費に23億4362万円 の計上で 前年度より4740万4000円 の減少でございます 内容につきましては 右ページ 事業 別区分欄 下から2つ目 国民健康保険 事業特別会計繰出事業に7億9079 万1000円 その下 国民健康保険基盤 安定繰出事業に15億5282万9000円の 計上で これらは国民健康保険基盤 安定繰出金など 国の示す基準に基づく 国民健康保険事業特別会計への 繰出金でございます 説明が終わりました 通告のありました委員は順次御 発言願います 藤原豊和委員 それでは 予算書173ページの自立支援 介護給付費等事業についてお伺 いいたします まずは事業の主な内容について お教えください また 扶助費について ここ数年の 推移についてもお伺いいたします 庄司彰義障害者支援課長 主な内容は 障害のある方が自宅で 食事や入浴などの介助を受ける 居宅介護や重度訪問介護 作業や レクリエーションなどの日中活動 を行う生活介護や就労継続支援 a型b型 また短期入所や施設への 入所 グループホームでの生活支援 などとなっております 扶助費につきまして 令和2年度 の決算額は44億2582万5810円 令和

3年度は48億3809万1009円 令和4年度 は53億640万1792円となっており 年々 増加しております 藤原豊和委員 扶助費が44億円からこの2年で53 億円と 2割ぐらい増えているということ だと思います 障害福祉サービスにはいろいろな ものがあると思うんですけれども 特にお伺いしたいのが就労継続支援 や就労移行支援について 主な内容 と 同じくこの数年間の利用者の 推移についてお教えいただけます でしょうか また 今後の増加が予想されるかどうか についても併せてお教えください 庄司彰義障害者支援課長 就労継続支援は 企業などへの一般 就労が不安もしくは困難な方が 利用するサービスで 事業者と雇用契約 を結ぶ就労継続支援a型と 雇用契約 は締結せず 本人の能力や障害の 特性に合わせ 軽作業などの日中 活動を行う就労継続支援b型があります 1か月当たりの利用者数は 就労継続支援 a型は 令和2年度は77人 令和3年度 は105人 令和4年度は116人 就労継続支援 b型は 令和2年度は598人 令和3年度 は664人 令和4年度は742人となって おります また 就労移行支援は 一般就労 することを目的に 必要なスキル

や知識を身につけるためのサポート を行うサービスで 令和2年度 1か月 当たり59名 令和3年度は79名 令和 4年度は102名となっております 利用者は 特に知的障害や精神障害 のある方の利用が増え 今後も増加 が予想されます 藤原豊和委員 就労継続支援の事業所について 改めてお伺いします 現状の事業者の報酬金額について は 利用者の数に比例する形とな っていると思います そうなると 就労継続支援b型から a型 就労移行支援を経ての一般 就労というステップアップが流れ になると思うんですけれども それを 推奨したとしても 例えば就労継続支援 b型の事業所で就労継続支援a型 に上がってしまうと報酬金額が 減ってしまうというところから ステップアップせずにずっと同じ 事業所に通わせたいというモチベーション が働く仕組みになっている部分 について少し危惧しています 本市として一般就労に向けたステップアップ を推奨しているのかどうかという 点でお考えをお伺いしたいのと あと 推奨する方向に向かうために どのような取組をされているのか また 目標数値についてもお示しい ただけますでしょうか 庄司彰義障害者支援課長 就労継続支援を利用しながら一般 就労に向けてステップアップして いくことは重要であると考えて おります しかし 障害のある方にとって環境 が変わることに不安があったり 一般就労より慣れ親しんだところ に通うことを希望する方もいらっしゃ

います 本人の希望を尊重し 一般就労を 希望する方についてはステップアップ できるよう 障害者本人の相談支援 を行う相談支援事業所などとの 連携や 就労移行支援のサービス 利用などを通じて支援していく ことが重要と考えております 令和6年度からの第7期障害福祉 計画では福祉施設から一般就労 への目標を定めており 令和3年度 の一般就労への実績が30人だった ことから 令和8年度には42名の目標 を設定する予定でございます 藤原豊和委員 利用者の要望に寄り添って 障害 をお持ちの方についての希望を かなえるというのは非常に大事 かなと思っています 就労の意欲がある方に関しては ボーダーレスに働ける社会を目指す ことが非常に大事だと思っています ですので ステップアップを考えて いる利用者がそれを実現しやすい 仕組みをつくることで 利用者の 自己実現が図れることと 今 人材 不足が言われていると思うので 人材不足の解消に労働力を提供 できるということもあると思います し あと 年々扶助費が やはり44 億円から53億円ということで かなり 増加幅が大きいと思いますので その増加幅を抑えることもできる と思いますので 一般就労を進める ことによって得られるメリット が非常に大きいのかなと思って います 福祉施設から一般就労への目標 について 令和8年度には42名の目標

があるということもお話しいただ きましたので ぜひその目標を達成 するための具体的な手段や中間 目標を定めていただいて 仕組み づくりをしっかりすることで 属 人的なことではなくて仕組みとして 一般就労を推奨するような仕組み づくりをしていただくことを期待 しています 友永修委員 187ページのこども家庭すこやか センター運営事業についてお聞き いたします こども家庭すこやかセンターは 子育てに困難を抱える家庭を把握 し 計画的な支援を担うために設置 すると理解しております まずはセンターの概要について お示しください 青田千秋子ども家庭課長 児童福祉法におきまして 妊産婦 子育て世帯 子供へ一体的に相談 支援を行うこども家庭センター 機能の設置が規定されましたが 本市におきましても名称をこども 家庭すこやかセンターとしまして 令和6年4月から保健センター内 へ設置するため 組織再編や執務 室の準備を進めております 組織としましては 現在の子ども 家庭課子ども家庭相談担当と健康 推進課の母子すこやか担当 子育て 世代包括支援担当 発達相談担当 の計4担当を子ども家庭課としまして こども家庭すこやかセンターを 運営していく予定でございます 友永修委員 複数課が担う業務をこども家庭 すこやかセンターが担当するよう でありますが それではその業務内容 についてもう少しお示しください 青田千秋子ども家庭課長

現在 児童福祉部門の相談支援は 子ども家庭課に設置している子ども 家庭総合支援拠点で福祉専門職 が行っております 一方 母子保健部門の相談支援は 健康推進課にて 妊娠の届出や乳幼児 健診などの機会に保健師等が中心 となって行っています 子育て世帯には児童福祉 母子保健 双方からの支援が必要な世帯も 多く 現在も両課が連携 協力して 支援を行っておりますが こども 家庭すこやかセンターでは双方 の機能を維持させた上で指揮命令 系統を統一し 子育て世帯や妊産婦 に対し包括的に支援を行ってまい ります そのために支援が必要と把握した 世帯にはサポートプランを作成 し 児童福祉 母子保健双方の支援 が必要な世帯に 新たに設置する 統括支援員を中心として児童福祉 母子保健の担当が合同で支援方針 を決定していくこととしております 友永修委員 支援が必要と把握した世帯にサポート プランを作成するとのことであります が プランの作成方法や時期など についてお示しください 青田千秋子ども家庭課長 母子保健部門では健康診査や伴 走型相談支援の面談等の機会を 捉え 継続した支援が必要である と把握した世帯に 児童福祉部門 では包括的な支援を必要とする 要支援児童世帯や子育て相談を 受けた世帯にサポートプランを作成 し できる限り作成したサポート プランをお渡しして支援内容を 共有することとなっています

作成の段階から支援対象者の意見 を反映するよう努めることとされて おりまして そのためにも支援対象者 との関係構築が重要であると考 えています また 支援対象者の状況の変化を 継続的に把握し 必要に応じてサポート プランの見直しや更新を行って まいります 友永修委員 サポートプランを立てた上で支援 していくということであります が どのような形で支援していく のか また 具体的な支援のメニューが必要 だと考えますが どのように考えて いるのか見解をお示しください 青田千秋子ども家庭課長 多様な家庭環境等に対する支援 体制の充実 強化を図るため 家庭 支援事業についてもサポートプラン を立てる中で支援メニューに組み 込めるよう 整備に取り組んでいく 必要があると考えております 来年度は 親子関係形成支援事業 の事業開始に向けて予算を計上 いたしました これはペアレントトレーニング と言われるもので 子供との関わり 方や子育てに不安を抱えている 保護者に 講義やグループワーク ロールプレーなどを通じて 子供の 心身の発達の状況等に応じた情報 の提供 相談や助言をすることで 親子間における適切な関係性の 構築を図ることを目的とした事業 です 来所での参加が難しい場合には 家庭へ訪問しての事業実施も想定 しております 友永修委員

お示しいただきましたペアレント トレーニングは 保護者の養育に対する 不安や育児ストレスの緩和が期待 できるものと考えております あわせて 自らも相談者と同じような 経験をした親が同じ悩みを持つ 親に対して共感的なサポートを 行うペアレントメンターによる 支援は より共感性が高く 寄り 添う支援になると思います ペアレントトレーニングにペアレント メンターがスタッフとして参加 できる取組への展開を強く要望 いたします また 以前より 母子の心身の健康 を保持するためには早期の把握 が必要と考えることから 出産後の 家庭など 専門職の訪問が必要である と要望してまいりましたが センター の設置により来年度の事業はど のように進めていかれるのかお 示しください 青田千秋子ども家庭課長 これまで岸和田市民生委員児童 委員協議会に依頼して実施して まいりました乳児家庭全戸訪問 事業のこんにちは赤ちゃん訪問 を 令和6年度からは伴走型相談 支援の一環と位置づけまして実施 いたします 各家庭への訪問は 民生委員児童 委員の皆様に代わりまして 助産師 保健師等の専門職が行い 御相談 に応じてまいります 友永修委員 各家庭への訪問を助産師 保健師 等の専門職が行うとのことであります 専門の知識を持った方の訪問は その場で相談を受けアドバイス

ができるようにもなるので その 効果が期待できると思います あわせて これまで またこれから もお世話になる地域の民生委員 児童委員の皆様との連携を強化 していただき 地域の子供は地域 で育てようという関わりが続いて いけるようお願いいたします また 保健センターの場所は皆様 御存じでありますが 子供のこと ならここで聞ける 相談もできるんだ ということを知らない方がほとんど であります 子育ては保護者や祖父母 地域など 様々な方が関わってくれております こども家庭すこやかセンター設置 のスタートに当たり 誰が見ても 分かる看板等の設置を強く要望 いたしまして この質問を終わり ます 続きまして 199ページの教育保育 施設運営支援事業についてお聞き いたします 施政方針にもありましたが 市内 民間教育保育施設に対する医療 的ケアが必要な児童を受け入れる 際の補助金について その事業の 具体的な詳細についてお示しください 津田伸一子育て施設課長 岸和田市内の民間の認定こども園 などにおきまして 職員を配置し 経管栄養など医療的ケアを必要 とする児童を受け入れる施設に対 しまして 看護師1名 上限529万円 保育補助者1名 上限223万2000円の 補助金を助成するものです

来年度は 1施設で医療的ケア児童 1名を受け入れる予定となっております 友永修委員 医療的ケアの必要な児童の受入れ が進むということは 非常にいいこと だと思っております 子供は同年代の子供の中で成長 し 学ぶことも多いです では 入所についてどのような手続 が必要となるかお示しください 津田伸一子育て施設課長 まず 入所申込書を提出していただき まして 市の入所審査会で医療的 ケアが必要な児童か否かを判断 します 医療的ケアの必要性が認められた 場合 保護者が希望する保育施設 の代表者 入所審査会委員 総合 通園センター常勤医師とともに 面談 児童の保育観察を行います 最終的には総合通園センター常勤 医師からの意見書や主治医の診断書 また児童の保育観察時の状況等 により 入所審査会で受入れの可否 を判断いたします 友永修委員 入所に当たっては 入所審査会や 保育観察時の状況などによると のことであります 大切な子供を預かることであります ので 当然だとは思いますが 医療 的ケアが必要になるお子さんが 年度途中にいらっしゃる場合も あるかと思います そのような場合に入所は可能なのか その対応についてお示しください 津田伸一子育て施設課長 先ほど入所の手続について答弁 させていただきましたが 医療的

ケアが必要な児童の入所決定までの 手続は 保育観察などの一定の期間 を要しますとともに 看護師の配置 等の条件がございますので 受け 入れることができる施設は限定 的になります また 御希望の市内認可保育施設 をお申し込みいただくことは可能 ですが 通常の一般枠の入所選考 とは異なり 受入れ施設側の体制 が整ってからの入所となります ので 年度途中の受入れはより厳 しくなると思われます 友永修委員 民間の認定こども園などで受入れ が可能となる環境が整備されている ことは 子育て支援の大きな一歩 だと考えております 今年度は看護師や人的確保の補助金 でありますが 今後は併せて受入れ 可能な施設が増設されることを 強く要望いたします また 医療的ケアが必要な子供と 御家族に適切な支援が提供できる には 受入れ施設や行政機関 保護者 との連携が欠かせないと思います ので 支援体制の強化を重ねて強く 要望いたしまして この質問を終わり ます 河合達雄委員 予算書187ページ こども家庭すこやか センター運営事業についてですが 先ほど大体の概要は分かりました そこで 約3000万円の予算がついて います どういった内訳かお教えください 青田千秋子ども家庭課長 こども家庭すこやかセンターでは これまで児童福祉と母子保健の

各部門で行っていました相談支援 業務を それぞれの機能を維持した 上で一体的に実施していくこと としておりますので 令和6年度 から各業務の予算も合わせております 主なものとしましては 令和5年度 まで母子保健事業の予算で実施 しておりました 相談支援に係る 業務である利用者支援事業 乳幼児 全戸訪問事業などの相談事業と 新たに作成することとなったサポート プラン作成のための人件費が大きく 占めておりまして約1750万円となって おります また こども家庭すこやかセンター の設置や運営に係る予算としまして 看板や内線電話の設置費用として 60万円 電話料金に約83万円等と なっておりまして 中でも大きな ものは新規購入と買換えを合わせ まして 4台の車両購入費用に800 万円の予算となっております 加えて 子ども家庭課及び健康推進課 の管理事務事業から 旅費や需用 費 役務費 使用料及び賃借料など を案分して計上しております あとは 新規事業として実施する 親子関係形成支援事業 ペアレント トレーニング委託料40万円につきまして も含まれております 河合達雄委員 次に 209ページの行旅病人等援護 事業についてお聞きします 昨今 ある行旅死亡人の物語という 書籍が売れているようで 社会の 関心も高まっていると推測します

まずはこの事業の概要をお示し ください 田中康博生活福祉課長 この事業でございますが 死亡した 方の火葬を行う者がいない場合 に 遺体の火葬を岸和田市長が実施 するものでございます この火葬は 死亡地の首長が実施 するとなっておりますので 岸和田市 に住所があるかないかは問うて おりません 亡くなった方には 身元不明者 身 寄りがない方 身寄りはいるが長 期間交流がなく 身寄りが関わり を拒否している方などがございます 身元不明者の場合は 行旅病人及 行旅死亡人取扱法に基づき 身元 判明者は墓地埋葬等に関する法律 に基づいて火葬しております 河合達雄委員 それでは その火葬の費用はどうな っているのかお聞かせください 田中康博生活福祉課長 火葬に伴う費用については 一旦 岸和田市が立て替えております その後 遺留金があれば火葬費用 等に充当し 遺留金で賄うことが できなければ 相続人に請求すること になっております 相続人からの支払いが受けられない 場合は 最終 大阪府に請求し 費用 分を充足しているところでございます 河合達雄委員

本市では 10年前 5年前と比較して 増減しているのか あわせて 全国 大阪府の動向と 増減がある場合 のその理由 背景をお聞かせください 田中康博生活福祉課長 10年前の平成25年度の取扱い件数 は2件でございます 5年前の平成30年度の取扱い件数 は3件でございます 4年前の令和元年度から取扱い件数 が増加傾向となり 11件でございました 昨年度 令和4年度の件数は19件で 今年度 令和5年度2月末時点で20 件となっております 増加の内容でございますが 身寄り のない方 身寄りはいるが長期間 交流がなく 身寄りが関わりを拒否 している方など 墓地埋葬等に関する法律 に基づいて火葬する件数が増加 しております 一方 身元不明である行旅死亡人は 年間に1件あるかないかといった 少数でございます また 大阪府や全国の件数につきましては 大阪府に確認しましたところ 資料 を持ち合わせていないと回答いただ いております 最後に 増加となった理由 背景 でございますが 超高齢化の進展 や家族とのつながりの希薄化など が考えられます 河合達雄委員 独り暮らしで頼れる身寄りがなく 生活にゆとりがない高齢等の市民

が増えているのは本市に限った 話ではなく 他市でも身元が分かって いながら引取り手がない遺骨が 増えているようです ですので 葬儀 納骨 リビングウイル という課題についてあらかじめ 解決を図り 生き生きとした人生を 送っていただくことを目指して 静岡市終活支援優良事業者認証 事業などが行われています 本市ではおくやみハンドブック が2月に作成されたところですが これはあくまでも死後の事務に関する もので 終活も網羅したものではありません 昨年12月議会で西田議員が質問 されていた終活窓口を創設し 生前 から後見的に関わり 死後 事務 委任も支援してもらえる静岡市 や横須賀市のような制度が導入 されれば本事業対象者が減るとの 期待を込めまして この質問を終わり ます 井舎英生委員 187ページのこども家庭すこやか センター運営事業は さきの委員 に説明がありましたので 1点だけ 私もこのこども家庭すこやかセンター は市長の記者会見で拝見したん ですけれども ほかの自治体も同じ 名称なんでしょうか どういう名称が いろいろあるん ですか 青田千秋子ども家庭課長 児童福祉法に規定されましたこども 家庭センター機能の要件の1つと しまして 施設の名称をこども家庭 センターまたはこれに類する自治体 独自の統一的名称を称すること とされております

既に都道府県でこども家庭センター と名称を使用しているところも ありますので 大阪府もそうなん ですけれども 各自治体で名称を 決定するとなっておりまして こども 家庭すこやかセンターは岸和田市 で設定したんですが 泉大津市では 賛同していただいて同じ名称を 設定するというふうに聞いております 井舎英生委員 続きまして 201ページの市立認定こども園 整備事業について 数点質問します これは今 公立の認定こども園を 造るということでやっているわけ ですけれども 認定こども園の整備事業 そのものがあまり地域市民に知ら されていない 理解が少ないと思 うんですけれども すなわち地域 に対する説明会が不足しているん じゃないかと思いますが いかが でしょうか 山田潤こども園推進課長 地域への説明会という御質問なん ですけれども まず地域に御説明 に上がる場合は 幼稚園及び保育所 再編個別計画の御説明に上がっている ところでございます 幼稚園及び保育所再編個別計画 については 一定 私どもでは連合会 長会議等へも出席させていただ いて 広く御説明も差し上げています し 対象になる各地区の区長と役員 にも御説明に伺うとともに 当然 その施設を利用されている保護者 にも御説明には伺っております

私ども 再編を進めるにおいて一番 大切に考えているところは 子供 にとっての教育保育環境をいかに 高めていくかという部分を重視 したいとしておりますので やはり その施設を利用される保護者に対して 中心的に御説明を差し上げるという ようになってございます 井舎英生委員 利用される方はもちろんですけ れども 地域の子供たちが小さい ときから通う場所ですので やはり 広くその地域には知らせてほしい なと これ 確かに大変なんだけれども やっぱり地道にそういう活動は お願いしたいと思います それから 私もう何回か話をしています が 公立の役割は4つ 5つあって 前回 大西部長から一般質問でも話していた だいたんですけれども セーフティーネット の役割 すなわち民間に行きにくい 地域にあるとか また いろんな ことで公立で受け入れるセーフティーネット の機能が必要だということで6園 になったんですが 6圏域という のは特に子供を育てやすい圏域 ということじゃなくて 行政の都合 で設定したものなんでしょうけ れども やはり6圏域では少ない と すなわち 中学校区単位ぐらいで 最低必要だと思うんですけれども 公立が果たす役割が6つで足りるん でしょうかということです 山田潤こども園推進課長

委員おっしゃったように 公立の役割 におきましては セーフティーネット 機能やコーディネート機能がある と思っております 公立が6つでいいのかという部分 に対しての御質問なんですけれども 私どもとしましては まずその6つの 圏域において原則1つの公立園において 今まで私どもの公立の幼稚園なり 保育所が培ってきた経験 知識を しっかりとそこで継承しながら その地域の中で確立していくという ところが必要だと考えております し 公立だけでなく そうやって 民間にも今までの知識等を継承 していくことで 公民ともに支えて いく形で計画を組んでおります ので 現状 今の私どもの計画どおり 6園で進めてまいりたいと考えて おります 井舎英生委員 来年の4月から 仮称市立旭太田 認定こども園が開園される運び になっているんですけれども も ともと認定こども園を推進して いこうというのは待機児童をなく していこうというのが大きなキャッチフレーズ の1つだったと思うんですが この 間 ある情報を聞いたところ 仮称 市立旭太田認定こども園に3歳児 が申し込んだけれども 定員で入れ なかったと だから 1つの例ですけれども そんな ことが3歳児の場合は起こっている ので ちょっとがっかりしたんですが そういうことが今後起こらない

ように 定員のこととかいろいろ 条件があると思いますけれども セーフティーネットの役割が公立 の認定こども園の大きなことです ので ぜひその辺は留意して進めて いただきたいと思います 最後の質問です とはいえ 将来にわたって現在の 公立の保育所 幼稚園 それから 認定こども園 3つがずっと10年後 もまだ存続するように思うんですね だから 認定こども園6園で全て 公立が終わるんじゃなくて 従来 どおり幼稚園も保育所も 幼稚園 も特に山手のほうは残るような 感じがするんですけれども それは それとして 幼稚園機能は続くということ を理解しているんですが 1つ気になる のが 大きな常盤幼稚園が認定こども園 整備から外れているというのが ちょっと気になるんですけれども この辺教えていただけますか 山田潤こども園推進課長 私どもの各圏域における市立の 認定こども園という選定において は 現在の施設の活用を第一に考え まして 敷地面積や駐車場の確保 等を総合的に考えまして あるいは 既存の民間施設の配置状況等も 考えまして選定を行ったものでございます 今 委員御質問されています常盤 幼稚園なんですけれども 常盤幼稚園 は仮称市立桜台光明認定こども園 の圏域かなと考えておりまして そのところに常盤幼稚園を対象 にすると非常に規模が大きくなります

し 駐車場等も確保できなくなります から 常盤幼稚園については今回 対象外といたしてございます 井舎英生委員 ということは 常盤幼稚園は将来 なくなるかも分からないと理解 したらいいんですか 山田潤こども園推進課長 もう御存じでしょうけれども あの 校区は令和5年に楓の木こども園 民間の認定こども園ができてございます し 令和6年度 来年度には光陽保育園 が認定こども園になるというところで 一定 地域の受入れ数が拡大される ということが分かっております したがいまして そういう地域の 拡大状況等を見ながら 今後の状況 を確認しつつになりますが 将来 的には常盤幼稚園についても廃 園の方向で検討してまいりたい 関係機関と協議してまいりたい と考えてございます 井舎英生委員 特に常盤幼稚園は非常に人数も 多いですし 校区も広いし 校区 の人たちもその辺はよく理解されて ないように思うんですけれども 十分丁寧に説明をしてほしいと思います ので 要望で終わります 続きまして 201ページと203ページ の児童遊園管理事業 それから児童 遊園指定管理事業 これは大体関連 していますので一緒に質問させていただき たいと思います 水とみどり課に質問させてもらい ます 中央公園や浜工業公園など 大きな 公園は遊具とかグラウンドなど

が充実していて 多くの市民の憩いの 場となっています ところが 町なかの小さな児童遊園 ちびっこ広場は 地域の子供たち 幼い子供 幼稚園とか小学生 そういう 子供たちの遊び場 社交場にもな っているわけですね 非常に大切な場所だと思います これらを管理する予算が 児童遊園 管理事業と児童遊園指定管理事業 という2つの事業があるんですけ れども これで質問したいんですが こういう児童を対象にした児童 遊園の数はどれぐらいあるのか 教えてほしいんです というのは ちょうど2年ぐらい 前に私の近くに住む方が 東京から 子供たちを連れて奥さんの実家 である岸和田に引っ越してこられた 家族のお婿さん 男性が この辺 は子供遊園が本当に少ないですね と これは東京と比べて 東京が 非常に充実しているんでしょう けれども そんな感想を漏らして いました そういうことで 市内の児童遊園 の状況 数などを教えてほしいん です 黒見進也水とみどり課長 市内の児童遊園は180か所ございます うち 170か所は指定管理者に委託 し 10か所は直営にて管理しております 現在の指定管理は 令和元年度より 令和5年度までであったものを 令

和7年度まで2年間延長させていただ いております 令和元年以降 開発等で新たに水 とみどり課に移管された児童遊園 は 令和元年時の指定管理契約に 含まれていないため 指定管理外 とし 直営管理を行っております 井舎英生委員 指定管理と普通の管理との差が よく分からなくて というのは いろんな苦情が 地域 のお母さん方とか おじいちゃん おばあちゃんなんかも 小さなちびっこ 広場の苦情というのか こんなの 困るわ 子供たちがちょっと困っている よという話を聞かされるので 私 すぐ水とみどり課に電話してお願い するんですけれども よく考えて みると指定管理があったり 事業 として発注しているので それら の指定管理を請け負っているところ がそういう苦情処理というのか まず窓口になるべきだと思うん です いきなり市民が水とみどり課に 電話しなくても そういう管理している ところに伝えれば物事が進んで いくと思うんですけれども いかが でしょうか 黒見進也水とみどり課長 苦情 要望など利用者からの御連絡 は 指定管理者に直接入る場合も ございますが 市のほうが安心して 連絡できると感じられている方々

が多いせいか 多くは直接水とみ どり課に頂いております 御連絡いただいた内容は 所定の 書式にして指定管理者に連絡し 対応をお願いしております ただし 緊急性がある案件 地元 との調整が必要な案件につきましては 市職員で確認 応急処理し 対応 を指示する場合もございます 業務内容でございますが 基本的 には清掃 除草 剪定 修繕となって おり これらの作業を指定管理者 にお願いしております しかしながら 遊具設置等の交換 または躯体の交換など大がかり なものや 設備の更新につきましては 水とみどり課で行うこととして おります また 樹木の間引き 伐採など 公園 に影響が出ると考えられている 樹木管理作業についても 地元調整 が必要なので水とみどり課で行って おります 井舎英生委員 分かりますけれども 私の意見ですが 水とみどり課に市民が言えば 確かに すぐ水とみどり課は動いてくれ ますし 市民も喜んでいるのは事実 です ただし 指定管理を出している また 予算をつけて管理業務を発注している

そういう仕組みをもうちょっと 機能的になるように すなわち市民 が指定管理している事業者に連絡 すれば物事が進んでいくという ような仕組みをもっとつくれない かと というのは 水とみどり課もそんなに たくさん職員がいるわけじゃない だろうし なかなかマンパワーが 足りないんじゃないかなと思うん ですね だから この辺をもうちょっと今後 改善してもらって 市民が管理者 に第一報 連絡すればスムーズに いくような業務発注の仕方を工夫 してもらえないかなと それのほうがトータルでうまくいく かなと思うんです これはすぐできるわけじゃない と思いますけれども そういう方向 で考えていただきたいと思います 田中市子委員 それでは 175ページの地域生活支援事業 の要点並びにガイドヘルパーに つきまして 事業の主な内容と利用状況 を教えてください 庄司彰義障害者支援課長 移動支援事業は 障害のある方が 地域における自立生活及び社会 参加のための外出時の移動を支援 するサービスで 利用者について は 1か月当たり 令和元年度は10 18人 令和2年度は846人 令和3年度 は752人 令和4年度は789人となって おります 3年間はコロナ禍での外出自粛等の 影響がありましたが 今年度から また増加傾向となっております

田中市子委員 コロナで利用を控えていた人たち も戻り 利用が増えつつあるとのこと でした 移動支援事業は地域生活支援事業 で 市の事業ですので 移動支援 について基本的なルールである ガイドラインを市の裁量で定めて いると思います 内容について 例えば施設入所や 長期入院している方が地域移行 する場合に 利用できるようにする 必要があると思います こういったことへの対応も自治体 によって異なっていますが こう いった利用が本市ではできるのか また 個別の事情により利用が必要な 場合などへの対応はいかがでしょうか また 今後の課題など 感じている ことがあれば教えてください 庄司彰義障害者支援課長 岸和田市移動支援事業ガイドライン は 平成29年4月に作成し サービス の対象者や事業単価 また移動支援 サービスの基本的な内容などについて 定めております 原則 在宅生活している方が対象 ですが 地域移行の際の利用について は認めている場合がございます また 本人の障害特性や家庭の事情 などにより 例外的に必要な場合 については個別に相談を受け 対応 しております 今後 移動支援の利用者の増加が 見込まれますが 事業者や介護人材 の確保などが課題となっております

田中市子委員 施設などを出て地域で暮らすときに その前に地域生活に慣れるために ヘルパーと一緒に外出することは 非常に地域移行にとって有効な ことなので これが利用できている ということで安心しました また 障害者支援にかかわらず 介護 人材の確保は本当に深刻です 移動支援については市の事業であります ので 例えば事業単価を上げるとい ったことなども含めて 市として 対策していただくことをお願い して この質問は終わります 続いて 179ページの在宅生活支援事業 についてお伺いします 高齢者の独り暮らしが今増えています 病気がちの方も多く 何かあった ときのために緊急通報装置があれば いいということで 希望されるお 話をよく聞きます 在宅生活支援事業の委託料のうちの 高齢者緊急通報機設置事業の内容 について教えてください 石原美香福祉政策課長 病弱な在宅高齢者が 急病等の緊急事態 が起きたとき ボタンを押すだけで 24時間体制の警備会社の受信センター に連絡できる緊急通報機を貸出し する事業で 警備会社へ委託しております 田中市子委員 では 設置台数と通報件数について 教えてください 石原美香福祉政策課長 令和6年2月末時点での設置台数 は134件となっております 今年度の通報件数は 2月末時点 で84件でございます

84件のうち 誤報が13件 電池切れ 停電等による自動通報が37件あります ので 正味の緊急通報件数としまして は34件となっております なお 34件のうち 救急車両の要請 に至ったケースは20件でございます 田中市子委員 電池切れなどのときも自動通報 で分かるというのは安心だなと思います 件数に関しては もともと利用の 方も少なめですけれども 20件が 救急車両の要請に至ったという ところでは やっぱり地域の生活 を支えているなと思います では次に 貸出しの対象となる方 と利用条件についてお答えください 石原美香福祉政策課長 65歳以上の高齢者のみで構成される 世帯の方で 病弱や障害により緊急 時に機敏に行動することが困難 な方 身体の傷病や障害により寝たきり 状態である方 突発的に生命に危険な 症状が発生する疾病をお持ちの 方などとなっております なお 3名の協力員をお願いして おりまして 利用に際しては固定電話 の通話回線が必要となっております 田中市子委員 最近は固定電話がなくて 携帯電話 のみを利用している方も多くなって います 私の身近にも そのために諦めた 方もいらっしゃいました また 協力員を3名確保することが 難しい方もいらっしゃると思います 固定電話のない方への対応や 協力 員3名が見つからない方への対応

は大きな課題と思いますが どのように お考えでしょうか 石原美香福祉政策課長 令和6年7月に現在の委託期間が 終了することから 新たに委託期間 を5年間とした契約を予定しており その際に利用条件の見直しを予定 しております 固定電話の通話回線がない あるいは 固定電話 携帯電話のいずれの回線 もお持ちでない方も 受託事業者 の専用通信回線を利用するなど により通報装置を設置していただ ける仕様とするよう考えております また 協力員の確保は 救急搬送 が必要となった場合などの連絡先 として必要とされておりますが 人数の要件についてはできるだけ 多くの方が利用していただける よう 柔軟に対応していきたいと 考えております 田中市子委員 仕様が変更されるということで 安心いたしました 必要とする方が利用しやすくする ことで 在宅生活の安心につなげ ていけると思いますので よろしくお願いいたします この質問はこれで終わります 続いて 重度障害者等タクシー助成 事業についてお伺いします これは一般質問などでも私も度々 伺っていますが この事業の利用状況 と 今後利用者の拡大などについて 検討されているかどうかについて まず教えてください 庄司彰義障害者支援課長 申請者数につきまして 令和3年度 は2070人 令和4年度は2065人 令和

5年度は2月末現在で1934人となって おります 対象者を拡大していくことにつきましては 他市の実施状況なども確認しております が 現状厳しいものと考えております 田中市子委員 では次に タクシー券があっても なかなかタクシー券を使うような 状況ではないというか 保護者が 子供を車に乗せていくというような ケースなどありますが こういった 方たちに対する自動車燃料費の 助成を 他の地域ではありますけ れども 今のところ大阪府下では 実施しているところがないということ でお答えがありましたが タクシー 助成と自動車燃料費助成のどちら かを選択できるようにしている ところに倣って 本市でもやって いただきたいという声がたくさん ありますが 現在の見解をお聞かせ ください 庄司彰義障害者支援課長 自動車燃料費助成につきましては 泉州地域の自治体と情報交換したり 実施している自治体がどのように しているか問い合わせたりしております 厳しい財政状況で自動車燃料費 助成を行うことは厳しいものと 考えておりますが 引き続き府内 の自治体の動向を注視し 課題など について整理してまいります 田中市子委員 関東や北陸 また兵庫県などでは 実施しているところも多いです また タクシー券との選択になります ので 金額的にどのくらいになって くるのかもしっかり検討していただ いて やはり利用者のニーズに合

った支援がないと せっかくサービス を行っていても残念なことになる と思いますので ニーズに応えて いただくようお願いして この質問 も終わります 次に 173ページの障害者歯科診療 事業についてお伺いします 障害者歯科診療事業の現在の実施 状況について教えてください また今回 予算額が昨年度より127 万円減額となっていますが その 理由について教えてください 庄司彰義障害者支援課長 障害者歯科診療事業は 障害のある 方が安心して診療を行うことが できるよう 毎週木曜日の午後 診療 を行っております 令和5年度の診療日数は 2月末までの 11か月間で合計44回となり 患者数 は 初診が23名 再診は延べ467名で 1日平均約11名となっております 令和4年度の1日平均は約9名で 昨 年度より患者数は増加しております 予算の減額につきましては 患者数 が増え 診療報酬の増加が見込まれる ことと 必要な医療機器の購入など を昨年度より少なく見込んでいる ためでございます 田中市子委員 医療機関なので 患者が増えると 収入も増えて 予算も軽減できる ということです ますますこの必要性が高まって きているし 利用者が慣れること

によって1人当たりにかかる診療時間 も短くなってきて 効率的にできる ようになるかなと思います では 今後の事業についてどのように お考えか教えてください 庄司彰義障害者支援課長 今のところ予約がなかなか取れない といったことはございませんが 今後 患者数の増加に伴い 診療時間 などを見直す必要もあると認識 しております ただし 歯科医師や歯科衛生士の確保 といった課題もございまして 引き 続き委託先である社会福祉法人 光生会や岸和田市歯科医師会と 協議 連携し 充実した障害者歯科 診療に努めてまいります 田中市子委員 人員の確保が課題とのことでした 地域の歯科医とか歯科衛生士が この歯科診療で治療に関わること で また地域の御自分の医療機関 で障害のある方を受け止めてい ったりとか そういう好循環も生 まれているとお聞きします 地域で障害児者を支えるという よい事業だと思いますので 引き 続きよろしくお願いして この質問 を終わります 続いて 207ページの生活支援相談 指導事業についてお尋ねします 令和7年度から新たに実施する被 保護者家計改善支援事業について どのような事業なのかお聞かせ ください 田中康博生活福祉課長 次年度から実施を予定しております 被保護者家計改善支援事業は 主 に2つの支援内容を考えております

1つ目として 家計に関する課題 を抱えている世帯に対する支援 でございます 例えば 何らかの事情により水道 光熱費などの滞納があり 生活が 安定せず 精神的な負担も増加し 自立から遠ざかっていく世帯が 見受けられます このような世帯に対しては 家計 表などを利用して家計の状況を 見える化し 直面している課題や 背景にある解決すべき課題を抽 出し 被保護者とともに家計の見直し を図っていくものでございます 2つ目として 大学や専門学校等 に進学を検討している高校生のいる 世帯に対する支援でございます 大学等への進学をする際にかかる 費用面についての相談や助言 各種 奨学金の案内や 進学した学生は 原則生活保護が受給できなくなります ので その後の世帯の生活費など をどうしていくのかを一緒に考え 利用できる制度などを案内して いくものでございます 貧困の連鎖防止につながるよう 支援してまいります 田中市子委員 事業の概要は分かりました それでは なぜ新たにこの事業を 実施しようとしたのかお聞かせ ください 田中康博生活福祉課長 これまでは 被保護世帯に対して 実施している支援は 収入の確保 を目的とする就労支援が中心で ございました これは最も重要な支援でございます が 一方 収入は増加するものの

支出も増加し 安定した生活が送 れていない被保護世帯が一定数 見受けられることがございます 就労支援によって就労と収入の 持続を図りつつ 家計のやりくり を含めた支出面への支援を加え 収入と支出の両面からの相談援助 を展開することが 保護受給中だけで なく保護廃止後の生活がより安定 したものにつながってまいります また 特に高校生のいる世帯では 進学に当たり相当額の支出が伴 ってまいりますので 安定した大学生活 を過ごすためにも支出面からの 援助が必要になってきたからでございます 田中市子委員 ケースワーカーをはじめとして 支援する中で こういった支援を 専門でするというものがあれば いいと考えられたという事情が よく分かりました それでは 当該事業はどのように 進められていくのか 支援員は具体 的にどのような方を想定してお られるのか また この事業は国の 補助金の対象となるのかといった ことをお聞かせください 田中康博生活福祉課長 まずは ケースワーカーから対象 となりそうな世帯に当該事業を 案内し 本人の同意を得てから支援 が開始となります 支援員について 厚生労働省からの 通知によれば 当該事業を実施する 際は 厚生労働省が実施する家計 改善支援事業従事者養成研修を 修了した者が望ましいと示されて おります

今年度のこの研修の内容でございます が 家計改善支援の基本姿勢とその 役割 相談者像の理解について 家計 改善支援の実務に必要な帳票と 家計表などの作成についてなど となっており 延べ17.5時間の研修 内容となっております 支援者は当該養成研修を受講した 者と考えておりますが 仮に研修 が未受講の場合は年度内に受講 してもらうことを考えております 当該事業につきましては この支援員 を含め 委託による実施を考えて おります 最後に国の補助金でございます が 3分の2の補助が予定されております 田中市子委員 国の補助を使ってこういった新たな 支援をしていかれるということ で 本当に生活保護費ぎりぎりの中で 工面しながらという大変なところ があったり 高等教育を受けたい というときに悩んだりというときに 専門的な力を持った方が寄り添 って支援に入っていただくこと で 安心とか 次の展望が持てる ようになればいいなと思います ので よろしくお願いいたします ありがとうございます では 続いて197ページ 一時預かり 事業についてお伺いします 一時預かり事業の事業内容について 教えてください 津田伸一子育て施設課長 一時預かり事業には2種類ございます 1つは 民間のやまだい保育園一時保育 室と公立の桜台保育所の2か所で

実施しておりまして 保育所など に在籍していないお子さんが急な 事情などで一時的に保育が必要 となる場合 一定の要件はございます がお預かりさせていただきます もう1つは 民間の認定こども園 や幼稚園で実施しております幼稚園 型の一時預かり事業で 長期休業日 や教育時間の前後に当該園に在 園するお子さんをお預かりいたします これは いわゆる公立幼稚園で実施 しているアフタースクールと同様 の事業でございます 利用に当たりましては 事前に利用 施設に御予約していただく必要 がございます 田中市子委員 以前 一時預かり事業の利用者の質問 をしたことがありますが 令和2 年度の月別利用者の平均は204人と 御答弁いただきました 令和3年度 4年度の月別利用者数 を教えてください 津田伸一子育て施設課長 公立及び民間の2園の合計で申し上げます が 令和3年度 月別平均利用者は 220人 令和4年度は同じく221人でございます 田中市子委員 以前はコロナ禍により利用を控 える児童が一定数あったと思います が 令和4年度の利用者は221人と 少しですが増加傾向にあります また 以前にも質問させていただき ましたが 利用したくてもすぐに 申込みがいっぱいになるので なかなか 利用できないという御意見も 私

もたくさん頂いておりますし 市内 2か所だけでは距離的にも大変であった りとか 十分な受入れができていない と考えます 本来の保育枠が今十分でない まだ 待機児童が 隠れ待機児童も含めて いる状況で 一時預かり事業に従事 していただく保育士の人員も足りない 中でではありますけれども その 中で一時預かり業務に従事して いただくということは難しいと思います が 全ての公立保育所で実施して いました緊急一時預かりを再開 していただいて 身近な保育施設 での子育て支援の充実を要望して この質問は終わります 続いて 199ページの子ども医療助成 事業について伺います 市民の皆さんの願いがかなって 今年度10月から子ども医療助成 事業 18歳の年度末までと拡充されました 大変喜ばれているんですけれども これを受けるに当たって 医療証 の発行等について申請が必要になります が その進捗状況をお聞かせください 青田千秋子ども家庭課長 子ども医療助成事業につきましては 予算を要求しました子ども家庭 課からお答えさせていただきます 医療費助成の拡充に係る事務に つきましては 昨年7月に対象児童 宛てに申請勧奨を送付し 10月に 未申請の方に再度申請勧奨を個別 に送付いたしました 本年3月5日現在で 対象児童4522人の うち 4351人から申請を受けまして 医療証を発行しております 転入者等につきましては適時対応 しております

今後はホームページへの掲載を 継続し 4月1日号の広報誌への掲載 で再度勧奨いたします 年度が変わりましても申請は可能 でありまして 昨年10月に遡って の適用となります また 医療費の支払い日から5年 以内であれば 申請による払戻しの 対応も可能です 田中市子委員 制度の対象が拡大したということ を知らないケースや 申請しなければ いけないということを知らない ケースも残っていると思います ので 引き続き追及していただけ たらと思います 今回 12月議会で補正予算が組まれて いますが 今年度の執行見込みについて お聞かせください 青田千秋子ども家庭課長 昨年5月に新型コロナウイルスが 感染症法上の5類に移行されたこと から 感染対策が緩和され 人出 が増加したことなどで 年度前半 から感染症による受診が増加いたしました そのため 医療費助成額が当初予算 額を大幅に上回り 12月議会で補正予算 を組ませていただきました 冬季の感染症拡大も相まって 補正 後の予算額約6億9700万円はほぼ 支出するものと見込んでおります 田中市子委員 今年度は感染症の拡大で想定していた 予算を大幅に上回ったということが 理解できました では 来年度の予算についてはど のように見込まれているか教えてください 青田千秋子ども家庭課長 感染症による受診は一定あるものの 今年度ほどの増加はないと見込んで

おりまして 令和5年度予算の高校生 年齢を1年換算した額の1.05倍として 積算いたしました 田中市子委員 では 子ども医療助成に関してですけ れども 完全にゼロ円かというと そうではないですよね 本市も含めて 大阪府内では1回 の診療につき500円の一部自己負担金 が必要となっています その仕組みについてお聞かせください 青田千秋子ども家庭課長 1医療機関当たり月2回を限度に 各日500円までの一部自己負担金 が発生いたします 同一医療機関であれば 同月内で 3日目以降の医療費は無料となり ます なお 調剤薬局での一部自己負担金 はかかりません また 3か所以上の医療機関を受診 するなど 窓口で支払った一部自己 負担金が1か月当たり2500円を超 えた場合は 現在は申請していただく ことにより その超えた金額を還付 しています ただし その申請率が低い状況にある ため 来年度は自動的に超過分を 払戻しする自動償還システムを 導入するため システム改修費を 予算に計上しております こちらで対象者を抽出し 一度申請書 を提出すれば その後は2500円を超 えた金額を登録した口座に自動的に 振り込むことが可能となります 田中市子委員 子育てで大変なときは還付申請 するというのもなかなか大変なので 自動償還されるということは本当に 子育て世代にとって助かること

だなと思います ところで 子供たちがより安心して 医療を受けられるというところで 言えば 今 東京都など一部では ありますが 自己負担がなく 大阪府 のような500円とか それもないような 自治体も出ていますが もしも本 市で一部自己負担金を請求せず に無償化するとなったら幾らほど 費用がかかるのかを教えてください 青田千秋子ども家庭課長 令和6年度の予算額をベースに予測 しますと 約1億4500万円の費用が 扶助費として加算されることになって まいります 田中市子委員 本市で頑張ってと言いたいところ ですが やっぱり結構な金額だな と改めて思いました 子ども医療助成が自治体の努力 に関わっているというか それ次第 というところでは 国が異次元の 子育てで言われているところに 子ども医療助成 ぜひ充実させていただく ように国などへも要望していただき たいということで この質問は終わり ます 続いて 191ページ 放課後児童健全育成 事業について伺います チビッコホームの申込み状況ですけ れども 申込みをしながら入れなかった ような児童がないかと つまり待機児童ですが 今年度は 昨年度と比べてどうなっている でしょうか 鈴木覚子育て支援課長 チビッコホームにつきましては 毎年1月に新年度の一斉受付をさせて

いただいておりまして 前年と今年の 申込み状況につきまして御答弁 させていただきます まず 通年ホームの御利用を希望 された児童数ですが 前年が市全体 で1694名でしたが 今年は1782名となり 88名増加しております 次に 定員を超過し待機となった 人数ですが 前年は4校区で計44名 でしたが 今年は6校区で計81名となり 37名増加しました 最後に 1月末時点での利用許可 者数ですが 審査の結果 却下した 者と申込みを取下げされた者を 除きまして 前年は1631名で 今年は 1635名でした 田中市子委員 新型コロナが落ち着いて チビッコ ホームを利用したいという家庭 がまた戻ってきたという傾向が 表れているかなと思います また一方 通年ホームを希望しながら 入れなかった人数も前年より大分 増えたということで これまで待機児童 対策としてチビッコホームの増設 を図ってこられて 私たちも随分 待機児童が減ったと安心してい ましたが 今年度のような状況ということ で 今後の増設の予定などはどの ようになっているか教えてください 鈴木覚子育て支援課長 国の新放課後子ども総合プラン に応じまして 本市も総合計画将来 ビジョン岸和田第1期基本計画の 重点目標といたしまして チビッコ

ホームの待機児童数をゼロと掲 げておりますので まずは例年要望 が高い夏季の臨時ホームを開設 いたしながら 通年ホームの増設 に向けて 小学校の空き教室等を 利用させていただくなど 引き続き 関係部局と協議してまいりたい と考えております 田中市子委員 ぜひ待機児童ゼロ やはり小学校 に上がってすぐに 今まで保育所 でしっかり保育してもらっていた のが それができなくなるという ようなことがないようにしていただき たいと要望して 質問を終わります 河合達雄委員 追加質問ですが 幾つかさせていただきます 166ページ 167ページ 地域福祉計画 推進事業についての内容を説明 してください 石原美香福祉政策課長 地域福祉推進委員会の委員報酬 及び費用弁償でございます 地域福祉推進委員会においては 地域福祉計画の策定及び計画の 進行管理を進めております 河合達雄委員 つい先日 3月2日ですが にじの会 は桃山学院大学で行われた関西 社会福祉学会年次大会に参加し 社会福祉法において創設された 重層的支援体制整備事業について 厚生労働省で制度設計された方 のお話を聞いてまいりました 多数の自治体や関係職員もお聞き になっておられましたが 本市では どのような取組をされています でしょうか 石原美香福祉政策課長 本市の第5次地域福祉推進計画において 基本理念の1つに包括的な支援体制

の構築を挙げており 丸ごと支える 仕組みがしっかりとできている ことを目標に 総合相談体制の重層 化及び地域多機関ネットワーク の強化について 各関係機関において それぞれの取組を推進している ところでございます 社会福祉法の改正により 市町村 の手挙げに基づく任意事業として 重層的支援体制整備事業が創設 されましたが 分野を超えた部局 横断の連携体制の構築を行うもの ですので 関係する各部課で国からの 情報や他市の取組状況について 情報共有しているところでございます 河合達雄委員 2021年4月の施行当初は40自治体ほど あった申請が 現在では潜在的な ものを含めると300から400自治体 の申請を見込んでいるそうです 親子を含めた8050問題やダブルケア など 複数の生活上の課題を抱えている 個人 世帯に対して 行政の側が 領域を超えて支援ができる枠組み が始まっています 大会でも先進例として 富田林市 の増進型地域福祉課や堺市社会福祉協議会 の取組が紹介されていましたが 増進型の横串を刺す考えを町内 に広げていくこと 事業に対して 掲げるべき理想の共有 課同士の 対話などの課題が解決した上で 各自治体で成功しているとは言えない 部分もあるようです それでも 行政では手が出し切れない 部分を地域の市民で誰もが支え られる関係をつくっていただける よう この制度をよりよい形で早く

市民に提示していただきますよう お願いしまして この質問は終わり ます 次に 予算書199ページ 教育保育 施設運営支援事業の使用済み紙おむつ の廃棄 おむつのサブスクリプション 利用状況についてですが 市立保育所 などでは紙おむつの利用者全員 分を各施設で廃棄できるようになった ことで 保護者が使用済みおむつ を自宅に持ち帰る必要がなくなり 衛生環境も向上し 利用者また保育士 からは非常に喜ばれていると伺 っております また にじの会として提案していた おむつのサブスクリプションも 昨年12月から本格稼働している と伺っていますが 現在の利用者数 とその割合はどのようになって いますか 津田伸一子育て施設課長 市立保育所及び総合通園センター での紙おむつのサブスクリプション の利用状況ですが 0歳児から2歳児 までを対象としておりまして 直近 の利用状況は利用児童50名 対象年齢 の12%の利用率となっております 河合達雄委員 サブスクリプションの利用者が 12%とのことですか 割合としては 非常に低い利用率だと思います その理由についてはどのように お考えですか 津田伸一子育て施設課長 紙おむつのサブスクリプション を導入するに当たりまして 先進 事例の自治体に視察に伺いました が その自治体でも当時の利用率 は14%でした

また 本市でも導入時点では利用率 が15%でしたので ほぼ同様の利用率 だと認識いたしております 利用率についての考え方ですが サブスクリプションの事業者が 児童のふだん使用しているメーカー のおむつを取り扱っていないこと や 利用料金を節約する保護者も いらっしゃると考えております また 2歳児ともなるとおむつの 利用頻度が減ってきますので おむつ 1枚当たりのコストが上がると考えて 契約を控える方もいらっしゃる と思われます 河合達雄委員 おむつの使用頻度が減ればサブスクリプション 契約が減っているようですが 保護者 が一人一人の子供のおむつに名前を 書き それを保育士が個人の棚に 仕分けてその都度使う手間が少し でも減って その時間を子供の顔 を見ることに費やしていただける よう 今後も子育ての負担を減らせる 制度があれば積極的に採用いただき たいと要望して この質問を終わり ます 海老原友子委員 201ページの市立認定こども園整備事業 について質問します 先ほども井舎委員から質問があって 重なるところがありますが よろしくお願いします 今進められている岸和田市立幼稚園 及び保育所再編方針に基づく岸和田市 立幼稚園及び保育所再編個別計画 は 本市を6圏域に地域割りして それぞれに1か所の市立認定こども園 を設置するというものです 待機児童の解消 よりよい教育保育 環境の充実という目的で進められて

いますが 日本共産党は方針の見直し 既存の保育所 幼稚園の建て替え 存続を含む計画とするように求めて います さて 来年4月開設予定の仮称市立 旭太田認定こども園につきましては 以前から安全な通園路と十分な 駐車場確保の声が強く上がって おり 通園に関する問題は周辺住民 の理解が得られるような対策を 講じる必要があると言ってきました が 道路改良 駐車場整備に係る 費用と内容についてお答えください 山田潤こども園推進課長 まず 費用に関しまして 道路改良 の工事について約450万円 駐車場 の整備工事に約1800万円を今回計上 いたしております この内容なんですけれども 今回 計上している予算の中で対応して いく部分につきましては 地域住民 へ2回説明させていただいています それぞれ説明させていただく中で 当然御要望が上がってまいります ので その御要望をお聞きした内容 について反映させた整備ということ で 今回計上させていただいております 具体的に申しますと 認定こども園 の進入口 現在狭いというお話が ありましたので その進入口を拡張 するというところ あと 駐車場 についても奥の太田プールの駐車場 の利用ということで考えていた ところ 奥まで行きすぎて渋滞する 可能性が十分あるというところで

進入口近くの小学校の用地なん ですけれども 駐車場としてお借り して整備する形を取っております このことによって 送迎等の通り抜け も抑制されると考えております し 周辺の路上駐車の防止にもつ ながるであろうと考えてございます 海老原友子委員 随分御検討いただいたことは理解 できますが 駐車場からの距離など まだ不安な点もあると聞いています 引き続き安全に通園できるよう 御検討されることを要望します さて 整備事業の予算は 岸和田市 立幼稚園及び保育所再編個別計画 中期計画に当たる令和7年開設予定 の旭太田 令和8年開設予定の春 木大芝 令和9年開設予定の桜台 光明 いずれも仮称市立認定こども園 ですけれども その3施設が対象 となっています しかし 新設される認定こども園 の運用や教育保育内容の確認 修正 などは様々な問題を検証した上 で次の公立認定こども園に向け て進むことが必要であると思います が いかがでしょうか 山田潤こども園推進課長 私どもとしましては 幼稚園 保育所 非常に老朽化してございますし 待機児童の解消などの諸問題が ございますので それらを解決して いく上でスピード感も重要視される のではないかと考えてございます

したがいまして 認定こども園の 運営等については 適宜 効果 内容 等の検証を行いながらにはなります が 現在お示ししている計画に沿 って年次的に進めてまいる所存 でございます 海老原友子委員 予算として計上する必要がある とは思いますが 1園目の公立認定こども園 の検証がされないまま岸和田市 立幼稚園及び保育所再編個別計画 中期計画が進められ また後期計画 についても動きが進められています 保護者や子供たちにとって安全 で新しい園舎は魅力的で 老朽化 が進む中 スピード感を持って取り 組まれることは必要ですが 再編 されることにより送迎の距離が 遠くなる問題も生じます 再編方針の見直しを含め 安心して 通えるこども園となるよう より よい教育保育環境を職員の総意 を結集して進めていってくださる ことを要望して この質問は終わり ます 続きまして 187ページのこども家庭 すこやかセンター運営事業につきましては ほかの委員からたくさんの質問 が出されました とかく縦割り行政とやゆされる ことがまだまだ多いですが こども 家庭すこやかセンターが関連機関 関連部署との連携を一層強めて いっていただき 切れ目なく一貫 した支援の下 安心して妊娠 出産 子育てができる岸和田市となる ことを期待していますということ

を申し上げ 私からの質問は要望 のみとさせていただきます 暫時休憩します 休憩前に引き続き委員会を開き ます 3款民生費の質疑を続けます 河合達雄委員 175ページ 地域生活支援事業について ですが 日常生活用具の紙おむつ 支給について 事業の内容をお教え ください また 過去の実績と決算での不用 額及び国や大阪府からの負担について もお教えください 庄司彰義障害者支援課長 日常生活用具は 障害者の日常生活 が円滑に行われるように 障害の種 別や程度に応じて必要な用具など を支給するもので その中に紙おむつ の支給があり 要件としては おお むね3歳までに下肢または体幹の 機能障害が2級以上の身体障害者手帳 を受けた者で 排尿もしくは排便 の意思表示が困難な者などとなって おり 2か月で上限2万4000円分の紙おむつ を支給するものです 紙おむつ給付実績額は 令和3年度 は1395万2757円 令和4年度は1427万 5826円 令和5年度は約1600万円の見込み となっております 財源につきましては 国が2分の1 大阪府が4分の1の負担となって おりますが 負担上限があり 令 和5年度は国と大阪府を合わせて 2分の1程度しか負担されない見込み でございます

決算につきましては 日常生活用具 や移動支援事業などを含む地域生活支援事業 の扶助費全体で 令和4年度の決算 額は3億1309万1440円で 不用額は5 168万757円となっております 河合達雄委員 地域生活支援事業の扶助費で 昨 年度は約5000万円の不用額があった とのことです 今年度の紙おむつ支給見込額が 1600万円で 仮に対象者を拡大して 2倍になったと過大に見積もって も 市の負担はさきの答弁から800 万円の加算と計算され 5000万円 からすれば対象を拡大することは 可能だと思いますが いかがでしょうか 庄司彰義障害者支援課長 実際 対象者がどれぐらい増える か分かりませんが 今年度は国と 大阪府からの補助は2分の1程度の 見込みですが 補助金に上限があり 全てを市で負担する可能性もござい まして 対象者を拡大していくことは 難しいものと考えております 河合達雄委員 全額を本市負担となる可能性がある としても 近隣では和泉市や神戸市 また沖縄県那覇市などでは重度 知的障害や難病のある方など 紙おむつ が必要な方にも支給しているところ がありますから 本市でも今後支給 対象者の拡大を検討していくべき だと思います 対象者を拡大したとしても 実際 は仮定とした2倍ほども人数が増える

とは思えず 予算上 大きな影響 はないと思いますが いかがでしょうか 庄司彰義障害者支援課長 重度の知的障害者や難病のある 方などで 排尿もしくは排便の意思表示 が困難な方などへの支給について は 現在のところ支給しておりません 対象者の拡大につきましては 今後 他市の給付状況などについて調べ てまいります 河合達雄委員 地域生活支援事業の扶助費が多数 の事業の複合体であったとして も 不用額5000万円を超えている のはそれだけ住民サービスに還元 できていないと言えるわけです から 他市と比べて本市ではまだ 手が届いていない部分があり まして 隣接の和泉市に不足しているのは 住民からも指摘を受けるところ です 国や府の負担が不足しているという のであれば その窮状を訴えるべき であり 市民にそのしわ寄せを転 嫁すべきではありません 早期に対象人数と紙おむつの支給 増額金額を割り出し 来年度の不 用額も見通した上で支給対象者 を拡大していただくよう要望して この質問を終わります 井舎英生委員 介護保険課に1件質問します 事業内容は介護サービス事業所 運営支援事業です ページ数が179ページになります 介護サービス事業者に対する補助金 の概要を教えてください 前田弘人介護保険課長 介護サービス事業所運営支援事業 の物価高騰に対する支援の御質問

ですけれども 支給単価につきましては 国 府が実施する他の物価高騰対策 と併せ 事業費の負担軽減に御活用 いただきたく 国が公表しております 事業種別ごとの平均事業費等や 先行する近隣自治体の支援状況 も参考に 事業種別単価を設定させていただき ました 具体的には 厚生労働省が示す介護事業 経営実態調査から 人件費等を除く 1施設 事業所当たりの平均事務 費に 大阪市消費者物価指数に基づく 物価上昇率を乗じた金額より介護サービス の種別ごとの影響額を算出して 3種類 訪問系 通所系 入所系の支給額 を決定いたしております 入所系事業所へは 施設規模を考慮 いたしまして 定員20名以下で20万円 21名以上で40万円の一律支給といた しております 一律支給という支給方法につきましては 当時 事業者に迅速に補助金を支給 することと また事業者側の申請 手続の負担を軽減し御利用いただき やすくすることを重視いたしまして 事業種別ごと 一律に支給額を決め させていただきました 入所系事業を実施している法人 は 泊まりの事業を実施している 法人については 複数種別の事業 展開となっており 一例といたしまして ある社会福祉法人は事業所種別 が介護予防支援 居宅介護予防とい

ったケアマネの事業とか グループホーム 特別養護老人ホームとか訪問通所介護 福祉用具貸与とか一連の事業展開 がありまして 実際の補助額について は合計最大180万円の助成金を支給 いたしております 昨年度実績で 入所系は18法人の 支給となっております 井舎英生委員 私の質問は 先ほどの補助金の中の 入所系の事業所 これが定員が20 名以下の場合は1事業所当たり20万円 補助金を出す ところが 21名以上になると倍の 40万円になるという内容なんですけ れども 額面どおり取れば 1名だけ 定員が違って 片や20万円 片や40 万円って これ 段階というのか 非常に差があり過ぎて やっぱり これは5人単位とか 少しずつ変化 させないと非常に不公平を感じる と思うんですけれども いかがでしょうか 前田弘人介護保険課長 その点なんですけれども 支給について は 先ほども申し上げましたとおり 当時 物価高騰に対して迅速に事業者 に支給するというところで 近隣 先行市の事例も参考にいたしまして 一律の支給になっています 金額の確定につきましては 多く の法人があるんですけれども 3 種類の単価を決めまして 支給実施 する前にはその法人に対して幾

らの金額が支給されるかという こちらの事務のほうでシミュレーション もいたしまして これぐらいの金額 の支給になればよろしいかなという ところで 岸和田市については入所 系については2段階の単価で決めた という事情になっております 井舎英生委員 だから これから実施するんでしょう けれども 2段階は急激過ぎるの で 3段階とか4段階とか 少しなだら かに 誰が見ても不公平感があまり ないように配慮していただける ようにお願いして 質問は終わり ます 他に質疑はありませんか ないようですので 3款民生費の 質疑を終結します 次の理事者と交代してください 4款衛生費の審査に入ります 本件に関し 理事者の説明を求め ます 山本隆彦保健部長 4款衛生費につきまして御説明申し上げます 予算書の210ページ 211ページをお願いいたします 4款衛生費に71億959万8000円の計上 で 前年度より19億2538万6000円の 減少でございます 1項保健衛生費には16億5445万8000円 の計上で 前年度より20億2017万9000 円の減少でございます 予算額が大きく減少しております のは 主にこども家庭すこやかセンター が設置されることに伴い これまで 衛生費に計上しておりました関係 事業費を 令和6年度から民生費 に計上したためでございます

以降 私からは 1項保健衛生費のうち 保健部及び子ども家庭応援部に係る ものにつきまして御説明させていただきます 1目保健衛生総務費には5億7040万 7000円の計上で 前年度より8200万 5000円の減少でございます 主な事業につきまして 右ページ 事業別区分欄一番下 保健センター 管理事業に9879万1000円の計上でございます これは 保健センターの維持管理 に必要な光熱水費 修繕料 清掃 警備委託料などの経費でございます 212ページ 213ページをお願いいたします 右ページ 事業別区分欄 上から 2つ目 看護師等養成支援事業に 2160万円の計上でございます これは岸和田市医師会看護専門学校 と久米田看護専門学校2か所への 運営助成金でございます 事業別区分欄 上から6つ目 泉州 北部小児初期救急広域センター 運営事業に1億6800万円の計上でございます これは 小児救急医療体制の充実 を図るため 高石市から貝塚市までの 5市1町が共同で運営しております 泉州北部小児初期救急広域センター の運営に要する経費に係る負担金 でございます 214ページ 215ページをお願いいたします 2目予防費に8億2873万円の計上で 前年度より1億4604万9000円の減少 でございます 主な事業といたしましては 右ページ 事業別区分欄 上から2つ目 予防接種 事業に5億8172万8000円の計上でございます

これは ヒブ 肺炎球菌 4種混合な どの予防接種を医師会等に委託 実施するための経費でございます 次に 事業別区分欄一番下 感染症 予防事業に2億4462万5000円の計上 でございます これは 新型コロナウイルスワクチン 接種の定期接種化に伴い必要となる 経費でございます 216ページ 217ページをお願いいたします 3目成人病予防費に1億8665万8000円 の計上で 前年度より1641万9000円 の減少でございます 主な事業につきましては 事業別 区分欄一番上 健康増進事業に1億 8645万4000円の計上でございます この事業は 健康増進法に基づく 各種がん検診 肝炎検診 歯科健康診査 などの実施委託に要する費用でございます 続きまして 4目母子保健費に150 1万1000円の計上で 前年度より3億 7861万8000円の減少でございます 減少の主な理由は これまで4款 衛生費にて予算計上していた母子保健 事業及び出産子育て応援交付金 支給事業を 令和6年度から設置 されるこども家庭すこやかセンター で実施することに伴い 3款民生 費に計上したことによるものでございます 事業につきましては 事業別区分 欄 下から3つ目 未熟児養育医療 給付事業に1501万1000円の計上でございます

これは 身体の発達が未熟なまま 生まれ 入院を必要とする乳児に対して 入院医療に必要な健康保険が適用 される医療費を公費負担でする 経費で 主に扶助費でございます 218ページ 219ページをお願いいたします 発達相談費については 全額関係 事業費を令和6年度から民生費に 計上いたしております 谷口英樹市民環境部長 続きまして 1項保健衛生費のうち 5目葬儀運営費 2項環境保全費 3 項清掃費につきまして御説明申し上げます 216ページ 217ページをお願いいたします 左ページ 一番下 5目葬儀運営費 に5365万2000円の計上で 前年度と 比べ13億9006万9000円の減少でございます 減額の主な理由でございますが 斎場整備事業において設計委託料 及び工事負担費が減少したこと によるものでございます 主な経費につきましては 右ページ 事業別区分欄一番下 斎場管理事業 に4140万2000円の計上で 現斎場の 火葬炉やその付随設備の補修費 及び火葬用燃料費等でございます 次に 218ページ 219ページをお願いいたします 右ページ 事業別区分欄一番上 斎場 整備事業に793万7000円の計上で これは 貝塚市との共同による新斎場建て替え 整備に係る工事管理委託料でございます 続きまして 2項環境保全費について 御説明申し上げます 218ページ中ほどをお願いいたします

この経費は 公害対策 自然環境 の保全 地球温暖化対策などに要 する経費でございます 本年度は1億1710万8000円の計上で 前年度と比べ2070万2000円の減額 でございます 同じページ 一番下をお願いいたします 2目環境保全対策費に3157万1000円 の計上で 前年度と比べ1767万3000円 の減額でございます 主な経費につきましては 220ページ 221ページをお願いいたします 右ページ 事業別区分欄一番上 公害 対策事業に1387万9000円の計上で 主に水質 大気 騒音などの監視 調査業務に要する委託費用でございます 次に その3つ下 地球温暖化対策 事業に500万円の計上で これは住宅用 再生可能エネルギー機器等導入 の補助に要する経費でございます その下 岸和田市環境基金積立事業 に1000万7000円の計上で これは地球温暖化対策 循環型社会の形成 良好な環境保全 及び創造のための事業資金に充 てるため 一般財源等を基金に積み 立てるものでございます 続きまして 3項清掃費について 御説明いたします 左ページ下をお願いいたします この経費は 一般廃棄物の適正処理 減量化 再利用などに要する経費 でございます 本年度は33億8517万3000円の計上で 前年度と比べまして7315万7000円 の増額でございます

増額の主な理由は 岸和田市貝塚市 清掃施設組合分担金の増加による ものでございます 222ページ 223ページをお願いいたします 左ページ下 2目一般廃棄物処理 費に29億8312万5000円の計上で 前 年度と比べ1億1859万7000円の増額 でございます 主な経費といたしましては 右ページ 事業別区分欄一番下 ごみ収集事業 に12億6027万1000円の計上で 家庭 ごみ収集運搬委託及び有料指定 袋などに要する経費でございます 次に 224ページ 225ページをお願いいたします 右ページ 事業別区分欄一番上 岸和田市 貝塚市清掃施設組合分担事業に 16億2868万4000円の計上で これは 岸和田市貝塚市クリーンセンター の維持管理 公債費などに要する 経費に関する本市の分担割合分 でございます 次に その3つ下 ごみ処分事業に 9144万9000円の計上で 主にプラスチック 製容器包装の中間処理業務の委託 に要する経費でございます 次に 左ページ中ほど 3目環境衛生 費に8439万6000円の計上で 前年度 と比べ3342万8000円の減額でございます 主な経費につきましては 右ページ 事業別区分欄 下から3つ目 し尿処理 事業に8313万1000円の計上で 主に 天の川浄苑の維持管理委託に要

する経費でございます 次に 左ページ 上から2つ目 4目 減量化推進費に2512万6000円の計上 で 前年度と比べ424万6000円の減額 でございます 経費といたしましては 右ページ 事業別区分欄 下から2つ目 ごみ 減量化事業に同額の計上で 主に 新聞 雑誌などの集団回収を行っている 町会自治会などの団体への奨励金 に要する経費でございます 奥野光好建設部長 続きまして 4款衛生費のうち 建設部 に係るものにつきまして御説明 いたします 予算書224ページ 225ページをお願いいたします 4項1目墓苑費に2億695万2000円の計上 で 前年度と比べまして4879万6000円 の減少でございます これは市営墓地の整備や維持管理 などに要する経費でございます 主な経費につきましては 225ページ 事業別区分欄一番下 墓苑管理事業 に5266万円の計上で これは墓苑 の光熱水費及び施設の維持管理 業務に要する経費でございます 226ページ 227ページをお願いいたします 227ページ 事業別区分欄 下から 3番目 公園墓地整備事業基金積立 事業に5791万9000円の計上で これは 墓地の使用を許可する場合の墓地 の使用料 掃除料を基金に積み立てる ものでございます

その下 市営墓地整備事業に8502万 7000円の計上で これは流木墓苑 のトイレ整備工事 水道管の布設 替え工事等に要する経費でございます 西村寿員上下水道局長 228ページ 229ページをお願いいたします 5項上水道費1目上水道施設費に 3億4323万9000円の計上で 前年度と 比べまして9109万9000円の増加であります これは 229ページ 事業別区分欄 上から2番目 上水道事業会計繰 出事業に要する経費でございまして 上水道施設の災害安全対策事業 水道料金改定の経過措置等に伴 い 上水道事業会計へ出資及び繰り 出しをするものでございます 藤原林市民病院事務局長 228ページをお願いします 6項1目病院費に14億266万8000円の 計上で これは229ページ 事業別 区分欄一番下 病院事業会計繰出 事業でありまして 繰り出し基準 に基づく救急医療や高度医療 小児 医療などに対して一般会計が負担 するためのものでございます 説明が終わりました 通告のありました委員は順次御 発言願います 友永修委員 221ページの地球温暖化対策事業 についてお聞きします 最初の説明にもございましたが まずはこの事業内容の詳細と 令 和5年度の申請数についてお示し ください 重田昭裕環境保全課長 地球温暖化対策事業の内容といたしまして は 温室効果ガス排出量の削減と

地球温暖化対策の設備の普及促進 を図ることを目的として 住宅等 に太陽光発電機器を設置する方 に その機器を設置する経費の一部を 補助する事業でございます 令和5年度の申請件数といたしまして は88件の申請でございます 友永修委員 太陽光発電機器などの設置に市 の補助金があるということは 市民 にとって非常にありがたいこと だと思っております このような取組は家計負担を抑 えながら地球温暖化につながり co2削減や環境保全対策となります ので 効果のあるものだと考えて おります 令和5年度は88件の申請で 1世帯 当たり5万円 設置をお考えの市民にはぜひ活用 していただきたいものであります 市が率先して行っているこの事業 でありますが 率先した周知の在り方 についても今後御検討いただき たいと思っております 国では 2013年度に比べ 温室効果ガス の排出を2030年に46%削減すること さらに50%の高みに向け挑戦として おります そして 2050年にはカーボンニュートラル という大きな目標設定 岸和田市においても 令和3年に ゼロカーボンシティ宣言を行って おります 大きな目標でありますが これを 達成することは地球温暖化や気候変動 による災害を防ぐことにつながり 大変に重要だと考えております それには個人 企業合わせて 社会 生活の中で 環境に意識した配慮

と行動が不可欠だと考えますが まず行政が率先し 地球温暖化対策 に取り組むべきであると考えます この目標に向け 他に取り組む事業 があれば具体的にお示しください 重田昭裕環境保全課長 先ほどの太陽光発電設備の補助事業 のほか 岸和田市が令和6年度に 地球温暖化対策に取り組む事業 といたしましては 公共施設等の 照明のled化 公用車のev化 市内事業者 の省エネ促進の事業を予定しております 具体的に御説明いたしますと まず 1つ目の公共施設等の照明のled化 では 市の所管する施設等の照明 をled照明に改修する事業でござい まして 市内都市公園 小学校 産業 高等学校 また市の道路などの照明 をled照明に改修する事業を予定 しており なお 中学校につきましては 令和6年度に実施設計 令和7年度 に改修工事を予定してございます 2つ目の公用車のev化では ev軽自動車 等の購入とリースでございます 主なものとして こども家庭課に ev超小型自動車 子育て施設課 こども園 推進課にev軽自動車 学校給食課 にev側車付軽二輪車 介護保険課 にev原動機付自転車が配置される 予定でございます 3つ目の市内事業者の省エネ促進 では 事業者が事業活動を継続しながら

も エネルギーの合理的な活用の 取組へ転換していただけるよう 事業所や工場の空調 照明 ボイラー 給湯器などの設備に関して専門 機関に診断を受けていただき その 診断結果に基づき改修工事を行う 場合の費用の一部を補助する事業 を予定しております これらの事業を行い 市として温室効果ガス排出量 の削減に取り組んでまいります 友永修委員 岸和田市地球温暖化対策実行計画 を改定する案のパブリックコメント を確認いたしましたが 市民アンケート を行った結果が掲載されております 回答では 地球温暖化の進行について 問題と思うと9割以上の方が回答 していながら 岸和田市が表明した ゼロカーボンシティ宣言を約7割 の方が知らないと答えておりました 今 私たちの身近なところでは レジ袋 の生産や焼却されるときの二酸化炭素 の排出を抑える取組が広がり 買物 時にはエコバッグを持参 また家電 の省エネ対策など 個人でできる 対策も拡大していると考えます ゼロカーボンシティ宣言をしている 本市にとっては さらに地球温暖化対策 の取組を進める必要があります そのためには 市民 企業に対し 効果的と思われる対策の情報提供 や啓発が必要と考えます そこで 今後の展開についてお示 しください 重田昭裕環境保全課長 令和6年度の地球温暖化対策のほかの 取組といたしまして 市民や事業者

の皆様へ広報 啓発という観点から 広報きしわだでの記事を掲載すること やカーボンニュートラル推進に向けた 研修会の開催 テレビ岸和田と協議 しながら カーボンニュートラル の啓発番組の制作などを検討して まいりたいと考えております 友永修委員 本市が先駆けて地球温暖化対策 の取組を実践し 温室効果ガス排出量 の削減を行っていると評価しております その取組をもっと市民 また事業者 の皆様に知っていただくことも 必要であると考えております 次年度導入予定と示されました が 例えばev公用車では 市が温室効果ガス排出量 の削減実施中 とか ゼロカーボン 宣言車 というように 走行車に マグネットなどを貼りつけていただ いたり また 他の事業でも市民 事業者の皆様にもっと分かりやすく この取組の必要性や制度などの 紹介を行ったり 様々に効果の高い 啓発を考えていただきたいと思 っております そして 目標値に向けた事業を進 めていただくことを強く要望いたしまして この質問を終わります 京西且哲委員 共同墓地管理事業についてお尋ね します 下野町の共同墓地なんですが 皆さん 御存じかと思いますけれども かなり 密集した 歴史のある墓地でして お参りされる方も進入路という

か 御自身のお墓へ行く通路もなか なかままならないような状態で 墓地がそういう状態にあるんです が 数年前にこの墓地の管理状態 の調査をされたと思いますが 総数 でどれぐらいの墓石があって 所有者 のある墓石が幾らで 全く分からない 墓石が幾らぐらいとか その辺の 調査の内容をまず教えていただけ ますか 黒見進也水とみどり課長 令和4年の末で 墓石総数は1万7150 基 調査を行い所有者が判明している 墓石数は1万1685基 判明していない 墓石数は5465基ございます 判明率は約7割となっており 残り の3割が使用者不明の状態となって おります 京西且哲委員 かなりの墓石が不明のままで存在 していて なかなか触ることもできない 状態になっているかと思うんですが 今回 流木墓苑に合葬墓を新たに 整備されるということで 今まで は共同墓地で無縁墓になっている 部分をどう対処していくかということ で困っていたと思うんですけれども 流木墓苑に合葬墓ができるということ で そちらに所有者が不明であった り 所有者が分かっていても管理 が十分できていなかったりする お墓等々を 合葬墓へ改葬するという ようなことは考えられるのかどうか その点はいかがですか 黒見進也水とみどり課長 合葬墓については 需要予測に基 づいて整備していることもあります

が 市民の皆様より一定の使用料 を頂き埋葬することとなります 市の抱える解決すべき問題の対策 のために 施設とは一線を引くべき との考えにより 無縁焼骨の合葬 機能を持たせないこととしております 京西且哲委員 そうは言うものの 現実 共同墓地 の状態での課題は 多分担当課として も以前からお持ちであろうかと 思います このまま何もせずに置いておく のは大きな問題で これは社会問題 に今なっていまして 総務省あるいは 厚生労働省が調査した中による と どこの自治体もこれで困っている 部分があるということになっています 本市についても課題として残っている と思うので 要は改葬先がない場合 は困ると思うんですが 合葬墓を 造るということなので その辺の 方針を考えられて 改葬 遺骨を 移動できるようなことに考えて いくべきではないかと思うんですが その点は考えられないんですか 黒見進也水とみどり課長 共同墓地の問題改善のためには 墓石の移動と保管場所 埋葬されている 遺骨 焼骨を納める施設が必要であります 墓石の保管場所についてはそれ 相応の面積が必要であり 焼骨 遺骨 の施設となりますと 規模は別として 合葬墓的な施設の整備が必要になる と考えております 京西且哲委員

必要になるということで そういう ものを設けていかないと なかなか 共同墓地の 安全面も含めて 利用 される方の利用状況の向上には つながらないと思うんですが ぜ ひそこはこれからも検討していただき たいと思います それと 所有者が分かっていて 管理 が十分でないような墓石もたくさん ある 1万1685基あるということなので こういうお墓については連絡先 が分かるわけなので 連絡を取って いただいて 合葬墓なりができる 方向になるので こういう合葬墓 に改葬しませんかというようなお 声がけをされれば 一定 改葬を考える 方もいらっしゃるかなと思うん ですが こういった対応はいかが でしょうか 黒見進也水とみどり課長 現在のところ計画はございません が 使用者に対し何かアクション を起こすとすれば 今後の計画等 がある程度決まってからになる と思います 京西且哲委員 まだ全く検討はされてないと思 うんですけれども 今後はやはり そういう形ででも対応を考えて いかないと 課長はよく分かっている と思いますけれども なかなか共同 墓地の状態は 地域もそうですし 利用されている方もそうですし かなりの不便を感じている状態

になっていると思うので その点 もしっかりと今後の対応のやり方 方向性もぜひ考えていただきたい と思います それと 社会問題になってきている ということで 最近マスコミの報道 でもありますように 総務省が厚生労働省 に対して 地方自治体で抱えている この問題を解決するための支援 策を考えるようにという指示を 出しているようなので こういった 国の動きが出てくる可能性がある と思うので 本市としてもその辺 の対応に遅れないような形でい ろんな準備をしておくべきかな と思うんですが その点はぜひ考えて いただきたいと思います それともう1点 いわゆるお墓を 返却される方 こういう方のお墓 は返却された後はどういう形で 整備をしていっているんでしょうか 黒見進也水とみどり課長 返却していただく際には 墓石を 全て撤去していただいております 京西且哲委員 それは個人でされているということ かと思いますけれども これもまた 調査しておいていただきたいん ですが その墓石が最終的にどこ へ行っているのか 多分 どこかで処理されていると思 うんです 墓石屋が持って帰られて どこかに 保存しているのか どこかへまた 使っているのか分からんですけ れども 行き先も把握しておかないと

いろんな手続を踏んで 無縁墓なり 管理のできていないお墓の遺骨 を合葬墓に改葬できたとして 残 ってくる墓石の扱いについては また困ると思うので この辺の調査 も今後に備えてぜひやっておいて いただきたいと思いますので よろしくお願いいたします 次 ごみ収集事業ですが 本会議 で総括質問でもちょっと触れました けれども 災害廃棄物処理計画の中に 人材バンクとして整える部分が ありまして 災害廃棄物処理支援員制度という のが本市の災害廃棄物処理計画 の中にもあります 以前 この件についても質問させていただき ました そのときには 本市としても利用 ができるような形での検討を進 めていくということで答弁は終わ っているんですが その後 動き はいかがでしょうか 宅田裕樹廃棄物対策課長 災害廃棄物の処理に関しまして は 実際に経験する機会が決して 多くございません そのため 実際に現地において災害 廃棄物の処理を経験することは 重要と考えております また 実際に被災地に向かわなく とも 平時から処理経験者等と情報 交換することも有益と考えております 災害廃棄物処理支援員制度はそう いったことを想定した制度ではございます が 登録要件には自らの自治体で の災害廃棄物処理経験 もしくは

他の自治体への支援の経験が必要 とされておりまして ハードルが高い ものとなってございます 現在岸和田市には対象となる職員 がおらず 登録は難しい状況でございます 京西且哲委員 市の場合はやっぱり異動がある ので 対象の方がいらっしゃっても 登録したり派遣したりはなかなか 難しいのかなと思います 現在 大阪府の自治体の中でこの 制度に登録している これに対応 している自治体は幾つぐらいあ るんですか 宅田裕樹廃棄物対策課長 直近の数字で申し上げますと 大阪府 内市町村の状況でございますが 2団体が職員の登録をしていることを 確認してございます これら2団体の職員は 被災地に おきまして災害廃棄物処理の経験 を有しておる者でございまして 要件を満たしていることも確認 いたしました しかしながら 大阪府内におきまして も2団体にとどまっていることから 多くの団体にとって要件が高い ハードルになっているものと思 われます 京西且哲委員 この制度に書いてある対象の職員 は いわゆる被災地での災害廃棄物 の処理に携わったことのある職員 ということなんですが 登録の要旨 を見ると なかなかそうではない ような職員も対象にした呼びかけ になっているんです 一番分かりやすい部分で言うと 支援内容の分類の中で全般的な 事項というのがあって この部分 については 被災地において受付

業務や広報の業務 そういった災害 廃棄物 直の作業だけでもなさそう なので 国が求めているところは 事前登録を 何らかの形で経験のある 職員を登録しておきたいという のが本来の趣旨ではないかと思 っているので この点も 国の制度 がばたばたとつくったやつなので 地方自治体の職員の組織と合致 していない部分が多分たくさん あると思うんです 既に府下において登録している 団体が2団体あるということなので 本市としてはどう対応していく かをもう1回考えていただきたい のと それと 国なり大阪府との 話合いの中でこの辺をもうちょっと 詰めていただいて 必ずしも災害 廃棄物の担当をした職員だけなのか 被災地で何らかの対応に当たった 職員でもいいのか この辺の調整 をしておくべきかなと思います いざというときに派遣していただ ける 現地へ赴くことのできる人材 の登録をしておきたいというの が国の方針だと思うので 今後は その辺の国 大阪府との調整を 機会 を見てぜひお願いしたいと思って いますので よろしくお願いします 河合達雄委員 予算書225ページ 墓苑管理事業について 質問します 来年度からはいよいよ岸和田市 でも合葬墓の運営が開始される ことになり 心待ちにされていた 方々が新たに流木墓苑の使用者 となっていただけることを非常 にうれしく思います

合葬墓につきましては 担当課は 市民の立場に立って分かりやすい 説明 案内をお願いし スムーズ な運営をなされることを期待します さて 新しい形の墓地ができた一方 で 旧墓地の運営については返還 墓地や放棄墓地など 大きな問題 があるのではないでしょうか 返還墓地につきましては 時代の流れ や使用者の意思もあり やむを得ない 部分もあります しかしながら 放棄墓地について は 昨年度の決算常任委員会でにじ の会の委員より質問がありました が 今後増加が予想される中で 早 めの対応が必要ではないかと考え ます 荒れ果てた墓地が目につくよう では 新たな使用者の獲得にも影響 しかねません 前回の答弁では 市が困っている ことをお伝えする看板の設置について 検討していくとの回答がありました が その後の進捗状況についてお 答えください 黒見進也水とみどり課長 御質問いただいてから担当職員 より情報を聞き取り 私も委員より 指摘された高石市の墓地へ看板 の設置状況等を確認しに参りました 本年度から来年度にかけて 簡易 なものでありますが 看板を作成 し 放棄墓地と見られる区画へ設置 を始めてまいります これらの作業については職員で 行ってまいります

河合達雄委員 できることから始めていただいた ということなので いいのですが 設置して終わりでは今までと変わり なく 数年後も何の効果もないもの となりかねません 設置した後はどのように進めて いこうと考えているのか お聞かせ ください 黒見進也水とみどり課長 前回お答えしましたように 過去の 調査で217区画を確認しております これらに対して現場確認しながら 看板を設置してまいります さらに 区画別に順番に調査し 新 たに発生している放棄墓地を把握 してまいります これらを継続して調査すること で放棄墓地の増加の傾向などを確認 し 今後の対策に役立てたいと考えて おります また リストを作成し 郵送でのお願い なども今後検討してまいります 河合達雄委員 ぜひ調査を継続し 効果を上げる ようお願い申し上げます もう1つ このように調査を継続 することで 長期にわたり放置されている 墓石 区画を確認した場合は 何 らかの処置を検討しているのでしょうか お答えください 黒見進也水とみどり課長 放棄墓地であるために傷んだ墓石 が放置され 近隣の使用者または 参拝者 作業員に被害が出ると想定 される場合は やむなく移動 撤去 の可能性はございます

しかし 管理が行き届いてないという 理由だけで移動または撤去という のは 使用者の財産であり また 撤去 移動に相当額の費用が必要 であることを考えると 現段階において 難しいと考えております 河合達雄委員 確かに難しいこととは思います しかしながら 適正に使用 参拝 されている方々は 管理者である 市にお願いするほかありません ほかの方々に不利益 被害が出る 可能性がある事例が起こったときに 撤去墓石の置場所などを決めて おくだけで 迅速な対応ができる のではないでしょうか 合葬墓もあり 一般墓地も充実している このことが岸和田の価値を高めて いる そのような墓苑を目指して いただきたいと思います 次に 予算書227ページ 共同墓地 管理事業について質問します 下野町の共同墓地ですが 江戸時代 から続く歴史ある墓地であることは そのたたずまいからしても容易 に想像できるものです しかしながら 以前より積み上げ られていた無縁塚は現在墓石を 移動し 最下段部を残すのみとなり また周辺は立入禁止としている ため 祖先を祭る墓地内の風景として は少々好ましくない状態と考えて おります この件についてどのように考えて おられるかお聞かせください 黒見進也水とみどり課長

無縁塚は風化が著しく また台風 21号の影響で倒壊の危険度が増 したため 平成30年度より順次移動 を開始しました 撤去後の跡地については現在立入禁止 とさせていただいております 市民からの水くみ場や休憩所な どの御要望はございますが 今の ところ具体的な方針は決まって おりません 河合達雄委員 若い方には伝わりにくいかもし れませんが 高齢になってくると 墓地やお寺を参拝して先祖や個人 に思いをはせることが大切な時間 と感じていきます そのような時間を過ごす場所が 今のような状態のままでは 残念な 気持ちになってしまいます 今後何かよい方針を立て この状態 の改善を期待します 流木墓苑は水とみどり課により 整備されてきております 市の管理する墓苑は流木墓苑と 下野町共同墓地の2つです 管理することになったいきさつ が違うことは理解しますが 市が 継続的に何か行動していけば 少しずつ でもよくなると感じております 下野町共同墓地は市の管理であり 市には改善する義務があることを どうか忘れないでいただきたい とお願いし この質問を終わります 田中市子委員 225ページ 墓苑管理事業について お尋ねします 多くの市民からの長年の要望であった 合葬墓の完成が近づき いよいよ 来年度よりの運用が始まります 心待ちにしていた市民も多く 開設 当初は多くの方が申込みに来られる のではないかと思います

また 料金や仕組みについて理解 した後 検討する方もいると思います ので 周知や説明会などの開催も 必要かと考えます まず 現時点での開設までのスケジュール についてお答えください 黒見進也水とみどり課長 現在 受付開始は10月1日を目標として おります 各種情報につきましては 4月上旬 に市ホームページ掲載 広報きしわ だ6月号に合葬墓案内記事を掲載 します 6月中旬より 福祉総合センター 及び市民センター5か所で事前説明会 を開催する予定としております 田中市子委員 では 説明会の内容及び体制について お答えください また それに伴う予算はどのように されているのかをお答えください 黒見進也水とみどり課長 説明会は 職員2名から4名と 派遣 業務委託による2名 合計4名から 6名で対応を計画しております 内容といたしましては 合葬墓の仕組み や料金 規則など 一般的な説明 をさせていただきます 個々の様々なケースがあり 質問 等もあるとは思いますので それ らにお答えしたいところでございます が 対応人数にも限界がございます ので メールや電話での対応も考えて いきたいと考えております

また 10月1日以降の受付業務をスムーズ にするため 説明会で申込書等の 事前配布も必要と考えております 派遣業務の予算については 委託料 500万円を計上してございます 田中市子委員 職員だけでの対応はなかなか困難 ということで 派遣業務委託の2 名も含めての対応ということは 分かりました 私なども市民から 合葬墓ができる ようになったけれども どんななの かとよく聞かれる イメージがそれぞれの方によっても 全然違うなということで また具体 的な希望も本当に様々なので おっしゃ ったようにたくさんの質問が出る かなと思います 委託の方も含めて スムーズな運営 ができるようにお願いいたします では次に 使用を決めた場合の申請 から納骨までの流れについても 簡単に御説明ください 黒見進也水とみどり課長 申請から納骨までの流れですが まず利用者は利用の申請をして いただき 受理された後 使用許可証 の交付時に使用料等の料金を納付 していただきます 納付を確認されましたら 市が許可証 を発行いたします 申込み開始直後は混雑すると考え られますので ここまで数週間から 1か月程度かかると思われます お手元に許可証が届きましたら 事前にお渡ししている指定の納骨 袋に入れたお骨と許可証のほか 必要な書類を持参し 流木墓苑事務所 に受付をしていただきます

受付が完了いたしましたら 使用者 により合葬墓に持参していただき 市担当者にお預けいただきました ら 最後に市の担当者が合葬室に 埋葬するという流れになります なお 合葬墓に納骨した焼骨は原則 返却することはできません これは重要な事項ですので ぜひ 注意していただきたいところです ただし 10年安置及び20年安置の 利用者は 改葬時のみ返却することができます が 満期日を過ぎますと自動的に 合葬墓に埋葬され 返却することが できなくなります 田中市子委員 では 納骨についてもお聞きします 納骨という行為は家族にとっても 大切な行為だと思います 墓苑事務所に行けば いつでも納骨 できるのでしょうか また 先ほどの納骨袋には骨つぼ より親族が入れ替えるということ でいいのでしょうか お答えください 黒見進也水とみどり課長 焼骨は 先ほど申し上げましたが 骨つぼより事前にお渡ししている 納骨袋に収めていただきます 墓苑事務所には袋に収めた状態 で持参していただきますようお願い申し上げます 次に 納骨受付の時間でございます が 既に合葬墓を運営している自治体 への聞き取りでは 午前中から正午 過ぎまでの納骨がほとんどである と聞いておりますので 検討の段階 ではございますが 10時から14時 までと考えております

どうしてもこの時間内に無理な 場合は 事務所で一時預かりし 後日 市担当員が合葬墓にお運びし納骨 することとなります 多くは土日に集中すると思われ ますので 混乱を避けるため 開始 から数か月の間は予約制とする などの対応を考えております また 納骨袋には使用者情報に間違い がないようにするために 氏名及び 許可番号を記入したタグを取り付け る予定でございます 田中市子委員 具体的な御説明ありがとうございました 申請から納骨までの流れについて お聞かせいただきました 私からお願いしたいことは 高齢者 が説明会に来られることが多い かと思います 分かりやすい説明書の作成 また 丁寧な説明を心がけていただきます ようお願いいたします ホームページなどでも 字ばかり だと分かりづらいので 図や写真 を入れるなどの工夫をお願いいたします また 説明会の日程の周知について も丁寧にお願いいたします 料金等については 条例改正が附帯 事項で審査されますので そこで 説明を聞かせていただきます 海老原友子委員 213ページの自殺予防対策事業について 質問させていただきます 2006年に自殺対策基本法が制定されて 以降 全国の自殺者数は減少傾向 にありましたが 新型コロナウイルス の感染拡大に伴う外出自粛や生活環境 の変化が影響し 特に女性や若年層 の自殺者が増えているという報告

がされています 行政の対策や社会的な努力が行 われてきましたが さらなる支援 が求められているところと思います そこで 本市では令和2年3月に岸和田市 いのち支える自殺対策計画を策定 して自殺予防対策に取り組んで いただいていますが 本市での発生 件数やその要因など 現状について お答えください また 岸和田市いのち支える自殺 対策計画は令和2年3月策定ですが 計画策定以前と 計画を策定して 自殺予防対策に取り組まれた以降 で変化が見られましたでしょうか お答えください 長谷川真紀健康推進課長 厚生労働省が公表しております 地域における自殺の基礎資料 令 和4年の確定値を基に申し上げます と 自殺者のうち 本市にお住まい のある方は34人でございました 年齢層では50歳から59歳まで 主な 原因 動機では 健康問題がそれぞれ 最も多くなっています これは全国及び大阪府においても 同様でございます 御参考に 計画策定年の令和2年 からの各年について 人数のみ順 に申し上げますと 令和2年35人 令 和3年36人でございました 計画策定以前の5年間の自殺者の 人数を見ますと 平成28年30人 平成

29年26人 平成30年35人 令和元年31 人でございますので 計画策定前 と計画策定以降 人数からでは大きな 変化はございません 自殺は様々な要因が複雑に絡み 合って起こるものでございます し 景気その他の社会状況の変化 が一定の影響を与えるとも言われて おります 数字の上では大きな変化はございません が 継続的な取組が自殺予防につながっている と考えております 海老原友子委員 では 自殺予防対策として 現状 具体的にはどのような取組を行 っているか教えてください 長谷川真紀健康推進課長 令和5年度の取組から御紹介させていただきます と まず対面型の相談機会といたしまして いのちと暮らしの相談会を年に 3回開催しております 精神科医師 弁護士などを相談員 としてお迎えし 御予約なしに御 来場の皆様の御相談をお受けしております 次に 悩んだときの相談窓口カード を作成いたしまして 御自由にお持ち帰り いただけるように 市役所をはじめ 公共施設や関係機関の窓口に配置 しております 相談先窓口の名称 お受けすることが できる相談内容 電話 ファクス 番号などを掲載しております 御相談窓口を知っていただくきっかけ となればと考えております

また 人材養成のため 市職員 関係 機関向けにゲートキーパー養成 研修を年に2回開催しております 自殺のサインに気づく よりよく 話を聞くための演習をテーマに 実施し 周りの人の変化に気づき 助言のための準備を整えられる よう 市職員等の意識の醸成に努 めております このほか 9月の自殺予防週間や 3月の自殺対策強化月間には ポスター 掲示や市広報への啓発記事の掲載 なども実施しております 海老原友子委員 現在の計画の評価 考察を基に 令 和6年度には次期計画の策定作業 を行うと聞いていますが どのように 進められる予定でしょうか 長谷川真紀健康推進課長 現状 計画の進捗管理等のため 市が 実施する全ての関連事業について 毎年度ごとに実施状況とその達成 度等を紹介し取りまとめるとともに 関係機関の取組についても情報共有 させていただいております まずはこれらを基に計画期間を 通じての実績を振り返り 評価 考察 を行った上で 国が公表する見直 しの手引きを参考に新たな計画 の策定を進めてまいります 海老原友子委員 自殺は個人の問題ではなく 社会 構造上の問題と言われています 自殺の多くは追い込まれた末の 死です それだけに避けられる死であり とりわけ多くの自殺は社会的支援

があれば避けることができる死 だとされています だからこそ 誰も自殺に追い込まれる ことのない社会をつくるために 本市でも全力を挙げていかねばな らないと思います 働き方や社会保障の問題は政治 の責任ではありますが 一人一人 がかけがえのない命を持つ大切な 個人なのだというメッセージを 本市でも発することが大切と考え ます また 過度の競争的教育の是正や 学校 職場でいじめをなくすなど 個人の尊厳と権利を尊重する教育 が大切です また 鬱病対策などのメンタルヘルス 心の健康の問題にも積極的に取り組み 心の病を患っている人に対して 適切なケアを施す体制を確立する など 保健 医療 福祉 教育などとも 連携を図れるよう 体制整備が必要 と考えます これから岸和田市いのち支える 自殺対策計画が 他の関係部署と 連携しながらより実効性のある ものとなっていくことを要望して 私の質問を終わります 他に質疑はありませんか ないようですので 4款衛生費の 質疑を終結します 次の理事者と交代してください 次に 5款労働費の審査に入ります 本件に関し 理事者の説明を求め ます 船橋恵子魅力創造部長兼農業委員会 事務局長 5款労働費について御説明いたします 予算書230ページ 231ページをお願いいたします

労働費1項1目労働諸費に5353万7000 円の計上で 前年度と比べまして 188万7000円の増加でございます 主な事業について御説明いたします 右ページ 事業別区分欄 上から 2つ目 シルバー人材センター運営 支援事業に1070万9000円の計上でございます これは 高齢者の就労機会を増大 し 社会参加と働くことを通じま して自らの生きがいや高齢者の 福祉増進を図るために事業展開 いたしております岸和田市シルバー人材センター への運営助成に要する経費でございます その下 勤労者互助会支援事業に 750万円の計上で これは 岸和田市 勤労者互助会が実施しております 市内の中小企業で働く勤労者の 福利厚生事業に補助するものでございます その下 中小企業共済加入促進事業 に120万円の計上で これは中小企業退職金共済 制度に基づく補助金でございまして 掛金の10% 月額800円を限度として 加入後2年間に限り補助するもの でございます 続きまして 予算書232ページ 233 ページをお願いいたします 右ページ 事業別区分欄一番上 地域 就労支援事業に648万4000円の計上 で 雇用対策や就労支援に係る経費 でございまして 主な事業といたしまして は 岸和田市内の事業所に新たに 就職された若者勤労者が返還する 奨学金の一部を補助するために 要する経費などでございます 説明が終わりました

通告のありました委員は順次御 発言願います 藤原豊和委員 それでは 予算書233ページの地域 就労支援事業についてお伺いいたします 具体的な事業内容と目的について お教えください また 過去の実績と令和6年度の 定量目標数値について 目標設定 数値の妥当性と目標達成に向け ての取組も含めて 併せてお答え いただけますでしょうか 上東束産業政策課長 地域就労支援事業についてでございます が 予算的には負担金と補助金になって ございますが おおむね就職の面接 会や奨学金の返還支援事業を実施 してございます このうち まず就職面接会につきましては 地域就労に向けた取組でござい まして 市内で働くことを希望する 求職者と 地域の人材を求める市内 の事業者を対象に 雇用創出と市 内定着を目的として実施してございます 企業のprの場でもあるとともに 企業と求職者のマッチングの場 として開催してございますが 年 2回開催してございまして おお むね7月と2月でございますが 1つ はきしわだ就職フェア 1つは貝塚市 とともに実施している岸和田貝塚 合同就職面接会になってございます それぞれ令和4年度の実績で言います と きしわだ就職フェアは38名が 御参加いただいて 13社の企業が 御参加 結果6人の採用につなが ってございます

貝塚市とともに行っています岸和田 貝塚合同就職面接会のほうは 令 和4年度は80名の参加と39社の企業 の御参加 結果20名の採用につながっている というところでございます 近年 両事業とも参加者数について はほぼ横ばいでございますので このまま引き続き同数以上を目指して 実施してまいりたいと考えてございます コロナ禍の中でどうしても外出 制限等ございましたが 近年も入場 制限だとか 例えば完全予約制にする とか 感染対策を実施しながら何 とか実際の開催をしてきたところ でございます もう1つの奨学金の返還事業につきましては これは今年度から取り組んでいる 事業でございますが 市内での就労 の増加と市内の定住促進までを 目指して 奨学金を返還しながら 働く方が岸和田市内に新たに就職 された場合に その方に返還金の 一部を支援するという事業でございます 今年は初めてで 先般 年明けの 1月から先月末までちょうど募集 してございまして 総勢12名から 申請がございました 予算には届きませんので 来年度 以降につきましては引き続きこれ の増加に向けて 今年度以上の申込み となるように取り組んでまいり たいと考えてございます 藤原豊和委員 きしわだ就職フェア 岸和田貝塚 合同就職面接会についてもう少 しお伺いしたいと思うんですけ れども 令和4年度の採用人数が

7月のきしわだ就職フェアが6名 で 2月の岸和田貝塚合同就職面接 会が20名だったと思うんですが 何となく感覚で もう少し採用人数 というか 御縁を結べてもいいの かなという感覚があるんです この辺り 現状維持のままという 話もあったので どのように考えて いらっしゃるかについてお伺い させてください 上東束産業政策課長 参加者も横ばいと申し上げました が ここ近年で多くて100名ぐらいの 御参加なので まずは参加いただ ける方の人数を増やしていかない といけないだろうと思っております まずは面接会に御参加いただいて 実際に面接 企業とお会いしていただく というような機会を 回数を増や していくということが目標になって ございます 最終 就職に至るかどうかは 企業 の御都合もございますし 御本人の マッチングの結果もございます ので なかなか採用の結果だけに とらわれることのないように 参加 者の募集を募っていきたいと 一方で 企業の参加も一定数ございます が こちらは毎回 実は参加希望の 企業に スペースの関係でお断り しているような状況もございます ので 会場の場所も含めて御参加 いただける企業数も拡大できる ように取り組んでいきたいと考えて ございます 藤原豊和委員

一般的に 採用と就職に関して問題 に挙がることが多いものとして 例えば事業者側 採用する側から すると 求人の偏りといいますか 運送業やエッセンシャルワーカー だと 離職率が高くて 応募が少ない 求人に偏る傾向がある場合だったり とか 内定を出したとしても辞退 されるだったりとか あとは求人票 にも労働基準法の最低限の内容 しかなくて なかなか事業内容が 伝わりづらいだったりとか 面接 慣れしていないので候補者からの 好感が得られないみたいなことが 多いというのと あとはハローワーク 自体を使わないケースも多分最近 増えてきているかなと思いまして 民間の有料のポータルサイトや 有料の職業紹介事業者のみを使う みたいなケースが多いのかなという 気がしています 転職する側 求職する側でいくと 年齢だけではないと思うんですけ れども 高年齢層というか 比較 的高年齢の方が経験のない職種 を希望されたり 事務職みたいな 形で一般的に労働負荷が低いと思 われているような職種だけ応募 されたりする方が多いみたいな 問題が一般的にはあるのかなと思 っていますが 現状の岸和田市において その辺りの問題についてどんな 状況で どういうふうに捉えていらっしゃ っていて 問題があるとすればそこ に対してどのような手を打って いらっしゃるのかという部分を お聞かせいただければと思います 上東束産業政策課長

御指摘いただいています今の点 については おおむね私どもも同じ ような認識を持ってございます 先ほど申し上げたきしわだ就職 フェアや岸和田貝塚合同就職面接 会を実際に運営 開催していく中で 現場ももちろん見てございます が 御指摘のようなそれぞれのミスマッチ のような状況も実際には見て取 れてございます 参加者の偏りですとか あるいは 参加する企業も 先ほどオーバー していると申し上げましたけれども どうしても特定の業界の職種の 企業の応募が多かったりします ので そういったミスマッチです とか偏りというようなことは確かに あるのだろうなというふうに我々 も認識してございます それへの対応 対策ということで 申し上げますと 今の就職の面接 会等におきまして は 広く偏らないような業種の選定 もしてございますし 募集に当た ってはもちろん一般の方も含めて 例えば就職氷河期の方とか まだ 就職を一度もしたことがないけ れども 初めてこういった面接会 も含めて体験するというような 方も含めて あるいは高齢の参加者 も偏りとして多いものですから そういった方へのサブセミナー のような格好で シニア向けのお仕事 説明会というようなことも同時に 会場で開催したりしてございます ので そういった工夫をしながら 多様な会社と多様な人が参加して いただけるように努めているところ でございます 藤原豊和委員

企業側からすると雇用しやすい 環境や 働く方からすると働きたい 住みたい場所に希望の求人がある 状況は非常に大事なことだなと思 っています もちろん最終的には数字だけではない 部分はあると思うんですけれども こういった取組をしていただいている 限りは 今までの結果を上回るような 就職数というか 参加者人数 参加 社数でもいいかなと思うんですが 今の課題に対してどんな打ち手を 使うというのを年度ごとに設定 いただいて 定量的な目標を追う ように動いていただきたいことを 希望して この質問を終わらせて いただきます 河合達雄委員 それでは 230ページ 231ページ シルバー人材センター 運営支援事業についてお尋ねします 岸和田市シルバー人材センター への運営補助とのことですが 補助金 を交付するに当たって 会員の労働条件 や賃金などが適正であるかを確認 して補助しているんでしょうか 石原美香福祉政策課長 岸和田市シルバー人材センター は大阪府から指定を受けた公益法人 で 事業や運営については本市から 独立しておりますので 本市として 就労契約内容等を確認 指導する ことはございません また 基本的に会員は岸和田市シルバー人材センター からの請負の形態で就業し 配分 金を受け取っております 会員が請負や委任の業務に従事 する場合 会員は労働者には当たらない

ため 労働関係法令は適用されません が これまで就業状況が問題となった 事案の報告はございません したがいまして 本補助の目的である 高齢者の就業機会の増大と福祉 の増進を図るため 運営補助している ものです 河合達雄委員 にじの会としても 2018年より岸和田市 シルバー人材センターに要望し 市の関係する事業では改善されている ところではありますが 例えば窓口 業務では時間が決められる業務 であり 外形上は時間給と言える 労働現場です 一方は市の関連施設なので 10月の 最低賃金改定とともに請負金額 が上がるが 別の現場では翌年1月 まで請負金額は据え置かれる これは 不平等ではないかと考えます シルバー人材センターの会員は 個人事業主との扱いで シルバー人材センター と労働契約でなく請負契約を結ん でいますので 労働基準法も適用 されず 会員に不利な就労契約で あっても 立場上 発注元である シルバー人材センターのほうが 強くなります だからこそ 厚生労働省も2000年 11月20日の通達で 地域の仕事の 侵食や雇用労働条件の低下など を起こさないことなどとして 地元 の業者の民業圧迫をしないということ から 仕事の単価 配分金について

も最低賃金を下回らないように という指導を行っていますし ほ かにも少し調べただけで2016年に 会員が就業の対価として受け取る 配分金は最低賃金を下回らない ようにと記されたシルバー人材センター の適正就業ガイドラインが発出 され インボイス制度導入に当た っても 2022年1月14日 同内容の通知 が都道府県宛てに発出されています このような行政指導に違反し続け ている実態が本市のシルバー人材センター でも存在しないかと危惧しております これについて 市は指導することも なく補助しているんでしょうか 石原美香福祉政策課長 繰り返しになりますが 岸和田市 シルバー人材センターは大阪府 から指定を受けた公益法人で 事業 や運営について本市から独立しております ので 本市が指導を行う立場では ございません 委員御指摘の通知については 厚生労働省 よりシルバー人材センターや都道府県 宛てに発出されたものであります 本市が岸和田市シルバー人材センター に対し 行政指導する内容のもの ではございません 都道府県宛てにインボイス制度 の導入や最低賃金の上昇を踏ま えて通知されたシルバー人材センター との契約等における適正な価格 転嫁についてに関しましては 市が 岸和田市シルバー人材センター に依頼している業務の発注元として 必要な措置を取っていることは 確認しております シルバー人材センターは 会員の 自主自立 共働共助を理念として 設立されたものであり 会員が組織 や事業の運営にも参画して活動

しているものでございます また 生きがいを得るための就業 の機会を確保するとともに 最低賃金 を考慮した単価の設定など 就労 契約内容の改善 また労働安全衛生法 に準じた措置を講じ 会員の安全 の確保に努める取組なども行い 適切な運営がなされているもの と認識しております したがいまして 高齢者が働くことを 通じて生きがいを得るとともに 地域社会の活性化に貢献する岸和田市 シルバー人材センターの運営を 支援するため 補助するものでございます 河合達雄委員 本市に管理監督権限がないとは 理解しましたが 本市予算として 補助金を交付していますし 岸和田市 シルバー人材センターは本市在住 者が他市に登録できるわけでも なく 市関連の職場では是正がな されておりますので 府や各自治体 に対しても情報共有し 本市の高齢者 が厚生労働省通知に反する働き方 をしなくて済むような社会づくり も考えていただきたいと願って この質問を終わります 他に質疑はありませんか ないようですので 5款労働費の 質疑を終結します 次に 6款農林水産業費の審査に 入ります 本件に関し 理事者の説明を求め ます 船橋恵子魅力創造部長兼農業委員会 事務局長 6款農林水産業費につきまして御 説明いたします 予算書234ページ 235ページをお願いいたします

6款農林水産業費に5億6828万円の 計上で 前年度と比べまして4億 8656万7000円の減額でございます 1項農業費に4億479万8000円の計上 で 前年度と比べまして1億4368万円 の減額でございます 主な要因といたしましては 農地 費が減少したことによるものでございます 1目農業委員会費に4561万1000円の 計上で 前年度と比べまして103万円 の増加でございます 主な経費につきましては 右ページ 事業別区分欄 上から2番目 農業委員会 事業に1221万8000円の計上で これは 農業委員会の委員報酬費 事務経費 等に要する経費でございます 236ページ 237ページをお願いいたします 2目農業総務費に1億3962万6000円の 計上で 前年度と比べまして560万 5000円の減額でございます その下 3目農地費に1億7809万5000円 の計上で 前年度と比べまして1億 3828万5000円の減額でございます 主な要因といたしましては 丘陵 地区農整備事業が減少したもの でございます 主な経費につきましては 右ページ 事業別区分欄一番下 土地改良施設 管理事業に5562万1000円の計上で これは久米田池環境維持管理費 ため池ハザードマップ作成等の 委託料 土地改良施設管理者に対する 補助金及び久米田池トリムコース 舗装修繕工事等に要する経費でございます 238ページ 239ページをお願いいたします

右ページ 事業別区分欄一番上 土地改良 施設整備事業に3920万4000円の計上 で これは畑地区圃場整備等に伴う 委託料 及び天神池神須屋今池改修工事 の府営ため池整備事業の負担金 等に要する経費でございます その1つ下 丘陵地区農整備事業 に8327万円の計上で これは集落 道路築造工事費及び府営農村総合 整備事業岸和田丘陵地区の負担金 等に要する経費でございます 次に 左ページ下 4目農業集落排水 事業費に3793万2000円の計上で 前 年度と比べまして117万6000円の減額 でございます これは下水道事業会計への繰出金 でございます その下 5目多目的研修集会施設 費に353万4000円の計上で 前年度 と比べまして35万6000円の増加でございます これは大沢山荘の管理事業及び 指定管理事業に要する経費でございます 次に 2項林業費に5956万9000円の計上 で 前年度と比べまして1440万円 の増額でございます 1目林業管理費に5956万9000円の計上 で 主な経費につきましては 右 ページ 事業別区分欄一番下 林道 管理事業に5956万9000円の計上で これは林道牛滝線舗装工事及び その他林道の維持管理に要する 経費でございます 240ページ 241ページをお願いいたします 3項農林水産等振興費に1億391万 3000円の計上で 前年度と比べまして 3億5728万7000円の減額でございます

主な要因としましては 農業振興 費が減少したことによるものでございます 1目農業振興費に4714万円の計上 で 主な経費につきましては 右 ページ 事業別区分欄中ほど 農業振興 事業に1010万円の計上で これは 農業まつり 地域活性化のための 食の磨き上げ協議会の負担金に 要する経費でございます その1つ下 地域農政推進対策事業 に2887万9000円の計上で これは地域 計画策定委託料 農業次世代人材 投資資金及び新規就農者育成総合 対策事業の補助金等に要する経費 でございます その3つ下 有害鳥獣等対策事業 に431万円の計上で これは有害鳥獣 捕獲業務委託料等に要する経費 でございます 左ページ 一番下 2目林業振興費 に5331万7000円の計上でございます 主な経費につきましては 242ページ 243ページをお願いいたします 右ページ 事業別区分欄一番上 森林 整備地域活動支援事業に2549万円 の計上で これは 森林経営計画 に基づく森林保全及び森林環境 譲与税の使途として 近隣森林の間 伐 森林整備等に要する経費でございます 左ページ 3目水産業振興費に345 万6000円の計上で 主な経費につきましては

右ページ 事業別区分欄中ほど 水 産業振興事業に345万6000円の計上 で これは全国豊かな海づくり大会 視察の旅費と 岸和田市漁業協同組合 春木漁業協同組合及び大阪府鰮 巾着網漁業協同組合に対する環境 美化事業等の支援に要する経費 でございます 説明が終わりました 通告のありました委員は順次御 発言願います 藤原豊和委員 それでは 予算書241ページの地域 農政推進対策事業についてお伺 いいたします この補助金は 農業次世代人材投資 資金及び新規就農者育成総合対策事業 等に要する経費ということで説明 いただきましたが 少子高齢化を 背景として農業従事者が減少する 中で 持続可能な力強い農業を実現 するために 次世代を担う農業者の 育成 確保に向けた取組を総合的に 講じる必要があると思います 本市ではどのような観点からどんな 支援をどれくらいの方に行って いらっしゃるのか 過去の実績も 含めてお教えいただけますでしょうか 髙橋正悟農林水産課長兼農業委員会 事務局次長 新規就農者育成総合対策事業制度 につきまして 農業への人材の一層 の呼び込みと定着を図るために 国が創設した補助事業制度を活用 した取組となっております 本市におきましては 従来からの 基幹作物である水ナス 軟弱野菜 等の産地としての生産量の維持 拡大を図っていく観点から 就農

後の経営発展に必要な機械 施設 等の導入支援や 経営開始直後の 認定新規就農者への資金交付など を 継続者を含めた方々に支援を 行う予定をしております 育成すべき認定新規就農者の目標 人数は4人と設定しております 過去5年間の実績としましては 平成 30年度が1人 令和元年度が3人 令 和2年度が2人 令和3年度が3人 令 和4年度が2人となっております 藤原豊和委員 それでは 目標を達成するために 認定新規就農者の育成確保に向けた 手法についてお聞かせください 髙橋正悟農林水産課長兼農業委員会 事務局次長 認定新規就農者の育成 確保の手 法としましては 就農相談のあった 者を就農 経営安定の段階までき め細やかに支援していくことが 重要という認識の下 本市への就農 希望者に対して 農地については 農林水産課や農業委員会による 照会を行いまして 技術経営面に つきましては大阪府 泉州農と緑の 総合事務所農の普及課や大阪府 家畜保健衛生所 いずみの農業協同組合 等が重点的に指導を行うなど 地域 の総力を挙げて地域の中心的な 経営体へと育成し 将来的には認定農業者 へと誘導してまいる手法を取って おります 藤原豊和委員 岸和田市は大阪府内でもトップ レベルの農業産出額を誇ってい

まして 愛彩ランドの繁盛という かにぎわいも岸和田の魅力をつくって くれている大きなポイントの1つ かなと思っていますので 現状 未来 を考えると そういった意味では何 か打ち手を講ずる必要があるの かなと思っています 取組をぜひ進めてもらいたいと思 っているんですけれども 目標の 4人に対して足りない部分も過去 あったのかなと思いますので お話 の中では 一旦相談のあった方から 実際の就農につなげるところを 一番大事 それはもうおっしゃる とおりかなと思うんですが 相談 に来るまでにも多分講じられる 打ち手があるんじゃないかという 気もしますので 相談に来てくれる 方の数をそもそも増やすという ところと 今取り組んでいらっしゃ る 相談に来た方から就農者を増やす この2つの観点で具体的に数値目標 を作っていただいて取組を進めて もらえることを期待して この質問 を終わらせていただきます 京西且哲委員 丘陵地区農整備事業についてお 尋ねをします 現在 このエリアの農業エリアの整備 状況はどれぐらい進んでいるのか まず教えてください 岸本崇司魅力創造部丘陵地区農 整備総括理事 お尋ねの事業進捗率でございます が 令和5年度末時点におきまして 事業費ベースの事業進捗率は96 .4%となる見込みでございます 京西且哲委員

それでは 令和3年度にこの域内 の市有農地の売却がありました 今回 また1月から市有農地の売却 に向けての公募をされていると思 うんですが 現状どんな状況でしょうか 岸本崇司魅力創造部丘陵地区農 整備総括理事 令和6年1月募集については a12工 区の2区画 b2工区の10区画 c1工区 の2区画 計14区画 1.6ヘクタール につきまして 1月15日より募集要項 の配布を行い 同月22日から申込み を開始しております 先週の3月6日が申込みの締切り となっております 個人6名 法人1社から 8区画1ヘクタール 全体の63%への申込みがあり 現在 申込書類の確認作業及び審査準備中 で 年度末には購入者が決定する 見込みでございます 京西且哲委員 全て埋まりそうにないということ なんですが この公募で全ての区画 が売却できなかったということ になれば 残った区画は今後どの ような形での対応をしていくつ もりですか 岸本崇司魅力創造部丘陵地区農 整備総括理事 前回 令和3年度にc工区の売却を 行った際 比較的大きく 区画形状 のよい農地がまとまっていたことも あり その多くが法人により御購入 いただくことができました

今回の売却では 特にb2工区の10 区画が主な売却予定地となって おりますが 前回と比較して形状 もいびつで小区画の農地が多かった ことで 購入希望に至らなかった ものもあったと推測しております 今後はプロポーザル方式による 公募ではなく 自給的農家に対する 活用アピール等も工夫しながら 随時募集の形で引き続き速やかな 売却に努めてまいりたいと考えて おります 京西且哲委員 随時募集で公募をかけていくということ なんですが 前回の令和3年度と 比べて小ぶりの 形状の悪い市有 農地が残ってしまっているということ なんですが 今申し込んでこられている 方は大体どの辺りというか 要は 希望で申し込んでこられている 区画は 今まで個人で6名 法人で 1社 8区画でしょう どの辺りが希望として来ている か分かりますか 岸本崇司魅力創造部丘陵地区農 整備総括理事 今回 14区画のうちの比較的まとま った大きい区画 前回の令和3年度 に売却した余りのc工区の大きい 2区画については かぶりがござい まして 複数者からの希望がありました それから a工区のa12工区の2区画 についても 比較的小さい区画なん ですけれども これはそれぞれ小規模 な農家と 借りながら今農地をやって

いるんだけど ぜひ買いたいとい った方が希望されています 今回一番多かったのがb2工区の 10区画なんですけれども 既に営農 されていて プラスアルファちょっと 欲しいという方が手を挙げていた り また今回 民の農地で 個人の 農地で既に貸したいという方で 借りていただく方のマッチング などを進めたりしているんです が 既に借りていただく方が隣の 農地を買えるんやったら買いたい と言って手を挙げていただいている 方もいらっしゃいます ただ 全体量としてb区画は区画 数は一番多かったんですけれども 希望としては先ほど申し上げたと おり ほかの 特にc工区などを売却 したときに比べるとちょっと小 ぶりのところが多かったので 空き が出てしまっているというような 状況です 京西且哲委員 ということは なかなかすぐには 売却できそうにない感じかなと思 うんですけれども 今回この売出し をしている土地で 市有地として 持っている農地はこれで最後ですか まだ残っている部分はあるんですか 岸本崇司魅力創造部丘陵地区農 整備総括理事 市有農地の売却予定でしている 区画としては この14区画が最後 でございます 京西且哲委員 希望者が出てきてくれて 全ての 区画で就農されることをぜひ努力 して続けていただきたいと思います

前回 令和3年度に売却したc工区 の中のかなり大規模な事業者 株式会社 いずみエコロジーファームですが ここの事業展開というか 営農の 状況は現在どのようになっていますか 岸本崇司魅力創造部丘陵地区農 整備総括理事 前回の令和3年度ですけれども 株式会社 いずみエコロジーファームに14 区画 4.3ヘクタールの農地を御購入 いただきました 現在の営農状況ですが 既に作付 等営農中の農地 それから土づくり 耕起等営農準備中の農地を合わせ まして 9区画 3.1ヘクタール 全体 の7割ほどの進捗となっています 改めて同社に現在の状況をお伺い したところ 府の実施する補完工事 等の影響もありまして 当初の影響 より準備作業に遅れが若干生じ ているということで 改めて今後の スケジュールなどの計画を立て 直すと伺っております 京西且哲委員 株式会社いずみエコロジーファーム は 現在和泉市で営農されていて その当時の話では 全て岸和田市 に移転してきて 集約してここで 完全的な営農をされるということ を聞いているんですが この方針 は変わってないんですか 岸本崇司魅力創造部丘陵地区農 整備総括理事 改めまして今回確認させていただき ました もともと公募の際に提案いただ いている内容の計画にはそのよう

になってございまして 一応方針 としては本件地をこっちへ移したい という意向は持っておられます ただ 今 移転の途中でもございます し 今は和泉市でやっているんです けれども それをたちまち農地を お返しするということは考えて おられないです 法人が借りているとすれば 賃料 もそんなに高くないので 一応リスクヘッジ ということも踏まえて 最終的な 計画としては岸和田市に本拠地 を移すということは間違いないん だけれども すぐに和泉市の農地 を手放すということは考えてない とおっしゃっています 京西且哲委員 企業としたら いろんな方向で手を 打っておくというのは1つかなと思います しかし 本市としたらできるだけ 岸和田市で拠点を構えていただ いて できるだけ早い時点で完全 就農していただけたらと思って います もう1つ 株式会社いずみエコロジー ファームの取り組んでいる事業 の中に農福連携 障害者の雇用を 今 和泉市でも熱心にされていて 就労継続支援a型事業者としての 登録もされていますし ネット等 で調べると 基準でいくと2%でいい ところを 6%ぐらいの障害者の雇用 をされている事業者なので そう いった意味でも岸和田の丘陵地区 の農地で障害者の雇用をぜひつくって いただきたいという思いがあるんです

が この辺の方針も変わってない のか 向こうとの話の中で何かつかん でいる部分があれば教えていただけ ますか 岸本崇司魅力創造部丘陵地区農 整備総括理事 先ほど御説明のとおり 計画として は若干遅れが生じている部分が ございますけれども 基本的に岸和田市 に本拠地を移した後 障害者を引き 続き雇用という形で事業を展開 していく方針については変わり ないと聞いています 京西且哲委員 ぜひその辺も綿密な打合せという か 協議を続けながら対応していただき たいと思います ここが実績もありますし 経験も あるので 周辺の農地も含めて障害者 の雇用に参画していただけるような 農家 就農者が出てくることを期待 しています 特に最近は障害者の雇用の中で 農業に携わる部分が 障害を持た れている方に対して割と入りやすい 就業しやすいというデータもたくさん 出ています そういった意味でいきますと ここが 中心になって 岸和田の中に障害者 が働ける場所がたくさんできて くるといいなと思っているので ぜひその辺もお願いしたいと思 っています 河合達雄委員 予算書241ページ 有害鳥獣等対策事業 の捕獲業務についてお伺いします この委託業務は令和5年度まで毎年 330万円の予算が計上されていました が 今回 これまでの活動実績を 鑑み増額されたものと評価しています

その一方 大阪府猟友会岸和田支部 も高齢化し 後継者不足が懸念されます そこで 鳥獣捕獲等を行う担い手 である岸和田有害捕獲隊の平均年齢 をお示しください また 有害鳥獣被害対策の体制強化 についての所見をお聞かせください 髙橋正悟農林水産課長兼農業委員会 事務局次長 令和5年度時点における岸和田有害 捕獲隊9名の平均年齢は69歳となって おります 有害鳥獣被害防止対策は 関係者 連携の下 市町村が中心となって 取り組むこととなっております 御指摘のように有害捕獲等を行う 担い手の高齢化が進んでおり 関係 機関との連携も重要な懸案事項 と認識しているところでございます 体制強化に当たりましては 一人 一人ができる防護講習会の開催 や 市独自制度である狩猟免許取得 促進事業補助金の交付等により まして 多様な人材が被害対策に 参画するよう継続して取り組ん でまいります また 関係機関との連携につきましては 岸和田市有害鳥獣対策協議会に おきまして 農林水産業に被害を 与えている有害鳥獣の実態把握 と対策の検討を行うとともに イノシシ を確認された際に 実行組合が農業協同組合 を通じ 本市に情報提供を行う連携 体制を構築しております 引き続き関係機関との連携強化 が図れるよう協議してまいりたい と考えております 河合達雄委員

有害鳥獣の被害は農作物が大半 であるということを鑑みれば もっと 農業協同組合が積極的に関与すべき であると考えます 将来的には農業協同組合が一義 的に対策を講じていくよう にじ の会も働きかけをしてまいります のでよろしくお願いします 井舎英生委員 それでは 241ページの地域農政推進 対策事業について質問します 質問の内容は 昨年の第4回定例 会において岸和田の農業について 取り上げました それを今回は 岸和田で若い人たち 大阪から移転してきて岸和田で 農業をやっている人たち それから 週に三 四日 時間的にやっている 人たち また高齢者の人たち い ろんな人たちがいるんですけれども そういうことで岸和田の農業が 多様化してきているんじゃない かと 岸和田で作ったものを地産地消 1つは そういう方たちは私たちの 野菜をぜひ学校給食で使ってもらえない かというような声も聞きます 和泉市ではそういうことをやっている ようです すなわち 岸和田の農業が活発になって きて 若い世代も岸和田で農業を やろうというふうにぜひなって ほしいなということで 行政として はこういう地域農業政策をどのように 進めていかれるのか その辺について とにかく地産地消が1つのポイント なんですけれども この辺について 考えを聞かせていただけたらありがたい です

髙橋正悟農林水産課長兼農業委員会 事務局次長 先ほど御質問ございました 農業 に対する地産地消の観点から御 答弁申し上げます 農業に対する市民の理解を深める ことが地産地消の推進にもつなが っていくと考えておりまして 我々 といたしましては地産地消を推進 するに当たりましては まず直売所 や販売所で買っていただくことも もちろんなんですけれども 先ほど おっしゃっていただきましたような 学校給食で取り上げていくという ことも非常に重要な内容かなと思 っております さらに まず農業のことをもっと 知ってもらう 先ほど若い方々が農業に来ていただ いているという話もございました けれども 農業に対して親しみを 持っていただくような活動を積極 的に支援してまいりたいと考えて いるところでございまして 現在 のお話としましては きしわだ生き 活き農業応援団というものが岸和田 の神於山土地改良区の中でボランティア の方々が活動されております そこで小さなお子様とか高齢者 多様な世代の方々に農業に触れて いただいて ジャガイモを取ったり サツマイモの体験をしたりという ふうなことで 地場産に対しての 興味を持っていただくということ を行っております そういったことを通じながら農業 をどんどん進めていきたいと考えて おります 井舎英生委員 毎年10月に中央公園で農業まつり が開かれて 大勢の市民が岸和田 の農産物を期待して待っている というような 非常ににぎやかな

お祭りだと思うんですね それだけ岸和田の農業に対する 市民の理解は進んでいるんじゃない かと思うし それが小学生の頃から 今私たち僕たちが食べている給食 は岸和田でできたものだという ような 子供たちにもそういうような 誇りというのか それもやっぱり 小さいときから学校給食を通じて 広がっていけばいいなと それが岸和田の将来の農業の下 支えになるだろうし そんなふう に考えておりますので ぜひ農業 政策も推進していただきますよう よろしくお願いして 質問を終わり ます 他に質疑はありませんか ないようですので 6款農林水産業 費の質疑を終結いたします 次の理事者と交代をお願いし ここで しばらく休憩いたします 休憩前に引き続き委員会を再開 いたします 7款商工費の審査に入ります 本件に関し 理事者の説明を求め ます 船橋恵子魅力創造部長兼農業委員会 事務局長 予算書の244ページ 245ページをお願いいたします 7款商工費について御説明申し上げます 商工費は 商工振興 観光振興及び 観光施設等の管理運営等に要する 経費でございます 7款1項商工費に8億1341万6000円の 計上で 前年度と比べまして1490 万5000円の増加でございます これは主に観光費の増額による ものでございます 2目商工振興費に3億7115万8000円の 計上で 前年度と比べまして3308

万3000円の減少で 主に新型コロナ ウイルス感染症対応経済対策関連 の事業費の減少によるものでございます 主な経費につきましては 右ページ 事業別区分欄 上から3番目 商工業 振興事業に732万3000円の計上で 商店街 や各種商工業団体が実施する事業 への補助のほか 商店街組合など が設置 管理する街路灯の電気代 への補助を増額して支給しよう とするものでございます その下 商業共同施設整備助成事業 に226万2000円の計上で 商店街組合 などが実施する防犯カメラなどの 環境整備施設の設置費の助成に 要する経費でございます 246ページ 247ページをお願いいたします 右ページ 事業別区分欄 上から 3つ目 企業経営支援事業に7231万 2000円の計上で これは主に 燃料 高騰対策としてトラック運送事業者 に対する支援金の交付や 岸和田 ビジネスサポートセンターkishi- bizの運営に要する経費のほか 起業 創業やデジタル化対応への支援 に加え 脱炭素化に向けた取組に対する 補助など 中小事業者支援策実施 に要する経費でございます その3つ下 企業立地促進事業に 2億8204万4000円の計上で 阪南2区 などにおける企業立地 産業集積 促進等に関する助成 ホテル等誘致

に関する助成に要する経費のほか 新たに市内で実証事業の実施を 促進するための補助金の創設など 必要な経費を計上してございます 次に 左ページ 3目観光費に3億10 38万円の計上で 前年度に比べまして 2616万3000円の増額でございます これは 主に岸和田城管理事業と 観光振興事業に係る事業費の増額 によるものでございます 主な経費につきましては 248ページ 249ページをお願いいたします 右ページ 事業別区分欄一番上 観光 振興事業に6071万1000円の計上で これはサイクリング周遊キャンペーン や岸和田城再建70周年記念事業 岸和田スイーツコンテストに係る 経費 城下町泊推進に向けて宿泊施設 として活用する建物の改修等に係る 費用の一部を補助する城下町魅力 向上事業補助金の交付に要する 経費 その他観光振興に係る経費 でございます その4つ下 だんじり祭支援事業 に4167万7000円の計上で これはだんじり 祭の運営を支援するための経費 でございます 250ページ 251ページをお願いいたします 右ページ 事業別区分欄 上から 6番目 岸和田城管理事業に6172万 1000円の計上で 主に経年劣化した 堀端のライトアップ機器の更新 に係る経費でございます 説明が終わりました 通告のありました委員は順次御 発言願います 藤原豊和委員 それでは2点質問させていただきます

1点目 予算書249ページの観光振興 事業についてお伺いいたします 観光振興事業の補助金のうち 城下町 魅力向上事業補助金についてお 聞きいたします まず 事業目的と事業内容 補助 要件についてお聞かせください 井上江美観光課長 岸和田城周辺地区での城下町泊 事業については 令和2年度に計画書 を策定し 取組を進めているところ でございます 令和6年度は実際に宿泊施設を増加 させ 市内での滞在時間を延ばし 地域全体の消費単価を押し上げる ことを目的といたしまして 観光客 に宿泊サービスを提供する方を 対象とした補助制度を構築したい と考えております 補助の内容といたしましては 宿泊 サービスを提供するため 建物の 新築や改修 必要な設備を導入した 際の経費を補助対象とし それに 3分の2を乗じた額を補助するもの で 300万円を上限とするものでございます 補助要件の詳細については 別途 補助金交付要綱にて定めてまい ります 藤原豊和委員 市内で宿泊いただくことで 滞在 時間はもちろん伸びると思うん ですけれども 最終的な目的として 岸和田での経済活動の活発化という か 消費金額がどれぐらい上がる のかがあると思っていますので

日帰りと宿泊と比較してどれくらい の違いがあるものか また この 事業の最終目的が何と考えていらっしゃ るのかについてお答えください 井上江美観光課長 2023年3月に公表されております 観光庁の旅行観光消費動向調査 では 2021年の日本人国内旅行の 1人1回当たりの宿泊旅行単価は 日帰り旅行単価の約2.8倍となって おります また 宿泊業は材料やサービスの 地元周辺地域からの仕入れ割合 が8割を超え 他の業種より高い とされていることから 地域への 経済分配の効果が大きく さらに 雇用を創出する効果もあるとされて おります 本市においても同程度の波及効果 があるものと考えております また 城下町泊事業の他市の事例 では 複数の古民家等を活用し フロント と客室が別の建物となっている 分散型ホテルの形を取っております 本市においても同程度の建物数 を確保することができれば運営 は可能と考え 当面の目標を6件 と考えております 藤原豊和委員 それでは その目標を達成するための 利用促進に向けて どのように取り 組まれる御予定なのかお聞かせ ください 井上江美観光課長 制度を御利用いただくためには まず必要な方に届くように情報 を公平に発信していくことが必要 でございます

そのため 市のホームページや広報 をはじめ 住宅政策課と連携し 例 年実施しております空き家セミナー での周知などを考えております また 今年度実施いたしました空き家 利活用座談会に参加いただきました 金融機関等とも連携し 宿泊事業者 と建物所有者のマッチングにつな げていきたいと考えております 藤原豊和委員 岸和田は いろいろ意見はあると思 うんですが やっぱりお城もあって お祭りもあって アーケードも町並み もあって 観光的な魅力はすごく あると捉えています その中で長期的に宿泊施設を増やす というのも大事かなと思ってい るんですが 1個のピークとして 大阪関西万博 2025年が1つのピーク にはなるのかなと思っているの で ぜひそこに向けてしっかりと 宿泊施設が 今回ここで6つできる ように取り組んでいただきたい と思っています 幸いというか 全国的にホテルの 価格の上昇とか あとは副業とか 不動産投資の一般化も進んでいる ので 追い風の部分があるので ぜ ひ長期的に岸和田市に寄与いただ けるような取組にしていただく ことを期待して この質問を終え させていただきます もう1点 2点目の質問に移らせて いただきます

予算書247ページ 企業立地促進事業 についてお伺いさせていただきます この中に実証実験の市内丸ごと ラボというものがあると思います けれども こちらの補助金の目的 と あと詳細についてお教えください 上東束産業政策課長 お尋ねの市内丸ごとラボ実証事業 推進事業についてでございます が これは令和2年度から既に取り 組んでございます 岸和田商工会議所に御協力いただき ながら 共に取り組んできた事業 でございますが 2025年の大阪関西 万博を見据えて 本市の社会的課題 や岸和田発の新しいビジネスの 創出 あるいは新規立地企業の促進 あるいは市内の事業者のデジタル化 やdx化を促進するために 岸和田市 内いずれかの地域で何かしらの 新しい実証事業が展開されるということ を目指して取り組んできたところ でございます 内容としましては 市内の我々所管 しております公共施設や 公的機関 や協力していただく企業などが 有する施設を実際に実証フィールド として提供するということを 我々 は調整させていただいて協力させていただく 内容の取組になってございます これまで 実際に4件の実証事業 が実施されてきたところでございます この事業につきましては これまで 基本的には無償の協力であったん ですけれども もう一歩突っ込ん で より推進していくために 実証

事業をされる企業にとって 基本的 には自己負担でお願いしていたん ですが 当然相当の費用もかかる でしょうから 例えば施設の使用料 が要ればかかりますし 試作品の 製作費とか あるいは実証事業の 検証費用などもかかってくるでしょう から これらについて来年度以降 は補助をさせていただいて より 実証事業の推進を図っていきたい と考えているものでございます 藤原豊和委員 今まで補助金なしで取り組んでこ られたものが 来年度から予算100万円 で経費の2分の1補助ということ で 大いに期待しているところでは あるんですけれども 近隣の自治体 においても同様の取組をされている ところがあるとも聞いています ので 岸和田市において こちら がする強みというか 差別化をど のように図るのか 使ってもらう企業がどうして岸和田市 を選ぶのかという観点でお聞かせ ください 上東束産業政策課長 近隣の市町 例えば堺市なんかも 同様の事業 取組をされてございます また 大阪府や大阪市においても 取組がなされているところで それぞれ やはり数件の実証事業は毎年取り 組まれているように把握してございます 本市においてですが 本市は御存じ のように海から山まで多様な自然

を有した あるいは大きな市街地 もございますので こういった豊かな 自然環境や都市の構造そのもの が一定強みになるのかなとは考えて ございます つまり どのような状況でも提供 できるような場がつくり出せる であろうと考えているところです 一方で 求める実証事業の企業に とっては 様々な業界と業種の企業 がございますので 多種多様な事業者 のニーズに応えるということは 市内の事業 そういう場所も含めて あるいは連携先としての企業の 豊富さ あるいはそういったフィールド の多さから 何かしら貢献ができる ものだと考えているところでございます さらに 農業や漁業などももちろん 盛んですし 製造業もたくさん立地 してございますので こういった 分野での連携や実証が進むことを 期待はしているところでございます 具体的には 例えばロボットやai iotなんかを使った先端技術を活用 して生産性向上に取り組むような あるいは高付加価値化を図って いくような いわゆるスマートものづくり 工場というようなものの実証事業 などができればいいなと思っている ところですし 省力化とか商品化 を図る 例えばスマート農業なんて いうような言葉もありますけれども そういった分野での研究開発や 実装に向けた実証事業はぜひとも 進んでいくように取り組んでいき たいと考えているところでございます 最後に あとは私ども岸和田市として の課題解決にもつながるように

と考えてございますので 本市の 課題としては少子化や定住人口 の減少ももちろんございますし あるいは教育や学力分野での海外 対応も大きな課題であると考えています ので そういった分野での実証が 進めばいいなと期待しているところ でございます 藤原豊和委員 本市の課題解決につなげるという のは すごく魅力的というか 一 石二鳥という言い方は変かもしれない ですけれども そこにつなげていただ けることを私も期待はしています 1つ 差別化というか この取組をする に当たって岸和田市がどこを打ち 出すかについて 最初からいきなり 絞るというのはなかなか難しい のかなという気もするんですが 何でもできるというのは 言い換える と何もできないとなりかねない 部分があるかなと思って だんだん やっていく中で打ち出し方を見つけ ていっていただけたらなと思って いるんですけれども ちょっと観点 が変わるんですが 熱海市などが 地域活性化に向けて テレビのロケ地 としての活用を促進するために 市の職員がロケの場所の許可取り とか もろもろのことも含めてロケ地 化の推進をして活性化したみたいな 取組事例があると思うんですね 職員の負担が増える部分もある かもしれないですが ハード面 立地 以外のソフト面の強みを打ち出 すみたいな可能性があるかどう かもお伺いできたらと思うんですが いかがですか 上東束産業政策課長

今 委員おっしゃるとおり 基本的に 今年度まで実施しているところ は 我々 お金は出せないですけ れども 労力 汗をかきますよという ところですので 基本的には公共施設 を考えてございますけれども 例えば どこかの民間の土地も含めて利用 したいというような申出があれば 我々 その調整や協力依頼を図る 努力をするような内容にもとも となってございますので 委員も おっしゃっていただいているような 方向でまた引き続き取り組んで いきたいと思ってございます 藤原豊和委員 この取組 市内の事業者も市外の 事業者もどちらも対象にしている ものだと聞いています 企業誘致みたいな観点もあるの で もちろん市外の企業にも御利用 いただきたい期待はあるんです けれども 岸和田の企業自体を活性化 するというところもぜひ前向き に取り組んでいただきたいと思 っていまして 100万円って少ない より多い金額かなと思いますの で それをぜひ市内外どちらの企業 も有効に使っていただいて 岸和田 の企業の活性化につなげるように 前向きに試行錯誤していただく ことを期待して 質問を終えさせていただきます 友永修委員 249ページ 観光振興事業について お聞きいたします 令和6年度に予定されている事業 の中で 周遊キャンペーンやサイクル

岸和田イベントの新規事業が予定 されております これらサイクルツーリズムについて まずは事業内容をお示しください 井上江美観光課長 サイクリング周遊キャンペーン として 大きく3つの事業を考えて おります 1つ目は ルーツスポーツジャパン の企画であるライドアラウンド 事業です この事業は 市内に周遊ポイント を設定し 参加者が自由に周遊できる イベントで 2か月限定で実施いたします また 期間中の1日をスペシャル デーのライドハンターズとして ミッションポイントを設定し クリア を目指して周遊していただくイベント の実施を考えております その際には自転車インフルエンサー 等の活用も検討しているところ でございます 2つ目は サイクルツーリズムの 商品の造成でございます サイクルルートのニーズ調査や モニターツアーの実施により 旅行 商品となるサイクルルートを設定 し ツアーとして販売につなげて いきたいと考えております 3つ目は サイクリストが一堂に 集まるイベントを開催いたします イベント内容については 人気自転車 ユーチューバー等によるステージ イベントや自転車関連企業の出展 ブース キッチンカーブースなど サイクリストが楽しめるイベント にしたいと考えております いずれの事業についても サイクリスト に直接的に事業をprできるように 情報発信も併せて実施してまい ります

友永修委員 2か月間の周遊キャンペーンを実施 するとのことであります 設定する周遊ポイントの詳細と 参加者が自由に周遊できるということ ですが 市外からサイクリストに 来ていただくためには 岸和田市 に興味を持っていただくための 岸和田市のマップが必要ではない かと考えます スペシャルデーのライドハンターズ で自転車インフルエンサーの活用 も検討するということであります が 周遊キャンペーンが始まる前に インフルエンサーの発信等で岸和田市 の魅力を伝えてもらった上でキャンペーン が始まるほうが より効果が見込 めるのではないかと考えますが どのようにpr 発信などを考えて いるのでしょうか お示しください 井上江美観光課長 周遊ポイントは 市内に70から100 スポットを予定しております スポットには 岸和田城 岸和田カンカン ベイサイドモール 愛彩ランド 大 威徳寺などをはじめ 食のスポット など 市内の事業者にも御協力を お願いし 海から山まで市内を広 く周遊できるように設定したい と考えております 地図機能については 専用アプリ 内にマップを登録いたします アプリ上でスポットの場所と説明 などを表示させる手法を考えて おります 情報発信については イベント専用 サイトを開始時期のおおよそ1か月 前にはオープンしたいと考えて おります

そのほか 自転車メディアへのプレスリリース ツールドニッポン会員へのメール配信 やsnsアカウントなどにより行いたい と考えておりますが 委員が御指摘 のように事前の情報発信も必要 でございますので 事業者と協議 の上 その他の手法についても検討 してまいります 友永修委員 1つ提案として 周遊キャンペーン で岸和田市にお越しの多くの方々 に岸和田市の町並みや食べ物な どの画像を発信していただける よう 本市からの仕掛けができない ものかと思っております 見解をお示しください また 最初の答弁で サイクルルート を設定し サイクルツアーとして 販売につなげたいとのことですが その詳細をお示しください 井上江美観光課長 周遊イベントについては 自転車 でまちを走っていただき 立ち寄 ったスポットで消費などのミッション をクリアし 写真をsnsに投稿して いただくと得点を獲得できるようにする など 地域での消費や地域の方々 との交流を意識したいと考えて おります また 得点に応じた賞品は岸和田 の産品と交換できるようにすること で 市内の周遊促進と地域の消費 拡大 さらには市内の様々な情報 地元産品のprも同時にできるもの と考えております サイクルルートの設定について は サイクリストの視点での地域資源

の洗い出し サイクリング環境の整備 ツアープランニングを行い ニーズ 調査やモニターツアーの実施を 踏まえ 旅行商品となるものを設定 したいと考えております また 商品を継続的に販売できる よう事業者に働きかけ サイクル ツアーとして販売につなげていき たいと考えております 友永修委員 周遊ポイントや周遊イベントなど きめ細かく準備する予定とのこと であります たくさんのサイクリストにお越 しいただけるよう さらなる宣伝 prをよろしくお願いいたします また サイクルツアーの販売に向け 準備に取り組むとのことです サイクルツアーとして岸和田ブランド となり得るような商品化が進め られることを期待しております サイクリストが一堂に集まるイベント の開催についても いいものにして いただきたいと思っております が キャンペーンやイベントの開催 でサイクリストが集うまち岸和田 として広くその名が定着するよう そのきっかけとなる本年の事業 となるよう大いに期待して 質問 を終わります 続きまして 247ページの企業経営 支援事業についてお聞きします その中の地球温暖化対策 市内事業者 の省エネ促進についてお聞きさせていただきます この予算には 前年度に引き続いて 地球温暖化対策 市内事業者の省エネ を促進する事業が含まれております これは 大阪府の省エネコストカット まるごとサポート事業などを御

利用いただく事業者に その事業所 の課題の抽出に係る人件費などの 事業費を100%補助するものであります この事業は 言ってみればカーボン ニュートラルの入り口ともなる 大変に意義のある事業であると私 たち公明党は認識しております 市内の事業者の皆様がこの事業 をきっかけに 本市も掲げております が ゼロカーボン達成に向けた一 助になればと考えているだろう と思っておりますので この情報 の周知が気になるところでございます 今年度は予算が拡充されております が 周知の方法は昨年度と比較して どのように取り組むのかお示し ください 上東束産業政策課長 お尋ねの省エネ診断の支援補助金 でございますが これは委員御指摘 のとおり 本市のゼロカーボンシティ を目指して 産業分野でのカーボン ニュートラルの入り口となるような 施策として今年度から取り組ん でいるところでございます 内容としましては 大阪府や国が 実施する省エネ診断をまず受け ていただくと これに府や国の補助金も出ている わけなんですけれども 一部事業者 も自己負担を求められているところ ですので この部分をもう丸々市 独自で補助させていただいて 実質 事業者は費用負担ゼロで診断が 受けられるようにしながらゼロ カーボンを促していくというような 取組になってございます 周知の広報につきましては 今年度 チラシの作成はもちろんのこと

市のホームページへの掲載や 我々 産業部局で発信しております事業者 向けの企業支援メールマガジン での複数回での御案内 kishi-bizで の相談者に対する御案内のほか 岸和田商工会議所と一緒に旧産業会館 で省エネ脱炭素経営支援セミナー というのを主催 共催しまして そ ちらでのprなども実施したところ でございます 今年度は残念ながら1件の御利用 にとどまってございますので 引き 続き来年度以降 より利用を促して いくためにも 内容を充実して取り 組んでまいりたいと考えている ところでございます 充実の内容としましては 診断を 受けていただく費用に加えて 診断 の結果 測る設備の導入について も一部費用負担して補助していく というような取組を考えてございます 主には蛍光灯のled化とかという ようなことになるかと思います けれども そういったものに対して 事業費の2分の1 50万円を上限に 補助しようということで 拡充して いく予定にしてございます お尋ねの来年度の周知につきましては 今年度の取組と同様に 岸和田商工会議所 にはまださらに御協力を願って 岸和田商工会議所の会報である 所報の中にチラシを同封いただく ことを既にお願いしているところ でございますし 加えて 地域の 金融機関 銀行にも御協力いただ いて周知を図っていきたいと考えて ございます

大阪府における省エネ診断等を 利用された事業者のアンケート 結果などを見ますと 知ったきっかけ とか これを導入しようと思った きっかけの上位に金融機関からの 紹介があったというようなアンケート 結果もございましたので こうい ったところ 知恵を借りながら周知 に努めていきたいと考えてございます 友永修委員 今年度は事業内容の拡充が図られて おります 診断を受ける補助に加えて その 診断に基づいて事業者が省エネ に取り組むための補助にも拡充 が図られました 昨年から1歩2歩と踏み出し 発展 させての企業経営支援事業になっている ことから 期待するところであります 対象となる事業者の認識をどのように 高めるかが鍵と言っても決して 過言ではございません 今般は金融機関から紹介という 点に注目されたようであります 今年度の展開に期待したいと思います 本年度は予算規模から想定すると 10社程度かと推察しますが 具体的 目標をお示しください 上東束産業政策課長 来年度の目標でございますが 御 指摘のとおり まず診断は少なく とも10件は受けていただけるように 目指していきたいと考えてございます 加えて 今年度の追加メニューであります 診断の結果に基づく設備投資 設備 を導入いただく企業については 他市の事例が 堺市や松原市など でも同様の事例がございますの で そちらの実績なども見た上で

判断させていただいております が 同じように10件程度の導入が 図られるということを目標に取り 組んでまいります 加えて これとは別に 省エネで はないんですけれども太陽光パネル の設置 これは再生可能エネルギー になりますが 太陽光パネルの設置 についても別枠で1件確保させて いただいて 合計で11件の設備導入 の目標を掲げて取り組んでまい ります 友永修委員 ぜひとも掲げた目標の達成を目指 し 鋭意努力していただきたいと思 っております 繰り返しますが 本市が取り組む ゼロカーボン達成に向けては欠 かせない 言わばその裾野を広げる 取組であると考えております 昨年度と同様の結果とならない よう担当部局の奮闘に期待し この 質問を終わります 京西且哲委員 私も企業立地促進事業について お尋ねします 総括質問で答弁いただいたんですが ちょっと足りなかったところから 入っています 工場とか大企業の誘致には もろもろ 土地の確保も含めて 予算規模も 大きいし 中長期の戦略であると しかし 事務所 オフィスについて は もう少し短期間での働く場所 の確保ができるであろうという 中で 企業誘致と同じく 支援する

中で 一定 オフィスの集積場所 エリアを指定すべきではないか という質問を投げたつもりだったん です そこは答弁なかったんですけれども ここから入っていきたいと思うん ですが この点はいかがお考えでしょうか 上東束産業政策課長 総括質問でもお答えさせていただ いたとおり 工場の誘致をこれまで 取り組んでまいりました 一定 成果を上げて 年間億単位 で増収にはつながっているところ でございます また 雇用も当然拡大していると 理解してございます 工場以外にオフィスの誘致も同じ ように図っていくべきではない かという御質問に対して そういう ことも必要であるということは 市長も含めて御答弁させていただ いたところです 実際にやっていくに当たりまして 今の御質問は 場所を限定して 特定の 場所に集めていくほうがより効果的 ではないかという御質問ですの で 私も現在ではそのように感じて ございます これから先進事例等々を調査させて いただいて より本格的に研究を 進めてまいりますけれども 一定 単にオフィスが立地すればいい ですよと 補助金出しますよという ような制度ではなしに おっしゃ っていただいているような集積 させていく 集約していくという ようなことも政策的に取り組みな がら 目的に設定しながら検討して

いきたいと考えます 京西且哲委員 エリアを指定するもう1つの目的 の中に やっぱり支援制度をつくる とすれば 一定 どこでもどうぞ ではなくて この地域であれば市 の政策的な戦略として位置づけ しやすいという側面があると思 うんですが この点については支援制度 の整備と 今おっしゃったような 集まってくるオフィスで働く方々 の交流の場ということを考えた ときに エリア指定はどうなんですか 具体的に進めていかれるのか 必要 と考えているのか その点はいかが ですか 上東束産業政策課長 答えとしては そのように考えて ございます 今おっしゃっていただいたように 誘導 集積するということで 本 市が抱えている市街地の中での 課題解決にもつなげてまいりたい と考えますし また 集約すること で新たな知恵なり人なりも集まって きますので 効果も生まれてくる と思いますので 方向性としては そういうことも当然必要であろう と考えてございます くどいようですけれども 最終的 にはこれから研究していきます が あとは実務的にどうなのかも 踏まえて 実際にはこれから詳細 について検討していきたいと思 ってございます 京西且哲委員

その実務的というのはどういう 意味なんでしょう もう一回そこを教えてもらえませんか 上東束産業政策課長 考え方として 例えばここに集める といったときに そこが本当に適切 なのかはもちろん必要ですけれども そのエリアを例えばどう規定する かとか 規定できるのかということも あるかと思います 単純に駅から半径何キロメートル とか 南海線より上とか下とか そういう 規定ができるのかということと その目指したい 集積させたい場所 に限定していくこと 誘導していく ことができるのかという意味で 申し上げたんですけれども それ も含めて全然勉強不足なもので まだまだこれから研究していき たいと思います 京西且哲委員 要は 役所的にまだその辺の条件 の整理ができてないという意味 ですね 分かりました 他市の事例とか先進事例を見る と 割と駅周辺とか 例えばうち で言うと昔からあるトライアングル ゾーン的なエリア こういうところ が一定 働くとして便利なエリア になっているのかなというイメージ はあるんです 一般的に言うように 商店街の活性化 とか 商業施設の活性化とか こう いったことが浮かんでくるんです けれども 岸和田市のそういうエリア もだんだんと時代とともに変化 してきています

トライアングルゾーンと言われる 中もいろいろとニーズが変わって きて 昔はにぎわっていたけれども 今はちょっとなみたいになっている と思うんですが 一定集積させて いくという意味では利便性のいい ところ いろんなものがそろっている というのか 例えば建物も含めて すぐにでも活用できるようなエリア だと私は思うんですが この辺 何か 具体的なイメージが まだかなと思 うんですけれども 持てるかどうか いかがですか 上東束産業政策課長 より具体的にということですが 現在は決まっていません ただ 今おっしゃっていただいた ように 地域の課題でもあります し 我々の産業振興上の課題でも ある 例えば商店街とか もしくは トライアングルゾーンとおっしゃ っていただきましたけれども 今 で言うところの中心市街地について は 当然そういう課題が今でもあります ので その課題解決にもつなげてい くようなオフィスの誘致と 雇用 の創出も 複数の政策目的を持って 取り組むべきだと思いますので 当然そういうところが対象になって くるのであろうと考えるところ です あえて申し上げると 既成市街地 の中ででも オフィスが適するような

立地条件 あるいはロケーション といったときに また若者が働き たいと思うオフィスを誘致しよう と考えたときにはそういうロケーション も大事になってきますので これは 本当に例えばですけれども 岸和田カンカン ベイサイドモールのような場所 について 岸和田カンカンベイサイド モールの建物はもちろんございます けれども できるか分かりません まだまだスポーツドーム跡地も 含めて未利用地もございますの で ああいった場所での誘導 立地 集積が政策目的にもかなってくる のかなと思います 京西且哲委員 企業活動をしていく上で 例えば 岸和田カンカンベイサイドモール という言葉が出たので あのエリア であれば浪切ホールもあって 例えば 浪切ホールで展示会ができるとか 国際会議ができるとか 会議室を 併設しているとかが オフィスです からその中で会議ができるかと いったら多分できないでしょう し 商談できるかといったらしにくい かも分からない そういったことを考えると 既に 整っている施設を十分活用できる 場所になるのかなと思いますし 以前から言っているようにit系 とかとなってくると どの企業も そうなんでしょうけれども やっぱり 通信の環境とか そういった意味 で早急にその辺のエリアのイメージ

を固めていただきたいと思います ので よろしくお願いしておきます それと 以前も課長とも話をした 中で出ていた話で kishi-bizとか 創業 をしようと思っている方が相談 に来たときにどうしていますかの 話の中で 特に 創業されるなら この場所でいい事務所があります よみたいなことが 多分今されていない ということで 来られる方はどこで どういう事業をしようということ を持ってこられているので なかなか そこまではできてませんという 話だったと思うんですが 今後は 創業される方 あるいは事業展開 を拡大なり事業変更 何か考えて おられる方 そういう相談があった 場合には できるだけそういうところ へ誘致ができるような形で集約 していくほうが もうちょっとにぎ やかになっていいのかなと思っている ので そんなこともぜひ頭に入れ ていっていただきたいと思います それともう1点 先ほど藤原委員 の質問の中で出ていた実証実験 今回拡大していくということなん ですけれども これも総括質問のとき にちょっと触れましたが 国が進 めている実証事業 国の政策で考えて いる地域での実証事業もたくさん あります ですから もちろん地域なり企業 でぜひ岸和田で実証事業をという

ものと併せて 国が目指している 地域課題の解決のための実証事業 みたいなものがうまくつながったら もちろん市の支援もありますし 国 府からの支援も頂ける可能性 はあると思うので ここはやっぱり しっかりと研究していっていただき たいと思っています この部分については 本会議の総括 で話しましたように 波積副市長 の出番だと思っているので 特にさっきもありましたけれども 農林水産省が本籍なので スマート 農業なんかも以前 岸和田の丘陵 地でスマート農業をという実験 をされたこともありますし 今既に クボタが実験されています こんな意味で 国が目指すスマート 農業とか いろんな事業系も含めて あると思うので そこはぜひ連絡 というか 庁内でしっかりと情報共有 しながら進めていただきたいと思います この点 短く 波積大樹副市長 ごく短く話をしますけれども それ こそスマート農業なんか 私自身 も実際の責任者として関係した こともございますので そういう ことも含めて 岸和田市として各 部署がやりたいということがあれば 私も間に入っていろんなところ に まさに媒介者としてしっかり と役割を果たしたいと思います ので いろいろと御支援いただけ ればと思います 京西且哲委員

これはもう全庁的に取り組まない と駄目だと思います 農業だけじゃなくて全てに関わ ってくる話ですし 国が考えている 実証事業とか 特区のエリア指定 とか いっぱいあると思うので そこ はぜひ先々取り組んでいただき たいと思います ぜひ産業政策課もよろしくお願いいたします 次 城周辺整備計画推進事業について お尋ねします 最初に 現在のこの計画はどんな 状態になっているのか御説明ください 井上江美観光課長 岸和田城周辺地域は 第1次計画 第2次計画と石畳と淡い街灯まちづくり 支援事業によって 平成26年3月までに 一定のハード整備が終了した状況 でございます その後 平成27年2月に 庁内の会議 体である岸和田城周辺整備計画 連絡調整会議において 庁舎建て替え の方向性と併せて検討すること とし その後 現在まで個別課題 については関係課との間で協議 を行ってきたところでございます 京西且哲委員 平成27年に具体的な動きが止ま っているということで しかし毎年 予算計上はされているんですけ れども 先日ちょっと話をしたとき には 整備自体はもう基本的には 終わっているという中で この事業 残ったままなんですが 今後どんな 形で進めていかれるのか どういう お考えなのか教えてください

井上江美観光課長 今年度 岸和田城天守閣耐震対策 基本計画を策定いたしまして 多聞 櫓 隅櫓 櫓門及び二の丸広場観光 交流センターの一部へ城の展示 収蔵機能を移すことといたしました それには各施設の整備も必要になって こようかと思っております また 先ほどから委員御指摘いただ いていますとおり 城周辺は地域資源 を生かした観光と交流の環境づくり の実現が求められておりますの で 今後必要となる機能やその活用 方針について 専門家も交えた整理 が必要と考えておりまして 令和 6年度につきましては附属機関であります 岸和田城周辺整備計画検討委員会 を1回開催する経費を計上させていただき ました 令和6年度は 岸和田城周辺施設 の現状と課題を整理するとともに 城周辺の面的な活用に向けて その 方針を委員会において検討して まいりたいと考えております 京西且哲委員 検討委員会を開く予算ということ で 検討委員会を開いてこの地域 内にある施設の活用を面的に考えて いくという答弁であったかと思います その答弁から この地域内 エリア 内には歴史的な施設や重要な施設 が幾つかあります その中でメインとなるのが五風荘 や自泉会館で もちろんお城もそう なんですけれども 指定管理として 出している施設があります 1つは五風荘

それと 指定管理ではないですけ れども 以前から歴史的な位置づけ であった元睦会館 この辺の施設なんですが 1つは 五風荘 指定管理が始まっています けれども 当初提案のあった企画 自主事業の内容が十分に履行されていない というものがあると思います 令和2年に指定管理のモニタリング の会議に私も出ましたけれども 幾つか指摘されておりました こういう部分についても検討委員会 の中での議論となるのかどうか 分かりませんが こういったところ が当初の計画どおりに出来上がって いない中で これも置いたままい くのかということなんです まずこの点はいかがでしょうか 井上江美観光課長 まず 五風荘についてでございます けれども 指定管理の期間は令和 元年度から10年間になりまして まだ半分残っている状況でございます いろいろ過去の資料を確認しました ところ 現状 今までの間で 例えば 庭園の整備とかライトアップとか お城まつりでの八陣の庭のライトアップ とか 城下町サミット実行委員会 との連携事業とか 実施できたもの も多数ございます ただ 委員御指摘のとおり 五風荘 の復元計画 いわゆる滝の復元は 一部実施できていない状況でござい まして この点につきましては現 指定管理の問題でございますの で 引き続きこれからも事業者に

進捗を確認しながら 実施できる ように努めてまいりたいと考えて おります 京西且哲委員 滝の復元とか 茶室の活用とか 五 風荘の中での芸能的な事業 こういう のが令和2年には指摘を受けてい ました だから こういう当初の事業者から 出された企画 自主事業をそのまま 実行せずにいくというのはあまり よくないし もちろん指定管理の 選定の時点で他の業者もいらっしゃ ったわけで そこに対する不公平 感も出てくると思うので それも ぜひしっかりと協議を進めていって いただきたいと思います 次に 元睦会館なんですが これも 以前から話をしていますが 当初 出された企画提案が2回 3回と延長 されて 現在も出された計画の履行 がまだ見えていない状態です これは指定管理ではないんですが 庁内の選定委員会で選定されました これも単独ではなくて 複数の応募 があった中での選定委員会で選 ばれた業者なんです 特に市民の活動の場をつくるとか 城周辺に飲食の場を提供するとか という提案があったと思います この点も未解決のままで残って います これも今後 検討委員会の中での テーブルへ上げて進めていくという 話になるのかどうか この点の対応 は今後どう考えておられますか 井上江美観光課長

元睦会館につきましては 御指摘 のとおり パンパリーは開業しております けれど 本宅のほう 既存建物の ほうはまだ改修が終わっており ません 今まで おっしゃるように3回の変更 の経過がございました 3回目はこの令和5年度末 令和5年 4月4日付の文書で 事業者に対し 公募時の事業内容を変更する場合 は令和5年度中に計画変更の提案書 を提出してくださいということ で 通知を差し上げているところ でございます 今月末までには一定の方向性が 示されるものと考えております ので それに基づいて城周辺整備計画 についても考えていきたいと考えて おります 京西且哲委員 常に事業者との協議は進めていただ いているというのは理解しました 社会状況の変化もあってという ことが過去にも理由として来てい るんですけれども しかしそれは それとして 対応できる内容で 提案 された内容にやっぱり近づける ような形での事業展開をぜひお願い していただきたいと思います でないと 城周辺の計画が 庁舎 の方向性に合わせて進めると言った まま 庁舎の問題がなかなか進まない ので これも併せて止まったままに なっています 個々に施設ごとに展開はしてい るんですけれども これも中途半端

な形で終わっているので そんな 中でその施設を活用していく協議 を始めるにしても 100%の展開に はならないと思うので そこはぜ ひ早急に詰めていただいて 進めて いただけるように努力をお願いいたします 井舎英生委員 それでは 岸和田城の関係で質問 しますけれども その前に 私は この地域は非常にポテンシャル のある 価値のあるお城公園の一 帯だと思います そういう観点から この前 岸和田 の誇りを取り戻す 岸和田城と心 技館というタイトルで総括質問 しました もともと私はこの周辺は 今の庁舎 の場所も含めて 全てお城公園として 将来 お城park-pfiを視野に入れた ほうがいいと考えています それを前提に 今回2つ 岸和田城 について質問します まず 251ページの岸和田城指定管理 事業なんですけれども 順番を間違えていました 247ページの企業経営支援事業です 247ページのほうから御質問され ますか 井舎英生委員 はい これはkishi-bizのことなんですけ れども そもそもkishi-bizは何年度 から始まって センター長が何人 替わられたのか

それから 岸和田ビジネスサポート 協議会があるんですけれども それが 今 誰が会長になっておられるのか ここから教えていただけますか 上東束産業政策課長 企業経営支援事業のうちの お尋ね のkishi-biz 岸和田ビジネスサポートセンター についてでございますが 開始の 年度は 令和元年度に設置に取り かかりまして 実際開設になった のは令和元年度末 令和2年2月でございます 今年度末まで 都合5年間実施して ございます センター長についてですが 現在 で2人目になってございます ほかにも専門のアドバイザーも 配置する予定だったんですけれども これはいずれも実際の配置までは 至らなかったというところでございます 3つ目の kishi-bizを運営する岸和田 ビジネスサポート協議会でございます けれども こちらは本市と銀行4 行と共に取り組んで設置してございます が 互選によりまして岸和田市が 会長になるということで 今は魅力 創造部長が岸和田ビジネスサポート 協議会の会長になってございます 井舎英生委員 kishi-bizは もともと静岡県富士宮市 のビジネスサポートセンターが その起源と理解しておりまして 岸和田もそれで新しいことをやろう ということだったんですけれども いろんな事情があるんでしょう が 今回もそうなんですけれども センター長が途中で交代された

り それから国からの支援なんかも 今度なくなったりというような ことで いよいよ 私が当初から ちょっと懸念していたことが現実 になってきているんじゃないかな と思います 岸和田ビジネスサポート協議会 の件 今 岸和田市から毎年何千万円 かこの協議会への負担金が出てい ましたけれども 結局それは岸和田 ビジネスサポート協議会の会長 が市の部長だったということが ありまして 途中で私 それはおかしい だろうということで 岸和田商工会議所 に担当してもらう時期が1年ぐらい あったと思うんですけれども そういう お金の流れ 不正をやっているということ を言っているんじゃなくて 岸和田 ビジネスサポート協議会の運営 がやっぱりちゃんとできてないん だろうなと思いました それから センター長もよく交代 されて 定着しにくいということも あって そろそろこれは今年もう やめたほうがいいと 私は反対の立場なんですけれども そういう立場でお話ししているんです が 特に岸和田ビジネスサポート 協議会の問題はあまりよくない と思うんですけれども いかがでしょうか 上東束産業政策課長 最後の御質問ですが 岸和田ビジネスサポート 協議会の運営上よくないという 御質問ですが 会長を市の行政職員 である部長が担うことがよくないん

だという御指摘だと捉まえてございます が 岸和田ビジネスサポート協議会 はあくまで任意団体でございます 任意団体の中で各参画機関である 銀行等も含めて 運営については 公開しながら担ってございます 委員会の委員の中で 互選で岸和田市 が担うことと同意を得てございます ので その中で岸和田市として誰が 担うのかと 我々所管している部 局である所管部長が担うと決定 してございます 井舎英生委員 以前は 私がそれを指摘させていただ いて 岸和田商工会議所に会長を 替わってもらったと思うんですけ れども それも1年ぐらいでまた 元に戻ったということなんですが 率直に申し上げて 岸和田市から 出している 魅力創造部から出している 予算を魅力創造部の部長が会長 をしている岸和田ビジネスサポート 協議会が受け取って それでやって いくというのは やっぱりすっきり しないと思うんです そういう観点で そういう関係は今 年度でもうやめたほうがいいと思います それに何かございますか 井舎委員 それは御質問よりも御 意見と受け止めてよろしいでしょうか いいですか 井舎英生委員 はい それは意見として申し上げて この テーマについては終わります では 次 お願いします 井舎英生委員

その次に 市内丸ごとラボの件ですけ れども 実は私 4年前からずっと やっておられるということを全然 知りませんでした あまりこれが芳しくないということ のようですけれども このpr方法 募集の仕方はどんなふうにされて こられたのか教えてくれますか 上東束産業政策課長 令和2年から取り組んでおります 市内実証事業の丸ごとラボ事業 でございますけれども 市のホームページ はもちろんですが 岸和田商工会議所 においてもこれを周知いただいて います ほかには 大阪関西万博の絡みで 日本国際博覧会協会が実施しております 共創パートナーにも登録させて いただいて 万国博覧会のホームページ にも掲載されてございます そこを経由してお問合せなんかも 多数頂いているところでございます ほかには 大阪スマートシティパートナーズ フォーラム等でも周知を図って いただいてございますし つい先般 市長も出ていただきましたけれども いろいろなシンポジウムとか 大阪 関西万博関連のシンポジウムも 含めて そんな中でも周知を図ってきた ところでございます 井舎英生委員 現在 幾つかのラボが実証実験中 なんですか 今年 何ラボぐらい動いているん ですか 上東束産業政策課長 全て実証は終わってございまして これまで4つの事業が実施されて きました

例で申し上げますと ドローンを 使って市内の公共施設である橋 道路の橋梁 橋の裏側を撮影して 点検するような実証事業などを 行ってきたところでございます 井舎英生委員 橋梁のメンテナンスのやつは 実証 じゃなくても ほかでも既にやっている と思うんです やはり私感じるのは 補助金の100万円 ですけれども これは公金ですし もうちょっとprを工夫してもらって 広く情報発信して 応募が多くなる ようにもうちょっと工夫していただき たいと思います これでこの質問を終わります 続きまして 先ほどのお城の件なん ですけれども 天守閣は今 指定管理 に出しておられると思うんですが 以前から気になっているのは 何年 か前もちょっと意見を言ったん ですけれども 観光客が月曜日に 訪問したり 閉まっているということ で残念ながら帰るとか それから 開館が平日でも10時からで 観光客 ががっかりして帰られるのをよく 見受けるんです だから 公民館じゃないんだから 観光施設なので やっぱり月曜日 は開ける それから最低9時から 開けるとすべきだと思うんですけ れども いかがでしょうか 井上江美観光課長 全国城郭管理者協議会の会員と なっております50の城郭について

確認いたしましたところ 年末年始 や季節によって開場日や時間を 調整しているところはございました が それ以外は無休で午前9時から 開場している施設が多い状況で ございました 岸和田城については 他城とは違い 八陣の庭もございます それらを活用してにぎわいの創出 に努めていく必要性も 我々 認識 しているところでございます 本施設については 令和8年度まで を現指定管理期間としております 開場日や時間を変更するとなった 場合 指定管理者の人員の確保など 体制に大きく影響を及ぼすこと また庁内調整も必要であること から課題も多く 検討には一定の 期間が必要でございます 検討の結果 様々な調整がついた 場合には 開場日の変更の手続について 進めていけるものと考えております 井舎英生委員 特に海外からの観光客は 日本の 習慣 公民館が月曜日休みとか そんな ことは全然関係ないですから 年中無休 で 全国ほかの天守閣と同じような 運営方法がいいと思うんです 検討する余地って 考えることは 必要ないと思うんですよ すぐできることだと思いますから 開けるために 年中無休で9時から するために調整するという姿勢 で臨んでほしいんですね だから 調整できたら開けますじゃなくて 岸和田城の天守閣は財産ですから

特に海外からの観光客は最近でも 多いですよ 関西国際空港から大阪に向かう ときに 唯一電車の中から見える のは岸和田城です これは非常に価値がありますから ぜひ 来年度実施できるように今年中に すべきだと思いますけれども いかが でしょうか 井上江美観光課長 繰り返しにはなりますが 岸和田 城については他城の状況等を考えた 上で 庁内調整を図ろうとしている ものでございます 現状の指定管理者との協定は原則 で尊重すべきものであると考えて おりますので 指定管理者との協議 等には一定の期間が必要でございます 人員の確保も含めて一定の時間 が必要でございますので 期日について お約束できるものではございません 井舎英生委員 私も指定管理者に市民の声として 希望を伝えたいと思います 次に質問します 岸和田城耐震化等整備事業に関 連してなんですけれども この事業 でバリアフリー化するということが 決定しているようなんですが 岸和田市 はこなから坂の看板に掲げてある ように 障害者福祉都市宣言をして いるんですね だから これにふさわしく 障害者 をお城の向こう側に 玄関じゃなくて 八陣の庭の普通の人が上る入り口 から障害者も入れるようにしてあげる べきだと思うんです 差別する 区別するという感覚は ちょっとおかしい

せっかく障害者福祉都市宣言して いるんですから 新しい城の観光 の目玉として それは非常に有名 になると思うし いいことだと思 うんです 障害者を区別するという考え方 が受け入れられないと思うんですが いかがでしょうか 井上江美観光課長 バリアフリー化の考え方につきましては 先日事業常任委員会において御 報告させていただいたところでございます 障害者を区別するというような 認識は一切持っておりません 八陣の庭から見えるところに階段昇降機 を設置することは 文化財保護法 による現状を変更する行為となり まして 文化庁長官の許可を受ける 必要がございます 令和4年10月に 現地において文化庁 の調査官から 八陣の庭から直接 見えない位置であれば 景観にある 程度配慮した形で階段昇降機の 設置は問題ないという回答を頂 いておりますので 見えるところ の位置であれば設置の許可を得る ことはできません 現状 天守閣の入り口は西側の1 か所でございますけれども 車椅子 を御利用の方を含め 全ての来場者 に安全に入場していただけますよう また利便性の向上の観点からも 東側の入り口として整備してまいり たいと考えております 井舎英生委員 今いろいろとお話を聞きました けれども それはまずいと思います よ 障害者を区別せずに 誰でも幸せになる まち それが岸和田ですよ

そのキャッチフレーズを捨てて 障害者は正面から入れませんと そんなことはおかしいんじゃない ですか 井舎委員 今 課長からは文化庁 にも問い合わせてお答えを頂いた ということが伝えられましたの で そのところは御了解いただき たいと思います 井舎英生委員 ちょっと付け加えますね だから 文化庁からの許可が出れば いいということなので ぜひ文化庁 へ訪問して 事情を説明して納得 してもらって 許可をもらってほしい 文化庁は京都ですから 私も文化庁 へ同行します だから 私も 市民からも頼みます から 市長も行っていただいたら いいと思うけれども いや これ 大切なことですよ いや 全部聞いた上で 理解した 上で言っているんですよ そういうことで 私も文化庁に行き ますから ぜひ いや そんな区別しますか 井舎委員 区別という言葉はいい言葉 ではありませんので 井舎英生委員 何と言うたらいいんですか 区別というよりも 井舎委員の思い は皆さん一緒で 福祉のまちという ところで受け止めております

そのようなお答えを頂いたと思います ので 質問はそれでおいていただき たいと思います 井舎英生委員 とにかく文化庁に行って 許可を もらいましょう 私も行きますから よろしくお願いします 田中市子委員 247ページの企業立地促進事業について お尋ねしますが 市内丸ごとラボ 実証事業について 何人かの委員 からもお尋ねがあり 内容等について は理解しましたので その上で少し 質問したいと思います 先端とか先進的な新しいビジネス を岸和田発で生み出そうという 取組は理解できますが 中小事業者 や小規模事業者 個人事業主など にとってはハードルが高く 取り組み にくいのではないかと考えます 市内事業者のデジタル化やdx化 も目的とするならば 日々の経営 に苦心しておられる事業者に対 しても事業継続に向けた行政支援 となるような取組も併せて実施 していただきたいと考えますが いかがでしょうか 上東束産業政策課長 丸ごとラボ事業は市内の事業者 ももちろん適用いたしますので ぜひとも積極的に御利用いただけ ればと思いますが 一方で 御質問 の市内のさらに中小の事業者 なかなか そこまで取り組めない事業者への 支援をという御質問でございます が 予算書の同じ247ページになります が 企業立地促進事業の少し上に 企業経営支援事業というところ がございます

この中に補助事業としまして がんばる 岸和田 企業経営支援補助金という メニューも計上させていただいて ございます これは令和2年度から取り組んでいる 事業でございまして 主に市内の 事業者のデジタル化促進に向けた 支援助成の制度になってございます 発端は コロナ禍の中で非接触とか 新しい生活様式に対応できるように というところから 臨時交付金など を活用して市内の中小企業者の デジタル化とか事業の転換 場合 によっては再構築も含めて あるい はもともとの事業の継続に向けた 取組を支援して 実施してきた事業 でございます 来年度も引き続き継続して実施 すべく計上させていただいてございます ので この中でしっかりと支援は 続けていきたいと思ってございます あわせて 先ほども別の委員から も御質問ありましたけれども 中小 の事業者についてもカーボンニュートラル とか地球温暖化への対応も当然 これから迫られてきますので そう いった先ほどの御報告させていただき ました省エネ対策の診断の補助金 なんかも がんばる岸和田 企業 経営支援補助金の中のメニュー に加えていきながら 拡充 充実 させながら取り組んでいるところ でございますので 引き続きこれ らを通じて中小事業者の経営支援 をしっかりと担っていきたいと 考えてございます 田中市子委員

デジタル化とか省エネ化に向け て 現在 個人事業者 中小事業者 への支援メニューがあるという ことは理解できました これはこれで大事なことだと思います しかし コロナや昨今の物価高で 痛んでいる小さな事業者にとって は そういった支援だけでは十分 とは言えません 今回 補正でトラック事業などに 予算もつきましたが 本当に大変な 状況にある事業者への支援 事業 が継続できるような支援もまた 引き続き検討していただくことを お願いして 私の質問を終わります 昼馬光一委員 予算書247ページ 企業経営支援事業 について質問いたします kishi-bizのセンター長がお辞めになる ということで 相談体制が縮小と なると伺っておりますが 既存の 相談者への対応はどうするのか お答えください 上東束産業政策課長 総括質問でも別の議員に御答弁 させていただきましたが 来年度 以降 kishi-bizにつきましては一部 縮小しますけれども 翌年度以降 令和7年度以降の新たな体制の再構築 に向けて検討を進めながら継続 していきたいと考えてございます その間 来年度 危惧いただいて おります既存の相談者への対応 はどうするのかでございますが 現在もやはり相応の相談がkishi- bizには寄せられてございますし 引き続き相談対応しているところ

でございますので これらの相談 いただいている事業者には不安 を与えないように 引き続き対応 できるような体制は最小限取って いきたいと考えているところでございます 令和6年度 来年度につきましては 結果的に常勤のセンター長は委員 御指摘のとおり不在になります ので 常勤のセンター長は置かず に 開設の日数はちょっと縮小になります が 今御協力いただいている専門 アドバイザーであるクリエーティブ マネジャーに これは大東ビジネス 創造センターd-bizのセンター長 になりますけれども 引き続き御 協力を賜りながら 既存のitアドバイザー などの御協力も得ながら あるいは 国の支援機関や岸和田ビジネスサポート 協議会に参加いただいている金融機関 からも専門家を派遣いただくな ど 活用させていただきながら 何 とか相談体制は続けていきたい と考えてございます 具体的に申し上げますと 来年度 は 今が週5日のところが恐らく 週2日程度になるかと思います 加えて この体制で御協力を得られる 中であとどれだけ開設日数を増 やせるか 今鋭意調整しているところ でございます あと 必要に応じてitアドバイザー もそのまま1名配置させていただきます し 現地スタッフとしての受付事務 などを担うスタッフにつきましては 私ども産業政策課で担いたいと 考えてございます 昼馬光一委員

大東市のセンター長に来ていただく ということを聞いているんです けれども より経費の削減と考え ますと オンラインでの相談や 直接 大東市に行っていただくという のも1つの手だと考えますが いかが でしょうか 上東束産業政策課長 御心配いただいていますとおり 事業者の継続相談にはしっかり 対応させていただきたいと考えて ございますので 今御提案のありました オンラインの対応も当然検討して ございます 大東市のセンター長が 向こうの 業務ももちろんありますので こっち に来られる日は限られますので ただ 向こうの業務で空いている 時間で対応いただける分について は オンラインの対応も御協力を お願いしているところでございます 直接大東市に行ってはということ でございますけれども これはなかなか 難しいと思います 岸和田市の事業者が向こうに そこ そこ距離がありますので 実際に 行っていただくというのはかなり 負担もありますし 何よりも大東市 の予算で事業をやっていますの で 向こうの場所を借りてやるという わけにはいかないと思いますの で そこはさすがに無理があるかな と考えてございます 昼馬光一委員 続きまして テナントの賃料について お伺いします 予算常任委員会ですので 仮に現在の 場所を解約した場合の違約金と

契約満了までの費用比較並びに 交渉の状況について御説明ください 上東束産業政策課長 現在のkishi-bizは岸和田カンカン ベイサイドモールのウエスト棟 に設置してございます 来年度も引き続き現地で設置して いきたいと考えてございますが 現在の契約は岸和田カンカンベイサイド モールに賃料として支払ってございます 月で税込み23万1000円 年間で277万円 強になります 併せて 敷金として6か月分の126 万円を預けてございます 契約期間はあと2年間残ってございます 令和8年3月までの契約になって ございます 委員御指摘の解約した場合の違約金 等のお話でございますが もちろん 中途解約もできるんですけれども 今の契約上 解約した場合は残存 の契約期間 2年間の賃料全額と 敷金相当額を一括して納めること になってございますので もし今 今月末で解約した場合で試算します と 約630万円の解約料が必要になる という計算になってございます ほかには 改修してございますの で 現状の部屋の中を原状回復費 として100万円から200万円程度必要 であると見込んでございます 中途解約の場合でも結局のところ は借り上げと同じお金がかかり ますので 少なくとも来年度1年間 は同じ場所で借り続けて 来年1年 かけて検討するkishi-bizの再構築 の中で新たな体制を検討する中で 設置の場所についても決定して いきたいと考えてございます その上で 来年もう1年借りる前提 で先方と今相談中でございまして

今のところ来年もう1年借りるということ であれば 敷金相当額の支払いの 免除 要は126万円の没収になるんです けれども これを免除していただく ということと 併せて原状回復費 についても免除もしくは減額して いただく方向で現在調整中でございます 昼馬光一委員 なかなか厳しいと思いますけれども よろしくお願いいたします 最後に 答弁は結構ですので 意見 だけ申し上げます 私も今も細々と商売をやらせて いただいています 商売人として思いますが 本当に 経営改善したいと考えている経営者 であれば 費用を払ってでも相談 してよいと考えると思います 費用対効果を考える上で kishi-biz 事業を継続するなら 適切な価格 は難しいですが 無料はちょっと いかがなものかなと思います それと 行政が商売といいますか 商売は金もうけと思っているんです が そこに関わっていくというの もいかがなものかなと思います また 今までの相談を引き継いで いくのであれば 本市ではkishi-biz の経営相談以外にも様々な相談 があります テナントの解約が難しいのなら 解約までの間 一部の各種相談を 岸和田カンカンベイサイドモール で行い 場所と設備を有効に活用 することも一案かと考えます

また kishi-bizを継続するというの であれば やはり岸和田商工会議所 と手を組んで 知恵を借りながら 進めていくのはどうでしょうか 以上を申し上げまして 私の質問 を終わります 河合達雄委員 私で本日最後の質問かと思います それでは 予算書249ページ 観光 振興事業のうち フィルムコミッション 事業についてお聞きいたします 岸和田市のロケ誘致はどんな体制 で行っているのでしょうか また 2023年度の実績とロケ誘致 についてどのようにお考えでしょうか 井上江美観光課長 ロケ支援の体制でございますが 主に岸和田市観光振興協会が行って おりますが 支援の依頼について は観光課にも御連絡いただくことも 多く 人員の面からも両者で協力 して実施している状況でございます 令和5年度の実績についてですが 1月までで テレビについては お 話を頂いた12件のうち9件が放送予定 となっておりまして 支援日数は 21日間でございました また インターネットでの動画配信 等につきましては 6件配信済み で 支援日数は6日間でございました 平成23年に カーネーション が放送 された際には 和歌山大学観光学部 の御協力の下に算出いたしました 観光消費額を中心とした経済効果 は非常に大きなものでございました

また 地域の方との協働という面 からも大きな効果があったもの と認識しております ロケ誘致を実現するためには 本 市の認知度をさらに上げていく ことが必要であると考えております ので 引き続き効果的な情報発信 に努めてまいりたいと考えております また 誘致の機会があれば 規模 にかかわらず逃すことのないよう 地域の方の御理解 御協力の下 進 めてまいりたいと考えております 河合達雄委員 2012年7月 本市の報道発表によれば 直接約3億369万円 間接約1億4024万円 合計で経済効果は約4億7393万円 と 確かに カーネーション の効果 は大きかったと思います 岸和田市への関心も高まり たく さんの観光客に来ていただきました しかし 1回誘致できたとしても それは何年も続くものではありません 協力の依頼を待っているだけで なく もっと積極的に取りに行く 姿勢が必要です 日本におけるフィルムコミッション の先駆けとなった北九州フィルムコミッション が設立されたのは2000年9月で にじ の会としても10年ほど前から本 市における同組織の設立を提言 し続けてきました 北九州市では 2019年度から2022年度 だけで 映画128作品 テレビドラマ

283作品 cmなど269作品の合計680作品 が撮影され ロケ隊の市内宿泊日数 2017年度2万9371泊など 経済波及効果 は2017年度で7億6922万円となって います 市民もまたエキストラや撮影スタッフ のお手伝いとして ロケ弁当を作 ったり 警備をしたり 国の重要文化財 に指定された松本家住宅を貸し 出したり 2022年8月 旦過市場の火災 から復活したミニシアター小倉 昭和館などが協力し 映画のエンドロール に名前が入ることでも 市民の岸和田 愛は増すでしょう 岸和田市の食やスポットなどを 掲載したロケーションマップなど を作成し 積極的にprして誘致すれば 上映された後も聖地巡礼などで 観光客を呼ぶことができます 人員の面はあるかと思いますが 積極的な取組を要望して 私の質問 は終わります 他に質疑はありませんか ないようですので 7款商工費の 質疑を終結します 本日はこの程度にとどめ 予算常任 委員会を散会いたします

3款 民生費
4款 衛生費
5款 労働費
6款 農林水産業費
7款 商工費

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