【御殿場市に伝わる昔話】神場の山の神様 信心深い茶店のじいさまとならず者の物語

[音楽] SBSマイホーム センターストン静岡 昔話すっとん静岡話の時間がやってまり ました案内役のですさて今日はにがあり ます神馬の山の神様というお話ですそれで は どうぞ富士山の東三六神馬の山の神様は昔 から例言あかで遠くは相模の方からもお 参りに来るほど賑わっていまし た月の17日は縁日でこの日は長い参道も 人々でいっぱい [音楽] な商売繁盛無病足さハミをおいしますと きっと願い事が叶いますぞハミをどうかね ハミをどう かね参道の茶ではハを売っています 切 でもの神様にハを能すると願い事が叶うと いうの ですさすがに日がくれれば人気もなくなり ますおゾロ目 だまたいただけだ くそおいよろイカさやってんじゃねえ だろうな冗談じゃねえちんこでどうやって イカ様やるんで言いがれもいいとこだぜへ よおめえは運に見放されたってことだくそ ももいぺんだ何度やってもおめえの負けだ えおめえもうかけるもんはねえんだろうが やめときなそれともまだその懐に玉入っ てるのかいさあそうなら懐からどんと異性 よく出してもらうかいへないんだろおめえ の懐声は分かってるんだぜ何こやろふざけ やがっておおいおいお前さんがいい加減に してくれんかねもうも遅いしそろそろ店を 閉めるで帰って送れてないか ね山の神の参道には茶が何もありました ところが日がくれると気の弱そうな年寄り のいる茶にならず者たちがやってきては 夜通しかけごをするのでした東じいさんの 茶見もその1つですじいさん今なんて言っ た帰って遅れてないかいと言ったのかい 上等じゃねえか文句があるならこの耳に はっきり聞こえるようにもう言って よさ郎という頬がこけて目のくぼんだ男が 兵じいさんを睨みつけまし たえ いえ何にも兵じいさんはガタガタと震えて いましたまあいいやおい平吉そろそろお 開きとするかい ああじいさん明日も来るから な よさ郎と兵吉地は東部じいさんをもう一度 睨みつけると肩を揺らして帰っていきまし たああ

恐ろしいあの2人が来るようになってから というもの他のお客が恐ろしがってこの店 に取りつかないようになってしもうたわ どうしたもんかいの明日も来ると言っとっ たが困った の [音楽] 東部じいさんは重い気持ちでとこに入り まし [音楽] [音楽] たその夜東じいさんは夢を見まし た はなんだ夢だった がなんだいな じっと白い頃もきて赤ら顔で鼻が 高いまるで神社に奉納されている天狗さの お面のような人がわしを見下ろしていた が一体誰だった ずら顔は恐ろしかったが目はなんだかわし を励むしてくれているような気がしたが [音楽] なあれなんだずら今朝は若たように気分が いいわいゆ明と山の神様がわしに力を くださったに違いない今日は月の17日山 の神様の縁日だよし今日こそあのならず ものを叱ってやるとしよう何怖がることは ないわわしには山の神様がついていて くださるんじゃそれにここまで長生きした んじゃあいつらに殺されたって別段悔いは ないし の縁日の賑いも次第に落ち着いて人の姿も まになった頃ならず者のさとがじいさんの 茶見にやってきまし たおいじいさん達しかい揺らせてもらうよ まず酒だけますかねあああんだなあじさん 毎日来てやってるんだ最初の1ぱぐらい ただにしてもいいよ なそうだよなちたまにはいいこと言うじゃ ねえかなさん酒に魚もまずただってことで どう だお前さんがここの神様をしてますかい ここの神様は恐ろしい山の神様ですじゃご 存知かのふんそれがどうした陣馬の山の神 様は家事なんぞは大嫌いなんじゃその山の 神様の目の前でかけごをよなよなやとなる ときっとバチを当てられますにへえじい さん今日は異性がいいじゃねえかどういう 風の吹き回しだえ本当だ一体どうしたんだ じいさん山の神さんだかなんだか知らねえ がバチを当てるなら当ててみるってんだへ そうよそうよ当ててみろてんだその時でし た山の神の森がヒューヒューとものすごい 音で鳴りだしたの です兵じいさんの茶見のとガタガタと揺れ

出しまし た揺れはどんどん激しくなっていき ます ひょ よさ体がかだがしびれてうかな いし 知るかよさ郎は自分の着物の裾を掴んだ 兵吉の手を振りほどいて茶見の外へ 逃げ出しましたとその時です山の神の森の 方から長い白い布がビューっと止まって くるといきなりよさ郎の体に巻きついたの ですそしてキリキリとよさ郎の体を 締め上げて行きます ああく 苦しい苦しいかは 離せ離して くれ白い布はよさ郎の体を容赦なく 締め上げていますよさ郎の鼻と口から血が 流れ出してきました じ 苦しいくした助けて [音楽] くれあ恐ろしや腹駅をたま山の神様腹駅を たま兵じいさんはあまりの恐ろしさに固く 目を閉じて一心に山の神様を祈りまし たやがて辺りが静かになっていることに 気づいたじいさんは恐目を開けてみまし た ああれは夢に出てき たそうです夕べ夢に出てきた白い衣を着て 赤ら顔で鼻の高い人がすーっと宮さんの奥 へと消えていくのでしたああれは天狗様 じゃ天狗様が山の神様のおに入っていった が天狗様はきっと山の神様のお使いに違い ないありがたやありがた や死にかけたならず者たちはなんとか命 だけ助かり方法の手で逃げて行きました そして兵じいさんの茶見に2度とやって くることはありませんでし た 商売繁生無病さハミをお供えしますと きっと願い事が叶いますぞハミをどうかね ハミをどうか ねそれからというもの毎月17日の縁日は 一層者で賑さの茶見もますます繁盛した そう ですすっ飛んお [音楽] しまいただいまの出演は東部じいさん加納 人よさ郎誠中三地水口孝行ナレーション 海川洋子以上SBSラジオ放送劇団そして 音楽杉本連太郎話職ヤでし [音楽] た

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#おじさん雑談 #昔話 #ラジオドラマ

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