【怪談朗読】今も受け継がれる奇習…「美味しいソレ」「見える人見えない」「とある村で代々受け継がれる絆の宴という風習」5話収録【怖い話朗読】【怪談朗読女性/怖い話朗読女性/朗読女性/睡眠用/作業用】

[音楽] [音楽] とある村で代々受け継がれる絆の宴という 風習突然不気味なサイレンの音が村の中に 響き渡っ たうう どこか不安感や少々感をかき立てるような そんな寝と響き だ重ねて若い女性のたどたどしい アナウンスが聞こえて くる村の皆様こんばんはお疲れ様です本日 は皆様に悲しいお知らせがあり ます長らく病の床にふしておられました目 3番地にお住まいの岡田純司さんの奥様で あるとこさんが昨晩23時18分にご自宅 にて亡くなられまし た今年48歳でしたつきましては本日これ より岡田さんのご自宅に行って恒例の絆の 宴を取り行ったいと思いますので村の皆様 のご参加を願います 繰り返し ます誰か亡くなられたんですかライダー スーツに身を包む堀口が目の前に立つかぽ 木姿の老婆に訪ね た老婆はしだらけの顔で後ろを振り向き ながら 言うちょっと表に出てみ なされそれで彼は駄菓子屋入り口の引戸を 開くと言われた通り道に出てみ たまるで江戸時代の街道筋を思わせるよう な古い民家や商店に挟まれた未放送の道 太陽は多分もう西の方へと移動している ようで辺りは首に染まりつつ ある堀口は道の真中ありまで歩き進むと 立ち止まっ たそして振り向くと後ろからつきそう老婆 の顔を 見るすると彼女はあれを見なされと言って 北の方角を指差し た堀口はその方向に視線を やる立ち並ぶ民家や商店の背後に見える 小高い 丘立ち並ぶ民家や商店の背後に見える 小高い かそこを人々が列をなしてぞろぞろ歩いて い た午後の気だるい日差しを浴びながら 重々しい足取りで一歩一歩前前へと進む 面々戦闘には豪華絢爛な今朝をまとった坊 さらしきものが いる小さな対抗リズミカルに打ちおに念仏 を唱えながら歩いて いるその背後には服姿の中年男性が家を胸 に抱き肩を落としながら 続く彼の後ろには黒い学生服姿の少年が

従っていた男性の息子のようださらに後ろ には服姿の男女が数人続きそして最後尾に は1本の長い金棒の真ん中に荒縄で 吊り下げた大きな木の桶を2人の男が前後 で肩に担ぎ歩み進んでい たあれは堀口が改めて振り向き老婆に尋ね た老婆が男たちの行列を眩しそうに見 ながら つぶやくこれからな絆の宴が始まり よるその前になああやって列をなして村の 周りを練り歩くん じゃ最後尾の人たちが運んでいるあの 大きな木の桶には何 が亡くなられたとこさんが白小族を着せ られて入れられておるそうだ今日はあんた もなんかの縁じゃよかったらの うちの並びの一番東にある岡田さん地に 行ってやってとってくださらん かさらに質問を続けようとする堀口をよそ に老婆は念仏を唱えながらまた店に戻って いっ た彼はしばらくの間再び鳴り響く不気味な サイレンの音を聞きながら無言の列を眺め ていたがやがってバイクにまたがると老婆 の夕東に向かって走り出し たそれはとある初夏の日曜日のことだっ たバイク好きの堀口は午後から1人バイク で出かけ た薄曇りの空の下特に目的もなく北へと 走って いるやがて前方につる山々が近づき始め さらに走り進むと山裾の盆地に1個の 小さな集落が見えて くるそこはわずか1kmにも満たない まっすぐ伸びた砂利道沿いにある小さな 集落だっ た彼はその集落内に乗り入れるとその街道 沿いにある一軒の駄菓子合に立ち寄ったの だ 堀口は老婆の言われた通り東に 走るするとすぐ右前方に中の外観を施した 一軒の家が見えてき た彼は門の横手にバイクを止めると降りて みる門両行の兵には白黒の垂れ幕がされて おり玄関に至るまでの途中には机が置かれ ていて数人の証した服の者たちが長文客の 対応をして いる彼は自らの不合な格好に少しその場で 躊躇していたが受付の男性に促されて恐縮 しながらも貴重すると開け放たれた玄関前 に進ん だ広い玄関口は黒い革靴で埋め尽くされて いる彼はその後ろあたりでエンジニア ブーツを脱ぎ廊下を歩き進み奥まった ところにある襖を開けると畳の間に入っ

た室内はかなり広くちょっとしたテニス コートほで ある襖を開けて右手奥には豪華な裁断が 作られてい た真ん中には個人らしき女性の家が飾られ その周囲を白い花がぎっしり埋め尽くして いる裁断の前には症候のための小さな台が 置かれていて数人の者たちがごかに症候し てい た商工代の後方から部屋の真ん中辺りまで は座布団や財necessが生前と並べ られてお さらにその後方には大きめの座が3脚縦に くっつけて並べられて いるそして各々の卓上にはカセットコンロ が1台ずつ置かれていてその上には出し汁 の入った土鍋が乗せられてい た他にも取皿やコップそしてビンビール などが並べられて いる在宅の前にはすでに数人の男女が座り 断捨してい た堀口が型通りに証拠を済ませ早々に退散 しようと再び廊下へと歩き出した時 だせっかくわざわざ来られたんですから ままこっちにどうぞと服姿の年配の男性が 彼の背中に手を回しての方へと誘導 する堀口は丁寧に断ろうとしたのだが男性 の半ば強引な誘いに負けて結局上座の座に 座らされ たその後在宅の前には次々に服の男女が 座り出しいつの間にか全て埋め れるほとんど年配の夫婦らしき男女で皆 思い思いに互いに語り合ったり早々と コップにビールを注いでいる男性もい たなんだこのついは今から宴会でも始まる のかいやこんな場でそんなことはない だろうじゃあ目の前に置かれたカセット コンロやビールは何 だなどと堀口が考えていると左隣に男性が 突然すくっと 立ち上がりそろそろ一向は到着すると思い ますんでもうしばらくお待ちよとみんなに 言うとまたあを描い たすると正面に座る初老の男性がビン ビールを片手にさあさどうぞどうぞ笑顔で 進めて くる堀口が今日はバイクなんでと言って 丁寧にっていると玄関の方からお寺さんが 帰ってこられたぞという声がし たすると座前の全員が一斉に背筋を伸ばし し静かに なるやがって豪華な今朝をまとう住職が 速やかに室内に入ってくるとそのまま座の 一番上座に座った それから家を抱いた男性が学生服の息子を

伴い現れ住職の傍に立つと本日は皆様うち の家内友子の鳥にお越しいただきまして ありがとうござい ます今奥の台所で宴の準備をしております のでそれまでもうしばらくお待ち くださいと言って座るととみんなはまた 互いに話したりビールを飲んだりし出し たしばらくした頃に誰かれともなく カセットコンロに火をつけ 出す小一時間もした頃砲木姿の女性3人が 各々大皿を両手に持って現れると1つの座 に1つ置き始め た大皿には牛だ鹿だかそれとも鳥だか切断 された生々しい赤みや蔵物が天子盛りに 盛られて いる全ての在宅に大皿が行き渡ったところ で再び旦那が立ち上がると喋り始め た全ての卓に大皿が行き渡ったようですの で早速絆の宴を取り行いたいと思います それではよろしくお願いいたし ます旦那の合図と共に大皿の前に座るもの が一斉に膝立ちになると皿にもられた蔵物 や赤みを沸騰した土鍋に次々投入して いく寄せ鍋かそれにしては肉以外の野菜や 豆腐とかがない が降り口が少し奇妙に思いながら見ている と1番上座に座る住職の隣に座る旦那が ある程度煮込んだ肉や蔵物を箸でいくつか 皿に取るとうやうやしく両手で住職に 手渡す他のものはいつの間にか正座して その様を真剣な目で見守ってい た住職はまずその皿を目の前に置きそれに 向かって合唱するとおかに念仏を唱え 始める念仏をあか終えた住職は取皿を 改めて手に持ち中の肉を箸で口の中に 放り込み2度3度噛むと最後には 一言うんうまいとつぶやい たそれを確認したみんなはにっこりと 微笑み頷くと各々取皿を持ち鍋に箸を 突っ込むと煮込まれた肉や蔵物を 入れる降り口は正面に座る初老の男性を それとなく見 た彼は芋虫のような造形の肌色で長い何か を両手で持ってかぶりついているまるで 唐揚げを食べるよう にその隣のおばさんはと言うと餃子のよう な造形の肌色の何かをむしゃむしゃ食べて いるこの辺りから堀口の胸の奥には言いよ のないどす黒い不安感が生じ始めてい たその時だやだ絶対嫌だ旦那の隣に座る 学生服姿のの叫び声が する見ると旦那が箸に挟んだ肉のかけらを こらわがまま言うんじゃないと息子の口の 中に入れようとしているのだが顔を背けて 拒否しているようだっ

た息子は泣き顔でしっかりと口を閉じて おりどうやら本気で嫌がっているよう だすると隣に座る中年の男性が ほれあんたも食べてやってくれやと笑顔で 言って肉や蔵物の入った取皿を彼の前に 置くそしてその中に紛れた白くふやけた 眼球らしきものと目があった途端彼は強烈 な吐き気を催し たう口を抑えたまま慌てて立ち上がりみん のせ弟を振り切って部屋を出るとまっすぐ 廊下を玄関まで走り靴を履いて外に 飛び出し た受付の男性が手渡す土産と称する手さげ 袋をわけも分からず受け取った堀口はその まま逃げるように門を出てバイクに またがるとフルスロットルで街道を走り 出す彼は間に山のブラを抜けると薄暗い1 車線の山道を猛スピードで走り続け た何度目かのカーブを曲がり中腹ありで 徐々にスピードを落としていくと適当な ロカに停車 するエンジンを切りバイクを降りて ヘルメットを脱ぎ軽く深呼吸をした後街灯 のあるガードレールまで歩い たガードレールに寄りかかり暗い谷底から 聞こえてくる川のせせらぎの音をしばらく 聞いていると堀口の心はようやく少し 柔らいで くるしばらくして彼はふとさっき受付で もらったお土産の紙袋のことを思い出し たそれでまたバイクのところまで歩くと 座席シート下にある荷物入れから紙袋を 取り出すそして再びガードレールの街灯下 まで戻るとそこで紙袋の中身を見てみ た中には1枚の便箋と1個の小さな茶金袋 が入って いる便箋には本日個人のために訪れてくれ た礼の言葉の後と無事絆の宴が取り行っれ たことでめでたく個人は皆様と一体となれ たことそしてその感謝の記として個人を 忍ぶ巾着袋を同封しましたのでめください と流礼な毛筆の手書きで記されてい た堀口はしばらくその繊細な刺繍の施され た小さな袋をしげしげと眺めていたが やがって中身が気になり出しその口を閉じ ている紐を慎重に解くと袋を逆さにして みるすると手のひらにポロリと1cmも 満たない小さな白い塊が落ち たなんだろうと思いしげしげと手のひらの を凝視した 途端 うわ彼は小さく悲鳴をあげるとともにそれ をアスファルトに落として しまうそれからたまらずガードレールまで 走ると暗い谷底に向かって戻してしまっ

た巾着に入っていた ものそれは1本の奥歯だっ た 見える人見えない 人俺の会社にモデルみたいなすごい美人が いる仮にえことするがなんて言うか いわゆる典型的なそういう女で男受けは いいが同性からは影で嫌われている でこの英子は中途採用で入社した若い男を 相当気に入ったみたいで猛烈にアタックし ていたa子の本誌を知っている俺ら会社の 古株はああ次はこいつかぐらいの感じで見 てみぬふりをし た若い男性社員は日神満載のバチバチ目線 で睨みつけてるやつもいた が女性社員はとと言うと若い独身の男性 社員が少ないのとそのBが結構男前だった こともあってお前も結局英子かよみたいな 感じでふくされてい たBは最初英子を避けてる感じだったが 猛烈な英子のアピールに次第に心を開いて お互いの顔を見りゃ満面の笑をこぼすよう になっていたもうの中で2人だけの世界 っていうかそのうちa子は好き放題うちの 部署に出入りして業務中にも関わらずBに かまってちゃんをしししまっ たしかしa子が上層部の人間と関係を持っ ていたのとBが英子を嗜めつつ誰よりも 仕事をしていたため文句を言えるものも おらずそんな日々が続いてい たところがある日a子が急にBを避ける ようになってさらには怯え出すようになっ た最初はa子の悪字がバレてBに振られた のかとか思っていたが一度すごい見幕でB が英子をってたのを見てから普段ちやほや されているお姫様の英子はあんなにきつく 言われたらそりゃ怯えるわな勝手に自分の 中で解釈してい たしかしa子の怯え方が尋常じゃないので あんなに仲良かったのにどうした最近は 社員のメンタルヘルスとかでうるさいんだ よ野暮かもしれんが話せるところまで話し てくれよと一応上司として聞いてみ たBコは苦虫を噛みついたような顔し ながらこう言っ たa子が自分には霊感があるのか幽霊が 見えて困ってるって言い出したん ですもう俺はポカンとした基本的にそう いった存在はあまり信じてなかったので a子はそんなとんでもない子ちゃんだった のかそう心の中で叫びながらお前にかって 欲しくてついた可愛い嘘じゃないのか私を 見てていう子だろあの子はとさも経験豊富 な上司を演じて語ってみもそんな俺を流し てBは続け

たちょっと前からそれでうんざりしてたん ですところがある日僕が残業してたらa子 は突然会社に来てここに小さい男の子いる でしょほら課長の机の上髪の長い女の人 ってな具合に会社のどこそこに幽霊がい るって説明し出した らしいさすがにそれは引くわなお前には 見えたの かそう聞いた俺にbは軽く首を振った 見えるはずないでしょそんなもん1度だっ て見たことないですよそう言い放つBを見 てやっぱりこいつもそういうの信じてない たちかそんな感じだもんなと思いそりそう だ なまあなんだまたなんかったことあったら 相談乗るからよしばらくほっとけよ 当たり障りないアドバイスだけしてその日 は帰っ たそこからしばらくは2人とも気にかけて 見ていたんだが変わった様子もなくてBが 愛そをつかしたんだろうと思って たぱたりとa子はうちの部署に姿を見せ なくなったし他の男には相変わらず愛を 振りまいてたんでもう大丈夫だろうと胸を 撫で下ろし たBの直属の上司は一応俺なので正直立場 場a子の存在は厄介だっ た実際周りの社員にも悪影響が出出してた し一時期a子の上司であったこともあって 少なからず頭を抱えてい たそんなおり社員の1人が週末にカラオケ に行こうと言い出しし部署の人間が乗った ので付き合いで俺もBも同行し たしばらくは普通に楽しんでたんだが中盤 からBが頻繁にトイレに立つようになっ た気になった俺は後をつつけると別の会で Bが電話していた怒鳴ったり諭したり 間違いなく相手は英子だろうと思っ た途中俺の存在に気づいてBはまた電話 すると言って電話を切った子かどうした 大丈夫なのか本気で心配になってきた俺は Bを無理やり引き連れてカラオケの場を 中抜きし たかかり長すいませんちょっとやばいかも しれない ですなんか会社にいるみたいでとりあえず 行った方がいいんじゃないか あの子追い込まれると結構弱い ぞ俺は急に寒怪我して栄孝がリスカでもし てるんじゃないかと心配になっ たなんか調べ的な感じで若干興奮してたの かもしれんがとにかくタクシーを捕まえて Bと一緒に会社に向かっ たどっち最近の若い子は何をするかわから んとのわからんことをほざきながらもし首

でも釣ってたら課長にどう説明しようなど とサラリーマン丸出しの考えを 張り巡らせる俺だったがBは四重無言だっ た会社について主上のおっさんに訳を話し たが主上のおっさんは女の子なんか見て ないと いうとにかく俺は微妙なかり長権限で主の おっさんとBを引き連れてうちの部署に 走っ た扉を開けると英子が尋常じゃないぐらい 震えて立ってい たおいえこお前こんな時間に会社で何して んだ問いかける俺に対してa子は泣き ながらわかりませんとだけ答え た呆然と立ち尽くしてるとBが何してん ねんもうええやろカラオケ行こうやと急に a子に話しかけたa子はここから出れない ここから出れないの無理本当無理と馬鹿 でかい声で叫び出し た見えてるもんいるもん私の足引っ張って 連れていくってずっと言っ てるもうほとんど狂乱状態で叫び続ける a子に俺は失す然 だ主上のおっさんも呆然とし てる無理無理無理無理無理無理 無理もうねオカルと初めて見たよ人が 壊れる 瞬間分かっとらボケBがまた急に口を開い たん何言ってんのこの子分かっ てるかかり町半家信教を唱えられますか え若信教何言ってんの こいついや無理ですなぜか微妙な敬語で 答える 俺主のおっさんが急に信言集でもええかと 興奮気味に言い出し た上出ですそう言うとbはツカツカと 泣き叫ぶa子に寄っていくと抱きしめて 分かってる分かってるよ見えへんと思いせ た方が思い込みで見えてると思わせた方が いいって思ったんやごめんなと言うと物物 と呪文のようなものを唱え始めたその間 ずっと主のおっさんは経を唱えて たしばらくしてBがもう大丈夫と言うと a子がわあわあ泣き崩れ たパニックを通り越してドッキリを仕掛け られてると思うことにした俺ははただ 立ち尽くしていたBはまたきちんとご説明 しますて言うとa子を抱えて出ていっ た俺は急いで後を追いかけてタクシーを 呼んでBと英子を乗せて見送っ た主上のおっさんはぼそっとたまにあるん だよねここの会社多いからさそういうの どっかで取り憑かれたんだろうなあの そう言うとさっさと引っ込んでしまった なんか目の前で起こったことを理解できず

に俺は1人歩いてきたくした後から聞いて 話だがBはいわゆる見える人でa子は行方 知らずの水子が2人ほどいた らしいその関係か知らんが子供の霊に 取り憑かれてしまっててBは分かっていた が基本的に女霊するような力はないので a子が気にしないようにしけたがa子自身 が水子のことを深く思い出してしまったの で完全にやばい状態になった とたまたまあの時はうまくいっただけとの こと らしいBは人の役をかぶって人を守る家計 の出 らしく今回もおそらくそういった関係で えこと引き合われただろうと言っていた しかしa子のことを本気で好きになって しまったのでa子の人生や悪事を心の底 から許すことができずここまで事態が悪化 し たおそらく本当に助けることはできないと 思うそう語っ たしばらくしてBは急に会社を辞めたA子 はBが辞めてからうつ病にかかり 結局彼女もやめてしまったその後は音沙汰 がないがマジで怖かったしどうにも後味が 悪いあの2人はどうしているのかわから ないハルトと暮らしてきて不満なこと なんて1つもない ずっと大切にしていくつもり だ今から数年前俺は地元である田舎から 就職をきっかけに状況したばかりで東京の 生活に全くなじめていなかっ た勉強しか取りえのない俺は一応学歴の おかげで大企業に採用してもらったものの 何の役にも立たな た昔からメンタルも弱い上1人では料理 どころか皿洗いすらまともにできず誰かに 頼らなければ生きていけない俺が自立した 生活を続けることなんかできるはずもなく 2ヶ月半で仕事をいきなり辞め田舎へ帰っ た7月に入る少し前だったような気が する るい自だらくな生活を断ち切ろうと買い物 へ出かけた帰り後ろから誰かに名前を呼ば れた振り返ると幼馴染みの緑とハルトがい た久し ぶり駆け寄ってくる2人を見て俺は泣き ながら再会を喜ん だ高校以来だよねそんなに泣くほどでも ないでしょ みはそう言ったけれど少し涙ぐんでいた 久々の人との触れ合いに嬉しさを感じた7 月の半ばだっ た私ルイのことは本当に好きなのでもね もううまくやっていけないと思うよるが

やる気さえ出してくれたらきっとやり直せ たよ俺は小学校からずっと好きだった緑に 振られ た告白が成功した時は俺が世界で1番幸せ な人間だと思ったのに今は世界で1番不 幸せな人間 だ仕事探しがうまくいかず俺の自暴時期 からすれ違いが起こっていたとはいえこう も早くに初恋を失うと思わなかっ たいつか手放さなければならないのなら手 に入れようと思わなければよかっ たそんな俺にハルトは慰めの言葉と温かい 心をくれ た昔から俺が押し込む旅に慰めてくれてい た俺は誰を愛すべきなのかを間違えてい た自分に手を差し伸べてくれる無条件の愛 をくれる人を見つけた 性別なんて関係ないきっとこの人は 受け入れて くれる俺はハルトにそっと起訴した ちょうど緑と付き合った7月下旬から1年 行くか行かないかくらいだったと 思う日差しが強い日縁側に座る俺にハルト はオレンジジュースとスイカを持ってきた 夏の日に2人で空を見下ろし たそろそろ帰るわよと母が言ったハルトの 作った美味しいハンバーグを食べおえた母 は見にくい声で俺とハルトの時間を邪魔し た早く帰れと怒なる俺をなめてハルトは母 に挨拶をしに行っ た庭に置いてあるクーラーボックスを眺め てつい最近不明になった父との思い出を 振り返っているとなぜか緑との愛を育んだ 生活が頭に 浮かぶ頭が 痛い母を帰らせたハルトが戻ってき た今日はスイカを食べすぎてしまったから ハンバーグは明日 食べようそんなことを言われて何も考えて いないのに頷い た俺はそのま縁側で寝た8月の18日だっ た俺は母から散々毎日言われていた祖母と 祖父へ会いに行くというミッションを 果たすため少し遠い街へ出かけたハルトは 1人で出かけられるのかと心配していた俺 はそんなに心配しなくてもいいと苦笑いを して家を出て駅へ向かっ たしかし途中で祖母と祖父のことについて 思い出した2人は俺をいじめていたの だ自分の息子である父ばかり可愛がって俺 には暴力を 振るうしかも今は父が行方不明になって間 もないお前のせいだと責められるに違い ないなぜ忘れていたのだろう どうしても行く気になれなくて家へ

引き返すと玄関の横から人が見え た首を横に向けるとハルトがいたクーラー ボックスの中を確認するような仕草をして すぐに閉め た声をかけようとしたがその後すぐ家の中 へ入ってしまっ たハトの行動が気になったはクーラー ボックスの中を覗い たそれは間違いなく下半身の亡くなった 幼馴染みの緑と行方不明になった俺の父 だっ た見間違いかと思っ た平穏な日々にいきなり激しい風が 吹き込んで俺の心を荒らして いく俺の後ろで縁側の生の開く音が する心臓の音がこれ以上ないほどうるさく なっ たクーラーボックスを閉めようとしても体 が動か ないねえとハルトが声をかけてき た数秒間黙った後ハルトが抱きついて 話しかけてき た絶対にもうダメだと思った目の前にある 肉と同じようになると思ったでもハルトは いつもと同じようなでも無口のハルトにし ては長い言葉を投げかけ た昨日食べた ハンバーグもう少しあるから食べようね ルイ僕のことすごく好きだよね僕しかい ないよ ね早口で まくし立てる俺はクーラーボックスから目 を話せないままなんとか笑顔を作って返事 をし たうんハルトのハンバーグ食べたい なその後のハンバーグの味は昨日と同じな のになんだか違う物体のように感じられ た気味が悪い吐き気がする何を食べている んだろうかでも俺は俺を切り捨てなかった 春への愛が自分の心の中で強まっている ことを感じてい たきっといつまでもこの選択への悔いは 残らない だろうハルトを誰よりも愛すると決めた8 月の20 日アルトと付き合って2年が過ぎてい た俺は仕事を探すことも諦め家で誰にも 邪魔され 楽しい生活を送ってい た俺は俺の人生に満足しているハルトさえ いれば何も怖くないハルトは俺が守るそう 毎朝誓を立てて生きてい たある日庭から異臭がすることに気がつい た冬から庭に近づかなくなっていたために ずっと気づけなかった

きっとあれの残りが腐ってしまったん だろうと思いクーラーボックスを捨てる ため持ち上げようとし た 重い俺は蓋を開け た愛する人をそこに眠らせていたのは自分 なのにすっかり忘れてい たもうダメになってしまったか な7月19日 深夜2時24 [音楽] 分東京の某大学に入学した俺は地方出身 だったのでJR線沿いの安アパートに住ん でい た地区反世紀は立っていたようなその アパートは 2階建てで例えて言うとそうだな昔の刑事 ドラマとかで指名手配の犯人が潜伏先とし て住んでいたようなそんな感じの安っぽい アパートだっ たただ部屋数はそこそこあった俺の部屋は 2階の1番奥で隣は30代前半くらいの 社会人の女性Tさ その隣は同じ大学の同級生のSだった つまりTさんの部屋を挟むように俺とSの 部屋があったわけ だSは銀縁のメガをかけた年柄年中 チェックの長袖シャツ姿の大人しくて 真面目なやつで遊び人の俺とは対象的な タイプだったんだけど同じアパートの住人 ということもありたまに互いの部屋を生き してゲームしたりしてい たその時に2人でよく話題にしていたのが 隣に住むTさんのことだっ たTさんは綺麗なストレートの黒髪をした スーツ姿の似合う大人の女性という感じの 人で当時女っ気のなかった俺もSも密かに 憧れてい た朝方出かける時にたまに待ち合わせに なったりするとどちらからともなく挨拶を かわしドキドキしながら会話したりしてい たSはTさんと会いたいがために朝に抗議 のない日にも関わらず無理して早起きし たりとかしていた らしいそれは秋も深まったある月曜日の ことだっんだけど朝一からの講義に出席 するため俺は早めに部屋を出 た心のどこかで隣のTさんと待ち合わせに なる淡い思いを抱き ながらでも残念ながら彼女は現れなかっ たその時俺は思ったそれにしても最近T さんの姿を見かけない なおそらくここ1ヶ月ほど顔を合わせてい ないと思うんだ けどふと入り口ドアを見ると下の方のドア

ポストに郵便物がぎっしり詰まって いるどこか旅行とかに行ってるのか ななどと思っているとその先のドアが開き のっそりとエスが姿を表し たそういえばエストも顔を合わせるのは 久しぶりだっ た彼は俺に気がつかず渡りローカを階段の 方へ歩き出し た おはようといつものチェック柄シャツの 背中に声をかけると驚いたような様子で 振り向き軽く釈を する寝不足なのかその顔は随分とやれて いって目の下には があっ たお前も朝から抗議か尋ねるとSは首を 振りながらいやそろそろ夏布団を片付け たいから布団圧縮袋でも買いに行こうか なって思ってと言うとそくさと歩き出し たそれから数日経った日の [音楽] ことその日講義がなかった俺は朝から部屋 のソファーに寝っ転がり携帯を触ってい たすると玄関の呼び輪が鳴っ たドアを開けるとそこにはジャージ姿の 初老の男が立って いるアパートの大家だっ た朝からすいませんねちょっとお聞きし たいことがあるんですがよろしいです か頷くと大家は申し訳なさそうに頭をかき ながら話し続け た実はお隣のTさんのことなんです が何度となく呼びを鳴らすのですが出てこ られないんです よおそらく不在にされてるんだと思うん ですが前月の家賃も滞納されてるんですよ 会社の方からも度々問い合わせがありまし てそれで私らもちょっと困ってるんです わなんかご存知ないですか ね先週は2つ隣のSさんにもお聞きしたん ですが知らないということだったんですわ ええ私も長く部屋を開けられているのは 気づいてましたただ消息についてはもう 申し訳ないんですが分かりません俺は正直 に答え た大家はしばらく腕組みをして考えている 様子だったがやがてわかりましたもし何か ありましたら私の方に連絡くださいそう いい連絡先を書いた目も俺に手渡すと 立ち去っ たこの後またしばらくソファでくいでいた 俺はは近くのコンビニに昼飯でも買いに 行こうと部屋を出 た渡り廊下をまっすぐに歩く途中なんとは なしに気になりSの部屋の呼び輪を鳴らし

て みる返事は ないドアのを回してみるとドアは容易に 開い た彼ともしばらく会っていなかったから俺 はドアの隙間から声をかけてみ たおいSいるか玄関口にいつも生いている スニーカーとサンダルが1つずつあるのが 見える不審に思った俺はドアを開けると奥 の部屋に向かってもう一度声をかけてみ たおい Sやはり返事が ないなぜだろう胸の中が妙に ざわつくいけないことと思いながら俺は靴 を脱ぎ廊下に上がるとまっすぐ奥に進んで ドアを 開く何も置かれていないダイニング テーブル画面が真っ黒な液晶テレビ誰もい ない ソファーそこは8畳ほどのリビングなんだ がガランとしてい 人の気配が全く ない隣の和室に続く襖は閉じられてい たSそこにいるのかそう言いながら俺は ゆっくり襖を開けて いくそして思わず息を飲ん だ真っ先に視界に入ったの は薄暗い部屋の中央にポツンと浮かぶ見 慣れたチェック柄のシャツを着た背中だっ たそしてそれがどういう状況なのか分かっ た 瞬間俺は情けない叫び声をあげながら どすんと尻もちを つく和室の天井から1本の荒が伸びて いるその先の輪っかに首を通したエスが こちらに背中を向けてゆっくり回転して いっ たカカにきしをさせ ながらそしてさらにSの足元の畳に視線を 移動した途端に一瞬で俺の全身は凍りつき ガタガタと両膝が震え 出すそこには1台の掃除 機そしてその傍には 大の字になって仰向けに横たわり顔だけを こちらに 向ける全裸の 女両目と口をぽっかり開いて いるよく見るとそれは行方不明になって いるTさんの代わり果てた姿だっ た彼女は透明の大袋に入れられており まるで真空パクされた食材のような状態で 圧縮されてい [音楽] た私が以前住んでいた部屋の話 です私は就職を来に会社の近くのアパート

に引っ越しまし たッはいいけどかなり古いアパートで家賃 が安かったのが決めた理由 です出社1日目早起きして見出し並みを 整えていると駆が ないほどきの時に洗面所に出しておいた はずだけど少し探したが見つからないので 仕方なく携帯用の串で紙をセットし たその日帰ってきてからあちこち探したが 結局串は見つからなかっ た恥ずかしいことだが私は生理整頓が苦手 で部屋の中で物をなくすこともよく ある次からは気をつけようということで 新しい串を買ってき た1週間ほどでその串もなくなっ た洗面台と壁の隙間洗面台の 洗濯機の下などを探したが見つから ない今度はなくさないように注意していた はずなのに就職したばかりで疲れているの かもしれないと自分を納得させ たまた新しい串を買ってき た今度は串専用のケースを用意して しっかりそこへ戻すことに注意し た今度は3日もたなかっ たしかも恐ろしいのは就寝前にはそこに あることを確認した串が朝見たら消えてい たから だ串がなくなったのは夜中ストーカそれと も私が無病なのかも気味が悪かったがそれ で引っ越しするわけにもいかず戸締まり だけはしっかりするようにし た仕事が忙しかったせいで当時はあんまり 考えないようにしていたが今思えば さっさと引っ越ししておけばよかっ たしばらく携帯用の串だけを使っていたが ある日思いついてまた新しい串を買ってき た私は串に2mぐらいの紐をつけて洗面台 のとっ手に固く結びつけ たとりあえずこれで亡くなることはない はずもし紐が切られていたりしたら警察に 行こうそう思ってその日は寝 た翌朝起きて洗面所に入った時私は自分の したことを後悔し た駆はあった駆ケースの中ではなく洗面所 の床に落ちてい たそしてその串にびっしりと無数の長い 黒髪がまとわりついてい た1mはあろうかという長い髪しかしなん だかとても汚い髪のように思え たぐちゃぐちゃに絡まっていてなんだか ぬめっているそして紙の端に見える赤黒い 塊は頭皮限界に達した私はと服を掴んで外 に飛び出し た早朝だっったせか会社に着くまで誰にも 会わなかったそれもまた怖かった会社は

まだ空いていなかったけど主上さんに頼ん で入れてもらっ た主さんにあえてようやく私は安心できて へたり込んでしまっ た主上さんにはかなり奇妙に映ったろう けどトイレで見しなみを整えしばらくして から同僚が出社してきて通常業務をこなし ているうちにだんだん私は冷静になってき た朝はわけのわからない恐怖で飛び出して きたけれどあれは何だったん だろう友達に相談しようとしたが一体どう 説明したらいいか考えているうちにもしか して寝ぼけていたのかも夢だったのかも しれないとも思えてき たとはいえ1人であの部屋に戻る気には なれなかっ た結局私は適当に理由を立ち上げて友達の 家に泊まらせてもらえるよう頼ん だついでに荷物を取ってくる名目で一緒に 部屋までついてきてもらうことにした友達 は心よく引き受けてくれ た夕方まだ明るいうちに私は友達と一緒に 部屋に入っ た洗面所のドアの前に 立つすぐ後ろに友達がいるのを確認して私 は少しだけドアを開け隙間から中を覗い た洗面所の床には何も ないああよかったやっぱり夢だったんだと ドアを開けた 私はそこで固まっ たあれが多分金縛りというやつなんだろう 目を開いたまま体を動かすことも声を出す こともできなくなっ た洗面台の鏡の中に私が立ってい たでもその後ろに立っているのは友達では なかっ たそこにいたの は黒い毛の 塊りそれが後ろ向きの女の頭だとすぐに 分からなかっ たその毛があまりに絡まり合っていてその 上ヘドロでもかけられたかのように来 なかったから だぐちゃぐちゃの頭の下からそろそろと 青白い両手が伸びてきた片方の手にはいつ の間にか私の携帯用の串が握られてい た私の後ろで後ろ向きの女が髪を 解くしかし絡み合った髪の毛は串の歯を 通さないグイグイと女が腕に力を込めるの が分かる ずるりまるでカが落ちるように毛の塊りが 落ち たどさっという音を聞いた 肌色と赤色の混ざったような女の後頭部が 見え

た髪が川ごと抜け落ちて下の肉が見えて いるん だその後の記憶は ない気づいたら救急車の中だった友達が 言うには私は洗面所のドアを開けた途端に 倒れた らしいそしてすぐに救急車を呼ん だせ所には紐につがったままの口が転がっ ていたけど髪の毛はついていなかったそう だ私の鞄に入れておいたはずの携帯用の口 はなくなってい た病院でした検査の結果は何の異常も なかったけれど体調が悪いと言って少し だけ会社を休ん だ速攻で新しい部屋をて引っ越すことにし た部屋にある荷物は父と業者に頼んで持っ てきてもらい私はあの部屋には近づか なかっ た父には洗面所には絶対に入らないように 念をした急な引っ越しと洗面上全く片付け なかったわけだけど大家は何も言わなかっ た新しい引っ越し先でも私はしばらく部屋 に駆を受けなかっ た [音楽] OG

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とある村で代々受け継がれる【絆の宴】という風習


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【 今回のお話し目次 】
00:00 とある村で代々受け継がれる
    絆の宴という風習
20:04 見える人見えない
32:20 美味しいソレ
42:09 圧縮
52:11 櫛がなくなる部屋

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#怪談朗読 #怖い話朗読 #朗読女性

12 Comments

  1. 麗子さん、こんばんは♪😊
    今日は食べちゃう系が多めでしたね😅
    1話目のはバイカーが葬儀に出てくれと言われて、喪服を気にしない事がリアルさにかけてしまいちょっと引っ掛かりました。
    そして、また麗子さんの挑戦状的なBLの食っちゃう系は流石に素直には受け入れ晴れませんでしたが、でもちょっと良かったです♪😊

  2. 今回はまず1話目がグロテスクでしたね。しかし麗子様の上品な語りのおかげで救われていました。圧縮、櫛はオーソドックスな怪談で妙な安心感がありました。櫛は動画がたいへん美しく素晴らしかったです。安達ケ原の鬼婆、新藤兼人監督の鬼婆を彷彿させます。麗子様の語りとよく合っていたと思います。動画アップ、ありがとうございました

  3. 不眠症薬を手放せない…
    今夜は、癒し系BGM…
    雨音 せせらぎ 波の音…
    何か違う…
    今夜も麗子様に落ち着きます😊

  4. 麗子さんこんばんは
    1話目の絆と言う風習とても不気味でした 風習だからその土地の昔からやってる事だから悪くは言えませんがやはり理解出来ないですよね よその土地で知らない人の葬儀には出ない方がいいですね なかなかグロい
    様子が想像できて面白かったです

  5. 興味深い作品の朗読とても良かったです。習慣とはいえ恐怖ですよね😢その他の朗読も良かったです。このあと、古い朗読を探して聞きます😊😊😊

  6. ①やっぱり金歯や銀冠は身内がもってくのかな?
    ②メンヘラの共依存の女なんて現在日本では最凶最悪の事故物件。

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