【スカッと☆総集編】父の豪邸を乗っ取った兄夫婦が私と両親を追い出した。兄嫁「金も置いてけ!年寄りは連れてけ!」私「え、そんな…」→直後、父「うまく行ったな」母「そうね」とニヤリ。私「え?」実は【修羅場

[音楽] お前たちは邪魔ださっさと出ていけそうだ なあじゃあ出て行こうか え私の名前はルナ今は大学2年生でやっと 教養科目を取り終わったところだ今は経済 学部で専門的なことを学んでいる来年に なると そろそろ就職活動が始まるけど私は陰の 進学も考えているどちらにしようか悩む私 に両親は好きな方を選んでいいと言って くれ たこう言ってくれるのもあまり大きな声で は言えないがうちにはお金があるから だろうお父さんが1台で会社を起こして 大きくしてくれたおかげで昔から金銭的な 悩みを抱えたことはないこれはもう本当に 両親に感謝するしかないと思っている いずれ就職したらしっかり恩返しをする つもりだそんな風に一見恵まれた生活をし ている私だが実は悩みを抱えているそれは 兄夫婦のこと だ兄である正は私よりも年上だ正直私は お兄ちゃんのことが昔から苦手だった友達 に聞くと5歳以上離れた異性の兄弟は話さ ない人も多い らしいでも私とお兄ちゃんは昔からよく 話すけれど決して仲がいいわけでは ないおいルナ漫画買ってこいよあと勉強用 のノートも買ってこい当然お前の小遣い から出せよあああと飲み物も よろしくこんな風に私は昔から兄の 使い走りにされていたのだ両親が近くに いる時は止めてくれたけど両親は 共働きだから私は兄が怖くてほとんど従う しかなかったこういう関係は私が成人して からも変わらないむしろちょっとひどく なってきたえしているそれは去年 お兄ちゃんが結婚したことが原因 だろうお兄ちゃんが結婚したのは お兄ちゃんと同い年のかずほさんかずほ さんは綺麗な人だが冷たい感じの人で私は 初対面の時から苦手だったそしてその予感 はやはり当たっていたの だ妹さんがいるのご両親は資産家だしルナ ちゃんも50万円くらいはご祝儀くれるの かしらかずほさんはまだ学生である私に こんなことを言ってきたのだ当然両親は 止めてくれたルナはまだ親元にいる学生だ 儀なんて俺たちと同じでいい だろそうそう私たちが少し多めに出します からでもお兄ちゃんもかずほさんも納得し なかっ たそれはおかしいもう大人なんだから しっかり 払えそうよこれから長いお付き合いなんだ

し頑張ってもらわない と結局面倒ごになあるのが嫌で両親がくれ たお金を私の名前で渡した けどこんな風にお兄ちゃんもかずほさんも 強欲な性格だ正直できるだけ関わりたく ないと思っていたけれどそんな私の気持ち とは裏腹にお兄ちゃん夫婦はよく家に来る そして実家から大学に通う私に対して嫌を 行ってくるのだお前まだ実家にいるのその まま鼓動場になる気じゃないだろうな俺 ニートの妹とかごめんだぞ全くこれだから 極くはそうそういくら大学が近くてもみと もない早く家を出たらどうなのそうすれば 少しは高熱費や食費が浮くわ つまりうちにもらえる遺産も増えるって ものよお兄ちゃんは自分も実家から大学に 通ったくせにこんなことを言うしかも自分 は2年間も留年しているの にそれにかずほさんの発言もひどいものだ 両親はまだ働いているし健康状態に問題 だってないそれなのに遺産の話をする なんて無神経すぎるだけど私が何を言って も2人に怒られるだけだろうそれが嫌で 生還していたけれどさらに嫌な状況になっ てきたなんとお兄ちゃんとかずほさんは なぜか実家に私物を運び込むのだ2人は車 で30分くらいの大きなマンションに 暮らしているのに服や小物などをどんどん 持って くる 正雪ちょっとこれは邪魔よどうして勝手に 持ってくるの自分たちの家があるでしょう ありの状態にお母さんが一度は注意をした だけどお兄ちゃんは聞耳を持たない実家な んだから俺の家だろ何が悪いって言うんだ それにルナの私物の方が多いじゃないか ルナはこの家に住んでるんだ当然だろう俺 だってルナと同じでこの家の子供だ子供 同士を差別するな自分の家に自分のものを 置いて何が悪いかずほも俺の家族だから この家の仲間 だそうですよお父さんお母さん正雪さんは 長男なんですからいずれ全て受け継ぎます それが少し早くなったと思えばいいだけ でしょう2人はこんな調子で両親の注意を スルーするのだそんな状態が続いていた ある日のことだったお兄ちゃんとかずほ さんはさらなる教皇手段に出たのだある日 の週末の朝だったまだ早い時間に物音がし て目が覚めると 家中に屈な男性たちがいた男性たちは お兄ちゃんとかずほさんに従って家のもの を勝手に動かして いる寝起きの頭で状況を整理するとどう やらお兄ちゃんとかずほさんが依頼した

らしいこれはどうしますかそれは置いとい ていいああそっちの方運び出してくれはい お兄ちゃんの人に従い男性たちは両親や私 のタンスを運び出すまた大学の教科書など 普段使っているものも勝手に持っていかれ たちょちょっと何してるんですかやめて くださいとは言われましても僕たちはあの 人に雇われているだけですので男性たちを 止めようとしても止まらない直接文句を 言ってもお兄ちゃんたちの方を見て困った ように言うだけだどうやらお兄ちゃんたち が高いバイト台を支払って雇ったらしい 倉庫しているうちにあっというに最低限の 持ち物は全て持ち出され た止める間もなく家の外に止まっていた トラックに積まれていくああルナちゃんお 金は置いてってね私たちが有効に使って あげるから年より2人は邪魔だから連れて 行ってちょう だ財布くらいは持っていってもいいの よ俺たちも鬼じゃないからな父さんたちと 住めるようにウィークリーマンションを 借りてやった2週間分の家賃は払ってある からとりあえずここに行け荷物もここに 運び込むように手配して いるえ そんなそう言うと2人は私と両親を庭から 追い出した私は呆然として数分前までは 自分が寝ていた自宅を 見上げるだけど気を取り直して考え た呆然と着ているばかりではいられない私 だってもう成人している親に守ばかりの 子供じゃないの だとりあえず大学は一旦休学届けを出す しかないだろうそれでバトして当面の生活 のためにお金を稼いでそういえば通帳や 印鑑はどうなっているのだろう最低限のお 金としてお兄ちゃんたちが荷物に入れて おいてくれればいい けどでも心てばかりいるわけにはいかない とりあえず伝えられたウィークリー マンションに行くしか ない大丈夫だよお父さんお母さん私だって もう子供じゃないしそう言いながら私は 後ろに立つ2人を見たきっと2人は お兄ちゃんに裏切られたショッで私以上に 呆然としているだろうだから私がが元気 づけなければそう思っていた私の予想は 裏切られ たとてもいい意味で裏切られたのだったあ あれ私が振り向くと2人はニヤニヤとして いたいやあ思ったよりうまくいったなそう ね意外と早かったんじゃないんえ どどういう こと話を聞くとなんと2人はお兄ちゃん

たちのたみに気づいていたらしい2人が 私物を最初に運び込んだ時から今日のよう な日が来ることを良きしていたんだと かだけどなルナああいうタイプは止めても 無駄なんだむしろ正論で止めようとすると ますますじになるそうそう正雪みたいな タイプは正面からぶつかってもダメなの逆 に一度悪だくみを成功させてみるのよそう したら考えが浅いから油断するわそこで 動くことが大切なのよ えどういうことじゃあこれは2人の計画通 りってことなの私の問いかけに2人は ますます笑を深くするまあ見てなさい 父さんだって伊達に1台で会社大きくした わけじゃないんだ母さんも父さんを支えた シワをルナに見せる時が来たわね人を使 うってのはどういうことなのか教えて あげるわ2人はそう言うととりあえず ウィークリーマンションに行こうと言って きた てっきり私はこのまま自宅に乗り込んで お兄ちゃんと対決すると思ったけど違う らしいお父さんの指示通りできるだけ しょんぼりと下振りをしながら歩いて 向かっ たねえ誰かに履行されてる気がするけど ああルナも気づいたか大丈夫だ気づかない ふりをして なさいとかかずほさんタイプは獲物を いぶるのが好きなのだから私たちが 落ち込む姿を誰かに報告させるはずよルナ は気づかれないようにできるだけ しょんぼりしていて2人のこういう指示に 従い私もマンションに行くそして2人は マンションに入ると急に生き生きとした顔 で言っ たさこれで作戦は大方成功今から正幸たち に反撃するわよお母さんの言葉を愛ずに お父さんがどこかに電話をかけるじゃあ 手配通り頼むよその電話はどこかの 引っ越し業者に繋がっていたようだまた お父さんの福神の部下の人も待機していて くれたらしいその人が現場で式を取り宅に はどんどん引っ越し業者が入って いく社長手はず通りですご則とお嫁さんは 驚いているみたいですねまあそうだろうな じゃあ打ち合わせ通りに 頼む電話の向こうから実況中継のような声 が聞こえてくるどうやら業者さんは あらかじめお父さんから持っていくものを 指定されていたらし 貴品を始めとして家の金庫などどんどん 運び出す音が 聞こえるななんだよお前ら急に人の家に 入ってきて何のつもりだそうよ警察を呼ぶ

わよいえ自分たちはここの矢の方に依頼さ れただけですの でああすみません作業の邪魔ですのでそこ どいていただけます かいやいや 待てよそれはうちの通帳が入った金庫だろ どこに持っていくつもりだああこれは お父様からのご依頼です新居に持っていく ように言われておりますのでどどういう ことだ俺が今からじっくり番号を調べよう と思っていたのに社長のご意思ですから 仕方ないでしょ というかゆさん実の息子なのにひこの番号 も知らされていない なんてよっぽど信用されていないんですね ううるさいぞお前父さんの部下のくせ にちょちょっとその宝石はお母さんの でしょどうするつもりよああこれは副社長 のご指示ですこちらもに運びしますので ちなみに万が一かずほさんが傷をつけたら 弁償費用を請求するように言われてい ます えちょっとやめてよそんなお金持ってない わでしたら作業の邪魔にならないようにお 願いいたします電話口からそんな声が 聞こえて1時間くらい経った頃だろうか 少しずつ静かになってきて部下の人の声が 聞こえた社長副社長全ての手はずが完了し ましたああ君も休日だったのに悪いことを した ないえ当然のことですからありがとうそう 言って電話を切ったお父さんは次に私に 対して言ったのだじゃあ本当のすかに 行こうか そういったお父さんに連れられてきたのは 前に住んでいた家と同じくらいの豪邸いや むしろ前の家よりもしっかりとした大豪邸 というところだったえここもしかして 新しい家なのそうよルナしかも前のところ よりセキュリティもしっかりしてるわもう 正雪も勝手に入ることはできないわよ ああそそうなんだえでも元の家は実は こっそり売却手続きを済ませたんだ明日に は仲介人が入ることになっている えじゃあお兄ちゃんとかほさんは え知らないけど追い出されるんじゃないか まあ元から正雪たちの家ではないしあいつ らだって家があるんだ何の問題もない だろそうよルナさて今日は引っ越し作業で 忙しくなるわよ夜までに片付けるために 頑張らないとそういうお父さんとお母さん の言葉で私たちは一斉に働き始めた新しい 家の間取りを把握して自分の部屋や リビングなどを整えていく全ての作業が 終わったのは夜になってからだったその日

私はお兄ちゃんのことを考える余裕もなく 疲れてぐっすり眠ったの だ翌朝しっかり寝て疲れが取れた私に お父さんたちは説明してくれ たお父さんたちはお兄ちゃんが結婚した頃 から今日のことを良していた らしい正雪もあの性格だしかずほさんも ああいう人だろだからこっそり対策を立て ていたんだ元々この家には引っ越すつもり だったから立てていてよかったわ正雪にも 内緒の場所だから安心して暮らせるわ よお兄ちゃんたちはどうなるのあそこまで して黙ってるとは思えないけどその通り 正幸たちは色々と文句を言っているよう だだけどうちの会社には優秀な弁護士が ついている今回のことはどちらに日がある かは明らか だろ確か にどうやらお父さんが依頼した顧問弁護士 からお兄ちゃんたちに連絡が行った らしいこれ以上私たちにをえるなら訴える と警告したようだそうそこまで言われる なら俺も手を引いてやるそう言われて お兄ちゃんたちは前の自宅の乗っ取りを 諦めたそして一もなしで放り出された らしいけれどそれだけではない実は お兄ちゃんは大学を卒業する時にどこから も内がもらえなか たそれで温情措置でお父さんの会社で働い ていたのだ けど今回のようなことをするやつを社員と して置いておくわけないだろうお前なんか もう息子とは思わん首にするから出ていけ 今回のことをきっかけにお父さんに解雇さ れてしまった元からスキルも何もない お兄ちゃんは転職もうまくいかないらしい そんなお兄ちゃんを見て元からお金目当て だったかずほさんも大 激怒お金がない正雪に何の価値もない離婚 よ 離婚こんなことを言って離婚したようだだ けどかずほさんの方だって無事では済ま ないお父さんがかずほさんの会社に今の件 を話したようだかずほさんの会社としては 得意先に迷惑をかけたかずほさんを雇い 続けることはでき ない今まで通りの関係を続けることを条件 にかずほさんを解雇したんだとかどうして 私がこんな目に会うのよ社長の息子にとい で社長夫人になるつもりだったのにあのも 豪邸も全て私のもののはずだったのに かずほさんはそんな文句を言っていた らしいけど後の祭りお兄ちゃん同様に一文 なしで放り出されたようだかずほさんの 実家も事情を知ったけど助けるつもりは

ないらしい絶縁状態になっていると お父さんから教えてもらった今回の件で私 は今まで自分が大人になったつもりでも 甘かったことを知った私はまだまだ お父さんやお母さんから学ぶべきことが たくさんあるそして今後の人生で お兄ちゃんやかずほさんのようにならない ように努力を続けていかなければならない だろう幸い大学を卒業するまでまだ時間が あるだから私はこれからも両親を見習って 努力を続けていくつもり だ俺だって姉ちゃんのこんな姿見たくない んだお前は嫁だからいい だろうそうでも実は ね私の名前は雪野夫のたけしとは高校時代 から付き合っていて最近入籍したこう言う と同級生と聞かれるけど実は高校は全く 違う部活で親しかったまゆ先輩の家に遊び に行ったらたけしがいたのが出会いなのだ だから疑実家とは昔からの付き合いで仲が 良いいわゆる小十とというポジションの まゆ先輩も未だにお姉さんではなく昔の まままゆ先輩と呼んでいる人間関係には 困らない結婚生活でそれは同居してからも 変わらない元々独身時代にたけしと私の 勤務が遠かっただから結婚を来に私が退職 する予定だったのだそれで本当はたけしの 実家近くでアパートを借りようと話してい たのだ けどごめん雪野仕事が忙しくて物件探せ なくて落ち着くまで同居でもいいか なたけしにこう言われたのがきっかけで 新婚早々同居になったまあこれに関しては 地元だからと完全に任せていた私にも責任 はあると思うそれにたけしは自営業を営む 疑実家で働いているから東京の方が楽 だろうそう思い私は東京を開拓した疑実家 の人たちなら問題なく増強できると確信し ていたの だは田舎にあるから私の勤め先はまだ 見つかっていないだから今3人で自営業を 営む義両親とたけしのサポートをする日々 だ家事をしてたまに仕事の手伝いをして 暮らしているまゆ先輩は近くに住んでいて 平日が休みだからたまに会いに来てくれる 話し合いてもいるしなかなか充実している 毎日だと思って いるだけど そんな平穏な日々にも困ったことが起きた ある日急にまゆ先輩の様子がおかしくなっ たのだ物忘れが多くなり明らかに以前と 顔付きが変わってきたたまにしか合わない 私が気づくぐらいだまゆ先輩にも自覚症状 があった [音楽]

らしい病院に行ったのそしたら若年生の アルツハイマーなんですって 私 怖いある日まゆ先輩は疑実家でこ打ち明け てきた私はもちろん義両親もたけしも病気 の知識なんて全くないとはいえ アルツハイマーなら1人暮らしなんて 難しいだろう義両親は慌ててちょっと強引 にま先輩の家を引き払い疑実家に同居する ことになっ そしてその日から私の苦労の日々が始まっ たのだっ たまゆ先輩との同居が始まっても義両親も たけしも介護には無頓着だっ た仕事があるんだ仕方ない だろう私たちが稼ぐから介護は雪野さんが お願い ねこいて いいと店舗の方に行ってしまう最初は私も 自営業が忙しいのだろうと思っただけど3 人は明らかに介護から逃げてい た老体の身には仕事が辛くてなとても介護 までは無理なんだ よ娘の変わってしまった姿は見たくないの ごめんね雪の さ 結婚して俺が養っていかないといけない からな金を稼ぐことは任せろその代わり 雪野には家の中のことを任せたいんだ夫婦 は役割分担が大切 だろうこんなことを言って私にまゆ先輩の 介護を任せて3人でテレビを見ていること もあっ たまゆ先輩だって全く意識がないわけでは ないそんな3人の様子を見 て悲しそうな顔をしてい たごめんね 雪野ごめん ねそう言って泣まゆ先輩を前に私は徒歩に くれていたの だだけど状況はさらに悪化していって しまうなんと両親とたはなぜか私に黙って していたのだそして3人で引っ越しの準備 をしてい た俺たちも仕事で疲れてるんだそんな時に アルツハイマーの娘がいたら休む時間が ないあんたはこれからも住み込みで介護し なさいどうせ家事しかしてないんだから いいでしょ私たちは優しいから新居の家事 は勘弁してあげる わお前 元から姉ちゃんと仲良かったから別にいい だろ全くの他人ってわけじゃないんだし 生活費は十分に送ってやるからじゃ よろしくそう言うと3人は本当に出ていっ

てしまったもちろんまゆ先輩と私は 置き去り だ3人とも毎日店舗部分には出勤している ようだけど自宅部分には顔を出さない私と 目があってもまゆ先輩の様子を聞くこと すらし ない私はこの時初めて3人が介護から完全 に逃げたのだとやっと気づい たそして自分の状況に楽善としたのだ私は この先どうなっていくの だろう調べたところ若年生の アルツハイマーは症状の信仰を抑えること はできても感知はしないらしい このままずっと介護を続けるのだろうか 介護をしていたら最終職なんてできない今 はたけしが置いていったまとまったお金が ある今後も振り込んでくれるとは言って いるでも本当にずっと振り込んでくれる まゆ先輩を見捨てた人たちを信用すること なんてできるわけがなかったそれに今 もらったお金も一生働かずに暮らせるほど の額ではない外で働かなければならない けどでも就職活動のためにマヨ先輩を家に 1人にすることなんてできない行政の福祉 を頼ればいいのかもしれないけどネットで 調べても専門的な言葉が多くてわからない 何より睡眠不足で頭が働かないの だ私が絶望していたその時だったはあああ やっと成功し た初々とした声が聞こえていたあそんな はずはないと思いながらマヨ先輩の方見る するとそこには今までとは違うしっかりと した表情で立つマヨ先輩がいたもちろん 全くアルツハマを患っているようには見え ない驚く私にマヨ先輩は説明してくれ た雪 の驚かせてごめんね実は若年生 アルツハイマーなんてかかっていないの 病院にも行っていない診断所を見せろて 言われたらどうしようかと思ったけど あいつら言葉と私の様子だけで信じた みたいねま当然か病院に連れて行こうとも しなかったもんね ええ まゆ先輩どうしてそんな嘘を実はねたけし が結婚前にやばいことを言ってた の嫁を強引に同居させるから好きに使って くれってそれに対して父さんも母さんも 同意してたそれでやばいと思ったの よま先輩曰くたけしは決して仕事が忙しく てアパートを探せないわけではなかった 単に強引に同居に持ち込みたかったから 探さなかっただけなのだ空いている時間は 義両親とどうやって嫁を働かせるかと密談 していた

らしい私もね最初は結婚を前にして少し 両親に見を張ってるんだと思ったでも違っ たの本当に家を探さないし結婚してからも 明らかに亭主白雪のがいないところで ひどいことも言ってただから私が口を出す ことではないと思った けどでも大切な後輩がこんな扱いをされて 我慢できなくてそれであいつらの本性を 暴こうと思った のそう思ってマヨ先輩は友達に相談した らしいそして若年生アルツハイマーのふり をすることを決意したようだ普通なら きっと両親が中心になって介護をする だろうだけど義両親たちは違ったまゆ先輩 の予想通り介護を全て私に押し付けた そして自分たちはお金だけを払い家からも 逃げ出したの だそこまで言われて私は初めて気づいた昔 から知っている家で同居するから心配ない と思っていた激しい嫁姑問題はないから 自分は幸せだと思い込んでいたでも違った 結婚してから今までまゆ先輩とこうして 話すまで全く幸せではなかっ たたけしと2人になることもできないし 毎日家事に追われる私が夜遅くまで家事を していても誰も何も言わ ないあらまだ終わってないの大変ねねお やすみ なさいお前は本当に手際が悪いなそんなん でこれから大丈夫なの かこんな風に言われていたそれでも直接的 な嫌がらせがなかったから不幸なことに 気づかなかったの だ雪野は昔から自分のことは後回しだから でもねきっとあいつらはすぐに逃げると 思ったんだそれにあいつらは自営業だから 外面を気にするでしょだからお金は残して いくと思ったそうすれば雪のを自由にして あげられると思っ てその言葉に私は思い出した確かにマヨ 先輩は様子がおかしいふりをしていた知ら ない人が見たら病気に見えただろうでも 物忘れが多いだけでトイレやお風呂などの 負担になる介護はさせなかったそれも きっと私のためを思ってくれていたから だろう私はそのまゆ先輩の行動に勇気を もらったこんなに私のことを大切に思って くれている人がいるそれならなんとかその 思いに答えたいと思ったの だそれからの私は義両親とたけしに黙って 引っ越し準備と就職活動を始めた まゆ先輩は3人が来る時だけは今までの ように具合が悪いふりを続けてくれただ けど引っ越し準備などはこっそり全力で 手伝ってくれた元から3人は自宅にまゆ

先輩の様子を見に来ることもないだから 引っ越し準備も就職活動もスムーズに進ん だそして真相を知ってから1ヶ月後いい 引っ越し先と最終職先が見つかったそこで 私たちは出勤してきた3人に全てを話す ことにしたのだ本当は私はこっそり出て いくつもりだったで もえ黙って出ていこうと思ってたんです けど甘いよ雪のあいつらにしっかり後悔さ せてやんなきゃまゆ先輩の言葉に話す決意 をしたのだもちろん相知た3人は逆切れし てきた はあ姉ちゃん何考えてんだよそもそも俺が 嫁をどうやって扱おうが俺の勝手だろそう よ嫁なんてそういうポジションなのよ家事 をして夫の家に尽くすのが仕事でしょ私 だってそうしてきたわお前がそんなひどい 娘だとは思っていなかったしかし そんな奴のことはもう娘とは思わん雪野 さんも我が家の嫁とは認め事前に置いて 行った生活費を全て返してもらおうそして 2度とこの家に戻ってくる なそうだそうだお前なんかと結婚して られるか離婚して出て行けああもちろん金 は返せよそうよお金は大事なのよ返して ちょうだい 3人は口々にお金を返すように行ってきた だけどまゆ先輩は1枚の髪を取り出し たこれ覚え てるあなたたちが私を雪野に押し付けて出 ていく時に残した髪だけどそそれ はそこに はこの金を生活費としてくれてやるから 介護はよろと書いてあった治営業をして いる癖が出たのだろうか3人分の署名と 夏陰があるこれがあれば私が勝手にお金を 持っていったとは言われない だろうこれを持って出るとこに出たらどう なるか な法的な拘束力があるかは分からないけど それよりもあんたたちには近所にばれる方 がまずいんじゃない病気の娘を嫁に押し 逃げ出した自営業なんて評判最悪だよね ぐ卑怯よそうだ姉ちゃんずるい ぞ3人は文句を言っていたけどそれ以上は 言えないようだっただって実際に3人は 病気の娘を嫁に押し付けて新居に逃げ出し た当面の生活費としては多すぎるくらいの お金はあったけど それでも世間定としては良くないだろう それから私はいつの間にかまゆ先輩が用意 してくれていた離婚届けをたけしと記入し たそしてその場で5人で連れ立って市役所 に提出に行った清々しい気分の私とまゆ 先輩とは対象的に3人は暗い顔をしていた

けれどそもそも3人の行動が原因でこんな ことになったのだ登場の余地はどこにも なかったなあゆきのやっぱりやり直せない か同居が嫌ならどこかにアパートを探して もいい両親の近くが嫌なら俺が転職しても いいだから俺のこと捨てないでくれ よ何言ってるの同居とか自営業とかそう いうのが嫌で転職するんじゃないのじゃあ なん で分からないんだ たけしは今回マヨ先輩のことを見捨てよう としたよねそれに私が苦労するのも ニヤニヤ笑ってみていた私はたけしのそう いう卑怯な本性が嫌になったのそう そんなたけしは落ち込んでいたけどそれも 仕方がないむしろ私に聞くまで私の怒りの 原因が分からないたけしにあ切れてしまっ たどうしてこんな人を選んだのだろうどう してこんな人たちと東京したのだろう正直 そんな後悔の念でいっぱいだっ たでも何はともあれ私とマ先輩は疑実家 から出ていくことに成功したしかも私が 知らないうちにまゆ先輩は近所にも根回し をしていた らしい実は私最近ちょっとした病気をして ましてでも家族はそんな私を見捨てて たけしの奥さんに押し付けたんですそれで も奥さんはしっかり看病してくれ て ええそうだったのかい確かに最近洋室が おかしいとは思ってたけど体はもう大丈夫 なのかはい それもこれも全部奥さんのおかげですでも 今回のことで家族には愛がつきましただ から奥さんと2人で逃げ出すことにしたん です今後も具合が悪くなった時に捨てられ たら怖いです しいやそうだねそれがいいと思うよ大変な 時に助けてくれない家族なんて信用でき ないもんね奥さんと2人で出ていくのかな 2人とも元気でやるんだよはいありがとう ござい ますしっかしあの人たちがそんな人だった なんて人は見かけによらないというか ちょっと信用できない ねこのまゆ先輩の根回しの効果は絶大だっ ただって実際にま先輩は近所を私が押す車 椅子で移動していたのだ記実家の3人は車 椅子すら押そうとはしなかったそれに毎朝 毎晩店舗に疑実家の人たちが通うのも近所 の人たちは見ていた実際どうしたんだろう とちょっと噂になっていたようだだから こそまゆ先輩の言葉は信じてもらえた らしい私たちが出ていってすぐ噂はすごい 勢いで広まったようだ今までは村部のよう

な状態で生活してるんだと かまゆなんてことをしたんだ1度戻ってき てしっかり説明しろそうよ商売ができない わどうしてくれるの姉ちゃんひどいよ助け てくれよついでに雪野に復縁するよう説得 してくれ よまゆ先輩のスマホにはこんな連絡が毎日 のように入ってきているもちろん村八部 状態の自営業のお店で買い物する人なんて いないまゆ先輩もフォローするつもりは ないみたいだからきっとこのまま経営は 厳しくなっていくだろうけれどそれでも やっぱり登場する気なんて少しも湧いてこ ないの だ私はといえば最就職先で頑張っている 慣れない土地に新しい人間関係に初めての 仕事疲れることは多いけれどそれでも疑 実家に同居していた時よりずっと充実して いるそれにまゆ先輩とのルームシェアは 想像以上に楽しい2人でちょうどいい距離 を保ちながら家事をしてたまに一緒に食事 をする助け合って生きていくのはとても いいものだ今回のことでもう再婚なんて 絶対にしたくないという気持ちになったで もこういう日々が続くのなら無理に再婚 する必要もないだろうこれからも楽しく 生きていきたいと今はそう思って いる仕事をやめてきた え何の相談もなしに事後報告する 夫私は夫への不満はたくさんあるものの 愛する息子のこともあって多少のことには 目をつっていた夫に対する愛情が薄れてき て 結婚生活はまさに世に言う子供だけで つがっている仮面夫婦の予想を呈してきた 夫と私は息子を可愛がっていたしかし息子 への愛情が薄れてしまったら息子だけで 繋がっている夫婦は仮面どころ か私の名前は優香現在33 歳2つ年上の夫 越私は広告デザイナーをやっている会社 勤め夫とは同じ業界での営業 マ私が異業種交流会に参加した時夫とは 異業種ではなかったことがきっかけで意 統合し交際を経て 結婚今では夫との間に3歳になる息子 カイトがいる2人とも共働きの実であった ためどうしても息子を保育園に預けなけれ ばならなかっ た育児休暇を取った私は仕事に復帰する タイミングで勤務時間を早めてもらうよう 会社にお願いし了承を得た保育園に預けて 仕事の帰りに息子を迎えに行くそして家で できる仕事は家でやるようにするとあと いう間に1日の時間がなくなってしまう

ことがストレスになってい たさらに家庭の事情を言うと共働きとは 言えども裕福ではない理由は夫が金遣いが 荒かったことにあったなあ俺のお小遣 やっぱり少ないわちょっと待ってよまたお 小遣いアップ交渉越さんに多くあげてる分 私の方は小遣いななんてスズメの涙なんだ からね化粧品なんて全然買えないし生活費 を少しでも切り詰めるば年できるはず電気 はガスは水道は無駄はないかスマホだって 定額プランにしたらいくらでもそれより あなたが遊びで車に乗らなきゃいいこと でしょう燃費が悪い車は乗れば乗るほど ガソリン代はかかるし乗らないバイクだっ て必要ある 全然乗らないのに税金だけ取られてもう オブジェと貸してるんだから売ればいい じゃないあのバイクだけは売れないんだよ お前には価値すらも分からない急所なんだ ぞ俺の1番の宝物だじゃあお小遣いは到底 年できないわねあなたの給料上げてもらっ たらまた耳が痛くなること を夫は営業マではあったがさほど成績が 良くなくほぼ窓際社員同然の扱いだった それなのに月のお小遣いを7万円から 10万円にアップしろだの一体どういう 神経しているんだ かさらに言うとカイトのこと考えてくれ てるどんどん大きくなってお洋服も靴も 買わないといけないし保育園の保育料や 持っていくタオルやシ着替えどれくらい かかってるか知ってて言ってる7万円の 小遣いって私たちの世帯収入で普通じゃ ありえない金額だからねああそうですか もういい わ夫はそう言って通り家を出ていったもう 何度同じようなことを言われたか数えきれ ない小遣いの7万円を渡すとひどい時で日 もしないうちにもう財布の中にないと嘆く こともある何に使ってるのか詳しくは聞か ないが趣味の車やらに使って散在している の だろう夫は家事や息子の相手など最低限の ことはやってくれていたが金遣いだけは いつも気がかりだっ た私が甘やかすから悪いのかもっと小遣い を減らすべきなのか考えることもあった夫 が金を無心してくるたびに私はストレスを 感じていたそれもそのはず生活費の ほとんどは私の給料から出しているからだ 貯金なんて全くできていないに 等しいそんな中さらにストレスを感じる 出来事が仕事やめてきた え人間関係に疲れちまった ちょっと突然一言相談してくれればよかっ

たのに優香に話したって俺の気持ちなんて 分かってくれないだろうし小遣いもあげて もらえないしまた小遣いってそれより今後 どうするのよ借金でもする つもりまあ今後のことをゆっくり考えたく てなその間はカトの面倒を見るようにする から専業主婦になるってことまそれも悪く ない期間儲けて自分を見つめ直す よ言われてみれば確かに最近の夫は顔が 少々やれているようだった家に帰ってきて 自分の会社のことをぼくようなことは なかったのだがずっと悩んでいたの だろう私もよく人間関係に悩むことがあっ たのでこれ以上は何も言うと言葉を慎んだ だがこうなった以上はもう小遣いは渡せ ないし私が副業して稼がないとという覚悟 が決まっ た今まで家に持ち帰っていた仕事は残業し てでも職場で終わらせるようにして家に 帰ってからは副業してなんとか夫の分の 穴埋めをするよう務めた夫へのはたくさん あるものの息子のこともあって多少の目を つってい た夫に対する愛情が薄れてきていてまさに 世に言う子供だけでつがっている仮面夫婦 の予想を呈してきた本当に今は息子だけが ただ可愛い笑顔に癒される私の生きがいだ 今日はねパパととおうちゃんを見に行った のおうちゃんそうバカバカバカパカっ て ああおうちゃんって馬のこと ね動物園に行ってきたんだそう海藤良かっ たねお離婚にしてたママも今度一緒にお ちゃん見に 行こうこらこらかいとママは忙しいんだ ぞじゃあママも頑張って時間作るから待っ ててねいやお前も無理しなくていいんだぞ うん約束行こう 行こう息子はスクスクと成長している夫も 夫なりに家事に掃除にそして息子の保育園 の送り迎えにとできることはやってくれて いる私も少しは夫のことを信用して仕事に せを尽くさねばと考え始めないといけない なと思うようになっていった玉の休日には 少しは夫に羽を伸ばしてもらおうと私は 家事を率先してやっ た洗濯物を洗っているとなんだか息子の北 た服にタバコの匂いのようなものが 染みついていたがまあ夫が どこかにまた遊びに連れて行ってくれたの だろうと気にもかけないでい た夫は夫で1人で車で出かけて一時の解放 感を味わっているようだっ たしかし夫が家に帰ってくるや ああやっぱり俺病気だわ病気どこか調子

悪いの調子も悪ければ運も悪い病気のせい だわどんな病気なの近鉄病誰かさんが 小遣いくれなくなった からまたその話呆れ た夫に小遣を与えなくなって3ヶ月が経っ た与えなくなってもなんとかやりくりして いたので浪費癖がなくなって反省している のかと思っていたが全くそうではなかっ たもういい加減にしてよあなた仕事辞めて から収入はゼロなのよ働けばいいじゃない あーまだ心の傷 がじゃあいよいよバイクを売る時が来たわ ねあバイクで思い出したもう1台増える1 週間後に のしえなんでどうやってもう1台増えるの すると夫はにやついて自分の腕を私に見せ てポンポンと叩くのだったなんとか変え ちゃうんだな自分の腕 で自分の腕 でま臨時ボーナスみたいなもんだ小遣い くれないお前には関係のない話 だちょっとまた事後報告いい加減にして よれなお前が悪いこちとら事前事業家では ないものでね常にストレスと戦ってるんだ 買い物でストレスも解消される だろうもう勝手にし て1週間後に本当に納車されていて本当に 驚いた請求書を見るとその額がなんと 300万円以上も する夫は欲しかったもう1台のバイクを 変えたことにとても満足してい た無収入なのにまさか長期ローンでも組ん だのか近鉄病ならその臨時ボーナスとやら をプールしておけばいいのに夫への不審感 が強くなってしまった私は夫には一切のお 金を渡さない決心をし た数日後私が勤め先の会社で広告の入行 作業を終えた頃スマホを見るとママ友のあ 子から珍しく動画付きでメッセージが入っ てい たなんと息子が通う保育園が火に包まれて 燃えていたメッセージには放課試験発生 うちの娘は今日が当日じゃないからよかっ たけどかとちゃん大丈夫よねととてもも 不安になるような内容だっ た私はすぐに電話で折り返し たもしもしあつ子さんどどういうことです か私の日から保育園まで近いでしょう たまたま自転車で保育園の前を通ったら すっごい煙でね一応いつもやってるSNS でつぶやき投稿する前に優香さんに送って おかないとと思ってね今は夕方の17時 うちのお迎えは15時になってるはずなの で大丈夫なはずですそうならよかった本当 物騒ね大方

なんて連絡ありがとうございます とりあえず夫と連絡取ってみます ね私はすぐに夫に電話するがなかなか出て くれなかったまさか息子の身に何かあった のではと不安が募ってきてしつこく何度も 何度も電話した15分後ようやく電話に出 てくれたなんだよ今せっかくいいところな のにいいところあなた今 どこすごく電話から聞こえる音がうるさく て聞こえづらいんだけどすぐそばにカイト もいるのよねえカイトあもうそんな時間か そんな時間ってどういうことああいや こっちの話だ息子と一緒に買い物中だ無事 なのねあなたもカトも はあよかったしかし随分とうるさいところ にいるのねいやそれより無事って何だよ ママ友のあつ子さんから連絡あって保育園 が何者かに放火されたんだって ほほかう嘘だろだから電話したのよいや 2人が無事で 何よりちょマジか電話切るぞえ何な の夫はそう言って慌てて電話を切ったする とその2分後に今度は保育園から電話が かかってき たもしもしカト君のお母さんですかあはい そうですが何か放課事件があったそう でそうなんですいつものようにお父さんの お迎えが来なくてご連絡差し上げたのです が え夫は息子と買い物と言っておりましたが こちらにはいらしてませんととにかく子宮 園に来てくださいカト君がぐったりしてい てどういうことなん だ私はすぐに会社を大金しいつも乗って いるバスだと到着が遅いのでタクシーを 拾って息子がいる保育園に向かっ たこんな緊急時に限って車が渋滞していて 時間だけがいたずらに過ぎていっ たイライラが募る中今度はスマホに着信音 がなっ た保育園の園長先生からのグループ メッセージだった ご存知の方もおられるかと思いますが放火 事件が発生しました発生状況を鑑みエジの 安全性を確保するため現在公園は封鎖して おりますご理解のほど何卒よろしくお願い いたし ますとのメッセージだっ た私は恐怖心と不安感でいっぱいだっ た普通だったらタクシーだと30分でつく ところを1時間以上かかっての到着だっ たけたたましいサレ音が鳴り響く中消防隊 による消化活動が続けられていたカイト カト外性はなかったが息子の顔と衣服は すすだらけで黒く縁の外で横になっていた

私の声に気がついた息子はに起き上がって ママ怖かったよと泣きながら抱きついてき た保険の先生の話によると突然の出来事に ショックなあり気を失って倒れ保育士の 先生がすぐに現場から助けて外に連れてき たのだとか煙はそんなに吸ってないはずだ が念のため病院に連れて行くように言われ たカイト君のお母さんと連絡が取れて よかったですなんと俺を言ったらいいか 突然の出来事だったのでパニックになって しまいましたがとにかくエジの命を最優先 に守ることが私の勤めみんながみんな無事 でよかった です私は息子を抱きしめ泣きながら担任の 先生に何度もお礼をし たするとその数分後に保育園の近くに1台 の車が止まっ た車から出てきたのは額に汗を流しながら 涙目になっている夫の姿があったカドは カイド パパよかった無事だったか本当によかった うパパのその匂い嫌いあああそうだったな ごめん よ私は夫に対しもう我慢がならず周りに いる人になりふり構わず旧華山が突然の大 爆発を起こすほどの怒鳴り声をあげ たよかったよかったじゃないわよ何を呑気 なことを言ってるの何がカイトと一緒に 買い物中よいいや そのこんな大変な時に大嘘ついてあなたが どこにいたかなんて特の昔に知ってるんだ からね俺がどこにいたかってなんだよそれ 大嘘全てが大嘘あなたが車好きだったのが 何よりの証拠となった わ車どういうこと だまずはカイトのおうちゃん発言あれは 動物園じゃなくて競馬場ねそれにかけた馬 がたまたま当たって大勝ちしてバイクを 買った違う えちょっとなぜそれをバレバレよそして あなたの匂いカトが今さっき嫌いと言った その 匂いタバコを吸わないあなたがそして カイトの衣服にもその匂いがついていて 怪しいと思っていたのこの前もそしてつい さっきもパチンコ屋に出入りしてたわね な今まで黙っていたけどもう我慢がなら ないわ保育園が炎に包まれている時に あなたはカイとのお迎え時間を忘れる くらい自分の目をほめにしてパチンコに 没頭してたのね確変が止まらなかったの かしらつまり今までの小遣いは全て パチンコで消えてたのよ 会社を退職したのは楽してお金を稼ぎ たかったからパチプロになりたかったから

本当最低最悪な亭主 ね夫は何もかも私に見透かされていて 言い訳の1つもできないでいた金遣いの荒 さは車乗りであることやバイク好きである ことと切水のパチンコ教でもあったことが 理由だった どどこにそんな証拠がもう言葉が震えて いるわよ車に取り付けさせてもらいました GPSを ね GPSそれだけじゃ弱いかなと探偵もバリ セットでけさせてもらったわ離婚して私に 有利になるようにねた探偵までというわけ で今日という今日まであなたを泳がせてき ましたもう結構もう無理ですカイトには指 1本触れないでください そしてそしてこの場で離婚して くださいそ そんな私はカイドを病院に連れて行かない といけないのでここで失礼しますさあ 行こうかと うん私は息子の手をつなぎその場を去ろう としたはもだいぶ落ち着いた 様子私のことを例えようとする現物人が 拍手してくれた私は我に帰って恥ずかしく なってしまっ た大通りに出てタクシーを捕まえて息子と 一緒に乗り込もうとすると夫が追ってきて 優香俺はお前から今お小遣い一切もらって なかったんだからなカイトが無事だったん だったらそれでいいじゃないか離婚だ なんて自分勝手がすぎる ぞ私は夫の情けない言葉にふっとため息を つい た私はあんたのATMじゃない今まで与え たお金は私にとっては何の価値もないもの になったのこれからたっぷり 慰謝料請求するからせいぜい大好きな パチンコでアに稼ぎを頑張っててください 私はあんたとお金の価値観が全然違います んで運転手さんお願いしますちょっと待て 俺は可愛いカトの父親なんだぞ一体何だっ てんだ よ神部座席のドアが閉まり夫はドアの窓を どんどんと叩いたすると窓を開けた息子が 一言パパのその匂い大嫌い 夫は息子の言葉を聞いてショックなあり 呆然とその場に立ちつくんだままだった私 と息子が乗ったタクシーは病院に向かった その後大Keの犯人は捕まった幸いにも 怪我人はおらず一時平となってた保育園は 3ヶ月後に再開となった私は息子を同じ園 には入れずに私の実家近くの保育園に 預けるようになっ た晴れて夫との離婚が成立したからだ慰謝

料も一括で請求し息子の真剣も私になる よう決着をつけ た風の噂によるとよほどお金に困っていた のか 大事にしていた車数百1円もした休車と 呼ばれるバイク2台を売ってしまった らしい本人は高額で買い取ってくれると 思っていたが査定学はスメの 涙歌詞と車が合ってか元夫の生活は火の車 となってしまった今は畳半のボロい アパートに住み燃費のかからないボロい 自転車に 日雇いのバイト生活を送っているのだとか 一方で私は両親に息子の面倒を見てもらい つつも今やキャリアウーマンと言われる くらいになった本業に副業にと生活に困ら ないくらいの収入を得て いる楽して稼げるアには何かのはずみで すぐに消えてなくなるが汗水垂らして稼い だお金は誰だって大事に使う だろう元夫からの養育費と慰謝料と合わせ て貯金もできるようになった大きな失敗は もう過去の こと同じ誤ちを繰り返さなければいい今は 可愛い息子の幸せのためにできることを 模索しながらもっとお金につかれる人間と なるよう前向きに生きていきたい まだ飯も作っておらんのかぐーたらして4 時間以上寝るなんて生生 ね私は毎日毎日義両親にこうの知られてい た気づけばもう10年はこの生活を続けて いたのだ私1人ならまだ耐えられていたの だが両親の心ない言葉は子供にまでので あるそれを聞いた私はもうこれ以上義両親 との同居を続けることができないと思い 復讐を決心したの だ今までコ使っていた嫁から反撃をされる なんて夢にも思っていなかっただろう義 両親の慌てる姿に私は爽快な気分でいたの だ私の名前は塚本江莉香 43歳で漫画家をして いる私の漫画はありがたいことに映画家 やグッズ化までしてもらってい た漫画家は厳しい世界だと散々周りから 言われていたためずっと応援してくれてい た両親以外には誰にも漫画家だと明かして いなかったので ある私は毎日仕事で忙しい日々を送ってい たため外に出かけることが少なく貯金が 溜まっていく一方だったそこで毎日仕事場 として使う家を購入しようと30歳目前に 1台決心をしたの だまだ独身だったが私には夢があったそれ は家族ができたら家の庭で家族全員で バーベキューや花火には日向ぼこをする

ことだずっと憧れていた夢を叶えたくて私 は3階建ての庭がある一軒屋を購入したの だ家を購入してから広い空間に1人でいる ことに度しさを感じてしまい仕事先の漫画 家仲間や担当にいい人がいないか紹介して もらうことにしたの だ私の知人ですが通訳の仕事をしている 塚本さんという方がきっと相性が合うと 思います よすごく気になります是非紹介して ください私の漫画をずっとチェックして くれていた担当者からの紹介で知り合った のがシジだった最初私は人知で引っ込み 事案だったため仲良くなるまでずっと担当 者が間に入ってくれて3人で会っていたの だそれでもシジは全く嫌な顔をせず に毎回楽しい話題を振っていてくれたのだ ある時シジは1つの話題を振ってくれたの で ある江莉香さんこのキャラクター知ってい ますか俺このキャラクターが好きすぎて キーホルダーやペンスマホケースも揃えて いるくらいなんです よそう言って見せてくれたのが私が描いて いた漫画のキャラクターだった担当者も それには驚いて私にめくばせしてくれたの だあの今から話す内容は秘密にしていて 欲しいのですが実はこのキャラクターを 書いているの私なん です私は少し顔を赤くしながらそう 打ち明けたシジになら話してもいいと思え たのだ私がそう言うとシジは目を大きく 見開いて身を乗り出してこう言ってきたの であるほ本当ですか俺すごくファンなん ですそれからシジは私の描いている漫画の 好きなシーンを熱く語ってくれた私は熱狂 的なファンであることに嬉しくなり今後は 2人で会おうと思ったの だそこから漫画をきっかけに徐々に仲良く なれたのであるそして半年後に交際をし いつの間にか真事と家族になりたいと思っ ていたのだ私は恋愛に関しては疎かった ため信を紹介してくれた担当者に相談をし たので あるシジさんと結婚したいと思っているの ですが私から言うのはおかしいでしょう か先生からプロポーズするなんて素敵じゃ ないですかもう交際も何年か続いています し塚本さんとお似合いの夫婦になります よそう言って私の背中を押してくれたのだ 私は勇気を振り絞って自分から言うことを 決めたので あるある日のデートの帰り際は私はシジに 結婚を申し出 たあの結婚しません

かこういうのは普通俺から言うはずだよな 言わせて申し訳ない是非よろしくお願いし ますはつつも結婚を受け入れてくれた翌週 に私たちは婚姻届けをもらいに行くことを 決めたのだそして当日になり役所へ向かう 最中に歩きながら結婚した後のことを決め たの だまずは両系の挨拶と家のことを決めない とだよなどうしようか挨拶は今日行こうか あと家のことだが少し広めのマンションで も借りよう シジはまだ私が家を購入していたことを 知らなかったのだ私はシジの話を遮るよう にしてこう言ったので あるああのね実は私一軒屋を購入している の えそうだったのかそれを聞いたシジは歩い ていた足がと止まるくらい驚いていた私は 慌てて一軒屋を購入したケと夢を語ったの だその話を聞いてシジはまたゆっくりと 歩き始めてこう話してくれ たそうだったんだなそれじゃあ俺がエリカ のためにも素敵な家族を気づけるようにし ないと なシジはそう言って満面の笑で私の方を見 てくれた私も信じとなら絶対に楽しい家庭 が気づけると思っていたの だそれから婚姻届けをもらいその足で私の 両親に挨拶へ向かっ た私の両親は結婚する報告をすると泣いて 大喜びしてくれたの だおおついにエリカも結婚するのかおめで と幸せな家庭を気づくんだ ぞまあまあエリカもお嫁さんに行くのね シジさんとならエリカも幸せ ね両親がずっと馴染めやシジの好きな ところを聞いてきたため私は恥ずかしくて 照れてしまい話をそらしたりし ただが両親も浮かれているのがわかり私 もつ 笑顔になったの だまた夕方には義両親の家に挨拶へ向かっ たのだ義実家に着くとシジは義両親に私の ことを紹介してくれ たこんな遠いところにわざわざ来てくれて ありがとなまあこれでも飲み なさいそう言って義父はいきなり日本酒を 注いでくれたの だ私は歓迎してくれているのが嬉しかった が少し強引なところについていけてい なかった私が困った顔をしているとシジが 気づいてくれて代わりに注いでくれた 日本酒を飲んでくれたのだ助かったとシジ の目を見て心で俺を言っているとその間に 義母は私のために作ってくれたご飯を大量

に継いてくれたのだ エリカさんほらこれでも食べなそんな細い 体してもっと食べないと元気にならないよ あはいありがとうござい ます次々と義両親の手厚い表なしを受けて 私は焦りつつも元気な家庭だなと感じたの だ2時間ほど滞在して帰り道に信じとこう 話した 俺のところの家族ちょっと強引なところが あったよな俺はそれが普通で育ったけど 江莉香はびっくりしたよ な最初はびっくりしちゃったけど悪い人で はないし嬉しかった よ義両親は今時の人ではなく昔ながらの人 だったきっと私がもう少し明るく振る舞え ていればもっとが縮まっていたのだろうと 感じたの だまた今度会った時には会話が弾むように 頑張る よあんまり無理はしないでいいから なそう言ってシジは私を優しく気遣って くれ たそして結婚してから半年後私のお腹に 赤ちゃんを授かることができたので ある私は嬉しくてすぐ信じに報告をした シジもその日は急いで帰ってきて2人で ケーキを食べてお祝いしたのだ来年の春に 出産予定だと告げるとシジは浮かない顔を してい たどうした の実はずっと国内で仕事をしてきたが海外 へ行って仕事をする可能性が出てきている ん だ私はシが通訳者をしていることは知って いたが色々な場所へ飛び回って仕事をする 職業だということをすっかり忘れてい たいきなりの発言に不安でたまらなくなり 私は涙が出たのだ信じも俯いてい た家も買っているし子供はいつ生まれて くるかわからないのに海外へ引っ越し なんて難しいわどうにかして断れないの 申し訳ないが通訳者としての仕事の幅を 広げたいんだもし本当に海外へ行くとなっ たら俺だけで単身不妊する よシジの言葉に私はもっと不安になって しまったその不安をシジにぶつけるとシジ はこう提案してくれたの だ私1人で子育てなんて不安で わ大丈夫俺の両親と同居してもらおうそれ なら大人3人で見ることになるから少しは 安心 だシジの提案により私は正語間もい子供と 気を使う義両親とふらさなくてはならなく なった同居は嫌だと信じに言おうとしたが 1人で子供を見る不安と天秤にかけたら義

両親がいてくれた方がまだマだと思ったの だそれに前に挨拶に伺った時決して悪い人 ではないと思ったのだから同居もなんとか なるだろうと私は安易に受け止めてしまっ たので あるこうして同居は来年の4月からする こととなった同時にシジの単不妊は後期で 4時間かかる場所へ移動することが決定し たの だいつまでか分からないが連絡はこまめに 取り合う何か不安なことがあればすぐに 言ってくれ ええ分かった わ不安で仕方なかったがシジも全く新しい 環境で1人で頑張るのだと思ったのでこれ 以上弱を吐くのはやめようと思っ た走行している間に妊娠後期へと入りいつ 陣痛が来てもおかしくない頃になったその 時にはシジも単身不妊のため引っ越しを する準備を着々と進めていたの だシジが引っ越しをする前までには 生まれるといいわ ねそうだな自分の子供を一目見てから 引っ越したい よ私たちはお腹の子供に毎日いつお腹から 出てきてくれるのか話しかける日々だっ たそしてシジの引っ越し4日前に突然陣痛 が起こったの だシジ陣痛が来た みたい私が痛みに耐えながらそう言うと シジは慌てて私の荷物と車の準備をして くれた大丈夫かすぐ病院へ向かうぞ そう言い私の腰をさすってくれながら車へ と誘導してくれたのだ病院へ到着してから 14時間もの間私は必死に陣痛と戦った その間シジは痛みを我慢している私のそば にずっとついていてくれたの だ私はシジがいてくれなかったらきっと この痛みにも耐えられなかっただろうと後 になって思っ たそうして待望の娘が誕生したの だ私は自分の子供の鳴き声が聞こえた瞬間 にずっと耐えていた痛みが消えたので あるエリカお疲れ様可愛い俺たちの子供 だシジは感動して目をうませながら子供を 抱いていた私はその姿を見ることができて ほっとしたの だシジが子供を抱っこしている姿を見て私 は子供の名前をその場でひらめいたので あるねえ名前なんだけど日向にしない 私たちの太陽になってくれそうな気がする わ私が子供の名前を想定案するとシジは 大きく首を盾に振ってくれた嬉しそうな顔 子供を見ながらこう言ってくれたの だ稲かすごく可愛くてぴったりな名前だ

すぐに出世届けを書こう かこうして無事に出産を終え名前も決まっ たシジは引っ越しする前日まで毎日面会に 来ては娘の日向を抱っこして怪してくれ たこんなに可愛いに明日から会えなくなる の かシジは悲しそうな顔をしてぽつりと呟い たまた8月のお盆に会いに来るでしょう その時の楽しみが増えたと思って頑張って きなさい よ私も悲しかったがしんみりとした空気で 見送りたくなかったので私はシジをこして 見送った そうだなそれまで頑張ってくるよシジも私 の声援を受けて悲しい空気のままお別れし ないようにしてくれたああそうだ江莉香は まだ病院であと4日過ごすだろうその間に 俺の父さんと母さんの荷物を家に運んで おく よシジは私が入院中に同居の準備をで進め てくれてい たありがとう手伝いたいけどこの体じゃ とても無理だし助かるわシジも自分の 引っ越しの準備があるのに任せきりにして ごめん ね大丈夫だよ江莉香は日なたのことだけ 考えていればいいから さあと隊員日は父さんが車で迎えに来て くれるからそれまではゆっくり過ごして それじゃあ俺は明日の朝に飛行機に乗ら ないといけないから帰るねエリカは無理せ ずに ねそう言ってシジは面会時間ギリギリまで 残ってくれていたが帰ってしまったの だこれから8月まで会えないと思うと 寂しくて泣きそうになったがぐっとこらえ た私はこれからのためにもなる笑顔で 過ごそうと決めたの だそれから隊員日になっ た江莉香さんそれに日向ちゃんもさあさあ 車に乗っ て病院の前に岐阜が車で迎えに来てくれ たお父さんありがとうございますこれから 同居よろしくお願いしますねああお互いに 気楽に過ごして いこう義父はガハと笑って車で家まで 向かった久しぶりにあった義父の テンションになれるまで時間が少しかかっ ただが今日からずっと一緒にくらすと 考えれば早く順応しなければと思ったの だ家に着き玄関の扉を開けると義母が 迎え入れてくれ たリカさんお疲れ様出産大変だでしょあら その子が日向ちゃん可愛いわね早くお家に 入りなさいお昼ご飯作っているわ

よ義も次々と会話を繰り広げ私は合槌を 打つのに精一杯だった最初のうちはお互い に気を使っていたが義両親は慣れるのに 早かったので ある私はもも引っ込み事案で見知りがあっ た ためいつまでも義両親に対して距離を取っ てしまっていたギクシャクしながらも時は 進みようやく8月へ入ったのだ私はやっと シジに会えると思いいつ帰って来るのか メールをしたするとシジから悲しい知らせ が届いたの だシジは有名歌手からの依頼で半年間の通 を依頼されてしまいお盆は帰って来れない という内容だったまた正月も忙しく休みが 取れないということで数年は帰って来ない と言われたの だ私はシジに会えることだけをずっと心の より所にしていたためショックが大きく私 はしばらくの間落ち込んでい たその様子を見て義両親は会えなくなった ぐらいで落ち込むなと励ましてくれたので ある励ましの言葉は嬉しかったがやはり 最愛の夫に会えないのは寂しかったいつ までも悲しんでいる私に対する道場は 苛立ちへと変わっていってしまったの だいつまでも落ち込んでいてもしょうが ないだろう気晴らしに部屋の掃除でもし とけば気分も変わるだろう数年会えない くらい別にいいじゃ ない義両親の言うことも一利ある が私の悲しみに寄り添ってくれなかった ことが辛かった私はやはり義量親と馬が 合わないと感じてそれから実質にこもる ことが増えてしまったの だ義両親は同居の中で唯一の楽しみが孫と 遊ぶことだったため 私が日向を連れてこることにあまりいい顔 をしなかったどうにかして部屋から出そう と考え義両親は私を呼使い始めたの だひなたちゃんのことは見ておくから 江莉香さんは料理でもし なさいそろそろ風呂に入る時間だ風呂掃除 はまだ か私も最初は児の抜きにいいと感じていた が次第に要求はエスカレートしていったの である義両親は揃って私に全ての家事を任 せっきりにし始めたの だそんな生活が4年続いた頃日なたもお しりができる年齢になっ たお母さん犬欲しい買い たい日はテレビや散歩している時に犬を かけるようになってから欲しがるように なった私は家事と育児仕事と大忙しだった ためそれに加えて犬の世話も任されると

思うと完成できなかっ た日が小学生になったら買おう ね日なたがダダをこねて嫌がっていると それを見ていた義父がこう言ってきたの だ日ちゃん犬がいたいのかよしおじい ちゃんとペットショップ行こうか うん私は嫌な予感がしたので岐阜に一応 忠告しておいたの だお父さん見るだけで日なたは満足するの で買わなくて大丈夫ですからね分かってる さ義父はガハハと笑って日なたと散歩に 出かけた 私は収支不安だったがその不安が的中した のだギフと日向が家に帰ってくると日向は 嬉しそうに報告してきたなんと犬を飼う 契約をしてきたので あるあまりに欲しいって言うからなそれに 世話をちゃんとするって約束したから 大丈夫 だろう私は開いた口が塞がらなかった絶対 に犬の世話を私に押し付けてくることが 分かっていたため契約を取りやめるように 言ったが義父は拒否したの だ稲が散歩する時に俺も一緒に散歩する から大丈夫 だ義父の無責任な言動に滝が思いやられる と私が精神的に疲弊していたら義母がお 出かけから帰ってきた ただいまひなたちゃんのためにケーキ買っ てきたわ よ義母は義母で日なたが美味しいという ものは頻繁に買ってくるのだケーキも週に 3回は食べていて虫や太る可能性を私は 心配してい たお母さん日なたのためを思って買って くれるのは嬉しいですけどそんなに買って こなくても大丈夫ですからね 私が遠回しにこれ以上甘いものを買って くるのはやめるように告げると義母は断固 拒否したの だ何よお母さんよりおばあちゃんの方に なついているのが許せないってネ たみ義母は鼻で笑いながら検討違いのこと を言い出したのだ私は義両親とも話になら ず毎日が大変だった 結局犬の世話も日向が義父に散歩に行こう と言っても腰が痛いとさぼり私が行くはめ になっていたの だそうして同居が始まって7年が経ち日向 も小学校に入り育児も楽になってきた頃 だった義両親は2人とも働いていたが定年 退職をして毎日家にいるようになったので ある私の仕事は家で行うため毎日義両親と 一緒にいることが苦痛に感じてきただが 日向が今の小学校に通うことをとても

楽しみにしているため私の事情に合わせて 引っ越しなどできなかったの だまた私が締め切りで忙しい時は日にかっ てあげることができずにいるためそういう 時は同していてかたと少し感じていたので あるそして信じはと言うと3年前にさらに 遠くの場所へ転勤していたのだ距離は遠く 帰国しようとしても感染症が流行ったりし て帰国できずますます信じとは会えずにい た最初の頃は毎日電話をしてメールも頻繁 に帰ってきたが大近はのことを気遣って くれて電話は月に1回メールも3日に1回 帰ってくる程度だったの だ電話とメールの頻度はかなり落ちたが それでもシジは変わらず優しかったので ある最近はどう日なたはもう小学生になっ たんだろう乱とせず背負ってる姿見てみ たい なこっちは心配ないわ日なた毎日学校が 楽しいって笑顔で通っているわよシジも 仕事頑張ってねありがとう明日からも 頑張る よ私は義両親との問題をシジには話さずに いた遠くで私たちのために頑張っている シジにこれ以上心配や迷惑をかけたく なかったの だ翌朝日が学校へ行き私もしていると義父 が大声でこう叫んできたの だおい今日の掃除サボるんじゃない ぞ私はため息をついた後返事をしてすぐに リビングへ行っ た実質にこもってないで掃除と昼飯の準備 して犬の世話もしない かそうですねお父さんすみませ ん もうすぐ10年を迎える頃私は義父に対し て意見をすると後々面倒だと分かっていた ため適当にあうことを覚えた義母は義父の そばに座っており私にこう言ってきたの だどうせ部屋で2度寝でもしようとしてい たのでしょう嫁っていうのはね1番最後に 寝 て最初にくるものよ4時間以上寝るって楽 なもの ね義母は嫌みを含めて私を見下してき た私は日向の今の生活を守るためにも ぎゅっと唇をかみ我慢して義両親の言う ことに従うしかなかったの だ夕方になり日向が学校から帰ってきた私 はで仕事をしていたため気がつかずにいる と義両親は日向に向かってこう言ったの だ日なたちゃんお帰りなさいお母さんは ダメな母親だから日なたちゃんの帰りも 気づかずにぐーたらしているのよ本当母親 失格

ね日なたちゃんもあんな母親でかわいそう だ なは日向に向かってそう言うと日向は自分 の母親をけなされたショックで泣いて しまった日向はすぐに私のいる部屋へ 飛び込んできたの だ日なた何かあったのどうして泣いている の私は訳が分からずただ困惑しながら 日なたを抱きしめたすると日向は泣き ながら事情をしてくれたの だお母さん一生懸命お仕事も家のこともし ているのにおばあちゃんとおじいちゃんが すごく嫌なこと言っていじめてくる の日なたはそう言った後ずっと号泣してい た私が日向をなめながら涙を吹いていると 続けてこう言ったの だもうおばあちゃんとおじいちゃんと一緒 に暮らし ない日なたのために同居我慢していたが私 はその言葉を聞いてもう我慢が抑えきれ なくなっ た日なた転校することになっちゃうけど お父さんのところ行こう か私は思い切って決断したのだ日なたも目 を赤く晴らしながら首を縦に振って返事を してくれたので ある私はすぐさまシジにメドしたそして義 両親のいるリビングへと向かったのだ義 両親は日なたの泣きはらした顔を見て暇ず そうにこう言ったああらちょっと言いすぎ ちゃったかしら日なたちゃんさっきのは嘘 だからね忘れていいから ねきたは医両親が何を言っても返事をせず にただ下を向いていた私は義両親を睨み ながらも冷静にこう言っ たちょっと用事で出かけてき ますそう義両親に告げて私と日向はある 場所へ向かったのである日向も外を歩いて いると落ち着きを取り戻したのか話せる ようになっ たお母さんどこに行くのとりあえず航空券 を買いに行きましょう か私は日向との約束を目に見える形にし たかったため1週間後の航空券を購入し たこれでお父さんに会いに行けるのええ そう よ日向は目をキラキラと輝かせていた私は 日向の目の晴れが引き笑顔を見るとほっと 安心できたのであるそれから今日は外で 食事を済ませて家に帰っ た家に帰ると義両親がそわそわした様子で 座っていたの だキッチンや義両親の様子を見るとまだ ご飯を食べていないように感じ た今戻りました私と日向はもうご飯食べた

のでお母さんとお父さんはお好きになさっ てください 私は冷やかな目でそう言い終えると ぴしゃりと扉を閉めた義両親は何か言い たげだったが聞くまでもないと思ったの だそれから夜にシジと電話がつながり事情 を話し たシジは同居の事情を初めて知り困惑して いたが私と日向が受けてきたことを知ると すぐに協力くれたのだ翌日に不動産屋へ 連絡をしてある手続きの準備を始めたので あるまた真二のとへ向かう日まで私は義 両親 となるべく同じ部屋にいないよう徹底した 義両親は日なたに許してもらおうと何度か 話しかけていたが日なたは全く心がこもっ ていない返事をしていたのだ私はその様子 を見て密かにあざ笑ってい たそうしてシジのとろへ向かう当日となっ たのであるお昼前に家を出るためそれまで あと2時間ほど残っていた家を出る前に私 は理両親にこ告げたの だ私と日向はシジのいる家へと引っ越しを しますのでお母さんとお父さんもこの家を 出ていってください ああと犬は私たちが引き取りますの で突然の私の発言に義両親はついていけて いなかったえどういうこと だこの家はもう今月末で完全に退去し 売り払う契約をしましたの でいきなりどういうつもりよシが私たちに 黙ってそんなことするないじゃない私たち を驚かそううっていう の義母は私を睨みつけて怒鳴ってきた私は 義両親が何か勘違いしているようなので 丁寧に教えてあげたの だシジはこの家の契約に関して全く関係 ありません よ私がそう言うとまだ話の途中だった が義父が言葉を遮ってでこう言ったの だシジが家を出ていったら勝手に自分の 土地にでもなっていると思っているの か義父は私が勘違いしていると思い込み 大笑いをしながら馬鹿にして行ってきたの だそれに義母はつられて私を見下しながら 笑った恥ずかしいわね勝手に勘違いする なんてまあ今だったら許してあげなくも ない けどこの家は私がシジと結婚する前から 購入していたものですだからこの家の名義 は私です よ勝手に勘違いしている義両親に呆れ ながら私はこう言い放った義両親共に理解 が追いついていないのかぴたりと言葉が 止まったの

だ私は義両親が動揺している中 さらにとをさすように言葉を続けたので あるですのでこの家の契約に関しての決定 権は全て私にあり ますこの前家の売却の手続きを済ませたの で明日までには出て行って くださいちょちょっと待ちなさいよ私たち も連れて行きなさいよそうだシジは俺たち の息子だ追い出して困らせようだなんて そうはさせない ぞ義両親は慌てて私たちについて来ようと していたのだだが日向はそんな義両親を見 てこう言ったので あるもうおじいちゃんとおばあちゃんと 暮らしたくないバイ バイ義両親は出合いしていた孫にそう言わ れかなりショックを受けたようださっき まであんなに偉そうにしていた顔が今では しょぼくれてい た私は鼻で笑い義両親にこう別れを告げた の だ残念でしたね今まで私を散々こき使って 馬鹿にしていたのを娘は見ていたので そんな人と一緒に暮らしたくないと言って いましたよではもう飛行機の時間なので 失礼します そう言い放ち私と日向犬と飛行機でシジの とへ向かった到着すると出口でシジが待っ ていてくれたの だ久しぶりだな日向こんなに大きくなって すごく会いたかった よシジ仕事で迎えに来れないんじゃないの ああそうだったんだが今通訳を依頼して くれている方に事情を話したらすぐに行っ てこいって言ってくれたんだよそう笑顔で 言いながら私と日向に目を向けたシジは 日向を見ると目をうませて抱きしめたの だ日向も父親に会うのは生後1週間目以降 初めてだったが警戒することもなくすぐに 馴染んだのである 急にシジのとに来ちゃってごめんね同居が どうしても我慢できなくなっちゃっ て私がそう話を振るとシジは私たちに謝っ てくれたの だこちらこそ俺の両親が江莉香と日向に嫌 な思いをさせて申し訳なかったこれからは 家族全員で暮らして いこうそう言ってシジは事前に契約して くれていたマンションへと案内してくれ た急だったからしばらくは仮のマンション に住むことになるまた物件を探して笑顔の 多い家庭を気付ける家を買おう なシジは満面の笑みで私たちを安心させて くれた10年ぶりに家族全員で囲んで 食べるご飯はすごくおいしくて私はを

振り絞って助けを求めてよかったと心の底 から思ったのだご飯を食べた後日向は私と シジの間に挟まれてぐっすりと寝 た日向が寝た後にシジが私に話をしてくれ たの だ江莉香たちが飛行機に乗っている間俺の 両親から電話があったんだ よその時の電話で話した内容がこうだっ たまだ私名義だと信じていなかった義両親 はシジに電話をして確認を取っていたの だだが紛でもない事実だと知り真事になん とかして義両親もまた同居したいと懇願し てきた らしい私と日向が嫌がっていることを聞い たシジは当然同居はお断りし た義両親は電話越しで表情こそ分から なかったがかなり落胆した声を出していた そう だ両親は丁年退職して同居しているから なんとかなると思ってあまり貯金をしてい ないって聞いたんだだから今頃家を借りる のに も苦労しているんじゃないかエリカに散々 お世話になっていたっていうのにひどい 仕打ちばかりしてきたんだ当然の結果 だろう なシジは笑いながらそう話してくれた私も シジがそう言ってくれるだけで心の隅に あったモヤモヤが晴れるように感じたの だこれからは義両親のためではなく家族の ために時間を費やしたいと思ったのである そして夢である家族全員で家の庭で バーベキューや花火をすることを夢にまた 噴気しようと 思うえヒデト君たちも行くのああこの間 ハワイにしおりと今度行こうと思って るって話をしたら俺たちも行きたいって 言い出したんだよでもさヒデトは会社員で まだそこまでお金に余裕あるわけじゃない だろうそれにエマちゃんも結婚起きに仕事 辞めちゃったみたいだ しそうだよねいつだったか給料日前に会っ た時カップラーメンを3色食べてるって 言ってたのさすがに体に悪いじゃないその 時は私が何ピか作って置いてきたけどあの 時はまだ給料まで1週間ちょっとあった から結構カツカツだったと思うそうそう俺 も心配だったからそんなお金あるのかって 聞いたんだよでも大丈夫だっって言うんだ よな ええとりあえず宿泊先はまとめて取ること になると思う から先に俺が建て替えておいて現地で もらう話にしたよ渡さないいってことは ないよね大丈夫だと

思うおふもそのにいて絶対に渡せって口 すっぱく言ってたからとはいうものの私は 心配だった本当にお金を渡すのかどうか今 までの議定たちを見てれば素直に大丈夫だ とは言えなかった議定のヒトとその嫁の エマ2人が結婚したのは1年前元々高校 時代から付き合っていたとのことで私とと の結婚式には2人で参加したヒデとの第一 印象は明るくて気迫な青年といった印象 だっただが関わっていくうちにひとの言動 に疑問を持つようになった私が結婚して間 もい頃その日私は作りすぎて余った料理を 義母に持って行っ た家が車で30分くらいのところだったの でこうして持っていくことが多かったのだ 疑実家を尋ねると義母は出かけていてイト がいたああどうもしおさんおふ母さんなら 今ちょっと買い物に出かけちゃってるん ですよどうしまし たお母さんに昨日の夕飯で作りすぎちゃっ たもの持ってきたの悪いんだけど渡しとい てくれるえマジっすかオッケーっす渡し ときます ねううん頼むねもしヒト君食べるなら食べ てもいいけどちゃんとお母さんにも渡して おいて ね了解しまし たヒトに渡してそのまま疑実家を後にした のだがちゃんと渡したのかどうか気になっ ていたその後義母から連絡がないのでもし やと思い電話してみると食べていないこと が発覚事情説明すると義母はヒデトを 問い詰め たするとヒトは全て食べてしまったと自白 し規模に注意されていたまあなんとなく そんな予感はしていたので私から何か言う ことはなかったのだががこういったことが 度々続いたのだ旅行に行って日戸用のお 土産もちゃんと買ってくるのに義母のお 土産にまで手をつけてしまったりする夫や 義母から注意されるがまた繰り返したり するので全員諦めているようにも見えた ヒデトがこんな感じだったので結婚すると 聞いた時は色々と心配だったのだ [音楽] そして結婚相手のエマもなかなか変わって いたヒトとは高校の時からの付き合いだっ たが私がエマに実際あったのは結婚する 少し前のことダブルデートというわけでも ないのだが私たち夫婦とヒデトとエマで ドライブに行ったことがあったそれから 女人と男性に別れてその時初めてエマと まともに話した見た目は派手な感じなのだ がそれでも素直で言いこそうという印象を 持っていたただめちゃくちゃ喋るので聞い

てるとだんだんこちらが疲れてくるくらい だしおさんってお兄さんのどこに惚れたん です かえ え私結婚とか正直よくわからないんですよ ね付き合ってた時と何か変わるものです かそうそうだね私と夫の場合結婚してから 一緒に住むようになったのそれまではお 互い実家暮らしだったんだ他人と一緒に 生活するってこと自体が初めてだったんだ けど最初は生活スタイルが違てちょっと 悶々としたか な へえ私たちと同じですねでもヒデトとは 結構価値観とか生活スタイルとか似てる気 がするので大丈夫じゃないかなって勝手に 思って ますそうなんだそれなら大丈夫かもしれ ない ねあああと罹患しようって思ったことあり ます 逆にお兄さんの嫌いなとってどこですか この時結婚してまだ2年だから離婚とか夫 の嫌いなところはどこかと聞かれた時 すごいこと聞いてくる子だなと思ったでも ここで腹を立てるのは大人じゃ [音楽] ない両方ともないかな離婚しようと思った こともないし嫌いなところもないと思う 嫌いなところていうか直して欲しいところ は酔っ払った時の絡み方がうざいことかな へえなるほど 私しおさんのこと誤解していたかもしれ ないです えしおさんのことずっとお金目的か何かだ と思ってましただってお兄さんて手取り めちゃくちゃいいんですよね イレとは何も言ってませんでしたけど私は お金目的じゃないかなって思っちゃったん ですもし私だったらそうするだろうなって 思った から離婚のことを切り出してきたかと思っ たら今度は私が結婚したのはお金目的では ないかと言ってきたの だ俺には腹が立ったというよりあけに取ら れたまさかそんなことを聞いてくるなんて 思っていなかったからだそれでも私はその 場をやり過ごしその後しばらくして夫と ヒトたちと合流結婚前だからこそエマに 対しても結婚して大丈夫だろうかという 不安があったそれでも私はただの義姉口を 挟んで夫に反対させるなんてこと私に できるはずもなかった若い2人が互いに 惹かれ合い好きになったのならそれでいい と思っ

たその後2人は結婚しかし祝福ムードだっ たのもつのま2人が結婚して数ヶ月である 問題が発生したある日のこと夫が仕事から 帰宅してきた時少し雰囲気がりいていた 仕事で何かトラブルでもあったのかかと 思い私は穏やかに話しかけたすると夫は 最初何もないと言っていたのだが心配そう にしている私を見たせいか何があったのか を説明してくれ た実はさ今日ヒトから電話があったんだよ 仕事中だったからその時は出られなかった んだけど折り返したら終わったマジで やばいってで言ってて何のことか分から ないしそもそもヒトが焦って取り乱してる ようだったからたごじゃないと思って冷静 になってから話を聞いたんだよくよく聞い てみたらどうやら借金をした らしい借金ってどういうことパチンコとか やってたっ け車の修理って言ってたけど実際はどうか かわからないただあいつも働き始めてまだ 数年だろそれでエマちゃんもパートだから 経済的に余裕はないらしいん だだからお金貸して欲しいって言われたん だ よそそっかどうする の俺も結婚したみだしおと話し合いをして から連絡するって言って ある夫は絶対に大きな買い物をする時は私 に行ってから買ってくるお互い仕事をして いても報告はしようと結婚前に決めたのだ 今でも報告は何度もし合っていただが人に お金を貸すというのは初めてのことだっ た私は別に大丈夫だよひと君とエマちゃん が困ってるなら貸してあげ たら本当にいいのかそれじゃあヒトには 明日連絡しておくよありがとな しおり明日ひとからも連絡させるから うんこうして秀とは夫に借金をすることに なった翌日秀とから申し訳ないという連絡 が来たもちろん私が貸したわけではないの で何も問題なかったのだがどうも車の修理 が嘘臭いと思ってしまったのだその理由と して実は先月エマと2人であったのだが その時彼女は車を今修理に出しているから 駅まで迎えに来てほしいと頼まれたそして 今回修理費用が必要だと言われている車が エマの 車本当にこんなことがあるのだだ後日エマ からその話を聞くことにし たしおりさん先日はありがとうございまし た本当に助かりましたひとも助かった 助かったって毎日のように言ってます本当 に感謝して ますそれは全然第一私が貸したっていう

よりは夫が貸した感じだからね私は何もし てないよ夫に会ったらまた行ってあげ てもちろん ですそれよりつ聞きたいんだけど車の修理 ってエマちゃんの車だったんだよ ねはいそう ですそうでも最近も修理してなかった えほらこの間家にに来てくれた時修理で車 ないから駅まで来てほしいって言ってた じゃないその時から時間は経ってないのに 修理って早いなと思っ てそう私が言った瞬間エマの顔が曇った さらには額に汗が流れたのだどう見ても 焦っているようにしか見えなかったすると エマは何か思いついたかのように始めた ああ あああの時は急にエンジンがかからなく なっちゃってそれで修理に出してたん です今回 はこ今回はパンクしちゃって前後1台ずつ パンクしちゃったんですよあとはそうそう エンジンオイルの交換 ですそうなんだメンテナンスしたばかり だったのに今回は大変だったねほ本当にね この時のエマは明らかに取り作ろっている ようにしか見えなかっ たおそらく今回修理などしていないの だろうお金を借りたのは別の目的がある はずとは思ったものの夫にキレトがお金を 騙し取った可能性があるなんてことは とても言えないそれに借りているだけ返せ ば別に問題ない だろうそれから数ヶ月の 現在ハワイに一緒に行くことになったと いうわけだだからこそ今2人が経済的に 余裕があるのかどうか不安でしかなかった 借金すらまだ返せていないのにヒトたちに 贅沢をするお金なんてあるわけがないいや 仮にあれば先に借金返済が先 だろうそのことを夫に告げたところ俺も そう思ったんだだけど借金は来月で関西 できるって言ってた えどうやっ て来月ってボーナスだろヒデトが今回業績 良かったらしくてボーナスがかなり入って くるらしいんだそこで借金が返済できる 目処が立ったみたいなんだよだから一緒に ハワイに行きたいって言ってるいいか な私は全然いいけどでも本当に目処が立っ たのかな うーん俺も100%信頼してるわけじゃ ないけど今回のひ準備できてるみたいだ から多分大丈夫だろうとは思う一応保険と して宿泊先分だけは建て替えてあるけど 飛行機代は自分たちで用意してもらうこと

にしたもし変なことしたら向こうのハワイ に置いてくる よ夫はそんな冗談を言っていたが私は少し 心配していた本当に十分な旅費なんてある のだ それに今までも返済が遅れることもあった 果たして来月に関西などできるのか疑問で しかなかったそんな気持ちで迎えた旅行 当日約束通り秀ととエマが中合場所にやっ てき た今日はよろしくお願いします俺ハワイと か行ったことないからマジで楽しみだわ ああヒデトちょっといいか うん向こうの宿泊台立て替えておいたから 向こう着いたら生産するから なああ ああその反応には明らかに違和感しか なかった機内に乗り指定された席へついて 少しすると夫は眠ってしまっ 実は前日まで仕事が遅くまでかかっていた 眠くなるのは当然だろう私は離陸してから も本を読んでいたそんなことをしている うちに私も眠くなってしまい少し眠って しまった2時間ほどして起きると後ろの 議定夫婦の声がしたチケットは別々で取っ たので偶然にも後ろの席になったのだろう 会話を聞いていると2人はハワイ旅行を 相当楽しみにしているようだ楽しそうな 会話が私と夫が座っている席にも聞こえて き た兄貴たちは無事に乗れたかな兄貴なんだ かすごい眠そうだったけど疲れてるんじゃ ないさっきしおさんに聞いたけどお兄さん 昨日遅まで仕事してたんだっ てそうなんだそれに比べて俺は昨日 ちゃんと8時間眠りまし た私は2人に話しかけようとしたのだが ある会話の内容が聞こえ話しかけるのを 一旦やめ たそういえばお兄さんがさっき生産する って言った時何も否定しなかったから びっっくりしたよ払えるんだと思っ てなわけないだろうもしそんなお金がある なら別のことに使ってる よ えじゃあどうするのお兄さん生産するって 言ってた じゃんまあ焦るなって俺いいもの持ってる んだよ じゃーんこれなんだ うーんれってクレジットカードでもひとは キャッシング枠なんてない でしょ名義をよく見てみろよ あお兄さんの名前ってことはこれお兄さん のどうしてヒトが持ってるの

よさっき兄がトイレに行ってる間に拝借し ておいた何回か兄貴が引き出すの見てる から暗証番号もばっちり だででもバレるんじゃ ない大丈夫大丈夫兄貴の口座の金前に1回 だけ迷彩表見たことあるんだけど10万 単位くらい引き出してもきっとバレない よ うわあマジでやってること犯罪じゃんもし バレたらどうする のその時は兄貴が酔った時に使っていいっ て言ったってことにするんだよだから現地 に着いたらとにかく兄貴に酒を飲んで もらうそして後は生産をごまかせばいける だろうそこまで考えてるなんて最高だね ひと だろうよし今日はハワイ楽しむぞ2人のし ていた会話を聞いた私はぞっとしていた いくら兄弟と言ってもそんなことする なんて犯罪者も同然だせっかく夫がヒトを 信じていたのにこんな形で裏切るなんて 許せるはずがない私はそこで2人にどうに かして制できないもか考えていた悪いが 今回のことは到底許せるものでは ないだからちゃんと制裁を受けてもらう そこで着陸まで試案していたが1つ 思いついたことがあったこの方法がうまく いけば2人は帰国できなくなるならば制裁 方法としてはちょうどいいのでこれで 行こうと考えたまずハワイ到着後私たちは 宿泊先へ荷物を置きに行くその前にヒデト は一旦どこかへ消えていた多分お金を 引き出しに向かったのだろう当然だが夫は そこで生産をしようとしたイトはすんなり 自分たちの文を出したおお本当にお金あっ たんだ なあた前だろじゃなきゃ行くなんて言わ ない よ堂々と嘘をついているひとのことを私は 睨んでいたそして次に食事に向かうことに なったその前に一旦部屋でゆっくりする ことにひとの計画では夫にお酒を飲ませ弱 せることで酔った勢いで夫がひにお金を 引き出してぽいと言ったと発言するつもり だっただからその前に夫には今回の一見を 話しておくことにした伝えている最中夫は 時折り目を丸くしながら驚きスマホで残高 を確認したところ引き出されていることに 気づい たまさかあいつそんなことをしてた なんてごめんね本当ならもっと早く気づい てればよかったんだ けどいやしおりのせいじゃないあいつ絶対 に許さねえ今からヒデトの部屋行ってくる わ待って怒ってもひと君は土下座したりし

て結局丸く収まったりしちゃうわどうせ ならこのハワイに閉じ込めてみ ないえ閉じ込めるって一体どうやって私は まず夫にクレジットカードを止めるように 伝えたそしてヒデトたちには体調が悪く なったから2人で何か食べてきてと電話し たイデとはいい返事をしハワイを満喫して くるとのことどうやらまだ状況は分かって いない様子 だしばらくしてひとか 夫の元に電話が来たそれを聞くために夫が スマホをスピーカーにするおおい兄貴ちょ ちょっと大変なことになったん だどうしたいや実はクレジットカードを なくしてしまったみたいで今お店にいて 色々食ったんだけどカードがつえなくて おお そうかそれは大変そうだな頼みがあるんだ けどお金貸してくれないか な ん日本に行ったら必ず返すから今だけ貸し ておいてくれないか ななるほどなあそうやってさっきも俺を 騙したってわけ か えお前そもそもクレジットカードなんて 持ってたか ああいや あの作ったんだ よいつどこのブランドだ え [音楽] えっと下手な言い訳はやめろこっちは全部 分かってるんだよお前俺のクレジット カード持ってるんだろそれでさっき生産し たお金はそのカードのキャッシュシングで 得たお金なんだよ なななんでそんな ことしおりが全部聞いてたんだよイトと エマちゃんの会話随分なめた真似して くれるな ああ兄貴本当にごめんすぐに返すつもり だったんだそれに俺たちの新婚旅行は国内 だったし1回でも海外に行ってみたかった んだよ兄貴たちと違って俺たちは裕福な わけじゃない しだからって盗みか自分を正当化するのも いい加減にしろ犯罪をお金がなかったから 仕方なかったで済まされるわけないだろう が仮にお前みたいなむすっがいい思いをし て も俺みたいな被害者はその旅行の思い出が 盗まれたことが思い出になるんだこの ハワイ旅行はな俺としおりが前々から 楽しみにしていたものなんだそれなのに

お前ってやつは ああ 兄貴本当に悪かったよとりあえずお金を 貸してくれないと俺たちここから出られ なく てそうかそれなら仕方ないな俺たちはもう ハワイは離れる手はずを整えて今は空港に いるんだこれから日本に帰るお前らも旅行 楽しんだら帰ってこい よはいいやいや冗談だろ来たばっかりだ ぞ誰のせいで気分を返したと思ってるんだ とにかく俺たちはは帰るからま待ってくれ よそのまま夫は電話を切ったちなみに私と 夫は宿泊先を変えただけでまだハワイに いるあれからヒトとエマは現地の店員に 詰められて2人とも自分たちがたらふく 食べた分プラス迷惑量をその飲食店で働い て返すことになった慣れない英語に宿泊し ているようで怒られてばかりらしいちなみ にこのことは義母に報告済みだなんとか 日本に帰ってきたイトと江田が2人とも 義母の元で働いて収支監視されているため 息をつく間もなく追い詰められるように 働いている らしい私たちは旅行を満喫し日頃の疲れを 癒しフレッシュ一時はどうなることかと 思ったがひとまず良かった今度は何の弊害 なく旅行に行きたいもの だ私の名前は秋夫の周一と結婚して そろそろ30年を迎えようとしてい た子供は息子と娘が1人ずつ いる結婚を迎えるとはいえ夫との中は順風 満々ではなかっ た週1は女癖が悪く浮気問題を度々起こし て周囲に迷惑をかけてき た私は週1の浮気の旅に泣かされてきたが フルタイムで働くほどの余裕もないし子供 たちの養育費を考えると離婚はしたく なかっ たただ子供たちはどう思っているかは わから ない週1は子供たちを放置しており教育を 始め子育てに関わることはなかっ た誕生日もクリスマスも年末年始も子供 より女を優先していたの だしかしここ10数年で中一の女癖の悪さ は成りを潜めてい た40代後半ならば寄ってくる女性もいた のだろうが50代半ばともなれば金持ちか ほどの物好きじゃなければ近寄らないよう になったから だ本人は男のプライドに関わると嘆いてい たが社会的な地稼ぎ顔の良さが評価されて いたに過ぎず今の状態が本来の評価なの だそれでも30年近く連れ添った夫なのだ

から私のの中には小さじ1杯分くらいの情 が残ってい ただからこそ今日は週1の早めの退職記念 として高級レストランのディナーを予約し たの だふーんまいいんじゃないお前にしては センスいい場所を選んだ な素直にセンスいいねと褒めて欲しかっ た久しぶりに2人でゆっくり話し合える場 を設けられると考私はその言葉を聞か なかったことに するそれでも当日はそれなりに気合を入れ たいとも考えてい ただからファッションやメイクもデパート のコスメ売り場で店員さんに選んでもらい 少し高かったが頑張って買ってみ た しかし秋か今日ディナーには行かねえ わ週1と退職祝をしようと約束した日彼は 電話で来るなと言い出したえどうして当日 ならキャンセル代も取られちゃうじゃ ない2日前のキャンセルですら50%の キャンセル量を取られるくらいの レストランだ当日キャンセルは100%の 支払いに なる私は内心ぶち切れそうになっていた それでも退職祝なのだからと自分に聞かせ 冷静に週1と話し合おうと するねえ理由ぐらい教えてよ仕事急な仕事 が入った の電話に出ている週1はめんどくさそうな 反応を するその瞬間私は直感し た女 だしかも週が相手をしている女は確実に 若いディナーは俺が電話してキャンセルし ておくお前はもう出しゃばる なねえまだしちゃん早く 早く やっぱり電話口からカカに聞こえた猫の ような声で確信させられ た後ろにいる若い女とご飯に行く気な の長い付き合いだこれくらいすぐに 気づくしかし夫は白を切り 続けるもう一度私が周一に問い詰める と若い女と飯しに行って何が悪いんだ文句 があるならはっきり言ってみろよと逆切れ してきたそこからは電話口でくどくどと いかに自分が家族のために働いているか誰 のおかげでいい暮らしができているか説教 をしてき たいついつもなら右から左に流すような 内容でも今日だけは私の心をくさっとさし てき た私は少しでも気を緩めると泣いてしまい

そうだっ たその後も周一のトだらけの言葉が続いた が後半から私は何を言われたかは覚えてい ないただ覚えているのはお前に存在価値が あるのかそんなに厳しくてうるさいお前は 俺の親か俺はお前たちを生かしてやってる 神様にも近い存在だもう2度と口応えする ないい な同じ人間として扱わないぞという宣言に も等しい内容だそれでも私は泣かずに震え そうな声を さえでも今日は渡したいもの がと伝えた絶対に私は今日週1に渡さ なければならないの だお願い渡したいものだけは受け取って 金目のものか金じゃないならプレゼント なんていらねえから 捨てろそう言われた瞬間私の中で何かが 切れる音がし た本当に後悔しないするわけねえだろお前 は俺の命令通りに動けばいいんだよ しばらく連絡してる [音楽] の私の鼓膜を破りそうな大声で怒鳴った 周一は電話を切って若い女と私が予約した ディナーを楽しみに行ったのだろうなんて 情けないの だ子供たちにも今日は夫婦で出かけると 言った手前こんなみともない姿を見せたく はないどこかに消えてしまいたいでも今の 私はどこかに行く気力もない せっかく買った服を脱ぎメイクも落とし私 は子供たちが帰宅するのを待つことにし たその間この行場のない怒りと悲しみを 料理にぶつけることにしたの だ気づけば息子が目の前に立ってい たあれ母さん今日は父さんとディナーじゃ なかったっ け息子は何があったのだろうという不思議 な顔を 事情を話しても息子に気を使わせるだけな ので適当にごまかしておくことにし たお父さん緊急の仕事が入ったらしいの 部下の方が仕事で重大なミスをしたらしく て急いで穴埋めが必要なんだっ てこういう時勘が鋭くない男の子は楽で いい私の言うことを素直に信じてくれ た一方娘が帰宅すると私に向けられた視線 は道場だ知らない女から向けられる道場 よりよほど 答える何も言わないでね小さな声で娘に 言うと彼女はこくっと顔を縦に振ってくれ た本当に私は幸せ者だ曇っていた私の心も 2人の子供のおかげで少しずつ持ち直して きた

母である私が子供たちに慰められている ようではいい大人がみともないよし今日は 子供たちと楽しい時間を過ごすぞそう意気 言で私は抱えていたモヤモヤをぶつけた 料理をテーブルに並べいつも以上に機嫌が いいように振る舞うのだっ たそして真やレジを回った時玄関から音が 鳴った夫が帰宅したのだろう おい俺の服をかけておけ風も湧いていない のか本当に気が効かない女だみかちゃんの 方がよほど気が効く女だ ぞもう涙すら彼周一に残っていたいぺの情 も枯れはててしまっ たはいはいやっておき ます私の態度に怒りを見せる周一だが私は もう夫の顔すら見たくない 適当に整えて私はすぐに寝室に向かうの だっ た翌朝誰よりも早く起きて朝食を作る 私その間に私は先日の一見に関して答えを 出せた朝食を並べ終わった後夫が椅子に 座る昨日のレストラン最高だったぞお前 たまにはやる じゃん冷静ながらぶち切れていた私は昨日 の話を改めて振っ た週1に渡したいプレゼントあれ全部捨て ていいのよ ね何の話かさっぱり理解していないようだ が私は構わず続けて 話す念のためですプレゼントは捨てていい んです ね週1は私が強く出る態度が気に食わ なかったのか夫に向かってなんだその態度 は俺がいらないって言ったんだったらいら ないんだよ金目のものじゃないんだろう それなら全部捨て ちまえ証拠となる約束の言葉は取れ たわかりました今中に全て処分しておき ますと塩らしい態度を見せると中一は私の 態度を見て機嫌をよくしたのか鼻を鳴らし て腕組までするしますだったもうこの男に 情ををかける必要はないそう思った瞬間私 は肩の荷が降りたと感じた同時に私は自分 の中にくすぶらせていた計画を実行する ため腹をくる覚悟もでき たまずは週1を早く家から 追い出そう週1会社に遅れますよ彼の会社 は遅刻現金だ時間ギリギリなので私は早く 家を出ろと せかす時間かとにかく今日中に全て捨てろ よ捨てられなければ生活機は入れないから な捨てゼリフを吐いて出社する週1そこに は全く手つかずの朝食だけが残されれてい た遅れて子供たちがテーブルに近寄り椅子 に腰を下ろし食事を耐えていくその後息子

に声をかけた ごめん少し運ぶの手伝ってもらって いい母さんこれどうするの父さんがいら ないんだってだから私が全て捨ててくる の息子は捨てなくても良さそうと思って いるようだが私はゼが火でも捨てなければ ならないこれは私の人生最大の断捨離とで も言うべきかもしれないことなの だ女は強いから ね 離婚したおが言っていた言葉だ本当に覚悟 が決まった女というのは強いの だろう手伝ってくれた息子を家から 送り出し私は素ゴミを回収してくれる市内 のゴミ処理センターに電話した複雑な 手続きは不要だったのでゴミ処理センター に到着して職員に連絡すれば引き取って 処分してくれるそうだそうと決まれば車を 飛ばすだけたくさんの荷物を積んだ車に 私はゴミ処理センターに 行くゴミ処理センターに到着し職員さんと 共に荷物を下ろして頂き物が処分される 光景を目に焼きつけた後私はある人へ電話 をかけた留守でになったが私はメッセージ を残したメッセージには我が家への来訪の 依頼を入れた次は週1に電話 だ同じように電話をかけると留守での案内 だった メッセージに早く帰ってくるようにと 言い残す週1の勘に触るよう少し動きを 強めに行っていたので確実に彼は早く帰っ てくることになるだろう段取りは整った次 は私自身の人生を取り戻すための作業だ私 は車を飛ばして街中にある一等の雑居ビル に向かったドアを開け私は挨拶を済ませ 本題を切り出す 今日は夫とのことで相談がありここに来 ました時間にして2時間ほどだろう か私の得意分野ですお任せ ください私の相談を真味に聞いてくれた 男性は力強く答えてくれた私は部屋を出る 際秘書らしく女性の方から1枚の髪を 手渡され たこれ効果群なので使って ください髪を受け取った私は女性の目を見 てお礼を伝えて部屋を出るもう後戻りは でき ない私はいつも通り家の掃除洗濯食事の 用意を済ませ夫が早く帰るのを待っていた ドタドタと大きな音を立てて週1が 帰宅お前どうしてくれるんだなんでお前は 俺に大切なことを言わなかっ た私の留でよりも別けで焦っている様子 だっ た何を怒っているんですか知らんふりを

する私のことが気に食わないのだろう週1 はダダをこねる子供のように 送り出すお前のせいで俺の退職後のプラン はパーリなのかもしれないんだ ぞ週1の退職後のプランとは夫が働く会社 の社長が行為にしていた会社への斡旋だ週 に度の出勤でよく世間で言われる天下りで あるなぜ斡旋をされるのかと言うと週1は 社長の会社が倒産寸前でも残ったのだ社長 が育てた人たちは会社が危ない時みな一目 さんに逃げ出したそれでも週1だけは逃げ なかったそのため社長から週1は高く買わ れていたしかし逃げなかった理由は他に職 する当てがなかったことと新しい会社で 新人としてスタートするのはプライドが 許さなかったから だ今すぐ捨てたいただき物を取り返して こい俺が会社で社長に詰め寄られたように 俺もお前に詰め寄ってやろう か社長から頂いたものというのは観葉植物 だ物の義足は分からないが中一が言うには 数10万はするという社長はや スピリチュアルを信じており今回退職する 祝として今後もお金に困らないようにと いう配慮だった らしいその行為を無にされては社長が怒る のは無理もないおいなんとか言ってみせろ よと怒鳴っていた黙り続ける私に危機迫る 表情で睨む週1いつもの私ならひんで折れ てしまうのだが今日だけは違っ た週1 あなたが捨てていいと言ったから捨てまし た何度も私は確認した上でやったこと です週1の表情は苦虫を潰したかのように 歪んでいる口元は歯を食いしっているのか いつも以上にシが目立ってい た俺はどう社長に弁解すればいいんだお前 が責任を取ってくれるの かここまでぶち切れた周一を見るのは 初めてだよほど心に余裕がないの だろうなら直接謝罪したらどうですかそう ですよね 社長私が社長の名前を出した瞬間夫は目を 見開いた嘘だろ俺の話全部聞かれていたの か中一が思っていることはこんなところ だろう話は全て奥さんから聞いているよ 会社で見せていた顔と家庭で見せていた顔 がここまで違うとは ね ああ一は膝から崩れ落ち血の魚のように口 をパクパクしてい た会社に人生を捧げてくれたことには感謝 するしかしプライベートがこんなあり様で は紹介したかった企業に失礼だ人の行為を 金銭で図った上無にする人間と私は関わり

たく ない社長は実上のを週1に告げた週1は 折れた膝を視点にして今度は頭を床に こすりつけていたすみません今回だけは ごちゃいただけませんか私の勘違いなん ですこれ は土下座する周一に対して社長 はもうそこまでする必要もない私がどんな 人間かというのは君が一番よく知っている だろうく島もないというのはこのことなの だろうそして私も社長が放つ静かな怒りに 飲まれそうだっ たきっと社長は自分の目が曇っていたこと に恥じているのかもしれないまだまだ私も 見る目がなかったかとあとは2人の問題だ ね私は失礼させてもらう よ社長からお前立てをいいた私は週1に 追撃を繰り出した この紙分かります か中一の目の前に差し出された1枚の紙に 書いてある文字は離婚 届けその言葉を目にした周一はり離婚だと はい人生のお暇をいただきたいと思いまし たの でこのセリフ1度は言ってみたかったのだ まるで自分がれっこ女優になった気分だ実 は私がゴミ処理の後にった場は弁護士事務 所耐切れなかった私はゴミ処理のついでに 弁護士さんに相談をしていた弁護士曰く私 の離婚は100%夫側の有責になると言っ てくれたなぜなら今までの女遊びと家庭内 の状況を日記にまとめておいたからだそれ らが証拠となる上退職記念で予約した高級 レストランのディナー問題がとめをさした 離婚なんてするかよそもそも俺は生きて いけばいいんだよ今まで散々自分勝手に 生きてきた人間が何を焦っているのだろう かそうだ子供たちだあいつらの金だって 必要だろうなあ俺が必要だよな子供たちは 私のとろに来ますよあなたは誕生日も クリスマスも年末年始も学校行事すら無視 していたんですから子供たちはあなたの ことを父親としてすら認めていない でしょう以前から私は子供たちに離婚の話 を振っていたその時から息子も娘も私の 味方だった俺は絶対に養育費なんて払わん ぞ払わないからな週1は自分に求められる 役割だけは即座に理解したらしいしかし私 はいただけるものはしっかりいただくと 決めたのだいいげ許しませんあなたには今 までのツを全て払ってもらいます退職金 慰謝料養育費元夫になるであろう一に残る のはこの家にある数年のローンのみだあ俺 は認めんぞこんなの絶対認めないそう言っ て週1は家から走って出ていくのだった

その後翌日に夫は家に帰宅し荷物をまとめ て出ていってしまった今は弁護士を通じて やり取りをしている中一の退職金に関して は社長が最後の情けをかけてくれ満額に 加えて色をつけてくれたノセブは手切れ金 つまり今後お前と一切関わる気はないと いう社長なりの意思表示だ家族からも捨て られお世話になった人からも見捨てられる その立場に立つ側からすれば人生が めちゃくちゃになった感じがするだろう しかしそうなるまでの積み重ねがあったの だちなみに弁護士さんが言うには退職金が 全額出て上乗せもされたのは嬉しいこと ですね退職金の1000万を分与で 500万もらいましょうそこから慰謝料と して300万今後の養育費として200万 で旦那さんは無一文です家は賃貸なので 名義変更を申請しちゃいましょうこれで金 なし家なしにできますよと言われたさらに 今回の浮気合いでからも慰謝料を取り ましょうという逆提案をされた弁護士とし ても稼げる案件だと踏んだのだろう私とし てもれるところからは全力でむしり取り たいこの提案に対してお願いします後悔さ せてやりたいですと力強く返答した子供 たちの真剣に関しては100%私に譲ら れることが確定しているまた子供たちも 周一に対する愛情はないと断言したため 混練罪彼は子供たちと面会することはない だろう本当はもっと早くに決断していれば よかったのだがここまで耐えに耐えた会が あるほど見返りは大きかった私に対して 多額の退職金を残してくれた元夫の一には 心から感謝を述べたい本当に本当に ありがとう図々しいわね勝手に計画立てて こんな贅沢するなんて今月分の援助返して ほしいわ分かりましたそこまでおっしゃる なら今日の分ははかさんは自分たちの分 だけ出してください え私の名前はとこ結婚して5年目夫のあと と昨年生まれたもうすぐ1歳になる娘の3 人家族だ秋とは天金属のため私は結婚して からもう2回引っ越して いるそのせいでなかなか実家にも疑実家に も顔を出すことがでず両親たちには孫を 抱かせてあげることもできていないので 申し訳ない気持ちでいっぱい だその代わり毎日娘の写真や動画を撮って それぞれの両親に送るようにして いるそんなある日珍しい人から電話が かかってきたそれは私の兄嫁のはかからで 私より1年遅れて兄と結婚し実家で両親と 同居して いる私が遠方に引っ越したため結婚式以来 会っていないそんなはるかからの電話に

両親に何かあったのかと心配になって しまうもしもしお姉さんご沙汰して ますあのさお願いがあるんだけど何ですか 毎日毎日子供の写真送りつけてくるのやめ てよね迷惑なんだけどえごめんなさい両親 からは迷惑と言われたことがなかったので てっきり喜んでくれているものだと思って 義両親じゃなくて私が迷惑なのでも お姉さんに送ってはいないので両親が迷惑 でないならいいんじゃないですかごめ迷惑 なら両親にお姉さんには見せないように 言います けどはるかにどんな迷惑がかかっているの かよくわからないが娘の写真を見なければ 住むのではないだろう かとにかく写真を送られるたびに孫の成長 とか話を聞かされるこっちの身にもなって よねもう送らないでよ分かったわ ねガチャ切りされた電話に会いた口が 塞がらない兄嫁とはまともに話をしたこと もなかったのでほぼ初めての会話がこんな 内容だったことに常識を疑って しまうとりあえず母に相談してみたところ 気にしなくていいと言われた何の説明も なくそういう母に同居生活がうまくいって いるのか不安になったが家を出た自分がを 出すと余計な迷惑になると思い何も聞か なかっ たそれからはかから連絡が来ることもなく 両親にも娘の写真を送る生活をしていたが やはり両親たちにも孫を抱いてほしいなと 思い私は思い切ってあとに相談をしてみ たねえあとやっぱり義両親にも両親にも娘 に直接会ってもらいたいと思っているの どこかでお休み取れないかな秋とは パソコンを取り出しスケジュールを確認し て頷いた今度のゴールデンウィークは まとまった休みが取れそうだよちょっと娘 は大変かもしれないけど両方の実家に顔を 出そうか本当に嬉しいありがとう あととこの実家で2泊くらいしたら娘の 負担も少ないかなとこも毎日頑張ってるし 実家でゆっくりする時間があったらいいね そう言ってさりげなく私を至ってくくれる あとに思わず抱きついたそしてすぐに両方 の実家に電話をするととても喜んでもらえ たお母さん今度のゴールデンウィークうち に止まってもいい うーんお兄ちゃん夫婦がいるから寝る場所 ないしホテル取って くれる予想外にそんなことを言われて驚い て しまううちの実家はのどかな田舎の休暇で そこそこ広い家だ私は2人の兄と妹が1人 いて4人兄弟で育ったのだが小さいながら

それぞれに独り部屋が与えられてい たさらに言うともう亡くなった祖父母も 同居していたので総勢8人が住んでもまだ 客室があるくらいの広さ だ兄が4人家族とはいえまだ子供も小さい し6人しか住んでいないのに私たちが 泊まる部屋がないとはどういうことなの だろうかモヤモヤが残ったものの とりあえずは母の言葉に従うことにした 分かった駅前にホテル取っとくよあとね ちょっと早いけどお父さん今年完でしょお 祝いしたいけどいいかなお父さん喜ぶわ ありがとうそう言ってもらったので食事会 の場所を探し始めた同居している兄家族を 放っておくわけにはいかないので人数に 入れ た母は兄家族ににかかる食事代は出すと 言ってくれたのだがせっかくのお祝い事だ し私たちが全て負担することを伝え た久しぶりに会える家族に嬉しくなって たくさんのお土産を用意したし父の関祝に 赤いちゃんちゃん子も用意し たそして街に回ったゴールデン ウィークまずは秋との実家に挨拶によった お土産もとてもでくれて両親は娘に たくさんのおもちゃや洋服を用意してくれ ていた秋との妹家族も駆けつけて娘は みんなにちやほやされてご満越のようだ たくさんのご馳走も用意してもらい1泊 しかできなかったが私たちはゆっくりと 過ごすことができた疑実家からなかなか 解放されず私の実家に着いたのは遅い時間 になってしまった昼間はのどかな田園風景 も夜は街灯が少なく薄味悪いがそんな風景 も懐かしくて笑顔が こぼれるしばらくして実家の前に車が 止まると私は娘を連れて車を飛び降り インターホンを 鳴らすドアが開き久しぶりの母の顔嬉しく て思わず大きな声が出る ただいまただいまじゃないでしょ いらっしゃいさ娘ちゃんお抱こさせてそう 言って娘を抱き上げた母に続いて私たち 夫婦も家の中に 入るそして感じる違和感やけに家の中が 散らかっているように 見えるそこかしに子供のおもちゃが転がっ ているのは仕方ないにしても 明らかな大人の靴下や雑誌などで部屋の中 が然としている綺麗好きな母はいつも家の 中は綺麗にしていたし私たち兄弟も片付け に関しては厳しくしけられた覚えがある それなのに家の中が散らかっていてひどく 驚いてしまっ たそんな私の様子に気がついたのか母が

申しなさに口を 開くごめんね勝手に触るとはるかさんが 怒るのよ何度も揉めてもう兄家族のものに は一切触らないことに決めたから家の中は いつもこんな感じな のお兄ちゃんは何も言わないのあの子今 単身不妊してて余計な心配をかけたくない から相談もできなく てお母さん大丈夫 母は黙ってういてしまったお父さんは お父さんも初めの間は注意してくれてたん だけどはるかさんがお兄ちゃんに泣きつい て怒られたのよやっぱりよそから頂いたお 嬢さんだしこれ以上は何も言えないって なって2人で相談して諦めた のそれから色々と話を聞いたがはかは一切 家事をしないそうだまだ幼い子供たちに手 がかかって疲れたと言って朝も遅くまで寝 ているので母が子供たちに朝ご飯を食べ させて上の子を幼稚園に送ったりと面倒を 見ている らしい私はもっと早く教えてほしかっと 言ったが嫁に行った私や他の子供たちには 心配をかけたくなくて言えなかったそう だ私たちの泊まる場所がないというのも兄 家族の片付かない荷物のせいで部屋が空い ていないからと言われ心底は切れてしまっ たその日はかは友達とのみに出かけていた ので母の静止を振り切り家の中の大掃除を 始めた さすがに兄家族の部屋には入らなかったが 共有部分であるリビングと玄関を中心に 片付け たもう兄夫婦の子たちも寝ていたので さすがに掃除機をかけるのは諦めたが そこそこ綺麗にしてから宿泊している ホテルに引き上げた掃除中に帰ってきた はかには嫌な顔をされたものの特に何も 言わ なが私は両親に悲しい顔をさせるはかに 徹底的に立ち向かうと決めたの だそして翌日は昼間に父の還暦祝いをする べく奮発して私たちが宿泊しているホテル の近くにある地元では有名な高級亭を予約 しておい た両親と不機嫌全開のはかそしてその子 た昨日は実家に着いたのが遅かったので 会うことができなかったが5歳と2歳の 男の子でとても活発な顔をしているこの時 にあれと感じたのは兄が結婚したのは4年 前ということは上の子ははるかの連れ子な のだろうかでも兄弟2人とも顔がよく似て いる結婚前に産んだのだろうか お父さんおめでとう 心のモヤモヤは置いといてグラスを片手に

みんなで乾杯をするありがとう子あと君も ありがとう娘ちゃんを連れてきてくれて 嬉しいよ最高のお祝い だ父が満面の笑みでお礼を言ってくれたの だがその言葉を聞いてはかがふんと鼻で 笑う何よ高々誕生日会でこんな贅沢して はるかさんうちが援助しているからこんな 場所で食事会できるんでしょうこんな贅沢 するために援助してるんじゃないんだけど ね夫の稼ぎを何だと思っているのこの食事 会は私が企画しまし たはるかにお金なんて1円も請求してない のになぜそんなことを言われるのか腹が 立つ 自分の企画だと伝えるがはるかはさらに嫌 そうな顔に なる図々しいわね勝手に計画立ててこんな 贅沢するなんて今月分の援助返してほしい わわかりましたそこまでおっしゃるなら 今日の分ははるかさんは自分たちの文だけ 出してください えはかさんとお子さん2人分だけでいい ですよ大人1万1000円子供は半額なの で合計で3万円ですね両親の分は予定通り うちが出すのでお構いなく3万円って予定 通りってどういうことお父さんが出すん じゃお金を請求された途端はるかの顔色が 悪く なる自分のお祝いに自分でお金を出す人が いますか私たち夫婦からの父へのですよ もちろん僕の稼ぎかもしれないけれど家族 の笑顔を見るためなら全然惜しくないので あともそんな風に言ってくれて私は にっこりと笑うその時個室のドアが コンコンコンとノックされて兄が入って くる遅くなって ごめんあなたなんでここに明らかにはかの 顔色が悪 とこがお祝いに実家に来るって言うからさ たまたま休みが2日間取れたから飛行機に 乗って帰ってきたんだはるかさん兄の分 すっかり忘れていました4万5000円で お願いし ます何の話 だ今日の食事代はうちが全額出すつもり だったんだけどはるかさんが自分のとの分 は自分で出すって言うから 私が兄にそう告げるとはるかは悔しそうに 唇を噛んで私を睨みつけて くるそうかじゃあ俺たちはまた何かお祝い するよ兄が来たことによってその場は 和やかになって両親は言いたいことが たくさんあるような顔をしていたが とりあえず美味しい食事をみんなで堪能し たただはかだけは顔色が

悪いそして食事会が終わりみんなで家に 帰ろうとした時に明らかにはるかの元気が ないあの散らかり放題の家を兄に見られ たくないのだろう黙ってみんなの一番後ろ をついて歩いてくる子供たちは久しぶりの 父親に大喜びで抱きついたりぶら下がっ たりと兄は大変そう だ家ににつきドアを開けると案の定兄の目 がまんまるになる玄関を開けるなり3輪車 が横倒しで放り込まれて いる兄は無言で3輪車を拾い上げると外へ と持っていき元々の置き場所の軒下に丁寧 に置くやっと靴を脱ぐ場所ができて中に 入るとおもちゃが点々と散らばっているし リビングには折り紙やらクレヨンやらが 散乱している昨日の参上を見ていたので ある程度予想はしていたがあんなに頑張っ て大掃除した後とは思えないほどの 散らかり用だ朝から忙しくてさあ息子たち まずはお片付けだよお客様が来ているのに これだけ散らかっているのは恥ずかしいな 父親の声に子供たちが片付けを 始める兄は荷物を持って自分たち夫婦の 部屋に向かいドアを開けるとそのまま 固まってしまっ たはるかの顔は真っ青だ悪いと思いつつも 好奇心には勝てず兄の横から部屋をこそっ と 覗くそこにははかの服があり一面散乱して いて小さな丸テーブルの上にはお菓子の袋 や殻のペットボトルがいくつも放置されて いる言葉通り足の踏み場もない状態だこれ は 一体育児が忙しくて片付ける暇がないのよ お母さんは片付け手伝ってくれないし私 1人で頑張ってたんだけどどうしても疲れ が溜まってしまっ てそんなことを言うはかの頬に一筋の涙 がぼ 両親はらっとした顔をして いる兄はそんなはかに声をかけることもせ ず荷物をリビングに置くと家中の部屋を 確認していくドアを1つ開けるたびに どんどん顔が険しくなっているのが わかる兄のあまりにもピリピリした雰囲気 に誰も声をかけることができ ない兄はリビングのソファーに座り散乱し ている子供服を1枚1枚丁寧に畳んでいく 片付けろ冷たい声で一言はるかに告げると はるかは青ざめた顔でゴミ袋を片手に 片付けを始め た私たちは兄に2時間待ってくれと言われ て仕方なくコーヒーを入れて両親の部屋で 過ごした両親のの部屋はやはり綺麗に整理 整頓されていて娘は畳の上をハイハイして

喜んでいた2時間後兄に呼ばれてリビング へ行くとだいぶ綺麗に片付けられていた きっと他の部屋も片付けたのだろう兄夫婦 は随分疲れたように 見える子供たちはぐっすりとお昼寝中の よう だ兄は立ち上がり両親に向かって頭を 下げる父さん母さんごめんなさい昨日とこ から連絡もらうまで家の状況を全く把握し てなかったはるかが父さんに怒られた時も 本当は不思議だったんだ何でもないのに 怒る人じゃないって分かっていたからでも はるかの言葉をうみにして父さんと母さん に怒ってしまった片付けができてないのは 子育てしてたら仕方ないじゃないお母さん はできる人だけど私は苦手なのよ幼稚園の 送り迎えも苦手なのか息子のお弁当を作る ことも全部母さんに任せきりと聞いたし 大体毎日働いているわけでもないのにどこ に行ってるんだ毎月渡してる生活費は何に 使ってるんだその言葉になぜか母が驚いた 顔をしているそれはそうだろう母は兄に 一切何も知らせていないから日常生活を 知っていることにびっくりしたようだ 何それ私ちゃんとしてるよお母さんの嫁 いびりをあなたに嘘のこと言ってるわ 母さんからは何も聞いてないよもちろん 父さんからもじゃあなんでそんなこと言う の私です今朝地元の友達にあって子供が 幼稚園に通ってるって言うからおっこが いるんだって話になっていつもおばあ ちゃんが送り迎えしてるところねって言わ れたから詳しく話を聞いたんです何勝手な ことしてくれてるのよそれだけじゃない ですよはるかさん随分クリーニング屋の 息子さんと親しいみたいですね えはるかの目が見開かれてやばいという 表情になった不思議なことに兄と付き合っ ていた頃に兄がいないのにはかさんを目撃 した人がたくさんいるんですよ クリーニング屋の息子さんと仲良く手を ついで歩いていたそうじゃないですか地元 の人たちは兄と結婚が決まった時は相当 驚かれたみたいです よはるかがどうしてもうちの実家で同居し たいって言っていたのは浮気相手に会う ためだったんだな俺が仕事で忙しいから 1人じゃ不安って言うから実家に頼み込ん だのにち 違うはるかはなんとかごまかそうとして いるのか小さな声で誤解なのとつぶやき 続けて いる良くも悪くもここは田舎なので常に どこかから見られているんですよご近所が みたいなもので他の地域から来て男の人と

食事をしたり手をついだりしているはるか さんはとても目立っていたみたい ですほらと言って私は携帯電話を兄夫婦に 見せたそこにははかの浮気の証拠写真が 大量にあった証拠が欲しいと言った私に 友人たちが早速送ってくれたのだが大量 すぎてまだ全部見切れてい ないさっきはるかさんが実家に援助して るって言ってたけどどういう ことそれが分からなくて兄に聞くと兄は 驚いた顔を する援助なんてしてないよただ同居させて もらうのに家賃とか食費とかそれ以外にも お金がかかるし生活費として入れさせて もらってるだけだよ父さんも母さんも あんまり受け取ってくれないけど一応生活 費として月20万円を毎月はるかに送金し てたんだ15万円は実家に渡すようにって でも渡してないよなそそれは月15万円は 多いかなって思ってたの子供にお金も かかるししばらく貯金しようかなって じゃあその貯金はどこにあるん だきっと浮気相手と使っていたのだろう母 もやっと思いを開き生活費をもらっていた のは同居始めてから兄が初月に手渡しした 時だけということが分かった兄は何度も 同居辞めて単身不妊先に来てほしいと言っ たそうだがはるかはお母さんが近くにいて くれると安心すると言って聞かなかった そう だあ兄夫婦はもちろん離婚することが 決まって兄は慰謝料と浮気相手に使った 生活費の変換を請求したそうだ2人の息子 はよく見るとどことなくクリーニング屋の 息子に似ているような気がしてDNA鑑定 することが決まったご近所さんでは浮気 相手の子だろうと以前から噂になっていた ようだ両親はもう同居はこりごりと言って 今の広い家は小さな平屋に建てることを 決めた元々母は祖父母との同居で苦労をし てきたから自分は嫁とは同居しないと決め ていたのに長男夫婦が転がり込んできて 困っていたそうだこれに関しては兄は他の 兄弟からとても怒られていたはかが兄と 結婚した理由はやはりだったクリーニング 屋の息子は浪費癖がありお金がないが都会 に働きに出ている兄は稼いでいるだろうと 狙いをつけた そうその後はかはクリーニング屋の息子と 結婚するのかと思いきや振られたそうだ あちらもお金目当てなだけではるかに本気 ではなかったそう泣く泣く実家に帰った はるかは親に立て替えてもらったのか慰謝 料を一括で払い込みDNA鑑定の結果兄の 子ではなかったことと毎日仕事が忙しくて

辛いことだけを告げて連絡が取れなくなっ たと兄から聞い た兄は血が繋がっていなかったとはいえ 子供たちと離れ離れになったことに寂し そうだでも元はといえば兄の女性を見る目 のなさから始まったこだし 仕方ないただ娘を両親に見せたかっただけ なのに思いもかけない事態に巻き込まれて しまったけれど娘を抱いた両親のとても 嬉しそうな笑顔や兄に買ってもらった おもちゃで楽しそうに遊ぶ娘を見ていると やっぱり来て良かったなと 思う秋とありがとう家族の笑顔を大切にし てくれて当たり前だ よそう言ってくれて私たちは微笑みあった 一番そばにいてくれる人を大切にしないと 幸せになんてなれるはずがない私は改めて 家族の笑顔を大切にしようと心に誓っ [音楽] た

【スカッと☆総集編】父の豪邸を乗っ取った兄夫婦が私と両親を追い出した。兄嫁「金も置いてけ!年寄りは連れてけ!」私「え、そんな…」→直後、父「うまく行ったな」母「そうね」とニヤリ。私「え?」実は【修羅場

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